JP2019154200A - 油供給装置 - Google Patents
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Abstract
Description
その上で、上記の特徴構成によれば、導入孔が、内部空間へ向かう開口方向が油流通管の延在方向に対して交差する方向となるように形成される。そのため、導入孔を通過することで油の流速が増加する場合でも、内部空間に流入した油を油流通管の周壁部の内面に衝突させて、油の流速を減少させることができる。この結果、内部空間における排出孔の形成位置での油の流速を適切に低下させて、排出孔からの油の排出量を適切に確保すること(例えば、排出孔の断面積に応じた油の排出量を確保すること)が可能となる。
以上のように、上記の特徴構成によれば、油供給路から供給される油を導入孔から油流通管の内部空間に導入する場合に、油流通管に形成された排出孔からの油供給対象へ向けた油の排出量を適切に確保することが可能な油供給装置を実現することができる。
次に、油供給装置のその他の実施形態について説明する。
以下、上記において説明した油供給装置の概要について説明する。
その上で、上記の構成によれば、導入孔(20)が、内部空間(14)へ向かう開口方向(D)が油流通管(10)の延在方向(E)に対して交差する方向となるように形成される。そのため、導入孔(20)を通過することで油の流速が増加する場合でも、内部空間(14)に流入した油を油流通管(10)の周壁部(13)の内面に衝突させて、油の流速を減少させることができる。この結果、内部空間(14)における排出孔(21)の形成位置での油の流速を適切に低下させて、排出孔(21)からの油の排出量を適切に確保すること(例えば、排出孔(21)の断面積に応じた油の排出量を確保すること)が可能となる。
以上のように、上記の構成によれば、油供給路(40)から供給される油を導入孔(20)から油流通管(10)の内部空間(14)に導入する場合に、油流通管(10)に形成された排出孔(21)からの油供給対象(2)へ向けた油の排出量を適切に確保することが可能な油供給装置(1)を実現することができる。
また、上記の構成によれば、油流通管(10)の端部(11)を凹部(32)に嵌合させることで、油流通管(10)の端部(11)をケース(30)に対して適切に固定することができる。
なお、上記の構成では、油流通管(10)に導入する油が流通する油供給路(40)と、油流通管(10)の内部空間(14)に導入された油の供給先である油供給対象(2)との距離が短くなるため、導入孔(20)と排出孔(21)との距離が短くなりやすい。そのため、仮に導入孔(20)の開口方向(D)が油流通管(10)の延在方向(E)に沿う方向となっていた場合には、内部空間(14)における排出孔(21)の形成位置での油の流速は、導入孔(20)から内部空間(14)に流入した油の流速に近くなりやすい。この点に関し、本開示に係る油供給装置(1)では、上述したように、内部空間(14)に流入した油を油流通管(10)の周壁部(13)の内面に衝突させて、油の流速を減少させることができる。そのため、上記のように導入孔(20)と排出孔(21)との距離が短くなる場合であっても、内部空間(14)における排出孔(21)の形成位置での油の流速を適切に低下させて、排出孔(21)からの油の排出量を適切に確保することができる。
なお、上記の構成では、内部空間(14)における排出孔(21)の形成位置に下流側に向かう油の流れが形成されるため、排出孔(21)からの油の排出量が、当該形成位置での油の流速が高くなるに従って低下しやすい。この点に関し、本開示に係る油供給装置(1)では、上述したように、内部空間(14)における排出孔(21)の形成位置での油の流速を適切に低下させることができる。よって、上記のように内部空間(14)において排出孔(21)よりも下流側に向かう油の流れが形成される場合であっても、排出孔(21)からの油の排出量を適切に確保することができる。
なお、このように導入孔(20)がオリフィスとして機能する場合、油の流速は、導入孔(20)を通過することで増加する。この点に関し、本開示に係る油供給装置(1)では、上述したように、内部空間(14)に流入した油を油流通管(10)の周壁部(13)の内面に衝突させて、油の流速を減少させることができる。そのため、導入孔(20)がオリフィスとして機能する場合であっても、内部空間(14)における排出孔(21)の形成位置での油の流速を適切に低下させて、排出孔(21)からの油の排出量を適切に確保することができる。
なお、上記の構成によれば、油供給路(40)における分岐部(45)よりも上流側の部分から、接続油路(42)及び分岐油路(43)のそれぞれに油を供給することができるため、接続油路(42)及び分岐油路(43)に対して油を供給するための油路を各別に設ける場合に比べて、油供給装置(1)が設けられる装置全体の油路構成の簡素化を図ることもできる。
その上で、上記の構成によれば、分岐部(45)が、延在方向(E)視で対象端部(11)とは重ならない位置に形成され、接続油路(42)が、延在方向(E)において分岐部(45)から対象端部(11)側に向かうに従って延在方向(E)視で対象端部(11)に近づくように形成される。よって、油供給路(40)における油路接続部(51)が挿入される部分を避けて分岐部(45)を設けつつ、分岐部(45)と油流通管(10)とを接続する接続油路(42)を適切に形成することができる。
2:油供給対象
10:油流通管
11:第1端部(対象端部)
13:周壁部
14:内部空間
15:接続部
20:導入孔
21:第1排出孔(排出孔)
22:第2排出孔
30:ケース
31:壁部
32:凹部
40:油供給路
42:接続油路
43:分岐油路
45:分岐部
46:開口部
50:ケース外供給路
51:油路接続部
60:回転電機
61:第1コイルエンド部
62:第2コイルエンド部
63:ステータ
64:コア
D:開口方向
E:延在方向
V:鉛直方向
Claims (10)
- ケースに収容された油供給対象に対して油を供給する油供給装置であって、
油が供給される油供給路に接続され、前記ケースの内部に配置される管状の油流通管を備え、
前記油流通管は、前記油供給路から前記油流通管の内部空間に油を導入する導入孔と、前記内部空間から油を排出する排出孔とを有し、
前記排出孔は、鉛直方向視で前記油供給対象と重なる位置に設けられ、
前記導入孔は、前記油供給路との接続部に設けられていると共に、前記内部空間へ向かう開口方向が前記油流通管の延在方向に対して交差する方向となるように形成されている、油供給装置。 - 前記導入孔及び前記排出孔の双方が、前記油流通管の周壁部を貫通するように形成されている、請求項1に記載の油供給装置。
- 前記導入孔と前記排出孔とが、前記延在方向の互いに異なる位置であって、前記油流通管の周方向の同じ位置に形成されている、請求項2に記載の油供給装置。
- 前記油流通管の前記延在方向における少なくとも一方側の端部が、前記ケースに形成された凹部に嵌合している、請求項1から3のいずれか一項に記載の油供給装置。
- 前記油供給路が、前記ケースの壁部に形成され、
前記油供給対象が、前記壁部に隣接して配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の油供給装置。 - 前記油流通管は、前記内部空間において前記排出孔よりも下流側に向かう油の流れが形成されるように構成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の油供給装置。
- 前記油供給対象は、前記ケースの内部に配置された回転電機におけるステータの第1コイルエンド部であり、
前記回転電機は、前記ステータのコアを挟んで前記第1コイルエンド部とは反対側に設けられた第2コイルエンド部を更に備え、
前記排出孔を第1排出孔として、前記油流通管は、前記内部空間から油を排出する第2排出孔を、前記第1排出孔とは前記延在方向の異なる位置であって、鉛直方向視で前記第2コイルエンド部と重なる位置に有している、請求項1から6のいずれか一項に記載の油供給装置。 - 前記導入孔の断面積は、前記延在方向に直交する断面における前記内部空間の断面積よりも小さい、請求項1から7のいずれか一項に記載の油供給装置。
- 前記油供給路は、前記油流通管に接続される接続油路と、当該接続油路とは別の分岐油路とに分岐する分岐部を備えている、請求項1から8のいずれか一項に記載の油供給装置。
- 前記油供給路は、上流側端部に前記ケースの外面に開口する開口部を有し、
前記油供給路に対して前記ケースの外部から油を供給するケース外供給路と前記油供給路とを接続する油路接続部が、前記開口部から前記油供給路の内部に挿入され、
前記油流通管の前記延在方向における一方側の端部である対象端部が、前記開口部に対して前記延在方向に隣接して配置され、
前記分岐部は、前記延在方向に沿う延在方向視で前記対象端部とは重ならない位置に形成され、
前記接続油路が、前記延在方向において前記分岐部から前記対象端部側に向かうに従って前記延在方向視で前記対象端部に近づくように形成されている、請求項9に記載の油供給装置。
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