JP2020157783A - 車両用スポイラー - Google Patents
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Abstract
Description
上記複数の溶着リブは、上記ボス部の車長方向前側に位置する前側溶着リブを含み、
上記ロア部材の上面には、上記前側溶着リブと協働して、上記アッパー部材と上記ロア部材の前端縁から浸入してくる水が上記ボス部の内部空間へと入り込むのを防ぐための防水リブが、形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、前側溶着リブと防水リブによる簡単なラビリンス構造によりボス部への防水効果を得ることができる。
上記構成によれば、ボス部より遠ざかった位置では、前側溶着リブと防水リブとの間隔が狭くなっているで、これらのリブの間に水が入り難くなり、ボス部への防水効果を得ることができる。
上記構成によれば、ボス部の前側と車幅方向の片側又は両側とを遮断することにより、ボス部への防水効果を高めることができる。
上記構成によれば、防水リブが、溶着用リブとしてアッパー部材とロア部材の接合に寄与するとともに、溶着によりアッパー部材との間隔を有さなくなる。これにより、ボス部への防水効果を高めることができる。
上記構成によれば、例えボス部の内部空間内に水が入り込んだ場合であっても、水は下方に流れ水抜き穴から外部に排出されるので、ボス部の内部空間内に溜まることがない。そのため、ボス部と車体パネルとの固定箇所から車体パネルの車室側へ水が浸入することを防止することができる。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図5を参照して説明する。この実施形態は、本発明を自動車のルーフスポイラーに適用したものである。
図1に示すルーフスポイラー10は車体に取り付けられ、空気整流作用により燃費の向上を図ったり、自動車の外観の装飾的効果を高めたりするものであって、車幅方向に長い左右対称形状をなしている。
漏水対策の1つとしては、ボス部42への防水構造が設けられ、アッパー部材30とロア部材40の前端縁の隙間Gからルーフスポイラー10内に水が浸入した場合、浸入した水が、ボス部42の内部空間S内に入り込まないようにしている。
尚、本実施形態では、前側溶着リブ43Fの端部43Fa(図4)についても、前側溶着リブ43Fの中間部に比べ振動溶着の際アッパー部材30に強く当たり得るため、防水リブ44と同様の断面形状(図5(B))に形成している。
図6は、本発明の第2実施形態を示す。この実施形態では、上記第1の実施形態とは異なるラビリンス構造によりボス部42への防水構造を構成している。
図7は、本発明の第3実施形態を示す。この実施形態においては、ルーフスポイラー10の前端縁の隙間Gから内部に浸入した水に対するボス部42への防水構造を、第1、第2実施形態のラビリンス構造とは異なる構造により構成している。
図8は、本発明の第4実施形態を示す。上記第3実施形態では、4つのボス部42に対して1つの前側溶着リブ43Fを設け、前側溶着リブ43Fの両端側に防水リブ44を設けているが、第4実施形態では、各ボス部42に対して車幅方向の両側に防水リブ44を設けて、各ボス部42がリブで囲まれるようにしている。
上記第1実施形態では、前側溶着リブの端部から車幅方向に突出して延びる防水リブを車幅方向に進むにしたがって後方に傾斜するように形成したが、車幅方向と平行に形成してもよい。
上記第1実施形態では、1つの前側溶着リブの一端側でその端部と1つの防水リブとによりラビリンス構造を構成したが、溶着リブ及び防水リブのうちの一方又は双方を複数用いて構成してもよく、その場合、溶着リブと防水リブを互い違いに配置してもよい。
上記実施形態では、防水リブは振動溶着用のリブを兼ねているが、振動溶着に供されなくてもよい。
上記第1、第2実施形態では、ボス部への防水対策として、4つのボス部に対して1つの前側溶着リブとその両端側に防水リブを設けてラビリンス構造を構成しているが、各ボス部に対して個別に前側溶着リブとその両端側の防水リブとを設けてラビリンス構造を構成してもよい。
ボス部毎に異なる実施形態の防水構造を適用してもよい。
上記実施形態におけるボス部の数及び配置は、一例であってボス部の数及び配置は上記実施形態に限定されない。
本発明のスポイラーは、リヤスポイラ等、ルーフスポイラー以外の車両用スポイラーにも適用可能である。
20 リアゲート
21 ルーフ部
22 アウタパネル(車体パネル)
22a 取付孔
30 アッパー部材
31 上壁部
40 ロア部材
41 接合面
42 ボス部
42a 底壁
42b 取付孔
42c 左側縁
42d 前縁
42e 水抜き穴
42f 後縁
43 溶着リブ
43a 台座部
43b 先端部
43F 前側溶着リブ
43Fa 前側溶着リブの端部
43R 後側溶着リブ
43Ra 後側溶着リブの端部
44 防水リブ
44a 防水リブの端部
44b 防水リブの端部
44c 先端部
44x 第1傾斜部
44y 第2傾斜部
44ya 第2傾斜部の先端
51 ナット
52 ボルト
61,62,63 64 緩衝部材
G 隙間
S ボス部の内部空管
Claims (6)
- 樹脂製のアッパー部材とロア部材を備え、溶着により組み付けることにより構成され、上記ロア部材が、上方に突出して車幅方向に延びる複数の溶着リブと、下方に突出する中空のボス部とを有し、上記溶着リブが上記アッパー部材の下面に溶着されることにより上記アッパー部材と上記ロア部材が組み付けられ、上記ボス部が車両の車体パネルに固定される車両用スポイラーにおいて、
上記複数の溶着リブは、上記ボス部の車長方向前側に位置する前側溶着リブを含み、
上記ロア部材の上面には、上記前側溶着リブと協働して、上記アッパー部材と上記ロア部材の前端縁から浸入してくる水が上記ボス部の内部空間へと入り込むのを防ぐための防水リブが、形成されていることを特徴とする車両用スポイラー。 - 上記前側溶着リブの端部は上記ボス部の車長方向前側を通りさらに上記ボス部から車幅方向に延長されており、
上記防水リブは、その一部が上記前側溶着リブの延長された端部の車長方向後側に離間して位置するとともに、この延長された端部から車幅方向に突出しており、
上記防水リブは車幅方向と平行に延びるか、又は車幅方向に上記ボス部から遠ざかるにしたがって後方に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の車両用スポイラー。 - 上記複数の溶着リブは、上記ボス部の車長方向後側に位置する後側溶着リブを含み、
上記前側溶着リブは上記ボス部の車長方向前側を通りさらに上記ボス部から車幅方向に延長されており、
上記防水リブは、その一端が上記後側溶着リブに連なるとともに、車幅方向に上記ボス部から遠ざかるように延びており、
上記前側溶着リブと上記防水リブの車長方向の間隔は、車幅方向に上記ボス部から遠ざかるにしたがって、狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用スポイラー。 - 上記防水リブは、上記前側溶着リブと交差する方向に延びるとともに上記ボス部の車幅方向の片側又は両側に配置されており、上記防水リブの前端が上記前側溶着リブに連なっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用スポイラー。
- 上記防水リブは、上記アッパー部材に溶着されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用スポイラー。
- 上記ボス部の底壁は、後方に向って下方に傾斜しており、上記ボス部の底壁の後端近傍には、上記ボス部の内部空間から外部に連なる水抜き穴が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用スポイラー。
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---|---|---|---|---|
JPH08150962A (ja) * | 1994-11-29 | 1996-06-11 | Mitsubishi Motors Corp | 中空エアスポイラ構造 |
JP2010064671A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Inoac Corp | スポイラー |
-
2019
- 2019-03-25 JP JP2019055921A patent/JP7158326B2/ja active Active
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JPH08150962A (ja) * | 1994-11-29 | 1996-06-11 | Mitsubishi Motors Corp | 中空エアスポイラ構造 |
JP2010064671A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Inoac Corp | スポイラー |
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