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JP2019128661A - 農業支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の農業マップデータを活用しながら農業支援を簡単に行うことができるようにする。【解決手段】農業支援システムは、複数の農業マップデータを記憶するマップデータ記憶部を有する農業支援装置と、マップデータ記憶部に記憶した複数の農業マップデータを取得可能な表示装置と、を備え、表示装置は、取得した複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを表示する表示部を有し、農業支援装置は、マップデータ記憶部に記憶した複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを表示装置とは異なる外部端末に表示させる表示制御部を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、農業支援システムに関する。
従来、圃場の地図等に様々な情報をプロットすることで圃場地図データを作成する技術として特許文献1が知られている。
特許文献1の圃場管理システムは、圃場地図データを記録する圃場地図レイヤを有する地図データ記録部と、各種の農作業機により圃場に対して実行される作業毎に生成された圃場作業データを記録する機種別圃場作業レイヤを有する圃場作業データ記録部とを備えている。
特開2017−68533号公報
特許文献1では、農業に関する複数の圃場地図データを用いて営農評価を行っている。しかしながら、様々な場所で複数の圃場地図データを確認しながら農作業を行うことができず、十分に活用できないのが実情である。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、複数の農業マップデータを活用しながら農業を簡単に行うことができる農業支援システムを提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
農業支援システムは、複数の農業マップデータを記憶するマップデータ記憶部を有する農業支援装置と、前記マップデータ記憶部に記憶した複数の農業マップデータを取得可能な表示装置と、を備え、前記表示装置は、取得した複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを表示する表示部を有し、前記農業支援装置は、前記マップデータ記憶部に記憶した複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを前記表示装置とは異なる外部端末に表示させる表示制御部を有している。
前記農業支援装置は、前記外部端末に対して農作業の作業計画を作成する作業作成部を備え、前記表示部は、前記作業作成部で作成された前記作業計画及び前記データ送信部から送信された前記複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを表示する。
前記表示部は、前記複数の農業マップのそれぞれに共通する区画のデータを、前記農業マップとして表示する。
前記表示部は、前記複数の農業マップのうち、前記作業計画に関係する所定の農業マップを表示する。
前記表示制御部は、前記複数の農業マップのうち、前記作業計画の作成に関係する所定の農業マップを前記外部端末に表示させる。
前記表示部は、少なくとも前記農業支援装置から送信された外部情報を表示可能な第1領域と、少なくとも前記外部情報とは異なる内部情報を表示する第2領域とを含み、前記第1領域に前記複数の農業マップが表示される。
前記農業機械は、表示装置で表示した作業計画に基づいて農作業を行った際の農業機械の作業実績を前記農業支援装置に送信する通信装置を有し、前記農業支援装置は、前記通信装置によって送信された前記作業実績を記憶する実績記憶部を有している。
本発明によれば、複数の農業マップデータを活用しながら農業支援を簡単に行うことができる。
農業支援システムの概略図である。 農業マップデータの送信を示す概略図である。 作成画面M1の一例を示す図である。 圃場の登録を示す図である。 農業マップデータと、農業マップと、管理番号との関係を示す図である。 農業マップのイメージを示す図である。 作業計画画面M3の一例を示す図である。 作業装置の型番が一致する場合の画面M2を示す図である。 作業装置の型番が一致しない場合の画面M2を示す図である。 作業マップを第1領域に表示した一例を示す図である。 作業を中断した場合の作業マップの一例を示す図である。 作業の判断を説明する説明図である。 作業計画通りに作業が完了しなかった場合の表示の一例を示す図である。 作業計画通りに作業を完了した場合の表示の一例を示す図である。 レイヤマップ画面M4の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
農業支援システムは、農作業を支援するシステムである。農業支援システムでは、例えば、図1に示すように、農業機械に設けた表示装置80が、農業支援装置90からの様々な情報を取得することで、農業機械で行う農作業を支援する。農業機械は、インプルメント等の作業装置が装着されたトラクタ又は田植機、収穫を行うコンバイン等である。前述した農業機械1は一例であり限定されない。
まず、トラクタ1を例にとり農業機械について説明する。
図2に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する走行車両(走行車体)3と、原動機4と、変速装置5とを備えている。走行装置7は、タイヤ型の走行装置又はクローラ型の走行装置である。原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等である。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。走行車両3にはキャビン9が設けられ、当該キャビン9内には運転席10が設けられている。
また、走行車両3の後部には、3点リンク機構等で構成された連結部8が設けられている。連結部8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を連結部8に連結することによって、走行車両3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。
図1に示すように、トラクタ1は、検出装置11と、制御装置12とを備えている。検出装置11は、トラクタ1の状態を検出する装置であって、アクセルペダルセンサ、シフトレバー検出センサ、クランク位置センサ、燃料センサ、水温センサ、エンジン回転センサ、操舵角センサ、油温センサ、車軸回転センサ、操作量検出センサ等のセンサ、イグニッションスイッチ、駐車ブレーキスイッチ、PTOスイッチ、操作スイッチ等のスイッチ等である。制御装置12は、トラクタを制御する装置であって、CPU等である。制御装置12は、検出装置11で検出された検出値等に基づいて、トラクタ1の走行系や作業系の制御を行う。例えば、制御装置12は、操作量検出センサによって連結部8を昇降する操作具の操作量を検出し、当該操作量に基づいて連結部8を昇降する制御を行ったり、アクセルペダルセンサで検出した操作量に基づいてディーゼルエンジンの回転数を制御する。なお、制御装置12は、トラクタ1の作業系や走行系を制御するものであればよく、制御方式は限定されない。
トラクタ1は、通信装置60Aを備えている。通信装置60Aは、農業支援装置90に直接通信及び間接通信のいずれかを行う通信モジュールであって、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、LPWA(Low Power, Wide Area)、LPWAN(Low-Power Wide-Area Network)等により無線通信を行うことができる。また、通信装置60Aは、例えば、携帯電話通信網又はデータ通信網などにより無線通信を行うことができる。
トラクタ1は、位置検出装置70Aを備えている。位置検出装置70Aは、走行車両3のキャビン9の天板に装着されている。なお、位置検出装置70Aは、キャビン9の天板に装着されているが、走行車両3における装着場所は限定されず、別の場所であってもよい。また、位置検出装置70Aは、作業装置2に装着されていてもよい。
位置検出装置70Aは、衛星測位システムによって自己の位置(緯度、経度を含む測位情報)を検出する装置である。即ち、位置検出装置70Aは、測位衛星から送信された信号(測位衛星の位置、送信時刻、補正情報等)を受信し、受信した信号に基づいて位置(緯度、経度)を検出する。なお、位置検出装置70Aは、測位衛星からの信号を受信可能な基地局(基準局)からの補正等の信号に基づいて補正した位置を、自己の位置(緯度、経度)として検出してもよい。また、位置検出装置70Aがジャイロセンサや加速度センサ等の慣性計測装置を有し、慣性計測装置によって補正した位置を、自己の位置として検出してもよい。
トラクタ1は、表示装置80を備えている。表示装置80は、様々な情報を表示可能な装置であって、液晶パネル、タッチパネル、その他のパネルのいずれかを有する装置である。表示装置80は、車載ネットワークを介して検出装置11、制御装置12、通信装置60A及び位置検出装置70Aに接続されている。表示装置80は、通信装置60A等を介して農業支援装置90で作成した農作業の作業計画を取得して、表示することが可能である。制御装置12、通信装置60A及び表示装置80のいずれかは、少なくともトラクタ1が稼働している状況にて、検出装置11が検出した検出値、位置検出装置70Aが検出した位置(検出位置)、作業装置2から送信された作業に関する情報等を逐次記憶し、記憶した情報を作業実績として記憶する。
図1に示すように、農業支援装置90は、例えば、農家、営農会社、農業機械メーカ、農業のサービス等に設置されたサーバである。農業支援装置90は、作業作成部91と、記憶部(作業計画記憶部)92とを備えている。作業作成部91は、農業支援装置90に設けられた電気・電子部品、当該農業支援装置90に格納されたプログラム等から構成されている。作業計画記憶部92は、不揮発性のメモリ等から構成されている。
作業作成部91は、トラクタ1等の農業機械で行う農作業の作業計画を作成する。作業計画とは、圃場と、農作業と、作業日とを関連付けられた内容を示す情報である。農作業は、例えば、床土作り、畦塗り、耕耘、播種、施肥、田植え、代掻き、溝切り、除草、追肥、収穫等である。
図1、図3に示すように、農業支援装置90に外部端末15が接続し、当該外部端末15から作業計画の作成の要求があると、この要求に応じて作業作成部91は、作成画面M1を外部端末15に表示する。外部端末15は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータ、PDA等である。外部端末15は、パーソナルコンピュータの固定型の端末15Aと、スマートフォン、タブレットコンピュータ、PDAの携帯型の端末15Bに分けられる。説明の便宜上、外部端末15を区別するために、固定型の端末15Aと、携帯型の端末15Bとを使い分けることがある。
作成画面M1には、農作業を行う圃場を入力する圃場入力部100と、農作業を入力する作業入力部101と、機械を入力する機械入力部102と、作業の名称を入力する名称入力部103と、時間を入力する時間入力部104が表示される。圃場入力部100には、圃場を特定する情報、例えば、圃場名、圃場管理番号等を入力する。作業入力部101には、床土作り、畦塗り、耕耘、播種、施肥、田植え、代掻き、溝切り、除草、追肥、収穫等の農作業を入力する。機械入力部102には、農業機械の型番、型式、名称等を入力可能であり、例えば、トラクタ1等に連結する作業装置2の型番、型式、名称等を入力する。名称入力部103は、作業者等が識別するために任意の名称を入力する。時間入力部104には、農作業を行う作業日、作業時刻等を入力する。
したがって、作業作成部91によって、圃場、農作業の項目、農作業を行う農業機械(作業装置)の型番、型式、名称、農作業を行う作業日等を作業計画として作成することができる。
また、作業作成部91は、農作業の項目だけでなく、農作業の手順を作業計画として設定可能である。作業作成部91は、農業機械の走行予定ルートR1を入力するフィールド106(ルート入力部)を作成画面M1に表示する。フィールド106には、圃場の輪郭H10が表示される。フィールド106には、圃場の位置情報(緯度、経度)が割り当てられており、外部端末15からの指令に基づいて、走行予定ルートR1を描写することで、走行予定ルートR1に位置情報(緯度、経度)が割り当てられる。例えば、走行ルートR1として、トラクタ1を直進させる直進部R2と、トラクタ1を旋回させる旋回部R3とを設定する。走行ルートR1における直進部R2及び旋回部R3は、フィールド106の位置(緯度、経度)に対応付けられており、少なくとも直進部R2及び旋回部R3に対応する位置を、設定することができる。なお、作成画面M1に、走行予定ルートR1の詳細設定を行う詳細設定部107を表示して、作業装置2の幅(作業幅)、隣接する作業領域において作業装置2が幅方向にラップ(重複)するラップ幅、車速等を設定できるようにしてもよい。
したがって、作業作成部91によって、農作業、農業機械(作業装置)の型番、型式、名称、作業日、走行予定ルートR1、作業幅、ラップ幅等を作業計画として作成することができる。作業作成部91によって作成された作業計画(圃場、農作業、農業機械(作業装置)、作業日、走行予定ルートR1、作業幅、ラップ幅)は、作業計画記憶部92に記憶される。
さて、作業計画を作成するに際して、農業マップを作成画面M1に表示し、作成画面M1に表示された農業マップを参考にしながら作業計画を作成してもよい。農業マップは、様々な機械から取得した農業マップデータを可視化したマップである。
まず、農業マップデータ(農業マップ)の種類、取得等について詳しく説明する。
農業マップデータとは、農業に関するデータと位置とが関連付けられたデータであり、例えば、圃場形状データ、収量データ、食味データ、生育データ、土壌データ、可変施肥データ、自動走行データ、作業履歴データ、地図データ等である。
圃場形状データは、圃場の形状を示すデータである。収量データは、作物の収穫量を示すデータであり、食味データは、作物のタンパク含有量を示すデータである。生育データは、作物の生育を示すデータであって、DVI、RVI、NDVI、GNDVI、SAVI、TSAVI、CAI、MTCI、REP、PRI、RSI等の植生指標から得られるデータである。土壌データは、土壌の成分、土壌の硬度等を示すデータである。可変施肥データは、施肥を行った際の施肥量を示すデータである。自動走行データは、走行予定ルートR1を示すデータである。作業履歴データは、走行予定ルートR1にしたがってトラクタ1等を走行させた場合の実際の走行軌跡である。地図データとは、国土地理院、地図を提供している地図提供会社から得られるデータである。これらの農業マップデータは、様々な機械により取得することができる。
圃場形状データは、農業支援装置90及び外部端末15によって取得することができる。具体的には、管理者等が外部端末15を用いて農業支援装置90に接続すると、当該農業支援装置90は、地図提供会社等から圃場を含む地図を取得し、外部端末15に表示させる。図4に示すように、管理者等は、外部端末15に表示された地図の中から、例えば、所有している圃場をポインタ108等を用いて指定した後、指定した圃場における輪郭をポインタ108で指定することで、圃場形状データを取得することができる。
なお、トラクタ等の農業機械を手動で操作して圃場の畔等に沿って周回させ、当該周回時に位置検出装置70Aにて検出した検出位置を圃場形状データとしてもよい。
自動走行データは、農業支援装置90によって取得することができる。具体的には、上述したように作業作成部91が走行予定ルートR1を作成した場合、作成した走行予定ルートR1を自動走行データに設定することで、自動走行データを取得することができる。即ち、農業支援装置90が、作業作成部91で作成が完了した走行予定ルートR1を農業マップデータの1つとして組み入れることで、自動走行データを取得することができる。
収量データ及び食味データは、コンバイン30により取得することができる。図1、図2に示すように、コンバイン30は、車体31と、原動機32と、グレンタンク33と、刈取装置34と、脱穀装置(図示省略)と、測定装置36とを備えている。原動機32、グレンタンク33及び脱穀装置は車体31に設けられている。刈取装置34は、車体31の前部に設けられている。刈取装置34は、穀物を刈り取る装置である。脱穀装置は、刈り取った穀物を脱穀する装置である。グレンタンク33は、脱穀された穀物を貯留するタンクである。
測定装置36は、収穫した作物の水分量、タンパク量を測定する分光分析装置である。したがって、測定装置36は、作物の収穫量、作物の水分量(水分含有率)、タンパク量(タンパク含有率)を検出することができる。
また、車体31には、位置検出装置70Bが設けられている。位置検出装置70Bは、位置(緯度、経度)を検出する装置であり、位置検出装置70Aと同様の構成であるため説明を省略する。
コンバイン30は、不揮発性のメモリ等で構成された記憶部20Bを備えている。記憶部20Bは、コンバイン30にて収穫作業を行った場合、作物の収穫量と位置検出装置70Bで検出された位置とを対応付けることで収量データを記憶することができ、タンパク含有率と位置検出装置70Bで検出された位置とを対応付けることで、食味データを記憶することができる。
生育データは、マルチコプター50等により取得することができる。図1、2に示すように、マルチコプター50は、機体50aと、機体50aに設けられたアーム50bと、アーム50bに設けられた回転翼50cと、機体50aに設けられたスキッド50dとを有している。回転翼50cは、飛行するための揚力を発生させる装置で、回転力を付与するロータとロータの駆動によって回転するブレード(プロペラ)とを含んでいる。また、マルチコプター50は、撮像装置50eを有している。撮像装置50eは、赤外線カメラ等で構成され、圃場の作物を撮像可能な装置である。
また、マルチコプター50は、位置検出装置70Dを有している。位置検出装置70Dは、位置(緯度、経度)を検出する装置であり、位置検出装置70Aと同様の構成であるため説明を省略する。
マルチコプター50は、圃場上を飛行して、圃場上の作物を空撮し、撮像装置50eで撮像した画像(撮像画像)に、位置検出装置70Dで検出された位置を対応付けて撮像データとする。撮像データは、マルチコプター50に設けられた記憶部20Dに記憶される。撮像データは、解析することで植生指標に変換される。記憶部20Dは、不揮発性のメモリ等で構成されている。
したがって、マルチコプター50を圃場の上空に飛行させることによって、作物の生育を示すデータの元となる撮像データと、位置検出装置70Dで検出された位置とを対応付けた生育変換前データを取得することができる。生育変換前データの撮像データは、図示省略のコンピュータ等によって植生指数に変換されることで、生育データが作成される。
土壌データ及び可変施肥データは、田植機40により取得することができる。図1、2に示すように、田植機40は、車体41と、原動機42と、変速装置43と、苗植付装置44とを備えている。原動機42及び変速装置43は車体41に設けられている。植付装置44は車体41の後部に設けられている。苗植付装置44は、車体41の後部に設けられた苗載せ台45に搭載された苗を当該苗載せ台45から取り出して、圃場等に植え付ける。また、車体41の後部側には、可変施肥等が行う施肥機等の作業装置2が取付可能である。また、車体41には、位置検出装置70Cが設けられている。位置検出装置70Cは、位置(緯度、経度)を検出する装置であり、位置検出装置70Aと同様の構成であるため説明を省略する。
田植機40は、記憶部20Cを備えている。記憶部20Cは、田植機40にて田植作業を行った場合、施肥機で行った施肥量と、位置検出装置70Cで検出された位置とを対応付けることで、可変施肥データを取得、記憶することができる。
また、田植機40は、土壌の硬度を検出する硬度検出装置47を備えている。硬度検出装置47は、田植機40にて田植作業を行ったときの車体41の浮き沈み(上下変動)によって土壌の硬さを検出する。記憶部20Cは、田植機40にて田植作業を行った場合、硬度検出装置47で検出した硬度と、位置検出装置70Cで検出された位置とを対応付けることで、土壌データを取得、記憶することができる。
作業履歴データは、トラクタ1により取得することができる。なお、自動走行データ及び作業履歴データは、トラクタ1を、コンバイン30及び田植機40のそれぞれに置き換えることで、コンバイン30及び田植機40のそれぞれ取得可能である。
トラクタ1は、農業支援装置90等によって作成された走行予定ルートR1を取得可能である。トラクタ1が自動走行の仕様である場合、当該トラクタ1は、取得した走行予定ルートR1に沿ってステアリング等を自動的に操舵しながら走行をする。記憶部20Aは、トラクタ1によって自動走行を行った場合、位置検出装置70Aで検出された位置を記憶する。即ち、走行予定ルートR1に基づいてトラクタ1を走行させた際の当該トラクタ1の位置を走行軌跡として、記憶部20Aに記憶することで作業履歴データを取得することができる。
トラクタ1、コンバイン30、田植機40、マルチコプター50には、それぞれ通信装置60A、60B、60C、60Dが設けられている場合、通信装置60A、60B、60C、60Dを用いて農業支援装置90に農業マップデータを送信する。
通信装置60A、60B、60C、60Dは、農業支援装置90に直接通信及び間接通信のいずれかを行う通信モジュールであって、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、LPWA(Low Power, Wide Area)、LPWAN(Low-Power Wide-Area Network)等により無線通信を行うことができる。また、通信装置60A、60B、60C、60Dは、例えば、携帯電話通信網又はデータ通信網などにより無線通信を行うことができる。
直接通信の場合、農業支援装置90は、定期的又は不定期に、通信装置60A、60B、60C、60Dに対して、農業マップデータの送信を要求する。通信装置60A、60B、60C、60Dが農業マップデータの送信の要求を受信すると、トラクタ1、コンバイン30、田植機40、マルチコプター50は、要求に応じて、記憶部20A、20B、20C、20Dに記憶された農業マップデータを通信装置60A、60B、60C、60Dに介して農業支援装置90に送信する。或いは、直接通信の場合、トラクタ1、コンバイン30、田植機40、マルチコプター50のそれぞれに設けた通信装置60A、60B、60C、60Dから農業支援装置90に対して、記憶部20A、20B、20C、20Dの農業マップデータを送信する。
なお、直接通信の場合において、農業支援装置90が生育データの元となる撮像データを受信した場合は、当該農業支援装置90は、撮像データを生育データに変換してもよい。
また、間接通信の場合、通信装置60A、60B、60C、60Dは、定期的又は不定期に、記憶部20A、20B、20C、20Dに記憶した農業マップデータを端末15Bに送信する。端末15Bは、農業マップデータを受信すると一時的に受信した農業マップデータを記憶(保存)する。農業支援装置90は、定期的又は不定期に、端末15Bに対して、農業マップデータの送信を要求する。端末15Bが農業マップデータの送信の要求を受信すると、当該端末15Bは一時的に保存していた農業マップデータを農業支援装置90に送信する。或いは、間接通信の場合、端末15Bから農業支援装置90に対して、農業マップデータを送信する。なお、間接通信の場合において、端末15Bが生育データの元となる撮像データを受信した場合は、当該端末15Bが撮像データを生育データに変換してもよい。或いは、直接通信と同様に、農業支援装置90が撮像データを受信した後に当該農業支援装置90が撮像データを生育データに変換してもよい。
また、通信装置60A、60B、60C、60Dがトラクタ1、コンバイン30、田植機40、マルチコプター50に設けられていない場合、トラクタ1、コンバイン30、田植機40、マルチコプター50のそれぞれには、USBメモリ、SDカード等の電子記憶媒体である記憶媒体が接続可能な入出力装置63を備えている。入出力装置63は、トラクタ1、コンバイン30、田植機40、マルチコプター50の制御装置、表示装置等に設けられていて、データを記憶媒体に書き込んだり、記憶媒体の情報を取得することが可能である。記憶媒体に入出力装置63を接続すると、記憶部20A、20B、20C、20Dに記憶した農業マップデータが記憶媒体に転送される。記憶媒体は、端末15A、端末15Bに接続可能である。記憶媒体を、端末15A、端末15Bに接続すると、当該記憶媒体が記憶している農業マップデータが端末15A、端末15Bに転送される。端末15A、端末15Bから農業支援装置90に対して、農業マップデータを送信する。なお、記憶媒体を用いた場合において、端末15A、端末15Bが撮像データを受信した場合は、当該端末15A、端末15Bが撮像データを生育データに変換してもよい。或いは、直接通信と同様に、農業支援装置90が撮像データを受信した後に当該農業支援装置90が撮像データを生育データに変換してもよい。
図1に示すように、農業支援装置90は、マップデータ記憶部93を備えている。マップデータ記憶部93は、不揮発性のメモリ等で構成され、取得した農業マップデータ(圃場形状データ、収量データ、食味データ、生育データ、土壌データ、可変施肥データ、自動走行データ、作業履歴データ、地図データ)を記憶する。図5に示すように、具体的には、マップデータ記憶部93は、農業支援装置90が農業マップデータを取得した場合、取得した農業マップデータに、文字、英数字等で示された管理情報が割り当てられ、管理情報と共に農業マップデータを記憶する。管理情報とは、農業マップデータの演算、検索、整理等を行い易くするために設定された情報である。
農業支援装置90は、表示制御部97を備えている。表示制御部97は、農業支援装置90に設けられた電気・電子部品、当該農業支援装置90に格納されたプログラム等から構成されている。表示制御部97は、マップデータ記憶部93に記憶した農業マップデータを可視化した農業マップを外部端末15に表示させる。図6に示すように、農業マップは、圃場形状データを可視化した圃場マップF11、収量データを可視化した収量マップF12、食味データを可視化した食味マップF13、生育データを可視化した生育マップF14、土壌データを可視化した土壌マップF15、可変施肥データを可視化した可変施肥マップF16、自動走行データを可視化した自動走行マップF17、作業履歴データを可視化した作業履歴マップF18、地図データを可視化した地上マップF19である。
図3に示すように、作業作成部91は、表示制御部97と連携することで、作成画面M1にマップ表示部109を表示させる。即ち、作業作成部91は、作成画面M1を外部端末15に表示させる際に、表示制御部97に対して当該作成画面M1にマップ表示部109を表示させる通知を行い、当該表示制御部97は、通知に応じてマップ表示部109に農業マップを表示する。
詳しくは、表示制御部97は、まず、マップデータ記憶部93を参照し、当該マップデータ記憶部93に記憶されている農業マップデータのうち、マップに変換が必要な農業マップデータに対しては農業マップに変換して、変換した農業マップをマップ表示部109に表示する。例えば、表示制御部97は、収量データ、食味データ、生育データ、土壌データ、可変施肥データに対しては、農業マップデータを農業マップに変換する。
農業マップデータを農業マップに変換するに際しては、表示制御部97は、農業マップデータ(収量データ、食味データ、生育データ、土壌データ、可変施肥データ)における数値等のデータ及び位置(緯度、経度)を参照する。図3に示すように、表示制御部97は、マップ表示部109におけるフィールドを複数のエリアQn(n=1,2,3・・・n)に区画し、農業マップデータにおいて、区画されたエリアQnのそれぞれに入る複数のデータDn[i](n:区画、Dn[i]:データ、i:データ数)を平均した平均値を代表値Dn(n=1,2,3・・・n)に設定する。或いは、表示制御部97は、農業マップデータにおいて、区画されたエリアQnのそれぞれに入る複数のデータDn[i]を積算した積算値を代表値Dnに設定する。或いは、表示制御部97は、平均値及び積算値をエリアQnの面積で割った面積辺りの数値を代表値Dnに設定する。
表示制御部97は、代表値Dnを求めた後、当該代表値Dnの大きさ(値)に応じて、複数のグループ(複数のランク)の1つに割り当て、ランク毎に色等を変化させることによって、農業マップを表示する。即ち、マップ表示部109は、圃場等を示したフィールドを複数に分割して、エリアQnに農業マップデータのデータを割り当てたメッシュ型の農業マップを表示する。また、上述した実施形態では、農業マップをメッシュ型のマップで可視化することを例示したが、農業マップの可視化したマップは、上述した例に限定されない。
マップデータ記憶部93に複数の農業マップデータが記憶されている場合、マップ表示部109には、複数の農業マップが縦又は横に並べられて表示される。マップ表示部109に農業マップを表示する場合、表示制御部97は、農業マップの周辺に、農業マップの名称、農業マップデータの取得日等のマップ基本情報を表示することが好ましい。
なお、農業マップの基本情報(名称、取得日等)は、端末15A及び端末15Bのいずれかを農業支援装置90に接続して、基本情報を入力することによって、農業マップデータ(管理情報)毎に基本情報が関連付けられる。なお、基本情報は自動的に生成されて管理情報に対応付けられ、マップデータ記憶部93に記憶されてもよく、入力方法及び関連付けの方法等について限定はされない。
したがって、作成画面M1のマップ表示部109に様々な農業マップ(F11〜F19)が表示されるため、管理者等は、マップ表示部109の農業マップを見ながら、農作業の項目、作業日、走行予定ルートR1等を設定することができる。
マップ表示部109には、複数の農業マップ(F11〜F19)を表示していたが、複数の農業マップのうち、作成画面M1において設定する作業計画に関係する所定の農業マップをマップ表示部109に表示してもよい。表示制御部97は、例えば、複数の農業マップのうち、作業入力部101に入力された農作業の項目に応じて、マップ表示部109に表示する農業マップを決定する。農作業が施肥である場合、表示制御部97は、表示制御部97は、施肥に関する農業マップ(可変施肥マップF16)をマップ表示部109に表示する。
したがって、表示制御部97は、複数の農業マップのうち、作業計画の作成に関係する所定の農業マップを外部端末15に表示させていることから、管理者等は、作成画面M1において設定する農作業の項目又は走行予定ルートR1に応じた農業マップを見ながら計画を作成することができる。
図1に示すように、農業支援装置90は、通信部95を備えている。通信部95は、農業支援装置90に設けられた電気・電子部品、当該農業支援装置90に格納されたプログラム等から構成されている。通信部95は、作業作成部91によって作成された作業計画をトラクタ1等の農業機械に送信する。
通信部95は、作成画面M1にて作成された作業計画、即ち、作業計画記憶部92に記憶された作業計画を、トラクタ1に送信する。詳しくは、トラクタ1の通信装置60Aから作業計画の送信の要求があった場合、又は、トラクタ1に通信可能な端末15Bから作業計画の送信の要求があった場合等、作業計画(圃場、農作業、農業機械(作業装置)の型番、型式、名称、作業日、走行予定ルートR1、作業幅、ラップ幅)を要求のあった通信装置60A又は端末15Bに送信する。なお、端末15Bに作業計画を送信した場合は、当該端末15Bは、電子記憶媒体を経由してトラクタ1の入出力装置63に作業計画を転送する。
表示装置80は、計画取得部81と、表示部82とを有している。計画取得部81は、表示装置80に設けられた電気・電子部品、当該表示装置80に格納されたプログラム等から構成されている。計画取得部81は、農業支援装置90の通信部95から送信された作業計画を取得する。例えば、計画取得部81は、トラクタ1の通信装置60Aに対して作業計画の取得の要求を農業支援装置90に行うことを指令し、当該通信装置60Aが作業計画を受信した場合に、受信した作業計画を取り込む。或いは、計画取得部81は、端末15Bを経由して作業計画が入出力装置63に入力された場合は、入出力装置63に入力された作業計画を取り込む。表示部82は、液晶パネル、モニタ等で構成されている。
図7に示すように、表示装置80は、所定の操作が行われると表示部82に画面M2を表示する。画面M2は、少なくとも第1領域M21と、第2領域M22とに分けられている。第1領域M21は、少なくともトラクタ1が取得した外部からの情報(外部情報)を表示する領域である。第2領域M22は、少なくともトラクタ1の内部の情報(内部情報)を表示可能な領域である。
表示装置80は、作業計画を取得すると、外部情報である作業計画の一覧を表示し、所定の作業計画が選択されると、選択された作業計画を示す作業計画画面M3を第1領域M21に表示する。
第1領域M21において、作業計画画面M3を表示する場合、当該作業計画画面M3には、農作業、農業機械(作業装置)の型番、型式、名称、作業日、走行予定ルートR1、作業幅、ラップ幅を表示する。
表示装置80は、トラクタ1が取得した作業計画に基づいて、作業計画の実行に関する評価を行う。図1に示すように、表示装置80は、機械情報取得部83と、評価部84とを有している。機械情報取得部83及び評価部84は、表示装置80に設けられた電気・電子部品、当該表示装置80に格納されたプログラム等から構成されている。
機械情報取得部83は、作業装置2が連結部8に連結されたとき、トラクタ1のイグニッションスイッチ等がONになり表示装置80が起動したとき等、作業装置2に対して農業機械の機械情報、即ち、作業装置2の機械情報の要求を行う。作業装置2は、機械情報取得部83からの要求に応じて、予め当該作業装置2に記憶されている型番、型式、名称等を機械情報として機械情報取得部83に送信する。機械情報取得部83は、作業装置2から送信された機械情報を保持する。なお、機械情報を取得した後も定期的に機械情報取得部83が作業装置2に対して機械情報の要求を行い、作業装置2から機械情報を取得してもよい。また、作業装置2から定期的に機械情報を表示装置80に送信して、当該表示装置80に機械情報が入力された場合に機械情報取得部83が機械情報を取得してもよい。
このようにすれば、作業を開始する前等に、トラクタ1に装着されている作業装置2の型番、型式、名称等を取得することができる。
評価部84は、計画取得部81が作業計画を取得後、機械情報取得部83が機械情報(型番、型式、名称等)を取得している場合は、機械情報と計画取得部81が取得した作業計画(型番、型式、名称等)とを比較して、作業計画の実行に関する評価を行う。例えば、評価部84は、作業装置2から得られた型番と、作業計画で示された型番とを比較して、型番が一致する場合は、作業計画が遂行できると判断する。一方、評価部84は、作業装置2から得られた型番と、作業計画で示された型番とを比較して、型番が一致しない場合は、作業計画は遂行不可であると判断する。
なお、評価部84は、計画取得部81が作業計画を取得後に、機械情報取得部83が機械情報を取得していない場合、機械情報取得部83に対して機械情報の取得の要求を行い、機械情報取得部83が機械情報を取得できた場合に、評価を行う。評価部84が機械情報取得部83に対して機械情報の取得の要求を行っても、機械情報取得部83が機械情報を取得できない場合は、評価部84は、表示部82に作業装置2の装着確認の表示を行うことを通知し、表示部82は、作業装置2の装着を確認する旨の表示を行う。
表示部82は、機械情報と共に評価部84の評価結果として作業計画が遂行できるか否かを表示する。例えば、図8Aに示すように、表示部82は、少なくとも作業装置2から得られた型番と、作業計画で示された型番とを表示し、型番が一致する場合は、作業計画で示された機械情報(インプルメント情報)は一致していて、作業計画が遂行できる旨の情報を表示する。図8Bに示すように、型番が一致しない場合は、表示部82は、作業装置2から得られた型番と、作業計画で示された型番とを表示し、作業計画で示された機械情報(インプルメント情報)は一致しておらず、作業計画が遂行できない旨の情報を表示する。また、表示部82は、型番が一致しない場合は、作業装置2の変更を促す旨の表示をする。
なお、表示装置80に型番、型式、名称と作業装置2の作業幅等の詳細情報との関係が登録されている場合などには、表示部82は、図8A及び図8Bに示すように、機械情報に対応する作業幅等の詳細情報を表示してもよい。
評価部84において、作業計画が行えないと判断された場合、表示装置80は、少なくとも作業計画を実行に移行するための入力をできないようにする。例えば、第2領域M22に表示された設定部86、即ち、トラクタ1又は作業装置2の設定を変更するための設定部86に対する入力の受付を停止する。言い換えれば、トラクタ1又は作業装置2の設定を変更するためのユーザインタフェースの入力の受付を停止する。
上述した実施形態は、インプルメント情報が作業計画に一致しているか否かで評価を行っていたが、評価部84は、例えば、作業計画で指定された圃場において、当該圃場の面積(圃場面積)と、機械情報であるトラクタ1等に搭載された燃料の残量とに基づいて、作業が行えるか否かを判断してもよい。なお、上述した例は一例であり、評価部84は、様々な機械情報と作業計画とを比較して評価を行ってもよい。
さて、図9Aに示すように、表示装置80の表示部82は、作業計画で示された圃場を含む作業マップF20を第1領域M21に表示する。なお、作業マップF20は、予め表示装置80に登録されたマップである。なお、農業支援装置90等を介して、圃場を含む地図データを取得し、取得した地図データを作業マップF20として用いてもよい。
詳しくは、表示部82は、複数の作業計画の中から作業日をキーとして、当日行う作業計画(当日計画という)を抽出し、抽出した当日計画で示された圃場(作業対象圃場という)H1を作業マップF20に表示する。また、表示部82は、作業マップF20において、複数の作業計画のうち、作業対象圃場H1と当該作業対象圃場H1以外の他圃場H2とを色分けして表示する。表示部80は、作業マップF20上にトラクタ1の現在位置を示す図形110と作業対象圃場H1との両方を表示し、現在位置から作業対象圃場H1の入口までの案内ルート111を表示してもよい。
また、図9Bに示すように、表示装置80の表示部82は、作業計画に対応してトラクタによる農作業が行われている場合に、農作業を中断した位置(中断位置)113を表示する。詳しくは、表示装置80の表示部82は、位置検出装置70Aで検出された位置(検出位置)に基づいて、作業マップF20上に、走行軌跡114を表示する。例えば、表示装置80への入力により作業中断が指示された場合、中断を指示された時点の検出位置を中断位置113として保持する。また、作業中断が行われた農作業において、農作業を示す作業名等も中断位置として保持する。ここで、作業中断後にトラクタ1が他の場所に移動して、作業を再開する場合、作業を中断した圃場(中断対象圃場)H3と、当該中断対象圃場H3以外の他圃場H4とを色分けして表示する。表示部80は、作業マップF20上に現在位置を示す図形110と中断対象圃場H3との両方を表示し、現在位置から中断対象圃場H3における中断位置113までの案内ルート111を表示してもよい。
したがって、農業支援装置90から送信された作業計画をトラクタ1側で受信し、受信した作業計画を表示装置80にて表示することによって、作業計画に対応したトラクタ1による農作業を行うことができる。
さて、トラクタ1側では、作業計画で示された農作業が指示通りに行われたかを判断することが可能である。表示装置80は、作業判断部87を有している。作業判断部87は、表示装置80に設けられた電気・電子部品、当該表示装置80に格納されたプログラム等から構成されている。
作業判断部87は、評価部84において作業計画の遂行が可能であると判断された場合に、当該作業計画で示された農作業がトラクタ1によって完了したか否かをトラクタ1の作業中に判断する。例えば、作業判断部87は、作業計画に示された圃場、即ち、作業対象圃場H1における走行軌跡114に基づいて、作業計画で示された農作業がトラクタ1によって完了したか否かを判断する。
図10に示すように、表示装置80に対して所定の操作をすることにより作業終了の通知が行われた場合、例えば、作業判断部87は、作業対象圃場H1内において、作業を行える領域(作業領域)H5の幅W1と、走行軌跡114において最も外側のライン(旋回部分を除く)に作業装置2等の作業幅を加えた実行幅W2とを比較する。
或いは、作業判断部87は、作業領域H5の面積S1と、走行軌跡114と作業幅とから得られる実行面積S2とを比較する。なお、作業領域H5とは、実質的にトラクタ1等によって作業が行える領域である。作業領域H5は、例えば、走行予定ルートR1の設定前、又は、作業マップを表示装置80に登録する際に、作業対象圃場H1の周囲をトラクタ1で走行させて、作業対象圃場H1に対するトラクタ1が走行可能な領域を検出位置70によって検出しておき、検出した位置により設定された領域である。また、予め作業対象圃場H1の畔等の輪郭から圃場の内側に所定距離シフトした領域を除く部分を作業領域H5としてもよい。
作業判断部87は、作業領域H5の幅W1>実行幅W2である場合、面積S1>実行面積S2である場合等は、作業計画で示された農作業がトラクタ1によって完了しなかったと判断する。即ち、作業判断部87は、実際に農作業を行わなければならない領域に対して、トラクタ1で作業を行った領域が小さく、やり残しがある場合に、作業計画で示された農作業がトラクタ1によって完了しなかったと判断する。なお、上述した実施形態では、作業領域H5の幅W1と実行幅W2との大小の比較、面積S1と実行面積S2との大小の比較を行っているが、作業領域H5が設定誤差等の関係で少し大きい場合もある。そのため、作業判断部87は、実行幅W2、実行面積S2が幅W1又は面積S1に対して誤差範囲(数パーセント)小さくでも作業計画を実行したと判断してもよい。
作業判断部87がトラクタ1によって農作業を完了しなかったと判断した場合、図11Aに示すように、表示装置80の表示部82に作業計画通りに作業が完了していない旨の表示をする。一方、作業判断部87がトラクタ1によって農作業を完了したと判断した場合、図11Bに示すように、表示装置80の表示部82に作業計画通りに作業が完了した旨の表示をする。
表示装置80は、作業終了の通知が行われた場合、制御装置12及び通信装置60Aのいずれかに対して作業終了したことを通知する。直接通信の場合、作業終了の通知が行われると、通信装置60Aは、制御装置12が記憶している作業実績(第1作業実績)、当該通信装置60Aが記憶している作業実績(第2作業実績)及び表示装置80が記憶している作業実績(第3作業実績)のいずれかを、農業支援装置90に送信する。間接通信の場合、通信装置60Aは、第1作業実績、第2作業実績及び第3作業実績のいずれかを、端末15Bに送信する。端末15Bは、作業実績を受信後に、受信した作業実績を農業支援装置90に送信する。
なお、表示装置80による作業終了の通知が行われ且つ、作業判断部87が農作業を完了したと判断した場合に、通信装置60Aが農業支援装置90及び端末15Bのいずれかに作業実績を送信してもよい。
農業支援装置90は、作業実績を受信すると、受信した作業実績を不揮発性のメモリ等から構成された実績記憶部99に記憶する。
このようにすれば、表示装置80に作業計画を表示した後、作業者等がトラクタ1等の農業機械によって農作業を行った際の作業実績を農業支援装置90に送信して保存することができる。特に、表示装置80に作業計画を表示した後に、作業計画に基づいた作業実績を農業支援装置90に送信するため、作業計画と作業実績との対応関係をトラクタ1側で確認した証明になるため、作業計画に対する作業実績のデータの信頼性を向上させることができる。
農業支援システムは、作業作成部91と、通信部95とを有する農業支援装置90と、機械情報取得部83と、計画取得部81と、評価部84と、表示部82とを有し且つ農業機械に設けられた表示装置80と、を備えている。
これによれば、農業支援装置90の作業計画部91で作成した作業計画を農業機械に設けた表示装置80側で取得することができ、取得した作業計画と、農業機械の機械情報とから作業計画の実行に関する評価を行うことができる。また、表示装置80で評価結果を表示することができるため、農業機械に乗車した作業者は評価を確認することができる。つまり、作業者等が農業機械側で農作業の実行に関する事項について簡単に確認することができる。
評価部84は、農業機械に設けられた作業装置2の機械情報に基づいて、作業計画が実行できるか否かの評価を行い、表示部82は、機械情報と共に評価結果として作業計画が遂行可能であるか否かを表示する。
これによれば、農業機械に乗車した作業者は、農業機械2に設けた作業装置2による作業により作業計画が実行できるかを簡単に確認することができる。
表示部82は、表示装置80において外部情報の表示が許可された領域に評価結果を表示する。これによれば、表示装置80において、外部情報の表示を行う領域に評価結果が表示されることになるため、当該領域に評価結果が表示されたことを作業者が発見し易く、作業者が気づきやすい。
表示部82は、作業計画に対応して農業機械による農作業が行われている場合に、農作業を中断した位置を表示する。これによれば、農作業を中断した位置が分かり易く、作業者は中断した位置と異なる位置に農業機械がある場合にも、中断の位置まで簡単に農業機械を移動させることができる。
表示装置80は、評価部84において作業計画が遂行可能であると判断された場合に、当該作業計画で示された農作業が農業機械によって完了したか否かを農業機械の作業中に判断する作業判断部87を備え、表示部82は、作業判断部87による判断結果を表示する。
これによれば、作業計画が農業機械で行える場合に、作業計画に対する作業が確実に実行されているか否か(完了しているか否か)を簡単に把握することができる。
作業判断部87は、作業計画で示された圃場に対して、少なくとも農業機械が走行した走行軌跡に基づいて、作業計画で示された農作業が農業機械によって完了したか否かを判断する。これによれば、走行軌跡によって簡単に作業計画通りに農作業が行われたかを判断することができる。
上述した実施形態では、表示制御部97によって、作業計画の作成時に農業マップを外部端末15に表示していたが、当該農業マップを表示装置80に表示させてもよい。
図1に示すように、農業支援装置90は、データ送信部98を備えている。データ送信部98は、農業支援装置90に設けられた電気・電子部品、当該農業支援装置90に格納されたプログラム等から構成されている。データ送信部98は、マップデータ記憶部93が記憶した複数の農業マップデータを外部に送信する。例えば、直接通信を行うことができる場合、表示装置80に対して所定の操作を行うと、当該表示装置80は通信装置60Aに対して、農業マップデータの送信の要求を行う。通信装置60Aは、表示装置80からの農業マップデータの送信の要求に応答して、農業支援装置90に対して農業マップデータの送信を要求する。データ送信部98は通信装置60Aの要求に応じて、マップデータ記憶部93が記憶した複数の農業マップデータを通信装置60Aに送信する。表示装置80は、通信装置60Aが複数の農業マップデータを受信すると、不揮発性のメモリ等から構成された記憶部(データ記憶部)88に複数の農業マップデータを記憶する。
また、間接通信を行うことができる場合、表示装置80に対して所定の操作を行うと、当該表示装置80は端末15Bに対して、農業マップデータの送信の要求を行う。端末15Bは、表示装置80からの農業マップデータの送信の要求に応答して、農業支援装置90に対して農業マップデータの送信を要求する。データ送信部98は端末15Bの要求に応じて、マップデータ記憶部93が記憶した複数の農業マップデータを端末15Bに送信する。表示装置80は、端末15Bが複数の農業マップデータを受信すると、通信装置60Aを介して複数の農業マップデータを取得し、取得した複数の農業マップデータをデータ記憶部88に記憶する。
また、トラクタ1に通信装置60Aが設けられていない場合等は、端末15A又は端末15Bを操作することによって、農業支援装置90に対して、農業マップデータの送信を要求することができる。データ送信部98は端末15A又は端末15Bの要求に応じて、複数の農業マップデータを端末15A又は端末15Bに送信する。端末15A又は端末15Bに記憶媒体を接続すると、端末15A又は端末15Bが取得した複数の農業マップデータが当該記憶媒体に転送される。記憶媒体に入出力装置63を接続すると、複数の農業マップデータが入出力装置63に転送される。表示装置80は、入出力装置63が複数の農業マップデータを取得すると、取得した複数の農業マップデータをデータ記憶部88に記憶する。
表示装置80に対して所定の操作を行うと、図12に示すように、当該表示装置80は、表示画面M2の第1領域M21に、レイヤマップ画面M4を表示する。
レイヤマップ画面M4では、圃場マップF11、収穫マップF12、食味マップF13、生育マップF14、土壌マップF15、可変施肥マップF16、自動走行マップF17、作業履歴マップF18、地上マップF19が表示可能である。即ち、レイヤマップ画面M4では、外部端末15と同様に、複数の農業マップを表示することができる。
例えば、表示装置80は、データ記憶部88を参照し、当該データ記憶部88に記憶されている農業マップデータのうち、マップに変換が必要な農業マップデータに対しては農業マップに変換して、変換した農業マップをレイヤマップ画面M4に表示する。例えば、表示装置80は、収量データ、食味データ、生育データ、土壌データ、可変施肥データに対しては、農業マップデータを農業マップに変換する。
例えば、表示装置80は、農業マップデータ(収量データ、食味データ、生育データ、土壌データ、可変施肥データ)における数値等のデータ及び位置(緯度、経度)を参照する。一方、表示装置80は、レイヤマップ画面M4におけるフィールドを複数のエリアQn(n=1,2,3・・・n)に区画し、農業マップデータにおいて、区画されたエリアQnのそれぞれに入る複数のデータQn[i](n:区画、Qn[i]:データ、i:データ数)を平均した平均値を代表値Dn(n=1,2,3・・・n)に設定する。或いは、表示装置80は、農業マップデータにおいて、区画されたエリアQnのそれぞれに入る複数のデータQn[i]を積算した積算値を代表値Dnに設定する。或いは、表示装置80は、平均値及び積算値をエリアQnの面積で割った面積辺りの数値を代表値Dnに設定する。
表示装置80は、代表値Dnを求めた後、当該代表値Dnの大きさ(値)に応じて、複数のグループ(複数のランク)の1つに割り当て、ランク毎に色等を変化させることによって、農業マップを表示する。即ち、レイヤマップ画面M4は、圃場等を示したフィールドを複数に分割して、エリアQnに農業マップデータのデータを割り当てたメッシュ型の農業マップを表示する。また、上述した実施形態では、農業マップをメッシュ型のマップで可視化することを例示したが、農業マップの可視化したマップは、上述した例に限定されない。
図12に示すように、レイヤマップ画面M4には、当該レイヤマップ画面M4上に表示する切換部120が表示されている。切換部120を選択すると、レイヤマップ画面M4に表示する農業マップが切り換わる。例えば、レイヤマップ画面M4において、収量マップF12及び食味マップF13が表示されている状態で、切換部120を選択すると、収量マップF12及び食味マップF13から生育マップF14及び土壌マップF15に切り換わり、生育マップF14及び土壌マップF15がレイヤマップ画面M4に表示される。即ち、切換部120を選択する毎に農業マップを切り換えて表示する。
また、表示装置80は、作業計画に対応した農業マップを、レイヤマップ画面M4に表示してもよい。レイヤマップ画面M4に農業マップを表示するに際して、例えば、表示装置80は、複数の作業計画の中から当日計画を抽出する。当日計画で示された農作業が施肥である場合、表示装置80は、レイヤマップ画面M4に、施肥に関する農業マップ(可変施肥マップF16)を表示する。なお、当日計画が複数ある場合には、切換部120を選択することで、当日計画に対応した農業マップを順に表示することができる。
農業支援システムは、農業マップデータを記憶するマップデータ記憶部93を有する農業支援装置90と、農業マップデータを取得可能な表示装置80と、を備え、表示装置80は、取得した複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを表示する表示部82を有し、農業支援装置90は、マップデータ記憶部93に記憶した複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを表示装置80とは異なる外部端末15に表示させる表示制御部97を有している。
これによれば、外部端末15においても農業マップデータを可視化した農業マップを表示できるだけでなく、表示装置80においても農業マップを表示することができる。その結果、作業者が外部端末15により複数の農業マップを確認することができる一方で、表示装置80により複数の農業マップを確認することができる。つまり、様々な個所で農業マップを確認できることから、状況に合わせて農業を行うことができる
農業支援装置90は、外部端末15に対して農作業の作業計画を作成する作業作成部91を備え、表示部82は、作業作成部91で作成された作業計画及びデータ送信部から送信された複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを表示する。
これによれば、作業者は、作業計画と複数の農業マップとの両方を見ることができ、当該作業者は作業計画と複数の農業マップとの関係を見ながら農作業を遂行することができる。
表示部82は、複数の農業マップのそれぞれに共通する区画のデータを、農業マップとして表示する。
これによれば、複数の農業マップにおいて共通する区画のデータ同士を比較することができる。例えば、収量データ、食味データ、生育データ、土壌データ、可変施肥データ、自動走行データ、作業履歴データのそれぞれの同じ区画におけるデータを比較することができる。
表示部82は、複数の農業マップのうち、作業計画に関係する所定の農業マップを表示する。表示制御部97は、複数の農業マップのうち、作業計画の作成に関係する所定の農業マップを外部端末15に表示させる。これによれば、農業マップと作業計画との関係を把握し易くなる。例えば、作業計画に農作業が含まれている場合、当該農作業に関わる農業マップを簡単に見ることができる。
表示部82は、少なくとも農業支援装置90から送信された外部情報を表示可能な第1領域M21と、少なくとも外部情報とは異なる内部情報を表示する第2領域M22とを含み、第1領域M21に複数の農業マップが表示される。これによれば、内部情報と外部情報とを区別している中で、外部情報が表示される第1領域M21に農業マップが表示されるため、作業者は農業マップを確認しやすい。例えば、内部情報が農業機械の設定等に関する情報である場合、農業マップを見ながら農業機械の設定を行うことができる。
農業機械は、表示装置80で表示した作業計画に基づいて農作業を行った際の農業機械の作業実績を農業支援装置90に送信する通信装置60Aを有し、農業支援装置90は、通信装置60Aによって送信された作業実績を記憶する実績記憶部99を有している。これによれば、農業支援装置90側において、作業計画を見ながら作業を行った作業実績を残すことができる。
なお、上述した実施形態では、表示装置80の作業計画画面M3に、作業計画(農作業、農業機械の型番、型式、名称、作業日、走行予定ルートR1、作業幅、ラップ幅)を表示していたが、当該表示装置80にて作業計画を修正してもよい。例えば、表示装置80は、修正部89を備えている。修正部89は、表示装置80に設けられた電気・電子部品、当該表示装置80に格納されたプログラム等から構成されている。修正部89は、表示装置80に所定の操作が行われると、例えば、作業計画画面M3に表示された修正ボタンが選択されると、作業計画の修正を許可する。修正部89による作業計画の修正が許可されると、修正部89は、表示装置80の操作による作業計画の入力を受け入れ、農作業、農業機械の型番、型式、名称、作業日、走行予定ルートR1、作業幅、ラップ幅のいずれかを、新たに入力された内容に書き換えることで作業計画を修正する。作業計画の修正後、修正部89は、作業計画が修正されたことを示す情報と共に、修正された作業計画を通信装置60Aに送信する。通信装置60Aは、修正された作業計画を支援装置90に送信する。支援装置90の通信部95は、修正された作業計画を受信し、当該支援装置90は、受信した修正後の作業計画を記憶する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
なお、作業計画を作成した際に、作成した作業計画に対応するユニークな識別情報(例えば、ID)を発行してもよい。例えば、作業計画で示された作業をトラクタ等の農業機械で行った場合、当該作業計画に対応する識別情報を、作業履歴データ(作業履歴マップ)に割り当てて管理することで、どの作業に対する作業履歴データ(作業履歴マップ)であるかを把握することができる。
15 外部端末
60A、60B、60C、60D 通信装置
80 表示装置
82 表示部
90 農業支援装置
91 作業作成部
93 マップデータ記憶部
97 表示制御部
99 実績記憶部

Claims (7)

  1. 複数の農業マップデータを記憶するマップデータ記憶部を有する農業支援装置と、
    前記マップデータ記憶部に記憶した複数の農業マップデータを取得可能な表示装置と、
    を備え、
    前記表示装置は、取得した複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを表示する表示部を有し、
    前記農業支援装置は、前記マップデータ記憶部に記憶した複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを前記表示装置とは異なる外部端末に表示させる表示制御部を有している農業支援システム。
  2. 前記農業支援装置は、前記外部端末に対して農作業の作業計画を作成する作業作成部を備え、
    前記表示部は、前記作業作成部で作成された前記作業計画及び前記データ送信部から送信された前記複数の農業マップデータを可視化した複数の農業マップを表示する請求項1に記載の農業支援システム。
  3. 前記表示部は、前記複数の農業マップのそれぞれに共通する区画のデータを、前記農業マップとして表示する請求項2に記載の農業支援システム。
  4. 前記表示部は、前記複数の農業マップのうち、前記作業計画に関係する所定の農業マップを表示する請求項2又は3に記載の農業支援システム。
  5. 前記表示制御部は、前記複数の農業マップのうち、前記作業計画の作成に関係する所定の農業マップを前記外部端末に表示させる請求項2〜4のいずれかに記載の農業支援システム。
  6. 前記表示部は、少なくとも前記農業支援装置から送信された外部情報を表示可能な第1領域と、少なくとも前記外部情報とは異なる内部情報を表示する第2領域とを含み、
    前記第1領域に前記複数の農業マップが表示される請求項2〜5のいずれかに記載の農業支援システム。
  7. 前記農業機械は、表示装置で表示した作業計画に基づいて農作業を行った際の農業機械の作業実績を前記農業支援装置に送信する通信装置を有し、
    前記農業支援装置は、前記通信装置によって送信された前記作業実績を記憶する実績記憶部を有している請求項2〜6のいずれかに記載の農業支援システム。
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