JP2019037389A - ロッカー装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】収納部から物品を効率よく回収すること。【解決手段】複数の収納部を有し、収納部を物品の配送先として使用可能なロッカー装置10は、収納部に収納された後、受取期限を超過した物品を回収対象に設定する(a)。その後、配送業者の識別情報である配送業者IDの入力を受け付けた場合に、回収対象に設定した物品が存在することを報知する(b)。回収対象の報知を受けた配送業者は、回収対象に設定された物品を取り出して回収し(c)、元々の目的である操作、例えば新たな物品の収納を行う。【選択図】図1
Description
この発明は、物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムに関する。
従来、駅などの公共施設にロッカー装置を設置しておき、利用者がネット通信販売などで商品を購入した場合に、該利用者が公共施設に設置されたロッカー装置の収納部(ロッカー)を選択して配送依頼を行い、配送主(ネット通販会社等)が契約先の配送業者を使って該当するロッカー装置に商品を届け、その後に利用者がロッカー装置から商品を受け取る技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、特許文献1に記載された物品配達システムは、物品を保管する保管期限を設定し、保管期限を過ぎても利用者による物品の受取が行われない場合には、配送業者に対して物品の回収を求める回収通知を行う構成となっている。かかる回収通知を受けた配送業者が保管期限を過ぎた物品をロッカー装置から回収することで、利用者による受取が行われない物品が長期間にわたって収納部を専有する事態を回避しているのである。
しかしながら、上記従来技術のものは、回収通知がなされてから配送業者がロッカー装置に回収に向かうこととなるため、物品の回収が翌日以降になるなど、回収までに時間を要するという問題点があった。このため、回収通知を行ったとしても実際に物品が回収されるまでの間は収納部が専有され、ロッカー装置の収益が低下していたのである。また、回収のみを目的としてロッカー装置10に配送業者を派遣すると、労力と費用の負担が問題となる。
これらのことから、収納部からの物品の回収をいかにして効率化するかが重要な課題となっていた。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、収納部から物品を効率よく回収することのできるロッカー装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置であって、配送業者の識別情報を取得する識別情報取得部と、前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記複数の収納部の少なくとも一つに収納された回収対象となる回収物品が存在することを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、回収対象となる回収物品に関する情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記制御部は、前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記記憶部に回収対象となる回収物品に関する情報が記憶されていることを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記識別情報取得部により取得された配送業者の識別情報に基づいて、前記記憶部に記憶された回収対象となる回収物品のうち該配送業者の回収対象となる回収物品を抽出する抽出部をさらに備え、前記制御部は、前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記抽出部により前記回収物品が抽出されたことを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、回収対象となる回収物品に関する情報を所定の外部装置から取得する回収情報取得部をさらに備え、前記制御部は、前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記回収情報取得部により回収対象となる回収物品に関する情報が取得されたことを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記識別情報取得部は、前記収納部に物品を収納する配送業者又は前記収納部に収納された他の物品を回収する配送業者の識別情報を取得することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記配送業者による前記回収物品を回収する旨を示す操作、又は、前記配送業者による前記回収物品を回収しない旨を示す操作を受け付ける操作部をさらに備えたことを特徴する。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記操作部を介して前記回収物品を回収する旨を示す操作を受け付けたことを条件として、前記回収物品が収納された収納部を解錠することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記操作部を介して前記収納部に物品を収納する配送業者による前記回収物品を回収しない旨を示す操作を受け付けたことを条件として、前記配送業者が収納する物品を収納する収納部を解錠することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記回収物品が複数の収納部に収納されている場合に、前記操作部により収納部ごとに前記回収物品を回収する旨を示す操作、又は、前記回収物品を回収しない旨を示す操作を受け付けることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、各収納部にそれぞれ個別報知部が設けられている場合に、前記回収物品が収納されている収納部の個別報知部により報知する報知態様と、物品を収納する収納部の個別報知部により報知する報知態様とを異ならせることを特徴とする。
また、本発明は、物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置と、該ロッカー装置を管理するロッカー管理装置とを通信可能に接続したロッカー管理システムであって、前記ロッカー装置は、物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置であって、配送業者の識別情報を取得する識別情報取得部と、回収対象となる回収物品に関する情報を前記ロッカー管理装置から取得する回収情報取得部と、前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記回収情報取得部により回収対象となる回収物品に関する情報が取得されたことを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置におけるロッカー管理方法であって、配送業者の識別情報を取得する識別情報取得工程と、前記識別情報取得工程により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記複数の収納部の少なくとも一つに収納された回収対象となる回収物品が存在することを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する制御工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置のロッカー管理プログラムであって、配送業者の識別情報を取得する識別情報取得手順と、前記識別情報取得手順により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記複数の収納部の少なくとも一つに収納された回収対象となる回収物品が存在することを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する制御手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、収納部から物品を効率よく回収することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るロッカー装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。
<ロッカー装置の概念>
まず、本実施例に係るロッカー装置の概念について説明する。図1は、本実施例に係るロッカー装置の概念を示す図である。図1に示すロッカー装置10は、駅や商業施設等に設置され、物品を収納する収納部を複数有し、複数の収納部を個別に施錠可能である。
まず、本実施例に係るロッカー装置の概念について説明する。図1は、本実施例に係るロッカー装置の概念を示す図である。図1に示すロッカー装置10は、駅や商業施設等に設置され、物品を収納する収納部を複数有し、複数の収納部を個別に施錠可能である。
このロッカー装置10は、後述するロッカー管理装置20と通信可能に接続され、収納部を物品の配送先として選択することができる。具体的には、ロッカー管理装置20はロッカー装置10の収納部の空き状態を管理しており、空き状態の収納部を物品の配送先として予約する予約操作を受け付けると、予約した収納部への物品の配送を配送業者に依頼する。そして、配送業者による物品の配送が完了した場合に利用者に通知し、利用者はロッカー装置10からの物品の受取が可能となる。
ここで、物品の配送完了後、利用者による受取が行われない状態が継続すると、その間収納部が専有される事態となる。そこで、ロッカー装置10は、自装置を操作した配送業者に対し、受取期限を超過した物品の存在を報知して回収を求める。
具体的には、図1(a)に示したように、ロッカー装置10は、収納部に収納された後、受取期限を超過した物品を回収対象に設定する。その後、図1(b)に示したように、配送業者の識別情報である配送業者IDの入力を受け付けた場合に、回収対象に設定した物品が存在することを報知する。図1(b)では、配送業者は、新たに物品を収納するためにロッカー装置10を操作したときに、回収対象の報知を受けている。回収対象の報知を受けた配送業者は、図1(c)に示すように、回収対象に設定された物品を取り出して回収し、元々の目的である新たな物品の収納を行う。
このように、ロッカー装置10は、配送業者の識別情報である配送業者IDを取得した場合に、回収対象の物品が収納部に存在する旨を報知するので、物品の配送等の他の目的でロッカー装置10を操作した配送業者に物品の回収を行わせ、収納部から物品を効率よく回収することができる。
<ロッカー管理システムの構成>
次に、本発明に係るロッカー管理システムをインターネットショッピングに適用した場合の具体例について説明する。図2は、本発明に係るインターネットショッピングについて説明するための説明図である。
次に、本発明に係るロッカー管理システムをインターネットショッピングに適用した場合の具体例について説明する。図2は、本発明に係るインターネットショッピングについて説明するための説明図である。
図2に示した例では、販売者40は、物品を販売する販売サイトを提供する。かかる販売サイトは、商店が販売する物品の情報を表示制御し、物品に対する購入操作、すなわち注文を受け付けることができる。また、販売サイトでは、購入された物品の配送先としてロッカー装置10を選択可能である。
ロッカー装置10は、駅や商業施設に設置され、物品の配送先として用いることができる。また、ロッカー装置10は、物品が収納されているか否かにかかわらず、各収納部を施錠状態としている。
利用者は、利用者端末30を用いて販売者40が提供する販売サイトにアクセスし、物品の購入操作を行う。購入した物品の配送先をロッカー装置10とする場合には、利用者は利用者端末30を用いてロッカー管理装置20に予約操作を行う。この予約操作では、配送先のロッカー装置10の空き情報の照会と、配送の予約が行われる(1)。
ロッカー管理装置20は、ロッカー装置10の収納部の空き情報を管理しており(2)、利用者端末30からの照会を受けて、収納部の空き情報を通知する。そして、利用者端末30から配送の予約を受け付けたならば、収納部の空き情報を更新し、預入鍵データを生成する(3)。預入鍵データは、配送業者50がロッカー装置10に物品を収納するときに使用する鍵データである。預入鍵データは、数字列や文字列であってもよいし、二次元コード等であってもよい。本実施例では、数字列を預入鍵データとして用いる場合を例に説明を行う。なお、ロッカー管理装置20は、予約を受けて収納部の空き情報を更新し、預入鍵データを生成した場合に、配送先のロッカー装置10に対する予約処理を行う(2a)。この予約処理では、予約された収納部、配送を行う配送業者の配送業者ID、預入鍵データなどが通知され、ロッカー装置10は予約された収納部及び配送業者IDを預入鍵データと対応付けて記憶する。
また、ロッカー管理装置20は、生成した預入鍵データを利用者端末30に通知する(4)。利用者端末30は、配送先の指定とともに、預入鍵データを付して販売者40に配送依頼を行う(5)。
配送依頼を受けた販売者40は、所定の配送業者50に配送手配を行う(6)。この配送手配には、配送依頼で指定された配送先と、預入鍵データとが含まれる。配送手配は、販売者40のサーバから配送業者50のサーバに通信にて行うことができる。また、所定の伝票に配送先や預入鍵データを記入してもよい。
配送手配を受けた配送業者50は、購入された物品をロッカー装置10に配送し、ロッカー装置10の収納部に預け入れる(7)。具体的には、配送業者50が預入鍵データをロッカー装置10に入力すると、ロッカー装置10は預入鍵データの認証を行い、収納部を解錠し、物品を収納可能とする。配送業者50が収納部の扉を開け、物品を収納して扉を閉めると、ロッカー装置10は扉を施錠して、預入完了通知をロッカー管理装置20に送信する(8)。
ロッカー管理装置20は、預入完了通知を受信したならば、受取鍵データの生成を行う(9)。受取鍵データは、利用者が物品の受取時に使用する鍵データである。受取鍵データは、数字列や文字列であってもよいし、二次元コード等であってもよい。本実施例では、数字列を受取鍵データとして用いる場合を例に説明を行う。
ロッカー管理装置20は、生成した受取鍵データを利用者端末30に通知することで、配送の完了を利用者に通知する(10)。利用者は、ロッカー装置10の設置場所へ赴き、受取鍵データを読み取らせて収納部を解錠し、購入した物品を取り出すことで、物品の受取を行う(11)。
利用者による受取が成立した場合には、ロッカー装置10はロッカー管理装置20に受取完了通知を送信する(12)。ロッカー管理装置20は、受取完了通知を受信したならば、収納部の空き情報を更新する。なお、利用者による受取が行われず、物品の回収が必要となった場合の処理については後述する。
<ロッカー装置の構成>
次に、ロッカー装置10の外観構成について説明する。図3は、ロッカー装置10の外観構成を示す外観構成図である。図3に示すように、ロッカー装置10は、収納部L01、L02、L11を含む複数の収納部と、各収納部に対応するロック機構を有する。例えば、ロック機構L01aは、収納部L01を施解錠する機構であり、ロック機構L02aは、収納部L02を施解錠する機構である。さらに、ロッカー装置10は、表示操作部11を含むユーザインタフェースとして操作パネルP1を有する。
次に、ロッカー装置10の外観構成について説明する。図3は、ロッカー装置10の外観構成を示す外観構成図である。図3に示すように、ロッカー装置10は、収納部L01、L02、L11を含む複数の収納部と、各収納部に対応するロック機構を有する。例えば、ロック機構L01aは、収納部L01を施解錠する機構であり、ロック機構L02aは、収納部L02を施解錠する機構である。さらに、ロッカー装置10は、表示操作部11を含むユーザインタフェースとして操作パネルP1を有する。
また、各収納部には、インジケータが設けられている。例えば、収納部L01のロック機構L01aの近傍にはインジケータL01bが設けられ、収納部L02のロック機構L02aの近傍にはインジケータL02bが設けられている。これらのインジケータは、収納部に対する操作ごとに異なる表示態様による表示を行うことができる。例えば、配送業者が預入に係る収納を行う場合には、預入先の収納部に対応するインジケータを青色で点灯制御し、配送業者が回収に係る取出を行う場合には、回収先の収納部に対応するインジケータを赤色で点灯制御する。そして、利用者が受取に係る取出を行う場合には、受取先の収納部に対応するインジケータを緑色で点灯制御する。
また、図3に示したロッカー装置10では、複数の収納部は全て同一の形状ではなく、小型の収納部と大型の収納部とがある。大型の収納部は、小型の収納部2つ分の大きさである。ここでは2つの形状の収納部を示したが、3以上の形状の収納部を設けてもよい。
図4は、操作パネルP1の外観構成を示す外観構成図である。図4に示すように、操作パネルP1の前面には、表示操作部11、コードリーダ12、カードリーダ12a、プリンタ13、紙幣処理部18a、硬貨投入口18b及び硬貨返却口18cが設けられる。これらは、操作者に対するインタフェースとして機能するものであり、その詳細については後述する。
次に、ロッカー装置10の内部構成について説明する。図5は、ロッカー装置10の内部構成を示すブロック図である。図5に示すように、ロッカー装置10は、表示操作部11と、スピーカ11aと、コードリーダ12と、カードリーダ12aと、プリンタ13と、貨幣処理部18と、通信部14と、記憶部15と、主制御部16と、収納制御部17とを有する。また、ロッカー装置10は、収納部L01、L02及びL11を含む複数の収納部を有する。各収納部には、ロック機構(L01a、L02a等)とインジケータ(L01b、L02b等)が設けられている。また、図示しないが、各収納部には扉開閉センサや物品センサが設けられている。扉開閉センサは、対応する収納部の扉が開いているか、閉じているかを検知するセンサである。物品センサは、光学センサ等であり、対応する収納部内に所在する物品を検知する。
表示操作部11は、タッチパネルディスプレイ等からなり、配送業者50や利用者への情報表示や各種入力の受付に用いられる。預入鍵データや受取鍵データとして数字列を用いる場合には、これらの鍵データの入力も表示操作部11が受け付ける。同様に、配送業者IDとして数字列を用いる場合には、配送業者IDの入力も表示操作部11が受け付ける。
コードリーダ12は、鍵データとして二次元コード等を用いる場合に鍵データを読み取るユニットであり、二次元コード等を撮像するカメラと画像処理部によって構成する。カードリーダ12aは、鍵データをカードから読み取る場合等に使用するユニットである。また、配送業者IDとして二次元コード等を用いる場合には、コードリーダ12を配送業者IDの読み取りに用い、配送業者IDをカードから読み取る場合にはカードリーダ12aを配送業者IDの読み取りに用いる。
プリンタ13は、物品の配送時等、必要に応じてレシートを発行するためのユニットである。通信部14は、所定の通信回線を経由してロッカー管理装置20等と通信するためのインタフェース部である。
貨幣処理部18は、貨幣にかかる処理を行うユニットである。具体的には、貨幣処理部18は、紙幣処理部18aや硬貨投入口18bにより貨幣の投入を受け付け、受け付けた貨幣の金種等を識別し、識別結果に応じて収納する。また、貨幣の払い出しが必要となった場合には、紙幣処理部18aや硬貨返却口18cから貨幣を投出する。
記憶部15は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部15は、収納管理データ15a、配送管理データ15b、回収管理データ15c及びロッカー管理プログラム15dを記憶する。
収納制御部17は、ロック機構(L01a及びL02a等)の動作を制御するとともに、ロック機構(L01a及びL02a等)、インジケータ(L01b及びL02b等)、扉開閉センサ、物品センサからの出力を取得することで、各収納部の状態を制御及び監視する処理部である。
主制御部16は、ロッカー装置10を全体制御する制御部であり、収納管理部16a、入出庫処理部16b、施解錠制御部16c、回収制御部16d及び回収対象抽出部16eを有する。実際には、記憶部15からロッカー管理プログラム15dをCPUにロードして実行することにより、収納管理部16a、入出庫処理部16b、施解錠制御部16c、回収制御部16d及び回収対象抽出部16eにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
収納管理部16aは、各収納部の状態を示す収納管理データ15aを管理する処理部である。収納管理データ15aは、収納部の識別情報である収納部IDに、扉番号、収納部の状態、収納部のサイズを示すサイズ種別、最大収納寸法を対応付けたデータである。
収納管理部16aは、収納部の状態が変更となった場合に、収納管理データ15aを更新する。収納部の状態には、「0:空」、「1:予約中」、「2:収納中(配送物)」、「9:故障中」がある。「0:空」は、収納部には物品が収納されていない状態を示す。「1:予約中」は、収納部が配送先として予約された状態を示す。「2:収納中(配送物)」は、配送された物品が収納された状態を示す。「9:故障中」は、収納部に故障が生じ、使用できない状態を示す。また、サイズ種別には、小型の収納部であることを示す「小」と、大型の収納部であることを示す「大」とがある。
入出庫処理部16bは、物品の入出庫に係る処理を行う処理部である。すなわち、入出庫処理部16bは、配送された物品の預入、受取、回収に係る処理を行うことになる。
入出庫処理部16bは、ロッカー管理装置20の予約処理により予約された収納部、配送業者ID、預入鍵データなどの通知を受けた場合に、預入鍵データ及び配送業者IDを予約データとして配送管理データ15bに登録する。
また、入出庫処理部16bは、表示操作部11などが配送業者IDを受け付けた場合には、受け付けた配送業者IDに対応付けられた予約データを抽出して表示する。そして、預入鍵データを受け付けた場合には、預入鍵データの認証を実行する。この認証は、受け付けた預入鍵データが配送管理データ15bに登録された預入鍵データと一致するか否かを判定することで行う。
入出庫処理部16bは、表示操作部11などが受け付けた預入鍵データが配送管理データ15bに登録された預入鍵データと一致する場合には、対応する収納部の解錠を行うよう施解錠制御部16cに指示する。その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われた場合に、入出庫処理部16bは、配送管理データ15bを更新し、預入完了通知をロッカー管理装置20に送信する。配送管理データ15bの更新では、物品が収納された預入日時と、物品が収納された収納部の収納部IDとが追加される。
また、解錠した扉の開閉が行われた場合には、収納管理部16aは、収納部の状態を「2:収納中(配送物)」として収納管理データ15aを更新し、収納部の施錠を行うよう施解錠制御部16cに指示する。
なお、配送管理データ15bの更新、預入完了通知の送信及び収納管理データ15aの更新は、物品センサが物品を検知していることを条件としてもよい。
また、表示操作部11などが受取鍵データを受け付けた場合には、入出庫処理部16bは、受取鍵データの認証を実行する。この認証は、受け付けた受取鍵データをロッカー管理装置20に送信し、認証結果を受信することで行うことができる。また、ロッカー管理装置20から予め受取鍵データを受信して配送管理データ15bに登録しておき、受け付けた受取鍵データが配送管理データ15bに登録された受取鍵データと一致するか否かで認証を行ってもよい。
本実施例では、ロッカー管理装置20から予め受取鍵データを受信して配送管理データ15bに登録する構成を例に説明を行う。ロッカー管理装置20の動作については後述するが、ロッカー管理装置20は、預入完了通知を受信して受取鍵データを生成した場合に、受取鍵データをロッカー装置10に送信する。入出庫処理部16bは、受信した受取鍵データを配送管理データ15bに追加する。また、受取期限の指定がある場合には、受取期限を配送管理データ15bに追加する。
入出庫処理部16bは、表示操作部11などが受け付けた受取鍵データが配送管理データ15bに登録された受取鍵データと一致する場合には、配送管理データ15bの収納部IDにより特定される収納部の解錠を行うよう施解錠制御部16cに指示する。その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われた場合に、入出庫処理部16bは、配送管理データ15bを更新する。配送管理データ15bの更新では、物品が取り出された受取日時が追加される。
また、解錠した扉の開閉が行われた場合には、収納管理部16aは、収納部の状態を「0:空」として収納管理データ15aを更新し、受取完了通知をロッカー管理装置20に送信する。
なお、配送管理データ15bの更新、受取完了通知の送信及び収納管理データ15aの更新は、物品センサが物品を検知していないことを条件としてもよい。
また、入出庫処理部16bは、利用者による物品の受取時に、料金を請求することができる。受取時における料金の請求は、例えば物品が着払いの商品である場合や、受取までの日数に応じた預り費用を課す場合に行われる。受取時に料金の請求を行う場合には、入出庫処理部16bは、料金の決済を条件に収納部の解錠を行う。料金の決済は、貨幣処理部18に投入された貨幣の金額を算定し、必要に応じて釣銭を払い出すことで行う。また、クレジットカード等のペイメントカードによる決済や電子マネーによる決済を行うことも可能である。
施解錠制御部16cは、入出庫処理部16bからの指示に基づいて、指定された収納部の施錠、仮施錠、本施錠、解錠を行うよう収納制御部17に動作指示を出力する。
回収制御部16dは、物品の回収に係る処理を行う処理部である。まず、回収制御部16dは、配送管理データ15bに受取期限が設定された場合に、回収管理データ15cへの登録を行う。
回収管理データ15cには、収納部ID、配送業者ID、預入鍵データ、保管期限、回収対象及び回収業者を関連付けたエントリが登録される。収納部ID、配送業者ID、預入鍵データは、配送管理データ15bに示された収納部ID、配送業者ID、預入鍵データが用いられる。保管期限は、配送管理データ15bに示された受取期限に基づいて設定される。保管期限は、受取期限と同一であってもよいし、受取期限に所定期間を加えて設定してもよい。
回収制御部16dは、保管期限前のエントリについては回収対象の項目の値を「未設定」とし、保管期限を超過した場合に回収対象の項目の値を「設定」に変更する。回収業者は、物品の回収を行う配送業者を示す項目である。回収業者の項目の値が「同一業者」である場合には、配送業者IDに示された配送業者のみが回収を行う。回収業者の項目の値が「全業者」である場合には、全ての配送業者が回収を行うことができる。回収業者の項目の値が「関連業者」である場合には、配送業者IDに示された配送業者と、当該配送業者に予め関連付けられた業者が回収を行う。回収業者の項目は、物品の種別に応じて設定してもよいし、保管期限からの経過日数などに応じて設定してもよい。
回収制御部16dは、回収対象抽出部16eにより回収対象の抽出が行われた場合に、抽出された回収対象についての情報を表示操作部11に表示することで配送業者に報知する。
回収制御部16dは、配送業者から回収を行う旨の操作を受付けたならば、配送業者により選択された収納部の解錠を行うよう施解錠制御部16cに指示する。その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われた場合に、回収制御部16dは、回収完了通知をロッカー管理装置20に送信し、配送管理データ15b及び回収管理データ15cを更新する。配送管理データ15bの更新では、物品が取り出された回収日時が追加される。回収管理データ15cの更新では、回収が完了したエントリが削除される。なお、エントリの削除ではなく、回収完了を示すフラグを付すこととしてもよい。また、回収のために解錠した扉の開閉が行われた場合には、収納管理部16aは、収納部の状態を「0:空」として収納管理データ15aを更新する。
回収対象抽出部16eは、表示操作部11などが配送業者IDを受け付けた場合に、回収管理データ15cを参照し、回収対象の抽出を行う処理部である。回収対象の抽出には、回収管理データ15cの回収対象、回収業者、配送業者IDが用いられる。具体的には、回収対象の項目の値が「設定」であり、かつ受け付けた配送業者IDが回収業者の項目により示される条件を満たすエントリが抽出されることになる。
例えば、回収業者の項目が「同一業者」のエントリは、回収対象の項目の値が「設定」であり、かつ受け付けた配送業者IDが回収管理データ15cの配送業者IDと一致する場合に回収対象として抽出される。一方、回収業者の項目が「全業者」のエントリは、回収対象の項目の値が「設定」であれば、受け付けた配送業者IDに関わらず回収対象として抽出される。
次に、図5に示した記憶部15が記憶するデータについて説明する。図6及び図7は、図5に示した記憶部15が記憶するデータについての説明図である。図6(a)に示すように、収納管理データ15aは、収納部IDに対し、扉番号、状態、サイズ種別及び最大収納寸法を対応付けたデータである。図6(a)では、収納部ID「01」の扉番号が「01」であり、状態が「0:空」であり、サイズ種別が「小」であり、最大収納寸法が「H400×W340×D570」であることを示している。収納管理データ15aは、ロッカー装置10が有する各収納部について、同様のデータを有する。
図6(b)に示す配送管理データ15bは、予約データとして預入鍵データ、収納部ID及び配送業者IDを有し、預入データとして預入日時、受取鍵データ及び受取期限を有し、受取データとして受取日時を有し、回収データとして回収日時を有する。
具体的には、図6(b)では、預入鍵データが「12341234」であり、収納部IDが「01」であり、配送業者IDが「D002」であり、預入日時が「2017 08/03 10:30」であり、受取鍵データが「11223344」であり、受取期限が「2017 08/09 10:30」である状態を示している。受取日時及び回収日時は、受取も回収も行われていないため「−」である。配送管理データ15bは、ロッカー装置10を配送先として行われた配送について、同様のデータを生成して蓄積する。
図7(c)に示す回収管理データ15cには、収納部ID、配送業者ID、預入鍵データ、保管期限、回収対象及び回収業者を関連付けたエントリが登録されている。具体的には、収納部ID「01」に対し、配送業者ID「D002」、預入鍵データ「12341234」、保管期限「2017 08/09 10:30」、回収対象「設定」、回収業者「同一業者」が関連付けられている。
同様に、収納部ID「03」に対し、配送業者ID「D004」、預入鍵データ「23452345」、保管期限「2017 08/20 15:00」、回収対象「未設定」、回収業者「全業者」が関連付けられている。また、収納部ID「04」に対し、配送業者ID「D002」、預入鍵データ「34563456」、保管期限「2017 08/22 09:00」、回収対象「未設定」、回収業者「関連業者」が関連付けられている。そして、収納部ID「10」に対し、配送業者ID「D002」、預入鍵データ「45674567」、保管期限「2017 08/03 10:30」、回収対象「設定」、回収業者「全業者」が関連付けられている。
<ロッカー管理装置の構成>
次に、ロッカー管理装置20の内部構成について説明する。図8は、ロッカー管理装置20の内部構成を示すブロック図である。図8に示すように、ロッカー管理装置20は、表示部21及び入力部22と接続され、通信部23、記憶部24及び制御部25を有する。
次に、ロッカー管理装置20の内部構成について説明する。図8は、ロッカー管理装置20の内部構成を示すブロック図である。図8に示すように、ロッカー管理装置20は、表示部21及び入力部22と接続され、通信部23、記憶部24及び制御部25を有する。
表示部21は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。入力部22は、キーボードやマウス等である。通信部23は、通信回線を介してロッカー装置10及び利用者端末30等とデータ通信するためのインタフェース部である。記憶部24は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、ロッカー装置データ24a、配送管理データ24b及び回収管理データ24cを記憶する。また、図示を省略したが、記憶部24は、利用者に関するデータ、配送業者に関するデータ、各種プログラムを必要に応じて記憶することができる。
制御部25は、ロッカー管理装置20を全体制御する制御部であり、ロッカー装置管理部25a、配送管理部25b及び回収管理部25cを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリなどに記憶しておき、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、ロッカー装置管理部25a、配送管理部25b及び回収管理部25cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
ロッカー装置管理部25aは、ロッカー装置10の状態を管理する処理部である。具体的には、ロッカー装置管理部25aは、1又は複数のロッカー装置10について、名称、場所、収納部のサイズと空き情報等を対応付けてロッカー装置データ24aとして記憶部24に格納し、適宜更新する処理を行う。
また、ロッカー装置管理部25aは、ロッカー装置10を配送先として利用する利用者や、ロッカー装置10への物品の配送を行う配送業者に関するデータの管理を行う。利用者に関するデータについては、ロッカー装置管理部25aは、利用者の識別情報である利用者IDに利用者名や連絡先などを対応付けて記憶する。利用者の連絡先は、受取鍵データの通知などに用いられるものであり、メールアドレス等が望ましい。配送業者に関するデータについては、配送業者の識別情報である配送業者IDに配送業者名、連絡先、関連する配送業者などを対応づけて記憶する。
配送管理部25bは、利用者端末30からロッカー装置10の空き情報の照会を受けた場合に、ロッカー装置データ24aを参照し、収納部の空き情報を通知する処理を行う。ここで、利用者が指定したロッカー装置10の収納部に空きが無い場合には、近傍に所在する他のロッカー装置10の空き情報を合わせて通知することができる。
その後、配送管理部25bは、利用者端末30からロッカー装置10の収納部を配送先として指定する予約を受け付ける。ロッカー装置10に対する予約は、サイズ種別の制限を受ける。配送する物品の大きさによっては、サイズ種別が「小」であると収納できないためである。従って、配送管理部25bは、購入された物品の大きさからサイズ種別を特定し、対応するサイズ種別の収納部に空きがあることを条件に配送先の選択を受け付けることになる。
さらに、配送管理部25bは、物品の配送予定日や受取期限が定まっている場合には、この配送予定日や受取期限を用いて配送先の特定を行うことができる。配送先のロッカー装置10について現時点で空きが無くとも、収納中の物品の受取期限が過ぎれば空き数が増えるため、新たな物品の配送予定日時によっては配送の予約が可能である。一方、現時点で空きがあっても、既に受け付けた配送予約によって収納部が全て使用中となるならば、収納部が全て使用中となる期間に配送が行われる新たな予約は受け付けない。
配送管理部25bは、配送先が特定された場合に、配送の予約処理を行う。具体的には、配送管理部25bは、預入鍵データを生成し、特定された配送先とともに利用者端末30に通知する。また、予約日時、利用者ID、預入鍵データ、収納部ID及び配送業者IDを関連付けて配送管理データ24bに登録する。さらに、預入鍵データ、収納部ID及び配送業者IDなどを配送先のロッカー装置10に送信する。
配送管理部25bが予約処理を行った場合には、ロッカー装置管理部25aは、対応する収納部の状態を「1:予約中」に変更してロッカー装置データ24aを更新する。
また、配送管理部25bは、販売者40などから配送予定日時の通知を受けたならば、配送予定日時を配送管理データ24bに追加して更新する。
配送管理部25bは、予約処理の後、ロッカー装置10から預入完了通知を受信したならば、受取鍵データの生成を行い、受取鍵データと預入日時を配送管理データ24bに追加して更新する。また、受取期限を設定することも可能である。受取期限を設定した場合には、受取期限も配送管理データ24bに追加して更新する。
配送管理部25bは、生成した受取鍵データを対応する利用者の連絡先に送信することで、配送の完了を利用者に通知する。また、配送管理部25bは、受取鍵データをロッカー装置10に送信する。なお、受取期限を設定した場合には、受取期限も合わせて利用者及びロッカー装置10に送信する。
配送管理部25bは、受取鍵データの送信後、ロッカー装置10から受取完了通知を受信したならば、受取日時を配送管理データ24bに追加して更新する。また、配送管理部25bが受取完了通知を受信した場合には、ロッカー装置管理部25aは、既に説明したように対応する収納部の状態を「0:空」に更新してロッカー装置データ24aを更新する。
回収管理部25cは、物品の回収の状況を管理する処理部である。まず、回収管理部25cは、配送管理データ24bに受取期限が設定された場合に、回収管理データ24cへの登録を行う。
回収管理データ24cには、ロッカー装置ID、収納部ID、配送業者ID、預入鍵データ、保管期限、回収対象及び回収業者を関連付けたエントリが登録される。ロッカー装置ID、収納部ID、配送業者ID、預入鍵データは、配送管理データ24bに示された配送先、収納部ID、配送業者ID、預入鍵データが用いられる。保管期限は、配送管理データ24bに示された受取期限に基づいて設定される。保管期限は、受取期限と同一であってもよいし、受取期限に所定期間を加えて設定してもよい。
回収管理部25cは、保管期限前のエントリについては回収対象の項目の値を「未設定」とし、保管期限を超過した場合に回収対象の項目の値を「設定」に変更する。回収業者は、物品の回収を行う配送業者を示す項目である。回収業者の項目の値が「同一業者」である場合には、配送業者IDに示された配送業者のみが回収を行う。回収業者の項目の値が「全業者」である場合には、全ての配送業者が回収を行うことができる。回収業者の項目の値が「関連業者」である場合には、配送業者IDに示された配送業者と、当該配送業者に予め関連付けられた業者が回収を行う。回収業者の項目は、物品の種別に応じて設定してもよいし、保管期限からの経過日数などに応じて設定してもよい。
回収管理部25cは、ロッカー装置10から回収完了の通知を受けた場合に、利用者に回収の完了を報知し、配送管理データ24b及び回収管理データ24cを更新する。利用者への報知は、配送管理データ24bに示された利用者IDを用いて行う。配送管理データ24bの更新では、物品が取り出された回収日時が追加される。回収管理データ24cの更新では、回収が完了したエントリが削除される。なお、エントリの削除ではなく、回収完了を示すフラグを付すこととしてもよい。また、ロッカー装置管理部25aは、収納部の状態を「0:空」としてロッカー装置データ24aを更新する。
次に、図8に示した記憶部24が記憶するデータについて説明する。図9及び図10は、図8に示した記憶部24が記憶するデータについての説明図である。図9(a)に示すように、ロッカー装置データ24aは、ロッカー装置IDと、場所データと、各収納部の状態とを示すデータである。
図9(a)では、ロッカー装置ID「T001」に対し、場所データ「東京都新宿区・・・」を関連づけている。さらに、ロッカー装置ID「T001」の収納部ID「01」の扉番号が「01」であり、状態が「0:空」であり、サイズ種別が「小」であり、最大収納寸法が「H400×W340×D570」であることを示している。ロッカー装置データ24aは、ロッカー装置10が有する各収納部について、同様のデータを有し、さらにロッカー装置10ごとに同様のデータを有する。
図9(b)に示す配送管理データ24bは、予約データとして予約日時、利用者ID、配送先、配送予定日時、預入鍵データ、収納部ID及び配送業者IDを有する。また、預入データとして預入日時、受取鍵データ及び受取期限を有し、受取データとして受取日時を有し、回収データとして回収日時を有する。
具体的には、図9(b)では、予約日時が「2017 08/02 22:40」であり、利用者IDが「U0023」であり、配送先のロッカー装置IDが「T001」であり、配送予定日時が「2017 08/02 22:40」であり、預入鍵データが「12341234」であり、収納部IDが「01」であり、預入日時が「2017 08/03 10:30」であり、受取鍵データが「11223344」であり、受取期限が「2017 08/09 10:30」である状態を示している。受取日時及び回収日時は、受取も回収も行われていないため「−」である。配送管理データ24bには、ロッカー装置10を配送先として行われた配送について、同様のデータが生成して蓄積される。
図10(c)に示す回収管理データ24cには、ロッカー装置ID、収納部ID、配送業者ID、預入鍵データ、保管期限、回収対象及び回収業者を関連付けたエントリが登録されている。具体的には、ロッカー装置ID「T001」に関連づけて、図7に示した回収管理データ15cの各エントリが登録されている。また、ロッカー装置ID「T002」に関連づけて同様のエントリが登録されている。
<処理手順の説明>
次に、ロッカー装置10の処理手順を説明する。図11は、ロッカー装置10の処理手順を示すフローチャートである。ロッカー装置10の表示操作部11は、待機状態において、利用者が物品の受取を行う場合に操作する受取操作用の操作ボタンと、配送業者が操作する配送業者用の操作ボタンとを表示している(ステップS101)。
次に、ロッカー装置10の処理手順を説明する。図11は、ロッカー装置10の処理手順を示すフローチャートである。ロッカー装置10の表示操作部11は、待機状態において、利用者が物品の受取を行う場合に操作する受取操作用の操作ボタンと、配送業者が操作する配送業者用の操作ボタンとを表示している(ステップS101)。
受取操作用の操作ボタンが操作された場合には(ステップS102;Yes)、ロッカー装置10は、受取処理を行って(ステップS105)、処理を終了する。この受取処理では、ロッカー装置10は、受取鍵コードを読み取って対応する収納部を解錠し、解錠した扉の開閉を検知して収納管理データ15aを更新し、受取完了通知をロッカー管理装置20に送信する。
受取操作用の操作ボタンが操作されず(ステップS102;No)、配送業者用の操作ボタンが操作された場合には(ステップS103;Yes)、ロッカー装置10は、配送業者用処理を行って(ステップS104)、処理を終了する。
次に、配送業者用処理の詳細について説明する。図12は、配送業者用処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。まず、配送業者用処理が開始され、表示操作部11などにより配送業者IDを取得すると(ステップS201)、回収対象抽出部16eは、回収管理データ15cを参照し、回収対象の抽出を行う(ステップS202)。
抽出の結果、回収対象が存在する場合(ステップS203;Yes)、回収制御部16dは、抽出された回収対象についての情報を表示操作部11に表示することで配送業者に報知する(ステップS204)。
その後、配送業者から回収を行う旨の操作を受付けたならば(ステップS205;Yes)、配送業者により選択された収納部を解錠し(ステップS206)、解錠した収納部のインジケータを回収に対応する態様で点灯することで、回収対象の所在を表示する(ステップS207)。そして、解錠した収納部の扉の開閉により回収を検知すると(ステップS208)、回収制御部16dは、回収完了通知をロッカー管理装置20に送信し(ステップS209)、回収管理データ15cを更新する(ステップS210)。
なお、ロッカー管理装置20は、ロッカー装置10から回収完了通知を受信すると、回収完了を利用者に報知し(ステップS301)、自装置の回収管理データ24cを更新する処理を行う(ステップS302)。
ステップS210の後、回収対象が存在しない場合(ステップS203;No)、もしくは、配送業者から回収を行う旨の操作を受け付けなかった場合(ステップS205;No)、ロッカー装置10の入出庫処理部16bは、受け付けた配送業者IDに基づき、預入先の収納部を解錠し(ステップS211)、解錠した収納部のインジケータを預入に対応する態様で点灯することで、預入先の所在を表示する(ステップS212)。そして、解錠した収納部の扉の開閉により預入を検知すると(ステップS213)、入出庫処理部16bは、預入完了通知をロッカー管理装置20に送信し(ステップS214)、配送管理データ15bを更新して(ステップS215)、配送業者用処理を終了し、元の処理に戻る。
次に、ロッカー装置10における表示の具体例について説明する。図13は、ロッカー装置10における表示の具体例についての説明図である。図13(a)に示すように、ロッカー装置10が表示操作部11に表示する待機画面では、利用者が物品の受取を行う場合に操作する受取操作用の操作ボタンと、配送業者が操作する配送業者用の操作ボタンとが表示される。図13(a)では、受取操作用の操作ボタンに「お荷物の受取」との表示を行い、配送業者用の操作ボタンに「配送業者専用」との表示を行っている。
この待機画面で配送業者用の操作ボタンに対する操作を受け付けると、ロッカー装置10は、配送業者の認証画面を表示する。図13(b)に示した認証画面では、「配送業者IDを入力して下さい」とのメッセージと、数字入力用の操作ボタンと、入力結果の表示領域と、「戻る」ボタンを表示している。なお、図13(b)では、配送業者IDを表示操作部11から入力する場合を例として示したが、コードリーダ12やカードリーダ12aによって配送業者IDの読み取り、認証を行うことも可能である。
認証画面での入力受付などにより配送業者IDを取得し、認証に成功した場合には、ロッカー装置10は、図13(c)に示す配送業者メニュー画面を表示する。配送業者メニュー画面では、「回収」、「預入」及び「取消」の操作ボタンを表示するとともに、「回収対象の物品があります」とのメッセージを表示している。
図13(c)に示したように、配送業者IDを取得したときに回収対象の物品が存在する場合には、その旨を示すメッセージを表示するとともに、回収用の操作ボタンを表示することで、回収を効率的に行わせることができる。なお、「回収」の操作ボタンは、回収対象の物品が存在する場合にのみ表示してもよいし、回収対象の物品が存在するか否かで表示態様を異ならせてもよい。また、回収対象の物品が存在する場合に、その詳細についての情報を表示してもよい。
<変形例>
これまでの説明では、ロッカー装置10が回収対象の物品の有無を判定する構成を例に説明を行ったが、ロッカー装置10がロッカー管理装置20に問い合せを行い、ロッカー管理装置20が回収対象の物品の有無を判定する構成としてしてもよい。かかる構成では、回収対象抽出部16eは、回収対象となる回収物品に関する情報を所定の外部装置であるロッカー管理装置20から取得する回収情報取得部として機能することになる。
これまでの説明では、ロッカー装置10が回収対象の物品の有無を判定する構成を例に説明を行ったが、ロッカー装置10がロッカー管理装置20に問い合せを行い、ロッカー管理装置20が回収対象の物品の有無を判定する構成としてしてもよい。かかる構成では、回収対象抽出部16eは、回収対象となる回収物品に関する情報を所定の外部装置であるロッカー管理装置20から取得する回収情報取得部として機能することになる。
図14は、ロッカー管理装置20が回収対象の物品の有無を判定する場合の配送業者用処理を示すフローチャートである。まず、配送業者用処理が開始され、表示操作部11などにより配送業者IDを取得すると(ステップS401)、回収対象抽出部16eは、取得した配送業者IDをロッカー管理装置20に送信することで、回収対象の問い合せを行う(ステップS402)。
ロッカー管理装置20は、ロッカー装置10から回収対象の問い合せを受けたならば、回収管理データ24cを参照して回収対象の抽出を行い(ステップS501)、抽出結果をロッカー装置10に送信する(ステップS502)。ここで、ロッカー管理装置20は、問い合せ元のロッカー装置10の近傍に所在するロッカー装置10も抽出の対象とすることができる。すなわち、問い合せ元のロッカー装置10に収納され、保管期限を超過した物品に加え、近傍に所在するロッカー装置10に収納され、保管期限を超過した物品も回収対象として抽出することが可能である。
ロッカー装置10の回収制御部16dは、ロッカー管理装置20から受信した抽出結果に回収対象の存在が示されていたならば(ステップS403;Yes)、抽出された回収対象についての情報を表示操作部11に表示することで配送業者に報知する(ステップS404)。
その後、配送業者から回収を行う旨の操作を受付けたならば(ステップS405;Yes)、配送業者により選択された収納部を解錠し(ステップS406)、解錠した収納部のインジケータを回収に対応する態様で点灯することで、回収対象の所在を表示する(ステップS407)。そして、解錠した収納部の扉の開閉により回収を検知すると(ステップS408)、回収制御部16dは、回収完了通知をロッカー管理装置20に送信し(ステップS409)、回収管理データ15cを更新する(ステップS410)。
なお、ロッカー管理装置20は、ロッカー装置10から回収完了通知を受信すると、回収完了を利用者に報知し(ステップS503)、自装置の回収管理データ24cを更新する処理を行う(ステップS504)。
ステップS410の後、ロッカー管理装置20から回収対象なしとの抽出結果を受信した場合(ステップS403;No)、もしくは、配送業者から回収を行う旨の操作を受け付けなかった場合(ステップS405;No)、ロッカー装置10の入出庫処理部16bは、受け付けた配送業者IDに基づき、預入先の収納部を解錠し(ステップS411)、解錠した収納部のインジケータを預入に対応する態様で点灯することで、預入先の所在を表示する(ステップS412)。そして、解錠した収納部の扉の開閉により預入を検知すると(ステップS413)、入出庫処理部16bは、預入完了通知をロッカー管理装置20に送信し(ステップS414)、配送管理データ15bを更新して(ステップS415)、配送業者用処理を終了し、元の処理に戻る。
次に、料金の請求の変形例について説明する。既に説明したように、利用者による受取までの日数に応じた料金を請求することが可能であるが、料金を課すか否かや、料金を免除するかや、料金を割引するかは利用者の権限に応じて異ならせることが可能である。
図15は、利用者の権限に応じた料金の請求について説明するフローチャートである。図15では、保管期限を超過した場合に保管期限超過料金を設定するが、利用者が所定の権限を有する場合には保管期限超過料金を免除する場合の処理手順を示している。
具体的には、回収制御部16dは、回収管理データ15cから定期的にエントリの保管期限を読み出し(ステップS601)、保管期限を超過しているか否かを判定する(ステップS602)。判定の結果、保管期限を超過していなければ(ステップS602;No)、そのまま処理を終了する。
保管期限を超過している場合には(ステップS602;Yes)、回収制御部16dは、利用者の権限を認証し(ステップS603)、保管期限超過料金の請求対象であるか否かを判定する(ステップS604)。
保管期限超過料金の請求対象であるならば(ステップS604;Yes)、回収制御部16dは、保管期限超過料金を設定する(ステップS605)。ステップS605の後、若しくは保管期限超過料金の請求対象でない場合(ステップS604;No)、回収制御部16dは、回収対象の項目の値を「設定」に変更し(ステップS606)、処理を終了する。
このように、物品の受取りまでの期間や利用者の権限に応じて料金を課すことで、早期の物品受取を促し、ロッカー装置10の利用率を向上し、収益の増加をはかることができる。なお、ここでは保管期限を超過してから料金を課す場合を示したが、保管期限内であっても物品の預入からの経過時間に応じて料金を課すこととしてもよい。また、日時の経過に応じて料金を加算してもよい。
次に、複数の配送業者に対する収納部の割り当てについて説明する。図16は、複数の配送業者に対する収納部の割り当てについての説明図である。複数の配送業者がロッカー装置10の収納部を配送先として使用する場合、ロッカー装置10の収納部をいかにして割り当てるかが問題となる。例えば、予約が集中する事態に備えて特定の配送業者が収納部を過剰に確保すると、他の配送業者による利用が阻害されてしまう。
そこで、図16に示すように、入札によって収納部の割り当てを行うことで、収納部の適正な割り当てを実現することができる。具体的には、ロッカー装置10の収納部を予約する際に、配送業者が対象日のロッカー利用料を指定して入札すると、ロッカー管理装置20は、入札金額が最大の配送業者、すなわち最も高額の利用料を提示した配送業者の予約を受け付ける。なお、予約の確定後に他の配送業者に譲渡可能としてもよい。また、配送業者間に提携関係があるならば、提携先に譲渡することも可能である。
次に、収納部の予約の変形例について説明する。図17は、収納部の予約の変形例を説明する説明図である。ロッカー装置10に物品を配送する場合、配送の予約時点では必ずしも収納部を確保する必要は無く、物品を収納する時点で空き状態の収納部を使用することもできる。また、複数の物品について配送の予約を受けた場合に、一部についてのみ収納部を確保することもできる。
図17(a)では、5つの物品についてロッカー装置10への配送の予約を受け付けているが、ロッカー装置10の収納部の空き数は「3」である。このような場合に、5つの物品についてそれぞれ預入鍵データを生成し、ロッカー装置10に送信すると、図17(b)に示すように、ロッカー装置10は、5つの預入鍵データのうち、3つの預入鍵データに収納部IDを対応付けて収納部の予約を行う。この結果、収納部の空き数は「0」となり、2つの預入鍵データは収納部IDが対応付けられていない状態となる。
図17(b)に示した収納部の予約の時点では空き数が「0」であるが、物品の配送が実行されるまでには収納部が解放され、空き数が増えることが期待できる。図17(c)に示すように、物品の配送時点で空き数が「2」となっていたならば、収納部IDが対応付けられていない預入鍵データに対して空き状態の収納部を割り当てることで、物品の収納を行うことが可能である。
上述してきたように、物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置10が、配送業者の識別情報である配送業者IDを取得した場合に、複数の収納部の少なくとも一つに収納された回収対象となる回収物品が存在することを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御することで、収納部から物品を効率よく回収することができる。
回収物品が存在する旨を示す情報としては、物品そのものの情報であってもよいし、物品が収納された収納部の情報であってもよい。また、配送業者IDの取得は、表示操作部11、コードリーダ12、カードリーダ12aなど、任意の手段を用いて行うことができる。
本実施例では、受取期限を超過した物品を回収対象とする場合を示したが、例えば食品の賞味期限など、物品の特性などから回収対象を定めてもよい。また、回収は、同一の配送業者により収納された物品に限定されず、設定により他の配送業者によって行うことも可能である。
さらに、配送業者により預け入れられた物品に限らず、ロッカー装置10の貨幣処理部18に収納された貨幣を回収対象とすることも可能である。また、受取期限を超過していない場合であっても、利用者自身が、他の受取人に対し、発送する物品の回収を行うこともできる。
また、本実施例では、配送専用のロッカー装置10を例に説明を行ったが、利用者が物品の預入と取出を行うコインロッカー機能を有する場合には、コインロッカー機能で預入が行われ、取り出されることなく所定期間が経過した物品を配送業者による回収対象とすることができる。
また、同一のロッカー装置10に限らず、近傍に所在する他のロッカー装置10に収納された物品についても回収対象とすることが可能である。近傍のロッカー装置10における回収対象を報知する場合には、当該ロッカー装置10の場所を示す表示をさらに行うことが望ましい。
回収物品が存在する旨を示す情報の報知は、表示操作部11による表示、スピーカ11aによる音声出力、インジケータの点灯を用いて行うことができる。また、報知には、「回収荷物あり」、「貨幣の回収もお願いします」、「xx業者の荷物についても回収しませんか?」など、任意のメッセージを用いることができる。複数の配送業者について回収対象の物品が存在する場合には、配送業者ごとに「回収しますか?」との表示を画面遷移させてもよい。
また、ロッカー装置10は、回収対象となる回収物品に関する情報を回収管理データ15cとして記憶部15に記憶し、配送業者IDを取得した場合に、記憶部15に回収対象となる回収物品に関する情報が記憶されていることを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知する。このため、自装置に収納された物品について回収の要否を管理し、適正に報知を行うことができる。
また、ロッカー装置10は、取得された配送業者IDに基づいて、記憶部15に記憶された回収対象となる回収物品のうち該配送業者の回収対象となる回収物品を抽出する回収対象抽出部16eをさらに備え、回収対象抽出部16eにより回収物品が抽出されたことを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するので、配送業者ごとに回収対象の物品を異ならせることができる。
また、ロッカー装置10は、回収対象となる回収物品に関する情報を所定の外部装置であるロッカー管理装置20から取得する回収情報取得部を有してもよい。かかる構成では、配送業者IDを取得した場合に、回収情報取得部により回収対象となる回収物品に関する情報が取得されたことを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御することになる。
なお、本実施例では、配送業者が物品の預入のためにロッカー装置10を操作したときに回収物品に係る報知をうける場合を例に説明を行ったが、配送業者が所定の物品の回収のためにロッカー装置10を操作したときに他の回収物品に係る報知を受けることも可能である。所定の物品の回収には、事前に配送業者により配送された物品の回収、貨幣処理部18に収納された貨幣の回収、利用者が発送のために収納した物品に対する集荷業務としての回収などが含まれる。
また、ロッカー装置10は、回収物品が存在する旨を示す情報を報知した後、配送業者による回収物品を回収する旨を示す操作、又は、配送業者による回収物品を回収しない旨を示す操作を受け付けることができる。
回収物品を回収する旨を示す操作を受け付けた場合には、ロッカー装置10は、回収物品が収納された収納部を解錠する。一方、回収物品を回収しない旨を示す操作を受け付けた場合には、ロッカー装置10は、配送業者が収納する物品を収納する収納部を解錠する。なお、回収物品が複数の収納部に収納されている場合には、収納部ごとに回収物品を回収する旨を示す操作、又は、回収物品を回収しない旨を示す操作を受け付けることができる。
また、ロッカー装置10は、各収納部にそれぞれ個別報知部としてインジケータを設けており、回収物品が収納されている収納部を個別報知部により報知する報知態様と、物品を収納する収納部を個別報知部により報知する報知態様とを異ならせることができる。
なお、上記の実施例では、物品の購入時点で配送先の収納部を予約する場合を例に説明を行ったが、物品の配送予定が定まった後に利用者に通知し、配送先の収納部の選択を行わせて予約する構成としてもよい。具体的には、配送日が未定若しくは配送日まで所定日数以上である物品を購入した場合には、物品の発注準備を完了したときに、利用者端末30に発送準備完了通知を行い、この発送準備完了通知を確認した利用者がロッカー装置の予約を行うことになる。
また、上記の実施例では、ロッカー装置を配送先として利用する場合に、利用者端末からロッカー管理装置にアクセスして配送先を決定し、ロッカー管理装置が生成した預入鍵データを利用者端末に通知し、利用者端末から販売者に配送先及び預入データを通知する構成を例示したが、本発明はかかる構成に限定されるものではない。例えば、利用者端末からロッカー装置を配送先として指定した場合に、ロッカー管理装置が生成した預入鍵データを販売者や配送業者に通知する構成としてもよい。
また、上記の実施例では、ロッカー装置を配送先として決定した場合に預入鍵データを生成し、預入が完了した場合に受取鍵データを生成する構成を例示したが、ロッカー装置を配送先として決定した時点で預入鍵データ及び受取鍵データを生成し、預入鍵データを販売者や配送業者に通知するとともに、受取鍵データを利用者端末に通知する構成としてもよい。
また、上記の実施例では、空き状態の収納部についても施錠を行う施錠待機の構成を例に説明を行ったが、空き状態の収納部を解錠状態とする解錠待機を行う構成で実施してもよい。
また、上記の実施例に図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部または一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係るロッカー装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムは、収納部から物品を効率よく回収することに適している。
10 ロッカー装置
11 表示操作部
11a スピーカ
12 コードリーダ
12a カードリーダ
13 プリンタ
14、23 通信部
15、24 記憶部
15a 収納管理データ
15b、24b 配送管理データ
15c、24c 回収管理データ
15d ロッカー管理プログラム
16 主制御部
16a 収納管理部
16b 入出庫処理部
16c 施解錠制御部
16d 回収制御部
16e 回収対象抽出部
17 収納制御部
18 貨幣処理部
18a 紙幣処理部
18b 硬貨投入口
18c 硬貨返却口
20 ロッカー管理装置
21 表示部
22 入力部
24a ロッカー装置データ
25 制御部
25a ロッカー装置管理部
25b 配送管理部
25c 回収管理部
30 利用者端末
40 販売者
50 配送業者
L01、L02、L11 収納部
L01a、L02a ロック機構
L01b、L02b インジケータ
11 表示操作部
11a スピーカ
12 コードリーダ
12a カードリーダ
13 プリンタ
14、23 通信部
15、24 記憶部
15a 収納管理データ
15b、24b 配送管理データ
15c、24c 回収管理データ
15d ロッカー管理プログラム
16 主制御部
16a 収納管理部
16b 入出庫処理部
16c 施解錠制御部
16d 回収制御部
16e 回収対象抽出部
17 収納制御部
18 貨幣処理部
18a 紙幣処理部
18b 硬貨投入口
18c 硬貨返却口
20 ロッカー管理装置
21 表示部
22 入力部
24a ロッカー装置データ
25 制御部
25a ロッカー装置管理部
25b 配送管理部
25c 回収管理部
30 利用者端末
40 販売者
50 配送業者
L01、L02、L11 収納部
L01a、L02a ロック機構
L01b、L02b インジケータ
Claims (13)
- 物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置であって、
配送業者の識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記複数の収納部の少なくとも一つに収納された回収対象となる回収物品が存在することを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する制御部と
を備えたことを特徴とするロッカー装置。 - 回収対象となる回収物品に関する情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、
前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記記憶部に回収対象となる回収物品に関する情報が記憶されていることを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のロッカー装置。 - 前記識別情報取得部により取得された配送業者の識別情報に基づいて、前記記憶部に記憶された回収対象となる回収物品のうち該配送業者の回収対象となる回収物品を抽出する抽出部をさらに備え、
前記制御部は、
前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記抽出部により前記回収物品が抽出されたことを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する
ことを特徴とする請求項2に記載のロッカー装置。 - 回収対象となる回収物品に関する情報を所定の外部装置から取得する回収情報取得部をさらに備え、
前記制御部は、
前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記回収情報取得部により回収対象となる回収物品に関する情報が取得されたことを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のロッカー装置。 - 前記識別情報取得部は、
前記収納部に物品を収納する配送業者又は前記収納部に収納された他の物品を回収する配送業者の識別情報を取得する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載のロッカー装置。 - 前記配送業者による前記回収物品を回収する旨を示す操作、又は、前記配送業者による前記回収物品を回収しない旨を示す操作を受け付ける操作部をさらに備えたことを特徴する請求項1乃至5のいずれか一つに記載のロッカー装置。
- 前記制御部は、
前記操作部を介して前記回収物品を回収する旨を示す操作を受け付けたことを条件として、前記回収物品が収納された収納部を解錠する
ことを特徴とする請求項6に記載のロッカー装置。 - 前記制御部は、
前記操作部を介して前記収納部に物品を収納する配送業者による前記回収物品を回収しない旨を示す操作を受け付けたことを条件として、前記配送業者が収納する物品を収納する収納部を解錠する
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のロッカー装置。 - 前記制御部は、
前記回収物品が複数の収納部に収納されている場合に、前記操作部により収納部ごとに前記回収物品を回収する旨を示す操作、又は、前記回収物品を回収しない旨を示す操作を受け付ける
ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一つに記載のロッカー装置。 - 前記制御部は、
各収納部にそれぞれ個別報知部が設けられている場合に、前記回収物品が収納されている収納部の個別報知部により報知する報知態様と、物品を収納する収納部の個別報知部により報知する報知態様とを異ならせる
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一つに記載のロッカー装置。 - 物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置と、該ロッカー装置を管理するロッカー管理装置とを通信可能に接続したロッカー管理システムであって、
前記ロッカー装置は、
物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置であって、
配送業者の識別情報を取得する識別情報取得部と、
回収対象となる回収物品に関する情報を前記ロッカー管理装置から取得する回収情報取得部と、
前記識別情報取得部により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記回収情報取得部により回収対象となる回収物品に関する情報が取得されたことを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する制御部と
を備えたことを特徴とするロッカー管理システム。 - 物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置におけるロッカー管理方法であって、
配送業者の識別情報を取得する識別情報取得工程と、
前記識別情報取得工程により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記複数の収納部の少なくとも一つに収納された回収対象となる回収物品が存在することを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する制御工程と
を含んだことを特徴とするロッカー管理方法。 - 物品を収納する複数の収納部を有し、各収納部の施解錠を行うロッカー装置のロッカー管理プログラムであって、
配送業者の識別情報を取得する識別情報取得手順と、
前記識別情報取得手順により前記配送業者の識別情報を取得した場合に、前記複数の収納部の少なくとも一つに収納された回収対象となる回収物品が存在することを条件として、該回収物品が存在する旨を示す情報を報知するよう制御する制御手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とするロッカー管理プログラム。
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JP2017160589A JP2019037389A (ja) | 2017-08-23 | 2017-08-23 | ロッカー装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラム |
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