JP2021180814A - Washing machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、洗濯機に関する。 The present invention relates to a washing machine.
一般的に縦型の洗濯乾燥機は、衣類を収容する内槽の底部に回転翼を設け、内槽及び回転翼を回転支持する外槽に水を溜めた状態で、回転翼を正逆回転させて洗いを行う。そして、内槽を高速回転させて脱水を終了した後の乾燥工程では、ヒータで加熱された温風を送風ファンにより衣類に吹付ける。温風により衣類に含まれた水分は蒸発し、水分を含んだ空気は循環経路に導かれ、この循環経路に設けられた除湿機構により水分が取り除かれる。 Generally, in a vertical washing / drying machine, a rotary wing is provided at the bottom of an inner tub that houses clothes, and the rotary wing is rotated in the forward and reverse directions with water stored in the inner tub and the outer tub that rotationally supports the rotary wing. Let it wash. Then, in the drying step after the inner tank is rotated at high speed to complete the dehydration, the warm air heated by the heater is blown to the clothes by the blower fan. Moisture contained in clothes evaporates due to warm air, air containing moisture is guided to a circulation path, and the moisture is removed by a dehumidifying mechanism provided in this circulation path.
例えば、効果的に衣類の乾燥を行うために、特許文献1では、脱水槽上部の天面の中心から突き出した吹出しノズルより、高圧温風をパルセータの中心部に吹付けながらパルセータで撹拌している。また、特許文献2では、洗濯槽の外周側の上部に流路面積が徐々に小さくなる吹出し口を洗濯槽の中心側に向けて斜めに設け、吹出し口の固定面から吹出し口の先端を突き出して、風を衣類に吹き付けている。
For example, in order to effectively dry clothes, in
しかしながら、特許文献1に記載の洗濯乾燥機では、パルセータを回転させると衣類は内槽の外周側に移動する。このため、内槽の中心に吹付けられる温風は、直接衣類に当りにくくなり、衣類に吹付けられる風量が減少するとともに、衣類に当たる風速は遅く、衣類を押し広げる力が低減するとともに衣類からの水分の蒸発が抑制され、しわの発生や乾燥効率が低下する。
However, in the washer / dryer described in
また、特許文献1では、脱水槽上部の天面の中心からパルセータの中心部にむけ温風を吹き出している。特許文献2では、吹出し口を内槽の中心側に向けている。このため、風速が比較的速い場合、風は内槽の中心に吹き付けられ、衣類に当てられない。
Further, in
本発明は、前記した従来の課題を解決するものであり、乾燥効率と仕上がりのよい洗濯機を提供することを目的とする。 The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and an object of the present invention is to provide a washing machine having good drying efficiency and finish.
本発明は、筐体と、前記筐体に収容される外槽と、前記外槽に収容される内槽と、前記筐体に収容され温風を生成する送風部と、前記送風部からの温風が流入する流入口と、前記内槽の内側の外周側に設けられ、前記流入口から流路断面積を徐々に小さくする絞り部と、を備え、前記絞り部の出口は、前記内槽の底部で、前記絞り部の出口の略鉛直下の点に対し、周方向に±約45度で描かれる四分円の内部、かつ、径方向に対して中間より外周側の領域に向けられていることを特徴とする。 The present invention relates to a housing, an outer tank housed in the housing, an inner tank housed in the outer tank, a blower house housed in the housing to generate warm air, and a blower unit. It is provided with an inflow port into which warm air flows and a throttle portion provided on the outer peripheral side inside the inner tank to gradually reduce the cross-sectional area of the flow path from the inlet. At the bottom of the tank, toward the area inside the quadrant drawn at ± about 45 degrees in the circumferential direction with respect to the point substantially vertically below the outlet of the throttle portion, and toward the area on the outer peripheral side from the middle in the radial direction. It is characterized by being.
本発明によれば、乾燥効率と仕上がりのよい洗濯機を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a washing machine having good drying efficiency and finish.
以下、本発明の実施形態例について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例もその範囲に含むものである。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings, but the present invention is not limited to the following embodiments, and various modifications and applications are included in the technical concept of the present invention. Is also included in that range.
(第1実施形態)
図1は第1実施形態の洗濯乾燥機を示す外観斜視図である。
図1に示すように、洗濯乾燥機(洗濯機)100は、外郭を構成する筐体1を備えている。筐体1は、上部にトップカバー2を備えている。トップカバー2の前部には、電源スイッチ5や洗剤・仕上げ剤容器28(図2参照)が設けられている。また、トップカバー2の後部には、給水電磁弁4やヒータ20(図2参照)、送風ファン19(図2参照)などの給水、乾燥に関連する部品が内蔵されている。
(First Embodiment)
FIG. 1 is an external perspective view showing the washer / dryer of the first embodiment.
As shown in FIG. 1, the washer-dryer (washing machine) 100 includes a
また、筐体1には、衣類投入口2a(図2参照)を覆うように外蓋3が設けられている。外蓋3の前側には、取っ手3aと、操作スイッチ6や表示器7,25を備えた操作パネル8が設けられている。また、外蓋3は、取っ手3aを上方に引くと図2の二点鎖線で示すように中央で折り曲げて開くようになっている。なお、操作パネル8は、筐体1の底部に設けられた制御装置14(図2参照)と電気的に接続されている。
Further, the
図2は、図1に示す洗濯乾燥機の縦断面図である。
図2に示すように、筐体1には、外槽10が収容されている。外槽10には、衣類56が投入される内槽(洗濯兼脱水槽)9が収容されている。
FIG. 2 is a vertical sectional view of the washer / dryer shown in FIG.
As shown in FIG. 2, the
内槽9は、その外周壁に通水および通風のための多数の小さな貫通孔9aを有している。また、内槽9は、その底壁に通水および通風のための複数の貫通孔9bを有している。また、内槽9は、その上縁部に流体バランサ9cを備えている。流体バランサ9cは、軸方向に厚みを持って環状に構成され、前記外周壁より径方向内側に突出するように配置されている。また、内槽9の底部の内側には、衣類56を撹拌する回転翼11が回転自在に設置されている。
The
内槽9を内包する外槽10は、筐体(外枠)1の上端部の四隅部において、隅板(図示せず)に係止して垂下させた4本の支持棒に取り付けた緩衝装置(図示せず)を介して支持されている。これにより、外槽10の四方位を係合させて均等に支持することにより、筐体1の略中心部に懸垂している。
The
また、外槽10の下部には、内槽9および回転翼11を駆動させる駆動機構が設けられている。この駆動機構は、インバータ駆動電動機または可逆回転型のコンデンサ分相単相誘導電動機を使用した洗濯脱水駆動電動機13とクラッチ機構12と遊星歯車減速機構(図示せず)を内蔵している。洗濯脱水駆動電動機13とクラッチ機構12を制御することによって、内槽9を静止または自由に回転できるように解放した状態で、回転翼11を繰り返し正逆回転させる洗濯駆動モードと、内槽9と回転翼11を一体的に同一方向に回転させる脱水駆動モードと、を実行できるようになっている。
Further, a drive mechanism for driving the
外槽10の側面外側には、洗濯時や脱水時の外槽10の振動を検出するための振動センサ27が設けられている。また、外槽10の底面には、エアトラップ21aが設けられている。エアトラップ21aの内部の圧力がチューブ21bを介して水位センサ21に伝えられることで、外槽10内に溜められた水の水位を検知する。
On the outside of the side surface of the
外槽10の上面には、槽カバー31が設けられている。この槽カバー31は、前側から約2/3の部分には衣類投入口31aを有している。また、槽カバー31には、後面31bには給水入口(図示せず)、循環水入口33が設けられている。また、槽カバー31の前方には、洗剤・仕上げ剤入口28aが設けられている。衣類投入口31aを覆うように内蓋23がヒンジ23bを介して開閉自在に取り付けられている。
A
槽カバー31には、取っ手23aが設けられている。この取っ手23aを上方に持ち上げることで、内蓋23のロック(図示せず)が解除され図中一点鎖線で示すように開き、取っ手23aを下方に押すことでロックされる。
The tank cover 31 is provided with a
また、槽カバー31の後面31bには、温風を内槽9内へ導く吹出部54(吹出路)が設けられている。この吹出部54の上流側は、蛇腹管29bを介してヒータ20と接続されている。また、吹出部54の下流側は、端部(吹出口)を内槽9の外周底部に向けて配置され、風(温風)を内槽9の外周底部目掛けて吹き付けるようになっている。なお、衣類56の出し入れを円滑にするためには、衣類投入口31aは広くすることが望ましく、このため、吹出部54は内槽9の外周側に設置されている。
Further, the rear surface 31b of the
衣類56を乾燥するための乾燥機構(送風部)は、送風ファン19とヒータ20と乾燥ダクト22と除湿機構22aとから構成されている。乾燥ダクト22は、通水通気口10bと吹出部54との間を接続する。乾燥ダクト22の途中には、除湿機構22a、リントフィルタ(図示せず)、送風ファン19、ヒータ20、温度センサ26が設けられている。送風ファン19を運転し、ヒータ20に通電すると、蛇腹管29bを通り、吹出部54から内槽9内に温風が吹き込まれ、衣類56が温められ、衣類56の水分が蒸発する。高温多湿となった空気は、貫通孔9a、9bを通り外槽10に出て、通水通気口10bから乾燥ダクト22に吸い込まれ、除湿機構22aを流下する冷却水で冷却除湿されて乾いた低温空気となる。そして、低温空気は、ヒータ20で再度加熱され、内槽9内に吹き込むように循環する。なお、乾燥ダクト22内で冷却除湿された空気はリントフィルタ(図示せず)を通して糸屑が捕集される。また、乾燥中は、排水弁15が開放され、除湿機構22aを流下する冷却水と除湿された水分が排水ホース24を介して外部に排出される。
The drying mechanism (blower) for drying the
また、洗濯乾燥機100は、ゴム製の蛇腹管29a、29b、29c、29d、29e、29fを備えている。これら蛇腹管29a〜29fは、振動変位する外槽10や槽カバー31と固定側(筐体1やトップカバー2など)に設けた乾燥ダクト22や給水電磁弁4、循環ポンプ16などとの接続用に用いている。
Further, the washer /
給水電磁弁4は、第1実施形態では4方向に給水を行えるよう4連弁を使用している。一つ目は洗濯給水電磁弁であり、給水入口に接続され、内槽9内に給水する。二つ目は洗剤給水電磁弁で、洗剤・仕上げ剤容器28の洗剤投入室に接続されている。三つ目は仕上げ剤給水電磁弁で、洗剤・仕上げ剤容器28の仕上げ剤投入室に接続されている。洗剤・仕上げ剤容器28は、洗剤・仕上げ剤入口28aとつながっており、外槽10内に洗剤や仕上げ剤が供給される。四つ目は後述する除湿機構22aに接続されている。
In the first embodiment, the water
洗濯水の循環パイプ17は、外槽底部に設けた通水通気口10bと循環水入口33との間を接続する。また、循環パイプ17の途中には、機体底部に設けた循環ポンプ16、異物トラップ18が設けられている。異物トラップ18には、排水弁15を介して排水ホース24が接続されている。循環ポンプ16を運転すると、外槽10内の洗濯水は、外槽10の底部に設けた通水通気口10bから循環パイプ17を通り外槽10の上部に運ばれ、槽カバー31の後面31bの循環水入口33から後面31bの内槽9側に設置された循環水カバー30に入り、ノズル34から内槽9内に散水される。
The washing
図3は、図2のIII−III線断面図である。
図3に示すように、槽カバー31には、内蓋23が開閉自在に取り付けられている。また、槽カバー31には、衣類投入口31aが形成されている。この衣類投入口31aは、略半円状に形成され、循環水カバー30の前方において、左右方向に直線状に延びる後縁部31a1と、後縁部31a1の前方に平行に直線状に延びる前縁部31a2と、流体バランサ9cの径方向内側の内壁面9c1に沿って延び且つ後縁部31a1の一端と前縁部31a2の一端とを繋ぐ周縁部31a3と、流体バランサ9cの径方向内側の内壁面9c1に沿って延び且つ後縁部31a1の他端と前縁部31a2の他端とを繋ぐ周縁部31a4と、を有している。なお、本実施形態では、内壁面9c1の径方向内側が、内槽9の開口部に相当する。また、衣類投入口31aは、流体バランサ9cの内壁面9c1の内側に形成される領域の半分よりも大きい開口面積となるように構成されている。
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line III-III of FIG.
As shown in FIG. 3, an
また、吹出部54は、内槽9(図2参照)の底側から見たときに、流体バランサ9cの内壁面9c1の内側に位置している。また、循環水が吐出されるノズル34は、吹出部54の前方に位置している。
Further, the
図4は、第1実施形態に係る回転翼を示す外観斜視図である。
図4に示すように、回転翼11は、回転することによって回転翼11上に投入されている衣類56(図2参照)に上向きの分力を繰り返し作用させるなだらかな傾斜面11hと隆起部11aが形成されている。隆起部11aは、回転中心を挟んで対向する位置に形成されている。傾斜面11hには、通水および通風のための多数の小さな貫通孔11cが形成されている。貫通孔11cは、径方向に並んで形成されるとともに、径方向に並んだ貫通孔11cが、さらに周方向に間隔をおいて形成されている。内槽9(図2参照)と回転翼11は、クラッチ機構12(図2参照)と洗濯脱水駆動電動機13(図2参照)から構成される駆動機構によって各々が独立または、一体となって回転駆動する。
FIG. 4 is an external perspective view showing a rotary blade according to the first embodiment.
As shown in FIG. 4, the
図5は洗濯乾燥機の制御部のブロック図である。
図5に示すように、マイクロコンピュータ40は、各スイッチ6、6aに接続される操作ボタン入力回路41や水位センサ21、温度センサ26、振動センサ27と接続され、使用者のボタン操作や洗濯工程、乾燥工程での各種情報信号を受ける。マイクロコンピュータ40からの出力は駆動回路42に接続され、給水電磁弁4、クラッチ機構12、排水弁15、循環ポンプ16、洗濯脱水駆動電動機13、送風ファン19、ヒータ20などに接続され、これらの開閉や回転、通電を制御する。また、マイクロコンピュータ40は、使用者に洗濯機の動作状態を知らせるための7セグメント発光ダイオードの表示器25や発光ダイオードの表示器7、ブザー43に接続される。
FIG. 5 is a block diagram of the control unit of the washer / dryer.
As shown in FIG. 5, the
図6および図7は、第1実施形態の洗濯乾燥機の制御処理の一部を示すフローチャートである。
マイクロコンピュータ40は電源スイッチ5が押されて電源が投入されると起動し、図6及び図7に示すような洗濯および乾燥の基本的な制御処理プログラムを実行する。以下のその制御フローを説明する。
6 and 7 are flowcharts showing a part of the control process of the washer / dryer of the first embodiment.
The
≪ステップS101≫
図6に示すように、洗濯乾燥機の状態確認および初期設定を行う。
<< Step S101 >>
As shown in FIG. 6, the state of the washer / dryer is confirmed and the initial setting is performed.
≪ステップS102≫
操作パネル8の表示器7を点灯表示し、操作ボタンスイッチ6からの指示入力に従って洗濯コースを設定する。指示入力がない状態では、標準の洗濯コースまたは前回実施の洗濯コースを自動的に設定する。
<< Step S102 >>
The
≪ステップS103≫
操作パネル8の操作ボタンスイッチ6におけるスタートスイッチ6aからの指示入力を監視して処理を分岐する。
<< Step S103 >>
The process is branched by monitoring the instruction input from the
≪ステップS104≫
洗剤量検出処理を実行する。この洗剤量検出は、洗い水を給水する前の乾布状態において、内槽9を静止させた状態で回転翼11を一方向に回転させたときに、回転翼11に作用する回転負荷量に基づいて衣類56の布量を検出するように、駆動機構における洗濯脱水駆動電動機13とクラッチ機構12を制御し、検出した布量に基づいて洗剤の適量(洗剤量)を求めることによって行う。
<< Step S104 >>
Execute the detergent amount detection process. This detergent amount detection is based on the amount of rotational load acting on the
洗剤量は、予め設定した布量と洗剤量の対照テーブルを参照することによって求める。具体的には、布量の検出は、洗濯脱水駆動電動機13としてインバータ駆動電動機を使用した構成では、洗濯脱水駆動電動機13を回転させるように所定時間給電した時の到達回転速度を検出することによって行う。洗濯脱水駆動電動機13としてコンデンサ分相単相誘導電動機を使用した構成では、洗濯脱水駆動電動機13を飽和回転速度まで上昇させるように給電した状態で断電した後の惰性回転減速特性を検出することによって行う。そして、好ましい洗剤量は、予め設定した布量と洗剤量の対照テーブルを参照することによって求める。
The amount of detergent is determined by referring to a preset control table of the amount of cloth and the amount of detergent. Specifically, in the configuration in which the inverter-driven motor is used as the washing / dehydrating
洗濯水量は、布量が所定の布量の範囲(適量)内のときには回転翼11を越えない水位を維持して外槽10の底部に溜まるように洗濯水量を設定する。また、この検出結果(布量)に基づいて洗濯時間を求めて設定する。布量検出が行われない時には、標準の洗濯時間を設定する。
The amount of washing water is set so that when the amount of cloth is within a predetermined range (appropriate amount), the water level does not exceed the
≪ステップS105≫
求めた洗剤量を操作パネル8の表示器25に表示する。
<< Step S105 >>
The obtained amount of detergent is displayed on the
≪ステップS106≫
洗剤給水電磁弁を開き、洗剤・仕上げ剤容器28の洗剤投入室に洗剤給水を実行する。使用者は、表示された量の粉末洗剤や液体洗剤を洗剤・仕上げ剤容器28の洗剤投入室に投入した後、外蓋3を閉じるように操作する。洗剤給水が流れている洗剤投入室に投入された粉末洗剤や液体洗剤は、洗剤給水の水と共に洗剤・仕上げ剤入口28aを通り外槽10の底部に落下する。
<< Step S106 >>
The detergent water supply solenoid valve is opened, and detergent water is supplied to the detergent input chamber of the detergent / finishing
≪ステップS107≫
洗剤溶かし水位まで給水したら給水を停止する。洗剤溶かし水位とは、この後の洗剤溶かし工程(ステップS108)で内槽9を回転させたときに、内槽9の底で給水した水と洗剤を攪拌するのに十分な水量で、かつ水面が回転翼11の下面の高さより低くなる(衣類56が洗剤溶かし前に濡れない)ように設定したものである。
<< Step S107 >>
When the detergent is dissolved and the water is supplied to the water level, the water supply is stopped. The detergent-dissolving water level is an amount of water sufficient to stir the water supplied at the bottom of the
≪ステップS108≫
内槽9と回転翼11を一体的に一方向に緩速回転させることによって、該内槽9の底面で外槽10の底部に投入された洗剤溶かし水と粉末洗剤や液体洗剤を攪拌して、高洗剤濃度の洗い水を生成する洗剤溶かしを実行する。
<< Step S108 >>
By integrally rotating the
≪ステップS109≫
前洗いを実行する。この前洗いは、内槽9を静止させた状態で回転翼11を正逆回転させる撹拌を間欠的に行ない、回転翼11の正逆回転中に循環ポンプ16を運転することによって外槽10の底部の洗剤水をノズル34から衣類56上に降り掛ける。このとき、高濃度の洗剤水が衣類56に散布されるため、洗剤の浸透作用で衣類56にむらなく浸透する。衣類56に浸透した高濃度の洗剤水は、油の溶解能力が高く、皮脂汚れなどの油脂汚れを溶解し、衣類56から汚れが浮き上がらせる効果が非常に大きく、高い洗浄力が得られる。次に、回転翼11と循環ポンプ16の停止期間中に、水位センサ21の検出信号を参照しながら洗剤給水電磁弁および洗濯給水電磁弁を開いて、水位が設定水位を越えないように給水する。この運転を複数回繰り返すことによって、衣類56を洗い水に馴染ませて回転翼11上に分散させるように行なう。
≪Step S109≫
Perform a pre-wash. In this pre-washing, stirring is intermittently performed to rotate the
≪ステップS110≫
本洗いを実行する。この本洗いでは、先ず、前述と同様な方法で布量検出を行なって、設定されている洗濯時間を補正して設定する。その後に、内槽9を静止させた状態で回転翼11を正逆回転させながら循環ポンプ16を運転して、外槽10の底部に溜った洗い水をノズル34から衣類56に降り掛ける洗い水循環を行なう撹拌と、循環ポンプ16の運転を停止して洗い水の循環を止めた状態で回転翼11を正逆回転させる布ほぐし撹拌を繰り返す。回転翼11の正逆回転により、衣類56は内槽9内で円周方向および半径方向に入れ替わり、満遍なく洗浄される。最後に、循環ポンプ16の運転を停止して洗い水の循環を止めた状態で、回転翼11を正逆回転させる均一化撹拌を実行して本洗い時間を終了させるようにする。
<< Step S110 >>
Perform a main wash. In this main washing, first, the cloth amount is detected by the same method as described above, and the set washing time is corrected and set. After that, the
≪ステップS111≫
図7に示すように、第1回目の溜めすすぎを実行する。この溜めすすぎでは、始めに、排水弁15を開いて外槽10の底部に溜っている洗い水を排水した後に、内槽9と回転翼11を一体的に一方向に回転させて衣類56に含まれている洗い水を遠心脱水する。この洗い水脱水時の内槽9と回転翼11の回転速度は、後述する最終脱水における回転速度(約1000r/min)と同様に設定し、高い脱水率を実現するように脱水運転を行なう。
<< Step S111 >>
As shown in FIG. 7, the first pool rinse is performed. In this reservoir rinsing, first, the
その後、排水弁15を閉じて内槽9と回転翼11を一体的に一方向に緩速回転させながら、洗濯給水電磁弁を開放して水道水を散水口から回転翼11上の衣類56に降り掛けるように給水する。
After that, while closing the
次に、内槽9と回転翼11の回転を停止した状態で、外槽10の底部の水位が設定水位を越えないようにすすぎ水給水を行なう。
Next, with the rotation of the
次に、本洗いにおける押し洗い撹拌と同様に、内槽9を静止させた状態で回転翼11を正逆回転させながら、循環ポンプ16を運転して外槽10の底部に溜ったすすぎ水をノズル34から回転翼11上の衣類56に降り掛けるように循環させる、すすぎ水循環撹拌すすぎを実行する。
Next, as in the case of push-washing stirring in the main washing, the
次に、回転翼11の回転と循環ポンプ16の運転を停止した状態で、外槽10の底部に溜るすすぎ水の水位を検出しながら、水位が設定水位を越えないように給水を行なう。
Next, with the rotation of the
次に内槽9を静止させた状態で回転翼11を正逆回転させながら、循環ポンプ16を運転して、外槽10の底部に溜ったすすぎ水をノズル34から回転翼11上の衣類56に降り掛けるように循環させる、すすぎ水循環撹拌すすぎを実行する。洗い時と同様、内槽9内の衣類56は円周方向と半径方向に入れ替わるので、すすぎ水が衣類56に満遍なくかかり、洗剤分が希釈される。
Next, while the
その後、循環ポンプ16を停止してすすぎ水の循環を止めた状態で、回転翼11の正逆回転を継続する均一化撹拌を行なう。
After that, with the
≪ステップS112≫
第2回目の溜めすすぎを実行する。この第2回目の溜めすすぎは、柔軟仕上げ剤給水電磁弁を開いて洗剤・仕上げ剤容器28における柔軟仕上げ剤投入室に給水することによって、該柔軟仕上げ剤投入室内の柔軟仕上げ剤を外槽10の底部に導入する制御を付加する。それ以外の動作は、第1回目の溜めすすぎと同様に行なう。
<< Step S112 >>
Perform the second pool rinse. In this second pool rinsing, the flexible finishing agent water supply solenoid valve is opened to supply water to the flexible finishing agent charging chamber in the detergent / finishing
≪ステップS113≫
最終脱水処理を実行する。最終脱水は、排水弁15を開放としたままの状態で、内槽9と回転翼11を一体的にして、一方向に約1000r/minの高速回転させるように駆動機構を運転して、内槽9内の衣類56を遠心脱水するように行う。この最終脱水の運転時間は、所望の脱水率が得られる時間に設定する。
<< Step S113 >>
Perform the final dehydration process. In the final dehydration, with the
≪ステップS114≫
洗濯乾燥コースが設定されているかどうかを確認して、処理を分岐する。洗濯乾燥コースが選ばれていない場合は洗濯完了であり、この制御フローを終了する。一方、洗濯乾燥コースが選ばれている場合は乾燥工程に入り、以下のステップを実行する。
<< Step S114 >>
Check if the washing / drying course is set and branch the process. If the washing / drying course is not selected, washing is completed and this control flow ends. On the other hand, if the washing / drying course is selected, the drying process is started and the following steps are performed.
≪ステップS200≫
乾燥工程では、更に衣類56の脱水を行うために高速で内槽9を回転させる。尚、先の洗濯工程で充分な脱水が行われている場合はこのステップを省略することができる。
≪Step S200≫
In the drying step, the
≪ステップS201≫
ステップS200を所定時間行うための処理であり、決められた規定時間を経過するまで脱水工程を実行する。このステップも先の洗濯工程で充分な脱水が行われている場合は、省略することができる。
<< Step S201 >>
This is a process for performing step S200 for a predetermined time, and the dehydration step is executed until a predetermined predetermined time elapses. This step can also be omitted if sufficient dehydration has been performed in the previous washing step.
≪ステップS202≫
送風ファン19から送風され、ヒータ20によって加熱された温風51は、吹出部54を通って、風路65から内槽9内へ吹き出す。風路65は外周底部に向けられており、高速の温風51を当該外周底部へ吹き付ける。
<< Step S202 >>
The
≪ステップS203≫
内槽9(洗濯槽)と回転翼11を一体的に緩速回転させたり、内槽9を静止させた状態で回転翼11を正逆回転を行なうことにより、衣類56全体を撹拌しながら加熱させ乾燥を行う。また、回転翼11を回転させると衣類56は内槽9の外周側へ移動するため、温風51を外周底部へ吹き付けると、衣類56に直接風を当てやすい。高速の温風51が直接衣類56に当てられることで、衣類56からの水分の蒸発が促進され乾燥効率が向上するとともに、衣類56がより押し広げられ、乾燥中に発生するしわが低減する。また、回転翼11を回転させると回転翼11のなだらかな傾斜面11hにより衣類56が持ち上げられる。衣類56が持ち上げられ、吹出部54と衣類56の距離が近づくことにより、衣類56に吹付けられる温風51の風速が増加するため、衣類56がより押し広げられ、乾燥中に発生するしわが低減する。
<< Step S203 >>
By rotating the inner tub 9 (washing tub) and the
≪ステップS204≫
温度センサ26により温風の温度を監視しながら実行し、温度変化の割合が所定の値になったときに乾燥終了と判断する。衣類56が乾燥していない場合は、ステップS203の内槽9または、回転翼11を回転させて再度ステップS204の判断を行う。
<< Step S204 >>
It is executed while monitoring the temperature of the hot air by the
≪ステップS205≫
ヒータ20をOFFにした後、更に送風ファン19をOFFにし、内槽9と回転翼11の回転を停止させて乾燥工程を終了する。
≪Step S205≫
After turning off the
このような構成を備えた洗濯乾燥機において、次に本発明の特徴的な構成を説明する。図8は、第1実施形態に係る吹出路の拡大断面図である。図9は、第1実施形態に係る温風吹付領域を示す内槽底部の上面図である。図10は、図8に示す風路の有無の効果を示す模式図である。なお、図8は、図2に示した槽カバー31の後面(後部)31bの、吹出部54を含む拡大断面図である。
In the washer-dryer provided with such a configuration, the characteristic configuration of the present invention will be described next. FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view of the outlet according to the first embodiment. FIG. 9 is a top view of the bottom of the inner tank showing the hot air blowing region according to the first embodiment. FIG. 10 is a schematic diagram showing the effect of the presence or absence of the air passage shown in FIG. Note that FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view of the rear surface (rear portion) 31b of the
図8に示すように、吹出部54は、風が流入する円筒状の流入部61と、円錐状の絞り部63と、円筒状の風路65と、を備えて構成されている。
As shown in FIG. 8, the
流入部61は、上方に延びて形成され、鉛直方向に延びる蛇腹管29b(図2参照)が接続されている。蛇腹管29bは、吹出部54よりも後方(背面側)に延びる配管と接続され、この配管を介して送風ファン19(図2参照)と接続されている。なお、送風ファン19およびヒータ20(図2参照)は、ひとつのケースに収容され、送風ユニットとして筐体1(図2参照)内に固定されている。
The
絞り部63は、流路断面積(水平方向の輪切り断面積)が下方に向けて徐々に小さくなる傾斜を有し、上端に絞り入口62と、下端に絞り出口64と、が形成されている。絞り入口62は、流入部61と連続して形成されている。また、絞り部63は、絞り入口62の流路断面積(輪切り断面積)の径方向中心と、絞り出口64の流路断面積(輪切り断面積)の径方向中心とは一致している。
The
また、絞り部63は、内槽9の中心側(前面側)に形成される傾斜面63a(中心側の傾斜部)と、内槽9の外周側(背面側)に形成される傾斜面63b(外周側の傾斜部)と、有している。また、傾斜面63a,63bは、いずれも、軸方向(上下方向)に対して同じ傾斜角度を有している。
Further, the
風路65は、絞り部63の出口である絞り出口64と連続し、加速された温風51に直進性を持たせて内槽9(図2参照)内へ吹き付けるようになっている。また、風路65は、絞り出口64(風路入口)での流路断面積(輪切り断面積)と、温風が内槽9内に吹き出す風路出口66での流路断面積(輪切り断面積)とは、同一である。
The
また、風路65は、風路65の外周面が、流体バランサ9cの内壁面9c1と対向する位置まで入り込むようにして配置されている。換言すると、風路出口66は、流体バランサ9cの上面9c2よりも鉛直方向下方に位置している。
Further, the
また、吹出部54は、槽カバー31と樹脂成形によって一体で構成されている。これにより、部品点数を抑えることができ、さらに別体の場合に生じる隙間をなくし、隙間から生じる空気漏れを抑えることができる。なお、吹出部54を流れる温風の温度による変形を抑えるために、80度以上の耐熱性のある材料(例えば、ガラス繊維を含む樹脂)で作られるのが望ましい。
Further, the
洗濯乾燥機100の乾燥工程中、送風ファン19によって生成された温風は、流入口60から流入部61に流れ込み、絞り部63によって速度を増しながら、下流側の風路65に送られ、内槽9内へ吹き出す。このとき、温風51は、風路65の先端(先端)から鉛直方向の真下に向けて吹き出される。
During the drying process of the washer /
このとき、高速の温風51を衣類56(図2参照)に直接吹き付けることにより、衣類56を押し広げる力が高く得られる。また、衣類56からの水分の蒸発が促進されるため、乾燥中に発生するしわが低減するとともに乾燥効率が向上する。
At this time, by directly blowing the high-
また、乾燥工程中、回転翼11(図2参照)の回動により、衣類56は内槽9の外周底部に集まりやすいため、温風51がこの外周底部目掛けて吹き付けられる。また、温風51の風速低下を抑えるためには、風(温風51)が衣類56に当たる前に内槽9の壁面に当たらない向きに吹き出すのがよい。さらに、衣類56に短い距離で当てられるように、吹出部54の鉛直下近傍に温風51を吹き出すことが望ましい。
Further, during the drying process, the
したがって、衣類56の集まりやすい外周側の鉛直方向上方に吹出部54が設けられている。図9において破線〇印は、内槽9の底部で、絞り部63の出口(絞り出口64)の略鉛直下の点の位置を示している。なお、内槽9の底部に温風51を吹き付ける位置は、破線〇印で示す位置(一つの点)に限定されるものではなく、図9において網掛けでの領域に示すように、絞り出口64の略鉛直下の破線〇印に対し、周方向に±45度で描かれる四分円の内部(内側)、かつ、径方向Rに対して半分(径方向Rの中間)より外周側となる温風吹付領域70に、風を吹き付けることが望ましい。このように、絞り出口64および風路65の向きは、温風吹付領域70に向けるのがよい。
Therefore, the
また、内槽9に吹き出した風は、槽内の空気を巻き込み、中心風速を低下させながら拡散していく。衣類56を内槽9の底部において、風によって押し広げるためには、拡散を抑制し、中心風速を保ち、内槽9の底部まで極力高速の温風51を届かせることが望ましい。そこで、第1実施形態では、絞り部63の下流側に風路65を設け、内槽9の底部まで高速の温風51を導いている。
Further, the wind blown out to the
図10は、絞り部63の先端に風路65を設けていない場合(図10の左図)と、絞り部63の先端に風路65を設けた場合(図10の右図)の、温風51の拡散の仕方を表す模式図である。なお、図10の左図と右図の絞り部63の形状を同じにしている。また、図10の左図の場合も本発明の実施形態に含まれるものである。
FIG. 10 shows the temperature when the
図10の左図に示すように、風路65を設けていない場合、絞り部63で風が集められる際、その周縁部(傾斜面に近い側)では傾斜方向に風が流れる。このため、絞り出口64(絞り部63の出口)から吹き出る際、その傾斜方向の成分により、比較的広がりを持って風が絞り出口64から吹き出す。これに対して、図10の右図で示すように、風路65を設けた場合は、絞り部63によって集められた風は、風路65によって一方向に整流されるため、比較的直進性をもって風路出口66から吹き出し、内槽9の底部の衣類56に吹き付けられる。
As shown in the left figure of FIG. 10, when the
以上のように、槽カバー31の径方向の外周側において流路断面積が徐々に小さくなる絞り部63と風路65とを設ける。これにより、風を絞り出口64の鉛直下方かつ内槽9の外周側である温風吹付領域70(図9参照)に吹き付けることで、回転翼11により内槽9の外周側に寄せられた衣類56へと、効果的に高速の温風51を直接吹き付けることができる。その結果、衣類56を効果的に押し広げ、衣類56からの水分の蒸発を促進し、乾燥中に発生するしわが低減するとともに乾燥効率が向上する。乾燥効率が向上することにより、乾燥時の消費電力量を低減することができる。
As described above, the
なお、第1実施形態では、風路65の流路面積は、圧力損失を抑えるために略一定としたが、風路65においても流路面積を絞ることで、さらに風速を増すことができる。その場合、風路出口66における風の流れを揃えるために、絞り部63の縮流比より小さい範囲で縮流するのが望ましい。すなわち、絞り入口62、絞り出口64、風路出口66の流路断面積を用いて、(絞り出口64/風路出口66)<(絞り入口62/絞り出口64)であればよい。
In the first embodiment, the flow path area of the
また、風路出口66から吹き出た温風51を、流体バランサ9cに当てないため、風路出口66は、流体バランサ9cの上面9c2よりも下側となる高さ位置に設けられている。
Further, since the
また、乾燥工程中に、風路65に膨らんだ衣類56が絡まると、衣類56にしわがつき、仕上がり悪化につながる。このため、風路出口66は、槽カバー31の下面31d1(図8の破線参照)より上側に設けるのが望ましい。これにより、衣類56と風路65の接触による、風路65の破損、摩耗も抑止できる。
Further, if the swelling
また、第1実施形態では、槽カバー31は、槽カバー上板31c(図8参照)と槽カバー下板31dと(図8参照)の二枚を重ね、比較的厚みを持たせた構成にしている。これにより、風路出口66を、槽カバー31の下面、すなわち槽カバー下板31dの下面31d1より上側に容易に設けることができる。
Further, in the first embodiment, the
また、第1実施形態では、洗濯(洗い)工程中、あるいは乾燥工程中に、槽カバー31と流体バランサ9cとの間に衣類56が入り込むことを抑止するため、すなわち槽カバー下板31dの下面31d1は流体バランサ9cの上面9c2より下側に設けている。
Further, in the first embodiment, in order to prevent
風路65は、内槽9と流体バランサ9cの開口部内側(内壁面9c1の内側)に配置するが、絞り部63による傾斜を利用して、流入口60の一部が開口部より外側(内壁面9c1の径方向外側)に配置されている(図8の破線参照)。このように、流入口60を極力筐体(外枠)1の背面側に設けることが望ましい。これにより、流入口60の上流にある蛇腹管29bを極力筐体(外枠)1の背面側に配置することができるため、前面側に設けた衣類投入口31aを広く確保でき、より円滑に衣類56の出し入れが可能になる。
The
なお、絞り部63における絞りの軸方向に対する傾斜角度αは、略一定でなくても構わない。例えば、下流側に行くにしたがい、勾配が急になる(斜面が軸方向に平行になる)ように傾斜角度を設けた場合、絞り部63の外側にある空間Sが広く取れるため、流入口60をより筐体(外枠)1の背面側に寄せることが可能になる。
The inclination angle α of the
以上説明したように、第1実施形態の洗濯乾燥機100は、筐体1と、筐体1に収容される外槽10と、外槽10に収容される内槽9と、筐体1に収容され温風51を生成する送風部(送風ファン19、ヒータ20、乾燥ダクト22、除湿機構22a)と、送風部からの温風51が流入する流入口60と、内槽9の外周側に設けられ、流入口60から流路断面積を徐々に小さくする絞り部63と、を備える。絞り出口64は、内槽9の底部で、絞り出口64の略鉛直下の点に対し、周方向に±約45度で描かれる四分円の内部、かつ、径方向Rに対して中間より外周側の領域に向けられている(図9参照)。これによれば、絞り部63から温風51を衣類56に対して高い速度で吹き付けることが可能になるので、乾燥効率および仕上がりが向上する。
As described above, the washer /
また、第1実施形態は、絞り出口64の下流側には、内槽9の内部に温風51を吹き出す風路65が設けられている(図8参照)。これによれば、温風51の拡散を抑制し、中心風速を保ち、内槽9の底部まで極力高速の温風51を届かせることが可能になる。
Further, in the first embodiment, an
また、第1実施形態は、外槽10の上面を覆う槽カバー31を有し、槽カバー31は、絞り部63を有する(図8参照)。これによれば、部品点数を削減できる。
Further, the first embodiment has a
また、第1実施形態は、絞り出口64は内槽9の開口部(流体バランサ9cの内壁面9c1)の径方向の内側に位置し、かつ、流入口60の少なくとも一部が開口部(内壁面9c1)より外周側に位置している(図8参照)。これによれば、吹出部54の位置をより背面側にできるので、衣類投入口31aの開口部をより広く確保することができ、衣類56の出し入れが容易になる。
Further, in the first embodiment, the
また、第1実施形態は、絞り出口64と風路65の流路断面積は同一である。これによれば、風路65を絞って圧力損失が生じるのを抑えることができる。
Further, in the first embodiment, the flow path cross-sectional areas of the
また、第1実施形態は、槽カバー31は、槽カバー上板31cと槽カバー下板31dとを組み合わせて構成され、槽カバー上板31cは、絞り部63と風路65とを有する(図8参照)。槽カバー上板31cは、槽カバー31の上面側の形状を構成している。槽カバー下板31は、槽カバー31の下面側の形状を構成している。これによれば、槽カバー下板31dに絞り部63および風路65を設けると、槽カバー上板31cとの間で接続境界が生じるが、槽カバー上板31cに設けることで、接続境界が生じなくなり、空気漏れの発生を防止できる。
Further, in the first embodiment, the
(第2実施形態)
図11は、第2実施形態の洗濯乾燥機を示す縦断面図である。図12は、第2実施形態に係る吹出路の拡大断面図である。
図11に示すように、第2実施形態の洗濯乾燥機100Aは、第1実施形態の吹出部54に替えて吹出部54Aを備えている。なお、その他の構成については、第1実施形態と同様であるので、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
(Second Embodiment)
FIG. 11 is a vertical sectional view showing the washer / dryer of the second embodiment. FIG. 12 is an enlarged cross-sectional view of the outlet according to the second embodiment.
As shown in FIG. 11, the washer /
図12に示すように、吹出部54Aは、流入口60、絞り部63Aおよび風路65を備えて構成されている。絞り部63Aは、鉛直方向(軸方向)の上側から下側に向けてすぼまる略円錐形状を呈している。
As shown in FIG. 12, the
また、絞り部63Aは、内槽9の外周側(背面側)に形成される傾斜面63cを有している。また、絞り部63Aは、内槽9の中心側(前面側)に形成される面63dは、軸方向(鉛直方向)に平行な面によって構成されている。このように、傾斜面63cと面63dとは、傾斜角度が異なっている。
Further, the
また、筐体(外枠)1の前面側の傾斜(鉛直方向(軸方向)に対する角度が0度)の方は、背面側の傾斜(鉛直方向(軸方向)に対する角度β、傾斜面63c)より急勾配になるように構成されている。
Further, when the front side of the housing (outer frame) 1 is tilted (the angle with respect to the vertical direction (axial direction) is 0 degrees), the back side is tilted (the angle β with respect to the vertical direction (axial direction), the
また、絞り出口64の断面中心O1が流入口60の断面中心O2より筐体(外枠)1の前面側に位置するように構成されている。このような構成にすることで、流入口60に流れる風が筐体(外枠)1の前面側に偏ってもたらされた場合(図11の実線矢印参照)、圧力損失を比較的抑えつつ、絞り部63Aによって風を絞ることが可能になる。
Further, the cross-sectional center O1 of the
つまり、第2実施形態では、吹出部54Aの後方で、筐体(外枠)1の背面側上部に送風ファン19が設けられている。図11において実線矢印で示すように、風は送風ファン19を出た後、背面側から前面側へと流れながら蛇腹管29bの上部へ送られ、略鉛直に曲げられて蛇腹管29bを通り、流入口60へ導かれる。このようにして流体が曲げられることで、流体は曲げの中心側より外側へと集められやすく、この場合、蛇腹管29b内で軸中心より筐体(外枠)1の前面側に偏って風が流れる。すなわち、前面側が速く、背面側が遅い流れが流入口60および絞り部63Aに到達することになる。
That is, in the second embodiment, the
ところで、圧力損失を抑えて風を絞るためには、絞り出口64を速い流れの集まる前面側に配置し、絞り部63Aの傾斜面を背面側に広くとり、遅い流れを縮流することが望ましい。そこで、流入口60の断面中心O2に対して、絞り出口64の断面中心O1を前面側に寄せた構造としている。具体的には、流入口60の前面側端部60aと、絞り出口64の前面側端部64aを鉛直方向に揃えている。これにより、速い流れの集まる前面側での縮流を抑え、圧力損失をより抑えることができる。これにより、風の圧力損失を抑えて絞られた温風51は、風路65によって、内槽9の底部の温風吹付領域70(図9参照)へと吹き付けられる。
By the way, in order to suppress the pressure loss and throttle the wind, it is desirable to arrange the
したがって、衣類56の溜まりやすい内槽9の外周底部に効率よく高速の温風51を吹き付けることが可能になる。その結果、衣類56に直接吹き付けられる風速が増加し、衣類を押し広げる力が増加するとともに衣類56からの水分の蒸発が促進されるため、乾燥中に発生するしわが低減するとともに乾燥効率が向上する。
Therefore, it is possible to efficiently blow the high-
また、図12に示す吹出部54Aでは、風路65を内槽9と流体バランサ9cの内側に収めつつ、流入口60を、第1実施形態の位置より、背面側に配置することが可能である(図8の破線と図12の破線を参照)。これにより、衣類投入口31aをより広く確保し、円滑に衣類56の出し入れが可能になる。
Further, in the
また、第2実施形態では、絞り出口64が流入口60の周内に収まる構造を例に挙げて説明しているが、絞り出口64が流入口60の周内に収まる構造にする必要はない。例えば、絞り出口64が流入口60に対して前面側に出るように配置した場合、流入口60をさらに背面側に設けることが可能であり、衣類投入口31aを広げ、衣類56の出し入れがさらに円滑になる。
Further, in the second embodiment, the structure in which the
なお、第2実施形態では、流入口60において、筐体(外枠)1の前面側に偏って流れる風を効果的に絞るために絞り出口64を流入口60より前面側にくるように絞りの傾斜が設けられている。しかし、流入口60における偏流の方向に応じて設ければよく、例えば風が背面側に偏っている場合は、絞り出口64は流入口60より背面側になるように配置すればよい。
In the second embodiment, in the
(第3実施形態)
図13は、第3実施形態に係る吹出路を備えた槽カバーの拡大断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については重複する部分を省略する。
図13に示すように、第3実施形態の洗濯乾燥機は、槽カバー31に替えて槽カバー31Aを備えている。槽カバー31Aは、槽カバー上板31cと、槽カバー下板31eと、を組み合わせて構成されている。槽カバー下板31eは、槽カバー下板31eの下面31e1が風路65の端部(下端、先端)65aと連続するように構成されている。換言すると、槽カバー下板31eの下面31e1が風路65の端部65a(端面)と面一になり、端部65aが槽カバー下板31eの下面31e1から下方に突出しないように構成されている。
(Third Embodiment)
FIG. 13 is an enlarged cross-sectional view of the tank cover provided with the outlet according to the third embodiment. The overlapping part is omitted for the configuration common to the first embodiment.
As shown in FIG. 13, the washer / dryer of the third embodiment includes a
ところで、衣類56が内槽9の容量に対して比較的多く入っているような場合、槽カバー31(図8参照)と衣類56との接触が起きやすい。乾燥工程中、風で巻き上げられた衣類56が槽カバー31の下面を滑り、風路65と接触する場合は、それによって生じる衣類56のねじれが仕上がり悪化につながる。風路65の端部65aの周囲になだらかな傾斜面31e2を設けることで、衣類56の絡みを抑制し、仕上がりが良くなる。また、接触によって生じる、絞り部63および風路65の破損や摩耗を抑止することができる。
By the way, when the
なお、風路65の周囲の傾斜面31e2が無い場合でも、槽カバー下板31eの下面31e1が水平面で風路65の端部65aと同一面上にあり、端部65aが下面31e1から突出していない構造であれば、同様の効果が期待できる。
Even if there is no inclined surface 31e2 around the
(第4実施形態)
図14は、第4実施形態の洗濯乾燥機の構成図である。
なお、第1実施形態では、衣類56に最短距離で当てられる略鉛直下方に、絞り出口64および風路65を向け、温風51を吹き付けた場合について説明したが、温風51を吹き付ける向きは略鉛直下方に限定されるものではない。
(Fourth Embodiment)
FIG. 14 is a configuration diagram of the washer / dryer of the fourth embodiment.
In the first embodiment, the case where the
例えば、図14に示すように、内槽9の底部にある回転翼11の回動動作により、衣類56は外周部に移動すると同時に、周方向にも移動する。そのため、周方向に移動する衣類56に対し、向かい風になるように温風51を吹き付ける(図14の白抜き矢印と実線矢印参照)。これにより、衣類56に吹き付けられる風が相対的に速くなり、衣類56を押し広げる力をより高く得られ、衣類56の乾燥効率が向上し、衣類56に対するしわの発生が低減する。
For example, as shown in FIG. 14, due to the rotational operation of the
また、回転翼11の傾斜面11hに対して略垂直となるような向きで風を吹き付けることにより、傾斜面11h上にある衣類56を押し広げる力がさらに得られるため、衣類56の乾燥効率が向上し、衣類56に対するしわの発生が低減する。
Further, by blowing the wind in a direction substantially perpendicular to the
(第5実施形態)
図15は、第5実施形態の洗濯乾燥機の構成図である。
なお、図11および図12に示す第2実施形態では、流入口60において、筐体(外枠)1の前面側に偏って流れる風を効果的に絞るために絞り出口64を流入口60より前面側に位置するように絞り部63の傾斜を設けた。しかし、送風ファン19の配置によっては、背面側に偏って風が流れる。その場合は,絞り出口64を流入口60より背面側に配置するように傾斜を設けることが望ましい。
(Fifth Embodiment)
FIG. 15 is a block diagram of the washer / dryer of the fifth embodiment.
In the second embodiment shown in FIGS. 11 and 12, in the
例えば、図15に示すように、送風ファン19Aが比較的小さく、送風ファン19Aの出口19aを吹出部54より前面側に配置した場合は、風は前面側から背面側へと流れながら蛇腹管29bの上部に送られる。そのため,風は蛇腹管29b内において軸中心より筐体(外枠)1の背面側に偏って流れる。したがって、絞り出口64を流入口60より背面側に配置するように傾斜を設けるのがよい。
For example, as shown in FIG. 15, when the
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、第1実施形態の流入部61、絞り部63,63A、風路65の形状は略円筒および略円錐に限定されるものではなく、また吹出部54,54Aは槽カバー31,31Aと一体に構成されるものに限定されるものではない。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and includes various modifications. For example, the shapes of the
また、温風吹付領域70に温風51が比較的速度を保って吹き付けられる場合は、図10の左図に示すように、風路65を省略しても、同様の効果を得ることができる。
Further, when the
また、本実施形態の洗濯乾燥機100,100Aでは、熱源としてヒータ20(図2、図11参照)を用いて説明したが、熱源はヒートポンプによるものでも同様の効果を得ることができる。
Further, in the washer-
また、本実施形態では、槽カバー31、31Aを備えた洗濯乾燥機を例に挙げて説明したが、槽カバー31,31Aを備えない乾燥機能を備えた洗濯機にも適用することができる。 Further, in the present embodiment, the washing / drying machine provided with the tub covers 31 and 31A has been described as an example, but the present embodiment can also be applied to a washing machine having a drying function not provided with the tub covers 31 and 31A.
1 筐体
2 トップカバー
2a 衣類投入口
3 外蓋
4 給水電磁弁
9 内槽
9a,9b 貫通孔
9c 流体バランサ
9c1 内壁面(内槽の開口部)
9c2 上面
10 外槽
10b 通水通気口
11 回転翼
11a 隆起部
11c 貫通孔
11h 傾斜面
14 制御装置
15 排水弁
16 循環ポンプ
17 循環パイプ
19 送風ファン(送風部)
20 ヒータ(送風部)
22 乾燥ダクト(送風部)
22a 除湿機構(送風部)
23 内蓋
29a,29b,29c,29d,29f 蛇腹管
30 循環水カバー
31 槽カバー
31a 衣類投入口
31b 後面
31c 槽カバー上板(上板)
31d,31e 槽カバー下板(下板)
31d1,31e1 下面
31e2 傾斜面
51 温風
54,54A 吹出部
56 衣類
60 流入口
61 流入部
62 絞り入口
63 絞り部
63a 傾斜面(中心側の傾斜部)
63b 傾斜面(外周側の傾斜部)
63c 傾斜面(外周側の傾斜部)
64 絞り出口(絞り部の出口)
65 風路
66 風路出口
70 温風吹付領域
100,100A 洗濯乾燥機(洗濯機)
O1 断面中心(絞り部の出口の断面中心)
O2 断面中心(流入口の断面中心)
1
20 Heater (blower)
22 Drying duct (blower)
22a Dehumidifying mechanism (blower)
23
31d, 31e Tank cover lower plate (lower plate)
31d1, 31e1 Bottom surface 31e2
63b Inclined surface (inclined part on the outer peripheral side)
63c Inclined surface (inclined part on the outer peripheral side)
64 Aperture outlet (outlet of aperture)
65
O1 Cross-section center (cross-section center at the exit of the throttle)
O2 Cross-section center (cross-section center of the inflow port)
Claims (11)
前記筐体に収容される外槽と、
前記外槽に収容される内槽と、
前記筐体に収容され温風を生成する送風部と、
前記送風部からの温風が流入する流入口と、
前記内槽の内側の外周側に設けられ、前記流入口から流路断面積を徐々に小さくする絞り部と、を備え、
前記絞り部の出口は、前記内槽の底部で、前記絞り部の出口の略鉛直下の点に対し、周方向に±約45度で描かれる四分円の内部、かつ、径方向に対して中間より外周側の領域に向けられていることを特徴とする洗濯機。 With the housing
The outer tank housed in the housing and
The inner tank housed in the outer tank and
A blower unit housed in the housing and generating warm air,
An inflow port into which warm air from the blower unit flows in, and
A throttle portion provided on the outer peripheral side of the inside of the inner tank and gradually reducing the cross-sectional area of the flow path from the inlet is provided.
The outlet of the throttle portion is the bottom of the inner tank, inside a quarter circle drawn at ± about 45 degrees in the circumferential direction with respect to a point substantially vertically below the outlet of the throttle portion, and with respect to the radial direction. A washing machine characterized in that it is directed to the area on the outer peripheral side from the middle.
前記絞り部の出口の下流側には、前記内槽の内部に前記温風を吹き出す風路が設けられていることを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to claim 1.
A washing machine characterized in that an air passage for blowing out the warm air is provided inside the inner tank on the downstream side of the outlet of the throttle portion.
前記絞り部の出口と前記風路の流路断面積は同一であることを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to claim 2.
A washing machine characterized in that the outlet of the throttle portion and the flow path cross-sectional area of the air passage are the same.
前記絞り部は、前記内槽の中心側の壁および/または外周側の壁に傾斜部を有することを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to any one of claims 1 to 3.
The washing machine, wherein the squeezed portion has an inclined portion on a wall on the center side and / or a wall on the outer peripheral side of the inner tub.
前記傾斜部は、前記中心側と前記外周側とで異なる傾斜角度を有することを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to claim 4.
A washing machine characterized in that the inclined portion has different inclination angles between the center side and the outer peripheral side.
前記絞り部の出口の断面中心が、前記流入口の断面中心より、前記内槽の中心側に位置していることを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to any one of claims 1 to 5.
A washing machine characterized in that the cross-sectional center of the outlet of the throttle portion is located on the center side of the inner tub with respect to the cross-sectional center of the inflow port.
前記絞り部の出口の断面中心が、前記流入口の断面中心より、前記内槽の外周側に位置していることを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to any one of claims 1 to 6.
A washing machine characterized in that the cross-sectional center of the outlet of the throttle portion is located on the outer peripheral side of the inner tub with respect to the cross-sectional center of the inflow port.
前記外槽の上面を覆う槽カバーを有し、
前記槽カバーは、前記絞り部を有することを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to claim 2 or 3.
It has a tank cover that covers the upper surface of the outer tank, and has a tank cover.
The tub cover is a washing machine having the squeezed portion.
前記槽カバーは、上板と下板とを組み合わせて構成され、
前記上板は、前記絞り部と前記風路とを有することを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to claim 8.
The tank cover is composed of a combination of an upper plate and a lower plate.
The upper plate is a washing machine having the throttle portion and the air passage.
前記絞り部の出口は前記内槽の開口部の径方向の内側に位置し、かつ、前記流入口の少なくとも一部は前記開口部より外側に位置していることを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to any one of claims 1 to 9.
A washing machine characterized in that the outlet of the throttle portion is located inside the opening of the inner tub in the radial direction, and at least a part of the inflow port is located outside the opening.
前記筐体に収容される外槽と、
前記外槽に収容される内槽と、
前記筐体に収容され温風を生成する送風部と、
前記送風部からの温風が流入する流入口と、
前記内槽の内側の外周側に設けられ、前記流入口から流路断面積を徐々に小さくする絞り部と、を備え、
前記絞り部の出口は、前記内槽の底部で外周側の領域に向けられていることを特徴とする洗濯機。 With the housing
The outer tank housed in the housing and
The inner tank housed in the outer tank and
A blower unit housed in the housing and generating warm air,
An inflow port into which warm air from the blower unit flows in, and
A throttle portion provided on the outer peripheral side of the inside of the inner tank and gradually reducing the cross-sectional area of the flow path from the inlet is provided.
A washing machine characterized in that the outlet of the squeezing portion is directed to a region on the outer peripheral side at the bottom of the inner tub.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020088379A JP2021180814A (en) | 2020-05-20 | 2020-05-20 | Washing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020088379A JP2021180814A (en) | 2020-05-20 | 2020-05-20 | Washing machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021180814A true JP2021180814A (en) | 2021-11-25 |
Family
ID=78605830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020088379A Pending JP2021180814A (en) | 2020-05-20 | 2020-05-20 | Washing machine |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021180814A (en) |
-
2020
- 2020-05-20 JP JP2020088379A patent/JP2021180814A/en active Pending
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