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JP2020013486A - 自走式掃除機及び自走式掃除機の制御方法 - Google Patents

自走式掃除機及び自走式掃除機の制御方法 Download PDF

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義文 郡
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Abstract

【課題】本体部を持ち上げた場合においても、適切な走行制御が可能な自走式掃除機等を提供する。【解決手段】自走式掃除機100は、床面上を走行して、当該床面を掃除する本体部101と、本体部101に設けられて、本体部101の周辺に存在する対象物と本体部101との距離を検出する検出部180と、検出部180が検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定部151と、判定部151の判定結果に基づいて本体部101の走行を制御する走行制御部152と、本体部101に設けられて、本体部101を床面に対して持ち上げる持ち上げ部133と、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置に基づいて、所定の閾値を変更する変更部153と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、自律的に走行しながら掃除を行う自走式掃除機及び自走式掃除機の制御方法に関する。
従来、電気コード等の障害物を乗り越えるために、本体部を床面に対して持ち上げる持ち上げ部を備える自走式掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4277214号公報
ここで、持ち上げ部によって本体部が持ち上げられた場合、本体部に設けられ、自走式掃除機の周囲に位置する対象物との距離を検出する検出部の位置もまた変化するために、検出部の検出結果に応じた自走式掃除機が誤動作をする場合がある。
本発明は、本体部を持ち上げた場合においても、適切な走行制御が可能な自走式掃除機等を提供する。
本発明の一態様に係る自走式掃除機は、床面上を走行して、当該床面を掃除する本体部と、前記本体部に設けられて、前記本体部の周辺に存在する対象物と前記本体部との距離を検出する検出部と、前記検出部が検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて前記本体部の走行を制御する走行制御部と、前記本体部に設けられて、前記本体部を前記床面に対して持ち上げる持ち上げ部と、前記持ち上げ部によって持ち上げられた前記本体部の位置に基づいて、前記所定の閾値を変更する変更部と、を備える。
また、本発明の一態様に係る自走式掃除機の制御方法は、床面上を自律的に走行して掃除する自走式掃除機の制御方法であって、本体部の周辺に存在する対象物と前記本体部との距離を検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップでの判定結果に基づいて前記本体部の走行を制御する走行ステップと、前記本体部を前記床面に対して持ち上げる持ち上げステップと、前記持ち上げステップで持ち上げられた前記本体部の位置に基づいて、前記所定の閾値を変更する変更ステップと、を含む。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROM等の記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明によれば、本体部を持ち上げた場合においても、適切な走行制御が可能な自走式掃除機等を提供することができる。
図1は、実施の形態における自走式掃除機の外観を上方から示す平面図である。 図2は、実施の形態における自走式掃除機の外観を下方から示す底面図である。 図3は、実施の形態における自走式掃除機の外観を斜め上方から示す斜視図である。 図4は、実施の形態に係る持ち上げ部の概略構成を示す模式断面図である。 図5は、実施の形態に係る自走式掃除機の制御構成を示すブロック図である。 図6は、実施の形態に係る自走式掃除機の動作手順を示すフローチャートである。
次に、本発明における自走式掃除機等の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明における自走式掃除機の一例を示したものに過ぎない。従って、本発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る自走式掃除機の構成について説明する。
図1は、実施の形態における自走式掃除機100の外観を上方から示す平面図である。図2は、実施の形態における自走式掃除機100の外観を下方から示す底面図である。図3は、実施の形態における自走式掃除機100の外観を斜め上方から示す斜視図である。
自走式掃除機100は、自律的に床面上等を移動しながら当該床面の掃除を実行することができる掃除ロボットである。具体的には、自走式掃除機100は、環境地図に基づき所定の領域内を自律的に走行し、当該領域内に存在するごみを吸引するロボット掃除機である。自走式掃除機100は、床面上を移動して、当該床面を掃除する本体部101と、駆動ユニット130(図2参照)と、掃除エリアに存在するごみを吸引口178から吸引する清掃ユニット140(図2参照)と、検出部180等の各種センサと、制御部150(図5参照)と、持ち上げ部133と、を備えている。
駆動ユニット130は、自走式掃除機100の平面視における幅方向(具体的には、進行方向に直交する方向)の中心に対して左側及び右側にそれぞれ1つずつ配置されている。なお、駆動ユニット130の数は、2つに限られず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
駆動ユニット130は、本実施の形態の場合、床面上を走行する車輪131、車輪131にトルクを与える走行用モータ136(図5参照)及び走行用モータ136を収容するハウジング等を有する。一対の駆動ユニット130の各車輪131は、本体部101の下面に形成された凹部に収容され、本体部101に対して回転できるように取り付けられている。
また、自走式掃除機100は、キャスター179を補助輪として備えた対向二輪型であり、一対の駆動ユニット130のそれぞれの車輪131の回転を独立して制御することで、前進、後退、左回転、右回転等、自走式掃除機100を自在に走行させることができる。
自走式掃除機100は、前進又は後退しながら左回転又は右回転する場合には、前進又は後退しながら右折又は左折をすることになる。一方、自走式掃除機100は、前進又は後退しない状態で左回転又は右回転する場合には、現地点で旋回することになる。
このように、駆動ユニット130は、本体部101を移動又は旋回させるための移動部である。駆動ユニット130は、制御部150(具体的には、後述する走行制御部152(図5参照))からの指示に基づき自走式掃除機100を走行させる。
清掃ユニット140は、ごみを集めて吸引するユニットであり、吸引口178内に配置されるメインブラシ、メインブラシを回転させるブラシ駆動モータ等を備えている。
吸引口178からごみを吸引する吸引装置は、本体部101の内部に配置されており、ファンケース及びファンケースの内部に配置される電動ファンを有する。
清掃ユニット140は、制御部150からの指示に基づいて電動ファン及びブラシ駆動モータ等を動作させる。
検出部180は、本体部101の周辺に存在する対象物と本体部101との距離を検出するセンサである。ここで、対象物とは、自走式掃除機100が本体部101との距離に基づいて走行を変更させる必要がある物体であり、床面上に存在する椅子、机等の障害物だけでなく、壁、床等も含む。検出部180は、例えば、本体部101の周辺に存在する対象物と本体部101との距離を検出するセンサを複数有する。本実施の形態では、検出部180は、障害物センサ173と、測距センサ174と、床面センサ176と、を備える。
障害物センサ173は、本体部101の前方(具体的には、進行方向側)に存在する障害物を検出するセンサである。本実施の形態の場合、障害物センサ173は、超音波センサが用いられる。障害物センサ173は、本体部101の前方の中央に配置される発信部171及び発信部171の両側にそれぞれ配置される受信部172を有し、発信部171から発信されて障害物によって反射して帰ってきた超音波を受信部172がそれぞれ受信することで、障害物の距離及び位置を検出することができる。
測距センサ174は、自走式掃除機100の周囲に存在する壁、障害物等と自走式掃除機100との距離を検出するセンサである。本実施の形態の場合、測距センサ174は、レーザ光をスキャンして壁、障害物等により反射した光に基づき距離を測定するいわゆるレーザーレンジスキャナである。測距センサ174は、具体的には、後述する環境地図を作成するために用いられる。
床面センサ176は、自走式掃除機100の底面の複数箇所に配置され、掃除エリアとしての床面が存在するか否かを検出する。本実施の形態の場合、床面センサ176は、発光部及び受光部を有する赤外線センサであり、発光部から放射した赤外線光が戻ってきた光の角度に基づいて、床面との距離を検出する。
自走式掃除機100が備える他の各種センサとして以下のようなセンサを例示できる。
衝突センサ119は、自走式掃除機100の周囲に取り付けられている図示しないバンパが、障害物に接触して自走式掃除機100に対して押し込まれることに伴いオンされるスイッチ接触変位センサである。
カメラ175は、本体部101の前方空間を撮像する装置である。カメラ175で撮像された画像は、画像処理され、画像内の特徴点の位置から本体部101の前方空間にある障害物の形状を認識することができるものとなっている。
エンコーダ137は、駆動ユニット130に備えられており、走行用モータ136によって回転する一対の車輪131のそれぞれの回転角を検出する。エンコーダ137からの情報により、自走式掃除機100の走行量、旋回角度、速度、加速度、角速度等を算出することができる。
加速度センサ138は、駆動ユニット130に備えられており、自走式掃除機100が走行する際の加速度を検出する。
角速度センサ135は、駆動ユニット130に備えられており、自走式掃除機100が旋回する際の角速度を検出する。
加速度センサ138、角速度センサ135により検出された情報は、車輪131の空回りによって発生する誤差を修正するための情報等に用いられる。
以上の障害物センサ173、測距センサ174、衝突センサ、カメラ175、床面センサ176、及び、エンコーダ137は、例示であり、自走式掃除機100は、他の種類のセンサを備えてもよい。
持ち上げ部133は、本体部101の少なくとも一部を持ち上げる装置である。
図4は、実施の形態に係る持ち上げ部133の概略構成を示す模式断面図である。具体的には、図4の(a)は、持ち上げ部133による本体部101の持ち上げが解除された状態(正常状態ともいう)を示している。図4の(b)は、持ち上げ部133により本体部101が持ち上げられた状態(持ち上げ状態ともいう)を示している。
持ち上げ部133は、先端部で車輪131を回転可能に保持するアーム132と、当該アーム132の基端部を回転させることで、アーム132の先端部を本体部101から出没させる駆動モータ134(図5参照)と、を備えている。
図4の(a)に示すように、アーム132の先端部が本体部101内に収まっていると、本体部101の位置は正常状態となる。
一方、図4の(b)に示すように、アーム132の先端部が本体部101から突出されていると、本体部101の位置は持ち上げ状態となる。持ち上げ状態では、本体部101の前部が後部よりも持ち上がっており、本体部101の全体としては前部が後部よりも高位となるように傾いている。
持ち上げ部133は、本体部101の前部を持ち上げることで、本体部101が前進時に障害物に対して衝突せずに乗り上がることを支援できるようになっている。例えば、障害物が絨毯等の敷物である場合には、本体部101が持ち上げ状態でないと敷物に接触して、敷物を捲り上げてしまうおそれがある。敷物を捲り上げてしまうと、当該部分に本体部101が座礁してそれ以上の走行が阻害されてしまう。或いは、捲り上がった敷物の下に本体部101が入り込み、それ以上の走行が不可能となってしまう。
本実施の形態では、持ち上げ部133によって本体部101が持ち上げ状態となるために、敷物に干渉せずに走行を継続することが可能となる。これにより、様々な障害物が存在する状況においてもより安定した自律走行が可能となる。
持ち上げ部133は、例えば、駆動モータ134の回転角を検出するエンコーダ139を同様に備える。制御部150は、例えば、エンコーダ139からの情報により、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置を算出する。
なお、本体部101の位置とは、正常状態から持ち上げ部133によって本体部101が変化した位置を示し、例えば、自走式掃除機100が図4の(b)に示すような本体部101の前部が後部よりも高位となるような姿勢の変化をする場合、前部の高さ方向の位置を示す。なお、例えば、本体部101が持ち上げ部133によって前部だけではなく後部も含めた全体が上がる構成である場合、本体部101の位置とは、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の任意の箇所の高さ方向の位置を示してもよい。
また、持ち上げ部133は、本体部101を持ち上げているか否かを制御部150が判定するために、エンコーダ139ではなく、例えば、マイクロスイッチ等の接触式センサを備えてもよい。持ち上げ部133がマイクロスイッチを備える場合、制御部150は、例えば、マイクロスイッチがオンになっている場合に正常状態と判定し、マイクロスイッチがオフになっている場合に持ち上げ状態と判定する。もちろん、自走式掃除機100は、マイクロスイッチがオンになっている場合に持ち上げ状態と制御部150が判定し、マイクロスイッチがオフになっている場合に持ち上げ状態と制御部150が判定するような構成でもよい。
図5は、実施の形態に係る自走式掃除機100の制御構成を示すブロック図である。
図5に示すように、制御部150には、駆動ユニット130と、障害物センサ173と、測距センサ174と、カメラ175と、床面センサ176と、衝突センサ119と、清掃ユニット140と、持ち上げ部133と、記憶部190と、が電気的に接続されている。なお、図5においては、駆動ユニット130を一つしか図示していないが、実際には、左右の車輪131のそれぞれに対応して駆動ユニット130が設けられている。つまり、本実施の形態では駆動ユニット130は2つ設けられている。
制御部150は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えており、CPUがROMに格納されたプログラムをRAMに展開して実行することで、各部を制御する。
ここで、制御部150は、各種センサ(例えば、エンコーダ137、測距センサ174)が検出した蓄積したデータを統合して環境地図を作成する。環境地図は、所定領域内であって自走式掃除機100が移動し掃除を行う領域の地図である。環境地図を生成する方法は特に限定されるものではないが、例えばSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)等を例示することができる。制御部150は、自走式掃除機100の走行実績に基づき、実際に走行した領域の外形及び走行を阻害する障害物等を示す情報を環境地図として生成する。環境地図は、例えば、2次元の配列データとして実現される。
制御部150は、走行実績を例えば縦横10cm等の所定の大きさの四角形で分割し、各四角形が環境地図を構成する配列の要素エリアであるとみなし、配列データとして処理してもよい。なお、環境地図は、自走式掃除機100の外部から取得してもよい。
また、制御部150は、掃除時においては、その走行時における環境地図内の各座標を走行経路として記録する。具体的には、制御部150は、掃除時に各種センサが検出したデータに基づいて自走式掃除機100の環境地図内の各座標を検出し、走行経路として記録する。
制御部150は、掃除時においては、清掃ユニット140を制御して、ブラシ駆動モータ及び電動ファンを制御して、メインブラシを回転させながら、床面上のごみを吸引する。
また、制御部150は、障害物の有無に基づいて、持ち上げ部133の駆動モータ134を制御して、正常状態と持ち上げ状態とを切り替える。具体的には、制御部150は、障害物センサ173、測距センサ174及びカメラ175の少なくとも一つ(以下、障害物検出部と呼称する)が障害物を検出した際においては、検出結果に基づいて、障害物が乗り越え可能か否かを判定する。ここで、障害物としては、自走式掃除機100が乗り越え可能な障害物と、乗り越えが不可能な障害物とに分類される。乗り越え可能な障害物としては、例えば、絨毯等の敷物や、電気コードが挙げられる。また、乗り越え不可能な障害物としては、壁、家具等が挙げられる。制御部150は、乗り越えが可能な障害物か、不可能な障害物かの判断を、カメラ175が取得した障害物の画像に基づいて行う。具体的には、制御部150は、カメラ175が取得した障害物の画像から検出される障害物の厚み(具体的には、床面からの高さ)に基づいて乗り越えが可能な障害物か、不可能な障害物かの判断を行う。
なお、制御部150は、衝突センサ119の検出結果に基づいて、乗り越えが可能な障害物か、不可能な障害物かの判断を行ってもよい。例えば、制御部150は、障害物検出部が障害物を検出している状態で、衝突センサ119の検出結果がオンとなった場合には、乗り越え不可能な障害物であると判断し、衝突センサ119の検出結果がオフのままの場合には、乗り越え可能な障害物と判断する。
制御部150は、このような判断に基づいて、持ち上げ部133を動作させて、本体部101を持ち上げた、持ち上げ状態に変更させる。
また、制御部150は、検出部180、カメラ175、衝突センサ119等の検出結果に基づいて、走行制御を行う。制御部150は、機能的には、判定部151と、走行制御部152と、変更部153と、を備える。
判定部151は、検出部180が検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定する。例えば、本体部101の位置が正常状態の場合は、判定部151は、床面センサ176から取得した値が、記憶部190に記憶されている所定の閾値を示す第1閾値情報191の値よりも大きいか、小さいかを判定する。また、検出部180が本体部101の周辺に存在する対象物との距離を測定する複数のセンサを有する場合、判定部151は、複数のセンサのそれぞれが検出した距離が、複数のセンサのそれぞれに対応して定められている所定の閾値をそれぞれ超えるか否かを判定する。複数のセンサのそれぞれには、例えば、それぞれ異なる閾値が定められている。複数のセンサのそれぞれに対応して定められている所定の閾値は、例えば、記憶部190に予め記憶されている。
走行制御部152は、検出部180等の各種センサ等の情報に基づいて、駆動ユニット130に指示を出して本体部101を走行させる。また、走行制御部152は、判定部151の判定結果に基づいて本体部101の走行を制御する。
変更部153は、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置に基づいて、判定部151が判定に用いる所定の閾値を異なる値に変更する。具体的には、変更部153は、持ち上げ部133によって本体部101が持ち上げられていない場合(つまり、正常状態の場合)には、判定部151が検出部180の検出結果の判定に用いる所定の閾値を第1閾値に設定し、持ち上げ部133によって本体部101が持ち上げられている場合(つまり、持ち上げ状態の場合)には、判定部151が検出部180の検出結果の判定に用いる所定の閾値を第1閾値とは異なる第2閾値に設定する。変更部153は、例えば、上述した持ち上げ部133が備えるエンコーダ139からの情報により、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置を算出することで、正常状態であるか持ち上げ状態であるかを判定し、判定結果に基づいた閾値の変更を行う。
例えば、走行制御部152は、検出部180の一例である床面センサ176が検出した対象物の一例である床面との距離が所定の閾値を超える、つまり、所定の閾値として設定された距離より離れていると判定部151が判定した場合、進行方向に床面が無いと判定して進行方向を変更する走行制御を行う。また、例えば、走行制御部152は、障害物センサ173が検出した対象物の一例である障害物との距離が所定の閾値を超える、つまり、所定の閾値として設定された距離未満であると判定した場合、当該障害物を回避する走行制御を行う。
しかし、図4の(a)(正常状態)及び図4の(b)(持ち上げ状態)で示されるように、正常状態と持ち上げ状態とでは、床面の状況が同様の場合においても床面センサ176からの検出距離が、例えば、進行方向側の床面センサ176ではL1とL2とで異なった値を取得してしまう。このように、持ち上げ部133によって本体部101が持ち上げられた場合、本体部101に設けられ、床面との距離を検出する床面センサ176から取得できる値が変化するために、正常状態と持ち上げ状態とで同じ閾値を用いて判定部151が判定した場合、正常状態では進行方向に床面が有ると判定する場合においても、持ち上げ状態では床面が無いと判定する誤動作をしてしまう虞がある。同様に、正常状態と持ち上げ状態とで、本体部101に設けられる障害物センサ173、及び、測距センサ174から得られる値もまた変化するために、正常状態と持ち上げ状態とで同じ閾値を用いて判定部151が判定した場合、誤動作をしてしまう虞がある。
そこで、変更部153は、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置に基づいて、判定部151が判定に用いる所定の閾値を変更する。具体的には、変更部153は、本体部101の位置が正常状態か持ち上げ状態かを判定し、判定結果に基づいて判定部151が判定に用いる所定の閾値を変更する。例えば、変更部153は、本体部101の位置が正常状態である場合には、判定部151が判定に用いる所定の閾値を第1閾値情報191に基づいて第1閾値にし、本体部101の位置が持ち上げ状態である場合には、判定部151が判定に用いる所定の閾値を第2閾値情報192に基づいて、第1閾値とは異なる第2閾値にする。例えば、変更部153が本体部101の位置が正常状態か持ち上げ状態かを判定するために、エンコーダ139からの情報により、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置を算出する。
なお、本実施の形態では、第1閾値情報191に基づく第1閾値と、第2閾値情報192に基づく第2閾値との2つの閾値を用いているが、本体部101の位置に対応する3つ以上の閾値が設定されてもよい。また、検出部180が本体部101の周辺に存在する対象物との距離を測定する複数のセンサを有する場合、変更部153は、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置に基づいて、複数のセンサのそれぞれに定められている所定の閾値をそれぞれ変更する。このように、検出部180が複数のセンサを有する場合、判定部151が判定に用いる所定の閾値には、複数のセンサのそれぞれに対応する閾値が定められている。
記憶部190は、判定部151が判定に用いる所定の閾値を記憶するROM、RAM等のメモリである。図5には、判定部151の判定に用いられる2つの閾値である第1閾値の情報が含まれている第1閾値情報191と、第1閾値とは異なる第2閾値の情報が含まれている第2閾値情報192とが記憶部190に記憶されている場合を例示している。本実施の形態では、本体部101の位置が正常状態である場合には判定部151が第1閾値情報191に含まれる第1閾値を用いて検出部180の検出結果を判定し、本体部101の位置が持ち上げ状態である場合には判定部151が第2閾値情報192に含まれる第2閾値を用いて検出部180の検出結果を判定する場合について説明する。
もちろん、記憶部190には、判定部151の判定に用いられる閾値として、本体部101の位置に対応する3つ以上の閾値に関する情報を記憶されていてもよい。また、第1閾値情報191及び第2閾値情報192には、それぞれ、障害物センサ173の検出結果の判定に用いられる閾値、測距センサ174の検出結果の判定に用いられる閾値、及び、床面センサ176の検出結果の判定に用いられる閾値のように、それぞれのセンサに用いられる、それぞれ異なる閾値が含まれていてもよい。
[動作]
続いて、自走式掃除機100の動作について説明する。
図6は、実施の形態に係る自走式掃除機100の動作手順を説明するためのフローチャートである。
まず、自走式掃除機100は、例えば、図4の(a)に示す正常状態において走行を開始する。この場合、変更部153は、第1閾値情報191に基づいて第1閾値を判定部151が判定に用いる閾値として設定する。
次に、検出部180は、本体部101と対象物との距離を検出する(ステップS1)。例えば、ステップS1では、床面センサ176は、自走式掃除機100が走行中に逐次床面との距離を検出する。
また、自走式掃除機100は、検出部180によって検出された対象物との距離と第1閾値とに基づいて、走行を制御する(ステップS2)。例えば、ステップS2では、判定部151が床面センサ176によって検出された床面との距離が第1閾値を超える、つまり、設定された第1閾値よりも床面と離れたか否かを判定する。走行制御部152は、判定部151の判定結果に基づいて、走行制御を行う。
次に、制御部150は、カメラ175等によって、絨毯等の自走式掃除機100が乗り越えることが可能な所定の障害物を検知したか否かを判定する(ステップS3)。
絨毯等の自走式掃除機100が乗り越えることが可能な所定の障害物を検知したと判定しない場合(ステップS3でNo)、ステップS1に戻り、制御部150は、持ち上げ部133に本体部101を持ち上げさせず、検出部180によって検出された対象物との距離と第1閾値とに基づく走行制御を続ける。
一方、絨毯等の自走式掃除機100が乗り越えることが可能な所定の障害物を検知したと判定した場合(ステップS3でYes)、制御部150は、持ち上げ部133に本体部101を持ち上げさせる(ステップS4)。
次に、変更部153は、持ち上げ部133が本体部101を持ち上げている持ち上げ状態であるか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5において、変更部153は、例えば、持ち上げ部133が備えるエンコーダ139からの情報により、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置を算出することで、持ち上げ状態であるか否かを判定する。
変更部153は、持ち上げ状態でないと判定した場合(ステップS5でNo)、動作手順をステップS1に戻す。
一方、変更部153は、持ち上げ状態であると判定した場合(ステップS5でYes)、判定部151が用いる閾値を、第2閾値情報192に基づいて第2閾値に第1閾値から変更する(ステップS6)。
次に、検出部180は、本体部101と対象物との距離を検出する(ステップS7)。例えば、ステップS7では、床面センサ176は、自走式掃除機100が走行中に逐次床面との距離を検出する。
また、自走式掃除機100は、検出部180によって検出された対象物との距離と第2閾値とに基づいて、走行を制御する(ステップS8)。
このように、自走式掃除機100は、ステップS1又はステップS7に示すように、本体部101の周辺に存在する対象物と本体部101との距離を検出し、ステップS2又はステップS8に示すように、検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定して、判定結果に基づいて走行を制御する。また、自走式掃除機100は、ステップS4に示すように本体部101を床面に対して持ち上げた場合、ステップS6に示すように判定部151が判定に用いる閾値を変更する。
[効果等]
以上のように、本実施の形態に係る自走式掃除機100は、床面上を走行して、当該床面を掃除する本体部101と、本体部101に設けられて、本体部101の周辺に存在する対象物と本体部101との距離を検出する検出部180と、検出部180が検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定部151と、判定部151の判定結果に基づいて本体部101の走行を制御する走行制御部152と、本体部101に設けられて、本体部101を床面に対して持ち上げる持ち上げ部133と、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置に基づいて、所定の閾値を変更する変更部153と、を備える。
このような構成によれば、自走式掃除機100は、持ち上げ部133によって本体部101が持ち上げられた場合においても、本体部101の位置に基づいて、走行の判断に用いる閾値を適切な閾値に変更できる。これにより、自走式掃除機100は、本体部101を持ち上げた場合においても、適切な走行制御が可能となる。より具体的には、自律走行掃除機100は、本体部101が正常状態、持ち上げ状態といった姿勢が変化した場合においても、周囲に存在する段差や障害物に対して一定の距離を保ち、回避行動(段差や障害物を避ける行動)や掃除行動(障害物に近づき周囲を掃除する行動)をとることが出来るため、安定した自律走行が可能となる。
例えば、検出部180は、本体部101の周辺に存在する対象物との距離を測定する複数のセンサ(本実施の形態においては、障害物センサ173、測距センサ174、及び、床面センサ176)を有する。また、例えば、判定部151は、複数のセンサのそれぞれが検出した距離が、複数のセンサのそれぞれに対応して定められている所定の閾値を超えるか否かを判定する。また、例えば、変更部153は、持ち上げ部133によって持ち上げられた本体部101の位置に基づいて、複数のセンサのそれぞれに定められている所定の閾値をそれぞれ変更する。
このような構成によれば、自走式掃除機100が本体部101の周辺に存在する対象物を測定するセンサを複数有し、複数のセンサそれぞれについて異なる閾値が設定されている場合においても、本体部101の位置に基づいて、走行の判断に用いるそれぞれの閾値を適切な閾値にそれぞれ変更できる。これにより、自走式掃除機100は、複数のセンサを備える場合においても、本体部101の状態の変化(正常状態や持ち上げ状態)により生じる、それぞれのセンサ出力の変化を考慮した閾値に設定するため、より適切な自律走行制御が可能となる。
また、本実施の形態に係る自走式掃除機100の制御方法は、床面上を自律的に走行して掃除する自走式掃除機100の制御方法であって、本体部101の周辺に存在する対象物と本体部101との距離を検出する検出ステップと、検出ステップで検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、判定ステップでの判定結果に基づいて本体部101の走行を制御する走行ステップと、本体部101を床面に対して持ち上げる持ち上げステップと、持ち上げステップで持ち上げられた本体部101の位置に基づいて、所定の閾値を変更する変更ステップと、を含む。
このような方法によれば、持ち上げステップで本体部101が持ち上げられた場合においても、本体部101の位置に基づいて、走行の判断に用いる閾値を適切な閾値に変更できる。そのため、本体部101を持ち上げる動作を実行した場合においても、自走式掃除機100を適切に走行させることができる。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムで実現されてもよい。例えば、当該プログラムは、本体部101の周辺に存在する対象物と本体部101との距離を検出する検出ステップと、検出ステップで検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、判定ステップでの判定結果に基づいて本体部101の走行を制御する走行ステップと、本体部101を床面に対して持ち上げる持ち上げステップと、持ち上げステップで持ち上げられた本体部の位置に基づいて、所定の閾値を変更する変更ステップと、を含む自走式掃除機100の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。或いは、これらの包括的又は具体的な態様は、上記プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能なCD−ROM等の記録媒体で実現されてもよい。
(その他の実施の形態)
以上、本実施の形態に係る自走式掃除機、及び、自走式掃除機の制御方法について、上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、制御部150の構成要素の全部又は一部は、専用のハードウェアで構成されてもよく、或いは、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサ等のプログラム実行部が、HDD(Hard Disk Drive)又は半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、制御部150の構成要素は、1つ又は複数の電子回路で構成されてもよい。1つ又は複数の電子回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
1つ又は複数の電子回路には、例えば、半導体装置、IC(Integrated Circuit)又はLSI(Large Scale Integration)等が含まれてもよい。IC又はLSIは、1つのチップに集積されてもよく、複数のチップに集積されてもよい。ここでは、IC又はLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又は、ULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれるかもしれない。また、LSIの製造後にプログラムされるFPGA(Field Programmable Gate Array)も同じ目的で使うことができる。
また、本発明の全般的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路又はコンピュータプログラムで実現されてもよい。或いは、当該コンピュータプログラムが記憶された光学ディスク、HDD若しくは半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な非一時的記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
本発明は、家屋内等のフロアを自動的に掃除する自走式掃除機に適用可能である。
100 自走式掃除機
101 本体部
119 衝突センサ
130 駆動ユニット(移動部)
131 車輪
132 アーム
133 持ち上げ部
134 駆動モータ
135 角速度センサ
136 走行用モータ
137、139 エンコーダ
138 加速度センサ
140 清掃ユニット
150 制御部
151 判定部
152 走行制御部
153 変更部
171 発信部
172 受信部
173 障害物センサ
174 測距センサ
175 カメラ
176 床面センサ
178 吸引口
179 キャスター
180 検出部
190 記憶部
191 第1閾値情報
192 第2閾値情報
L1、L2 検出距離

Claims (3)

  1. 床面上を走行して、当該床面を掃除する本体部と、
    前記本体部に設けられて、前記本体部の周辺に存在する対象物と前記本体部との距離を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて前記本体部の走行を制御する走行制御部と、
    前記本体部に設けられて、前記本体部を前記床面に対して持ち上げる持ち上げ部と、
    前記持ち上げ部によって持ち上げられた前記本体部の位置に基づいて、前記所定の閾値を変更する変更部と、を備える
    自走式掃除機。
  2. 前記検出部は、前記本体部の周辺に存在する対象物との距離を測定する複数のセンサを有し、
    前記判定部は、前記複数のセンサのそれぞれが検出した距離が、前記複数のセンサのそれぞれに対応して定められている所定の閾値をそれぞれ超えるか否かを判定し、
    前記変更部は、前記持ち上げ部によって持ち上げられた前記本体部の位置に基づいて、前記複数のセンサのそれぞれに対応して定められている所定の閾値をそれぞれ変更する
    請求項1に記載の自走式掃除機。
  3. 床面上を自律的に走行して掃除する自走式掃除機の制御方法であって、
    本体部の周辺に存在する対象物と前記本体部との距離を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出した距離が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでの判定結果に基づいて前記本体部の走行を制御する走行ステップと、
    前記本体部を前記床面に対して持ち上げる持ち上げステップと、
    前記持ち上げステップで持ち上げられた前記本体部の位置に基づいて、前記所定の閾値を変更する変更ステップと、を含む
    自走式掃除機の制御方法。
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