JP2020025355A - アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法、装置及び通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法、装置及び通信システムを提供する。【解決手段】かかる方法は、ユーザ装置が、基地局の構成に基づいてチャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し;前記ユーザ装置が、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいてチャネル品質を測定するサブフレームを確定し;前記ユーザ装置が、チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号があるかを検出し;チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在した場合、前記ユーザ装置は、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて前記チャネル品質を測定するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告することを含む。【選択図】図4
Description
本発明は、通信分野に関し、特に、アンライセンスバンド(unlicensed band)においてLTE(Long Term Evolution)技術を使用するチャネル情報フィードバック方法、装置及び通信システムに関する。
近年、無線通信技術は、迅速に発展しており、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格は、既に、Rel.12(リリース12)になっており、そのキー技術は、スモールセル(small cell)の広範囲構築、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation)、3Dマルチアンテナ技術(MIMO、Multiple-Input Multiple-Output)などをカバーしている。しかしながら、多くの伝送技術において突破口を開いたが、現在及び将来の移動サービスの迅速な発展、及び端末形態の多様化、数量の巨大化を考慮して、現在及び予測可能な将来では、ライセンスバンド(licensed band)に基づくLTEシステムは、依然として、容量不足の可能性がある。
一方では、ライセンスバンドは、各オペレーターが電気通信市場からオークションで買ったものであり、価格が高いので、通信産業に参入している者は、これらのライセンスバンドの十分な使用を保証するように標準プロトコールを制定することがあり、今までの発展により、ライセンスバンドに基づく通信技術は、既にコストと効果との折衷(tradeoff)に達している。
他方では、ITU(International Telecommunication Union)が策定しているライセンスバンドの他に、大量のアンライセンス(unlicensed)バンドがあり、これらのバンドは、関連ポリシーを満足する条件下で任意に使用することができ、例えば、2.6Ghzバンドにいて、現在、大量のWi-Fi(Wireless-Fidelity)の応用があり、それは、オペレーターによりデプロイ(deploy)されても良く、ベンダー(vendor)によりマーケットでデプロイされても良い。これらの大量のアンライセンスバンドが空いていることを考慮すると、LTE産業参入者は、如何にこれらのバンドにおいてLTE技術を導入するかを考え始めている。
なお、上述の背景技術の紹介は、本発明の技術案を明確且つ完全に説明し、当業者がそれを理解し得るためだけのものである。これらの案は、本発明の背景技術の部分に記述されているため、当業者に周知であると解釈されてはいけない。
研究によると、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する場合、Wi-Fi技術に比べ、より高いシステム容量を得ることができる。なぜなら、LTEシステムには、より柔軟な物理層伝送技術及びMAC(Media Access Control)層物理リソース割り当て技術、及びネットワーク層のより先進的QoS(Quality of Service)管理などがあるからである。これらの結論に基づいて、多くの研究では、如何にアンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用するかに注目し始めている。しかしながら、これらのアンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用するには、Wi-Fiが使用するLBT(Listen Before Talk)メカニズムに従わなければならず、即ち、アクセス端末(Station、STD)は、データ送信前に、先にリンクに他のリンクデータがあるかをリッスン(listen)し、ある場合、一定時間待ち、ない場合、所定時間遅延してからデータを送信する。
このようにして、一方では、予め、LTEシステムがアンライセンスバンドの下りリソースを占め得るかを確定できないため、UE(User Equipment;ユーザ装置;端末装置、端末又はユーザとも称される)が既存の有効下りリンクサブフレームに基づいて測定したCQI(Channel Quality Indicator)は、極めて不正確になる可能性があり、他方では、CQIを測定できたとしても、UEは、アンライセンスバンドの上りリソースを占め得ることを確保できないため、最新のCQI情報をタイムリーにフィードバックすることができない。
上述の問題を解決するために、本発明の実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法、装置及び通信システムを提供する。
本実施例の第一側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法が提供され、該方法は、ユーザ装置(UE)に応用され、そのうち、前記方法は、
基地局の構成に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し;
前記チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号があるかを検出し;及び
前記チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在する時に、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記チャネル品質を測定するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告することを含む。
基地局の構成に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し;
前記チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号があるかを検出し;及び
前記チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在する時に、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記チャネル品質を測定するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告することを含む。
本実施例の第二側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法が提供され、該方法は、基地局(eNB)に応用され、そのうち、前記方法は、
チャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成し、これにより、ユーザ装置は、該チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し、また、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在する時に、該チャネル品質を測定するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいてチャネル品質測定結果を報告することを含む。
チャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成し、これにより、ユーザ装置は、該チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し、また、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在する時に、該チャネル品質を測定するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいてチャネル品質測定結果を報告することを含む。
本実施例の第三側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法が提供され、該方法は、ユーザ装置(UE)に応用され、そのうち、前記方法は、
基地局のチャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し;及び
前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つの上りリンクサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果をフィードバックすることを含む。
基地局のチャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し;及び
前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つの上りリンクサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果をフィードバックすることを含む。
本実施例の第四側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法が提供され、該方法は、基地局(eNB)に応用され、そのうち、前記方法は、
ユーザ装置にチャネル品質測定要求を送信し、これにより、ユーザ装置は、前記チャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つのサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告することを含む。
ユーザ装置にチャネル品質測定要求を送信し、これにより、ユーザ装置は、前記チャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つのサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告することを含む。
本実施例の第五側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法が提供され、該方法は、ユーザ装置(UE)に応用され、そのうち、前記方法は、
事前定義の参照信号を検出し;
事前定義の参照信号を検出した時、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し;及び
チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告することを含む。
事前定義の参照信号を検出し;
事前定義の参照信号を検出した時、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し;及び
チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告することを含む。
本実施例の第六側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法が提供され、該方法は、基地局(eNB)に応用され、そのうち、前記方法は、
前記基地局が競争によりアンライセンスバンドを占めた時に、事前定義の参照信号を送信し、これにより、ユーザ装置は、該事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告することを含む。
前記基地局が競争によりアンライセンスバンドを占めた時に、事前定義の参照信号を送信し、これにより、ユーザ装置は、該事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告することを含む。
本実施例の第七側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置が提供され、該装置は、ユーザ装置(UE)に応用され、そのうち、前記装置、
基地局の構成に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定するための確定ユニット;
前記チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在するかを検出するための検出ユニット;及び
前記検出ユニットが、前記チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在すると検出した時に、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記チャネル品質を測定するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告するためのフィードバックユニットを含む。
基地局の構成に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定するための確定ユニット;
前記チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在するかを検出するための検出ユニット;及び
前記検出ユニットが、前記チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在すると検出した時に、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記チャネル品質を測定するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告するためのフィードバックユニットを含む。
本実施例の第八側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置が提供され、該装置は、基地局(eNB)に応用され、そのうち、前記装置は、
チャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成するための構成ユニットであって、これにより、ユーザ装置は、該チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し、また、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在する時に、該チャネル品質を測定するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいてチャネル品質測定結果を報告する、構成ユニットを含む。
チャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成するための構成ユニットであって、これにより、ユーザ装置は、該チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し、また、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在する時に、該チャネル品質を測定するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいてチャネル品質測定結果を報告する、構成ユニットを含む。
本実施例の第九側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置が提供され、該装置は、ユーザ装置(UE)に応用され、そのうち、前記装置は、
基地局のチャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定するための確定ユニット;及び
前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つの上りリンクサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果をフィードバックするためのフィードバックユニットを含む。
基地局のチャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定するための確定ユニット;及び
前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つの上りリンクサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果をフィードバックするためのフィードバックユニットを含む。
本実施例の第十側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置が提供され、該装置は、基地局(eNB)に応用され、そのうち、前記装置は、
ユーザ装置にチャネル品質測定要求を送信するための送信ユニットであって、これにより、ユーザ装置は、前記チャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つのサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する、送信ユニットを含む。
ユーザ装置にチャネル品質測定要求を送信するための送信ユニットであって、これにより、ユーザ装置は、前記チャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つのサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する、送信ユニットを含む。
本実施例の第十一側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置が提供され、該装置は、ユーザ装置(UE)に応用され、そのうち、前記装置は、
事前定義の参照信号を検出するための検出ユニット;
前記検出ユニットが事前定義の参照信号を検出した時に、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定するための確定ユニット;及び
チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告するためのフィードバックユニットを含む。
事前定義の参照信号を検出するための検出ユニット;
前記検出ユニットが事前定義の参照信号を検出した時に、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定するための確定ユニット;及び
チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告するためのフィードバックユニットを含む。
本実施例の第十二側面によれば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置が提供され、該装置は、基地局(eNB)に応用され、そのうち、前記装置は、
前記基地局が競争によりアンライセンスバンドを占めた時に、事前定義の参照信号を送信するための送信ユニットであって、これにより、ユーザ装置は、該事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、前記サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する、送信ユニットを含む。
前記基地局が競争によりアンライセンスバンドを占めた時に、事前定義の参照信号を送信するための送信ユニットであって、これにより、ユーザ装置は、該事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、前記サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する、送信ユニットを含む。
本実施例の第十三側面によれば、ユーザ装置が提供され、前記ユーザ装置は、前述の第七側面、第九側面又は第十一側面に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を含む。
本実施例の第十四側面によれば、基地局が提供され、前記基地局は、前述の第八側面、第十側面又は第十二側面に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を含む。
本実施例の第十五側面によれば、通信システムが提供され、前記通信システムは、前述の第十三側面に記載のユーザ装置及び前述の第十四側面に記載の基地局を含む。
本発明の実施例の有益な効果は、本発明の実施例により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を用いる時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
後述の説明及び図面に基づいて、本発明の特定の実施形態を詳細に開示し、本発明の原理が採用され得る方式を明確にする。なお、本発明の実施形態は、範囲上でそれによって限定されない。添付した特許請求の範囲の精神及び技術的範囲内では、本発明の実施形態は、あらゆる変形、変更に及び代替によるものも含む。
1つの実施形態について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で、1つ又は複数の他の実施形態に使用し、他の実施形態における特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態における特徴を置換することができる。
なお、「包括/含む」のような用語は、本文に使用する時に、特徴、装置全体、ステップ又はアセンブリの存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、装置全体、ステップ又はアセンブリの存在又は付加を排除しないことをも指す。
含まれている図面は、本発明の実施例への更なる理解を提供するために用いられ、これらの図面は、本明細書の一部を構成しており、本発明の実施形態を例示し、また、文字記載とともに本発明の原理を説明するために用いられる。また、明らかのように、以下に記載されている図面は、本発明の幾つかの実施例を示すためのものに過ぎず、当業者は、創造性のある労働をせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
アンライセンスバンドにおいてアンライセンスバンドのリソースを競争により使用する1つのシナリオを示す図である。
アンライセンスバンドにおいてアンライセンスバンドのリソースを競争により使用するもう1つのシナリオを示す図である。
ユーザ装置が第n個目のサブフレームのCQI要求に基づいて第m個目のサブフレームにおいてCQIを報告することを示す図である。
実施例1のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法のフローチャートである。
実施例2のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法のフローチャートである。
実施例3のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法のフローチャートである。
実施例3の1つの応用シナリオを示す図である。
実施例4のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法のフローチャートである。
実施例5のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法のフローチャートである。
実施例6のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法のフローチャートである。
実施例1の方法に対応するアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の構成図である。
実施例2の方法に対応するアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の構成図である。
実施例3の方法に対応するアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の構成図である。
実施例4の方法に対応するアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の構成図である。
実施例5の方法に対応するアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の構成図である。
実施例6の方法に対応するアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の構成図である。
本実施例のユーザ装置の構成図である。
本実施例の基地局の構成図である。
本実施例の通信システムのトポロジー構造図である。
添付した図面及び本明細書により、本発明の実施例の前述及び他の特徴は、より明確になる。なお、明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態が具体的に開示されているが、それらは、本発明の原理を採用し得る一部のみの実施形態である。また、理解すべきは、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、添付した特許請求の範囲に属する全ての変更、変形及び代替によるものも含む。以下、図面を参照しながら、本発明の各種実施方式について説明する。なお、これらの実施方式は、例示に過ぎず、本発明を制限するものでない。
一般的に言えば、LTEがアンライセンスバンドのリソースを使用することは、図1及び図2に示す2種類の代表的なシナリオがある(これに限定されない)。図1に示すように、第1種のシナリオは、LTEのeNB(スモール基地局Small cellを含む)及びWi-FiのAPが、あるアンライセンスバンドを競争して使用するものであり、LTEシステムと競争を行うのは、Wi-Fiシステムであり、この2つのシステムが採用する標準は異なり、Wi-Fiシステムのアンライセンスバンドにおける使用は、既に非常に成熟しており、新加入のLTEシステムは、該バンドを使用しているWi-Fiシステムに干渉を与えないことを保証できた上で、該チャネルを占有することができ、又は、検出により該チャネルがWi-Fiにより使用されていないことを発見すれば、所定時間占有しても良く、また、LTEが占有している時間内で、LTEの基地局は、LTEのUEと通信及びデータ伝送を行うことができる。図2に示すように、もう1種のシナリオは、LTEの基地局及びもう1つのLTEの基地局が競争するものであり、この2つのLTE基地局は、同一オペレーターの2つのeNBであっても良く、異なるオペレーターの2つのeNBであっても良い。図1に示すシナリオと異なるのは、この2つの競争する基地局が採用する標準は同じであることにある。
図1に示すシナリオであれ、図2に示すシナリオであれ、一旦、1つのLTE基地局が、該アンライセンスバンドがアイドル状態にあることを検出したら、該LTE基地局は、プリアンブル(preamble)、又は、LTE信号であることを示し得る他の信号を送信することができ、該信号は、該LTE基地局が既に該アンライセンスバンドのリソースを占有しており、該リソースが後続のデータ伝送のために用いられ得ることを示すために用いられる。
LTEシステムについて言えば、データ伝送を行う前に、基地局は、まず、基地局及びUE端のチャネル品質を得なければならず、該チャネル品質は、UEが、基地局が固定した位置及び時刻において送信した参照信号(reference signal)を測定することにより取得され、UEは、チャネル品質測定結果を得た後に、CQI(Channel Quality Indicator)に量化し、PUCCH(Physical Uplink Control CHannel)又はPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)により基地局にフィードバックし、また、基地局が送信した参照信号は、プリアンブル(preamble)であっても良く、又は、CRS(Cell-specific reference signal)であっても良く、CSI-RS(Channel Status Information Reference Signal)であっても良い。
ネットワーク構成の複雑性を考慮して、CQI測定及びフィードバックスロットは、従来の規格に明確な規定がある。まず、第n個目のサブフレームのCQI報告は、UE端のCQI測定結果に基づくものであり、この測定は、既知の参照信号リソースに基づいて検出を行うものであり、該参照信号リソースは、第n-nCQI_ref個目の下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームである。周期的CQIフィードバックについて、nCQI_refは、必ず、1つの4以上の最小整数であり、これにより、このサブフレーム(第n-nCQI_ref個目のサブフレーム)が1つの有効下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームであるようにさせる。非周期的CQIフィードバックについて、基地局がPDCCHによりCQIフィードバックをトリガーする場合、該nCQI_refの値は、必ず、参照信号リソースに対応する有効下りリンクサブフレームが該PDCCHの占める下りリンクサブフレームであるように選択する必要がある。“有効下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレーム”の定義については、従来の規格を参照できるが、簡単に言えば、基地局が、該サブフレームが下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームであるように構成すれば、それは、1つの有効下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームである。
アンライセンスバンドにおいて競争メカニズムを採用してアクセスするLTEシステムを考慮して言えば、それは、次の1つの時刻に該チャネルの使用を競争して取得し得るかを予測できないため、予め、将来伝送時に使用するフレーム構造を構成することができず、即ち、どれらが下りリンクサブフレーム、特殊サブフレーム又は上りリンクサブフレームであるかなどを構成することができず、よって、予め、UEにどのサブフレーム上で参照信号を測定するかを明確に通知することができず、CQI報告の誤りを来すことがある。
例えば、基地局により、UEが第n個目のサブフレームの時刻にCQI報告を行うように構成すれば、既存の規格に従えば、UEは、第n-4個目のサブフレーム内の参照信号を測定する必要がある。しかし、第n-4個目のサブフレームにおいてLTEのeNBがこのアンライセンスチャネルを占めない場合(理由としては、Wi-Fiが既に該チャネルを占有していることがある)、規格中の定義によれば、FDDシステムについて、全ての下りリンクサブフレームが有効下りリンクサブフレームであるため、UEは、第n-4個目のサブフレーム上での測定結果しかフィードバックすることができない。しかし、該サブフレームにLTEの参照信号がないため、測定されたCQIに酷いオフセットがあり、最終的には、eNBが該CQIに従って選択した伝送方式で行うデータ伝送が失敗であるようになる。また、TDDシステムについて、予め構成された伝送用フレーム構造に有効下りリンクサブフレームが存在するとしても、該有効下りリンクサブフレームがLTEのeNBにより競争で取得されなければ、同様に、最終的には、測定されたCQIが極めて不正確になる。
他方では、LTEシステムのeNBがアンライセンスバンドのリソースを占有したとしても、通常の理解によれば、このような占有は、一定時間しか持続することができず、その後、それを、他のシステム、例えば、Wi-FiのAP(Access Point)又はLTEのeNBの競争のためにリリースしなければならない。既存の規格に従えば、非周期的CQIフィードバックについて、eNBが第n個目のサブフレームにおいてUEのフィードバックをトリガーすれば、該UEは、該第n個目のサブフレーム上での参照信号を測定し、その後、第n+4個目のサブフレーム(上りリンクサブフレーム)において測定結果を報告する必要がある。しかし、その後、該サブフレームの時刻においてUEが該チャネルを占有し得るかを確定できないため、CQIをタイムリーに報告することができなくなる。
図3に示すように、第n+4個目のサブフレームは、他のシステム例えばWi-Fiにより占有されており、このように、UEは、次の1つの上りリンクサブフレームにしかCQIを伝送することができず、例えば、第m個目のサブフレームの時刻に、UEは、該アンライセンスチャネルを、上りリンク伝送のために占めることができるため、該サブフレームにおいて、第n個目のサブフレームにおいて測定したCQIをフィードバックすることができる。しかしながら、図3に示すように、第n+3個目のサブフレームの時に、eNBが既にチャネルを占有してPDSCHの下りリンクデータを送信している場合、通常、このデータに参照信号が含まれており、相対的に言えば、この参照信号は、第n個目のサブフレームの参照信号よりも、より正確に現在のチャネルの品質を反映することができるが、従来の規格では、第m個目のサブフレームにおいて、第n+3個目のサブフレームの参照信号を用いたCQI測定データをフィードバックするのをサポートしない。第m個目のサブフレームにおいて、第n個目のサブフレームのCQI測定結果をフィードバックすることにより、チャネル測定データのタイムオーバーを引き起こすことがあるので、不正確である。
よって、一方では、予め、LTEシステムがアンライセンスバンドの下りリソースを占め得るかを確定できないため、UEが既存の有効下りリンクサブフレームに基づいて測定したCQIは、極めて不正確になることがあり、他方では、CQIを測定できたとしても、UEがアンライセンスバンドの上りリソースを占有し得ることを確報できないので、最新のCQI情報をタイムリーにフィードバックすることができない。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。
本実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報のフィードバック方法を提供し、該方法は、ユーザ装置(UE)に応用され、図4は、該方法のフローチャートである。図4に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ401:ユーザ装置は、基地局の構成に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し;
ステップ402:前記ユーザ装置は、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し;
ステップ403:前記ユーザ装置は、チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在するかを検出し;
ステップ404:チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在すれば、前記ユーザ装置は、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記チャネル品質を測定するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。
ステップ402:前記ユーザ装置は、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し;
ステップ403:前記ユーザ装置は、チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在するかを検出し;
ステップ404:チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在すれば、前記ユーザ装置は、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記チャネル品質を測定するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。
本実施例では、基地局は、ユーザ装置がチャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成することができ、ユーザ装置は、基地局の構成に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定することができ、そして、ユーザ装置は、該チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定することができる。例えば、周期的CQIフィードバックについて、基地局により、UEが第n個目の上りリンクサブフレームにおいてCQIフィードバックを行うように構成すれば、UEは、チャネル品質を測定するサブフレームを、第n-nCQI_ref個目のサブフレームと確定することができ、即ち、UEは、第n-nCQI_ref個目のサブフレームに対してチャネル品質測定を行う必要があり、また、第n個目のサブフレームにおいて測定結果をフィードバックする。
本実施例では、既存の技術と異なるのは、ユーザ装置は、チャネル品質を測定するサブフレーム(例えば、前述の第n-nCQI_ref個目のサブフレーム)に対してチャネル品質測定を行う前に、先に、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号があるかを検出する必要があり、ユーザ装置は、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在する場合にのみ、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、該チャネル品質を測定するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。該事前定義の参照信号は、基地局がその有効な下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレーム内で送信したものあり、該参照信号を検出したということは、該サブフレームが1つの有効な下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームであり、他のシステム(例えば、Wi-Fiシステム)が占有するリソースでないことを意味し、該参照信号に基づく該サブフレームに対してのチャネル品質測定は、相対的に正確なものであり、これにより、ユーザ装置が、予め、LTEシステムがアンライセンスバンドの下りリソースを占有し得るかを確定できないため、既存の有効下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームに基づいて測定したCQIは、極めて不正確である問題を解決することができる。該事前定義の参照信号は、CRSであっても良く、プリアンブル又はCSI-RSなどの他の参照信号であっても良い。
本実施例では、ユーザ装置が、チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在することを検出すれば、該ユーザ装置は、該チャネル品質を測定するサブフレームに基づいてチャネル品質の測定を行い、これにより、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、該サブフレームに対しての測定結果を報告することができる。オプションとして、該ユーザ装置は、さらに、後続の使用のために、測定により取得した該測定結果を記憶し、又は、既に記憶した測定結果を更新することができる。
本実施例では、ユーザ装置が、チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在しないことを検出すれば、基地局が該チャネル品質を測定するサブフレームを占有していない可能性があり、言い換えると、該チャネル品質を測定するサブフレームは、他のシステムにより占有されており、この場合、該ユーザ装置は、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、その前に記憶されたチャネル品質測定結果を報告しても良く(ステップ405)、即ち、前記チャネル品質を測定するサブフレームに対しての測定結果をフィードバックせず、このようにして、その前に記憶された測定結果がタイムオーバーになっているかもしれないが、他のシステムが占有するリソースに基づく測定結果に比べ、該測定結果は、より正確なものである。
本実施例では、該ユーザ装置は、該ユーザ装置に接続されるプライマリ・セル(Pcell)のPUCCHにより上述の測定結果を伝送しても良く、該ユーザ装置に接続されるプライマリ・セルのPUSCH上で該測定結果を伝送しても良いが、本実施例は、これに限定されない。
本実施例では、現在の規格(TS36.213)に定義されている有効下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームについて、その定義を、“it is configured as a downlink subframe or a special subframe for that UE, or it is identified as a downlink subframe or a special subframe for that UE if the UE could detect some pre-defined reference signal (for example CRS, preamble, etc.) on that subframe...”というように変更しても良く、即ち、「それは、1つの下りリンクサブフレーム又は1つの特殊サブフレームとして構成され、又は、UEが1つのサブフレームにおいて事前定義の参照信号を検出できた場合、該サブフレームは、1つの下りリンクサブフレーム又は1つの特殊サブフレームとして識別される」。
本実施例の方法により、予めLTEシステムがアンライセンスバンドの下りリソースを占め得るかを確定できないことにより、既存の有効下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームに基づいて測定されたCQIが極めて不正確になる問題を解決することができる。
本実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法を提供し、該方法は、基地局(eNB)に応用され、それは、実施例1の方法に対応する基地局側の処理であり、該基地局は、LTEシステム中のスモールセル(small cell)であっても良く、他の基地局であっても良い。図5は、該方法のフローチャートである。図5に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ501:基地局は、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成し、これにより、ユーザ装置は、該チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し、また、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在する時に、該チャネル品質を測定するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、チャネル品質測定結果を報告する。
本実施例では、前述のように、基地局は、UEがCQIフィードバックを行うサブフレームを構成し、例えば、第n個目のサブフレームであり、UEは、これにより、チャネル品質を測定するサブフレームを確定することができ、即ち、第n-nCQI_ref個目のサブフレームであり、該第n-nCQI_ref個目のサブフレームに所定の参照信号を存在する時に、UEは、該第n-nCQI_ref個目のサブフレームに基づいてチャネル品質測定を行い、また、第n個目のサブフレームにおいて測定結果、即ち、対応するCQI値をフィードバックすることができる。これにより、UEが予めLTEシステムがアンライセンスバンドの下りリソースを占め得るかを確定できないことにより、既存の有効下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームに基づいて測定したCQIが極めて不正確にある問題を解決することができる。なお、UEの処理の詳細については、実施例1を参照できる。
本実施例では、該基地局は、該ユーザ装置に接続されるプライマリ・セル(Pcell)のPDCCH又はRRCシグナリングにより、前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成するシグナリングを伝送しても良く、他のチャネル及び/又はシグナリングにより、上述の構成シグナリングを伝送しても良い。
本実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法を提供し、該方法は、ユーザ装置(UE)に応用される。図6は、該方法のフローチャートである。図6に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ601:ユーザ装置は、基地局のチャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し;
ステップ602:前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない場合、次の1つの上りリンクサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果をフィードバックし;
ステップ603:前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームである場合、前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記チャネル品質測定要求が所在するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果をフィードバックする。
ステップ602:前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない場合、次の1つの上りリンクサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果をフィードバックし;
ステップ603:前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームである場合、前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記チャネル品質測定要求が所在するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果をフィードバックする。
図7は、本実施例の1つの応用シナリオを示す図である。図7に示すように、非周期的CQIフィードバックについて、eNBは、第n個目のサブフレームにおいてチャネル品質測定要求CQI requestを送信し、UEは、該CQI requestを受信した後に、該CQI requestが所在するサブフレーム(第n個目のサブフレーム)に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定することができ、即ち、第n+4個目のサブフレームである。しかし、該第n+4個目のサブフレームが既に他のシステムにより占有されているため、この場合、UEは、次の1つの上りリンクサブフレーム、即ち、第m個目のサブフレームにおいてCQIのフィードバックを行うことができる。本実施例では、該UEは、第n個目のサブフレームのチャネル品質測定結果をフィードバックするのでなく、第n+3個目のサブフレームのチャネル品質測定結果をフィードバックするのであり、該第n+3個目のサブフレームと第m個目のサブフレームとの距離は、4以上を要し、且つ第m個目のサブフレームとの距離が4以上を要するサブフレームに対して、該第n+3個目のサブフレームと該第m個目のサブフレームとの距離は、最も近い。これにより、UEがフィードバックするは、最新の下りリンクサブフレームのCQIであるため、該CQIがデータ伝送時のチャネル品質を最も正確に反映し得ることを保証することができるので、UEがアンライセンスバンドの上りリソースを占め得ることを確保できないことにより、最新のCQI情報をタイムリーにフィードバックすることができない問題を解決することができる。
本実施例では、該ユーザ装置は、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレーム(例えば、第n+3個目のサブフレーム)内の参照信号に基づいて、該下りリンクサブフレーム又は前記特殊サブフレームに対してチャネル品質測定を行うことができる。そのうち、該サブフレームは、1つの下りリンクサブフレームであり、該サブフレームにも幾つかの参照信号が含まれており、この場合、該UEは、該参照信号に基づいて該サブフレームに対してチャネル品質測定を行うことができる。
本実施例では、現在の規格(TS36.213)に定義されている、非周期的CQIフィードバックについてUEが測定する必要のある参照信号の位置ついて、その定義を、“The CSI reference resource is defined by a single downlink or special subframe n-nCQI_ref,… where for aperiodic CSI reporting,… nCQI_ref is minimum{the smallest value greater than or equal to 4,such that it corresponds to a valid downlink or valid special subframe,a value such that the reference resource is in the same valid downlink or valid special subframe as the corresponding CSI request in an uplink DCI format}.”というように変更しても良く、即ち、「該CSI参照リソースは、1つのシングル下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームn-nCQI_refにより定義され、そのうち、非周期的CSI報告について、n-nCQI_refは、次の2つの値のうちの最小値であり、即ち、1つは、4以上である最小値であり、これにより、該サブフレームが1つの有効下りリンクサブフレーム又は有効特殊サブフレームに対応するようにさせ、もう1つの値であり、これにより、参照リソースが1つの有効下りリンクサブフレーム又は有効特殊サブフレームに位置し、該サブフレームと、上りリンクのDCIフォーマットのCSI要求を送信するサブフレームとが同一サブフレームであるようにさせる。
本実施例の方法により、UEがアンライセンスバンドの上りリソースを占有し得ることを確報できないことにより、最新のCQI情報をタイムリーにフィードバックすることができない問題を解決することができる。
本実施例は、さらに、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法を提供し、該方法は、基地局(eNB)に応用され、それは、実施例3の方法に対応する基地局側の処理であり、該基地局は、LTEシステム中のスモールセル(small cell)であっても良く、他の基地局であっても良い。図8は、該方法のフローチャートであり、図8に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ801:基地局がユーザ装置にチャネル品質測定要求を送信し、これにより、ユーザ装置は、前記チャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つの上りリンクサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。
そのうち、基地局がチャネル品質測定要求を送信する方法については、既存の規格を参照でき、また、ユーザ装置の処理の詳細については、実施例3を参照できる。
本実施例の方法により、UEがアンライセンスバンドの上りリソースを占め得ることを確報できないことにより、最新のCQI情報をタイムリーにフィードバックすることができない問題を解決することができる。
本実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法を提供し、該方法は、ユーザ装置(UE)に応用される。図9は、該方法のフローチャートであり、図9に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ901:ユーザ装置が事前定義の参照信号を検出し;
ステップ902:事前定義の参照信号が検出された場合、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し;
ステップ903:チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。
ステップ902:事前定義の参照信号が検出された場合、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し;
ステップ903:チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。
本実施例では、測定及び報告の時間的要求が変更され、即ち、n及びnCQI_refの制限が取り消され、基地局は、CQIフィードバックを明示的に(explicitly)構成し、又は、非周期的CQIフィードバックのトリガーを、CQIフィードバックを暗示的に(implicitly)指示することに変更する。即ち、一旦、基地局がアンライセンスバンドのリソースを占有したら、直ぐに事前定義の参照信号を送信し、UEは、該事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、該チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて測定結果を報告する。
例えば、UEが第n個目のサブフレームに事前定義の参照信号があることを検出した場合、該UEは、第n+k個目のサブフレームにおいてCQIフィードバックをフィードバックしても良く、ここでのkは、2、3、又は4であっても良いが、好ましくは、4である。これにより、基地局がPDCCH上でシグナリングによりCQIフィードバックをトリガーすることを待つ必要がないため、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及報告の誤りを避けることができる。
本実施例では、該事前定義の参照信号は、プリアンブルであっても良く、CRSであっても良く、さらにCSI-RSなどであっても良い。
本実施例では、UEは、事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに基づいてチャネル品質測定を行い、これにより、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに測定結果を報告することができる。
本実施例の方法により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本実施例は、さらに、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法を提供し、該方法は、基地局(eNB)に応用され、それは、実施例5の方法に対応する基地局側の処理であり、該基地局は、LTEシステム中のスモールセル(small cell)であっても良く、他の基地局であっても良い。図10は、該方法のフローチャートであり、図10に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ1001:基地局が競争によりアンライセンスバンドを占有した時に、事前定義の参照信号を送信し、これにより、ユーザ装置は、該事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて前記サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。
そのうち、前述のように、一旦eNBがアンライセンスバンドを占有したら、事前定義の参照信号を送信し、それは、プリアンブル、CRS、CSI-RSなどの信号であっても良く、UEは、第n個目のサブフレームに参照信号が存在することを検出した時に、第n個目のサブフレームに基づいてチャネル品質測定を行い、また、第n+k個目のサブフレームにおいて測定結果、即ち、CQIの値をフィードバックし、kの値は、2、3、4であっても良いが、好ましくは、4である。このような方式は、eNBがPDCCH上でシグナリングによりCQIのフィードバックをトリガーすることを待つ必要がないため、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
以上、6つの実施例をもとに、本実施例の方法について説明したが、実際の実施過程では、上述の実施例の方法が合併されて使用されても良く、例えば、実施例1、2の方法は、実施例3、4の方法と合併されても良い。また、アンライセンスバンドのリソースが、集中分配(割り当て)メカニズムでなく、競争の方式を採用することにより使用されるため、従来の、基地局の構成した又はトリガーしたCQI報告に基づいてUE端で測定されたCQIが有効データであることを保証できないとの欠点は、本実施例1-6の方法により克服することができるので、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を提供し、該装置は、ユーザ装置に応用することができる。該装置が問題を解決する原理は、実施例1の方法に類似したので、その具体的な実施は、実施例1の方法の実施を参照でき、内容が同じ重複説明は、省略される。
図11は、該装置の構成図である。図11に示すように、該アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置1100は、確定ユニット1101、検出ユニット1102及びフィードバックユニット1103を含む。
確定ユニット1101は、基地局の構成に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定するために用いられる。
検出ユニット1102は、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在するかを検出するために用いられる。
フィードバックユニット1103は、検出ユニット1102が、チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号が存在することを検出した時に、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記チャネル品質を測定するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。
本実施例では、該装置は、さらに、次のようなものを含んでも良く、即ち、
測定ユニット1104:検出ユニット1102が、チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号があることを検出した時に、チャネル品質を測定するサブフレームに対してチャネル品質測定を行う。
測定ユニット1104:検出ユニット1102が、チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号があることを検出した時に、チャネル品質を測定するサブフレームに対してチャネル品質測定を行う。
本実施例では、フィードバックユニット1103は、さらに、検出ユニット1102が、前記チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号がないことを検出した時に、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、その前に記憶されたチャネル品質測定結果を報告する。
本実施例では、フィードバックユニット1103は、ユーザ装置に接続されるプライマリ・セルのPUCCH又はPUSCHにより上述のチャネル品質測定結果を報告することができる。
本実施例の装置により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を提供し、該装置は、基地局に応用されても良い。該装置が問題を解決する原理は、実施例2の方法に類似したので、その具体的な実施は、実施例2の方法の実施を参照でき、内容が同じ重複説明は、省略される。
図12は、該装置の構成図である。図12に示すように、該アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置1200は、構成ユニット1201を含み、それは、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成するように用いられ、これにより、ユーザ装置は、該チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し、また、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号がある時に、該チャネル品質を測定するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいてチャネル品質測定結果を報告する。
本実施例では、該構成ユニット1201は、ユーザ装置に接続されるプライマリ・セルのPDCCH又はRRCシグナリングにより、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成するシグナリングを伝送しても良い。
本実施例の装置により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を提供し、該装置は、ユーザ装置に応用することができる。該装置が問題を解決する原理は、実施例3の方法に類似したので、その具体的な実施は、実施例3の方法の実施を参照でき、内容が同じ重複説明は、省略される。
図13は、該装置の構成図である。図13に示すように、該アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置1300は、確定ユニット1301及びフィードバックユニット1302を含む。
確定ユニット1301は、基地局のチャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定するために用いられる。
フィードバックユニット1302は、チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つの上りリンクサブフレームにおいて、該上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ該上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果をフィードバックするために用いられる。
本実施例では、該装置は、さらに、次のようなものを含んでも良く、即ち、
測定ユニット1303:該上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ該上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレーム内の参照信号に基づいて、上述の下りリンクサブフレーム又は上述の特殊サブフレームに対してチャネル品質測定を行う。
測定ユニット1303:該上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ該上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレーム内の参照信号に基づいて、上述の下りリンクサブフレーム又は上述の特殊サブフレームに対してチャネル品質測定を行う。
本実施例の装置により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を提供し、該装置は、基地局に応用することができる。該装置が問題を解決する原理は、実施例4の方法に類似したので、その具体的な実施は、実施例4の方法の実施を参照でき、内容が同じ重複説明は、省略される。
図14は、該装置の構成図である。図14に示すように、該アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置1400は、送信ユニット1401を含み、それは、ユーザ装置にチャネル品質測定要求を送信するために用いられ、これにより、ユーザ装置は、該チャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、該チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つのサブフレームにおいて、該上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ該上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。
本実施例の装置により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本発明の実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を提供し、該装置は、ユーザ装置に応用されても良い。該装置が問題を解決する原理は、実施例5の方法に類似したので、その具体的な実施は、実施例5の方法の実施を参照でき、内容が同じ重複説明は、省略される。
図15は、該装置の構成図である。図15に示すように、該アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置1500は、検出ユニット1501、確定ユニット1502及びフィードバックユニット1503を含む。
検出ユニット1501は、事前定義の参照信号を検出するために用いられる。
確定ユニット1502は、検出ユニット1501が事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定するために用いられる。
フィードバックユニット1503は、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告するために用いられる。
本実施例では、該装置は、さらに、次のようなものを含んでも良く、即ち、
測定ユニット1504:該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してチャネル品質測定を行う。
測定ユニット1504:該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してチャネル品質測定を行う。
本実施例の装置により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本発明の実施例は、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を提供し、該装置は、基地局に応用することができる。装置が問題を解決する原理は、実施例6の方法に類似したので、その具体的な実施は、実施例6の方法の実施を参照でき、内容が同じ重複説明は、省略される。
図16は、該装置の構成図である。図16に示すように、該アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置1600は、送信ユニット1601を含み、それは、該基地局が競争によりアンライセンスバンドを占有した時に、事前定義の参照信号を送信するために用いられ、これにより、ユーザ装置は、該事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、該サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。
本実施例の装置により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本発明の実施例は、さらに、ユーザ装置を提供し、そのうち、該ユーザ装置は、実施例7、9、11に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を含む。
図17は、本発明の実施例のユーザ装置の構成図である。図17に示すように、該ユーザ装置1700は、中央処理装置1701及び記憶器1702を含んでも良く、記憶器1702は、中央処理装置1701に接続される。なお、該図は、例示に過ぎず、さらに他の類型の構造を以て該構造に対して補充又は代替を行うことにより、電気通信機能又は他の機能を実現しても良い。
1つの実施方式では、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の機能は、中央処理装置1701に統合することができ、中央処理装置1701により実施例7、9、11に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の機能を実現することができ、そのうち、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の機能は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
他の実施方式では、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置は、中央処理装置1701と別々で構成されても良く、例えば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を、中央処理装置1701に接続されるチップとして構成しても良く、中央処理装置1701の制御により、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の機能を実現することができる。
図17に示すように、該ユーザ装置1700は、さらに、通信モジュール1703、入力ユニット1704、音声処理ユニット1705、表示器1706、電源1707を含んでも良い。なお、ユーザ装置1700は、必ずしも図17中の全ての部品を含む必要がない。また、ユーザ装置1700は、さらに、図17に示されていない部品を含んでも良く、これについては、従来の技術を参照できる。
図17に示すように、中央処理装置1701は、制御器又は操作コントローラと称される場合があり、マイクロプロセッサ又は他の処理装置及び/又は論理装置を含んでも良く、該中央処理装置1701は、入力を受信し、また、ユーザ装置1700の各部品の操作を制御することができる。
そのうち、記憶器1702は、例えば、バッファ、フレッシュメモリ、HDD、移動可能な媒体、揮発性記憶器、不揮発性記憶器又は他の適切な装置のうちの1つ又は複数であっても良い。上述の構成に関する情報を記憶することができ、また、さらに情報処理用のプログラムを記憶することもできる。また、中央処理装置1701は、該記憶器1702に記憶された該プログラムを、情報の記憶又は処理などを実現するために実行することもできる。なお、他の部品の機能は、従来に類似したので、ここでは、その詳しい説明を省略する。ユーザ装置1700の各部品は、専用ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はその組み合わせにより実現することもでき、これらは、全て、本発明の範囲に属する。
本実施例のユーザ装置により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本発明の実施例は、さらに、基地局を提供し、そのうち、該基地局は、実施例8、10、12に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を含む。
図18は、本発明の実施例の基地局の1つの実施方式の構成図である。図18に示すように、基地局1800は、中央処理装置(CPU)1801及び記憶器1802を含んでも良く、記憶器1802は、中央処理装置1801に接続される。そのうち、該記憶器1802は、各種データを記憶でき、また、さらに情報処理用のプログラムを記憶できる。また、中央処理装置1801の制御下で該プログラムを、ユーザ装置が送信した各種情報を受信し、また、ユーザ装置に各種情報を送信するように実行することもできる。
1つの実施方式では、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の機能は、中央処理装置1801に集積することができ、中央処理装置1801により、実施例8、10、12に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の機能を実現することができ、そのうち、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の機能は、ここで合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
他の実施方式では、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置は、中央処理装置1801と独立して構成されても良く、例えば、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置を、中央処理装置1801に接続されるチップとして構成しても良く、中央処理装置1801の制御ににより、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置の機能を実現しても良い。
また、図18に示すように、基地局1800は、さらに、送受信機1803及びアンテナ1804などを含んでも良く、そのうち、上述の部品の機能は、従来の技術に類似したので、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、基地局1800は、必ずしも図18に示す全ての部品を含む必要がない。また、基地局1800は、さらに、図18に示されていない部品を含んでも良く、これについては、従来の技術を参照することができる。
本実施例の基地局により、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本発明の実施例は、さらに、通信システムを提供し、図19は、該通信システムのトポロジー構造図である。図19に示すように、該通信システム1900は、ユーザ装置1901及び基地局1902を含む。
そのうち、該基地局1902は、ユーザ装置1901のために、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを構成し、又は、ユーザ装置1901に、チャネル品質測定要求を送信し、又は、競争によりアンライセンスバンドを占有した時に、事前定義の参照信号などを送信するように構成される。また、該基地局1902は、さらに、その信号の送受信などの他の機能を実現するように構成されるが、ここでは、その詳しい説明を省略する。そのうち、該基地局は、実施例14の基地局により実現されても良く、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳細な説明を省略される。
そのうち、ユーザ装置1901は、基地局1902と情報のやり取りを行うように構成され、例えば、基地局が構成した、チャネル情報をフィードバックするサブフレームに基づいて、チャネル品質を測定するサブフレームを確定し、また、該チャネル品質を測定するサブフレームに事前定義の参照信号がある時に、該チャネル品質を測定するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいてチャネル品質測定結果を報告する。また、例えば、基地局が送信したチャネル品質測定要求に基づいて、チャネル情報をフィードバックするサブフレームを確定し、また、前記チャネル情報をフィードバックするサブフレームが上りリンクサブフレームでない時に、次の1つのサブフレームにおいて、前記上りリンクサブフレームとの距離が4以上であり且つ前記上りリンクサブフレームに最も近い1つの下りリンクサブフレーム、又は特殊サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。また、例えば、基地局が送信した事前定義の参照信号を検出した時に、該事前定義の参照信号が所在するサブフレームに対してチャネル品質測定を行い、また、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、前記サブフレームに対してのチャネル品質測定結果を報告する。そのうち、該ユーザ装置は、実施例13のユーザ装置により実現されても良く、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例の通信システムにより、アンライセンスバンドにおいてLTE技術を使用する時のCQI測定及び報告の誤りを避けることができる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置又はユーザ装置中で前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置又はユーザ装置中で実施例1、3、5に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法を実効させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を記憶し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置又はユーザ装置中で実施例1、3、5に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置又は基地局中で前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置又は基地局中で実施例2、4、6に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、アンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック装置又は基地局中で実施例2、4、6に記載のアンライセンスバンドのチャネル情報フィードバック方法を実行させる。
本発明の上述の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は、このようなコンピュータ可読プログラムに関し、該プログラムは、論理部品により実行される時に、該論理部品に、上述の装置又は構成部品を実現させることができ、又は、該論理部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は、さらに、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、flashメモリなどにも関する。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。
Claims (2)
- チャネル情報を報告するための、端末における装置であって、
チャネル品質を測定するためのリクエストを受信する受信部と、
アンライセンスバンドにおける下りリンクサブフレーム又は特殊サブフレームに、チャネル品質を測定するための設定済み参照信号が存在した場合、前記下りリンクサブフレーム又は前記特殊サブフレームを有効下りリンクサブフレーム又は有効特殊サブフレームと認定する処理部と、を含み、
前記処理部は、さらに、前記端末に接続されるプライマリ・セルの物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理上りリンク共用チャネル(PUSCH)により、チャネル品質測定結果を報告する、装置。 - 請求項1に記載の装置であって、
前記処理部は、さらに、前記下りリンクサブフレーム又は前記特殊サブフレームに設定済み参照信号が存在しないと検出した場合、チャネル情報をフィードバックするサブフレームにおいて、その前に記憶されたチャネル品質測定結果を報告する、装置。
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