JP2021011164A - undercover - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両の底部に取り付けられるアンダーカバーに関する。 The present invention relates to an undercover attached to the bottom of a vehicle.
車両の底部に取り付けられるアンダーカバーは、サイドメンバ、センターメンバやクロスメンバ等の複数の車体フレームに固定されている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1のアンダーカバーはビード部を備えており、衝突時のアンダーカバーの亀裂の発生を抑制している。また、前記アンダーカバーはエンボス部を備えており、アンダーカバーの強度剛性が高められている。前記アンダーカバーは、外周縁部が各車体フレームの底面に固定されている。
The undercover attached to the bottom of the vehicle is fixed to a plurality of vehicle body frames such as a side member, a center member, and a cross member (see, for example, Patent Document 1). The undercover of
ところで、燃料タンクが運転席の床下の車幅方向中央寄りに配置されている車両では、燃料タンクの側部にキャニスター等の車載部品が設けられており、側突の発生時には、車載部品を下方に逃がすことで燃料タンクの損傷を抑制することが要求されている。しかしながら、特許文献1のアンダーカバーは、車体フレームとの取付高さが等しいので、側突の発生時にアンダーカバーが押されて変形する際に、上向きに折れ曲がる場合があった。すると、車載部品が下方に逃げられず燃料タンクに衝突して、燃料タンクを変形させてしまうことがあった。
By the way, in a vehicle in which the fuel tank is located under the floor of the driver's seat near the center in the vehicle width direction, in-vehicle parts such as a canister are provided on the side of the fuel tank, and when a side collision occurs, the in-vehicle parts are lowered. It is required to prevent damage to the fuel tank by letting it escape. However, since the undercover of
このような観点から、本発明は、側突時に燃料タンクの損傷を防止するために下方に退去する車載部品の動きを阻害しないアンダーカバーを提供することを課題とする。 From such a viewpoint, it is an object of the present invention to provide an undercover that does not hinder the movement of in-vehicle parts that move downward in order to prevent damage to the fuel tank at the time of a side collision.
前記の目的を達成するための本発明は、車両の底部に取り付けられるアンダーカバーである。かかるアンダーカバーは、カバー本体の車体への取付点のうち、衝突荷重の入力方向に交差する車体フレームへの入力側取付点に対し、前記入力方向の先端側となる内側に離れる前記カバー本体の部位は低位に設定されている。さらに、前記カバー本体には、前記車体フレームに沿って延在するとともに下方に凸断面のビード部が形成されていることを特徴とする。 The present invention for achieving the above object is an undercover attached to the bottom of a vehicle. Among the attachment points of the cover body to the vehicle body, such an undercover is the cover body that is separated from the inside of the attachment points on the input side to the vehicle body frame that intersects the input direction of the collision load, which is the tip side in the input direction. The site is set low. Further, the cover body is characterized in that a bead portion extending downward along the vehicle body frame and having a convex cross section is formed.
本発明のアンダーカバーによれば、衝突荷重の入力により車体フレームが入力方向(内側)に変形すると、車体フレームの内側の車載部品は、車体フレームに押されて変形したフロアパネルによって下方に押し下げられる。このとき、カバー本体の入力側取付点は車体フレームにより内側に押されるが、内側に離れるカバー本体の部位は入力側取付点より低位にあるので、下方に膨らむように変形する。さらに、下方に凸断面のビード部が車体フレームに沿って延在しているので、カバー本体の下方への変形が促進される。したがって、アンダーカバーが、側突時に燃料タンクの損傷を防止するために下方に退去する車載部品の動きを阻害することはない。 According to the undercover of the present invention, when the vehicle body frame is deformed in the input direction (inside) due to the input of the collision load, the in-vehicle parts inside the vehicle body frame are pushed downward by the deformed floor panel pushed by the vehicle body frame. .. At this time, the input side attachment point of the cover body is pushed inward by the vehicle body frame, but the part of the cover body separated from the inside is lower than the input side attachment point, so that the cover body is deformed so as to bulge downward. Further, since the bead portion having a convex cross section extends downward along the vehicle body frame, the downward deformation of the cover body is promoted. Therefore, the undercover does not impede the movement of the in-vehicle parts moving downward to prevent damage to the fuel tank during a side collision.
本発明によれば、アンダーカバーが、側突時に下方に退去する車載部品の動きを阻害することはないので、燃料タンクの損傷を防止できる。 According to the present invention, the undercover does not hinder the movement of the in-vehicle parts that move downward at the time of a side collision, so that damage to the fuel tank can be prevented.
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。方向を説明する際は、運転者からみた前後左右上下に基づいて説明する。 Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate. The same components are designated by the same reference numerals, and duplicate description will be omitted. When explaining the direction, the explanation will be based on the front, back, left, right, up and down as seen from the driver.
図2に示すように、本実施形態の車両では、フロアパネル2の下側前部の幅方向中央部に燃料タンク3が設けられている。燃料タンク3の左側には、キャニスター4が設けられている。燃料タンク3の右側には、エンジンから延びる排気管5が後方に延在している。また、本実施形態では、車両左側(図1乃至図6においては右側)から側突が発生した場合を想定して、図中左向きの方向を衝突荷重の入力方向D1として設定している。
As shown in FIG. 2, in the vehicle of the present embodiment, the
燃料タンク3は、搭載フレーム6にて支持されている。搭載フレーム6は、矩形枠状の平面形状を呈し、燃料タンク3を下側から支えている。搭載フレーム6の前端部は、エンジンルームの車体フレーム(図示せず)に支持され、後端部は、クロスメンバ7に支持されている。クロスメンバ7は左右に設置されたサイドシル8,8間に掛け渡されており、車幅後方に延在している。サイドシル8は、車体の側縁部に沿って車長方向に延在している。
The
図1乃至図3に示すように、本発明の実施形態に係るアンダーカバー1は、フロアパネル2の下方に設けられるものであって、フロアパネル2の下側に設置された燃料タンク3およびキャニスター(車載部品)4を下方から覆うように設置されている。アンダーカバー1は、不織布にて構成されている。アンダーカバー1の前端部は、キャニスター4の配管(図示せず)を覆う位置まで広がり、先端部は三角形状を呈している。アンダーカバー1の後端部は、後部座席の下方のリヤクロスメンバ9の位置まで広がっている。アンダーカバー1の車幅方向一端部(左端部)は、キャニスター4の下方を覆うとともに、左側のサイドシル(車体フレーム)8のサイドシルインナ8aを覆う位置まで広がっている。アンダーカバー1の車幅方向他端部(右端部)は、燃料タンク3を覆う位置まで広がっており、排気管5の下方の手前位置まで延在している。
As shown in FIGS. 1 to 3, the undercover 1 according to the embodiment of the present invention is provided below the
アンダーカバー1は、不織布から構成されたカバー本体10からなる。カバー本体10は、車体への取付点を複数備えている。取付点は、取付位置に応じて区別されており、例えば衝突荷重の入力方向に交差する(本実施形態では直交している)車体フレーム(本実施形態では左側のサイドシル8)への入力側取付点P1がある。入力側取付点P1は、カバー本体10の左側縁部に沿って前後方向に間隔をあけて複数設けられている。入力側取付点P1は、サイドシルインナ8aの底面にクリップ止めされている。
The undercover 1 is made of a
また、その他の取付点として、入力側取付点P1よりも入力方向の先端側となる車体の内側に位置する反入力側取付点P2がある。反入力側取付点P2は、搭載フレーム6の下方に相当する位置に複数設けられている。反入力側取付点P2は、搭載フレーム6の底面にクリップ止めされている。なお、反入力側取付点P2のうち、前端部の二か所は、ボルト止めされている。
Further, as another mounting point, there is an anti-input side mounting point P2 located inside the vehicle body, which is on the tip side in the input direction with respect to the input side mounting point P1. A plurality of anti-input side mounting points P2 are provided at positions corresponding to the lower part of the
さらに、入力側取付点P1と反入力側取付点P2の他の取付点として、第三取付点P3がある。第三取付点P3は、カバー本体10の後端縁部に沿って車幅方向に間隔をあけて複数設けられている。第三取付点P3は、フロアパネル2の後端部に位置する車体フレーム(図示せず)の底面にクリップ止めされている。
Further, as another attachment point of the input side attachment point P1 and the non-input side attachment point P2, there is a third attachment point P3. A plurality of third attachment points P3 are provided along the rear end edge of the
図4に示すように、アンダーカバー1は、入力側取付点P1に対し、側突の衝突荷重の入力方向の先端側となる車幅方向内側に離れるカバー本体10の部位は低位に設定されている。つまり、カバー本体10の入力側取付点P1は、カバー本体10全体で一番高い位置になるように構成されている。また、反入力側取付点P2と第三取付点P3(図1参照)は、入力側取付点P1よりも下方に配置されている。サイドシルインナ8aの底面は、クロスメンバ7や搭載フレーム6の底面や後部の車体フレームの底面よりも高い位置にある。
As shown in FIG. 4, in the undercover 1, the portion of the
図3に示すように、車幅方向においては、燃料タンク3が配置された内側部分は、側突時に潰れにくい保護ゾーンZ1となっており、燃料タンク3の側部のキャニスター4とサイドシル8が配置された外側部分は、保護ゾーンZ1と比較して剛性が低いクラッシャブルゾーンZ2となっている。クラッシャブルゾーンZ2は、側突時に潰れて、衝突荷重を吸収することで、保護ゾーンZ1へ伝わる衝突荷重を低減している。入力側取付点P1は、クラッシャブルゾーンZ2に位置し、反入力側取付点P2は保護ゾーンZ1に位置している。
As shown in FIG. 3, in the vehicle width direction, the inner portion where the
図5に示すように、クロスメンバ7の一端部(左側端部)のクラッシャブルゾーンZ2に相当する部分には、脆弱部7aが設けられている。脆弱部7aは、上方に湾曲した断面弧形状を呈しており、側突荷重が入力されたときに、車幅方向に圧縮され易くなっている。なお、クロスメンバ7の他端部(右側端部)の排気管5が配管された部分にも、脆弱部(図示せず)が設けられており、保護ゾーンZ1を保護するようになっている。
As shown in FIG. 5, a
図1および図3に示すように、カバー本体10には、サイドシル8に沿って車長方向に延在するビード部11が複数列形成されている。ビード部11は、下方に突出する凸断面を呈している。キャニスター4の下方に位置するビード部11の凸断面深さd1は、キャニスター4から離れる位置(燃料タンク3の下方)のビード部11の凸断面深さd2より深い。本実施形態では、キャニスター4の下方に位置する複数のビード部11の凸断面深さd1は、互いにほぼ同じ寸法である。燃料タンク3の下方の複数のビード部11の凸断面深さd2は、互いにほぼ同じであり、d1よりも浅い。
As shown in FIGS. 1 and 3, the cover
ビード部11は、下方に突出して湾曲した一般面(加工前のカバー本体10の面)に、上向きの凸条12を複数列賦形することで形成されている。隣り合う凸条12,12の間と、凸条12が形成されなかった残部が、下向きに突出するビード部11となる。保護ゾーンZ1における上向きの凸条12は、カバー本体10の車長方向全長に渡って形成されている。クラッシャブルゾーンZ2における凸条12は、カバー本体10の前端部のキャニスター4の配管を覆う部分には形成されていない。
The
図1に示すように、キャニスター4の下方に位置するカバー本体10に形成された凸条12は、他の部分(燃料タンク3の下方やカバー本体10の後部等)のカバー本体10に形成された凸条12よりも単位面積当たりで多く形成され、多くの本数が形成されている。これによって、クラッシャブルゾーンZ2のキャニスター4の下方に、ビード部11が多数形成されて、カバー本体10が下方に変形しやすくなる。キャニスター4の下方に位置する凸条12の車長方向長さは、保護ゾーンZ1に位置する凸条12の車長方向長さより短い。キャニスター4の下方に位置する凸条12の車長方向長さのうち短いものは、保護ゾーンZ1に位置する凸条12の車長方向長さの半分程度である。
As shown in FIG. 1, the
凸条12の車長方向両端部は、中間部よりも浅くなり一般面に連続している。つまり、凸条12の両端部には、凸条12の上端面と一般面とを繋ぐ傾斜面13が形成されている。傾斜面13は、車長方向に沿って深さが順次変化しており、走行時の空気の流れを案内するガイドの役目を果たす。
Both ends of the
次に、本実施形態に係るアンダーカバー1の作用効果を説明する。図6に示すように、側突の衝突荷重の入力によりサイドシル8が入力方向(内側)に変形すると、キャニスター4は、サイドシル8に押されて変形したフロアパネル2によって下方に押し下げられる(図6中、二点鎖線で示す)。このとき、アンダーカバー1は、カバー本体10の入力側取付点P1はサイドシル8とともに内側に押されて移動するが、カバー本体10の内側部位は入力側取付点P1より低位にあるので、下方に膨らむように変形する。
Next, the action and effect of the undercover 1 according to the present embodiment will be described. As shown in FIG. 6, when the
また、下方に凸断面のビード部11によって、アンダーカバー1の下方への変形が促進される。したがって、アンダーカバー1が、下方に退去するキャニスター4の動きを阻害することはない。よって、キャニスター4が燃料タンク3に衝突せず、燃料タンク3の損傷を防止できる。さらに、ビード部11と凸条12によって、車幅方向に見てカバー本体10が蛇腹状となるので、アンダーカバー1が変形し易い。
Further, the
また、本実施形態では、車体フレーム(サイドシル8)を含む車幅方向外側にクラッシャブルゾーンZ2が設けられ、クラッシャブルゾーンZ2の内側に保護ゾーンZ1が設けられている。かかるアンダーカバー1では、入力側取付点P1よりも入力方向D1の先端側となる内側に位置する反入力側取付点P2は、保護ゾーンZ1に配置されている。このような構成によれば、入力側取付点P1と反入力側取付点P2との離間距離を大きくできる。したがって、アンダーカバー1が下方に変位する量を増大でき、キャニスター4の下方への移動がより一層促進される。
Further, in the present embodiment, the crushable zone Z2 is provided on the outer side in the vehicle width direction including the vehicle body frame (side sill 8), and the protective zone Z1 is provided on the inner side of the crushable zone Z2. In such an
さらに、かかるアンダーカバー1では、反入力側取付点P2が入力側取付点P1よりも下方に配置されているので、入力側取付点P1がアンダーカバー1の上部で押されることになり、カバー本体10の下方への変位が促進される。 Further, in the undercover 1, since the non-input side mounting point P2 is arranged below the input side mounting point P1, the input side mounting point P1 is pushed by the upper part of the undercover 1, and the cover main body. The downward displacement of 10 is promoted.
また、車載部材(キャニスター4)の下方に位置するビード部11の凸断面深さd1は、キャニスター4から離れた燃料タンク3の下方に位置するビード部11の凸断面深さd2より深くなっているので、衝突荷重は、凸断面深さが深いキャニスター4の下方に位置するビード部11に集中する。したがって、キャニスター4の下方に位置するカバー本体10が変位する量を増大できるので、下方へ移動するキャニスター4とアンダーカバー1が干渉しない。
Further, the convex cross-sectional depth d1 of the
かかるアンダーカバーにおいては、ビード部11は、下方に突出して湾曲した一般面に、上向きの凸条12を賦形することで形成されているので、カバー本体10の一般面は、下方に突出して湾曲し、下方に変形し易い形状となっている。さらに、上向きの凸条12を賦形することで、下方に凸断面のビード部11を容易に形成することができる。また、凸条12とビード部11が車長方向に形成されているので、車長方向への剛性強度が大きくなる。
In such an undercover, the
さらに、クラッシャブルゾーンZ2に配置された車載部品であるキャニスター4の下方に位置する凸条12は、他の部分の凸条12よりも多く形成されている。したがって、クラッシャブルゾーンZ2におけるカバー本体10に衝突荷重が集中され、下方への変位が発生し易くなる。また、キャニスター4の下方に位置する凸条12の車長方向長さは、他の部分の凸条12よりの車長方向長さよりも短いので、キャニスター4の下方の凸条12を集中的に多くすることができる。
Further, the
凸条12を多くすると、走行時の車両底面での空気抵抗が大きくなるが、凸条の車長方向両端部を中間部よりも浅くし、傾斜面13を介して一般面に連続させているので、床下の空気流の乱れを防止できる。
When the number of
また、車載部品がキャニスター4であって、クロスメンバ7のクラッシャブルゾーンZ2に位置する部分(キャニスター4の方向)に脆弱部7aが形成されている。したがって、側突により脆弱部7aが潰れ、サイドシル8が内側に変位することで、キャニスター4が下方に移動しつつ、アンダーカバー1が下方に変位される。さらに、保護ゾーンZ1でのクロスメンバ7は潰れにくいので、燃料タンク3への影響を低減できる。
Further, the in-vehicle component is the
さらに、入力側取付点P1は、サイドシル8の底面に固定され、反入力側取付点P2は、燃料タンク3の搭載フレーム6の底面に固定されているので、入力側取付点P1が反入力側取付点P2より高い位置となる。また、床下に燃料タンク3やキャニスター4を配置してスペースの有効利用が図れる。さらに、キャニスター4の下方への移動を、アンダーカバー1が阻害しない。
Further, since the input side mounting point P1 is fixed to the bottom surface of the
また、カバー本体10は、不織布から構成されているので、アンダーカバー1による空力性能と吸音性能の両立が可能となる。さらに、アンダーカバー1の軽量化も達成できる。
Further, since the
さらに、本実施形態では、カバー本体10の車幅方向一端部(左端部)は、キャニスター4の下方に位置し、車幅方向他端部(右端部)は、燃料タンク3の下方に位置するとともに排気管5の下方の手前位置まで延在している。したがって、アンダーカバー1は、排気管5を覆っていないので、排気熱を外気に向けて効率的に放出できる。
Further, in the present embodiment, one end (left end) in the vehicle width direction of the
以上、本実施形態に係るアンダーカバー1について、図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。たとえば、ビード部11の凸断面深さは、前記実施形態に限定されるものではない。図7に示すように、キャニスター4の下方に位置する中央のビード部11の凸断面深さd3が最も深く、キャニスター4から離れるにしたがって、凸断面深さが徐々に浅くなるように構成してもよい。このような構成においても、キャニスター4の下方のビード部11に衝突荷重を集中させて、下方への変位を促進できる。
The undercover 1 according to the present embodiment has been described in detail with reference to the drawings, but the present invention is not limited to this, and can be appropriately changed without departing from the gist of the present invention. For example, the convex cross-sectional depth of the
1 アンダーカバー
3 燃料タンク
4 キャニスター(車載部品)
5 排気管
6 搭載フレーム
7 クロスメンバ
7a 脆弱部
8 サイドシル
10 カバー本体
11 ビード部
12 凸条
D1 入力方向
P1 入力側取付点
P2 反入力側取付点
Z1 保護ゾーン
Z2 クラッシャブルゾーン
1
5
Claims (10)
カバー本体の車体への取付点のうち、衝突荷重の入力方向に交差する車体フレームへの入力側取付点に対し、前記入力方向の先端側となる内側に離れる前記カバー本体の部位は低位に設定され、
前記カバー本体には、前記車体フレームに沿って延在するとともに下方に凸断面のビード部が形成されている
ことを特徴とするアンダーカバー。 In the undercover attached to the bottom of the vehicle
Of the attachment points of the cover body to the vehicle body, the part of the cover body that is separated inward from the tip side of the input direction with respect to the input side attachment point to the vehicle body frame that intersects the input direction of the collision load is set low. Being done
An undercover characterized in that the cover body extends along the vehicle body frame and has a bead portion having a convex cross section formed downward.
前記入力側取付点よりも前記入力方向の先端側となる内側に位置する反入力側取付点は、前記保護ゾーンに配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のアンダーカバー。 A crushable zone is provided on the outside in the vehicle width direction including the vehicle body frame, and a protection zone is provided on the inside of the crushable zone.
The undercover according to claim 1, wherein the anti-input side attachment point located inside the tip side in the input direction with respect to the input side attachment point is arranged in the protection zone.
ことを特徴とする請求項2に記載のアンダーカバー。 The undercover according to claim 2, wherein the non-input side attachment point is arranged below the input side attachment point.
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のアンダーカバー。 2. The convex cross-sectional depth of the bead portion located below the vehicle-mounted component arranged in the crushable zone is deeper than the convex cross-sectional depth of the bead portion located away from the vehicle-mounted component. Alternatively, the undercover according to claim 3.
ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のアンダーカバー。 The undercover according to any one of claims 2 to 4, wherein the bead portion is formed by forming an upward ridge on a general surface that protrudes downward and is curved. cover.
前記凸条の車長方向両端部は、中間部よりも浅くなり前記一般面に連続している
ことを特徴とする請求項5に記載のアンダーカバー。 The upward ridges formed on the cover body located below the vehicle-mounted components arranged in the crushable zone are larger per unit area than the ridges formed on the cover body in other parts. As well as being formed, the length in the direction of the vehicle length is short,
The undercover according to claim 5, wherein both ends of the ridge in the vehicle length direction are shallower than the intermediate portion and continuous with the general surface.
前記燃料タンクの前方または後方にクロスメンバが設けられており、
前記クロスメンバは、端部に脆弱部を備えている
ことを特徴とする請求項4または請求項6に記載のアンダーカバー。 The in-vehicle parts are canisters provided on the side of the fuel tank.
A cross member is provided in front of or behind the fuel tank.
The undercover according to claim 4 or 6, wherein the cross member is provided with a fragile portion at an end.
前記反入力側取付点は、燃料タンクの搭載フレームに固定されている
ことを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれか1項に記載のアンダーカバー。 The input side mounting point is fixed to the side sill as the vehicle body frame, and is fixed to the side sill.
The undercover according to any one of claims 2 to 7, wherein the non-input side attachment point is fixed to a mounting frame of a fuel tank.
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のアンダーカバー。 The undercover according to any one of claims 1 to 8, wherein the cover body is made of a non-woven fabric.
前記カバー本体の車幅方向他端部は、前記燃料タンクの下方に位置するとともに前記燃料タンクの側部のうち前記キャニスターとは反対側に配置された排気管の下方の手前位置まで延在している
ことを特徴とする請求項7に記載のアンダーカバー。 One end of the cover body in the vehicle width direction is located below the canister.
The other end of the cover body in the vehicle width direction is located below the fuel tank and extends to a front position below the exhaust pipe arranged on the side of the fuel tank opposite to the canister. The undercover according to claim 7, wherein the undercover is provided.
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