JP2021172156A - Vehicle front structure - Google Patents
Vehicle front structure Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021172156A JP2021172156A JP2020075493A JP2020075493A JP2021172156A JP 2021172156 A JP2021172156 A JP 2021172156A JP 2020075493 A JP2020075493 A JP 2020075493A JP 2020075493 A JP2020075493 A JP 2020075493A JP 2021172156 A JP2021172156 A JP 2021172156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- sensor
- protector
- headlight
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims abstract description 62
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
Description
本発明は、ヘッドライトの周辺にセンサを有する車両前部構造に関する。 The present invention relates to a vehicle front structure having sensors around the headlights.
従来、車両前部には、例えばエアバック装置を作動させるための閾値を決定するエアバックセンサなどの各種センサが取り付けられている。このような車両前部に設けられるセンサは、ヘッドライトの周辺に配置される場合がある。この場合、衝突時にヘッドライトが変位しても該ヘッドライトがセンサに干渉しないようにするために、車体やヘッドライト等に対策を施した構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, various sensors such as an airbag sensor that determines a threshold value for operating an airbag device are attached to the front portion of the vehicle. Such sensors provided at the front of the vehicle may be arranged around the headlights. In this case, a structure is known in which measures are taken for the vehicle body, the headlights, and the like so that the headlights do not interfere with the sensor even if the headlights are displaced during a collision (see, for example, Patent Document 1). ..
特許文献1に開示されている車体前部構造では、ヘッドランプ(前照灯またはヘッドライトに相当)の車幅方向外側に回転軸が設けられ、ヘッドランプの車幅方向内側近傍にはエアバックセンサが設けられている。エアバックセンサは、ヘッドランプが回転軸周りに後側へ相対回転した際の車幅方向内側端部の回転軌跡内に配置されている。また、ヘッドランプの車幅方向内側端部にはランプストッパが設けられており、該ランプストッパの車体後側に位置するフロントサイドメンバの前端部には干渉部が設けられている。該干渉部は、ヘッドランプの回転軸周りの相対回転におけるランプストッパの回転軌跡内に配置されている。このような車体前部構造では、前面衝突時にランプストッパが干渉部に当接してヘッドランプの相対回転が制限されることで、ヘッドランプとエアバックセンサの干渉が防止される。
In the vehicle body front structure disclosed in
しかしながら、上記のような従来の構造では、例えば、障害物がヘッドランプの回転軸の位置に衝突した場合、ヘッドランプは回転せず平行に移動することになるので、ランプストッパが干渉部に当接しない。この場合、ヘッドランプがエアバックセンサに接触してしまいセンサの保護がなされなくなるため、エアバッグ装置が適切に作動しない可能性があった。つまり、従来の構造は、前面衝突時におけるヘッドランプの変位に対してセンサを保護するものであったが、車両の前面だけでなく側面等からの衝突によるヘッドライト(ヘッドランプ)の変位に対してもセンサを保護することが求められており、改善の余地があった。 However, in the conventional structure as described above, for example, when an obstacle collides with the position of the rotation axis of the headlamp, the headlamp does not rotate and moves in parallel, so that the lamp stopper hits the interference portion. Do not touch. In this case, the headlamp comes into contact with the airbag sensor and the sensor is not protected, so that the airbag device may not operate properly. That is, the conventional structure protects the sensor against the displacement of the headlamp at the time of a frontal collision, but against the displacement of the headlight (headlamp) due to the collision from not only the front surface of the vehicle but also the side surface and the like. However, there was a need to protect the sensor, and there was room for improvement.
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、衝突時におけるヘッドライトの変位に対してセンサを確実に保護することができる車両前部構造を提供することである。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a vehicle front structure capable of reliably protecting a sensor against displacement of a headlight in the event of a collision. ..
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、車両前部の車体部材に対して間隔を空けて配置されているヘッドライトと、前記車体部材の前記ヘッドライトに対向する位置に設けられているセンサと、を備えている車両前部構造を提供する。この車両前部構造は、前記ヘッドライトと前記センサとの間で前記センサを覆うように前記車体部材に設けられるとともに、前記センサに対して間隔を空けて配置されているプロテクタを備えている。 In order to solve the problems of the prior art, the present invention provides headlights arranged at intervals with respect to the vehicle body member at the front of the vehicle and at positions facing the headlights of the vehicle body member. Provided with a sensor and a vehicle front structure equipped with. The vehicle front structure is provided on the vehicle body member so as to cover the sensor between the headlight and the sensor, and includes protectors arranged at intervals from the sensor.
本発明に係る車両前部構造によれば、プロテクタがヘッドライトとセンサとの間でセンサを覆うように間隔を空けて配置されているので、衝突時にヘッドライトが変位しても、該ヘッドライトがプロテクタに当接することによりセンサを確実に保護することができる。 According to the vehicle front structure according to the present invention, the protectors are arranged at intervals between the headlight and the sensor so as to cover the sensor, so that even if the headlight is displaced during a collision, the headlight Can reliably protect the sensor by contacting the protector.
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図7は、本発明の実施形態に係る車両前部構造を示すものである。なお、図において、矢印F方向は車両前後方向で車両前方を示し、矢印U方向は車両上下方向で車両上方を示し、矢印O方向は車幅方向で車両外側を示している。また、実施形態の説明における「左右」は、車両室内から前方を見たときの左右に対応している。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
1 to 7 show a vehicle front structure according to an embodiment of the present invention. In the figure, the arrow F direction indicates the vehicle front in the vehicle front-rear direction, the arrow U direction indicates the vehicle upper direction in the vehicle vertical direction, and the arrow O direction indicates the vehicle outer side in the vehicle width direction. Further, the "left and right" in the description of the embodiment correspond to the left and right when the front is viewed from the vehicle interior.
図1に示すように、本発明の実施形態に係る構造が適用される車両前部1には、ヘッドライト2が車幅方向の左右両側に配置されている。ヘッドライト2は、ライトサポートブレース3および図示しないフェンダパネルに取り付けられている。
As shown in FIG. 1,
ライトサポートブレース3は、車両上下方向に延びており、下端部にはフロントバンパメンバ5が固定され、上端部にはフードロックメンバアッパ6aが固定され、中間部にはフードロックメンバロア6bが固定されている。フロントバンパメンバ5、フードロックメンバアッパ6aおよびフードロックメンバロア6bは、それぞれ、車幅方向に延びて左右のライトサポートブレース3の間に架け渡されている。
The
ライトサポートブレース3の車両上下方向の中間部分には、車体部材としてのライトサポートメンバ4が固定されている。このライトサポートメンバ4は、ライトサポートブレース3との固定部から車幅方向外側に突出し、先端部分が車両後方に曲がった形状(平面視で略L字の形状)に形成されている。
A
図2〜図7は、車両右側に配置されるヘッドライト2の周辺(図1のA部)の構造を示している。なお、車両左側に配置されるヘッドライト2の周辺の構造は、車両右側と同様の構造であるため、以下での説明を省略する。
2 to 7 show the structure around the headlight 2 (part A in FIG. 1) arranged on the right side of the vehicle. Since the structure around the
本実施形態におけるヘッドライト2は、本体部2aおよび取付部材2bを有しており、ライトサポートブレース3の車両前方側に位置する側面部の上側部分と、図示しないフェンダパネルの車幅方向内側部分の上下2か所とに取付部材2bを介して本体部2aが取り付けられている。ヘッドライト2の本体部2aは、ライトサポートメンバ4の上面部4aの車両前方側部分に対して間隔を空けて配置されている。ライトサポートメンバ4の上面部4aの車両前方側部分には、ブラケット7を介してセンサ8およびプロテクタ9が設けられている(図2〜図4を参照)。
The
センサ8は、例えば、図示省略のエアバック装置を作動させるための閾値を決定するエアバックセンサ等である。このセンサ8は、図4および図5(図2におけるB−B線断面図)に示すように、ブラケット7上におけるヘッドライト2の本体部2aに対向する位置に設けられている。また、センサ8には、カプラ10を介してハーネス11が接続されている(図4を参照)。
The
ブラケット7は、図4および図6に示すように、車両前後方向の中間で車幅方向の中央より外側に位置する部分に、ライトサポートメンバ4の上面部4aに接合して固定される固定部7aを有している。固定部7aの車幅方向の内側端部には、センサ設置部7bが連続して形成されている。センサ設置部7bは、固定部7aよりもヘッドライト2側(車両上側)の位置に平坦部を有しており、該平坦部上にセンサ8がボルトで締結されている。
As shown in FIGS. 4 and 6, the
また、ブラケット7の固定部7aにおける車両前後方向の後側端部には、後側接合部7cが連続して設けられている。後側接合部7cもセンサ設置部7bと同様に、固定部7aよりもヘッドライト2側(車両上側)の位置に平坦部を有している。本実施形態では、センサ設置部7bおよび後側接合部7cの各平坦部が同じ高さで連続して形成されており、図5の断面図に示すように、ライトサポートメンバ4の上面部4aとセンサ設置部7bおよび後側接合部7cの各平坦部との間に隙間が設けられている。なお、ライトサポートメンバ4の上面部4aには、ブラケット7に固定されたセンサ8に対応する位置に開口部4bが形成されている(図5および図7を参照)。
Further, a
さらに、ブラケット7の固定部7aおよびセンサ設置部7bにおける車両前後方向の前側端部には、前側接合部7dが連続して設けられている。前側接合部7dは、センサ設置部7bの平坦部よりもヘッドライト2側(車両上側)の位置に平坦部を有している。前側接合部7dおよび後側接合部7cの各平坦部には、プロテクタ9が接合されてボルトで締結される。なお、ブラケット7の後側接合部7cには、プロテクタ9をボルトで締結する際のプロテクタ9の共回りを防ぐためのツメ孔7eが設けられている。
Further, front
プロテクタ9は、図3、図5および図6に示すように、ヘッドライト2とセンサ8との間でセンサ8を覆うようにブラケット7に設けられており、該ブラケット7を介してライトサポートメンバ4の上面部4aに固定されている。このプロテクタ9は、センサ8に対して間隔を空けて配置されている。換言すると、センサ8は、ブラケット7とプロテクタ9との間に挟まれて収容されている。
As shown in FIGS. 3, 5 and 6, the
本実施形態のプロテクタ9は、ヘッドライト2とセンサ8との間で車両前後方向に延びており、前端部には前側接合部9aが形成され、後端部には後側接合部9bが形成されている。プロテクタ9の前側接合部9aは、前述したブラケット7の前側接合部7dに接合されてボルトで締結され、車両前方視で、センサ8と重なる位置に配置されている。プロテクタ9の前側接合部9aは、車両後方に向かうに従って車幅方向の長さ(横幅)が増大する末広がり形状になっている(図3および図6を参照)。このような末広がり形状とすることでプロテクタ9の歩留まりの向上が図られている。
The
また、プロテクタ9は、前側接合部9aの後端からヘッドライト2側(車両上側)に向けて立ち上がっている立ち上がり部分9cを有しており、この立ち上がり部分9cには少なくとも1つのビード9dが形成されている。ビード9dは、車幅方向に延びている立ち上がり部分9cに対して交差する方向に延びており、本実施形態では、車両前後方向に延びる2つのビード9dが立ち上がり部分9cに設けられている(図5および図6を参照)。立ち上がり部分9cの先端(上端)には前側傾斜部9eが連続して設けられている。前側傾斜部9eは、車両後方に向かうに従ってヘッドライト2に近づくように傾斜している。したがって、ブラケット7およびプロテクタ9は、前側接合部から車両後方に向かうに従って互いに離れていく形状に形成されている。
Further, the
さらに、プロテクタ9の前側傾斜部9eの後端には平坦部9fが連続して設けられている。この平坦部9fは、車両後方に延びており、プロテクタ9の車両前後方向で中央付近に位置している。プロテクタ9の平坦部9fの車両下方側には、ブラケット7に固定されたセンサ8と該センサ8に装着されたカプラ10とが間隔を空けて配置されている(図3〜図5を参照)。つまり、本実施形態では、プロテクタ9によってセンサ8およびカプラ10が覆われていることになる。
Further, a
加えて、プロテクタ9は、センサ8よりもヘッドライト2側(車両上側)且つセンサ8の車両前後方向の中央より車両後側の領域に、車両後方へ向かうに従ってヘッドライト2から遠ざかる方向に屈曲する屈曲部9gを有しており、該屈曲部9gから後側接合部9bへ向かって傾斜した後側傾斜部9hが形成されている(図5を参照)。後側傾斜部9hの車幅方向の長さ(横幅)は、平坦部9fと比べて狭くなっている(図3および図6を参照)。後側傾斜部9hの後端には、前述した後側接合部9bが連続している。プロテクタ9の後側接合部9bは、ブラケット7の後側接合部7cに接合されてボルトで締結されている。プロテクタ9の後側接合部9bには、ブラケット7のツメ孔7eに係合するツメ9iが形成されている。
In addition, the
次に、本実施形態による車両前部構造の作用について詳しく説明する。
上述したような構造が適用された車両前部1では、プロテクタ9が、ヘッドライト2とセンサ8との間でセンサ8(およびカプラ10)を覆うように間隔を空けて配置されているので、衝突時にヘッドライト2が変位しても、該ヘッドライト2がプロテクタ9に当接することによりセンサ8を確実に保護することができる。これにより、エアバッグ装置等を適切に作動させることが可能になり、乗員を保護することができる。
Next, the operation of the vehicle front structure according to the present embodiment will be described in detail.
In the
また、本実施形態の車両前部構造では、センサ8およびプロテクタ9がブラケット7を介してライトサポートメンバ4(車体部材)に設けられているとともに、ブラケット7およびプロテクタ9は、センサ8よりも車両前側で互いに接合され、当該前側接合部が車両前方視でセンサ8と重なる位置に配置されており、且つ、前側接合部から車両後方に向かうに従って、ブラケット7およびプロテクタ9が互いに離れていく形状に形成されている。これにより、前面衝突時における衝突荷重がブラケット7およびプロテクタ9に入力されるような場合でも、センサ8を効果的に保護することが可能である。
Further, in the vehicle front structure of the present embodiment, the
具体的に説明すると、昨今、車両前部1に配置され得るエンジンルームなどが縮小化していることにより、エアバッグ装置等のセンサ8が車両前端に設けられる場合がある。この場合、前面衝突時における衝突荷重Lは、図5の白抜き矢印に示すように、ブラケット7およびプロテクタ9の前側接合部7d,9aに直接入力される可能性がある。このとき、衝突荷重Lのうちのブラケット7の前側接合部7dに入力された成分は、固定部7aおよびセンサ設置部7bを伝わってライトサポートメンバ4側(車両下側)へ逃がされ、プロテクタ9の前側接合部9aに入力された成分は、立ち上がり部分9cおよび前側傾斜部9eを順に伝わってヘッドライト2側(車両上側)へ逃がされる。
More specifically, in recent years, as the engine room and the like that can be arranged in the
つまり、本実施形態の車両前部構造は、ブラケット7およびプロテクタ9によって、前面衝突時における衝突荷重Lを車両上下方向に分散させて逃がすことができるので、車両前方視で前側接合部7d,9aと重なる位置にあるセンサ8を効果的に保護することが可能である。また、ブラケット7およびプロテクタ9が互いに接合されることで前側接合部7d,9aが高い剛性を有することになるので、衝突荷重Lがブラケット7の前側接合部7dおよびセンサ設置部7bを介してセンサ8に伝達され易くなり、センサ8の応答性を向上させることも可能である。なお、前面衝突によってヘッドライト2等の周辺部品が変位したときも、該周辺部品がプロテクタ9に当接するのでセンサ8は保護される。
That is, in the vehicle front structure of the present embodiment, the
さらに、本実施形態の車両前部構造では、ブラケット7およびプロテクタ9がセンサ8よりも車両後側に位置する後側接合部7c,9bで互いに接合されているとともに、プロテクタ9が、センサ8よりもヘッドライト2側且つセンサ8の車両前後方向の中央より車両後側の領域に、車両後方へ向かうに従ってヘッドライト2から遠ざかる方向に屈曲する屈曲部9gを有している。これにより、前述した前面衝突時における衝突荷重Lによってプロテクタ9が変形するとき、屈曲部9gがヘッドライト2側(車両上側)に向かって折れ曲がる。特に本実施形態では、後側傾斜部9hの車幅方向の長さ(横幅)が平坦部9fと比べて狭くなっており、屈曲部9gが脆弱な構造であるため、衝突荷重Lを受けた際にプロテクタ9が屈曲部9gで確実に折れ曲がるようになる。したがって、衝突荷重Lによってプロテクタ9が変形してもセンサ8とプロテクタ9との間に空間が作り出されるようになるので、変形後のプロテクタ9がセンサ8と当接するのを防ぎつつ、センサ8とヘッドライト2との接触をプロテクタ9によって回避することができる。
Further, in the vehicle front structure of the present embodiment, the
加えて、本実施形態の車両前部構造では、プロテクタ9の立ち上がり部分9cにビード9dが形成されていることで、立ち上がり部分9cの強度が高められている。これにより、前述した衝突荷重Lがプロテクタ9に入力された際に、立ち上がり部分9cの折れ変形を低減させることが可能になるので、プロテクタ9がセンサ8に当接するのを確実に防ぐことができる。
In addition, in the vehicle front structure of the present embodiment, the strength of the rising
また、本実施形態の車両前部構造では、ライトサポートメンバ4の上面部4aについて、ブラケット7に固定されたセンサ8に対応する位置に開口部4bが形成されている。これにより、衝突によって変位したヘッドライト2がプロテクタ9に当接してセンサ8の周辺に荷重が入力した場合に、センサ8がブラケット7を介してライトサポートメンバ4(車体部材)と直接接触するのを防ぐことができる。つまり、ライトサポートメンバ4が開口部4bを有していることで、ヘッドライト2がプロテクタ9に当接したときのセンサ8の逃げ代が開口部4bによって確保されるようになる。よって、センサ8をより一層確実に保護することができる。
Further, in the vehicle front structure of the present embodiment, an
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。例えば、既述の実施形態では、センサ8およびプロテクタ9がブラケット7を介してライトサポートメンバ4に設けられる一例を示したが、センサ8およびプロテクタ9をライトサポートメンバ4の上面部4aに直接設けるようにしてもよい。
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and modifications can be made based on the technical idea of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the
また、既述の実施形態では、ライトサポートメンバ4の上面部4aにブラケット7を介してセンサ8およびプロテクタ9が設けられる一例を示したが、ライトサポートブレース3の車幅方向外側に位置する側面部に(ブラケット7を介して)センサ8およびプロテクタ9を設けるようにする、つまり、ヘッドライト2とセンサ8とが車幅方向に並ぶような構造とする場合も、既述の実施形態と同様な作用効果を得ることが可能である。
Further, in the above-described embodiment, an example is shown in which the
さらに、既述の実施形態では、プロテクタ9における後側傾斜部9hの横幅を平坦部9fの横幅よりも狭くすることで屈曲部9gが脆弱な構造となるようにしたが、後側傾斜部9hを薄板化するなどして屈曲部9gを脆弱な構造にすることも可能である。
Further, in the above-described embodiment, the width of the rear
1…車両前部
2…ヘッドライト
2a…本体部
3…ライトサポートブレース
4…ライトサポートメンバ
4a…上面部
7…ブラケット
7a…固定部
7b…センサ設置部
7c…後側接合部
7d…前側接合部
8…センサ
9…プロテクタ
9a…前側接合部
9b…後側接合部
9c…立ち上がり部分
9d…ビード
9e…前側傾斜部
9f…平坦部
9g…屈曲部
9h…後側傾斜部
10…カプラ
1 ...
Claims (5)
前記ヘッドライトと前記センサとの間で前記センサを覆うように前記車体部材に設けられるとともに、前記センサに対して間隔を空けて配置されているプロテクタを備えている、車両前部構造。 In the vehicle front structure including headlights arranged at intervals with respect to the vehicle body member at the front portion of the vehicle and a sensor provided at a position facing the headlight of the vehicle body member.
A vehicle front structure including a protector provided on the vehicle body member so as to cover the sensor between the headlight and the sensor and arranged at a distance from the sensor.
前記センサは、前記ブラケットの前記ヘッドライトに対向する位置に固定され、該ブラケットを介して前記車体部材に設けられており、
前記プロテクタは、前記ヘッドライトと前記センサとの間で車両前後方向に延びて前記センサを覆うように前記ブラケットに固定され、該ブラケットを介して前記車体部材に設けられており、
前記プロテクタおよび前記ブラケットは、前記センサよりも車両前側に位置する前側接合部で互いに接合され、車両前方視で、前記前側接合部が前記センサと重なる位置に配置されており、且つ、前記前側接合部から車両後方に向かうに従って互いに離れていく形状に形成されている、請求項1に記載の車両前部構造。 A bracket provided on the vehicle body member is provided.
The sensor is fixed at a position of the bracket facing the headlight, and is provided on the vehicle body member via the bracket.
The protector extends between the headlight and the sensor in the front-rear direction of the vehicle and is fixed to the bracket so as to cover the sensor, and is provided on the vehicle body member via the bracket.
The protector and the bracket are joined to each other at a front joint located on the front side of the vehicle with respect to the sensor, and the front joint is arranged at a position overlapping the sensor when viewed from the front of the vehicle, and the front joint is formed. The vehicle front structure according to claim 1, wherein the vehicle front structure is formed so as to be separated from each other from the portion toward the rear of the vehicle.
前記プロテクタは、前記センサよりも前記ヘッドライト側且つ前記センサの車両前後方向の中央より車両後側の領域に、車両後方へ向かうに従って前記ヘッドライトから遠ざかる方向に屈曲する屈曲部を有している、請求項2に記載の車両前部構造。 The protector and the bracket are joined to each other at a rear joint located on the rear side of the vehicle with respect to the sensor.
The protector has a bent portion that bends toward the headlight side of the sensor and in a region rearward of the vehicle from the center of the sensor in the vehicle front-rear direction toward the rear of the vehicle. , The vehicle front structure according to claim 2.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020075493A JP2021172156A (en) | 2020-04-21 | 2020-04-21 | Vehicle front structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020075493A JP2021172156A (en) | 2020-04-21 | 2020-04-21 | Vehicle front structure |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021172156A true JP2021172156A (en) | 2021-11-01 |
Family
ID=78278902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020075493A Pending JP2021172156A (en) | 2020-04-21 | 2020-04-21 | Vehicle front structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021172156A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7564902B2 (en) | 2023-02-15 | 2024-10-09 | 本田技研工業株式会社 | Front body structure |
JP7571169B2 (en) | 2023-02-15 | 2024-10-22 | 本田技研工業株式会社 | Front body structure |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0535509U (en) * | 1991-10-21 | 1993-05-14 | ダイハツ工業株式会社 | Mounting structure for vehicle collision detection sensor |
JP2003205820A (en) * | 2002-01-10 | 2003-07-22 | Fuji Heavy Ind Ltd | Air bag sensor mounting structure of vehicle |
JP2017159806A (en) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 川崎重工業株式会社 | Saddle-riding type vehicle |
JP2019014289A (en) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | マツダ株式会社 | Vehicle front part structure |
JP2019014290A (en) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | マツダ株式会社 | Vehicle shroud panel structure and assembly method for the same |
JP2019093854A (en) * | 2017-11-21 | 2019-06-20 | マツダ株式会社 | Collision detection device |
-
2020
- 2020-04-21 JP JP2020075493A patent/JP2021172156A/en active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0535509U (en) * | 1991-10-21 | 1993-05-14 | ダイハツ工業株式会社 | Mounting structure for vehicle collision detection sensor |
JP2003205820A (en) * | 2002-01-10 | 2003-07-22 | Fuji Heavy Ind Ltd | Air bag sensor mounting structure of vehicle |
JP2017159806A (en) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 川崎重工業株式会社 | Saddle-riding type vehicle |
JP2019014289A (en) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | マツダ株式会社 | Vehicle front part structure |
JP2019014290A (en) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | マツダ株式会社 | Vehicle shroud panel structure and assembly method for the same |
JP2019093854A (en) * | 2017-11-21 | 2019-06-20 | マツダ株式会社 | Collision detection device |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7564902B2 (en) | 2023-02-15 | 2024-10-09 | 本田技研工業株式会社 | Front body structure |
JP7571169B2 (en) | 2023-02-15 | 2024-10-22 | 本田技研工業株式会社 | Front body structure |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009083687A (en) | Front end structure for automobile | |
JP2021172156A (en) | Vehicle front structure | |
JP5482482B2 (en) | Front window support structure | |
CN108454704B (en) | Vehicle front structure | |
JP5115701B2 (en) | Body front structure | |
CN110316256B (en) | Hinge arm mounting structure for vehicle front hood | |
JP4635467B2 (en) | Vehicle collision detection sensor arrangement structure | |
JP2021059274A (en) | Vehicle mounting structure of head-up display device | |
JP4905675B2 (en) | Body structure at the front of the vehicle | |
JP3883989B2 (en) | Front body structure | |
CN103221295B (en) | Structure for front portion of vehicle body | |
JP5966895B2 (en) | Automobile leg mounting structure | |
JP2005161888A (en) | Vehicle body front part structure | |
JP7200611B2 (en) | vehicle front structure | |
JP7400254B2 (en) | Vehicle front structure | |
JP4802673B2 (en) | Airbag mounting structure | |
JP6804151B2 (en) | Upper cross member mounting structure | |
JP7268607B2 (en) | vehicle front structure | |
JP7388283B2 (en) | Vehicle front structure | |
JP4074065B2 (en) | Lamp mounting structure | |
JP4099636B2 (en) | Automotive hood mounting structure | |
JP5118012B2 (en) | Large vehicle | |
JP2008120144A (en) | Front structure of automobile | |
JP2005112185A (en) | Protective structure for engine peripheral device | |
JP2024063327A (en) | Vehicular bumper structure |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231003 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240411 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20240723 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240821 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20240828 |