JP2019125041A - 非接触通信媒体、及び非接触通信媒体を脱着可能とする手首装着品 - Google Patents
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Abstract
【課題】非接触通信媒体を交換することなく、ユーザが身に付ける物品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続して非接触通信媒体をこの物品に搭載させて使用できる簡易な手法を提供すること。【解決手段】ICチップ101と、ICチップ101に接続されたコイルアンテナ102と、ICチップ101及びコイルアンテナ102が配置された基材11と、ICチップ101、コイルアンテナ102、及び基材11を封止する封止部材12とを有するRFIDタグ1は、ユーザが身に付ける物品の一部に設けられた挿入ポケット511に挿入され係止された状態で通信を可能とすることにより上記課題を解決する。【選択図】図2
Description
本発明は、非接触通信媒体、及び非接触通信媒体を脱着可能な手首装着品に関する。
RFIDを含む非接触型の通信技術は、誘導電磁界又は電波を利用した非接触型の自動認識技術の1つとして、製造、物流、交通、小売、サービス等、あらゆる分野で、識別、認証、決済、トレーサビリティ等の用途で重要な役割を果たす存在となっている。
特に、タグ等に形状に加工された、アンテナコイル付きのICチップは、「RFIDタグ」とも呼ばれ、RFIDタグに対する情報の書き込みや読み出しを行うリーダライタとの間で非接触による情報通信が行われる。小売やサービスの分野では、RFIDタグが電子マネーに利用されており、RFIDタグを搭載した携帯電話、スマートフォン、腕時計は既に存在する(例えば特許文献1参照)。
また、RFIDタグを含む非接触通信媒体は、可撓性を有する物に取り付けられて使用される場合、その物の動きに伴って変形することが要請されることもあることから、可撓性を有するRFIDタグも既に存在する(例えば特許文献2及び特許文献3参照)。
特に、タグ等に形状に加工された、アンテナコイル付きのICチップは、「RFIDタグ」とも呼ばれ、RFIDタグに対する情報の書き込みや読み出しを行うリーダライタとの間で非接触による情報通信が行われる。小売やサービスの分野では、RFIDタグが電子マネーに利用されており、RFIDタグを搭載した携帯電話、スマートフォン、腕時計は既に存在する(例えば特許文献1参照)。
また、RFIDタグを含む非接触通信媒体は、可撓性を有する物に取り付けられて使用される場合、その物の動きに伴って変形することが要請されることもあることから、可撓性を有するRFIDタグも既に存在する(例えば特許文献2及び特許文献3参照)。
このように、RFIDタグを含む非接触通信媒体は、物に搭載されたり取り付けられたりすることで有効利用が図られているが、一度物に搭載されたり取り付けられると、それ以降交換が行われないのが一般的である。このため、例えばRFIDタグが搭載された腕時計を、電子決済時に利用するユーザが、腕時計の経年劣化に伴い新しい腕時計に買い替える場合には、これまで使用していたRFIDタグとは異なるRFIDタグが搭載された腕時計を新たに購入する必要がある。即ち、従来より、腕時計に搭載されているRFIDは、交換が想定されていなかったため、腕時計の買い替えに付随して交換されるものとされていた。
しかしながら、RFIDタグが搭載された腕時計を新たに購入する場合、搭載されたRFIDタグの登録や設定を改めて行わなければならず、この登録や設定を行わない限り、買い物等で電子決済を行うことができない。また、登録や設定には時間を要する場合もある。これは、RFIDタグの登録や設定の手間を面倒と考えるユーザから、腕時計を買い替えようとする気持ちを削いでしまうという結果をもたらしていた。
このため、RFIDタグを含む非接触通信媒体を交換することなく、腕時計に代表される、ユーザが身に付ける物品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの物品に非接触通信媒体を搭載させて使用できる簡易な手法の開発が望まれている。
しかしながら、RFIDタグが搭載された腕時計を新たに購入する場合、搭載されたRFIDタグの登録や設定を改めて行わなければならず、この登録や設定を行わない限り、買い物等で電子決済を行うことができない。また、登録や設定には時間を要する場合もある。これは、RFIDタグの登録や設定の手間を面倒と考えるユーザから、腕時計を買い替えようとする気持ちを削いでしまうという結果をもたらしていた。
このため、RFIDタグを含む非接触通信媒体を交換することなく、腕時計に代表される、ユーザが身に付ける物品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの物品に非接触通信媒体を搭載させて使用できる簡易な手法の開発が望まれている。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、非接触通信媒体を交換することなく、ユーザが身に付ける物品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続して非接触通信媒体をこの物品に搭載させて使用できる簡易な手法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る非接触通信媒体は、
ICチップと、前記ICチップに接続されたコイルアンテナと、前記ICチップ及び前記コイルアンテナが配置された基材と、
前記ICチップ、前記コイルアンテナ、及び前記基材を封止する封止部材と、
を有する非接触通信媒体であって、
ユーザが身に付ける物品の一部に設けられた挿入ポケットに挿入され係止された状態で通信を可能とする。
ICチップと、前記ICチップに接続されたコイルアンテナと、前記ICチップ及び前記コイルアンテナが配置された基材と、
前記ICチップ、前記コイルアンテナ、及び前記基材を封止する封止部材と、
を有する非接触通信媒体であって、
ユーザが身に付ける物品の一部に設けられた挿入ポケットに挿入され係止された状態で通信を可能とする。
この発明によれば、ユーザは、非接触通信媒体を交換することなく、ユーザが身に付ける物品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの非接触通信媒体をこの物品に取り付けて使用することができる。
前記非接触通信媒体は、縦の長さが16mm〜18mm、横の長さが24mm〜26mmであり、厚さが1mm以下である、ことが好ましい。
この発明によれば、ユーザが身に付ける物品が小さい場合や、薄い場合であっても、非接触通信媒体を取り付け可能とする場合が多くなるので、非接触通信媒体を取り付けることができる物品の範囲を広めることができる。
また、前記基材は、可撓性基材である、とすることが好ましい。
この発明によれば、ユーザが身に付ける物品又は挿入部分が可撓性を有する場合であっても、非接触通信媒体を破損してしまうことを防ぐことができる。
また、前記物品は、手首装着品である、とすることが好ましい。
この発明によれば、ユーザは、非接触通信媒体を交換することなく、腕時計やリストバンド等の手首装着品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの非接触通信媒体をこの手首装着品に取り付けて使用することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る手首装着品は、
上述のいずれかの非接触通信媒体を挿入して内部に係止可能とする挿入ポケットを有する。
上述のいずれかの非接触通信媒体を挿入して内部に係止可能とする挿入ポケットを有する。
この発明によれば、ユーザは、非接触通信媒体を交換することなく、腕時計やリストバンド等の手首装着品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの非接触通信媒体をこの手首装着品に取り付けて使用することができる。
本発明に係る非接触通信媒体、及び手首装着品について、図面を参照しつつ説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではない。
[基本構成]
(非接触通信媒体)
本発明に係る非接触通信媒体の一実施形態であるRFIDタグ1は、図1及び図2に示すように、ICチップ101と、ICチップ101に接続されたコイルアンテナ102と、ICチップ101及びコイルアンテナ102が配置された基材11と、ICチップ101、コイルアンテナ102、及び基材11を封止する封止部材12と、を有するRFIDタグである。なお、ICチップ101及びコイルアンテナ102は、基材11上に配置されているものの、これらの配置場所は本発明の構成要素とはならない。このため、図1では、RFIDタグ1の表面及び裏面に浮き出る部分を破線で示してはいるが、ICチップ101及びコイルアンテナ102の配置場所を具体的に特定していない。
(非接触通信媒体)
本発明に係る非接触通信媒体の一実施形態であるRFIDタグ1は、図1及び図2に示すように、ICチップ101と、ICチップ101に接続されたコイルアンテナ102と、ICチップ101及びコイルアンテナ102が配置された基材11と、ICチップ101、コイルアンテナ102、及び基材11を封止する封止部材12と、を有するRFIDタグである。なお、ICチップ101及びコイルアンテナ102は、基材11上に配置されているものの、これらの配置場所は本発明の構成要素とはならない。このため、図1では、RFIDタグ1の表面及び裏面に浮き出る部分を破線で示してはいるが、ICチップ101及びコイルアンテナ102の配置場所を具体的に特定していない。
RFIDタグ1の大きさは特に限定されず、ユーザが身に付ける物品の一部に設けられた挿入ポケットに挿入され係止された状態で通信を可能とする大きさのものであればよい。本実施形態におけるRFIDタグ1の大きさは、ユーザが身に付ける物品(腕時計)の一部である腕時計用ベルト51に設けられた挿入ポケット511、及び腕時計用ベルト52に設けられた挿入ポケット521に、挿入され係止された状態で通信を可能とする大きさであればよい。具体的には、RFIDタグ1の大きさは、縦の長さDが16mm〜18mm、横の長さWが24mm〜26mm、厚さHが1mm以下であることが好ましい。
(手首装着品)
本発明に係る手首装着品の一実施形態である腕時計用ベルト51の内側の面(ユーザの腕に接触する側の面)には、図1及び図2(A)に示すように、RFIDタグ1を挿入して内部に係止する挿入ポケット511を有する皮革製又は合皮製の腕時計用ベルトである。
本発明に係る手首装着品の一実施形態である腕時計用ベルト52の内側の面(ユーザの腕に接触する側の面)には、図1及び図2(B)に示すように、RFIDタグ1を挿入して内部に係止する挿入ポケット521を有する樹脂製又はゴム製の腕時計用ベルトである。
なお、図2に示す例では、腕時計用ベルトの材質として、皮革製、合皮製、樹脂製、及びゴム製としているが、これに限定されず、腕時計用ベルトとして一般的に挙げられる材質のうち任意の材質を採用してよい。例えば繊維製のものを用いてもよい。
本発明に係る手首装着品の一実施形態である腕時計用ベルト51の内側の面(ユーザの腕に接触する側の面)には、図1及び図2(A)に示すように、RFIDタグ1を挿入して内部に係止する挿入ポケット511を有する皮革製又は合皮製の腕時計用ベルトである。
本発明に係る手首装着品の一実施形態である腕時計用ベルト52の内側の面(ユーザの腕に接触する側の面)には、図1及び図2(B)に示すように、RFIDタグ1を挿入して内部に係止する挿入ポケット521を有する樹脂製又はゴム製の腕時計用ベルトである。
なお、図2に示す例では、腕時計用ベルトの材質として、皮革製、合皮製、樹脂製、及びゴム製としているが、これに限定されず、腕時計用ベルトとして一般的に挙げられる材質のうち任意の材質を採用してよい。例えば繊維製のものを用いてもよい。
以下、各構成要素を詳しく説明する。
(基材)
基材11は、ICチップ101と、ICチップ101に接続されたコイルアンテナ102と、ICチップ101及びコイルアンテナ102が配置された基材である。
ICチップ101は、後述するコイルアンテナ102から供給される電力を利用して、リーダライタ(図示せず)との間でデータの送受信を行う。
コイルアンテナ102は、ICチップ101に接続されたコイル状のアンテナであり、リーダライタ(図示せず)から発せられる電磁波や電波を受けることにより電力を生じさせ、この電力をICチップ101に供給する。
基材11の材質は特に限定されないが、可撓性を有するものが好ましい。基材11が可撓性を有することにより、RFIDタグ1を挿入する物品又は挿入部分が可撓性を有する場合であっても、RFIDタグ1が破損してしまうことを防ぐことができる。
基材11は、ICチップ101と、ICチップ101に接続されたコイルアンテナ102と、ICチップ101及びコイルアンテナ102が配置された基材である。
ICチップ101は、後述するコイルアンテナ102から供給される電力を利用して、リーダライタ(図示せず)との間でデータの送受信を行う。
コイルアンテナ102は、ICチップ101に接続されたコイル状のアンテナであり、リーダライタ(図示せず)から発せられる電磁波や電波を受けることにより電力を生じさせ、この電力をICチップ101に供給する。
基材11の材質は特に限定されないが、可撓性を有するものが好ましい。基材11が可撓性を有することにより、RFIDタグ1を挿入する物品又は挿入部分が可撓性を有する場合であっても、RFIDタグ1が破損してしまうことを防ぐことができる。
(封止部材)
封止部材12は、ICチップ101、コイルアンテナ102、及び基材11を封止する部材である。封止部材12が、ICチップ101、コイルアンテナ102、及び基材11を封止するので、RFIDタグ1を一体的に形成させることができる。
封止部材12の材質は特に限定されないが、RFIDタグ1が交換可能を前提としているので、ユーザの指で何度もつままれたり、風雨に晒されたりする可能性がある。このため、封止部材12の材質としては、防水性や、外部から受ける衝撃への耐性を少なくとも有する樹脂製や紙製であることが好ましい。
RFIDタグ1の表面は、交換時にユーザにとって視認容易であるため、封止部材12の表面に各種情報を表示させてもよい。図1(A)の例では、封止部材12の表面の領域21に、ユーザに対する情報として「チャージ(入金)上限金額は○○,○○○円です。」という文言が表示されている。これにより、ユーザは、RFIDタグ1に関する情報を容易に取得することができる。なお、図1(A)の例では、領域21にのみ情報を表示させているが、封止部材12の表面の全域に亘って各種情報を表示させてもよい。
封止部材12は、ICチップ101、コイルアンテナ102、及び基材11を封止する部材である。封止部材12が、ICチップ101、コイルアンテナ102、及び基材11を封止するので、RFIDタグ1を一体的に形成させることができる。
封止部材12の材質は特に限定されないが、RFIDタグ1が交換可能を前提としているので、ユーザの指で何度もつままれたり、風雨に晒されたりする可能性がある。このため、封止部材12の材質としては、防水性や、外部から受ける衝撃への耐性を少なくとも有する樹脂製や紙製であることが好ましい。
RFIDタグ1の表面は、交換時にユーザにとって視認容易であるため、封止部材12の表面に各種情報を表示させてもよい。図1(A)の例では、封止部材12の表面の領域21に、ユーザに対する情報として「チャージ(入金)上限金額は○○,○○○円です。」という文言が表示されている。これにより、ユーザは、RFIDタグ1に関する情報を容易に取得することができる。なお、図1(A)の例では、領域21にのみ情報を表示させているが、封止部材12の表面の全域に亘って各種情報を表示させてもよい。
(挿入ポケット)
挿入ポケット511は、図2(A)に示すように、腕時計用ベルト51の内側の面(ユーザの腕に接触する側の面)の少なくとも一部を2重構造とし、その2重構造となっているベルトの隙間に形成されるポケットである。この挿入ポケット511に、RFIDタグ1を挿入した状態で、ユーザの腕に腕時計用ベルト51を巻くと、RFIDタグ1は、挿入ポケット511の内部において周囲から締め付けられる。このため、ユーザは、挿入ポケット511からRFIDタグ1を脱落させずに安心して使用することができる。また、挿入ポケット511は、腕時計用ベルト51の内側の面に配置されているので、ユーザが腕から腕時計を外さない限り、RFIDタグ1が他人に抜き取られることがない。
なお、図2(A)の例では、挿入ポケット511の挿入孔は、2重構造となっているベルトの端部から、隙間に向かってRFIDタグ1を挿入する構成となっているが、これに限定されない。例えば図2(B)に示すように、2重構造となっているベルトの一部に挿入孔を設けて、その挿入孔からRFIDタグ1を挿入できるようにしてもよい。
挿入ポケット511は、図2(A)に示すように、腕時計用ベルト51の内側の面(ユーザの腕に接触する側の面)の少なくとも一部を2重構造とし、その2重構造となっているベルトの隙間に形成されるポケットである。この挿入ポケット511に、RFIDタグ1を挿入した状態で、ユーザの腕に腕時計用ベルト51を巻くと、RFIDタグ1は、挿入ポケット511の内部において周囲から締め付けられる。このため、ユーザは、挿入ポケット511からRFIDタグ1を脱落させずに安心して使用することができる。また、挿入ポケット511は、腕時計用ベルト51の内側の面に配置されているので、ユーザが腕から腕時計を外さない限り、RFIDタグ1が他人に抜き取られることがない。
なお、図2(A)の例では、挿入ポケット511の挿入孔は、2重構造となっているベルトの端部から、隙間に向かってRFIDタグ1を挿入する構成となっているが、これに限定されない。例えば図2(B)に示すように、2重構造となっているベルトの一部に挿入孔を設けて、その挿入孔からRFIDタグ1を挿入できるようにしてもよい。
挿入ポケット521は、図2(B)に示すように、腕時計用ベルト52の内側の面(ユーザの腕に接触する側の面)の少なくとも一部を2重構造とし、その2重構造となっているベルトの隙間にRFIDタグ1を挿入するための挿入孔を設けることにより形成される。この挿入ポケット521に、RFIDタグ1を挿入した状態で、ユーザの腕に腕時計用ベルト52を巻くと、RFIDタグ1は、挿入ポケット521の内部において周囲から締め付けられることとなる。このため、ユーザは、挿入ポケット521からRFIDタグ1を脱落させずに安心して使用することができる。また、挿入ポケット521は、腕時計用ベルト52の内側の面に配置されているので、ユーザが腕から腕時計を外さない限り、RFIDタグ1が他人に抜き取られることがない。
なお、図2(B)の例では、挿入ポケット521の挿入孔の形状は、角に丸みを有する略長方形であるが、挿入孔の形状は特に限定されず、例えば楕円やその他の多角形であってもよい。また、挿入孔を設けずに、例えば図2(A)に示す例のように、2重構造となっているベルトの端部から隙間に向かってRFIDタグ1を挿入する構成としてもよい。
なお、図2(B)の例では、挿入ポケット521の挿入孔の形状は、角に丸みを有する略長方形であるが、挿入孔の形状は特に限定されず、例えば楕円やその他の多角形であってもよい。また、挿入孔を設けずに、例えば図2(A)に示す例のように、2重構造となっているベルトの端部から隙間に向かってRFIDタグ1を挿入する構成としてもよい。
挿入ポケット511及び挿入ポケット521の大きさは特に限定されず、少なくとも、縦の長さが16mm〜18mm、横の長さが24mm〜26mm、厚さが1mm以下であるRFIDタグ1を挿入して内部に係止可能とするものであればよい。
具体的には、挿入ポケット511及び521の大きさは、入口の幅が17mm〜27mm、奥行が17mm〜27mm、隙間の高さが1mm〜2mmであることが好ましい。
具体的には、挿入ポケット511及び521の大きさは、入口の幅が17mm〜27mm、奥行が17mm〜27mm、隙間の高さが1mm〜2mmであることが好ましい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。また、本発明に係る要旨を逸脱しない範囲内であれば種々の変更を施してもよい。
例えば、上述の実施形態では、本発明に係る非接触通信媒体のうちRFIDタグを例に挙げて説明したが、RFIDタグに限定されず、ユーザが身に付ける物品に取り付け得る、あらゆる非接触型の通信媒体を本発明の非接触通信媒体に含めることができる。
また、上述の実施形態では、ユーザが身に付ける物品を、「腕時計」とし、ユーザが身に付ける物品の一部を「腕時計用ベルト」としているが、これに限定されない。例えばユーザが手首に巻くリストバンドやブレスレット等の他の手首装着品、又はユーザが首から下げるペンダント等を含む装飾品であってもよいし、財布や小銭入れであってもよい。
以上まとめると、本発明が適用される非接触通信媒体は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
すなわち、本発明が適用される非接触通信媒体(例えば図1及び図2のRFIDタグ1)は、
ICチップ(例えば図1のICチップ101)と、前記ICチップに接続されたコイルアンテナ(例えば図1のコイルアンテナ102)と、前記ICチップ及び前記コイルアンテナが配置された基材(例えば図1の基材11)と、
前記ICチップ、前記コイルアンテナ、及び前記基材を封止する封止部材(例えば図1の封止部材12)と、
を有する非接触通信媒体(例えば図1及び図2のRFIDタグ1)であって、ユーザが身に付ける物品の一部に設けられた挿入ポケット(例えば図2(A)の挿入ポケット511)に挿入され係止された状態で通信を可能とする。
これにより、ユーザは、非接触通信媒体を交換することなく、ユーザが身に付ける物品(例えば腕時計)の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの非接触通信媒体をこの物品に取り付けて使用することができる。
すなわち、本発明が適用される非接触通信媒体(例えば図1及び図2のRFIDタグ1)は、
ICチップ(例えば図1のICチップ101)と、前記ICチップに接続されたコイルアンテナ(例えば図1のコイルアンテナ102)と、前記ICチップ及び前記コイルアンテナが配置された基材(例えば図1の基材11)と、
前記ICチップ、前記コイルアンテナ、及び前記基材を封止する封止部材(例えば図1の封止部材12)と、
を有する非接触通信媒体(例えば図1及び図2のRFIDタグ1)であって、ユーザが身に付ける物品の一部に設けられた挿入ポケット(例えば図2(A)の挿入ポケット511)に挿入され係止された状態で通信を可能とする。
これにより、ユーザは、非接触通信媒体を交換することなく、ユーザが身に付ける物品(例えば腕時計)の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの非接触通信媒体をこの物品に取り付けて使用することができる。
また、非接触通信媒体は、縦の長さが16mm〜18mm、横の長さが24mm〜26mmであり、厚さが1mm以下である、とすることができる。
これにより、ユーザが身に付ける物品が小さい場合や、薄い場合であっても、非接触通信媒体を取り付け可能とする場合が多くなるので、非接触通信媒体を取り付けることができる物品の範囲を広めることができる。
これにより、ユーザが身に付ける物品が小さい場合や、薄い場合であっても、非接触通信媒体を取り付け可能とする場合が多くなるので、非接触通信媒体を取り付けることができる物品の範囲を広めることができる。
また、前記基材(例えば図1の基材11)は、可撓性基材である、とすることができる。
これにより、ユーザが身に付ける物品又は挿入部分が可撓性を有する場合(例えば図2(A)の腕時計用ベルト51であるような場合)であっても、非接触通信媒体を破損してしまうことを防ぐことができる。
これにより、ユーザが身に付ける物品又は挿入部分が可撓性を有する場合(例えば図2(A)の腕時計用ベルト51であるような場合)であっても、非接触通信媒体を破損してしまうことを防ぐことができる。
また、前記物品は、手首装着品である、とすることができる。
これにより、ユーザは、非接触通信媒体を交換することなく、手首装着品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの非接触通信媒体をこの手首装着品に取り付けて使用することができる。
これにより、ユーザは、非接触通信媒体を交換することなく、手首装着品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの非接触通信媒体をこの手首装着品に取り付けて使用することができる。
本発明が適用される手首装着品(例えば図2(A)の腕時計用ベルト51)は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
すなわち、本発明が適用される手首装着品は、上述した非接触通信媒体を挿入して内部に係止可能とする挿入ポケット(例えば図2(A)の挿入ポケット511)を有する。
これにより、ユーザは、非接触通信媒体を交換することなく、手首装着品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの非接触通信媒体をこの手首装着品に取り付けて使用することができる。
すなわち、本発明が適用される手首装着品は、上述した非接触通信媒体を挿入して内部に係止可能とする挿入ポケット(例えば図2(A)の挿入ポケット511)を有する。
これにより、ユーザは、非接触通信媒体を交換することなく、手首装着品の買い替えを行いながらも、登録や設定を改めて行うことなく継続してこの非接触通信媒体をこの手首装着品に取り付けて使用することができる。
1・・・ RFIDタグ
11・・・ 基材
12・・・ 封止部材
21・・・ 表示領域
51,52・・・ 腕時計用ベルト
101・・・ ICチップ
102・・・ コイルアンテナ
511,521・・・ 挿入ポケット
D・・・ 縦の長さ
W・・・ 横の長さ
H・・・ 厚さ
11・・・ 基材
12・・・ 封止部材
21・・・ 表示領域
51,52・・・ 腕時計用ベルト
101・・・ ICチップ
102・・・ コイルアンテナ
511,521・・・ 挿入ポケット
D・・・ 縦の長さ
W・・・ 横の長さ
H・・・ 厚さ
Claims (5)
- ICチップと、前記ICチップに接続されたコイルアンテナと、前記ICチップ及び前記コイルアンテナが配置された基材と、
前記ICチップ、前記コイルアンテナ、及び前記基材を封止する封止部材と、
を有する非接触通信媒体であって、
ユーザが身に付ける物品の一部に設けられた挿入ポケットに挿入され係止された状態で通信を可能とする、
ことを特徴とする非接触通信媒体。 - 前記非接触通信媒体は、縦の長さが16mm〜18mm、横の長さが24mm〜26mmであり、厚さが1mm以下である、
請求項1に記載の非接触通信媒体。 - 前記基材は、可撓性基材である、
請求項1又は2に記載の非接触通信媒体。 - 前記物品は、手首装着品である、
請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の非接触通信媒体。 - 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の非接触通信媒体を挿入して内部に係止可能とする挿入ポケットを有する、
手首装着品。
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---|---|---|---|
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