JP2020052905A - 難易度推定装置、難易度推定方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2を参照しながら、実施形態に係る難易度推定システムについて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る難易度推定システムの機能構成の一例を示す図である。
図2は、本発明の実施形態において、評価値が所定の条件を満たす移動経路の表示態様の一例を示す図である。
まず、難易度推定システム1が提供する機能の概要について説明する。
難易度推定システム1は、道路の運転難易度を推定する。ここで運転難易度とは、道路を走行する車両の運転のしにくさ(又は運転のしやすさ)を示す指標である。例えば、道路に陥没が生じている場所や、歩行者が飛び出し易い場所であると運転難易度が高い(運転が難しい)。運転難易度は、道路の構造等に起因する静的要因と、道路を利用する利用者の状況に起因する動的要因とによって変化する。一例として、静的要因には、道路の構造、道路に関する地物、白線の整備状況、路面の傾斜などが含まれる。動的要因には、車両や歩行者の急な飛び出し、先行車の急ブレーキ、道路上での遊戯などが含まれる。この一例において、動的要因は、曜日や時間帯などの時間的な要素によって発生頻度が変化する性質を有する。
難易度推定システム1は、道路を走行する車両、当該車両の運転者、道路を歩行する歩行者などから種々の情報を収集し、収集した情報に基づいて道路の運転難易度を推定する。また、難易度推定システム1は、運転難易度の要因を分析して、道路の運転難易度を推定する。
なお、難易度推定システム1は、道路の運転難易度を、それぞれの道路について、曜日や時間帯ごとに区分して推定してもよい。
難易度推定システム1は、道路の利用者が所持する携帯端末の位置情報と、当該携帯端末に紐づけられた利用者の属性情報(ユーザ情報)とに基づいて、道路ごと・時間帯ごとの道路利用傾向を算出する。また、難易度推定システム1は、ユーザ情報提供車両50をプローブカーとして利用し、道路の危険要因を取得する。
難易度推定システム1は、算出された道路利用傾向と、ユーザ情報提供車両50から得られた道路の危険要因とを照合して、危険要因が発生した道路ごと・時間帯ごとに、道路の通行者数や通行者の属性分布を抽出する。
難易度推定システム1は、上述のようにして抽出した道路ごと・時間帯ごとの、道路の通行者数や通行者の属性分布をデータセットとして蓄積する。
難易度推定システム1は、これら道路ごと・時間帯ごとに蓄積されたデータセットと、携帯端末の位置情報及び利用者の属性情報とに基づいて、道路の危険度(すなわち、運転難易度)を推定する。
難易度推定システム1は、道路の利用者が所持する携帯端末の位置情報と、当該携帯端末に紐づけられた利用者の属性情報(ユーザ情報)とに基づいて、道路ごと・時間帯ごとに算出される道路利用傾向に基づいて、道路の危険度(すなわち、運転難易度)を推定する。
難易度推定システム1は、車両の現在地及び目的地に基づいて算出される移動経路候補が複数ある場合に、事故リスクがより低い移動経路を車両の運転者に提示する。
より具体的には、難易度推定システム1は、上述のようにして推定した道路の運転難易度と、車両の現在地及び目的地から算出される複数の移動経路候補とに基づいて、運転難易度を移動経路候補ごとに評価する。難易度推定システム1は、この評価結果に基づいて事故リスクがより低い移動経路を選択し、選択した移動経路を車両の運転者に提示する。
難易度推定システム1は、車両の移動経路と、道路の運転難易度とに基づいて、道路の運転難易度に応じた保険料を算出する。一例として、難易度推定システム1は、運転難易度が高い(難しい)道路を車両が走行した場合には保険料を高く算出し、運転難易度が低い(易しい)道路を車両が走行した場合には保険料を低く算出する。
上述した各機能を実現するための難易度推定システム1の機能構成の一例について、以下説明する。
図1に示すように、難易度推定システム1は、難易度推定装置10と、ユーザ情報記憶部20(例えば、個人情報データベース)と、携帯端末移動情報記憶部30(例えば、位置情報データベース)と、道路利用傾向情報記憶部40と、ユーザ情報提供車両50と、ユーザ情報非提供車両60と、保険料算出装置70と、データセット記憶部80とを備える。
道路の運転難易度の推定機能について説明する。まず、車両の運転状態に基づく道路の運転難易度の推定機能について説明し、次に、道路利用者の属性に基づく道路の運転難易度の推定機能について説明する。
本実施形態の車両の種類には、ユーザ情報提供車両50と、ユーザ情報非提供車両60とがある。ユーザ情報提供車両50とは、難易度推定システム1に対して情報を提供するとともに、難易度推定システム1から情報を取得する車両である。ユーザ情報非提供車両60とは、難易度推定システム1に対して情報を提供することなく、難易度推定システム1から情報を取得する車両である。本機能においては、ユーザ情報提供車両50から提供される情報に基づいて、道路の運転難易度が推定される。
難易度推定システム1は、携帯端末の位置情報及び属性情報から算出された道路利用傾向と、ユーザ情報提供車両50から得られた道路の危険要因とを照合して、危険要因が発生した道路ごと・時間帯ごとに、道路の利用傾向(例えば、通行者数や通行者の属性分布)を算出する。
難易度推定システム1は、上述のようにして算出した道路ごと・時間帯ごとの、道路の通行者数や通行者の属性分布をデータセットとして蓄積する。
難易度推定システム1は、これら道路ごと・時間帯ごとに蓄積されたデータセットと、携帯端末の位置情報及び利用者の属性情報とに基づいて、道路の危険度(すなわち、運転難易度)を推定する。
以下、難易度推定システム1による車両の運転状態に基づく道路の運転難易度の推定機能の詳細について説明する。
携帯端末移動情報記憶部30(位置情報データベース)には、携帯端末(一例として、携帯端末31−1、31−2、…、31−m、32−1、32−2、…、32−n)の位置の移動履歴を示す携帯端末移動情報が記憶される。
具体的には、携帯端末は、GPS等によって得られた自端末の位置を示す位置情報を、所定のタイミングで携帯端末移動情報記憶部30に送信する。この結果、携帯端末移動情報記憶部30には、携帯端末各々の位置情報の時系列データが携帯端末移動情報として記憶される。
なお、携帯端末31−1、31−2、…、31−mは、車両の運転者が携帯しており車両と共に移動する携帯端末の一例である。また、携帯端末32−1、32−2、…、32−nは、歩行者が携帯している携帯端末の一例である。
道路利用傾向情報生成部13は、携帯端末の位置に対応する道路(利用道路)を推定する利用道路推定機能と、道路の利用傾向を把握する道路利用傾向把握機能とを有する。
道路利用傾向情報生成部13は、携帯端末移動情報記憶部30に記憶されている携帯端末移動情報と、予め記憶されている地図情報とに基づいて、携帯端末の位置がどの道路に対応しているのかを(すなわち、利用道路を)推定する。
道路利用傾向情報生成部13は、上述のようにして推定した携帯端末のユーザの利用道路と、当該携帯端末のユーザ情報とに基づいて道路利用傾向を把握することにより、道路の利用傾向を示す道路利用傾向情報を生成する。
なお、ユーザ情報には、携帯端末の契約情報に関連しない情報が含まれていてもよい。例えば、ユーザ情報には、携帯端末にインストールされているアプリケーションの種類、運転免許の保持年数、運転免許の更新履歴、交通違反や交通事故の履歴、運転免許取得時等に行なわれる性格検査の結果などが含まれていてもよい。また、ユーザ情報には、これらの情報から推測されるユーザの行動特性、運転スキルのレベル、交通マナーのレベルなどが含まれていてもよい。
次に、ユーザ情報提供車両50による道路の危険要因の取得機能について説明する。
ユーザ情報提供車両50は、車両搭載装置51を備えている。この車両搭載装置51には、例えば加速度センサと、ドライブレコーダとが含まれる。
車両搭載装置51は、加速度センサにより、急ハンドル、急ブレーキ又は路面からの振動などによる車両の加速度の急激な変化を検出する。
車両搭載装置51は、車両の加速度の急激な変化を検出した場合には、ドライブレコーダによる車内外の画像や音声などの情報に基づいて、加速度の急激な変化の要因を判定する。
車両搭載装置51は、ドライブレコーダによる車内外の画像や音声などの情報に基づいて、加速度の急激な変化が静的要因によるものか、動的要因によるものかを判定する。例えば、ドライブレコーダによる車外の画像に、道路舗装の亀裂が撮影されている場合には、車両搭載装置51は、加速度の急激な変化が静的要因によると判定する。また、ライブレコーダによる車外の画像に、歩行者の急な飛び出しが撮影されている場合には、車両搭載装置51は、加速度の急激な変化が動的要因によると判定する。
加速度の急激な変化が静的要因による場合には、車両搭載装置51は、加速度の急激な変化が発生した道路上の位置と、危険要因の種類(静的要因)とを紐づけた車両状態情報を生成する。また、加速度の急激な変化が動的要因による場合には、車両搭載装置51は、加速度の急激な変化が発生した道路上の位置と、危険要因の発生時刻と、危険要因の種類(動的要因)とを紐づけた車両状態情報を生成する。
車両搭載装置51は、生成した車両状態情報を難易度推定装置10に対して送信する。
難易度推定装置10の車両状態取得部15は、ユーザ情報提供車両50の車両搭載装置51が送信する車両状態情報を取得する。車両状態取得部15は、複数のユーザ情報提供車両50のそれぞれから車両状態情報を取得し、取得した車両状態情報に基づいてデータセットを生成する。
車両状態取得部15は、取得した車両状態情報が「静的要因」である場合には、静的要因の発生回数を道路ごとに集計し、集計した結果をデータセットとしてデータセット記憶部80に記憶させる。
車両状態取得部15は、取得した車両状態情報が「動的要因」である場合には、動的要因の発生した道路上の位置と発生時刻とを検索キーにして、道路利用傾向情報記憶部40に記憶されている道路利用傾向情報を検索する。車両状態取得部15は、検索の結果として得られる道路利用傾向情報が示す道路利用者の数(例えば、道路を通行する通行人の数)や、道路利用者の属性(例えば、性別、年代又は行動特性のタイプ)と、車両状態情報が示す道路・時間帯とを対応付けて、データセットとしてデータセット記憶部80に記憶させる。これにより、データセット記憶部80には、危険要因が発生した道路ごと・時間帯ごとの道路利用者の数の分布や道路利用者の属性の分布が蓄積される。
運転難易度推定部14は、データセット記憶部80に記憶されているデータセットに基づいて、道路利用傾向情報が示す道路の利用状況における道路の運転難易度を推定する。
上述したように、データセット記憶部80に記憶されているデータセットには、「静的要因」についての集計結果と、「動的要因」についての集計結果とが記憶されている。
また、運転難易度推定部14は、「動的要因」のデータセットについては、重回帰分析などの多変量解析手法を適用して、道路の運転難易度を算出する。
道路利用傾向情報の一例としては、道路各々の各時間帯における利用者数をユーザの年代別に計測した情報である。ユーザ情報提供車両50の走行がなく、一部の時間帯もしくは全ての時間帯のデータが存在しない道路でも、多変量解析を適用してデータが存在しない部分の危険要因が発生した回数を推定し、難易度を推定する。
次に、運転難易度推定部14が多変量解析を適用して難易度を推定する具体例について説明する。
75歳以上の歩行者数をx1、75歳以上が運転する車両数をx2、65歳以上75歳未満の歩行者数をx3、65歳以上75歳未満が運転する車両数をx4、10歳未満の歩行者数をx5とする。x1、x2、x3、x4及びx5は、説明変数である。また、動的な危険要因が発生した回数をyとする。このyは、目的変数である。運転難易度推定部14は、これらを解き、重回帰式「y=b0+b1x1+b2x2+b3x3+b4x4+b5x5」を導出する。運転難易度推定部14は、この重回帰式に道路の任意の時間帯におけるx1〜x5の値を代入することにより、当該道路の所定の時間帯における危険要因発生のデータ計測が欠けている場合でも、当該道路における運転の難易度を推定することができる。
また、難易度y3は、静的な危険要因による難易度y1、動的な危険要因による難易度y2を使用した式「y3=c1y1+c2y2」により表現される。ここで、c1、c2は、重みであり、一律に1と設定されても、危険要因の発生確率等により適宜調整されてもよい。
なお、運転難易度推定部14は、難易度を、道路の単位長さによって正規化した値として推定してもよい。
また、多変量解析としては、例示した重回帰分析の他に、主成分分析、独立成分分析、因子分析、判別分析、クラスター分析、コンジョイント分析、多次元尺度構成法が適用されてもよい。
次に、道路利用者の属性に基づく道路の運転難易度の推定について説明する。上述したように、難易度推定システム1は、道路の利用者が所持する携帯端末の位置情報と、当該携帯端末に紐づけられた利用者の属性情報(ユーザ情報)とに基づいて、道路の運転難易度を推定する。以下、具体的な一例について説明する。
例えば、小学校の下校の時間帯において6歳から12歳の年代の人が歩行中に車道に飛び出す頻度が高いという統計結果が得られている場合がある。
この場合、近隣に小学校がある道路において、15時から17時の間に、6歳から12歳の人が、30人、当該道路を利用していることが道路利用傾向情報により示されている場合には、この道路は他の道路に比べて危険度(すなわち、運転難易度)が高いと考えられる。この場合、運転難易度推定部14は、道路利用傾向情報に基づいて、当該道路の運転の難易度を「高」と推定する。
この場合、繁華街において、22時から24時の間に、30歳から39歳の人が、100人、当該道路を利用していることが道路利用傾向情報により示されている場合には、この道路は、危険度が高いと考えられる。また、この道路の危険度は、上述した学校帰りの子どもの飛び出し等の発生頻度が高い道路の危険度に比べると低いと考えられる。この場合、運転難易度推定部14は、道路利用傾向情報に基づいて、当該道路の運転の難易度を「中」と推定する。
この場合、12時から13時の間に、40歳から49歳の人が、50人、当該道路を利用していることが道路利用傾向情報により示されている場合には、この道路は、他の道路に比べて危険度が低いと考えられる。この場合、運転難易度推定部14は、道路利用傾向情報に基づいて、当該道路の運転の難易度を「低」と推定する。
運転難易度出力部16は、運転難易度推定部14が推定した運転の難易度をユーザ情報提供車両50、ユーザ情報非提供車両60、又は保険料算出装置70に出力する。
次に、事故リスクが低い移動経路の提示機能について説明する。
ユーザ情報提供車両50及びユーザ情報非提供車両60は、それぞれ入力部(入力部52、入力部62)と、表示部(表示部53、表示部63)とを備えている。なお、本機能の説明において、ユーザ情報非提供車両60の入力部62及び表示部63は、ユーザ情報提供車両50の入力部52及び表示部53と同一の機能を有しているため、入力部52及び表示部53についてのみ説明し、入力部62及び表示部63の説明は省略する。
表示部53は、この一例では、ユーザ情報提供車両50が備えるカーナビゲーションシステム(不図示)のディスプレイであり、ユーザ情報提供車両50が走行する経路の候補等を表示する。
入力部52は、この一例では、カーナビゲーションシステム(不図示)への指示を示す情報を入力するために使用されるボタン、タッチパネルを備える。この一例では、入力部52には、車両の移動の目的地を示す目的情報が入力される。
入力部52は、入力された目的地情報をカーナビゲーションシステム(不図示)に出力する。
カーナビゲーションシステム(不図示)は、目的地情報が示す目的地Gと、車両の現在位置(出発地S)とに基づいて、出発地Sから目的地Gまでの移動経路の候補を複数算出し、算出した移動経路の複数の候補を表示部53に表示させる。また、カーナビゲーションシステム(不図示)は、算出した移動経路の複数の候補を、評価値算出部17に出力する。
算出された移動経路の複数の候補の一例を図2に示す。なお、移動経路の候補は、図2に示した移動経路R1、R2及びR3以外の候補を含んでいてもよい。
評価値算出部17は、運転難易度推定部14が推定した道路ごとの運転の難易度に基づいて、カーナビゲーションシステム(不図示)が算出した移動経路の複数の候補それぞれの評価値を算出する。評価値算出部17が算出する評価値は、時間帯、曜日又はユーザの属性情報ごとに算出されてもよく、移動経路の全行程における運転の難易度を総合的に考慮して算出される。例えば、評価値は、移動経路の全行程に亘って移動経路の単位長さ当たり又は所定区間ごとの難易度を合計した値とされてもよい。
次に、走行経路に基づく保険料の算出機能について説明する。
保険料算出装置70は、ユーザ情報提供車両50及びユーザ情報非提供車両60が出発地Sから目的地Gまで実際に走行した移動経路の評価値に基づいて保険料を算出する。例えば、移動経路における運転が困難である程、評価値が大きくなる場合、保険料算出装置70は、評価値が大きな移動経路を走行する程、高額な保険料を算出する。
次に、図3及び図4を参照しながら実施形態に係る難易度推定システムの動作の一例を説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る難易度推定装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図4は、本発明の実施形態に係る車両状態取得部が車両搭載装置からユーザ情報提供車両の状態を示す情報を取得する処理の一例を示すフローチャートである。また、次に説明する例では、道路利用者情報は、予め取得されているビッグデータであると想定する。
Claims (9)
- 携帯端末の移動履歴を含む携帯端末移動情報を取得する携帯端末移動情報取得部と、
前記携帯端末移動情報に基づいて、道路が利用される傾向を示す道路利用傾向情報を生成する道路利用傾向情報生成部と、
前記道路利用傾向情報に基づいて、前記道路における運転の難易度を推定する運転難易度推定部と、
を備える難易度推定装置。 - 前記携帯端末のユーザ情報を取得するユーザ情報取得部を更に備え、
前記道路利用傾向情報生成部は、前記携帯端末移動情報に加え、前記ユーザ情報に基づいて、前記道路利用傾向情報を生成する、
請求項1に記載の難易度推定装置。 - ユーザ情報提供車両から前記ユーザ情報提供車両の車両状態を示す情報を取得する車両状態取得部を更に備え、
前記運転難易度推定部は、前記道路利用傾向情報に加え、前記車両状態を示す情報に基づいて、前記難易度を推定する、
請求項1又は請求項2に記載の難易度推定装置。 - 前記運転難易度推定部は、前記ユーザ情報提供車両の前記車両状態と前記道路において前記ユーザ情報提供車両が遭遇する状況の要因とを対応付けた要因別の車両状態を示す情報に基づいて、前記運転難易度推定部を推定する、
請求項3に記載の難易度推定装置。 - 前記運転難易度推定部は、前記道路利用傾向情報に多変量解析を適用して前記難易度を推定する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の難易度推定装置。 - 前記難易度に基づいて、前記ユーザ情報提供車両が出発地から目的地まで移動する移動経路の候補の評価値を算出する評価値算出部と、
前記移動経路の候補のうち、前記評価値が所定の条件を満たす前記移動経路を示す経路情報を前記ユーザ情報提供車両に配信する経路情報配信部と、
を更に備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の難易度推定装置。 - 前記難易度推定装置に対して前記車両状態を提供しないユーザ情報非提供車両について、当該ユーザ情報非提供車両の出発地から目的地まで移動する移動経路の候補の評価値を前記難易度に基づいて算出する評価値算出部と、
前記移動経路の候補のうち、前記評価値が所定の条件を満たす前記移動経路を示す経路情報を前記ユーザ情報非提供車両に配信する経路情報配信部と、
を更に備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の難易度推定装置。 - 携帯端末の移動履歴を含む携帯端末移動情報を取得する携帯端末移動情報取得ステップと、
前記携帯端末移動情報に基づいて、道路が利用される傾向を示す道路利用傾向情報を生成する道路利用傾向情報生成ステップと、
前記道路利用傾向情報に基づいて、前記道路における運転の難易度を推定する運転難易度推定ステップと、
を含む難易度推定方法。 - コンピュータに、
携帯端末の移動履歴を含む携帯端末移動情報を取得する携帯端末移動情報取得機能と、
前記携帯端末移動情報に基づいて、道路が利用される傾向を示す道路利用傾向情報を生成する道路利用傾向情報生成機能と、
前記道路利用傾向情報に基づいて、前記道路における運転の難易度を推定する運転難易度推定機能と、
を実現させるためのコンピュータプログラム。
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