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JP2019155774A - 長板状部材の製造方法、及び金型 - Google Patents

長板状部材の製造方法、及び金型 Download PDF

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JP2019155774A JP2018047187A JP2018047187A JP2019155774A JP 2019155774 A JP2019155774 A JP 2019155774A JP 2018047187 A JP2018047187 A JP 2018047187A JP 2018047187 A JP2018047187 A JP 2018047187A JP 2019155774 A JP2019155774 A JP 2019155774A
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雅憲 森本
Masanori Morimoto
雅憲 森本
功一 増川
Koichi Masukawa
功一 増川
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Abstract

【課題】ショートショット及びひけマークの発生が抑制され、外観に優れる長板状部材を製造することができる長板状部材の製造方法を提供する。【解決手段】長板状部材の製造方法は、第1工程、第2工程、第3工程及び第4工程を含む。第1工程では、閉状態である複数のバルブゲート42のうち中央バルブゲート423を開状態にする。第2工程では、閉状態のバルブゲート422,424の各々の位置に樹脂材料2が到達した際に、バルブゲート422,424を開状態にする。第3工程では、閉状態のバルブゲート422,424の各々の位置の両方に樹脂材料2が到達した際に、中央バルブゲート423を閉状態にする。第4工程では、閉状態のバルブゲート421,425の位置に樹脂材料2が到達した際に、バルブゲート421,425を開状態にすると同時にバルブゲート422,424を閉状態にする。【選択図】図4

Description

本発明は、一般に、長板状部材の製造方法、及び金型に関し、より詳細には、浴槽のエプロン、又は浴室のカウンターなどに好適に用いられる水廻り設備の長板状部材の製造方法、及び金型に関する。
特許文献1には、ユニットバスの浴槽外壁の前面を覆うバスエプロンなど、板状の樹脂製品を射出成形する際に、金型内部のランナーとキャビティとを結ぶゲートにフィルムゲートを用いることが記載されている。
実用新案登録第3126345号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来の方法では、特にフィルムゲートの位置からキャビティ内の末端までの距離が長いと、キャビティ内の末端まで溶融樹脂を供給できないおそれがある。そのため、得られる樹脂製品にショートショットが発生するおそれがあり、品質が安定しないおそれがある。
さらに、キャビティ内の末端まで溶融樹脂を供給できても、溶融樹脂の固化層が溶融樹脂の充填の妨げとなって圧力損失が生じ、キャビティ内の末端の溶融樹脂の充填容積(充填密度)が低くなるおそれがある。これにより、得られる樹脂製品のキャビティ内の末端に対応する部位にヒケや転写ムラ等のひけマークが発生するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、ショートショット及びひけマークの発生が抑制され、外観に優れる長板状部材を製造することができる長板状部材の製造方法、及び金型を提供することである。
本発明の一態様に係る長板状部材の製造方法は、金型のキャビティ内に樹脂材料を射出して、主面部を備える長板状部材を射出成形する方法であって、下記の第1工程、第2工程、第3工程、及び第4工程を含む。前記金型は、転写面部と、3個以上の複数のバルブゲートとを備える。前記転写面部は、前記主面部を転写する。前記複数のバルブゲートは、前記転写面部の長手方向において離間して配置されている。前記複数のバルブゲートの各々は、開状態と、閉状態とを切り替え可能である。前記開状態は、前記樹脂材料を前記キャビティ内に射出する。前記閉状態は、前記樹脂材料を前記キャビティ内に射出しない。前記第1工程では、前記閉状態である前記複数のバルブゲートのうち、前記転写面部の前記長手方向の中央部に最も近い中央バルブゲートを前記開状態にする。第2工程では、前記中央バルブゲートに隣り合う2つの前記閉状態のバルブゲートの各々の位置に前記樹脂材料が到達した際に、前記樹脂材料が到達した位置にある前記閉状態のバルブゲートを前記開状態にする。第3工程では、前記中央バルブゲートに隣り合う2つの前記閉状態のバルブゲートの各々の位置の両方に前記樹脂材料が到達した際に、前記開状態の前記中央バルブゲートを前記閉状態にする。第4工程では、前記閉状態の前記複数のバルブゲートのうちの前記閉状態のバルブゲートの位置に前記樹脂材料が到達した際に、前記樹脂材料が到達した位置にある前記閉状態のバルブゲートを前記開状態にする。これと同時に、前記樹脂材料が到達した位置に隣接する前記開状態のバルブゲートを前記閉状態にする。
本発明の一態様に係る金型は、前記長板状部材の製造方法に用いられる。
本発明の長板状部材の製造方法及び金型によれば、ショートショット及びひけマークの発生が抑制され、外観に優れる長板状部材を製造することができる。
図1Aは、エプロンの正面図である。図1Bは、図1Aの白抜き矢印側から見たエプロンの側面図である。図1Cは、図1AのA−A´切断線による断面図である。 図2は、浴槽の構造を示す概略斜視図である。 図3は、上型の成形面の正面図である。 図4A乃至図4Fは、図3のB−B´切断線によるキャビティ内の樹脂材料の射出成形を説明するための概略説明図である。
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。以下の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。なお、以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各構成要素の寸法比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。図1A、図1B、及び図1Cには、互いに直交するX方向(長手方向)、Y方向(短手方向)、Z方向(厚み方向)を示した。
(1)長板状部材の製造方法
本実施形態に係る長板状部材の製造方法は、縦型射出成形機を用いて、金型1のキャビティ1A内に樹脂材料2を射出して、浴槽のエプロン3(以下、エプロン3)を射出成形するエプロン3の製造方法である。金型1は、固定側の第1型4と、可動側の第2型5と、からなる2プレート金型である。
(1.1)エプロン
エプロン3は、図1A、図1B、及び図1Cに示すように、第1主面部3Aと、第2主面部3Bと、第1突端部3Cと、第2突端部3Jと、を有する長板状物である。第1主面部3A及び第2主面部3Bは、図1Bに示すように、曲面部3D及び平坦部3Eを有する。曲面部3Dは、図1Bに示すように、平坦部3Eに対してZ方向の矢印方向に弓形に湾曲している。第1主面部3Aは、図1A及び図1Bに示すように、5つのゲート跡3Fを有する。5つのゲート跡3Fは、図1Aに示すように、X方向に沿って離間して第1主面部3AのY方向の略中央部に形成されている。第2主面部3Bは、第1主面部3Aとは反対側の面である。第2主面部3Bは、ゲート跡3Fを有さない。第1突端部3Cは、エプロン3のY方向の一側にX方向に沿って連続して形成され、Z方向の矢印方向に張り出しており、端面部3Gと、折返し面部3Hとを有する断面U字状を有する。端面部3Gは、第1主面部3Aに対して略垂直である。折返し面部3Hは、第1主面部3Aに対して略平行である。第2突端部3Jは、エプロン3のY方向の他側にX方向に沿って連続して形成されており、Z方向の矢印方向に張り出している。エプロン3のX方向の長さL1は、浴槽の側面開口の一部又は全部を覆う長さである。エプロン3のY方向の長さL2は、浴槽の側面開口を覆う長さである。エプロン3のZ方向の長さL3は、10mm以上50mm以下程度が好ましい。エプロン3の曲面部3Dの反り量L4は、50mm以下程度が好ましい。第2主面部3Bには、表面装飾などが施されていてもよい。なお、図1A中、5つのゲート跡3Fの各々の符号をX方向の矢方向に沿って順に3F,3F,3F,3F,3Fとしている。以下、5つのゲート跡3Fの各々を、図1A中のX方向の矢方向に沿って順に、第1ゲート跡3F、第2ゲート跡3F、中央ゲート跡3F、第3ゲート跡3F、第4ゲート跡3Fと称する場合がある。
エプロン3は、例えば、浴槽6の部材に使用される。浴槽6は、図2に示すように、バスタブ7と、エプロン3とからなる。バスタブ7は、入浴槽部7Aと、フランジ7Bと、垂下片7Cと、を有する。入浴槽部7A、フランジ7B、及び垂下片7Cは一体に成形されている。フランジ7Bは、入浴槽部7Aの上端外周に形成されている。垂下片7Cは、フランジ7Bの前端に形成されている。エプロン3は、第2主面部3Bが正面側となるように、バスタブ7のフランジ7Bの正面側前端下方に立設して、バスタブ7に取り付けられている。エプロン3の第1突端部3Cと、垂下片7Cとは接触している。そのため、エプロン3がバスタブ7に取り付けられて使用されている間は、5つのゲート跡3Fが視認されることはない。
(1.2)樹脂材料
樹脂材料2としては、射出成形が可能な樹脂であれば特に制限されず、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などが挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えば、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS樹脂)、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)、アクリル樹脂、アクリロニトリルスチレンアクリル樹脂(ASA樹脂)などが挙げられる。なかでも、成形性、耐久性、意匠性などの観点から、樹脂材料2としてABS樹脂又はアクリル樹脂を用いることが好ましい。
(1.3)縦型射出成形機
縦型射出成形機は、第1型4及び第2型5の開閉及び型締を行い、樹脂材料2を溶融して高圧でキャビティ1A内に充填し、金型1内の樹脂材料2を冷却固化させる。このような縦型射出成形機は、射出装置と、型締装置と、制御部とを備える。第1型4及び第2型5は、型締装置に取り付けられている。射出装置は、射出圧力の二段制御装置を備え、樹脂材料2を均一な状態に混練し、溶融及び混練した樹脂材料2を金型1のスプルーに流し込み、キャビティ1A内を樹脂材料2で充填させる動作をする。型締装置は、第1型4及び第2型5を型締めして高圧で締め付け、樹脂材料2の充填圧力で第1型4及び第2型5を開かないようにする動作をする。次いで、型締装置は、キャビティ1A内に充填された樹脂材料2を冷却して固化し、第2型5を可動して型開きをし、エプロン3を離型する動作をする。制御部は、動力制御部と、電気制御部とからなる。動力制御部と、電気制御部とは、電気的に接続されている。動力制御部は、油圧ポンプ又は電動モータなどを駆動源として、射出装置、型締装置、及びバルブゲート42の開閉などを動作させる。電気制御部は、射出装置、型締装置、及びバルブゲート42の開閉などの動作をプログラムに従って制御する。
(1.4)金型
金型1は、図4A乃至図4Fに示すように、第1型4と、第2型5とからなる。第1型4及び第2型5は、第1型4及び第2型5を型閉めした際に、エプロン3を成形するキャビティ1Aが形成されるように構成されている。なお、図3、図4A乃至図4F中、キャビティ1Aの形状を簡略化し、スプルー、ホットマニホールド、温度調整回路、マニホールドを加熱する加熱手段、充填検出手段、突き出し機構、及びガイドピンなどは省略している。
(1.4.1)第1型
第1型4は、図3に示すように、第1成形面41と、5つのバルブゲート42と、4つのセンサ43と、冷却流路44と、1つのスプルーと、1つのホットマニホールドと、突き出し機構と、を備える。5つのバルブゲート42、ホットマニホールド、及びスプルーは、連通している。第1成形面41は、エプロン3の第1主面部3A及び全側面を成形する面であり、第1転写面部41Aと、第2転写面部41Bと、第3転写面部41Cとを含む。第1転写面部41Aは、エプロン3の端面部3Gを転写する。第2転写面部41Bは、エプロン3の折返し面部3Hを転写する。第3転写面部41Cは、エプロン3の第1主面部3Aを転写する。スプルーは、射出装置から溶融及び混練した樹脂材料2を金型1内に移送するための最初の経路である。ホットマニホールドは、スプルーから移送された樹脂材料2を加熱しながら、5つのバルブゲート42の各々に案内する。なお、図3及び図4A乃至図4F中では、5つのバルブゲート42の各々の符号をX方向の矢方向に沿って順に42,42,42,42,42とし、4つのセンサ43の符号をX方向の矢方向に沿って順に43,43,43,43としている。以下、5つのバルブゲート42の各々を、図3中のX方向の矢方向に沿って順に、第1バルブゲート42、第2バルブゲート42、中央バルブゲート42、第3バルブゲート42、第4バルブゲート42と称する場合がある。また、4つのセンサ43の各々を、図3中のX方向の矢方向に沿って順に、第1センサ43、第2センサ43、第3センサ43、第4センサ43と称する場合がある。
(i)バルブゲート
バルブゲート42は、開状態又は閉状態をバルブピン42Aで強制的に制御可能なものである。バルブゲート42には、開状態及び閉状態の2つの状態があり、開状態と、閉状態とを切り替え可能である。開状態のバルブゲート42は、バルブピン42Aで口が塞がれておらず、樹脂材料2をキャビティ1A内に射出することができる。閉状態のバルブゲート42は、バルブピン42Aで口が塞がれており、樹脂材料2をキャビティ1A内に射出しない。バルブゲート42の開状態又は閉状態の切り替えは、センサ43が樹脂材料2の存在を検知したことに基づいて電気制御部により制御される。
第1バルブゲート42のバルブピン42Aの先端は、樹脂材料2に転写されて、エプロン3の第1主面部3Aに第1ゲート跡3Fを形成する。すなわち、第1ゲート跡3Fは、第1バルブゲート42によって形成される。同様に、第2ゲート跡3Fは第2バルブゲート42によって、中央ゲート跡3Fは中央バルブゲート42によって、第3ゲート跡3Fは第3バルブゲート42によって、第4ゲート跡3Fは第4バルブゲート42によって、それぞれ形成される。
本実施形態では、5つのバルブゲート42は、図3に示すように、第3転写面部41CにX方向において、離間して配置されている。これにより、後述する充填工程において、キャビティ1A内の末端まで樹脂材料2を供給しやすくなり、得られるエプロン3にショートショットが発生することをより抑制することができる。さらに、キャビティ内の末端に流動する樹脂材料2の充填容積(充填密度)を、特許文献1に記載の方法よりも高めることができる。これにより、得られるエプロン3の表面にひけマークが発生することを抑制することができる。
さらに、5つのバルブゲート42は、図3に示すように、第3転写面部41CのY方向の略中央部に配置されている。これにより、後述する充填工程において、キャビティ1A内の末端まで樹脂材料2をより供給しやすくなる。
5つのバルブゲート42の各々の位置のX方向の間隔は、それぞれ異なっている。特に、バルブゲート42,42、42について、図1A及び図1Bに示すゲート跡3F,3F,3Fの位置から明らかなように、間隔I1は、間隔I2よりも短い。間隔I1は、平坦部3Eに位置する第1バルブゲート42と、平坦部3Eに位置する第2バルブゲート42との間隔である。間隔I2は、平坦部3Eに位置する第2バルブゲート42と、曲面部3Dに位置する中央バルブゲート42との間隔である。これにより、樹脂材料2の曲面部3Dでの流動速度は平坦部3Eよりも速く、エプロン3を射出成形する際、バルブゲート42が等間隔に配置された場合よりも、キャビティ1A内の末端まで樹脂材料2をより供給しやすくなる。
バルブゲート42は、樹脂材料2の温度を保持する加熱手段を備えていてもよい。加熱手段としては、例えば、内部加熱方式(トーピード型)、外部加熱方式(ホットノズル型)などが挙げられる。
(ii)センサ
センサ43は、樹脂材料2の存在を検知するものであり、例えば、温度センサ、圧力センサなどが挙げられる。4つのセンサ43の各々は、電気制御部と電気的に接続されている。
第1センサ43は、図3、図4A乃至図4Fに示すように、第1バルブゲート42の位置よりも中央バルブゲート42側に配置され、第1バルブゲート42の位置に樹脂材料2が到達したことを検知する。すなわち、第1センサ43は第1バルブゲート42に対応している。同様に、第2センサ43は第2バルブゲート42に、第3センサ43は第3バルブゲート42に、第4センサ43は第4バルブゲート42に、それぞれ対応している。
(iii)冷却流路
冷却流路44は、図3、図4A乃至図4Fに示すように、第1型4の内部に形成され、5つのバルブゲート42の各々の位置の近傍の第3転写面部41Cを冷却する冷却媒体を流通させる。第1型4は冷却流路44を備えるので、5つのバルブゲート42の各々の位置の近傍の第3転写面部41Cの温度を下げることができ、得られるエプロン3のゲート跡3Fの近傍にひけマークが発生することを抑制することができる。冷却流路44を備えない場合、後述する冷却工程において、5つのバルブゲート42の各々の位置の近傍の樹脂材料2は、他の部分よりも遅れて冷却固化しやすいため、周辺の樹脂材料2の熱収縮が速い方向に引かれて、ひけマークが発生しやすい。一方、本実施形態では、5つのバルブゲート42の各々の位置の近傍の樹脂材料2は、その冷却固化の進行が促進され、周辺の樹脂材料2の熱収縮が速い方向に引かれる状況になりにくいために、ひけマークの発生を抑制できると推測される。冷却媒体としては、エプロンの材質などに応じて適宜選択すればよく、例えば、水、油、空気などが挙げられる。
冷却流路44は、図3、図4A乃至図4Fに示すように、5つの環状流路部44Aと、バイパス流路部44Bとを有する。5つの環状流路部44Aと、バイパス流路部44Bとは、連通している。なお、図3及び図4A乃至図4F中では、5つの環状流路部44Aの各々の符号をX方向の矢方向に沿って順に44A,44A,44A,44A,44Aとしている。以下、5つの環状流路部44Aを、図3中のX方向の矢方向に沿って順に、第1環状流路部44A、第2環状流路部44A、中央環状流路部44A、第4環状流路部44A、第5環状流路部44Aと称する場合がある。
第1環状流路部44Aは、第1バルブゲート42の位置を囲むように形成されている。同様に、第2環状流路部44Aは第2バルブゲート42の位置を、中央環状流路部44Aは中央バルブゲート42の位置を、第3環状流路部44Aは第3バルブゲート42の位置を、第4環状流路部44Aは第4バルブゲート42の位置を囲むようにそれぞれ形成されている。このように、冷却流路44は5つの環状流路部44Aを含むので、得られるエプロン3のゲート跡3Fの近傍にひけマークが発生することをより抑制することができ、エプロン3の外観をより向上させることができる。バイパス流路部44Bは、その一端が環状流路部44Aに連通し、その他端が循環ポンプ及び熱交換器と接続される。循環ポンプは、冷却媒体を循環させる。熱交換器は、冷却媒体を冷却する。
冷却流路44は、冷却工程において、キャビティ1Aの成形面全体を冷却する温度調整回路とは独立していることが好ましい。冷却流路44と温度調整回路とを独立させることで、5つのバルブゲート42の各々の位置の近傍の第3転写面部41Cの温度をより冷却しやすくなる。
(iv)突き出し機構
突き出し機構は、エプロン3の第1主面部3Aを第1成形面41から分離する。突き出し機構としては、例えば、ストリッパープレートでエプロン3を押す方式、エジェクタピンでエプロン3を押す方式、エジェクタピンでエプロン3を僅かに押し、エプロン3と第1成形面41との隙間に圧縮空気を送ってエプロン3をさらに押す方式などが挙げられる。
(1.4.2)第2型
第2型5は、エプロン3の第2主面部3Bを成形する第2成形面51と、充填検出手段と、を備える。第2型5は、第1型4の第1成形面41とキャビティ1Aを構成する。充填検出手段は、電気制御部と電気的に接続されており、キャビティ1A内に樹脂材料2が充填したことを検知する。充填検出手段は、例えば、キャビティ1Aの末端部分にセンサが配置されることで構成されてもよい。このセンサとしては、例えば、圧力センサなどが挙げられる。
(1.5)製造工程
エプロン3の製造方法は、型締工程、充填工程、冷却工程、型開き工程、及び離型工程を含み、各工程はこの順で行われる。
型締工程では、第1型及4及び第2型5が取り付けられた型締装置が、第2型5をZ方向に沿って可動させ、第1型4と、第2型5とを、所定圧の型締力で押さえ付ける。充填工程では、射出装置は、樹脂材料2の流量制御をしながら、樹脂材料2を第1型4のスプルーに流し込み、次いで、5つのバルブゲート42の開状態及び閉状態を制御しながら、冷却されたキャビティ1A内に樹脂材料2を充填させる。冷却工程では、第1型4の第1成形面41及び第2型5の第2成形面51の温度を一定温度以下となるように冷却し、樹脂材料2を冷却固化する。冷却工程は、型開き工程では、第2型5をZ方向に沿って可動させ、金型1の型開きをする。離型工程では、エプロン3を突き出し機構により押し、エプロン3を第1型4から分離する。
以下、充填工程をより詳細に説明する。充填工程では、前工程、工程(A)、工程(B)、工程(C)、工程(D)、工程(E)、及び工程(F)を含み、各工程はこの順で行われる。
(1.5.1)前工程
前工程では、冷却流路44内に冷却媒体を循環させる。この際、5つのバルブゲート42の各々の位置の近傍の第3転写面部41Cの温度は、第3転写面部41Cの他の部位の温度よりもさらに低くなるように調整されることが好ましい。これにより、得られるエプロン3のゲート跡3Fの近傍にひけマークが発生することをより抑制することができる。これは、供給される樹脂材料2によってバルブゲート42の近傍の第1型4は加熱されてしまうが、この加熱をより抑えることができるためと推測される。
また、第1型4の第1成形面41の温度は、第2型5の第2成形面51の温度よりも高くなるように調整されていてもよい。
(1.5.2)工程(A)
工程(A)では、閉状態である5つのバルブゲート42のうち、中央バルブゲート42のみを開状態にする。これにより、図4Aに示すように、中央バルブゲート42のみから、樹脂材料2がキャビティ1A内に流れ込む。この際、図4Aに示すように、キャビティ1A内の樹脂材料2の第1型4及び第2型5と接する面は、急激に冷却され固化される。特に樹脂材料2をキャビティ1A内に射出した直後においては、キャビティ1A内の樹脂材料2には、流動性を有する溶融層2Aと、流動性を失った固化層2Bとの2つの状態がある。固化層2Bは、樹脂材料2をキャビティ1A内に射出した時点から時間経過とともに徐々に厚くなり、溶融層2Aは徐々に狭くなる。冷却工程では、樹脂材料2は冷却固化し、溶融層2Aはなくなる。
(1.5.3)工程(B)
工程(B)では、閉状態の第3バルブゲート42の位置に樹脂材料2が到達したことを第3センサ43が検知した際に、閉状態の第3バルブゲート42を開状態にする。これにより、図4Bに示すように、中央バルブゲート42及び第3バルブゲート42のみから、樹脂材料2がキャビティ1A内に流れ込む。
閉状態の第3バルブゲート42を開状態にするタイミングは、樹脂材料2が第3バルブゲート42を通過した直後から数秒後までの間であることが好ましい。これにより、得られるエプロン3の表面にウェルドマークが発生することをより抑制できると同時に、得られるエプロン3の表面のゲート跡3Fの近傍付近にひけマークが発生することをより抑制することができる。これは、第3バルブゲート42から射出される樹脂材料2が、中央バルブゲート42から射出される樹脂材料2の流れ方向に沿って流れやすくなるためと推測される。閉状態のバルブゲート42、42、42を開状態にするタイミングも同様である。
(1.5.4)工程(C)
工程(C)では、閉状態の第2バルブゲート42の位置に樹脂材料2が到達したことを第2センサ43が検知した際に、閉状態の第2バルブゲート42を開状態すると同時に、開状態の中央バルブゲート42を閉状態にする。これにより、図4Cに示すように、第3バルブゲート42及び第2バルブゲート42のみから、樹脂材料2がキャビティ1A内に流れ込む。
このように、本実施形態では、中央バルブゲート42に隣り合う2つの閉状態のバルブゲート42,42の各々の位置の両方に樹脂材料2が到達した際に、開状態の中央バルブゲート42を閉状態にする。これにより、キャビティ1A内に充填される樹脂材料2の充填密度をキャビティ1A全体において均一にしやすくなり、得られるエプロン3の表面にひけマークが発生することを抑制することができる。
(1.5.5)工程(D)
工程(D)では、閉状態の第4バルブゲート42の位置に樹脂材料2が到達したことを第4センサ43が検知した際に、閉状態の第4バルブゲート42を開状態すると同時に、開状態の第3バルブゲート42を閉状態にする。これにより、図4Dに示すように、第2バルブゲート42及び第4バルブゲート42のみから、樹脂材料2がキャビティ1A内に流れ込む。このように、開状態の第3バルブゲート42を閉状態にすることで、キャビティ1A内に充填される樹脂材料2の充填密度をキャビティ1A全体においてより均一にしやすくなる。
(1.5.6)工程(E)
工程(E)では、閉状態の第1バルブゲート42の位置に樹脂材料2が到達したことを第1センサ43が検知した際に、閉状態の第1バルブゲート42を開状態すると同時に、開状態の第2バルブゲート42を閉状態にする。これにより、図4Eに示すように、第1バルブゲート42及び第4バルブゲート42のみから、樹脂材料2がキャビティ1A内に流れ込む。
(1.5.7)工程(F)
工程(F)では、キャビティ1A内の樹脂圧力が急激に上昇し始めたことを充填検出手段が検知した際に、開状態の第1バルブゲート42及び開状態の第4バルブゲート42を、それぞれ閉状態にする。これにより、図4Fに示すように、樹脂材料2がキャビティ1A内に流れ込まない。
(2)変形例
本実施形態では、長板状部材としてエプロン3を用いたが、本実施形態の変形例として、浴室内で使用される長板状部材全般であってもよい。浴室内で使用される長板状部材としては、例えば、浴室のカウンター、浴室壁面を構成する平面部材などが挙げられる。本実施形態では、エプロン3は、その一側に第1突端部3Cを有するが、本実施形態の変形例として、第1突端部3Cを有していなくてもよいし、エプロン3の4つの側のうちの2つ以上の側に、第1突端部3Cを有していてもよい。本実施形態では、エプロン3は、その一側に第2突端部3Jを有するが、本実施形態の変形例として、第2突端部3Jを有していなくてもよい。本実施形態では、エプロン3の第1主面部3A及び第2主面部3Bは、曲面部3D及び平坦部3Eを有するが、本実施形態の変形例として、曲面部3Dを有さない平坦部3Eのみであってもよいし、曲面部3Dのみであってもよい。エプロン3の形状及び寸法などは、浴槽6の形状及び寸法などに応じて、適宜選択してもよい。本実施形態では、エプロン3の曲面部3Dは、平坦部3Eに対してZ方向の矢印方向に弓形に湾曲しているが、本実施形態の変形例として、平坦部3Eに対してZ方向の矢印方向とは反対方向に弓形に湾曲していてもよい。この場合、エプロン3の曲面部3Dの反り量L4は、50mm以下程度が好ましい。
本実施形態では、金型1は、固定側の第1型4と、可動側の第2型5とからなる2プレート金型であるが、本実施形態の変形例として、例えば、3プレート金型であってもよい。
本実施形態では、バルブゲート42の個数は、5つであるが、本実施形態の変形例として、3つ、4つ、又は6つ以上であってもよい。バルブゲート42の個数は、エプロン3の寸法に応じて、適宜選択すればよい。
本実施形態では、5つのバルブゲート42の第3転写面部41CのY方向の位置は、略中央部であるが、エプロン3の形状などに応じて適宜選択すればよく、本実施形態の変形例として、例えば、Y方向の第1突端部3C側に配置されていてもよい。本実施形態では、5つのバルブゲート42の各々の位置のX方向の間隔は、それぞれ異なるが、エプロン3の形状などに応じて適宜選択すればよく、本実施形態の変形例として、例えば、等間隔であってもよい。
本実施形態では、第1型4は、冷却流路44を備えるが、本実施形態の変形例として、冷却流路44を備えていなくてもよい。本実施形態では、冷却流路44は、5つの環状流路部44Aを備えるが、本実施形態の変形例として、環状流路部44Aを備えていなくてもよい。
本実施形態では、第1型4は、4つセンサ43を備えるが、本実施形態の変形例として、センサ43を備えていなくてもよい。この場合、バルブゲート42の開状態又は閉状態の切り替えは、タイマーに応じて電気制御部により制御されてもよい。タイマーは、あらかじめ中央バルブゲート42から射出した樹脂材料2が第3バルブゲート42の位置に到達する時間などを測定しておき、この測定値に基づいて設定されればよい。
本実施形態では、縦型射出成形機を用いたが、本実施形態の変形例として、例えば、横型射出成形機などを用いてもよい。
(3)まとめ
第1態様に係る長板状部材の製造方法は、金型(1)のキャビティ(1A)内に樹脂材料(2)を射出して、主面部(3A)を備える長板状部材(3)を射出成形する。本態様の製造方法は、下記の第1工程、第2工程、第3工程、及び第4工程を含む。金型(1)は、転写面部(41C)と、3個以上の複数のバルブゲート(42)とを備える。転写面部(41C)は、主面部(3A)を転写する。複数のバルブゲート(42)は、転写面部(41C)の長手方向において離間して配置されている。複数のバルブゲート(42)の各々は、開状態と、閉状態とを切り替え可能である。開状態は、樹脂材料(2)をキャビティ(1A)内に射出する。閉状態は、樹脂材料(2)をキャビティ(1A)内に射出しない。第1工程では、閉状態である複数のバルブゲート(42)のうち、転写面部(41C)の長手方向の中央部に最も近い中央バルブゲート(42)を開状態にする。第2工程では、中央バルブゲート(42)に隣り合う2つの閉状態のバルブゲート(42,42)の各々の位置に樹脂材料(2)が到達した際に、樹脂材料(2)が到達した位置にある閉状態のバルブゲート(42,42)を開状態にする。第3工程では、中央バルブゲート(42)に隣り合う2つの閉状態のバルブゲート(42,42)の各々の位置の両方に樹脂材料(2)が到達した際に、開状態の中央バルブゲート(42)を閉状態にする。第4工程では、閉状態の複数のバルブゲート42のうちの閉状態のバルブゲート(42,42)の位置に樹脂材料(2)が到達した際に、樹脂材料(2)が到達した位置にある閉状態のバルブゲート(42,42)を開状態にする。これと同時に、樹脂材料(2)が到達した位置に隣接する開状態のバルブゲート(42,42)を閉状態にする。
上記構成により、ショートショット及びひけマークの発生が抑制され、外観に優れる長板状部材(3)を製造することができる。
第2態様に係る長板状部材の製造方法は、第1態様において、金型(1)は、冷却流路(44)を備え、第1工程を行う前に、冷却流路(44)内に冷却媒体を循環させる前工程を含む。冷却流路(44)は、冷却媒体を流通させる。冷却媒体は、転写面部(41C)の複数のバルブゲート(42)の各々の位置の近傍を冷却する。
上記構成により、得られる長板状部材(3)のゲート跡(3F)の近傍にひけマークが発生することを抑制することができ、長板状部材(3)の外観を向上させることができる。
第3態様に係る長板状部材の製造方法は、第2態様において、冷却流路(44)は、複数の環状流路部(44A)を含む。複数の環状流路部(44A)は、複数のバルブゲート(42)の各々の位置を囲むように形成されている。
上記構成により、得られる長板状部材(3)のゲート跡(3F)の近傍にひけマークが発生することをより抑制することができる。
第4態様に係る長板状部材の製造方法は、第1乃至第3のいずれか1つの態様において、複数のバルブゲート(42)の各々は、転写面部(41C)の短手方向の略中央部に配置されている。
上記構成により、キャビティ(1A)内の末端まで樹脂材料(2)をより供給しやすくなる。
第5態様に係る長板状部材の製造方法は、第1乃至第4のいずれか1つの態様において、長板状部材(3)が、浴槽のエプロン、又は浴室のカウンターである。
上記構成により、ショートショット及びひけマークの発生が抑制され、外観に優れる浴槽のエプロン、又は浴室のカウンターが得られる。
第6態様に係る金型(1)は、第1乃至第5のいずれか1つの態様の長板状部材(3)の製造方法に用いられる。
上記構成により、ショートショット及びひけマークの発生が抑制され、外観に優れる長板状部材(3)を製造することができる。
1 金型
1A キャビティ
2 樹脂材料
3 浴槽のエプロン
3A 主面部
4 第1型
41 第1成形面
41C 転写面部
42 バルブゲート
43 センサ
44 冷却流路
44A 環状流路部
5 第2型

Claims (6)

  1. 金型のキャビティ内に樹脂材料を射出して、主面部を備える長板状部材を射出成形する長板状部材の製造方法であって、
    前記金型は、前記主面部を転写する転写面部と、前記転写面部の長手方向において離間して配置された3個以上の複数のバルブゲートとを備え、
    前記複数のバルブゲートの各々は、前記樹脂材料を前記キャビティ内に射出する開状態と、前記樹脂材料を前記キャビティ内に射出しない閉状態とを切り替え可能であり、
    下記の第1工程、第2工程、第3工程、及び第4工程を含む
    ことを特徴とする長板状部材の製造方法。
    第1工程:前記閉状態である前記複数のバルブゲートのうち、前記転写面部の前記長手方向の中央部に最も近い中央バルブゲートを前記開状態にする。
    第2工程:前記中央バルブゲートに隣り合う2つの前記閉状態のバルブゲートの各々の位置に前記樹脂材料が到達した際に、前記樹脂材料が到達した位置にある前記閉状態のバルブゲートを前記開状態にする。
    第3工程:前記中央バルブゲートに隣り合う2つの前記閉状態のバルブゲートの各々の位置の両方に前記樹脂材料が到達した際に、前記開状態の前記中央バルブゲートを前記閉状態にする。
    第4工程:前記閉状態の前記複数のバルブゲートのうちの前記閉状態のバルブゲートの位置に前記樹脂材料が到達した際に、前記樹脂材料が到達した位置にある前記閉状態のバルブゲートを前記開状態にすると同時に、前記樹脂材料が到達した位置に隣接する前記開状態のバルブゲートを前記閉状態にする。
  2. 前記金型は、前記転写面部の前記複数のバルブゲートの各々の位置の近傍を冷却する冷却媒体を流通させる冷却流路を備え、
    前記第1工程を行う前に、前記冷却流路内に前記冷却媒体を循環させる前工程を含む
    請求項1に記載の長板状部材の製造方法。
  3. 前記冷却流路は、前記複数のバルブゲートの各々の位置を囲むように形成された複数の環状流路部を含む
    請求項2に記載の長板状部材の製造方法。
  4. 前記複数のバルブゲートの各々は、前記転写面部の短手方向の略中央部に配置されている
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の長板状部材の製造方法。
  5. 前記長板状部材が、浴槽のエプロン、又は浴室のカウンターである
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の長板状部材の製造方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の長板状部材の製造方法に用いられる金型。
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