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JP2019159690A - 情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】口頭での質問に関する情報を効率良く蓄積すること。【解決手段】情報処理プログラムは、所定の画面群のうちのいずれかの画面が表示されている期間においてマイクから入力された音声に、質問の表現が含まれているかを判定する処理と、前記音声に前記表現が含まれている場合に、前記音声の内容を示す情報を前記画面の識別情報に関連付けて記憶部に記憶する処理と、をコンピュータに実行させる。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
職場に導入されている業務用のコンピュータシステムを利用するユーザは、当該コンピュータシステムの操作方法が分からない場合、マニュアルを参照したり、他のユーザ(例えば、隣の席の同僚)に口頭で質問したりすることで、正しい操作方法を知ることができる。
特開2012−123658号公報 特開2007−328504号公報
しかしながら、他のユーザに対して口頭で質問が行われた場合、当該質問に対する回答は、業務システムの操作の習熟に関して有益な情報であるにも関わらず、基本的には記録として残らない。したがって、当該回答に関する事項がマニュアルに記載されていない場合。他のユーザ間においても同様の質問が繰り返される可能性が有ある。
そこで、一側面では、本発明は、口頭での質問に関する情報を効率良く蓄積することを目的とする。
一つの態様では、情報処理プログラムは、所定の画面群のうちのいずれかの画面が表示されている期間においてマイクから入力された音声に、質問の表現が含まれているかを判定する処理と、前記音声に前記表現が含まれている場合に、前記音声の内容を示す情報を前記画面の識別情報に関連付けて記憶部に記憶する処理と、をコンピュータに実行させる。
一側面として、口頭での質問に関する情報を効率良く蓄積することができる。
本発明の実施の形態における情報処理システム1の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における解析装置10のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における情報処理システム1の機能構成例を示す図である。 ユーザ端末20が実行する会話データの生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 音声データ記憶部211の構成例を示す図である。 解析装置10が実行する会話データ群からのQAデータの抽出処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 キーワード記憶部111の構成例を示す図である。 QA記憶部112の構成例を示す図である。 ユーザ端末20が業務画面の遷移に応じて実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 操作ログ記憶部212の構成例を示す図である。 QAデータの表示例を示す図である。 解析装置10が実行する操作ログの解析処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 操作時間記憶部113の構成例を示す図である。 遷移情報記憶部114の構成例を示す図である。 判定結果記憶部115の構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における情報処理システム1の構成例を示す図である。図1において、情報処理システム1は、解析装置10と1以上のユーザ端末20とを含む。解析装置10と各ユーザ端末20とは、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークを介して接続される。例えば、情報処理システム1は、企業、病院、自治体の役所等の組織(以下、「組織A」という。)において運用される。
ユーザ端末20は、組織Aの職員に対して、組織Aにおける業務に関するコンピュータシステム(以下、「業務システム」という。)のユーザインタフェース(以下、「業務システムUI」という。)を提供する端末である。業務システムUIは、複数の画面(以下、それぞれを「業務画面」という。)の集合である。例えば、PC(Personal Computer)、タブレット端末、又はスマートフォン等が、ユーザ端末20として利用されてもよい。なお、ユーザ端末20のユーザは、業務システムに対するコールセンタにおけるオペレータであってもよい。
解析装置10は、ユーザ端末20のユーザの会話の内容を収集し、収集した会話の内容から業務システムに関する質問及び回答に関する会話の内容を抽出し、抽出した会話の内容の蓄積等を行う1以上のコンピュータである。解析装置10は、また、ユーザ端末20における業務システムUIの操作の履歴情報である操作ログに基づいて、業務システムに対する操作に関して、所定の操作手順(業務システムにおいて予定されている正しい操作手順)から逸脱している操作を検出する。
図2は、本発明の実施の形態における解析装置10のハードウェア構成例を示す図である。図2の解析装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
解析装置10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って解析装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
なお、ユーザ端末20も図2に示されるようなハードウェア構成を有していてもよい。但し、ユーザ端末20は、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置や表示装置等を有する。
図3は、本発明の実施の形態における情報処理システム1の機能構成例を示す図である。図3において、ユーザ端末20は、録音制御部21、音声認識部22、会話データ送信部23、システムUI部24及び操作ログ送信部25等を有する。これら各部は、ユーザ端末20にインストールされた1以上のプログラムが、ユーザ端末20のCPUに実行させる処理により実現される。ユーザ端末20は、また、音声データ記憶部211及び操作ログ記憶部212等を利用する。これら各記憶部は、例えば、ユーザ端末20の補助記憶装置、又はユーザ端末20にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
録音制御部21は、業務システムを利用中のユーザの会話が録音された音声データの生成を制御する。会話の音声は、例えば、ユーザ端末20に接続されたマイクから入力されてもよい。又は、ユーザ端末20のユーザが、コールセンタのオペレータであれば、電話機とユーザ端末20とを接続し、電話機から会話(通話)の音声が入力されるようにしてもよいし、オペレータが装着するヘッドセットとユーザ端末20とを接続することで、ヘッドセットから会話の音声が入力されるようにしてもよい。
なお、会話とは、ユーザ端末20のユーザが組織Aの職員である場合であれば、職員同士の会話(例えば、ユーザと、当該ユーザの周囲に存在する職員との会話)である。本実施の形態では、業務システムのユーザが、業務システムの操作が分からない場合や疑問が有る場合等に、当該ユーザが他の職員に質問をすることを想定する。
また、ユーザ端末20のユーザがコールセンタのオペレータである場合において、会話とは、コールセンタへ電話をかけてきた者(例えば、組織Aの職員等、以下「質問者」という。)とオペレータとの間での会話である。又は、質問者から質問を受けたオペレータが、例えば、業務システムの開発者等に当該質問に関する問い合わせを行ってもよい。この場合、オペレータは、質問者との通話の開始後、当該通話を保留状態(すなわち、マイクに入力される音声が、質問者に送信されない状態)とし、当該開発者等と通話することで、当該開発者等に対して質問を行うと共に、当該開発者等から回答を得る。このようなオペレータと開発者等との電話での会話の内容が、例えば、オペレータの電話機から録音制御部21に入力されるようにしてもよい。
なお、音声データは、会話の際にユーザ端末20に表示されていた業務画面の識別情報(以下、「画面ID」という。)等に関連付けられて音声データ記憶部211に記憶される。すなわち、音声データは、表示された業務画面ごとに生成される。
音声認識部22は、各音声データについて音声認識を行い、音声データを文字列に変換することで、音声データごとに、音声認識の結果である文字列と、当該音声データに関連付けられている画面ID等とを含むデータ(以下「会話データ」という。)を生成する。
会話データ送信部23は、会話データ群を解析サーバへ送信する。
システムUI部24は、業務画面の表示を制御する。システムUI部24は、表示対象の業務画面が遷移(変化)するごとに、業務画面に対する操作の履歴情報を示す操作ログを操作ログ記憶部212に記憶する。したがって、各操作ログは、いずれか1つの業務画面に対応し、当該業務画面の画面IDや当該業務画面が表示されていた期間を示す情報等を含む。
操作ログ送信部25は、操作ログ群を解析装置10へ送信する。
一方、解析装置10は、会話データ受信部11、QA抽出部12、検索部13、操作ログ受信部14及び操作ログ解析部15等を有する。これら各部は、解析装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。解析装置10は、また、キーワード記憶部111、QA記憶部112、操作時間記憶部113、遷移情報記憶部114及び判定結果記憶部115等を利用する。これら各記憶部は、例えば、補助記憶装置102、又は解析装置10にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
会話データ受信部11は、ユーザ端末20から送信される会話データ群を受信する。QA抽出部12は、会話データ受信部11が受信した会話データ群の中から、キーワード記憶部111を参照して、業務システムの操作に関する質問又は疑問(以下「質問」で統一する。)、及び当該質問に対する回答を含む可能性の高い会話データ(以下、「QAデータ」という。)を抽出する。抽出されたQAデータは、QA記憶部112に記憶される。キーワード記憶部111には、質問に含まれる可能性の高い文字列(以下、「キーワード」という。)の一覧が記憶されている。
検索部13は、ユーザ端末20のシステムUI部24からのQAデータの取得要求に応じ、当該取得要求に含まれている業務画面の画面IDを含むQAデータをQA記憶部112から検索し、検索されたQAデータをシステムUI部24へ返信する。なお、システムUI部24は、画面遷移が発生するたびに、遷移先の業務画面の画面IDを含む、QAデータの取得要求を検索部13に送信する。システムUI部24は、遷移先の業務画面と共に、検索部13から返信されたQAデータを含むポップアップ画面を表示する。そうすることで、ユーザは、当該遷移先の業務画面の操作についてのヒントを事前に(操作前に)得ることができる。
操作ログ受信部14は、ユーザ端末20の操作ログ送信部25から送信される操作ログ群を受信する。
操作ログ解析部15は、操作ログ受信部14によって受信された操作ログ群に基づいて、ユーザによる操作が所定の操作手順から逸脱しているか否かを判定し、判定結果を各操作ログに付与する。判定結果が付与された操作ログは、判定結果記憶部115に記憶される。
以下、情報処理システム1において実行される処理手順について説明する。図4は、ユーザ端末20が実行する会話データの生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
録音制御部21は、画面遷移の発生を待機している(S101)。画面遷移とは、システムUI部24の起動直後に表示される業務画面であるメニュー画面の表示、又は業務画面から他の業務画面への画面の遷移をいう。斯かる画面遷移は、例えば、ユーザ端末20のOS(Operating System)からのイベントに基づいて検知されてもよい。
画面遷移が発生すると、録音制御部21は、現時点においてユーザの会話を録音中であるか否かを判定する(S102)。録音中でない場合(S102でNo)、録音制御部21は、録音を開始する(S103)。続いて、録音制御部21は、現在表示中(操作対象)の業務画面の画面情報をシステムUI部24から取得する(S104)。画面情報は、業務画面の画面ID及び画面名等を含む情報である。
なお、質問者とオペレータとの通話の開始後、当該通話が保留状態とされ、オペレータと開発者等との会話の内容が録音対象とされる場合、初めてステップS103が実行される際において、録音制御部21は、質問者とオペレータとの通話(すなわち、最初の通話)の開始後にオペレータの電話機に対して保留の指示が入力されるのを待機してもよい。すなわち、録音制御部21は、質問者とオペレータとの通話が保留状態へ移行するのを検出した場合に、オペレータと開発者等との通話(すなわち、2番目の通話)について録音を開始するようにしてもよい。
また、録音制御部21は、オペレータの電話機に対して保留の指示が入力され、かつ、オペレータの電話機と開発者等の電話機との通話が接続されるまで、録音の開始を待機してもよい。すなわち、録音制御部21は、質問者との通話が保留状態であって、かつ、開発者等との間で通話中である場合に、録音を行うようにしてもよい。
更に、録音制御部21は、オペレータと質問者との通話中において、オペレータによるいずれかの業務画面に対する操作の入力が所定期間以上実行されない場合(すなわち、オペレータの操作が中断された期間が所定期間を超えた場合)、又はオペレータによる操作が、所定の操作手順から逸脱したこと検出した場合に限って、質問者からのコールセンタへの電話が保留状態とされた場合にオペレータと開発者等との通話の内容の録音を開始するようにしてもよい。この場合、当該オペレータが、質問者からの質問に対する回答に手間取っていることが推定される。したがって、このような場合の2番目の通話の内容は、質問者からの質問に対する回答を開発者等から得るための会話である可能性が高いと考えられる。
なお、所定の操作手順からの逸脱の検出方法は、後述の図12のステップS404における判定方法と同じでもよい。すなわち、想定されている画面遷移と異なる画面遷移が発生した場合に、所定の操作手順から逸脱した操作が検出されてもよい。
一方、録音中である場合(すなわち、録音が開始されている場合)(S102でYes)、録音制御部21は、録音を終了する(S105)。続いて、録音制御部21は、録音の開始から終了までに録音された音声データを、画面情報に関連付けて音声データ記憶部211に記憶する(S106)。
続いて、録音制御部21は、ステップS103及びS104を実行して、画面の遷移を待機する(S101)。したがって、音声データ記憶部211には、例えば、図5に示されるように音声データが記憶される。
図5は、音声データ記憶部211の構成例を示す図である。図5に示されるように、音声データ記憶部211には、業務画面ごとに、当該業務画面の画面ID及び画面名と、当該業務画面が表示されている期間において行われた会話が録音された音声データとが関連付けられて記憶される。なお、図5において、音声データにおける会話の内容は、便宜上、文字列によって表現されているが、この時点では、会話の内容は音声データの形式で記憶されている。
その後、ユーザによる業務システムの利用が終了すると(S107でYes)、録音制御部21は、ステップS105及びS106と同様の処理を実行することで、最後に表示されていた業務画面に関する音声データを音声データ記憶部211に記憶する(S108、S109)。
続いて、音声認識部22は、音声データ記憶部211に記憶されている各音声データから、音声認識によって文字列を認識する(すなわち、音声データが文字列に変換される)(S110)。その結果、図5におけるレコードごとに、音声データが文字列(以下、「会話文字列」という。)に置き換わった会話データが生成される。
続いて、会話データ送信部23は、音声認識部22によって生成された会話データ群を解析装置10へ送信する(S110)。当該会話データ群は、会話データ受信部11によって受信される。
図6は、解析装置10が実行する会話データ群からのQAデータの抽出処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS201において、QA抽出部12は、会話データ受信部11によって受信された会話データ群から1つの会話データを処理対象として取得する。以下、取得された会話データを「対象会話データ」という。
続いて、QA抽出部12は、対象会話データ内の会話文字列(音声データから変換された文字列)に、キーワード記憶部111に記憶されているいずれかのキーワードが含まれているか否かを判定する(S202)。
図7は、キーワード記憶部111の構成例を示す図である。図7に示されるように、キーワード記憶部111には、口頭での質問に含まれる頻度が高いであろうと推定される表現を示す文字列がキーワードとして記憶されている。
対象会話データ内の会話文字列がいずれかのキーワードを含む場合(S202でYes)、QA抽出部12は、対象会話データをQAデータとしてQA記憶部112に記憶する(S203)。
図8は、QA記憶部112の構成例を示す図である。図8に示されるように、QA記憶部112に記憶されるQAデータの構成は、会話データの構成と同じである。図8では、図5に示した音声データ記憶部211におけるレコードのうち、項番3のレコードに係る会話データが、QAデータには該当しないと判定された例を示す。
なお、業務画面の表示中に、業務画面の操作とは無関係な質問が行われる可能性も考えられる。このような可能性を考慮して、ステップS202における判定条件を、「会話文字列にいずれかのキーワードが含まれ、かつ、会話文字列に対象会話データの画面名が含まれること」としてもよい。隣の同僚等に業務画面の操作に関する質問を行う場合、当該業務画面の画面名等が当該質問に含まれる可能性が有ると考えられるからである。
ステップS201以降が、会話データ受信部11によって受信された会話データ群に含まれる全ての会話データについて実行されると(S204でYes)、図6の処理は終了する。
図9は、ユーザ端末20が業務画面の遷移に応じて実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。ユーザ端末20においてシステムUI部24(業務システムのクライアント)が起動されると、システムUI部24は、図9の処理を開始する。
システムUI部24は、起動に応じ、業務画面群のうち最初に表示される画面であるメニュー画面を表示装置106へ表示する(S301)。メニュー画面は、業務のメニューを選択する画面である。
続いて、システムUI部24は、変数tsに現在日時を代入する(S302)。変数tsは、表示中の業務画面の表示の開始日時を記憶しておくための変数である。続いて、システムUI部24は、表示中の業務画面(この段階ではメニュー画面)に対応するQAデータの取得要求を、解析装置10の検索部13へ送信する(S303)。当該取得要求には、表示中の業務画面の画面IDが含まれる。
当該取得要求を受信した検索部13は、当該取得要求に含まれている画面IDを含むQAデータをQA記憶部112(図8)から検索する。該当するQAデータが検索された場合、検索部13は、該当するQAデータを出力対象としてQA記憶部112から取得し、当該QAデータを含む応答を返信する。該当するQAデータが検索されない場合、検索部13は、該当するQAデータが無いことを示す応答を返信する。
検索部13からの応答にQAデータが含まれていない場合(S304でNo)、システムUI部24は、表示中の業務画面(以下、「表示画面」という。)に対するユーザによる操作を待機する(S306)。検索部13からの応答にQAデータが含まれている場合(S304でYes)、システムUI部24は、当該QAデータを表示装置106に表示して(S305)、ステップS306へ進む。
表示画面がユーザによって操作され(S306でYes)、当該操作が業務画面の遷移を発生させる操作である場合(S307でYes)、システムUI部24は、遷移元の業務画面(現在の表示画面)がメニュー画面であるか否かを判定する(S308)。遷移元がメニュー画面である場合(S308でYes)、システムUI部24は、メニュー画面において選択されたメニューのメニュー情報を、対象メニュー情報としてメモリ装置103に記憶する(S309)。ここで、メニュー情報とは、メニューID及びメニュー名を含む情報である。
続いて、システムUI部24は、変数teに現在日時を代入する(S310)。変数teは、遷移元の業務画面の表示が終了した日時を記憶するための変数である。続いて、システムUI部24は、操作ログを生成し、生成した操作ログを操作ログ記憶部212へ記憶する(S311)。
図10は、操作ログ記憶部212の構成例を示す図である。図10に示される1行が1つの操作ログに相当する。各操作ログは、項番、年月日、開始時刻、終了時刻、ユーザID、メニューID、メニュー名、画面ID、画面名及び遷移先画面名等を含む。
項番は、操作ログの順番を示す情報である。年月日は、操作ログが生成された年月日である。開始時刻は、操作ログに対応する業務画面の表示が開始された時刻である。終了時刻は、当該業務画面の表示が終了した時刻である。ユーザIDは、業務システムを利用するユーザのユーザIDである。例えば、ユーザIDは、業務システムへのログイン時等に入力されてもよい。メニューID及びメニュー名は、当該業務画面の表示の前に最後に選択されたメニューのメニューID及びメニュー名である。画面IDは、当該業務画面の画面IDである。画面名は、当該業務画面の画面名である。遷移先画面名は、当該業務画面からの遷移先の業務画面の画面名である。
開始時刻は、変数tsの値に基づいて特定される。終了時刻は、変数teの値に基づいて特定される。メニューID及びメニュー名は、メモリ装置103に記憶されている対象メニュー情報に基づいて特定される。画面ID及び画面名は、表示画面の画面ID及び画面名を取得することで特定される。遷移先画面名は、これから表示される業務画面の画面名によって特定される。
続いて、システムUI部24は、遷移先の業務画面(以下、「遷移先画面」という。)を表示装置106に表示することで、業務画面の遷移を発生させる(S312)。この際、遷移元の業務画面がメニュー画面以外であれば、当該業務画面が非表示とされてもよい。
ステップS312に続いてステップS302以降が実行される。この際、遷移先画面についてQAデータが取得されれば(S304でYes)、システムUI部24は、当該QAデータを表示装置106に表示する(S305)。
図11は、QAデータの表示例を示す図である。図11には、業務画面の一つであるA画面w1に重畳させてポップアップ画面p1が表示される例が示されている。ポップアップ画面p1には、QA内容として、取得されたQAデータが列記される。
また、表示画面に対するユーザによる操作が、業務システムの終了指示である場合(S313でYes)、システムUI部24は、ステップS310及びS311と同様の処理を実行して操作ログを生成し、当該操作ログを操作ログ記憶部212へ記憶する(S314、S315)。
続いて、操作ログ送信部25は、ステップS301以降に操作ログ記憶部212に記憶された操作ログ群を解析装置10へ送信する(S316)。当該操作ログ群は、解析装置10の操作ログ受信部14によって受信される。
図12は、解析装置10が実行する操作ログの解析処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS401において、操作ログ解析部15は、操作ログ受信部14によって受信された操作ログ群から1つの操作ログを処理対象として取得する。以下、取得された操作ログを「対象ログ」という。
続いて、操作ログ解析部15は、対象ログに対応する業務画面に(以下、「対象画面」という。)対する操作時間が正常であるか否かを判定する(S402)。当該操作時間は、対象ログの開始時刻から終了時刻までの経過時間である。また、当該操作時間が正常であるか否かは、操作時間記憶部113を参照して判定される。
図13は、操作時間記憶部113の構成例を示す図である。図13に示されるように、操作時間記憶部113には、各業務画面の画面IDに対応付けられて標準操作時間が閾値として記憶されている。標準操作時間は、画面IDに係る業務画面に関して標準的な操作時間である。標準操作時間は、経験的に定められてもよいし、他の方法によって定められてもよい。また、経験的に最大の操作時間が標準操作時間とされてもよい。
したがって、ステップS402において、操作ログ解析部15は、対象ログに関する操作時間が、対象画面の画面IDに対応付けられている標準操作時間以下であるか否かを判定する。当該操作時間が当該標準操作時間を超える場合(S402でNo)、操作ログ解析部15は、対象ログに対して、「操作時間異常」を判定結果として付与する(S403)。この場合、ユーザによる操作が中断されている状態又は滞っている状態が推定されるからである。すなわち、操作ログ解析部15は、表示されている時間が所定時間を超える業務画面を検出する。なお、「操作時間異常」は、操作時間が異常であることを示すラベルである。
ステップS402でYesの場合、又はステップS403に続いて、操作ログ解析部15は、対象ログにおける画面遷移が正常であるか否かを判定する(S404)。対象ログにおける画面遷移とは、対象ログに含まれる画面名及び遷移先画面名によって特定される画面遷移をいう。すなわち、対象ログにおける画面遷移とは、当該画面名に係る業務画面から当該遷移先画面名に係る業務画面への画面遷移をいう。画面遷移の正否は、遷移情報記憶部114を参照して判定される。
図14は、遷移情報記憶部114の構成例を示す図である。図14に示されるように、遷移情報記憶部114の各レコードは、項番、メニューID、1以上の遷移N(Nは1以上の整数)等を含む。
メニューIDは、メニュー画面において選択されたメニューのメニューIDである。遷移Nは、当該メニューに係る業務に関して、操作が正常に行われた場合に発生するはずである画面遷移を示す情報である。例えば、項番1のレコードには、遷移1として「画面A→画面B」、遷移2として「画面B→画面C」を含む。これは、メニューIDが「111」である業務では、画面A→画面B→画面Cの順で業務画面が遷移するはずであることを示す。
なお、項番5のレコードと、項番6のレコードとは、同じメニューIDに対する画面遷移を示している。すなわち、項番5のレコードは、メニューIDが「555」である業務では、画面M→画面N→画面O→画面Pの順で業務画面が遷移するはずであることを示す。項番6のレコードは、メニューIDが「555」である業務では、画面M→画面N→画面O→画面Qの順で業務画面が遷移するはずであることを示す。これは、画面Oに対する操作に応じて、遷移先の業務画面が画面P又は画面Qに分岐することを意味する。
したがって、ステップS404において、操作ログ解析部15は、対象ログのメニューIDを含むレコードを遷移情報記憶部114から取得し、対象ログの画面名から遷移先画面名への遷移が、当該レコードに含まれるいずれかの遷移Nに一致するか否かを判定する。対象ログの画面名から遷移先画面名への遷移が、いずれの当該遷移Nにも一致しない場合(S404でNo)、操作ログ解析部15は、対象ログに「画面遷移異常」を判定結果として付与する(S405)。「画面遷移異常」は、画面遷移が異常であることを示すラベルである。すなわち、本実施の形態において、操作ログ解析部15は、操作ログが示す画面遷移に基づいて、ユーザによる操作が、所定の操作手順(遷移情報記憶部114に記憶されている画面遷移)から逸脱している業務画面を検出する。
ステップS404でYesの場合、又はステップS405に続いて、操作ログ解析部15は、対象ログに判定結果が付与されたか否かを判定する(S406)。対象ログに判定結果が付与されていない場合(S406でNo)、操作ログ解析部15は、対象ログに「正常」を判定結果として付与する(S407)。「正常」は、対象ログが示す操作が正常であることを示すラベルである。
ステップS406でYesの場合、又はステップS407に続いて、操作ログ解析部15は、判定結果が付与された対象ログを判定結果記憶部115に記憶する(S408)。
ステップS401以降が、操作ログ受信部14によって受信された操作ログ群に含まれる全ての操作ログについて実行されると(S409でYes)、図12の処理は終了する。その結果、判定結果記憶部115には、以下のような操作ログが記憶される。
図15は、判定結果記憶部115の構成例を示す図である。図15に示されるように、判定結果記憶部115には、図10に示した操作ログに対して判定結果が付与された操作ログが記憶される。
業務システムの開発者等は、判定結果記憶部115の内容を参照することで、例えば、業務システムのユーザが高い頻度で操作を誤ったり、操作が滞ったりする業務画面を特定し、当該業務画面において操作の誤りが発生する原因、操作が滞る原因を分析する。分析の結果、当該業務画面についてレイアウトの変更等を行うことで、当該業務画面の操作性の改善が図られてもよい。
なお、各ユーザ端末20が、解析装置10の各機能を有してもよい。この場合、解析装置10は、設置されなくてもよい。
また、質問及び回答の抽出は、録音された音声データではなく、音声がマイクに入力されるのと並行して実行されてもよい。
上述したように、本実施の形態によれば、業務システムUIを構成する業務画面群のうち、いずれかの業務画面がユーザ端末20に表示されている期間において録音されたユーザの会話に、質問の表現が含まれている場合には、当該会話の内容を含むQAデータが当該業務画面の画面IDに関連付けられて記憶される。ここで、当該会話に質問の表現が含まれている場合は、当該会話には、当該質問に対する回答が含まれている可能性が高い。したがって、本実施の形態によれば、口頭での質問に関する情報を効率良く蓄積することができる。
また、ユーザ端末20からのQAデータの取得要求に対し、当該取得要求に含まれている画面IDに関連付けられているQAデータがユーザ端末20に送信される。したがって、ユーザ端末20において当該画面IDに係る業務画面が表示される際に、過去の質問とその回答とをユーザ端末20に表示させることができ、当該業務画面の操作に関する有益な情報をユーザに提供することができる。
また、本実施の形態によれば、業務画面群のうち、ユーザの操作が滞った業務画面や、所定の操作手順から逸脱した業務画面を判定ことができる。したがって、斯かる判定結果に基づいて、業務システムの改善を図ることができる。
なお、本実施の形態において、解析装置10又はユーザ端末20は、コンピュータ又は情報処理装置の一例である。QA抽出部12は、判定部、記憶処理部及び抽出部の一例である。検索部13は、取得部の一例である。QA記憶部112は、記憶部の一例である。操作ログ解析部15は、第1の検出部及び第2の検出部の一例である。録音制御部21は、検出部及び音声取得部の一例である。質問者は、第1の通話相手の一例である。開発者等は、第2の通話相手の一例である。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
所定の画面群のうちのいずれかの画面が表示されている期間においてマイクから入力された音声に、質問の表現が含まれているかを判定する処理と、
前記音声に前記表現が含まれている場合に、前記音声の内容を示す情報を前記画面の識別情報に関連付けて記憶部に記憶する処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記2)
表示される画面の識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記情報を出力対象として取得する処理、
を前記コンピュータに実行させる付記1記載の情報処理プログラム。
(付記3)
前記判定する処理は、前記音声を含む音声データから認識された第1の文字列に、前記質問の表現を示す第2文字列群のうちいずれかの第2の文字列が含まれているかを判定し、
前記記憶する処理は、前記第1の文字列に前記第2の文字列が含まれている場合に、前記第1の文字列を前記画面の識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記取得する処理は、表示される画面の識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている文字列を出力対象として取得する、
ことを特徴とする付記2記載の情報処理プログラム。
(付記4)
前記所定の画面群に関する操作の履歴情報に基づいて、表示されている時間が所定時間を超える画面を検出する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1乃至3いずれか一項記載の情報処理プログラム。
(付記5)
前記所定の画面群に関する操作の履歴情報に基づいて、ユーザによる操作が所定の操作手順から逸脱したことを検出する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1乃至4いずれか一項記載の情報処理プログラム。
(付記6)
マイクを用いた第1の通話相手との間の通話開始後、前記マイクから入力された音声が前記第1の通話相手に送信されない、通話の保留状態への移行を検出し、
前記保留状態において前記マイクから入力された音声の取得を行い、
取得した前記音声を解析して、質問と該質問に対する回答との抽出を行う、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記7)
前記音声の取得は、前記第1の通話相手との間が保留状態であって、かつ、第2の通話相手との間が通話中である場合に実行する、
ことを特徴とする付記6記載の情報処理プログラム。
(付記8)
前記取得又は前記抽出は、前記第1の通話相手との通話中における操作が中断された期間が所定期間を超えた場合、又は前記第1の通話相手との通話中における操作が、所定の操作手順から逸脱したことが検出された場合に実行する、ことを特徴とする付記6又は7記載の情報処理プログラム。
(付記9)
前記マイクが装着されたオペレータの操作端末の表示装置に前記保留状態において表示された表示画面を、前記質問と前記回答とに対応づけて記憶部に記憶し、
前記オペレータ又は他のオペレータに対し前記表示画面を出力する際に、前記質問と前記回答とを表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記6乃至8のいずれか一項記載の情報処理プログラム。
(付記10)
所定の画面群のうちのいずれかの画面が表示されている期間においてマイクから入力された音声に、質問の表現が含まれているかを判定する処理と、
前記音声に前記表現が含まれている場合に、前記音声の内容を示す情報を前記画面の識別情報に関連付けて記憶部に記憶する処理と、
をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
(付記11)
表示される画面の識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記情報を出力対象として取得する処理、
を前記コンピュータが実行する付記10記載の情報処理方法。
(付記12)
前記判定する処理は、前記音声を含む音声データから認識された第1の文字列に、前記質問の表現を示す第2文字列群のうちいずれかの第2の文字列が含まれているかを判定し、
前記記憶する処理は、前記第1の文字列に前記第2の文字列が含まれている場合に、前記第1の文字列を前記画面の識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記取得する処理は、表示される画面の識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている文字列を出力対象として取得する、
ことを特徴とする付記11記載の情報処理方法。
(付記13)
前記所定の画面群に関する操作の履歴情報に基づいて、表示されている時間が所定時間を超える画面を検出する、
処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記10乃至12いずれか一項記載の情報処理方法。
(付記14)
前記所定の画面群に関する操作の履歴情報に基づいて、ユーザによる操作が所定の操作手順から逸脱したことを検出する、
処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記10乃至13いずれか一項記載の情報処理方法。
(付記15)
マイクを用いた第1の通話相手との間の通話開始後、前記マイクから入力された音声が前記第1の通話相手に送信されない、通話の保留状態への移行を検出し、
前記保留状態において前記マイクから入力された音声の取得を行い、
取得した前記音声を解析して、質問と該質問に対する回答との抽出を行う、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
(付記16)
前記音声の取得は、前記第1の通話相手との間が保留状態であって、かつ、第2の通話相手との間が通話中である場合に実行する、
ことを特徴とする付記15記載の情報処理方法。
(付記17)
前記取得又は前記抽出は、前記第1の通話相手との通話中における操作が中断された期間が所定期間を超えた場合、又は前記第1の通話相手との通話中における操作が、所定の操作手順から逸脱したことが検出された場合に実行する、ことを特徴とする付記15又は16記載の情報処理方法。
(付記18)
前記マイクが装着されたオペレータの操作端末の表示装置に前記保留状態において表示された表示画面を、前記質問と前記回答とに対応づけて記憶部に記憶し、
前記オペレータ又は他のオペレータに対し前記表示画面を出力する際に、前記質問と前記回答とを表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする請求項15乃至17のいずれか一項記載の情報処理方法。
(付記19)
所定の画面群のうちのいずれかの画面が表示されている期間においてマイクから入力された音声に、質問の表現が含まれているかを判定部と、
前記音声に前記表現が含まれている場合に、前記音声の内容を示す情報を前記画面の識別情報に関連付けて記憶部に記憶する記憶処理部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記20)
表示される画面の識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記情報を出力対象として取得する取得部、
を有する付記19記載の情報処理装置。
(付記21)
前記判定部は、前記音声を含む音声データから認識された第1の文字列に、前記質問の表現を示す第2文字列群のうちいずれかの第2の文字列が含まれているかを判定し、
前記記憶処理部は、前記第1の文字列に前記第2の文字列が含まれている場合に、前記第1の文字列を前記画面の識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記取得部は、表示される画面の識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている文字列を出力対象として取得する、
ことを特徴とする付記20記載の情報処理装置。
(付記22)
前記所定の画面群に関する操作の履歴情報に基づいて、表示されている時間が所定時間を超える画面を検出する第1の検出部、
を有することを特徴とする付記19乃至21いずれか一項記載の情報処理装置。
(付記23)
前記所定の画面群に関する操作の履歴情報に基づいて、ユーザによる操作が所定の操作手順から逸脱したことを検出する第2の検出部、
を有することを特徴とする付記19乃至22いずれか一項記載の情報処理装置。
(付記24)
マイクを用いた第1の通話相手との間の通話開始後、前記マイクから入力された音声が前記第1の通話相手に送信されない、通話の保留状態への移行を検出する検出部と、
前記保留状態において前記マイクから入力された音声の取得を行う音声取得部と、
取得した前記音声を解析して、質問と該質問に対する回答との抽出を行う抽出部と、
有することを特徴とする情報処理装置。
(付記25)
前記音声取得部は、前記第1の通話相手との間が保留状態であって、かつ、第2の通話相手との間が通話中である場合に前記音声の取得を実行する、
ことを特徴とする付記24記載の情報処理装置。
(付記26)
前記取得又は前記抽出は、前記第1の通話相手との通話中における操作が中断された期間が所定期間を超えた場合、又は前記第1の通話相手との通話中における操作が、所定の操作手順から逸脱したことが検出された場合に実行する、ことを特徴とする付記24又は25記載の情報処理装置。
(付記27)
前記マイクが装着されたオペレータの操作端末の表示装置に前記保留状態において表示された表示画面を、前記質問と前記回答とに対応づけて記憶部に記憶する記憶処理部と、
前記オペレータ又は他のオペレータに対し前記表示画面を出力する際に、前記質問と前記回答とを表示する表示制御部と、
を有することを特徴とする請求項24乃至26のいずれか一項記載の情報処理装置。
1 情報処理システム
10 解析装置
11 会話データ受信部
12 QA抽出部
13 検索部
14 操作ログ受信部
15 操作ログ解析部
20 ユーザ端末
21 録音制御部
22 音声認識部
23 会話データ送信部
24 システムUI部
25 操作ログ送信部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
111 キーワード記憶部
112 QA記憶部
113 操作時間記憶部
114 遷移情報記憶部
115 判定結果記憶部
211 音声データ記憶部
212 操作ログ記憶部
B バス

Claims (13)

  1. 所定の画面群のうちのいずれかの画面が表示されている期間においてマイクから入力された音声に、質問の表現が含まれているかを判定する処理と、
    前記音声に前記表現が含まれている場合に、前記音声の内容を示す情報を前記画面の識別情報に関連付けて記憶部に記憶する処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 表示される画面の識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記情報を出力対象として取得する処理、
    を前記コンピュータに実行させる請求項1記載の情報処理プログラム。
  3. 前記判定する処理は、前記音声を含む音声データから認識された第1の文字列に、前記質問の表現を示す第2文字列群のうちいずれかの第2の文字列が含まれているかを判定し、
    前記記憶する処理は、前記第1の文字列に前記第2の文字列が含まれている場合に、前記第1の文字列を前記画面の識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶し、
    前記取得する処理は、表示される画面の識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている文字列を出力対象として取得する、
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理プログラム。
  4. 前記所定の画面群に関する操作の履歴情報に基づいて、表示されている時間が所定時間を超える画面を検出する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の情報処理プログラム。
  5. 前記所定の画面群に関する操作の履歴情報に基づいて、ユーザによる操作が所定の操作手順から逸脱したことを検出する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の情報処理プログラム。
  6. マイクを用いた第1の通話相手との間の通話開始後、前記マイクから入力された音声が前記第1の通話相手に送信されない、通話の保留状態への移行を検出し、
    前記保留状態において前記マイクから入力された音声の取得を行い、
    取得した前記音声を解析して、質問と該質問に対する回答との抽出を行う、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  7. 前記音声の取得は、前記第1の通話相手との間が保留状態であって、かつ、第2の通話相手との間が通話中である場合に実行する、
    ことを特徴とする請求項6記載の情報処理プログラム。
  8. 前記取得又は前記抽出は、前記第1の通話相手との通話中における操作が中断された期間が所定期間を超えた場合、又は前記第1の通話相手との通話中における操作が、所定の操作手順から逸脱したことが検出された場合に実行する、ことを特徴とする請求項6又は7記載の情報処理プログラム。
  9. 前記マイクが装着されたオペレータの操作端末の表示装置に前記保留状態において表示された表示画面を、前記質問と前記回答とに対応づけて記憶部に記憶し、
    前記オペレータ又は他のオペレータに対し前記表示画面を出力する際に、前記質問と前記回答とを表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項記載の情報処理プログラム。
  10. 所定の画面群のうちのいずれかの画面が表示されている期間においてマイクから入力された音声に、質問の表現が含まれているかを判定する処理と、
    前記音声に前記表現が含まれている場合に、前記音声の内容を示す情報を前記画面の識別情報に関連付けて記憶部に記憶する処理と、
    をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  11. マイクを用いた第1の通話相手との間の通話開始後、前記マイクから入力された音声が前記第1の通話相手に送信されない、通話の保留状態への移行を検出し、
    前記保留状態において前記マイクから入力された音声の取得を行い、
    取得した前記音声を解析して、質問と該質問に対する回答との抽出を行う、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  12. 所定の画面群のうちのいずれかの画面が表示されている期間においてマイクから入力された音声に、質問の表現が含まれているかを判定部と、
    前記音声に前記表現が含まれている場合に、前記音声の内容を示す情報を前記画面の識別情報に関連付けて記憶部に記憶処理部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  13. マイクを用いた第1の通話相手との間の通話開始後、前記マイクから入力された音声が前記第1の通話相手に送信されない、通話の保留状態への移行を検出する検出部と、
    前記保留状態において前記マイクから入力された音声の取得を行う音声取得部と、
    取得した前記音声を解析して、質問と該質問に対する回答との抽出を行う抽出部と、
    有することを特徴とする情報処理装置。
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