JP2021187351A - Erroneous pedaling accident prevention device - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、踏み間違え事故防止装置に関する。 This disclosure relates to an accident prevention device for mistaken stepping.
車両のような走行体で加速操作用のアクセルペダルと制動操作用のブレーキペダルを共に右足で操作する構成の場合、制動操作の際にアクセルペダルをブレーキペダルと誤って踏んで車両を急加速させ、建物に衝突させる踏み間違え事故が生じる場合がある。 In the case of a vehicle-like vehicle in which the accelerator pedal for acceleration operation and the brake pedal for braking operation are both operated with the right foot, the accelerator pedal is mistakenly stepped on as the brake pedal during braking operation to suddenly accelerate the vehicle. , There may be a mistake in stepping on a building.
一方でアクセルペダルとブレーキペダルは踏む目的が異なるため踏み込みの際の速度や時間等の踏力が異なる。そのためアクセルペダルの踏力を検出してブレーキペダルと同じ踏力の場合に踏み間違えと判断して走行を停止することで、踏み間違え事故を防止する装置がある。 On the other hand, since the accelerator pedal and the brake pedal have different purposes, the pedaling force such as speed and time at the time of depression is different. Therefore, there is a device that prevents an accident due to a mistake in stepping by detecting the stepping force of the accelerator pedal, determining that the pedaling force is the same as that of the brake pedal, and stopping the running.
例えば特許文献1、2ではアクセルペダルの踏み込み速度や加速度が閾値以上になるとブレーキペダルと踏み間違えたと判断して駆動機構の出力カットや踏み込みを無効にしている。特許文献3ではアクセルペダルがキックダウンスイッチを押すと制動操作を行っている。
For example, in
特許文献1〜3に記載の構造は踏み間違えと判断される踏力の閾値が一定であるが、車両走行に適切なアクセルペダルの踏力は車重により異なる。そのため、積載の有無で車重が変わった場合、実際に踏み間違えが生じた際の踏力と、踏み間違えと判断される踏力の閾値にずれが生じ、踏み間違えの誤認識や、踏み間違えを認識できない場合があった。
In the structures described in
本開示は上記課題に鑑みてなされたもので、踏み間違えの検出精度が従来よりも高い踏み間違え事故防止装置の提供を目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a misstep accident prevention device having a higher accuracy of misstep detection than before.
上記の目的を達成するための本開示の一態様は、走行体のアクセルペダルの踏力を検出する検出部と、前記検出部が検出した踏力が所定の踏力閾値を超えるとブレーキペダルと間違えて前記アクセルペダルが操作されたと判断し、前記走行体の駆動機構の出力を下げる制御部を備える踏み間違え事故防止装置であって、前記走行体が貨物を積載した積車か、貨物を積載しない空車かを示す積載状態を取得する積載状態取得部を備え、前記制御部は、前記積載状態取得部から前記積載状態を取得し、取得した前記積載状態が積車の場合は空車の場合よりも前記踏力閾値を大きい値に設定することを特徴とする。 One aspect of the present disclosure for achieving the above object is a detection unit that detects the pedal effort of the accelerator pedal of a traveling body, and the brake pedal is mistaken for a pedal force when the pedaling force detected by the detection unit exceeds a predetermined pedaling force threshold. It is a misstep accident prevention device equipped with a control unit that determines that the accelerator pedal has been operated and lowers the output of the drive mechanism of the traveling body, and whether the traveling body is a loaded vehicle loaded with cargo or an empty vehicle loaded with cargo. The control unit is provided with a load state acquisition unit that acquires the load state indicating the above, and the control unit acquires the load state from the load state acquisition unit, and when the acquired load state is a loaded vehicle, the pedaling force is higher than that of an empty vehicle. It is characterized in that the threshold value is set to a large value.
本開示では踏み間違えの検出精度が従来よりも高い踏み間違え事故防止装置を提供できる。 In the present disclosure, it is possible to provide a misstep accident prevention device having a higher accuracy of misstep detection than before.
以下、図面に基づき本開示の実施形態を詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present disclosure will be described in detail with reference to the drawings.
まず図1を参照して本開示の実施形態に係る踏み間違え事故防止装置1を備える走行体の概略構成を説明する。ここでは走行体としてトラック100を例示する。図1に示すようにトラック100は駆動機構11、アクセルペダル3、及び踏み間違え事故防止装置1を備える。
First, with reference to FIG. 1, a schematic configuration of a traveling body including the misstep
駆動機構11は走行体を走行させる機構である。具体的には駆動機構11は動力を生成するエンジン、エンジンが生成した動力を適切な回転数とトルクに変換する変速機、変速機の動力を駆動輪に伝達するドライブシャフト、駆動輪、及びエンジンと変速機の間の動力を断接するクラッチを含む。アクセルペダル3は走行体を加速する指令を出す際に運転手が操作するスイッチであり、ここではキャブ内の運転席の床面に設置された足踏み式のスイッチである。
The
図2及び図3に示すようにアクセルペダル3はペダル支持ブラケット13、ペダル17、回転フレーム19、及び固定ブラケット25を備える。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
ペダル支持ブラケット13はペダル17を運転席の床面に固定する部材であり、床面に設置された板材である。ペダル17は運転手がアクセルペダル3を操作する際に踏む踏板であり、下端がペダル支持ブラケット13にペダル軸17aで軸支されている。ペダル軸17aは軸方向がトラック100の車幅方向に平行な軸であり、運転手がペダル17を踏み込むと、ペダル17はペダル軸17aを中心に図2のA1の向き、つまりトラック100の前方に回転する。
The
回転フレーム19はペダル17が踏み込まれるとペダル17に押されて回転する部材であり、可動ブラケット27及びリンク棒23を備える。可動ブラケット27はペダル17が踏み込まれるとブラケット軸21を中心にペダル17の回転する向きと逆向きに回転する部材であり、運転室内でペダル17の上方で、かつペダル17よりトラック100の前方に設けられる。ブラケット軸21は軸方向がペダル軸17aと平行であり、図示しないバネ等の付勢部材で図2のA1の向きに回転する力が常に加えられる。リンク棒23はペダル17が踏まれた際の回転力を回転フレーム19に伝達する棒であり、可動ブラケット27からペダル17に向け突き出され、下端がペダル17の下面に接触する。固定ブラケット25は回転フレーム19を回転可能に保持する部材であり、ブラケット軸21が固定される。
The rotating
この構造ではペダル17が踏み込まれるとペダル17はペダル軸17aを中心に図2のA1の向きに回転し、リンク棒23を押し下げる。この力がブラケット軸21の付勢部材の力を上回ると可動ブラケット27がブラケット軸21を中心にA2の向きに回転する。この回転角に応じて駆動機構11のエンジンの出力が決定される。図2及び図3に示すアクセルペダル3は回転角を検出するアクセル開度センサ5aが設けられ、検出した回転角をアクセル開度信号としてエンジンを制御するコンピュータであるECU(Engine Control Unit)に送信する。ECUはアクセル開度信号に基づき所望の加速度が得られる燃料噴射量でエンジンを駆動する。
In this structure, when the
図1に示す踏み間違え事故防止装置1はトラック100に搭載されており、検出部5、制御部9、積載状態取得部9a、及びキックダウンスイッチ7を備える。
The misstep
検出部5はアクセルペダル3の踏力を検出する装置である。踏力とは、運転手がアクセルペダル3を踏む際の踏み込み速度や踏み込み時間等の踏み足の移動に係る物理量を意味する。
The
運転手がアクセルペダル3を踏み込む場合とブレーキペダルを踏み込む場合では踏力が異なる。具体的には図4の時刻T0〜T1´までの「通常のアクセル操作」に示すようにアクセルペダル3は特に発進時に急発進を避けるため、踏み込み深さを急激に深くしない。よってブレーキペダルよりも踏み込み速度が遅い。一方でブレーキペダルは制動距離をなるべく短くするために、図4の時刻T0〜T1までの「ブレーキ操作」に示すように、なるべく速く踏み込み深さを大きくする。よってアクセルペダル3よりも踏み込み速度が速い。
The pedaling force differs depending on whether the driver depresses the
また、アクセルペダル3は、アクセル開度が最大となる踏み込み量で踏み続ける所謂「ベタ踏み」をしなくてもトラック100を所望の速度で走行させられるので、通常はベタ踏みをしない。一方でブレーキペダルは制動を続けるために、図4の時刻T1〜T1´までの「ブレーキ操作」に示すようにベタ踏みをする場合がある。
Further, since the
そのため、アクセルペダル3を踏み込んだ場合に踏み込み速度や踏み込み時間が図4の「ブレーキ操作」が示す状態にある場合は、ブレーキペダルと間違えてアクセルペダル3を踏んでいる可能性が高い。そこで、検出部5がアクセルペダル3の踏力を検出することで、アクセルペダル3をブレーキペダルと踏み間違えているか否かを検出できる。
Therefore, if the depression speed or depression time is in the state shown by the "brake operation" in FIG. 4 when the
図1の検出部5はアクセル開度センサ5aである。アクセル開度センサ5aは踏み込み深さが深くなるほどアクセル開度信号としての電圧が大きくなる。つまりアクセル開度が大きいほど高電圧を出力する。そのため、電圧上昇速度から踏み込み速度を検出できる。
The
また、アクセル開度センサ5aは電圧が最大値の時点がベタ踏みであるため、電圧が最大値で維持された時間からベタ踏みの時間も検出できる。
Further, since the
このように既存のアクセル開度センサ5aで踏力を検出する構成とすれば、踏力を検出するためのロードセルや速度センサ等を検出部5として別途設ける必要がない。
As described above, if the existing
制御部9は検出部5が検出した踏力が所定の踏力閾値を超えるとブレーキペダルと間違えてアクセルペダル3が操作されたと判断し、トラック100の駆動機構11の出力を下げる指令を出すコンピュータである。ここではECUが制御部9を兼ねるが、制御部9はECUと別の装置でもよい。制御部9はアクセル開度センサ5aと電気的に接続され、アクセル開度信号が出力される。制御部9は駆動機構11にも電気的に接続され、出力を下げる指令を駆動機構11に送信できる。出力を下げる指令とは、トラック100の駆動輪に伝達される出力を下げる指令を例示できる。具体的にはエンジンの燃料噴射量を減らしたり0にしたりする出力カット指令が挙げられるが、クラッチを切る指令でもよい。
The
踏力閾値はブレーキペダルと間違えてアクセルペダル3を踏み込んだと判断される踏力の下限値であり、ここではブレーキペダルと間違えてアクセルペダル3を踏み込んだ場合の踏み込み速度の下限、又はベタ踏み時間の下限である。踏み込み速度の下限を踏力閾値とする場合、制御部9は、アクセル開度センサ5aから取得したアクセル開度を示す電圧の上昇速度が予め定められた速度閾値を超えた場合に踏力が踏力閾値を超えたと判断する。
The pedaling force threshold value is the lower limit of the pedaling force that is determined to be depressing the
このように、アクセル開度を示す電圧の上昇速度を踏み込み速度として検出することで、アクセルペダル3の踏み込み速度を速度センサ等で実測しなくても踏み込み速度が速度閾値を超えているか否かを制御部9が判断できる。
In this way, by detecting the rising speed of the voltage indicating the accelerator opening as the stepping speed, it is possible to determine whether or not the stepping speed exceeds the speed threshold value without actually measuring the stepping speed of the
速度閾値は、アクセルペダル3を操作する場合と、ブレーキペダルを操作する場合の踏み込み速度を実測し、ブレーキペダルを操作する際の踏み込み速度の範囲内で、かつアクセルペダル3を操作する際の踏み込み速度の範囲外となる値を用いればよい。
The speed threshold is measured by measuring the depression speed when operating the
ベタ踏み時間の下限を踏力閾値とする場合、制御部9は、アクセル開度センサ5aから取得したアクセル開度を示す電圧が予め定められた上限値で、かつ予め定められた所定の時間閾値を経過した場合も、踏力が踏力閾値を超えたと判断する。
When the lower limit of the solid stepping time is set as the pedaling force threshold value, the
このようにアクセル開度を示す電圧が上限値に達した時間が時間閾値を経過した場合に踏力閾値を超えたと判断することで、アクセルペダル3のベタ踏み時間を実測しなくてもベタ踏み時間が時間閾値を超えているか否かを制御部9が判断できる。
By determining that the pedaling force threshold has been exceeded when the time when the voltage indicating the accelerator opening reaches the upper limit value has passed, the solid depression time of the
時間閾値は、アクセルペダル3をベタ踏みする場合と、ブレーキペダルをベタ踏みする場合の踏み込み時間を実測し、ブレーキペダルを操作する際のベタ踏み時間の範囲内で、かつアクセルペダル3を操作する際のベタ踏み時間の範囲外となる値を用いればよい。
The time threshold is measured when the
ただし、ベタ踏み時間で踏み間違えを判定すると、坂道運転/発進時、あるいは雪道・砂地・泥濘でのスタックから脱出する際のアクセルペダル3のベタ踏みを踏み間違えと判断する可能性がある。そのためベタ踏み時間で踏み間違えを判定する場合、制御部9はトラック100が所定の傾斜角以上の上り坂に位置する場合は踏み間違えを判定しないことで、坂道運転/発進時のアクセル操作を踏み間違えと判断するのを防止できる。所定の傾斜角とはブレーキを踏まなくても車両が後退しない程度の角度であり、ESC(Electronic Stability Control)等で取得できる。また、駆動機構11の駆動輪が空転している場合、制御部9が踏み間違えを判定しないことで、スタックから脱出する際のアクセル操作を踏み間違えと判断するのを防止できる。空転の検出はASR(Anti-Spin Regulator)の空転判定を取得するか、車輪速と車速の差が予め定められた所定の値以上の場合に空転と判断すればよい。
However, if it is determined that the stepping error is based on the solid stepping time, it may be determined that the
積載状態取得部9aは積載状態を取得する装置であり、制御部9に電気的に接続されて積載状態を示す信号を制御部9に出力する。積載状態取得部9aの具体的な構造は、トラック100のサスペンションコンポーネントに設置して、角度振れから積載重量を検出する加速度センサやエアサスペンションベローズの内圧から積載重量を検出する圧力センサが挙げられる。また制動制御ユニットが車重や重心の変化に応じて制動力を制御する機能を有している場合、重量情報を取得しているため、この制動制御ユニットで取得した重量情報を利用してもよい。この場合は制動制御ユニットが積載状態取得部9aになる。あるいは積載状態取得部9aは積載重量を測定する装置ではなく、運転手が積車か空車かを手動で入力するスイッチでもよい。
The loading
制御部9は、積載状態取得部9aが取得した積載状態が積車の場合は空車の場合よりも踏力閾値を大きい値に設定する。具体的には、踏み込み速度の下限を踏力閾値とする場合は速度閾値を大きくする。ベタ踏み時間の下限を踏力閾値とする場合は時間閾値を大きくする。
When the loaded state acquired by the loaded
これは、積車の場合は空車の場合と比べてトラック100の重量が大きくなるため、走行に必要な駆動機構11の出力が大きくなり、それに伴い、運転手が意図してアクセルペダル3を操作する際の踏力も大きくなるためである。具体的にはアクセルペダル3の操作速度がより速くなり、ベタ踏み時間も長くなるためである。
This is because the weight of the
この場合、空車の際の踏力閾値で積車の際の踏み間違えを判定すると、空車よりも重いトラック100を走行させるために、空車よりも速く、又は空車よりも長時間、アクセルペダル3を踏み込んだ場合を踏み間違えと誤判定する可能性がある。一方で積車の際の踏力閾値で空車の際の踏み間違えを判定すると、積車の際の踏力閾値は、空車のトラック100を走行させる際の踏力の閾値としては大き過ぎ、空車の場合に踏み間違えを見逃す可能性がある。
In this case, when it is determined that the stepping error at the time of loading is determined by the pedaling force threshold value at the time of empty vehicle, the
よって、積車の場合の踏力閾値を空車よりも大きくすることで踏み間違えの誤検出や踏み間違えを見逃す可能性を低くでき、踏み間違えの検出精度を従来よりも高くできる。 Therefore, by making the pedaling force threshold value in the case of a loaded vehicle larger than that of an empty vehicle, it is possible to reduce the possibility of erroneous detection of a mistake in stepping or overlooking a mistake in stepping, and it is possible to improve the detection accuracy of a mistake in stepping.
踏力閾値は、積車の場合と空車の場合の2通りを予め実測して制御部9に記憶させればよい。ただし、積載重量に応じて踏力閾値を3通り以上記憶させてもよい。
The pedaling force threshold value may be measured in advance in two ways, one for a loaded vehicle and the other for an empty vehicle, and stored in the
制御部9は踏み込み速度とベタ踏み時間のいずれか一方のみを踏み間違えの判定に用いてもよい。ただし踏み込み速度とベタ踏み時間の両方を踏み間違えの判定に用いるのが好ましい。具体的には制御部9は踏み込み速度とベタ踏み時間の少なくとも一方が踏み間違えと判断される場合に駆動機構11の出力を下げる指令を駆動機構11に送信するのが好ましい。踏み間違えを見逃す可能性が低くなるためである。
The
例えばエンジン始動時に運転手はブレーキペダルをベタ踏みしてイグニッションスイッチを押す場合があるが、この際にアクセルペダル3を踏み間違えると、踏み込みはゆっくりで電圧の上昇速度が遅く速度閾値は超えないが、ベタ踏み時間は時間閾値を超える。
For example, when starting the engine, the driver may press the ignition switch by depressing the brake pedal, but if the
また、駐停車直前に微速でトラック100を移動させている場合にブレーキペダルを踏もうとしてアクセルペダル3を誤って踏んだ場合、ベタ踏み時間は短く、時間閾値を超えないが、踏み込みは早く、速度閾値を超える。そのため、踏み込み速度の速度閾値とベタ踏み時間のいずれか一方が、踏力閾値を超えた場合に踏み間違えと判定するのが好ましい。
Further, if the
キックダウンスイッチ7はアクセル開度が最大になる踏み込み深さの最小深さよりも深くアクセルペダル3が踏み込まれた場合にON/OFFが切り替わるスイッチであり、踏み間違えと判定された場合に出力を下げるか否かの判定に用いられる。
The
図2及び図3に示すようにキックダウンスイッチ7はアクセルペダル3に設けられており、スイッチボックス7a及びスイッチピン7bを備える。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
スイッチボックス7aは、押圧されるとON/OFFが切り替わる図示しない接点が収納された箱型の容器であり、回転フレーム19と連結され、回転フレーム19が回転すると一体となって同じ向きに回転する。図示しない接点は制御部9と電気的に接続されており、スイッチボックス7aのON/OFFが切り替わった場合、制御部9には接点の電圧の変化が出力され、この電圧の変化で制御部9はON/OFFの切り替えを知得できる。
The
スイッチピン7bはスイッチボックス7aの1つの面から、アクセルペダル3が踏み込まれた際に回転フレーム19が回転する向きであるA2の向きに沿って突設された棒状の部材である。スイッチピン7bは図示しないバネ等の付勢手段で、突設する向きに付勢されているが、付勢する力に逆らって突設する向きと逆向きに押されるとスイッチボックス7a内に押し込まれ、スイッチボックス7a内の図示しない接点を押圧する。接点を押圧している間はキックダウンスイッチ7のON/OFFが切り替わる。
The
図2及び図3ではアクセルペダル3が踏まれて回転フレーム19がA2の向きに回転すると、スイッチボックス7aもA2の向きに回転し、固定ブラケット25にスイッチピン7bが接触して押されるとON/OFFが切り替わる。より具体的には固定ブラケット25において、スイッチピン7bのA2の向きの回転軌道における下方に設けられた板であるストッパー29にスイッチピン7bが接触するとON/OFFが切り替わる。
In FIGS. 2 and 3, when the
キックダウンスイッチ7のON/OFFが切り替わる際のアクセルペダル3の踏み込み深さは、アクセル開度を示す電圧が最大となる踏み込み深さの最小深さよりも深い。
The depression depth of the
例えば、図3(a)に実線で図示されたペダル17の位置はアクセルペダル3が踏まれていない状態、具体的にはエンジンがアイドリング時のペダル17の位置を示す。この状態からアクセル開度を示す電圧が最大となる踏み込み深さの最小深さまでペダル17を踏んだ状態が、図3(a)の破線、及び図3(b)の実線で示す状態である。この状態から、これ以上アクセルペダル3のペダル17を踏んでもアクセル開度を示す電圧は上昇しないため、アクセル開度を最大にしたい場合、運転手はこの深さまでペダル17を踏み込めば十分である。
For example, the position of the pedal 17 shown by the solid line in FIG. 3A indicates a state in which the
一方でアクセル開度が最大となる踏み込み深さの最小深さからさらに深くペダル17が踏み込まれた状態が図3(b)の点線で示す状態である。この状態でのみ固定ブラケット25にスイッチピン7bが接触してキックダウンスイッチ7のON/OFFが切り替わる。
On the other hand, the state in which the
制御部9は、踏力が踏力閾値を超え、かつキックダウンスイッチ7が押された場合のみ出力をカットしてもよい。具体的には検出部5が検出した踏力が踏力閾値を超え、かつキックダウンスイッチ7のON/OFFが切り替わった場合にトラック100の駆動機構11の出力を下げる指令を駆動機構11に送信してもよい。
The
キックダウンスイッチ7は押されるとON/OFFの切り替えのみを行うスイッチであり、踏み込み速度や踏み込み時間を検出できないため、検出部5として用いることはできない。
The
ただし、通常のアクセル操作では、キックダウンスイッチ7のON/OFFが切り替わる深さまでペダル17を踏み込むことはないため、キックダウンスイッチ7が押されるまで深くペダル17が踏み込まれている場合、踏み間違えが生じている可能性がある。例えば踏み間違えが起こった際の運転手は、ブレーキペダルだと思っているペダル17を踏んでも制動できない理由を踏み込みが浅いためと誤解して、さらに深く踏み込む場合がある。そのため、キックダウンスイッチ7が押されるまで深くペダル17が踏み込まれている場合、踏み間違えが生じている可能性がある。
However, in normal accelerator operation, the
よって、踏力が閾値を超え、かつキックダウンスイッチ7が押された場合のみ出力をカットすることで、踏み間違えを見逃す可能性がさらに下がる。
Therefore, by cutting the output only when the stepping force exceeds the threshold value and the
尚、キックダウンスイッチ7は本来、走行中に運転手が意図的にアクセル操作で変速したい場合に操作するスイッチとして用いられる。具体的には図4で通常のアクセル操作をしている際に時刻T1´で意図的にシフトダウンをしたい場合、運転手が走行中に意図的にペダル17を深く踏み込んでキックダウンスイッチ7のON/OFFを切り替える場合がある。このようなアクセル操作をキックダウンとも呼ぶ。キックダウンスイッチ7は、エコモードと呼ばれる省燃費を優先する運転モードを解除する際のスイッチとして用いられる場合もある。
The
そのため、キックダウンスイッチ7を踏み間違えの検出以外に変速やエコモードの解除に用いてもよい。ただしこの場合は変速やエコモードの解除を目的としたキックダウンが踏み間違えの条件を満たしてしまい、出力カット指令を制御部9が出す可能性がある。
Therefore, the
そのため制御部9は、トラック100の走行速度が所定以下の場合のみトラック100の駆動機構11の出力を下げるのが好ましい。具体的には検出部5が検出した踏力が踏力閾値を超えた場合で、かつトラック100の走行速度が予め定められた走行速度閾値以下の場合にトラック100の駆動機構11の出力を下げるのが好ましい。走行速度閾値は、踏み間違えが起こりやすい速度の上限であり、例えば駐停車時の後退速度程度であり、速度計等で取得できる。
Therefore, it is preferable that the
キックダウンは駐停車時に行わないため、トラック100の走行速度が走行速度閾値以下の場合のみ駆動機構11の出力を下げることで、キックダウンで出力が下がるのを防止できる。
Since the kickdown is not performed when the vehicle is parked or stopped, the output of the
尚、駆動機構11の出力を下げた場合、下げるのを終了して下げる前の状態に戻す条件は、駆動機構11の出力を下げる条件を満たさなくなった場合である。また、ブレーキペダルが踏まれた場合も出力を下げるのを終了する。出力を下げる目的は踏み間違え事故防止であり、正しいペダルを踏んでいる場合は出力を下げる必要がないためである。
When the output of the
以上が本実施形態に係る踏み間違え事故防止装置1の構成の説明である。
The above is the description of the configuration of the misstep
次に図5及び図6を参照して本実施形態に係る踏み間違え事故防止装置1の動作の手順を説明する。踏み間違え事故防止装置1が踏み間違えを判定するためには積載状態に応じた踏力閾値を予め設定する必要がある。この踏力閾値を設定する手順を、図5を参照して説明する。
Next, a procedure for operating the misstep
まず踏み間違え事故防止装置1の制御部9は、図1に示す積載状態取得部9aからトラック100の積載状態を取得する(図5のS1)。積載状態を取得するタイミングは、エンジン始動時、及び積載状態が変わった場合が挙げられる。積載状態は、これらのタイミングで積載状態取得部9aが制御部9に積載状態を示す信号を自動で送信してもよい。
First, the
次に制御部9は、取得した積載状態に応じて踏力閾値を設定する(図5のS2)。具体的には、踏み込み速度で踏み間違えを判定する場合はアクセル開度センサ5aの電圧上昇速度の速度閾値を設定する。ベタ踏み時間で踏み間違えを判定する場合はアクセル開度を示す電圧が上限値に達した時間の時間閾値を設定する。以上が踏力閾値を設定する手順の説明である。
Next, the
次に、設定した踏力閾値に基づき、踏み間違えの判定を行う手順の一例について、図6を参照して説明する。ここでは踏み込み速度とベタ踏み時間の一方が踏み間違えと判断される場合で、かつキックダウンスイッチ7が押された場合に出力カットを行う場合を例に説明する。
Next, an example of a procedure for determining a stepping error based on the set pedaling force threshold value will be described with reference to FIG. Here, a case where one of the stepping speed and the solid stepping time is determined to be a mistake in stepping and the output is cut when the
まず制御部9はトラック100の速度計を参照する等して車速を取得し、取得した車速が走行速度閾値以下か否かを判断する。走行速度閾値以下の場合はS12に進み、走行速度閾値を超える場合はS11−2に進む(図6のS11)。
First, the
車速が走行速度閾値以下と判断した場合、制御部9はアクセル開度センサ5aからアクセル開度を示す電圧を取得し(図6のS12)、電圧上昇速度が速度閾値以上か否かを判断する。速度閾値以上の場合はS15に進み、速度閾値未満の場合はS14に進む(図6のS13)。
When it is determined that the vehicle speed is equal to or lower than the traveling speed threshold value, the
S13で電圧上昇速度が速度閾値未満と判断した場合、制御部9はアクセル開度センサ5aから取得したアクセル開度を示す電圧が予め定められた上限値で、かつ予め定められた所定の時間閾値を経過したか否かを判断する。電圧が予め定められた上限値で、かつ予め定められた所定の時間閾値を経過した場合はS15に進み、電圧が上限値でない場合や、時間閾値を経過していない場合はS11−2に進む(図6のS14)。S13とS14の順番は逆でもよい。
When it is determined in S13 that the voltage rising speed is less than the speed threshold value, the
S13又はS14でS15に進む場合、具体的には踏み込み速度かベタ踏み時間が踏み間違えと判断される値の場合、制御部9はキックダウンスイッチ7が押されたかをON/OFFの切り替えの有無から判断する。キックダウンスイッチ7が押されたと判断した場合はS16に進み、押されていないと判断した場合はS11−2に進む(図6のS15)。S15はS11の直前又は直後に実施してもよい。逆にS11はS15の直前又は直後に実施してもよい。
When proceeding to S15 in S13 or S14, specifically, when the stepping speed or the solid stepping time is a value determined to be wrong, the
S15でキックダウンスイッチ7が押されたと判断した場合、制御部9は駆動機構11に出力を下げる指令を出してリターンする(図6のS16)。
When it is determined that the
S11、S14、S15で条件を満たさない場合は、制御部9は駆動機構11に出力を下げる指令を出さずにリターンする。この際、出力を下げる指令が出されている最中だった場合は、出力を下げる指令を終了してリターンする(図6のS11−2)。
If the conditions are not satisfied in S11, S14, and S15, the
以上が踏み間違えの判定を行う手順の一例の説明である。 The above is an explanation of an example of the procedure for determining a mistake in stepping.
このように踏み間違え事故防止装置1は、アクセルペダル3の踏力を検出する検出部5、踏力が踏力閾値を超えると駆動機構11の出力を下げる制御部9、積載状態を取得する積載状態取得部9aを備え、積載状態が積車の場合は空車より踏力閾値を大きくする。
In this way, the misstep
この構成では積載の場合は空車よりも大きな踏力閾値でアクセルペダル3をブレーキペダルと踏み間違えたか否かを判定する。積車の場合は踏み間違えでない場合の踏力が空車の場合より大きいので、踏力閾値を空車よりも大きくすることで踏み間違えの誤検出や踏み間違えを見逃す可能性が低くなる。そのため、踏み間違えの検出精度が従来よりも高い。
In this configuration, in the case of loading, it is determined whether or not the
以上、実施形態に基づき本開示を説明したが本開示は実施形態に限定されない。当業者であれば本開示の技術思想の範囲内において各種変形例及び改良例に想到するのは当然のことであり、これらも本開示に含まれる。例えば本実施形態では踏力としてアクセル開度センサ5aの電圧上昇速度を用いたが、電圧上昇加速度を用いてもよい。
Although the present disclosure has been described above based on the embodiments, the present disclosure is not limited to the embodiments. It is natural for a person skilled in the art to come up with various modifications and improvements within the scope of the technical idea of the present disclosure, and these are also included in the present disclosure. For example, in the present embodiment, the voltage rising speed of the
1 :踏み間違え事故防止装置
3 :アクセルペダル
5 :検出部
5a :アクセル開度センサ
7 :キックダウンスイッチ
7a :スイッチボックス
7b :スイッチピン
9 :制御部
9a :積載状態取得部
11 :駆動機構
13 :ペダル支持ブラケット
17 :ペダル
17a :ペダル軸
19 :回転フレーム
21 :ブラケット軸
23 :リンク棒
25 :固定ブラケット
27 :可動ブラケット
29 :ストッパー
100 :トラック
1: Accident prevention device for mistaken stepping 3: Accelerator pedal 5:
Claims (7)
前記走行体が貨物を積載した積車か、貨物を積載しない空車かを示す積載状態を取得する積載状態取得部を備え、
前記制御部は、
前記積載状態取得部から前記積載状態を取得し、取得した前記積載状態が積車の場合は空車の場合よりも前記踏力閾値を大きい値に設定することを特徴とする踏み間違え事故防止装置。 When the pedaling force detected by the detection unit exceeds a predetermined pedaling force threshold value, it is determined that the accelerator pedal has been operated by mistake as a brake pedal, and the driving mechanism of the traveling body is determined. It is a mistake prevention device equipped with a control unit that lowers the output of
A loading state acquisition unit for acquiring a loading state indicating whether the traveling body is a loaded vehicle loaded with cargo or an empty vehicle not loaded with cargo is provided.
The control unit
A misstep accident prevention device characterized in that the loaded state is acquired from the loaded state acquisition unit, and when the acquired loaded state is a loaded vehicle, the pedaling force threshold value is set to a larger value than in the case of an empty vehicle.
前記制御部は、前記アクセル開度センサから取得したアクセル開度を示す電圧の上昇速度が予め定められた速度閾値を超えた場合に踏力が前記踏力閾値を超えたと判断する請求項1に記載の踏み間違え事故防止装置。 The detection unit includes an accelerator opening sensor that detects the accelerator opening of the accelerator pedal and outputs a higher voltage to the control unit as the opening increases.
The first aspect of claim 1, wherein the control unit determines that the pedaling force exceeds the pedaling force threshold value when the rising speed of the voltage indicating the accelerator opening degree acquired from the accelerator opening degree sensor exceeds a predetermined speed threshold value. Accident prevention device for mistaken stepping.
前記制御部は、前記アクセル開度センサから取得したアクセル開度を示す電圧が予め定められた上限値で、かつ予め定められた所定の時間閾値を経過した場合に踏力が前記踏力閾値を超えたと判断する請求項1又は2に記載の踏み間違え事故防止装置。 The detection unit includes an accelerator opening sensor that detects the accelerator opening of the accelerator pedal and outputs a higher voltage to the control unit as the opening increases.
The control unit determines that the pedaling force exceeds the pedaling force threshold value when the voltage indicating the accelerator opening degree acquired from the accelerator opening degree sensor has a predetermined upper limit value and a predetermined predetermined time threshold value has elapsed. The misstep accident prevention device according to claim 1 or 2 for determination.
前記アクセル開度センサから取得したアクセル開度を示す電圧が予め定められた上限値で、かつ予め定められた所定の時間閾値を経過した場合でも、前記走行体が所定の傾斜角以上の上り坂に位置する場合は踏み間違えを判定しない請求項3に記載の踏み間違え事故防止装置。 The control unit
Even when the voltage indicating the accelerator opening obtained from the accelerator opening sensor has a predetermined upper limit value and the predetermined time threshold has passed, the traveling body is uphill at a predetermined inclination angle or more. The misstep accident prevention device according to claim 3, which does not determine a misstep when located in.
前記アクセル開度センサから取得したアクセル開度を示す電圧が予め定められた上限値で、かつ予め定められた所定の時間閾値を経過した場合でも、前記駆動機構が空転している場合、踏み間違えを判定しない請求項3又は4に記載の踏み間違え事故防止装置。 The control unit
Even if the voltage indicating the accelerator opening obtained from the accelerator opening sensor has a predetermined upper limit value and the predetermined time threshold has passed, if the drive mechanism is idling, a mistake is made. The misstep accident prevention device according to claim 3 or 4, which does not determine.
前記検出部が検出した踏力が前記踏力閾値を超えた場合で、かつ前記走行体の走行速度が予め定められた走行速度閾値以下の場合に前記駆動機構の出力を下げる請求項1〜5のいずれか一項に記載の踏み間違え事故防止装置。 The control unit
Any of claims 1 to 5 for reducing the output of the drive mechanism when the pedaling force detected by the detection unit exceeds the pedaling force threshold value and the traveling speed of the traveling body is equal to or less than a predetermined traveling speed threshold value. The accident prevention device for mistaken stepping described in item 1.
前記制御部は、
前記検出部が検出した踏力が前記踏力閾値を超え、かつ前記キックダウンスイッチのON/OFFが切り替わった場合に前記駆動機構の出力を下げる請求項1〜6のいずれか一項に記載の踏み間違え事故防止装置。 A kickdown switch provided on the accelerator pedal, which is a switch that switches ON / OFF when the accelerator pedal is depressed deeper than the minimum depth of depression that maximizes the accelerator opening, is provided.
The control unit
The mistake according to any one of claims 1 to 6, wherein the output of the drive mechanism is lowered when the pedaling force detected by the detection unit exceeds the pedaling force threshold value and the kickdown switch is switched ON / OFF. Accident prevention device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020095955A JP2021187351A (en) | 2020-06-02 | 2020-06-02 | Erroneous pedaling accident prevention device |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021187351A true JP2021187351A (en) | 2021-12-13 |
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ID=78848619
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021187351A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112022005487T5 (en) | 2021-11-17 | 2024-09-05 | Yazaki Corporation | Voltage conversion device and manufacturing method |
-
2020
- 2020-06-02 JP JP2020095955A patent/JP2021187351A/en active Pending
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