JP2021121607A - アリ忌避組成物、及びこれを用いたアリ忌避製品 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、アリ類は、家屋内に侵入したり、危害を与えたりしなければ必ずしも駆除の必要がないとの声も聞かれる。更に、特定外来生物であるアリを駆除するために殺虫剤を多用すれば在来アリも殺してしまうことの問題点も指摘されている。このため、アリ類を駆除するのではなく、家屋の入り口や周辺等に予めアリ忌避剤を施用してアリ類を近づけない方法も模索されているのが現状である。
また、特許第5840477号公報(特許文献2)は、トリシクロデセニルアセテート、トリシクロデセニルプロピオネート、トリシクロデセニルイソブチレート、テトラヒドロゲラニオール、フェネチルイソアミルエーテル、ジヒドロインデニル−2,4−ジオキサン、マグノラン、及びルバフランから選ばれる1種又は2種以上をアリ忌避成分として含有するアリ防除剤を開示する。このアリ防除剤は、アリ忌避成分として比較的揮散性の低い香料成分を使用し、家屋の入り口や周辺等に施用するような場面では、1週間以上にわたりクロヤマアリ、アミメアリ等の在来アリ類を忌避させることができる反面、即効的な空間忌避効果を目的とするものではなかった。
このように、今般問題となっているヒアリやカミアリ等の特定外来生物に指定されているアリを含め、アリ類に対して十分実用的な空間忌避効果を奏するアリ忌避組成物、及びこれを用いたアリ忌避製品は未だ得られていないのが現状である。
(1)アリ忌避成分として、(a)総炭素数が8〜16の炭化水素アルデヒド類及び/又は炭化水素ケトン類から選ばれる1種又は2種以上と、(b)総炭素数が8〜12のモノテルペン系アルコール類及び/又は芳香族アルコール類から選ばれる1種又は2種以上とを、(a)/(b)=0.1/1〜10/1の配合比率で含有するアリ忌避組成物。
(2)前記(a)総炭素数が8〜16の炭化水素アルデヒド類及び/又は炭化水素ケトン類は、デカナール、ウンデカナール、ドデカナール、2−メチルウンデカナール、トリデカナール、10−ウンデセナール、シトラール、ネラール、フェニルアセトアルデヒド、シンナミックアルデヒド、α−アミルシンナミックアルデヒド、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、リリアール、ペリルアルデヒド、トリベルタール、クミンアルデヒド、ヘリオトロピン、トリデカノン、l−カルボン、メントン、プレゴン、シス−ジャスモン、ジヒドロジャスモン、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、α−イオノン、β−イオノン、2−ペンチルシクロペンタノン、2−ヘキシルシクロペンタノン、2−ヘプチルシクロペンタノン、メチルベンジルケトン、メチルスチリルケトンであり、
前記(b)総炭素数が8〜12のモノテルペン系アルコール類及び/又は芳香族アルコール類は、リナロール、デヒドロリナロール、ゲラニオール、ネロール、シトロネロール、メントール、テルピネオール、テルピネン−4−オール、イソプレゴール、ボルネオール、1−フェニルエチルアルコール、2−フェニルエチルアルコール、チモール、オイゲノールである(1)に記載のアリ忌避組成物。
(3)アリ忌避成分として、(c)総炭素数が8〜16の炭化水素エステル類から選ばれる1種又は2種以上を更に含有する(1)又は(2)に記載のアリ忌避組成物。
(4)前記(c)総炭素数が8〜16の炭化水素エステル類は、デシルアセテート、リナリルアセテート、ゲラニルアセテート、シトロネリルアセテート、メンチルアセテート、テルピニルアセテート、ネピルアセテート、p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、トリシクロデセニルアセテート、トリシクロデセニルプロピオネート、トリシクロデセニルイソブチレート、フェニルエチルアセテート、スチラリルアセテート、シンナミルアセテート、シンナミルプロピオネート、アリルヘキサノエート、アリルヘプタノエート、メチルベンゾエート、エチルベンゾエート、3−ヘキセニルベンゾエート、ベンジルベンゾエート、メチルシンナメート、エチルシンナメート、メチルサリシネート、エチルサリシネート、アミルサリシネート、メチルジャスモネート、メチルジヒドロジャスモネートである(3)に記載のアリ忌避組成物。
(5)更に、アリ忌避増強成分として、ディート、イカリジン、及びブチルアセチルアミノプロピオン酸エチル(以下、IR3535と略す)から選ばれる1種又は2種以上を含有する(1)ないし(4)のいずれか1に記載のアリ忌避組成物。
(6)実質的に殺虫成分を含有しない(1)ないし(5)のいずれか1に記載のアリ忌避組成物。
(7)前記アリは、ヒアリ又はカミアリである(1)ないし(6)のいずれか1に記載のアリ忌避組成物。
(8)(1)ないし(7)のいずれか1に記載のアリ忌避組成物を用い、液状製剤又は固形剤に調製してなるアリ忌避製品。
(9)前記固形剤は、前記アリ忌避組成物を含有させた担持体からアリ忌避成分を空間に揮散させてアリに対する忌避効果を奏し得るようになしたものである(8)に記載のアリ忌避製品。
(10)前記担持体は、プラスチック樹脂フィルム又は成形体、もしくはシリコーンゴム成形体である(9)に記載のアリ忌避製品。
(11)前記アリは、ヒアリ又はカミアリである(8)ないし(10)のいずれか1に記載のアリ忌避製品。
なお、本発明においては、精油として配合されたとしても、前記アリ忌避成分が精油中に5質量%以上含まれる場合、個々のアリ忌避成分として配合されたものと定義する。
その具体的代表例(20℃における蒸気圧を併記)としては、プロピレングリコール(10.7Pa)、ジプロピレングリコール(1.3Pa)、トリプロピレングリコール(0.67Pa)、ジエチレングリコール(3Pa)、トリエチレングリコール(1Pa)、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール(6.7Pa)、ベンジルグリコール(2.7Pa)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(3Pa)、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、及びトリプロピレングリコールモノメチルエーテルがあげられ、なかんずく、ジプロピレングリコールが本発明の目的に合致する。
なお、忌避効果持続成分の配合量としては、前記アリ忌避成分の0.2〜10倍程度が適当である。
かかる機能性成分のうち、蚊に対する忌避成分であるディート、イカリジン、IR3535は、アリ忌避成分と混用することによってそのアリ忌避効果を増強させ得ることが認められた。一方、殺虫成分としては、常温揮散性ピレスロイド系のエムペントリン、トランスフルトリン、メトフルトリン、プロフルトリン等が好適な代表例としてあげられるが、本発明の趣旨に照らし、配合するとしても極力微量に留めるのが好ましい。また、消臭成分としては、イネ科、ツバキ科、イチョウ科、モクセイ科、クワ科、ミカン科、キントラノオ科、カキノキ科の中から選ばれる植物抽出物が代表的である。更に、「緑の香り」と呼ばれる青葉アルコールや青葉アルデヒド等を添加してリラックス効果を付与することもできる。
なお、アリ忌避組成物を、例えば、マイクロカプセル化したり、サイクロデキストリン化して当該組成物の安定化を図ったり、アリ忌避成分の揮散性を調節することも可能である。
その剤型としては、スプレーの形態で用いられる液剤、乳剤、水溶剤、マイクロエマルジョンやエアゾール等の液状製剤と、粉剤、粒剤、ベイト剤等の固形剤があげられる。そして、かかるアリ忌避製品を製するにあたっては、必要に応じ、溶剤、界面活性剤、可溶化剤、ゲル化剤、分散剤、安定化剤、pH調整剤、着色剤等を適宜配合してもよい。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン高級アルキルエーテル類(ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル等の非イオン系界面活性剤や、ラウリルアミンオキサイド、ステアリルアミンオキサイド、ラウリル酸アミドプロピルジメチルアミンオキサイド等の高級アルキルアミンオキサイド系界面活性剤を例示することができる。
また、ゲル化剤としては、ポリビニルアルコール、アルギン酸、カラギーナン等が適宜用いられる。
ここで担持体としては、木粉、小麦粉等の各種植物質粉末、紙、織布、不織布等の基布、ビスコパール等の多孔質有機成形体、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、珪石、珪砂、セラミックス等の無機担持体、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン/メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、スチレン系ジブロックポリマー、スチレン系トリブロックポリマー、熱可塑性プラスチックエラストマー(TPE、TPO)等から構成されるプラスチック樹脂フィルム又は成形体、シリコーンゴム等があげられるが、これらに限定されない。
これらのうち、担持体としてプラスチック樹脂フィルム又は成形体、もしくはシリコーンゴム成形体を用いて調製した固形剤は、アリ類に対して効率的に優れた空間忌避効果を奏し、有用性が高いアリ忌避製品の一つである。
なお、担持体にアリ忌避組成物を含有させる固形剤においては、1回あたり8〜12時間使用の忌避製品の場合、アリ忌避組成物を担持体あたり10〜50mg、一方、15〜30日使用の忌避製品にあっては100〜2000mg程度含有させればよい。
アリ忌避組成物を担持体に含有させるに際しても、必要に応じて溶剤や界面活性剤等を添加し、従来公知の方法を適宜採用することができる。例えば、担持体が不織布の場合、アリ忌避組成物を薬液分注方式や塗布方式によって担持させてもよいし、あるいはパラフィンワックスと共に包埋させるようにしても構わない。
また、プラスチック樹脂フィルム又は成形体、もしくはシリコーンゴム成形体等にこれを担持させるにあたっては、本発明のアリ忌避組成物が揮散性のため高温下での混合工程は避け、薬液分注方式や塗布方式を採用したり、アリ忌避組成物を必要に応じ溶剤と共に噴霧又は滴下して成形体に浸透させる方式が適当である。あるいは、高濃度にアリ忌避組成物を含有させたシリコーンゴム成形体と無処理のシリコーンゴム成形体を密閉容器中に混在させ、適当時間放置してシリコーンゴム成形体全体に亘ってアリ忌避組成物濃度を平均化させる方法によっても本発明のアリ忌避製品を製造可能である。
一方、上記担持体がプラスチック樹脂成形体やシリコーンゴム成形体の場合、足バンドとして足首や靴等に巻装したり、当該成形体をクリップのような固定具で靴等に装着して使用すれば効果的であるし、また、担持体がシールのような場合、フィルム状担持体の下面に粘着層を設けズボンの下部や靴等に貼付して用いるのが便利である。
[忌避効力試験−1]
供試薬液0.5mLを直径9cmの濾紙に滴下し、風乾後この濾紙を半分に切断した。この半面と無処理濾紙の半面を重ならないように直径9cmのガラスシャーレに置いた。ガラスシャーレの内壁にタルクを塗り、トビイロシワアリ50匹又はヒアリ50匹を放し、5分後、ならびに2時間後に処理面及び無処理面にいる虫数を数え、下式に従って忌避率を求めた。結果を表2に示す。
忌避率=[(無処理面の侵入虫数−処理面の侵入虫数)/供試虫数×100]
これに対し、本発明が規定するアリ忌避組成物以外を用いた比較例では、アリ忌避効果が十分と言えないばかりか、ヒアリに対するアリ忌避効果はトビイロシワアリを対象とする場合よりも劣る傾向が認められた。
[忌避効力試験−2]
20cm角のタイルに供試アリ忌避製品を1m2あたり20mLになるように滴下した。このタイルの中央に誘引剤として3%ショ糖水溶液を含浸させた脱脂綿を置き、在来アリ又は特定外来生物であるアリが生息する草むらに設置した。設置直後、及び設置3日後に、誘引剤に集まったアリを数え、アリ忌避効果を調べた。結果を表4に示す。
評価基準(集まったアリ数);
0匹;◎、 1〜5匹;○〜◎、 6〜10匹;〇、 11〜20匹;△、
21〜30匹;×〜△、 31匹以上;×
別途、本発明21につき、勝手口や玄関のスペースに1m2あたり約20mL噴霧処理したところ、7日間にわたりアリ類の家屋内への侵入は見られなかった。また、処理した所から少し離れた場所に死亡したクロヤマアリやアミメアリが何個体か観察され、アリ忌避成分の忌避効果に加え、殺虫成分であるエムペントリンの作用が覗えた。
このアリ忌避組成物の30mgを、担持体としてのリング状シリコーンゴム(1.6g)に含有させ、リストバンド形態の本発明のアリ忌避製品を得た。
このリストバンドを2本ずつ両足首に巻装して外出したところ、8〜12時間にわたり、アリ類だけでなく、ワラジムシ、ダンゴムシ等の各種匍匐害虫や、蚊、ブユ、ハチ類、ユスリカ等の各種飛翔害虫、更にはヤマヒル等に煩わされることがなく、実用的な忌避効果が確認された。
Claims (10)
- アリ忌避成分として、(a)総炭素数が8〜16の炭化水素アルデヒド類及び/又は炭化水素ケトン類から選ばれる1種又は2種以上と、(b)総炭素数が8〜12のモノテルペン系アルコール類及び/又は芳香族アルコール類から選ばれる1種又は2種以上とを、(a)/(b)=0.1/1〜10/1の配合比率で含有し、
前記(a)総炭素数が8〜16の炭化水素アルデヒド類及び/又は炭化水素ケトン類は、デカナール、ウンデカナール、ドデカナール、2−メチルウンデカナール、トリデカナール、10−ウンデセナール、シトラール、シンナミックアルデヒド、α−アミルシンナミックアルデヒド、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、リリアール、ペリルアルデヒド、トリベルタール、クミンアルデヒド、ヘリオトロピン、l−カルボン、メントン、プレゴン、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、2−ヘプチルシクロペンタノン、メチルベンジルケトン、又はメチルスチリルケトンであり、
前記(b)総炭素数が8〜12のモノテルペン系アルコール類及び/又は芳香族アルコール類は、デヒドロリナロール、メントール、ボルネオール、1−フェニルエチルアルコール、又は2−フェニルエチルアルコールであるアリ忌避組成物。 - 更に、アリ忌避成分として、(c)総炭素数が8〜16の炭化水素エステル類から選ばれる1種又は2種以上を含有する請求項1に記載のアリ忌避組成物。
- 前記(c)総炭素数が8〜16の炭化水素エステル類は、メンチルアセテート、テルピニルアセテート、ネピルアセテート、フェニルエチルアセテート、スチラリルアセテート、シンナミルアセテート、シンナミルプロピオネート、アリルヘキサノエート、アリルヘプタノエート、メチルベンゾエート、エチルベンゾエート、3−ヘキセニルベンゾエート、ベンジルベンゾエート、メチルシンナメート、エチルシンナメート、メチルサリシネート、エチルサリシネート、アミルサリシネート、メチルジャスモネート、又はメチルジヒドロジャスモネートである請求項2に記載のアリ忌避組成物。
- 更に、アリ忌避増強成分として、ディート、イカリジン、及びブチルアセチルアミノプロピオン酸エチルから選ばれる1種又は2種以上を含有する請求項1〜3の何れか一項に記載のアリ忌避組成物。
- 実質的に殺虫成分を含有しない請求項1〜4の何れか一項に記載のアリ忌避組成物。
- 前記アリは、ヒアリ又はカミアリである請求項1〜5の何れか一項に記載のアリ忌避組成物。
- 請求項1〜6の何れか一項に記載のアリ忌避組成物を用い、液状製剤又は固形剤に調製してなるアリ忌避製品。
- 前記固形剤は、前記アリ忌避組成物を含有させた担持体からアリ忌避成分を空間に揮散させてアリに対する忌避効果を奏し得るようになしたものである請求項7に記載のアリ忌避製品。
- 前記担持体は、プラスチック樹脂フィルム又は成形体、あるいはシリコーンゴム成形体である請求項8に記載のアリ忌避製品。
- 前記アリは、ヒアリ又はカミアリである請求項7〜9の何れか一項に記載のアリ忌避製品。
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