JP2020001801A - ヒンジキャップ - Google Patents
ヒンジキャップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020001801A JP2020001801A JP2018125359A JP2018125359A JP2020001801A JP 2020001801 A JP2020001801 A JP 2020001801A JP 2018125359 A JP2018125359 A JP 2018125359A JP 2018125359 A JP2018125359 A JP 2018125359A JP 2020001801 A JP2020001801 A JP 2020001801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- cap
- container
- connecting portion
- projection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
Description
そこで、容器本体とヒンジキャップとの位置合わせのために、治具等にヒンジキャップをセットして容器本体に装着できるように、ヒンジキャップの側周に位置合わせリブを配設するようにした容器は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、変形許容部の具体的実施形態として、変形許容部は、薄肉部であることを特徴とする構成を採用し、また、変形許容部は、貫通孔であることを特徴とする構成を採用する。
なお、以下の説明において、図1(a)でみて、上下方向を「軸線方向」とし、上方向を「上」とし、下方向を「下」とし、左方向を「正面側(ヒンジ部と反対側)」とし、右方向を「背面側(ヒンジ部側)」とする。
図1に示すように、容器本体Dには、キャップ本体Aを装着する口部1が設けられている。
除去部12の背面側(ヒンジ部B側)には、支柱13を介してプルリング14が連設されている。
本実施例では、薄肉弱化部11を破断して開封するまで容器内部を密閉する隔壁5としたが、予め注出口が開口された隔壁5であっても構わないし、また、注出筒7の代わりに隔壁5内から小径のノズル筒を立設して注出口を形成してもよい。
本実施例では、キャップ本体Aを容器本体Dに位置合わせして装着した後、キャップ本体Aの内筒6の外周および外筒9の内周と、容器本体Dの口部1の内周および外周とが係合し、容器本体Dに対してヒンジキャップが回転しないように強固に嵌合している。
位置合わせして装着した後、容器本体Dに対してヒンジキャップが回転しないようにできれば、その構造は、どの様なものでも構わない。
位置合わせ突起16は、ヒンジ部Bの下面から垂設するように突設されるとともに、外方への突出幅d2が閉蓋時のヒンジ部Bの外方への突出幅d1と同程度の突出幅で形成されている。
なお、閉蓋時のヒンジ部Bの突出幅d1と位置合わせ突起16の突出幅d2は、厳密に同じである必要はなく、一方が若干大きくても構わない。
なお、本実施例では、ヒンジ部Bは、ヒンジ19と弾性片24とが連続して形成されているが、ヒンジ19と弾性片24とは、間隔を空けて形成されていても構わない。
また、ヒンジ部Bは、中央に弾性片を形成し、弾性片の両側にヒンジを形成しても構わない。
薄肉部23は、図3(b)に示す位置合わせ突起16のキャップ本体A側から両側面に沿って所定幅で上蓋C側に向かって形成され、位置合わせ突起16の背面側の薄肉部23は、前記所定幅よりも幅広に形成されている。
なお、本実施例では、薄肉部23は、第1連結部20のキャップ本体A側から折れ曲がり部22を経由して第2連結部21の途中までの範囲に形成されているが、折れ曲がり部22の形状等によって、必ずしも第2連結部21まで形成する必要はない。
側周壁31の外周下端には、背面側にヒンジ部Bのヒンジ19の第2連結部21が連設され、正面側の外周下端には、上蓋Cを開閉する際に手指をかける摘み部33が突設されている。
側周壁31の内周下部には、キャップ本体Aの蓋嵌合部17と係合し、閉蓋状態を維持する嵌合部34が設けられている。
まず、キャップ本体Aにヒンジ部Bを介して上蓋Cを閉蓋し、閉蓋状態のヒンジキャップとする。
打栓工程は、位置合わせ突起16を利用し、ヒンジ部Bを容器の把手の位置方向に向け、その反対側が内容液の注出方向である注出筒7の中心位置となるようにして、内筒6と外筒9との間に形成される環状溝部に容器本体Dの口部1をあてがい、上蓋Cの上から押圧力が加えていくと、口部1がアンダーカット部15を乗り越え、口部1が内筒6の外周と外筒9の内周および基壁8とによって挟持され装着される。
次に、容器本体Dを注出方向に傾け、容器本体D内の内容液を隔壁5の注出口から注出筒7により案内して注出する。
貫通孔40は、薄肉部23と同様の範囲に形成されており、必ずしも第2連結部21まで形成する必要はない。
本変形実施例においても、位置合わせ突起16の上端部付近のヒンジ19が容易に変形し、折れ曲がり部22の変形に影響がないので、従来のように位置合わせ突起16の外方への突出幅d2が折れ曲がり部22と干渉することがなく、ヒンジ部Bと位置合わせ突起16とをコンパクトに共存することができる。
B ヒンジ部
C 上蓋
D 容器本体
d0、d1、d2 突出幅
1 口部
5 隔壁
6 内筒
7 注出筒
8 基壁
9 外筒
10 蓋係合筒部
11 薄肉弱化部
12 除去部
13 支柱
14 プルリング
15 アンダーカット部
16 位置合わせ突起
17 蓋嵌合部
19 ヒンジ
20 第1連結部
21 第2連結部
22、46 折れ曲がり部
23 薄肉部(変形許容部)
24 弾性片
30 頂壁
31 側周壁
32 密封リング
33 摘み部
34 嵌合部
40 貫通孔(変形許容部)
45 位置合わせリブ
Claims (5)
- 容器本体に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジ部を介して連設される上蓋とを備えるヒンジキャップであって、
キャップ本体は、容器本体の口部に装着される外筒と、外筒の外周にヒンジ部の下面から垂設される位置合わせ突起とを有し、
ヒンジ部は、位置合わせ突起の上端部の周りに変形許容部を有することを特徴とするヒンジキャップ。 - ヒンジ部は、下面から位置合わせ突起が垂設されるヒンジと、ヒンジに隣接して形成される弾性体とを有することを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
- ヒンジは、キャップ本体と連設する第1連結部と、上蓋と連設する第2連結部と、第1連結部と第2連結部を接続し、変形可能な折れ曲がり部とを有し、
位置合わせ突起は、ヒンジの第1連結部および折れ曲がり部の第1連結部側の下面から垂設されることを特徴とする請求項2に記載のヒンジキャップ。 - 変形許容部は、薄肉部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヒンジキャップ。
- 変形許容部は、貫通孔であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヒンジキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018125359A JP7062538B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | ヒンジキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018125359A JP7062538B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | ヒンジキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020001801A true JP2020001801A (ja) | 2020-01-09 |
JP7062538B2 JP7062538B2 (ja) | 2022-05-06 |
Family
ID=69098453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018125359A Active JP7062538B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | ヒンジキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7062538B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001233367A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-28 | Ajinomoto Co Inc | 蓋付きキャップのヒンジ構造 |
JP2010047283A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Japan Crown Cork Co Ltd | プラスチックキャップ |
JP2014031202A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Nippon Closures Co Ltd | 合成樹脂製容器蓋 |
-
2018
- 2018-06-29 JP JP2018125359A patent/JP7062538B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001233367A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-28 | Ajinomoto Co Inc | 蓋付きキャップのヒンジ構造 |
JP2010047283A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Japan Crown Cork Co Ltd | プラスチックキャップ |
JP2014031202A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Nippon Closures Co Ltd | 合成樹脂製容器蓋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7062538B2 (ja) | 2022-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
HUP0303572A2 (hu) | Flexibilis műanyag záróelem, főként palackokhoz | |
US7014074B1 (en) | Caps for self-deploying funnel and pour spout | |
JP5182811B2 (ja) | 蓋付き容器 | |
JP2020001801A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP2009184709A (ja) | ヒンジキャップ付容器 | |
JP6027944B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP3201111U (ja) | 逆止弁 | |
JP6468822B2 (ja) | 容器 | |
JP2018122896A (ja) | キャップ付き容器 | |
JP7346059B2 (ja) | キャップ | |
JP7114180B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP7470372B2 (ja) | キャップ | |
JP2007230621A (ja) | キャップから取り除かれた開口予定部を収納可能なヒンジキャップ | |
JP6344997B2 (ja) | ワンタッチ開栓一体成形型複合キャップ | |
JP2002362604A (ja) | 注出キャップ | |
JP2020055544A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP7460364B2 (ja) | キャップ | |
JP2020083445A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP5868579B2 (ja) | 注出栓 | |
JP2023124442A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP5111738B2 (ja) | 保護カバー付き注出器 | |
JP2018090267A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP2010173685A (ja) | 付け替え容器 | |
JP6434358B2 (ja) | キャップ及びキャップ付き容器 | |
JP5489783B2 (ja) | キャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220420 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7062538 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |