JP2019006300A - 気圧式倍力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量化された気圧式倍力装置を提供する。【解決手段】ハウジング2内の前室Aは、前側パワーピストン25により前側定圧室A1と前側変圧室A2とに画成されている。一方、ハウジング2内の後室Bは、後側パワーピストン28により後側定圧室B1と後側変圧室B2とに画成されている。後側パワーピストン28は、後側ダイヤフラム29と、後側定圧室B1側に位置して後側ダイヤフラム29に沿って形成された後側ピストン部材32とにより構成されている。後側ダイヤフラム29には、後側変圧室B2内に向けて突出する突出部30が設けられている。突出部30と後側ピストン部材32との間には、空間部30Bが形成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用ブレーキ装置に用いられる気圧式倍力装置に関する。
一般に、車両のブレーキ系統には、ブレーキペダルとマスタシリンダとの間に気圧式倍力装置が設けられている。この種の気圧式倍力装置は、ブレーキペダルから入力ロッドに加えられる踏力を、内部の定圧室と変圧室との圧力差に応じて倍力することにより、大きな出力を出力ロッドからマスタシリンダ側に取り出す構成としている(特許文献1参照)。
ところで、特許文献1による気圧式倍力装置は、変圧室の容量を小さくしてブレーキ操作の応答性を向上させている。また、この他の方法として、ハウジングの内部を定圧室と変圧室とに画成するダイヤフラムの一部を変圧室側に肉盛りすることにより、変圧室の容量を小さくしてブレーキ操作の応答性を向上させる構造も考えられる。しかし、この構造では、気圧式倍力装置の重量の増加およびコストの増加となる虞がある。
そこで、本発明の目的は、軽量化された気圧式倍力装置を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明の気圧式倍力装置は、複数のシェルからなるハウジングと、前記ハウジング内を定圧室と変圧室とに画成するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムと共にパワーピストンを構成し前記定圧室側に位置して前記ダイヤフラムに沿って形成されたピストン部材と、前記パワーピストンに連結され前記ハウジング内を移動するバルブボディと、一端側がブレーキペダルに連結され他端側が前記バルブボディ内に向けて延びる入力ロッドと、前記バルブボディ内に配置され前記入力ロッドに連結されるプランジャと、前記入力ロッドが前記プランジャを移動させることにより前記変圧室に作動気体を導入して前記定圧室と前記変圧室との間に圧力差を発生させる弁手段と、この圧力差によって前記パワーピストンに生じた推力が作用する出力ロッドと、を備えてなる気圧式倍力装置において、前記ダイヤフラムには、前記変圧室内に向けて突出する突出部が設けられ、前記突出部と前記ピストン部材との間には、空間部が形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、気圧式倍力装置を軽量化させることができる。
以下、車両用ブレーキ装置に適用されるタンデム型の気圧式倍力装置を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
図1において、気圧式倍力装置1は、複数のシェルからなるハウジング2を有している。具体的には、ハウジング2は、車両(図示せず)の前側寄りに位置するフロントシェル3と、フロントシェル3の後端側に連結されたリヤシェル4と、フロントシェル3とリヤシェル4との間に設けられハウジング2内を前室Aと後室Bとの2室に画成するセンタシェル5とからなっている。これらシェル3,4,5は、その外周側で互いに気密状態に取付けられている。
フロントシェル3は、マスタシリンダ(図示せず)への取付面となる前壁3Aと、該前壁3Aの径方向外側端部から後方に向けて延びる外周筒部3Bとを含んで構成されている。前壁3Aの中央部には、マスタシリンダの一部を収納するための筒状凹部3A1が形成されている。筒状凹部3A1には、マスタシリンダとの間を気密にシールする環状のシール部材(図示せず)が設けられている。このシール部材は、ハウジング2内の前側定圧室A1を外部の大気に対して気密状態にシールする。また、前壁3Aには、筒状凹部3A1よりも径方向外側に位置して後述のロッド部材22が挿通されるフロント側挿通孔3A2と、後述の負圧導入管21に連通する負圧導入孔3A3とが形成されている。
リヤシェル4は、車体(図示せず)への取付面となる後壁4Aと、該後壁4Aの中央部から軸方向外向きに突出した後方筒部4Bと、後壁4Aの径方向外側端部から前方に向けて延びる外周筒部4Cとを含んで構成されている。
後壁4Aには、後方筒部4Bよりも径方向外側に位置して後述のロッド部材22が挿通されるリヤ側挿通孔4A1が形成されている。また、後方筒部4Bの軸方向(長さ方向)途中部位には、環状の段差部4B1が設けられている。この段差部4B1には、後述する入力ロッド8の押動操作解除時に後述のストップキー16が当接することにより、後述のバルブボディ6およびプランジャ14の戻り位置が規制される。外周筒部4Cは、後壁4Aから前方に向けて延び、その先端側でフロントシェル3とセンタシェル5とに連結されている。また、外周筒部4Cの先端側には、センタシェル5との間に後述の後側ダイヤフラム29が固定されている。
センタシェル5は、フロントシェル3とリヤシェル4との間に位置して、径方向外側端部がリヤシェル4の前端側に連結されている。センタシェル5は、ハウジング2内をフロントシェル3とセンタシェル5との間に形成された前室Aと、リヤシェル4とセンタシェル5との間に形成された後室Bとに画成している。また、センタシェル5の中央部には、後述のバルブボディ6が挿通されるバルブボディ挿通孔5Aが形成され、バルブボディ挿通孔5Aの径方向外側となる位置には、後述の筒状部材24の一端側を保持する筒状部材取付孔5Bが形成されている。
バルブボディ6は、リヤシェル4の後方筒部4B内に挿通されている。このバルブボディ6は、ハウジング2内で軸方向(図1の左,右方向)に変位(移動)可能に設けられている。バルブボディ6は、例えば高強度の樹脂材料を用いて、マスタシリンダ側に位置する本体部6Aと、車体取付側に位置する小径筒部6Bとにより段付き状に形成されている。
バルブボディ6の本体部6Aは、センタシェル5のバルブボディ挿通孔5Aにシール部材7を介して摺動可能に挿嵌されている。本体部6Aの前端側は、前室A内に位置して後述の前側パワーピストン25の内周側に連結(固定)されている。また、本体部6Aの後端側は、後室B内に位置して後述の後側パワーピストン28の内周側に連結(固定)されている。
一方、バルブボディ6の小径筒部6Bは、車体取付側(図1の右側)がリヤシェル4の後方筒部4Bからハウジング2の外部に向けて延出している。そして、バルブボディ6は、後述の前側パワーピストン25と後側パワーピストン28との変位に連動してハウジング2内を軸方向に移動(変位)する。
バルブボディ6には、前側定圧室A1と常時連通して本体部6Aから小径筒部6Bに向けて軸方向に延びる軸方向通路6Cと、該軸方向通路6Cと後側定圧室B1とを常時連通する径方向通路6Dとが形成されている。即ち、前室Aの前側定圧室A1と後室Bの後側定圧室B1とは、バルブボディ6の軸方向通路6Cと径方向通路6Dとにより常時連通している。
また、バルブボディ6の小径筒部6Bには、軸方向通路6Cと径方向通路6Dとは異なる位置に、他の径方向通路6Eが形成されている。この径方向通路6Eは、前側変圧室A2と後側変圧室B2とに常時連通している。そして、軸方向通路6C、径方向通路6D、および径方向通路6Eは、バルブボディ6の軸方向の移動に伴って、前側定圧室A1および後側定圧室B1と前側変圧室A2および後側変圧室B2とを後述のポペット弁体9、プランジャ14等を介して連通、遮断する。
さらに、バルブボディ6には、リヤシェル4の段差部4B1に対応する位置にキー挿入孔6Fが形成されている。このキー挿入孔6Fには、後述のストップキー16が挿入されている。また、バルブボディ6には、軸方向通路6Cの車体取付側の開口端に環状の弁座部6Gが形成されている。この弁座部6Gには、後述のポペット弁体9が離着座する構成となっており、本発明の弁手段の一部を構成している。また、バルブボディ6には、本体部6Aの内周側に位置して後述の出力ロッド17側へと軸方向に突出する筒状突出部6Hが一体形成されている。
入力ロッド8は、一端側がブレーキペダル(図示せず)に連結され他端側がバルブボディ6内に向けて延びている。即ち、入力ロッド8は、車体取付側がリヤシェル4の後方筒部4Bから外部に突出し、マスタシリンダ側(図1の左側)がバルブボディ6の小径筒部6B内に挿入されている。この入力ロッド8は、ブレーキ操作時には図1中の矢示C方向に押動される。また、入力ロッド8の先端側には、球形部8Aが一体形成され、この球形部8Aは、後述のプランジャ14にカシメ等の手段を用いて連結されている。
ポペット弁体9は、入力ロッド8の外周側に位置してバルブボディ6の小径筒部6B内に設けられている。このポペット弁体9は、弾性材料によって略筒状に形成され、車体取付側が後述の戻しばね11によりバルブボディ6の内周側に押付けられて固定されている。そして、ポペット弁体9のマスタシリンダ側は、弱ばね10によりバルブボディ6の弁座部6Gに向けて常時付勢されている。ポペット弁体9は、バルブボディ6の弁座部6Gと、後述するプランジャ14の当接部14Aとに離着座するもので、前側変圧室A2と後側変圧室B2とに作動気体を導入して前側定圧室A1と前側変圧室A2および後側定圧室B1と後側変圧室B2との間に圧力差を発生させる本発明の弁手段の一部を構成している。
戻しばね11は、バルブボディ6の小径筒部6Bと入力ロッド8との間に配設されている。この戻しばね11は、バルブボディ6に対して入力ロッド8を車体取付側に向けて常時付勢している。これにより、入力ロッド8に対する押動操作(ブレーキ操作)の解除時には、バルブボディ6がハウジング2内を矢示D方向に移動し、図1に示す初期位置(後述のストップキー16により規制された位置)に戻るまで、入力ロッド8が戻しばね11により押圧される。
フィルタ12は、バルブボディ6の車体取付側開口(作動気体導入開口)に装着されている。このフィルタ12は、ハウジング2の外部からバルブボディ6の小径筒部6B内に導入される作動気体としての空気を清浄化し、ハウジング2内にダスト等が侵入するのを抑制する。また、バルブボディ6の小径筒部6Bの外周側に装着された保護ブーツ13は、弾性材料により蛇腹状の筒体として形成され、バルブボディ6の突出端側を外部のダスト等から保護する。
プランジャ14は、入力ロッド8の球形部8Aに固着され、バルブボディ6の内周側で軸方向に移動(変位)可能に挿嵌されている。即ち、プランジャ14は、入力ロッド8と一体に軸方向に変位する構成となっている。プランジャ14の車体取付側(後端)には、ポペット弁体9に離着座する当接部14Aが設けられている。プランジャ14の当接部14Aは、ポペット弁体9に離着座することにより、フィルタ12を介してバルブボディ6の小径筒部6B内に導入された作動気体(大気圧)を径方向通路6E側に導入したり、大気導入を遮断したりする。
即ち、プランジャ14は、当接部14Aがポペット弁体9に離着座することにより、バルブボディ6の小径筒部6B内の大気圧に対する前側変圧室A2および後側変圧室B2の連通、遮断を行う。また、ポペット弁体9がバルブボディ6の弁座部6Gに離着座することにより、前側定圧室A1および後側定圧室B1に対する前側変圧室A2および後側変圧室B2の連通、遮断を行う。また、プランジャ14の外周側には、バルブボディ6のキー挿入孔6Fと対応する位置に環状溝が形成され、この環状溝には、後述のストップキー16が係合状態で取付けられている。
プランジャ14の一部を構成する移動体15は、バルブボディ6の筒状突出部6H内で軸方向に移動(変位)する。移動体15の前端側(マスタシリンダ側)は、バルブボディ6の筒状突出部6Hの内周側に挿嵌され、後述のリアクションディスク20に当接する。
ストップキー16は、略長方形の平板を用いて形成され、バルブボディ6のキー挿入孔6Fを介してプランジャ14に遊嵌状態で係合されている。そして、ストップキー16の端部は、バルブボディ6から径方向に一定寸法だけ突出し、リヤシェル4の環状の段差部4B1に当接可能となっている。即ち、入力ロッド8に対する押動操作の解除時に、ストップキー16は、リヤシェル4の段差部4B1に当接することにより、バルブボディ6とプランジャ14の戻り位置を図1に示すように規制する。
出力ロッド17は、入力ロッド8の押動操作力を倍力した状態でマスタシリンダに出力するものである。出力ロッド17には、車体取付側に大径のフランジ部17Aが設けられている。フランジ部17Aは、後述のリアクションディスク20を介してバルブボディ6の筒状突出部6Hを施蓋するように、バルブボディ6の筒状突出部6Hに嵌合されている。
そして、出力ロッド17は、入力ロッド8の押動操作時に、前側定圧室A1と前側変圧室A2および後側定圧室B1と後側変圧室B2との圧力差によってバルブボディ6と一緒に図1中の矢示C方向に大きな出力をもって押動される。即ち、出力ロッド17のマスタシリンダ側は、フロントシェル3の筒状凹部3A1に向けて軸方向に突出し、入力ロッド8の押動操作力を倍力した力(出力)で前記マスタシリンダのピストン(図示せず)を軸方向に押圧する構成となっている。
ばね受18は、バルブボディ6の本体部6Aの内周側に位置して、出力ロッド17のフランジ部17Aを介して筒状突出部6Hの外周側に取付けられている。ばね受18は、筒状突出部6Hに対するフランジ部17Aの抜止めを戻しばね19と共に行う構成となっている。ここで、戻しばね19は、ばね受18とフロントシェル3の筒状凹部3A1との間に配設され、バルブボディ6を車体取付側に常時付勢している。
リアクションディスク20は、バルブボディ6の筒状突出部6Hと出力ロッド17のフランジ部17Aとの間に配設されている。このリアクションディスク20は、弾性変形可能なゴム材料等を用いて円板状に形成されている。そして、リアクションディスク20は、前側定圧室A1と前側変圧室A2および後側定圧室B1と後側変圧室B2との間に発生した圧力差により、バルブボディ6に生じた推力を出力ロッド17に伝達する。また、リアクションディスク20は、出力ロッド17からの反力を受承すると共に、反力の一部をプランジャ14を介して入力ロッド8側に伝達し、ブレーキペダル側の運転者に踏み応えを与える。
負圧導入管21は、フロントシェル3の前壁3Aに形成された負圧導入孔3A3に連通するパイプ等からなり、エンジンの吸気マニホールドに逆止弁(いずれも図示せず)等を介して接続されている。そして、負圧導入管21は、前記エンジンの作動時に吸気マニホールド内で発生した負圧を前側定圧室A1と後側定圧室B1とに導くことにより、前側定圧室A1内と後側定圧室B1内とを大気圧よりも低い圧力に保持する。
ロッド部材22は、ハウジング2内の前室Aと後室Bとの間を軸方向に延びる中実な円柱体として形成されている。ロッド部材22の前端側は、フロントシェル3のフロント側挿通孔3A2から突出してマスタシリンダに固定される。一方、ロッド部材22の後端側は、リヤシェル4のリヤ側挿通孔4A1から突出して車体に固定される。即ち、ロッド部材22は、フロントシェル3からセンタシェル5を介してリヤシェル4に貫通して設けられ、気圧式倍力装置1を車体(車両)およびマスタシリンダに取付けるためのものである。このロッド部材22は、例えばバルブボディ6の小径筒部6Bの外周側で周方向に離間して2個(1個のみ図示)設けられている。
ロッド部材22のうち前室A側に位置する部分には、後述の前側パワーピストン25が摺動可能に取付けられている。また、ロッド部材22の中央部は、後述の筒状部材24を介してセンタシェル5の筒状部材取付孔5Bを挿通している。そして、ロッド部材22のうち後室B側に位置する部分は、後述の筒状部材24の貫通孔24Aに挿通している。
車体取付ボルト23は、バルブボディ6の小径筒部6Bの径方向外側に例えば離間して2個(図1で1個のみ図示)設けられている。これにより、気圧式倍力装置1は、2個のロッド部材22の後端側と2個の車体取付ボルト23とにより図示しない車体に取付けられ、2個のロッド部材22の前端側により図示しないマスタシリンダに取付けられる構成となっている。
筒状部材24は、前端側がセンタシェル5の筒状部材取付孔5Bに固定され、後端側が後述する後側ダイヤフラム29の筒状部材貫通孔29Cに貫通された状態で支持されている。即ち、後側パワーピストン28は、筒状部材24の外周面に沿って軸方向に摺動可能となっている。筒状部材24の内周側は、軸方向に貫通して延びる貫通孔24Aとなっている。図1に示すように、貫通孔24Aは、前端側が前側変圧室A2に開口し、後端側が後側変圧室B2に開口する円形孔として形成されている。
貫通孔24Aの孔径は、ロッド部材22の外径寸法よりも大きく形成されている。これにより、ロッド部材22と貫通孔24Aとの間の隙間は、前側変圧室A2と後側変圧室B2とを連通する連通路となっている。従って、前室Aの前側変圧室A2は、連通路と後側変圧室B2とを介してバルブボディ6の径方向通路6Eに連通している。
次に、ハウジング2内に設けられた前側パワーピストン25と後側パワーピストン28とについて説明する。
前側パワーピストン25は、ハウジング2内の前室A内に設けられている。この前側パワーピストン25は、ハウジング2の前,後方向の中間部で外周側(径方向外側)がフロントシェル3とセンタシェル5との間に固定され、内周側(径方向内側)がバルブボディ6の前端側に固定された前側ダイヤフラム26と、バルブボディ6の前端側から前側ダイヤフラム26の前面26Aに沿って径方向外側に向けて延びる前側ピストン部材27とにより構成されている。
この場合、前側ダイヤフラム26は、ハウジング2の前室A内を前側定圧室A1と前側変圧室A2とに画成している。これにより、前室Aは、フロントシェル3と前側ダイヤフラム26との間が前側定圧室A1となり、前側ダイヤフラム26とセンタシェル5との間が前側変圧室A2となっている。
そして、前側ダイヤフラム26は、内周側(中央開口部)がバルブボディ6の前端側を係止するバルブボディ係止孔26Bとなっている。また、前側ダイヤフラム26には、バルブボディ係止孔26Bよりも径方向外側に2個のロッド部材22がそれぞれ貫通するロッド部材貫通孔26C(図1で1個のみ図示)が形成されている。
前側ピストン部材27は、例えば金属材料により形成されたプレートで、内周側がバルブボディ6の前端側に係止され、外周側が前側ダイヤフラム26の途中部位まで前側ダイヤフラム26の前面26Aに沿って延びている。前側ピストン部材27は、前側ダイヤフラム26を補強する補強部材となっている。そして、前側パワーピストン25(前側ダイヤフラム26と前側ピストン部材27)は、バルブボディ6と共に前側定圧室A1と前側変圧室A2との圧力差により、前室A内を前,後方向に変位(移動)する。
後側パワーピストン28は、ハウジング2内の後室B内に設けられている。この後側パワーピストン28は、外周側(径方向外側)がリヤシェル4の前端側でリヤシェル4とセンタシェル5との間に固定され、内周側(径方向内側)がバルブボディ6の本体部6Aの後端側(車体取付側)に固定された後側ダイヤフラム29と、バルブボディ6の本体部6Aの後端側から後側ダイヤフラム29の前面29Aに沿って径方向外側に向けて延びる後側ピストン部材32とにより構成されている。
この場合、後側ダイヤフラム29は、ハウジング2の後室B内を後側定圧室B1と後側変圧室B2とに画成している。これにより、後室Bは、センタシェル5と後側ダイヤフラム29との間が後側定圧室B1となり、後側ダイヤフラム29とリヤシェル4との間が後側変圧室B2となっている。
そして、図1〜図3に示すように、後側ダイヤフラム29は、内周側(中央開口部)がバルブボディ6の本体部6Aの後端側を係止するバルブボディ係止孔29Bとなっている。また、後側ダイヤフラム29には、バルブボディ係止孔29Bよりも径方向外側に2個のロッド部材22がそれぞれ貫通する筒状部材貫通孔29Cが形成されている。
ここで、後側ダイヤフラム29には、後側変圧室B2内に向けて膨出するように突出する中空な突出部30が設けられている。図2に示すように、突出部30は、例えば2個の筒状部材貫通孔29Cの間で周方向に離間して4個設けられている。各突出部30は、2個の筒状部材貫通孔29Cの間で周方向に湾曲した扇形状に形成されている。各突出部30は、前側が開口部30Aとなった凹状に形成され、その開口部30Aは後側ピストン部材32により閉塞されている。
突出部30は、後側変圧室B2内に向けて突出することにより、後側変圧室B2内の容量を小さくしている。また、図2に示すように、突出部30は、2個の筒状部材貫通孔29Cを周方向で取囲むように形成されている。これにより、バルブボディ6内から径方向通路6Eを介して後側変圧室B2に導入された作動気体(大気)は、突出部30により筒状部材24の貫通孔24Aに速やかに導かれる。従って、ブレーキ操作時には、後側変圧室B2内への作動気体(大気)の導入および前側変圧室A2内への作動気体(大気)の導入を速やかに行うことができるので、ブレーキ操作における応答性を向上させることができる。
ここで、突出部30と後側ピストン部材32との間には、空間部30Bが形成されている。これにより、後側ダイヤフラム29は、突出部30と後側ピストン部材32との間を中実とした場合に比べて重量を低減させることができる。突出部30の大きさおよび個数は、ブレーキ操作時の応答性等を考慮して、実験等により適宜設定することができる。
また、図2に示すように、空間部30Bは、後側ダイヤフラム29の突出部30から後側ピストン部材32(前側)に向けて延びるリブ31によって複数に分割されている。即ち、リブ31は、例えば空間部30B内を周方向および径方向に延びるように形成することにより、空間部30Bを複数の室に分割している。空間部30Bの個数は、リブ31の配設により、例えば3〜20個、好ましくは5〜10個に分割されている。
リブ31の先端部31A(前端部)は、後側ピストン部材32に当接している。これにより、リブ31は、後側パワーピストン28が変位するときに、突出部30の変形を抑制する補強部材となっている。リブ31の本数および厚さ寸法は、突出部30の大きさおよび突出部30の変形等を考慮して、実験等により適宜設定することができる。
後側ピストン部材32は、例えば金属材料により形成されたプレートで、内周側がバルブボディ6の本体部6Aの後端側に係止され、外周側が後側ダイヤフラム29の途中部位まで後側ダイヤフラム29の前面29Aに沿って延びている。この場合、後側ピストン部材32は、後側ダイヤフラム29の突出部30の部分では突出部30の開口部30Aを閉塞している。後側ピストン部材32は、後側ダイヤフラム29を補強する補強部材となっている。そして、後側パワーピストン28(後側ダイヤフラム29と後側ピストン部材32)は、バルブボディ6と共に後側定圧室B1と後側変圧室B2との圧力差により、後室B内を前,後方向に変位(移動)する。
本実施形態による気圧式倍力装置1は、上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、気圧式倍力装置1は、ハウジング2内をセンタシェル5により前室Aと後室Bとに画成し、前室A内を前側パワーピストン25(前側ダイヤフラム26)により前側定圧室A1と前側変圧室A2とに画成すると共に、後室B内を後側パワーピストン28(後側ダイヤフラム29)により後側定圧室B1と後側変圧室B2とに画成した、所謂タンデム型の気圧式倍力装置となっている。
そして、車両の運転者がブレーキペダルを踏込み操作すると、入力ロッド8が矢示C方向に押動され、プランジャ14が移動体15と一緒に軸方向に変位する。この場合、ポペット弁体9は、バルブボディ6の弁座部6Gにより移動が規制されているので、プランジャ14の当接部14Aは、ポペット弁体9から離座する。これにより、バルブボディ6の小径筒部6B内から大気圧(作動気体)が径方向通路6Eを介して後側変圧室B2内に導入されると共に、後側変圧室B2内に導入された大気圧が筒状部材24の貫通孔24Aを介して前側変圧室A2内に導入される。その結果、前側定圧室A1と前側変圧室A2との間および後側定圧室B1と後側変圧室B2との間に圧力差が発生する。
このため、バルブボディ6は、前側定圧室A1と前側変圧室A2との間の圧力差によって前側パワーピストン25に生じた推力と、後側定圧室B1と後側変圧室B2との間の圧力差によって後側パワーピストン28に生じた推力とでマスタシリンダ側(図1中の左側)に前進する。このときの推力は、バルブボディ6からリアクションディスク20を介して出力ロッド17に伝達され、出力ロッド17に接続されたマスタシリンダのピストンがシリンダ本体内で軸方向に押動される。
これにより、マスタシリンダのシリンダ本体内には、出力ロッド17のストロークに対応したブレーキ液圧が発生し、このブレーキ液圧が車両のブレーキ配管等を介して各車輪側のホイールシリンダ(いすれも図示せず)に分配、供給される。これにより、車両の車輪毎に制動力が付与される。
一方、ブレーキ操作を解除したときには、入力ロッド8が戻しばね11により矢示D方向に押戻され、これに伴ってプランジャ14が移動体15と一緒に同方向に引っ張られる。このとき、プランジャ14の当接部14Aは、ポペット弁体9に着座し、前側変圧室A2および後側変圧室B2を外部の大気に対して遮断する。しかし、プランジャ14は、ポペット弁体9を弱ばね10に抗して矢示D方向に押圧しているため、バルブボディ6の弁座部6Gからポペット弁体9を離座させる。
その結果、前側定圧室A1および後側定圧室B1と前側変圧室A2および後側変圧室B2とが軸方向通路6C、径方向通路6D,6E等を介して互いに連通することになり、前側定圧室A1および後側定圧室B1内の負圧が前側変圧室A2および後側変圧室B2側に導入される。これにより、前側定圧室A1と前側変圧室A2および後側定圧室B1と後側変圧室B2とがブレーキ操作解除前の圧力差よりも低い圧力差になる。従って、出力ロッド17は、バルブボディ6と共に戻しばね19により矢示D方向に押戻され、最終的には図1に示す如く、ストップキー16の突出端側がリヤシェル4の段差部4B1に当接する。
そして、ストップキー16が段差部4B1に当接した状態で、プランジャ14の最終戻り位置が規制され、前側パワーピストン25、後側パワーピストン28、バルブボディ6、入力ロッド8、および出力ロッド17等が図1に示す初期位置に復帰する。また、ポペット弁体9は、バルブボディ6の弁座部6Gとプランジャ14の当接部14Aとに着座し、前側変圧室A2および後側変圧室B2を前側定圧室A1および後側定圧室B1と同様の負圧状態に保ったまま次なるブレーキ操作に備えることになる。
ところで、上述した従来技術では、後側ダイヤフラムには後側変圧室内に向けて突出する突出部を設けることにより後側変圧室内の容量を小さくして、ブレーキ操作時の応答性を向上させている。しかし、突出部は、後側ダイヤフラムを後側変圧室に向けて肉盛りした中実となっているので、気圧式倍力装置の重量の増加およびコストの増加となる虞がある。
そこで、本実施の形態では、後側ダイヤフラム29には後側変圧室B2内に向けて突出する中空な突出部30を設け、この突出部30内を空間部30Bとして形成している。これにより、後側ダイヤフラム29の重量を軽量化させることができると共に、コストを削減することができる。
また、空間部30Bは、突出部30から後側ピストン部材32に向けて延びるリブ31により複数の室に分割して形成されている。このリブ31の先端部31Aは、後側ピストン部材32に当接している。これにより、リブ31は、後側パワーピストン28が変位するときに、突出部30の変形を抑制することができる。即ち、ブレーキ操作がなされて作動気体(大気)が後側変圧室B2内に導入されたときに、リブ31により突出部30の変形が抑制されるので、後側変圧室B2内の容量を小さいままで維持させることができる。また、後側変圧室B2内に導入された作動気体を筒状部材24の貫通孔24Aを介して前側変圧室A2に速やかに導入させることができる。従って、ブレーキ操作時の応答性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態では、突出部30を後側ダイヤフラム29に設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば突出部30を前側ダイヤフラム26に設けてもよい。
また、上述した実施形態では、ハウジング2内をセンタシェル5により前室Aと後室Bとに画成し、前室A内を前側パワーピストン25(前側ダイヤフラム26)により前側定圧室A1と前側変圧室A2とに画成すると共に、後室B内を後側パワーピストン28(後側ダイヤフラム29)により後側定圧室B1と後側変圧室B2とに画成したタンデム型の気圧式倍力装置1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばハウジング内をパワーピストンにより1組の定圧室と変圧室とに画成した気圧式倍力装置に適用してもよい。
以上説明した実施形態に基づく気圧式倍力装置として、例えば、下記に述べる態様のものが考えられる。
第1の態様としては、複数のシェルからなるハウジングと、前記ハウジング内を定圧室と変圧室とに画成するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムと共にパワーピストンを構成し前記定圧室側に位置して前記ダイヤフラムに沿って形成されたピストン部材と、前記パワーピストンに連結され前記ハウジング内を移動するバルブボディと、一端側がブレーキペダルに連結され他端側が前記バルブボディ内に向けて延びる入力ロッドと、前記バルブボディ内に配置され前記入力ロッドに連結されるプランジャと、前記入力ロッドが前記プランジャを移動させることにより前記変圧室に作動気体を導入して前記定圧室と前記変圧室との間に圧力差を発生させる弁手段と、この圧力差によって前記パワーピストンに生じた推力が作用する出力ロッドと、を備えてなる気圧式倍力装置において、前記ダイヤフラムには、前記変圧室内に向けて突出する突出部が設けられ、前記突出部と前記ピストン部材との間には、空間部が形成されていることを特徴とする気圧式倍力装置。
第2の態様としては、第1の態様において、前記ハウジングは、フロントシェルと、前記フロントシェルの後端側に連結されたリヤシェルと、前記フロントシェルと前記リヤシェルとの間に設けられ前記ハウジング内を前室と後室とに画成するセンタシェルとからなり、前記ダイヤフラムは、前記前室内を前側定圧室と前側変圧室とに画成する前側ダイヤフラムと、前記後室内を後側定圧室と後側変圧室とに画成する後側ダイヤフラムとにより構成され、前記ピストン部材は、前記前側ダイヤフラムに沿って形成された前側ピストン部材と、前記後側ダイヤフラムに沿って形成された後側ピストン部材とにより構成され、前記ダイヤフラムの前記突出部は、前記前側ダイヤフラムと前記後側ダイヤフラムとのうち少なくとも前記後側ダイヤフラムに設けられていることを特徴とする気圧式倍力装置。
第3の態様としては、第1,第2の態様において、前記空間部は、前記ダイヤフラムの突出部から前記ピストン部材に向けて延びるリブによって複数に分割されていることを特徴とする気圧式倍力装置。
第4の態様としては、第3の態様において、前記リブは、先端部が前記ピストン部材に当接していることを特徴とする気圧式倍力装置。
1 気圧式倍力装置
2 ハウジング
3 フロントシェル
4 リヤシェル
5 センタシェル
6 バルブボディ
6G 弁座部(弁手段)
8 入力ロッド
9 ポペット弁体(弁手段)
14 プランジャ
14A 当接部(弁手段)
17 出力ロッド
25 前側パワーピストン
26 前側ダイヤフラム
27 前側ピストン部材
28 後側パワーピストン
29 後側ダイヤフラム
30 突出部
30B 空間部
31 リブ
31A 先端部
32 後側ピストン部材
A 前室
A1 前側定圧室
A2 前側変圧室
B 後室
B1 後側定圧室
B2 後側変圧室
2 ハウジング
3 フロントシェル
4 リヤシェル
5 センタシェル
6 バルブボディ
6G 弁座部(弁手段)
8 入力ロッド
9 ポペット弁体(弁手段)
14 プランジャ
14A 当接部(弁手段)
17 出力ロッド
25 前側パワーピストン
26 前側ダイヤフラム
27 前側ピストン部材
28 後側パワーピストン
29 後側ダイヤフラム
30 突出部
30B 空間部
31 リブ
31A 先端部
32 後側ピストン部材
A 前室
A1 前側定圧室
A2 前側変圧室
B 後室
B1 後側定圧室
B2 後側変圧室
Claims (4)
- 複数のシェルからなるハウジングと、
前記ハウジング内を定圧室と変圧室とに画成するダイヤフラムと、
前記ダイヤフラムと共にパワーピストンを構成し前記定圧室側に位置して前記ダイヤフラムに沿って形成されたピストン部材と、
前記パワーピストンに連結され前記ハウジング内を移動するバルブボディと、
一端側がブレーキペダルに連結され他端側が前記バルブボディ内に向けて延びる入力ロッドと、
前記バルブボディ内に配置され前記入力ロッドに連結されるプランジャと、
前記入力ロッドが前記プランジャを移動させることにより前記変圧室に作動気体を導入して前記定圧室と前記変圧室との間に圧力差を発生させる弁手段と、
この圧力差によって前記パワーピストンに生じた推力が作用する出力ロッドと、を備えてなる気圧式倍力装置において、
前記ダイヤフラムには、前記変圧室内に向けて突出する突出部が設けられ、
前記突出部と前記ピストン部材との間には、空間部が形成されていることを特徴とする気圧式倍力装置。 - 前記ハウジングは、フロントシェルと、前記フロントシェルの後端側に連結されたリヤシェルと、前記フロントシェルと前記リヤシェルとの間に設けられ前記ハウジング内を前室と後室とに画成するセンタシェルとからなり、
前記ダイヤフラムは、前記前室内を前側定圧室と前側変圧室とに画成する前側ダイヤフラムと、前記後室内を後側定圧室と後側変圧室とに画成する後側ダイヤフラムとにより構成され、
前記ピストン部材は、前記前側ダイヤフラムに沿って形成された前側ピストン部材と、前記後側ダイヤフラムに沿って形成された後側ピストン部材とにより構成され、
前記ダイヤフラムの前記突出部は、前記前側ダイヤフラムと前記後側ダイヤフラムとのうち少なくとも前記後側ダイヤフラムに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の気圧式倍力装置。 - 前記空間部は、前記ダイヤフラムの突出部から前記ピストン部材に向けて延びるリブによって複数に分割されていることを特徴とする請求項1または2に記載の気圧式倍力装置。
- 前記リブは、先端部が前記ピストン部材に当接していることを特徴とする請求項3に記載の気圧式倍力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017125028A JP2019006300A (ja) | 2017-06-27 | 2017-06-27 | 気圧式倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017125028A JP2019006300A (ja) | 2017-06-27 | 2017-06-27 | 気圧式倍力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019006300A true JP2019006300A (ja) | 2019-01-17 |
Family
ID=65026461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017125028A Pending JP2019006300A (ja) | 2017-06-27 | 2017-06-27 | 気圧式倍力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019006300A (ja) |
-
2017
- 2017-06-27 JP JP2017125028A patent/JP2019006300A/ja active Pending
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