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JP2019129816A - 換気装置 - Google Patents

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JP2019129816A
JP2019129816A JP2018181125A JP2018181125A JP2019129816A JP 2019129816 A JP2019129816 A JP 2019129816A JP 2018181125 A JP2018181125 A JP 2018181125A JP 2018181125 A JP2018181125 A JP 2018181125A JP 2019129816 A JP2019129816 A JP 2019129816A
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島戸 孝明
Takaaki Shimado
孝明 島戸
知弘 足立
Tomohiro Adachi
知弘 足立
玄将 大西
Kuromasa Onishi
玄将 大西
真二郎 野間
Shinjiro Noma
真二郎 野間
一樹 白田
Kazuki Shirata
一樹 白田
由浩 辻
Yoshihiro Tsuji
由浩 辻
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Abstract

【課題】飛翔昆虫を誘引するガスを用いて飛翔昆虫を誘引し、室外へと排出することのできる換気装置を提供する。【解決手段】筐体2の前面において室内空気を排出する吸込口3と、吸込んだ空気を排出する排気口4と、吸込口3と排気口4とを連通する風路5と、吸込口3よりも面積を大きくして形成し、該吸込口3との間に隙間11をとって配置した吸込口カバー8と、蚊を誘引するガス状物質を発生させるガス状物質発生部9とを備え、ガス状物質発生部9を、吸込口3と吸込口カバー8が形成する隙間11の一部分を覆うように設けたことにより、発生させたガス状物質をすぐに室外へ排出することなく、積極的に室内方向へ拡散させることができ、蚊を換気装置1付近まで誘引し、室内の飛翔昆虫を効率的に換気装置1から排出することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、室内空気を室外へ排出する換気装置において、室内の飛翔昆虫を室外へと排出するための換気装置に関するものである。
従来、この種の飛翔昆虫を室外へと排出する換気装置としては、吸込口付近に飛翔昆虫を誘引するための誘引部と、排気流を発生させるファンを備えたものが知られている。すなわち、図7に示すように、吸込口101付近に誘引部102として光源を備え、誘引部102に近付いた飛翔昆虫を、風路内のモーター103およびファン104を用いて発生させた気流で風路内に吸込み、室外へと排出する換気装置であった(例えば特許文献1参照)。
また、誘引ガスをファン前方で発生させて飛翔昆虫を誘引し、ファンで発生させた気流で誘引した飛翔昆虫を吸引し捕集する捕虫器も開発されている(例えば特許文献2参照)。
特開平10−227503号公報 特開2015−62401号公報
このような従来の飛翔昆虫を室外へと排出する換気装置は、光を用いて飛翔昆虫を誘引しているが、デング熱等を媒介するヒトスジシマカやネッタイシマカといった蚊に対して、光による誘引効果は低いとされており、危険性の高い蚊への効果が不十分であるという課題を有していた。
また、蚊に対する効果が高いとされる二酸化炭素を発生させる捕虫器は、発生させた二酸化炭素を自身の後段に設置されたファンによって拡散してしまい、誘引ガスが吸込口付近に留まらないため、飛翔昆虫を十分に誘引できないという課題を有していた。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、吸込口付近に誘引ガスを発生させ、室内の飛翔昆虫を室外へと効率よく排出できる換気装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、本発明は、室内空気を排出する吸込口と、吸込んだ空気を排出する排気口と、前記吸込口と前記排気口とを連通する風路と、前記風路内に設けた室内側から室外側へ向かう気流を発生させるモーターおよびファンと、前記吸込口の開口面積よりも面積を大きくして形成したパネルであって、該吸込口との間に隙間をとって配置した吸込口カバーと、蚊を誘引するガス状物質を発生させるガス状物質発生部とを備え、前記ガス状物質発生部が、前記吸込口外周部の一部において、前記隙間を覆うように設けられ、ガス状物質を室内側へ放出することを特徴とする換気装置であり、これにより所期の目標を達成するものである。
本発明では、室内空気を排出する吸込口と、吸込んだ空気を排出する排気口と、前記吸込口と前記排気口とを連通する風路と、前記風路内に設けた室内側から室外側へ向かう気流を発生させるモーターおよびファンと、前記吸込口の開口面積よりも面積を大きくして形成したパネルであって、該吸込口との間に隙間をとって配置した吸込口カバーと、蚊を誘引するガス状物質を発生させるガス状物質発生部とを備え、前記ガス状物質発生部が、前記吸込口外周部の一部において、前記隙間を覆うように設けられた構成とした。
本発明の構成によると、吸込口の一部の区画の隙間が、ガス状物質発生部によって覆われるため、室内空気は隙間が覆われた該区画から排出されず、他の区画から排出されることとなる。したがって、ガス状物質発生部から発生させたガス状物質を、すぐに室外へ排出することなく、積極的に室内方向へ拡散させることができる。
これにより、蚊を換気装置付近まで誘引することができ、室内の飛翔昆虫を効率的に換気装置から排出することができる。
本発明の実施の形態1の換気装置を示す側面断面図 本発明の実施の形態1の換気装置を示す正面概略図 本発明の実施の形態2の換気装置を示す正面概略図 本発明の実施の形態3の換気装置を示す正面概略図 本発明の実施の形態4の換気装置を示す側面概略図 同換気装置を住宅に設置した際の概略図 従来の換気装置を示す側面断面図
本発明の請求項1に係る換気装置は、室内空気を排出する吸込口と、吸込んだ空気を排出する排気口と、前記吸込口と前記排気口とを連通する風路と、前記風路内に設けた室内側から室外側へ向かう気流を発生させるモーターおよびファンと、前記吸込口の開口面積よりも面積を大きくして形成したパネルであって、該吸込口との間に隙間をとって配置した吸込口カバーと、蚊を誘引するガス状物質を発生させるガス状物質発生部とを備え、前記ガス状物質発生部が、前記吸込口の外周部の一部分において、前記隙間を覆うように設けられ、ガス状物質を室内側へ放出することを特徴とする換気装置である。
これにより、室内空気を排出する吸込口と、吸込口カバーとの間に形成する隙間の一部分の隙間が、ガス状物質発生部によって覆われるため、室内空気は該隙間から排出されず、他の隙間から排出されることとなる。したがって、ガス状物質発生部から発生させたガス状物質を、すぐに室外へ排出することなく、積極的に室内方向へ拡散させることができるので、蚊を換気装置付近まで誘引することができ、室内の飛翔昆虫を効率的に換気装置から排出することができる。
また、請求項2に係る換気装置は、前記吸込口がとくに4つの辺により区画されており、前記吸込口カバーと吸込み口との隙間を覆うように、4つの辺のうち1辺がガス状物質発生部が設置されている換気装置であり、4辺の区画の1辺を覆うことにより、放出されたガスが、辺を回り込まないと、ショートサーキットして室外に排出できない構成を実現できる。そのためガス状物質を室内方向に拡散させることができるので、蚊を換気装置付近まで効率的に誘引することができ、室内の飛鳥昆虫を効率的に換気装置から排出することができる。
また、請求項3に係る換気装置は、ガス状物質発生部で発生させるガス状物質が、少なくとも二酸化炭素を含むことを特徴とするものである。
蚊は長距離からわずかな二酸化炭素濃度勾配でも検出できるため、微量の二酸化炭素でも室内全体に亘って誘引効果を発揮することができる。
これにより、従来の光源を用いた捕虫装置では十分に誘引することのできなかった、アカイエカやヒトスジシマカのような人を吸血のターゲットとする蚊を換気装置付近に誘引し、室外へ排出することができる。
また、請求項4に係る換気装置は、ガス状物質発生部を、吸込口の略最下部に設けたことを特徴とするものである。
これにより、空気よりも分子量が大きい二酸化炭素を含むガス状物質は、下方に向かって拡散しやすいので、発生させたガス状物質を効率よく室内に拡散させることができ、蚊を換気装置付近まで誘引することができる。
また、請求項5に係る換気装置は、換気装置運転時にファンの回転と停止を交互に行い、ファン停止時にガス状物質発生部からガス状物質を放出し、ファン回転時には前記ガス状物質を放出しないことを特徴とするものである。
これにより、発生させたガス状物質の濃度が、一時的に換気装置の吸込口付近で高濃度となる状態を維持することができる。高濃度となったガス状物質に飛翔昆虫が誘引されることにより、吸込口付近に飛翔昆虫が集まり、換気装置から排出することができる。
中でも、ヒトスジシマカやネッタイシマカ、アカイエカといった、ヒトを吸血のターゲットにする蚊に対しては、二酸化炭素を間欠発生させることにより連続発生時と比較して誘引作用が増大することが知られており、感染症の媒介などの点において危険性の高い飛翔昆虫に対して特に高い誘引効果を発揮する。
また、請求項6に係る換気装置は、ガス状物質発生部と接しない吸込口カバーの外周部分の一部または全部に、熱源を備えたことを特徴とするものである。
蚊は熱の発生源を感知し、適温の場所に止まろうとする性質がある。ガス状物質発生部と接しない吸込口カバーの外周部分の一部または全部に、熱源を備えることにより、換気装置に近づいた蚊が吸込口から風路内に誘導され、効率的に換気装置から排出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における換気装置1を示す側面断面図である。図2は、本実施の形態における換気装置1を示す正面概略図である。換気装置1は、部屋の壁面を貫通して取り付けられている。
図1および図2に示すように、換気装置1は、室内空気を排出する吸込口3と、吸込んだ空気を排出する排気口4とを備えた筐体2を有している。
筐体2の内部には、吸込口3と排気口4とを連通する風路5と、風路5内に設けた室内側から室外側へ向かう気流を発生させるモーター6およびファン7とを備えている。
筐体2の前面には、吸込口3の開口面積よりも面積を大きくして形成したパネル状の吸込口カバー8と、蚊を誘引するガス状物質を発生させるガス状物質発生部9と、熱源10とを備えている。
吸込口カバー8は、吸込口3との間に隙間11をとって配置されている。吸込口3は、筐体2の前面において4つの辺によって区画されている。すなわち、換気装置1を正面から見た場合に、吸込口3は、上辺、下辺、左辺、右辺の4つを有している。すなわち、吸込口カバー8は、筐体2の前面において、4つの方向に向けた隙間11を形成している。
ガス状物質発生部9は、吸込口3の下辺の外側において隙間11を覆うように設けられており、ガス状物質はガス状物質発生部9から室内側へ放出される。また、熱源10は、吸込口カバー8の外周の上部に設置されている。ガス状物質発生部9と、熱源10とは、接していない。
上記構成において、換気装置1を運転すると、モーター6およびファン7の動作により、室内側から室外側へ向かう気流が発生し、室内空気が換気される。また、ガス状物質発生部9から、蚊を誘引する効果を有するガス状物質が、室内側へ放出される。ガス状物質が室内側に拡散することで、濃度勾配を検知した室内の蚊が、換気装置1の付近に誘引される。換気装置1の付近に近づいた蚊は、熱源10の熱を検知することで、さらに隙間11の付近まで誘引される。隙間11の付近まで近づいた蚊は、室内側から室外側へ向かう気流に吸い込まれることで、吸込口3から風路5の内部を経て、排気口4から室外へ排出される。
本実施の形態では、筐体2の前面において、4つの辺のそれぞれが吸込口カバー8との間に形成する隙間11のうち下辺が形成する隙間11は、ガス状物質発生部9によって覆われている。そのため、室内空気は該隙間11からは排出されず、他の隙間11から排出されることとなる。したがって、ガス状物質発生部9から発生させたガス状物質を、すぐに室外へ排出することなく、積極的に室内方向へ拡散させることができる。
これにより、蚊を換気装置1付近まで誘引することができ、室内の飛翔昆虫を効率的に換気装置1から排出することができる。
また本実施の形態では、ガス状物質発生部9で発生させるガス状物質を、二酸化炭素濃度が4.5%の空気とした。
蚊は長距離からわずかな二酸化炭素濃度勾配でも検出できるため、微量の二酸化炭素でも室内全体に亘って誘引効果を発揮することができる。また、二酸化炭素濃度4.5%は、人の呼気と同水準であるため、蚊を誘引する効果をより高めることができる。
これにより、従来の光源を用いた捕虫装置では十分に誘引することのできなかった、アカイエカやヒトスジシマカのような人を吸血のターゲットとする蚊を換気装置1付近に誘引し、室外へ排出することができる。
また本実施の形態では、ガス状物質発生部9を、吸込口3の下辺に設けている。
蚊を誘引するのに効果的な二酸化炭素を含むガス状物質は、空気よりも分子量が大きいため、室内側に放出した際に、下方に向かって拡散しやすい。ガス状物質発生部9を吸込口3の下辺に設けることにより、発生させたガス状物質を効率よく室内に拡散させることができ、蚊を換気装置1付近まで誘引することができる。
また本実施の形態では、換気装置1の運転時にファン7の回転と停止を交互に行い、ファン7の停止時にガス状物質発生部9からガス状物質を放出し、ファン7の回転時には前記ガス状物質を放出しない運転を行うことも可能である。
これにより、発生させたガス状物質の濃度が、一時的に換気装置1の吸込口3の付近で高濃度となる状態を維持することができる。高濃度となったガス状物質に飛翔昆虫が誘引されることにより、吸込口3の付近に飛翔昆虫が集まり、換気装置1から排出することができる。
中でも、ヒトスジシマカやネッタイシマカ、アカイエカといった、ヒトを吸血のターゲットにする蚊に対しては、二酸化炭素を間欠発生させることにより連続発生時と比較して誘引作用が増大することが期待できるため、感染症の媒介などの点において危険性の高い飛翔昆虫に対して特に高い誘引効果を発揮する。
前記運転方法によりガス状物質を間欠的に発生させる手段としては、例えば電磁弁とタイマー(図示せず)を備え、電磁弁とファンの電源を同一のものとし、タイマー制御により電磁弁の開放とファンの停止、電磁弁の閉鎖とファンの運転を交互に繰り返す構成とすることにより、実施することができる。
また本実施の形態では、ガス状物質発生部9と接していない、吸込口カバー8の外周の上部に、熱源10を備えている。
蚊は熱の発生源を感知し、適温の場所に止まろうとする性質がある。そのため、ガス状物質の誘引効果によって換気装置1に近づいた蚊は熱源10を感知し、止まろうとして吸込口3に近づきやすくなる。これにより、換気装置1に近づいた蚊が吸込口3から風路5内に誘導され、効率的に換気装置1から排出することができる。
蚊を止まらせる適切な温度として、熱源10の表面温度は30〜40度が好ましく、34〜36度がより好ましい。
また本実施の形態では、ガス状物質発生部9を、二酸化炭素濃度が4.5%の空気を充填した小型ボンベとした。これにより、ガス状物質を効率よく発生させるだけでなく、ガス状物質が無くなったときに、簡単に交換、取り付けが可能となる。
なお本実施の形態では、発生させるガス状物質を二酸化炭素濃度が4.5%の空気としたが、これに限定されるものではなく、蚊を誘引する効果を発揮するガス状物質であればよい。例えば、乳酸、アンモニア、オクテノール等の、蚊を誘引するのに一定の効果があるとされている成分を加えてもよい。
なお本実施の形態では、ガス状物質発生部9を小型ボンベとしたが、これに限定されるものではなく、ガス状物質を発生させる構成であればよい。ガス状物質として二酸化炭素を含む場合、例えばUVランプ、光触媒、分解用の有機物を備え、UV光を光触媒に照射することにより、前記有機物を分解し、二酸化炭素を発生させる構成としてもよい。
なお本実施の形態では、熱源10を吸込口カバー8の外周の上部に備えたが、ガス状物質発生部9と接していない、吸込口カバー8の外周の他の部分に備えてもよい。吸込口3のうち、ガス状物質発生部9で覆われていない箇所から排気されるため、熱源10を多く備えることで、より多くの蚊を吸込口3付近に誘導し、効率よく蚊を室外へ排出することができる。
なお、熱源10は吸込口カバー8だけでなく、ガス状物質発生部9で閉塞していない吸込口3と近接している、筐体2の前面部分に備えてもよい。これにより、蚊を吸込口3付近に誘導する効果を高めることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態1では、ガス状物質発生部9は、吸込口3の下辺の外側において隙間11を覆うように設けられたが、下辺一辺のみを覆うだけでなく、図3に示すように、右辺及び左辺の下の一部まで覆うようなガス状物質発生部12である形状であってもよい。これにより、ガス状物質発生部12から発生させたガス状物質を、すぐに室外へ排出することなく、積極的に室内方向へ拡散させることができる。
これにより、蚊を換気装置1付近まで誘引することができ、室内の飛翔昆虫を効率的に換気装置1から排出することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態1、2では、吸込口3は、4つの辺より形成されるものであったが、図4に示すように円形吸込口13と吸込口カバー14によって隙間11をとって配置されてもよい。ガス状物質発生部15が円形吸込口13と吸込口カバー14によって作られる隙間11の最下部をふさぎ、ガス状物質が吹き出す形状であってもよい。
これにより、ガス状物質発生部9から発生させたガス状物質を、すぐに室外へ排出することなく、積極的に室内方向へ拡散させることができる。蚊を換気装置1付近まで誘引することができ、室内の飛翔昆虫を効率的に換気装置1から排出することができる。
(実施の形態4)
図5は、本実施の形態における換気装置1を示す側面断面図、図6は同換気装置1を住宅に設置した際の概略図である。図5および図6において、実施の形態1と同一の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、換気装置1は、ガス状物質発生部9を備えており、前記ガス状物質発生部9に対してガス状物質を供給する手段として、配管16と電磁弁17を備える。図6に示すように、配管16はガスボンベ18と接続されている。
上記のような構成とすることにより、ガス状物質を長期間に亘って換気装置1に供給することができ、ユーザーのメンテナンス性を向上させることができる。
室内空気を室外へ排出するとともに、室内の飛翔昆虫を室外へと排出する換気装置として有用である。
1 換気装置
2 筐体
3 吸込口
4 排気口
5 風路
6 モーター
7 ファン
8 吸込口カバー
9 ガス状物質発生部
10 熱源
11 隙間
12 ガス状物質発生部(コの字形)
13 円形吸込口
14 吸込口カバー(円形)
15 ガス状物質発生部(円周形)
16 配管
17 電磁弁
18 ガスボンベ
101 吸込口
102 誘引部
103 モーター
104 ファン

Claims (6)

  1. 筐体の前面において室内空気を排出する吸込口と、
    吸込んだ空気を排出する排気口と、
    前記吸込口と前記排気口とを連通する風路と、
    前記風路内に設けた室内側から室外側へ向かう気流を発生させるモーターおよびファンと、
    前記吸込口の開口面積よりも面積を大きくして形成したパネルであって、該吸込口との間に隙間をとって配置した吸込口カバーと、
    蚊を誘引するガス状物質を発生させるガス状物質発生部とを備え、
    前記ガス状物質発生部が、前記吸込口の外周部の一部分において前記隙間を覆うように設けられ、ガス状物質を室内側へ放出することを特徴とする換気装置。
  2. 吸込口が、4つの辺によって区画されて室内空気を排出するものであり、前記吸い込み口カバーと吸込口との隙間を覆うように、4つの辺のうち1辺がガス状物質発生部によっておおわれていることを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. ガス状物質発生部で発生させるガス状物質が、少なくとも二酸化炭素を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の換気装置。
  4. ガス状物質発生部を、吸込口の略最下部に特徴とする、請求項1ないし3の一つに記載の換気装置。
  5. 換気装置運転時にファンの回転と停止を交互に行い、ファン停止時にガス状物質発生部からガス状物質を放出し、ファン回転時には前記ガス状物質を放出しないことを特徴とする、請求項1ないし4の一つに記載の換気装置。
  6. ガス状物質発生部と接しない吸込口カバーの外周部分の一部または全部に、熱源を備えたことを特徴とする、請求項1ないし5の一つに記載の換気装置。
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