JP2020165599A - 空気調和システム - Google Patents
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Abstract
Description
(1)空調機器を全て天井に設置するので、機械室が不要で施工の省力化が図れて、レンタブル比を高めることができる。
(2)第1の運転パターンを用いることで、中間期などの低空調負荷時にも空調能力の過不足が発生せず、無駄なエネルギー消費がなくなって快適性と省エネ性が向上する。
(3)冷房と暖房の両方が要求される中間期などに、第2の運転パターンを用いてヒートポンプ式の外調機単体で冷房運転と暖房運転を自由に切換えできるので快適性が向上する。しかも、外気冷房ができかつ放射空調機の熱源機を停止できるので省エネ性が向上する。
(4)外調機から放射空調機を経由して2段階で空気を調整するので外調機単体よりも除湿効果や加湿効果が優れる。
(5)2管式の熱源設備と、ヒートポンプ式の外調機を設けるだけでよいので、4管式の熱源設備に比べて、設備及び運転コストを低減できる。
(6)熱放射の作用によりドラフト感や温度ムラがなく被空調空間の快適性が向上する。
請求項2の発明によれば、第3の運転パターンが加わることで被空調空間の温度及び湿度の制御範囲が拡がり、きめ細かな空調が行える。
請求項3の発明によれば、第4の運転パターンにより空調機器の運転時間を平均化して長寿命化を図れる。
(1)冷媒配管が不要な一体形ヒートポンプを備えた外調機なので、セパレートタイプのヒートポンプ式空調機と比べて設備コスト及び運転コストを低減できる。
(2)外気と比べてエクセルギーの高い還気を熱源として利用するので、省エネ性の向上とデフロスト運転の軽減を図れる。
(3)外調機で換気することができるので、別個に換気装置を設置せずに済み設備コストを低減できる。
(4)外調機全体を天井から降ろすことなく、スライド機構にて外調機の底面からヒートポンプを出し入れできるのでメンテナンスが容易である。
(1)2つのチャンバ部及び気流調節部を備えた簡単な構造なのでコストダウンでき、軽量化を図れて施工やメンテナンスが容易となる。
(2)気流調節部によって空調用空気の風速及び分布を調節して、第2チャンバ部の空調用空気の風量分布、ひいては被空調空間への空調用空気の放出と放射を均等化できる。
請求項6の発明によれば、
(1)第2貫孔群の開口面積を第1貫孔群の開口面積よりも大きくすることで、2段階で静圧を高めながら徐々に風速を落として、第1チャンバ部と第2チャンバ部の空間全体に空調用空気を行き渡らせることができる。そのため、被空調空間への空調用空気の放出と放射を均等化でき、ドラフト感や温度ムラのない快適空調を行える。
(2)2つのチャンバ部に貫孔群を形成する簡単な構造なのでコストダウンでき、軽量化を図れて施工やメンテナンスが容易となる。
請求項7の発明によれば、第1チャンバ部が風上側から風下側に向かって狭めてあるので、空調用空気の風速が風上側から風下側に向かって高まって、第1チャンバ部と第2チャンバ部の空間全体に空調用空気を行き渡らせることができる。そのため、被空調空間への空調用空気の放出と放射を均等化でき、ドラフト感や温度ムラのない快適空調を行える。
3 放射空調機
4 外調機
8 ヒートポンプ
12 ケーシング
13 スライド機構
17 外気用熱交換器
18 熱源空気用熱交換器
19 圧縮機
24 空調用熱交換器
25 放射ユニット
26 空調用給気ファン
32 第1チャンバ部
33 第2チャンバ部
34 気流調節部
35 第1貫孔
36 第2貫孔
A 空調機器
B 空調機グループ
S 被空調空間
(1)空調機器を全て天井に設置するので、機械室が不要で施工の省力化が図れて、レンタブル比を高めることができる。
(2)第1から第5の運転パターンを切換え又は組合せることで被空調空間の温度及び湿度の制御範囲が拡がり、きめ細かな空調が行える。中間期などの低空調負荷時にも空調能力の過不足が発生せず、無駄なエネルギー消費がなくなって快適性と省エネ性が向上する。
(3)冷房と暖房の両方が要求される中間期などに、第2の運転パターンを用いてヒートポンプ式の外調機単体で冷房運転と暖房運転を自由に切換えできるので快適性が向上する。しかも、外気冷房ができかつ放射空調機の熱源機を停止できるので省エネ性が向上する。また、第4の運転パターンにより空調機器の運転時間を平均化して長寿命化を図れる。
(4)外調機から放射空調機を経由して2段階で空気を調整するので外調機単体よりも除湿効果や加湿効果が優れる。
(5)2管式の熱源設備と、ヒートポンプ式の外調機を設けるだけでよいので、4管式の熱源設備に比べて、設備及び運転コストを低減できる。
(6)熱放射の作用によりドラフト感や温度ムラがなく被空調空間の快適性が向上する。
請求項2の発明によれば、放射空調機が2つのチャンバ部を備えた簡単な構造なのでコストダウンでき、軽量化を図れて施工やメンテナンスが容易となる。
Claims (7)
- 被空調空間(S)の天井に設置される2組以上の空調機器(A)を備え、
前記空調機器(A)は、空調用空気を熱交換用水にて冷却又は加熱して前記被空調空間(S)に前記空調用空気を出しつつ前記空調用空気の熱を放射する放射空調機(3)と、熱交換用冷媒にて外気を冷却又は加熱するヒートポンプ(8)を有すると共に前記外気を前記放射空調機(3)を経由して前記被空調空間(S)に供給する外調機(4)と、を備え、
前記空調機器(A)の運転と停止を組単位で行う第1の運転パターンと
前記外調機(4)の単体運転と前記外調機(4)及び前記放射空調機(3)の同時運転とを切換える第2の運転パターンと
を用いて前記被空調空間(S)を空調する制御装置(2)を、備えたことを特徴とする空気調和システム。 - 前記空調機器(A)が、複数の前記放射空調機(3)で構成された空調機グループ(B)を、備え、
前記制御装置(2)が、前記放射空調機(3)の運転と停止を前記空調機グループ(B)単位で行う第3の運転パターンを、有する請求項1に記載の空気調和システム。 - 前記制御装置(2)が、運転中の前記空調機器(A)と停止中の前記空調機器(A)を交替させる第4の運転パターンを、有する請求項1又は2に記載の空気調和システム。
- 前記外調機(4)が、前記被空調空間(S)の還気を熱源空気として使用するものであって外気用熱交換器(17)と熱源空気用熱交換器(18)と圧縮機(19)とを有する一体形のヒートポンプ(8)と、前記ヒートポンプ(8)を内装するケーシング(12)と、前記ケーシング(12)の底部から前記ヒートポンプ(8)を出し入れするためのスライド機構(13)と、を備えた請求項1から3のいずれかに記載の空気調和システム。
- 前記放射空調機(3)が、前記空調用空気を熱交換する空調用熱交換器(24)と、放射ユニット(25)と、前記空調用空気を前記放射ユニット(25)に送るファン空調用給気ファン(26)と、を備え、
前記放射ユニット(25)が、前記空調用空気が流れる第1チャンバ部(32)と、前記第1チャンバ部(32)から入った前記空調用空気を前記被空調空間(S)に出しつつ前記空調用空気の熱を放射する第2チャンバ部(33)と、前記第1チャンバ部(32)から前記第2チャンバ部(33)に出る前記空調用空気の風速及び分布を調節する気流調節部(34)と、を備えた請求項1から4のいずれかに記載の空気調和システム。 - 前記気流調節部(34)が、前記空調用空気を前記第2チャンバ部(33)に出す第1貫孔(35)の群を備え、前記第2チャンバ部(33)が、前記空調用空気を前記被空調空間(S)に出す第2貫孔(36)の群を備え、前記第2貫孔(36)の群の開口面積を前記第1貫孔(35)の群の開口面積よりも大きく設定した請求項5に記載の空気調和システム。
- 前記第1チャンバ部(32)の前記空調用空気が通過する断面積を、風上側から風下側に向かって狭めた請求項5又は6に記載の空気調和システム。
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