JP2019097656A - Microneedle puncture device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、マイクロニードルを皮内に穿刺するマイクロニードル穿刺装置に係り、特に、マイクロニードルアレイを皮内に確実に穿刺して薬液を効率良く浅く広く注入することができるように工夫したものに関する。 The present invention relates to a microneedle puncturing apparatus for puncturing a microneedle into a skin, and more particularly to a device for allowing microneedle arrays to be reliably punctured in a skin to efficiently and shallowly inject a drug solution widely. .
マイクロニードル穿刺装置の構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2、等がある。
まず、特許文献1に記載された発明による「経皮投薬デバイス」であるが、概略次のような構成になっている。まず、筒状体があり、この筒状体の先端にはニードル形成体が設置されていて、このニードル形成体にはマイクロニードルが設置されている。又、上記筒状体内には注射器が内装されている。
上記構成において、まず、筒状体を把持して皮膚にマイクロニードルを押し付ける。その状態で注射器のピストンを押圧して薬液を注入する。
As a thing which discloses the structure of a microneedle puncture apparatus, there exist
First, although it is a "transdermal dispensing device" according to the invention described in
In the above-described configuration, first, the tubular body is gripped to press the microneedles on the skin. In that state, the piston of the syringe is pressed to inject the drug solution.
又、特許文献2に記載された発明による「マルチインジェクション可能なマイクロニードル治療装置」であるが、概略次のような構成になっている。まず、極微針マウントがあり、この極微針マウントには注射器側コネクタが設けられていて、この注射器側コネクタには、薬物伝達用チューブ及びフランジ部を介して複数本の針を備えたハブが取り付けられている。
上記構成において、ハブを把持して複数本の針を皮膚に押し付ける。その状態で薬液を注入する。
Moreover, although it is "the multi-injection possible microneedle treatment apparatus" by the invention described in patent document 2, it is a structure as follows outline. First, there is a microneedle mount, and this microneedle mount is provided with a syringe-side connector, to which a hub having a plurality of needles attached via a drug delivery tube and a flange portion is attached It is done.
In the above configuration, the hub is gripped to press the plurality of needles against the skin. The drug solution is injected in that state.
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、特許文献1に記載された発明の場合には、筒状体を把持して皮膚にマイクロニードルを押し付け、注射器のピストンを押圧して薬液を注入することになるが、その際、マイクロニードルを皮内に十分に穿刺することができず、その結果、注入された薬液が皮内に注入されることなく外部に流出してしまうという問題があった。これは筒状体を把持して皮膚にマイクロニードルを押し付けたときに皮膚が撓んでしまうことに起因する。特に、マイクロニードルが短い場合(例えば、2mm以下)に顕著であった。
又、特許文献2に記載された発明の場合も同様であり、ハブを把持して複数本の針を皮膚に押し付けたときに皮膚が撓んでしまい、針を皮内に十分に穿刺できず、注入された薬液が皮内に注入されることなく外部に流出してしまうという問題があった。
According to the above conventional configuration, there are the following problems.
First, in the case of the invention described in
The same applies to the invention described in Patent Document 2. When the hub is gripped and a plurality of needles are pressed against the skin, the skin is bent and the needles can not be punctured sufficiently in the skin. There is a problem that the injected medical fluid may flow out without being injected into the skin.
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、マイクロニードルを皮内に確実に穿刺して薬液を効率良く浅く広く注入することができるマイクロニードル穿刺装置を提供することにある。 The present invention has been made based on the above points, and the object of the present invention is to provide a microneedle puncturing device capable of efficiently puncturing a microneedle into a skin to inject a drug solution efficiently in a shallow and wide manner. It is.
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1によるマイクロニードル穿刺装置は、外側スリーブと、上記外側スリーブの内側に移動可能に内装され第1弾性部材により常時突出方向に付勢された内側スリーブと、上記内側スリーブの内側に移動可能に内装されているとともに先端にマイクロニードルを有するマイクロニードルアレイを備え、第2弾性部材により常時突出方向に付勢されたマイクロニードルユニット、常時は上記マイクロニードルユニットを反突出方向に保持していて、上記内側スリーブが上記第1弾性部材の付勢力に抗して反突出方向に付勢されることにより上記マイクロニードルユニットの保持を解除し、上記マイクロニードルユニットの上記第2弾性部材による突出・穿刺を許容するロック手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2によるマイクロニードル穿刺装置は、請求項1記載のマイクロニードル穿刺装置において、上記マイクロニードルユニットの突出・穿刺後上記内側スリーブの反突出方向への付勢を解除した際、上記マイクロニードルが上記内側スリーブ内に隠れるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるマイクロニードル穿刺装置は、請求項1記載のマイクロニードル穿刺装置において、上記マイクロニードルユニットの突出・穿刺後上記内側スリーブの反突出方向への付勢を解除しても、上記マイクロニードルによる穿刺が保持されるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4によるマイクロニードル穿刺装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載のマイクロニードル穿刺装置において、上記マイクロニードルユニットは注射器を備えていて、上記マイクロニードルアレイは上記注射器の先端に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるマイクロニードル穿刺装置は、請求項1〜請求項4の何れかに記載のマイクロニードル穿刺装置において、上記マイクロニードルアレイは、第1分割要素と、上記第1分割要素に貼り合わされる第2分割要素と、貼り合わされる上記第1分割要素と第2分割要素の間に形成される縦流路と、貼り合わされた上記第1分割要素と第2分割要素の貼り合せ面の側方及び又は貼り合せ面に交差する方向に開口するように形成され上記縦流路に連通する横孔と、を具備して構成されていることを特徴とするものである。
According to a first aspect of the present invention, there is provided a microneedle puncturing apparatus according to the present invention, comprising: an outer sleeve; and an inner sleeve movably mounted inside the outer sleeve and constantly urged in a projecting direction by a first elastic member. A microneedle unit internally provided movably inside the inner sleeve and provided with a microneedle array having a microneedle at its tip, the microneedle unit always urged in the projecting direction by the second elastic member, the microneedle unit always being the microneedle unit Is held in the opposite direction, and the inner sleeve is urged in the opposite direction against the urging force of the first elastic member to release the holding of the microneedle unit, thereby the microneedle unit And lock means for allowing the second elastic member to project and puncture. It is an.
A microneedle puncturing apparatus according to claim 2 is the microneedle puncturing apparatus according to
The microneedle puncturing apparatus according to
A microneedle puncturing apparatus according to claim 4 is the microneedle puncturing apparatus according to any one of
A microneedle puncturing apparatus according to
以上述べたように本願発明の請求項1によるマイクロニードル穿刺装置によると、外側スリーブと、上記外側スリーブの内側に移動可能に内装され第1弾性部材により常時突出方向に付勢された内側スリーブと、上記内側スリーブの内側に移動可能に内装されているとともに先端にマイクロニードルを有するマイクロニードルアレイを備え、第2弾性部材により常時突出方向に付勢されたマイクロニードルユニット、常時は上記マイクロニードルユニットを反突出方向に保持していて、上記内側スリーブが上記第1弾性部材の付勢力に抗して反突出方向に付勢されることにより上記マイクロニードルユニットの保持を解除し、上記マイクロニードルユニットの上記第2弾性部材による突出・穿刺を許容するロック手段と、を具備した構成になっているので、マイクロニードルを皮内に確実に穿刺して薬液を効率良く注入することができる。
又、請求項2によるマイクロニードル穿刺装置によると、請求項1記載のマイクロニードル穿刺装置において、上記マイクロニードルユニットの突出・穿刺後上記内側スリーブの反突出方向への付勢を解除した際、上記マイクロニードルが上記内側スリーブ内に隠れるように構成されているので、いわゆる「針刺し事故」を防止することができる。
又、請求項3によるマイクロニードル穿刺装置によると、請求項1記載のマイクロニードル穿刺装置において、上記マイクロニードルユニットの突出・穿刺後上記内側スリーブの反突出方向への付勢を解除しても、上記マイクロニードルによる穿刺が保持されるように構成されているので、穿刺時に要する力が軽減される。
又、請求項4によるマイクロニードル穿刺装置によると、請求項1〜請求項3の何れかに記載のマイクロニードル穿刺装置において、上記マイクロニードルユニットは注射器を備えていて、上記マイクロニードルアレイは上記注射器の先端に取り付けられているので、例えば、市販の注射器を使用することが可能になる。
又、請求項5によるマイクロニードル穿刺装置によると、請求項1〜請求項4の何れかに記載のマイクロニードル穿刺装置において、上記マイクロニードルアレイは、第1分割要素と、上記第1分割要素に貼り合わされる第2分割要素と、貼り合わされる上記第1分割要素と第2分割要素の間に形成される縦流路と、貼り合わされた上記第1分割要素と第2分割要素の貼り合せ面の側方又は貼り合せ面に交差する方向に開口するように形成され上記縦流路に連通する横孔と、を具備して構成されているので、薬液送達の効率の向上、製造の容易化、を図ることができる。
As described above, according to the microneedle puncturing apparatus according to
According to a microneedle puncturing apparatus according to claim 2, in the microneedle puncturing apparatus according to
Further, according to the microneedle puncturing apparatus according to
According to a microneedle puncturing apparatus according to claim 4, in the microneedle puncturing apparatus according to any one of
Further, according to a microneedle puncturing apparatus according to
以下、図1乃至図11を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。まず、外側スリーブ1があり、この外側スリーブ1の先端には開口部3が形成されている。又、上記外側スリーブ1の基端側には端栓5が設置されている。上記端栓5には貫通孔7が形成されている。
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 11. First, an
上記外側スリーブ1内には固定スリーブ9が内装されている。上記固定スリーブ9の基端部は上記端栓5の環状溝11内に挿し込まれている。
A fixed
上記外側スリーブ1の内側であって上記固定スリーブの外側には内側スリーブ13が軸方向(図5(a)中左右方向)に移動可能に内装されている。上記内側スリーブ13の先端には開口部15が形成されているとともに基端にも開口部17が形成されている。又、上記内側スリーブ13の基端には鍔部19が形成されていて、この鍔部19と上記端栓5との間には第1弾性部材としてのコイルスプリング21が設置されている。上記内側スリーブ13はこのコイルスプリング21によって常時突出方向(図5(a)中左方向)に付勢されている。
尚、内側スリーブ13は皮膚へ押し付ける際の滑り止めや感覚等の点から、軟質或いは硬質のゴム系材質、エラストマー或いはコーティング等を施すのが好ましい。
Inside the
The
一方、ロック部材31が設置されている。このロック部材31は、上記固定スリーブ9に回動軸33を介して回動自在に取り付けられている。又、上記ロック部材31の基端にはコイルスプリング35が設置されていて、上記ロック部材31はこのコイルスプリング35によって、図5(a)中時計方向に常時付勢されている。上記ロック部材31の先端には係止部37が設けられていて、この係止部37は上記固定スリーブ9に形成された開口部39を介して固定スリーブ9の内側に突出・配置されている。
On the other hand, the
上記固定スリーブ9の内側にはマイクロニードルユニット51が内装されている。このマイクロニードルユニット51は、注射器53と、この注射器53の先端に取り付けられたマイクロニードルアレイホルダ55と、このマイクロニードルアレイホルダ55に取り付けられたマイクロニードルアレイ57と、から構成されている。上記注射器53はシリンダ59と、ピストン61と、から構成されている。上記シリンダ59の先端部には薬液流路63が貫通・形成されている。上記シリンダ59とピストン61との間には薬液65が充填されている。
尚、マイクロニードルアレイホルダ55と注射器53の接続方法としては、ルアーテーパ接続或いはルアーロック接続が好ましい。その為、マイクロニードルアレイホルダ55の反マイクロニードルアレイ57側はルアーテーパ或いはロック形状になっている。
Inside the fixed
In addition, as a connection method of the
上記マイクロニードルアレイホルダ55の基端には鍔部71が形成されていて、この鍔部71と上記端栓5との間には第2弾性部材としてのコイルスプリング73が設置されている。上記マイクロニードルアレイホルダ55ひいてはマイクロニードルユニット51全体は上記コイルスプリング73によって常時突出方向(図5(a)中左方向)に付勢されている。上記マイクロニードルアレイホルダ55には薬液流路75が貫通・形成されている。
A
上記マイクロニードルアレイホルダ55の鍔部71には被係止部77が形成されている。この被係止部77に既に説明したロック部材31の係止部37が係合し、それによって、上記マイクロニードルユニット51の反突出方向への付勢状態が保持される。
The hooked
一方、上記内側スリーブ13には付勢突起79が突設されている。上記外側スリーブ1と内側スリーブ13が相対的に移動・接近すると、上記付勢突起79がロック部材31に当接・作用して、ロック部材31をコイルスプリング35の付勢力に抗して図5(a)中反時計方向に回動させる。それによって、ロック部材31の係止部37とマイクロニードルアレイホルダ55の鍔部71の被係止部77の係合が解除され、上記マイクロニードルユニット51がコイルスプリング73の付勢力によって突出方向に付勢され、それによって、マイクロニードルアレイ57による穿刺が実行される。
On the other hand, a biasing
上記マイクロニードルアレイ57は、図7乃至図11に示すように、第1分割要素83と第2分割要素85を貼り合せて構成されている。
上記第1分割要素83は図7に示すような構成をなしている。まず、要素本体87があり、この要素本体87には複数個(この実施の形態の場合には6個)の第1マイクロニードル要素89が一体に形成されている。
尚、マイクロニードルの個数を特に限定するものではないが、3〜30個程度が好ましい。又、マイクロニードルの長さは3mm以下が好ましく、さらに、1mm以下が好ましい。その太さは0.1mm〜0.3mm程度が好ましい。
The
The first
Although the number of microneedles is not particularly limited, about 3 to 30 are preferable. The length of the microneedle is preferably 3 mm or less, and more preferably 1 mm or less. The thickness is preferably about 0.1 mm to 0.3 mm.
上記要素本体87の中央にはボス111が突設されていて、このボス111内には薬液供給路113が形成されている。上記ボス111はチューブやシリンジ、ポンプ、送液コネクタ等のデバイスとの接続に用いられる。又、上記要素本体87には薬液供給路用溝115が形成されていて、この薬液供給路用溝115には二つの薬液供給分岐路用溝117、119が連続して形成されている。又、薬液供給分岐路用溝117、119を用いず、個々のマイクロニードルの流路と薬液供給路113を直接接続しても良い。又、その際、均等に薬液が出るように流路の長さを調整するのが好ましい。
又、上記要素本体87には位置合わせ用孔121、123が形成されている。
尚、マイクロニードルアレイ57とマイクロニードルアレイホルダ55との接続は、上記ボス111を圧入する、接着剤、溶着、インサート成形が考えられ、さらに、マイクロニードルアレイ57とマイクロニードルアレイホルダ55の一体成形も考えられる。
A
Further, alignment holes 121 and 123 are formed in the element
Incidentally, the connection between the
又、上記複数個の第1マイクロニードル要素89には縦流路用溝125が形成されていて、これら縦流路用溝125の一部は上記要素本体87側に延長されていて、上記二つの薬液供給分岐路用溝117、119に連通されている。
又、上記第1マイクロニードル要素89の先端部127は、図7(b)に示すように、マイクロニードルとしての先端部がそのまま形成されていて、その分図中左側に出っ張った形状になっている。又、上記先端部127は皮膚を穿刺できるシャープな形状、例えば、金属注射針のランセットのような形状をなしているとともに、上記第2分割要素85側に出っ張った形状をなしている。
尚、上記先端部127の形状としては矢じり形状をなしているようなものも考えられる。
Further,
Further, as shown in FIG. 7 (b), the
In addition, as a shape of the said front-end |
又、上記縦流路用溝125の先端には横孔用溝129が連続して形成されている。この横孔用溝129は上記縦流路用溝125に連通していて、上記第1分割要素83の貼り合せ面131の一端側(図7(a)中右側)に向かって開口するように形成されている。
Further, a
一方、上記第2分割要素85は次のような構成をなしている。図8に示すように、まず、要素本体141があり、この要素本体141には位置合わせ用凸部143、145が突設されている。又、上記要素本体141には複数個(この実施の形態の場合には6個)の第2マイクロニードル要素147が一体に形成されている。上記第2マイクロニードル要素147は、図8(b)に示すように、扁平な板状に形成されている。又、既に説明したように、第1分割要素83の第1マイクロニードル要素89の先端部127がマイクロニードルとしての先端部の形状を全て含んでいるので、その分、上記第2マイクロニードル要素147は短くなっている。
On the other hand, the second divided
そして、上記構成をなす第1分割要素83と第2分割要素85を貼り合せることにより、図9に示すように、マイクロニードルアレイ57を構成する。その際、上記第2分割要素85側の位置合わせ凸部143、145が、第1分割要素83の位置合わせ用孔121、123内に挿入される。又、上記第1分割要素83の要素本体87の薬液供給路用溝115、薬液供給分岐路用溝117、119、縦流路用溝125、横孔用溝129が閉塞され、薬液供給路115′、薬液分岐路117′、119′、縦流路125′、横孔129′が形成される。
尚、貼り合せ後のマイクロニードルの先端部を拡大して図10に示す。
又、マイクロニードルアレイ57の材質としては、生体適合性の樹脂が好ましく、又、射出成形等による量産化が好ましい。
又、貼り合せ方法としては、熱溶着、レーザ溶着、超音波溶着、接着剤、等の方法が考えられる。
Then, by bonding the first
In addition, the front-end | tip part of the microneedle after bonding is expanded, and it shows in FIG.
Further, as a material of the
Moreover, as a bonding method, methods, such as heat welding, laser welding, ultrasonic welding, an adhesive agent, are considered.
以上の構成を基に図5を参照してその作用を説明する。
まず、マイクロニードル穿刺装置は穿刺前には図5(a)に示すような状態にある。すなわち、マイクロニードルユニット51はコイルスプリング73の付勢力に抗して反突出方向に押し戻されていて、その状態が、ロック部材31の係止部37がマイクロニードルアレイホルダ55の被係止部77に係合することにより保持されている。
尚、注射器53のシリンダ59とピストン61の間には薬液65が充填されている。
Based on the above configuration, the operation will be described with reference to FIG.
First, the microneedle puncturing apparatus is in the state as shown in FIG. 5 (a) before puncturing. That is, the
A
次に、図5(a)に示す状態のマイクロニードル穿刺装置の外側スリーブ1を把持して内側スリーブ13の先端を図示しない皮膚に押し当てる。その状態で外側スリーブ1を皮膚の方向に押し下げて、外側スリーブ1と内側スリーブ13を相対的に接近させる。その結果、内側スリーブ13の付勢突起79がロック部材31に当接・付勢してコイルスプリング35の付勢力に抗して反時計方向に回動させる。それによって、ロック部材31の係止部37とマイクロニードルアレイホルダ55の被係止部77の係合が解除される。マイクロニードルユニット51は、コイルスプリング73の付勢力によって突出され、マイクロニードルアレイ57の複数本のマイクロニードルによる穿刺が行われる。
Next, the
次に、図5(b)に示す状態で、注射器53のピストン61を押し付けて充填されている薬液65を押し出す。押し出された薬液65は、薬液流路63、薬液流路75、マイクロニードルアレイ57の薬液供給路115′、薬液分岐路117′、119′、縦流路125′、横孔129′を介して皮内に注入される。
Next, in the state shown in FIG. 5 (b), the
次に、図5(c)に示すように、マイクロニードル穿刺装置全体を皮膚から引き上げると、コイルスプリング21の付勢力によって外側スリーブ1と内側スリーブ13が相対的に離間する方向に移動する。それによって、マイクロニードルアレイ57が内側スリーブ13の内側に隠れた状態となる。これによって、マイクロニードルアレイ57のマイクロニードルによるいわゆる「二度刺し」を防止する。
尚、感染防止の点から、マイクロニードルユニット51は使い捨てが好ましいが、例えば、一人の患者に対しては再利用して複数回使用することも考えられる。この場合には、先端側から押し上げる或いは基端側から注射器53を引っ張ることによって、コイルスプリング73を縮めてロック部材31により再度ロックする。又、マイクロニードル穿刺装置1の内マイクロニードルユニット51以外のものについては再利用が可能であり、マイクロニードルユニット51のみを新しいものに交換してセットすることにより繰り返し使用するこができる。
Next, as shown in FIG. 5C, when the entire microneedle puncturing apparatus is pulled up from the skin, the biasing force of the
Although the
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、マイクロニードルアレイ57の複数本のマイクロニードルを皮内に確実に穿刺して薬液65を効率良く注入することができる。これは、マイクロニードルユニット51のマイクロニードルアレイ57をコイルスプリング73によって高速で突出・穿刺させるように構成したからである。
又、最初に内側スリーブ13の先端面で皮膚を十分に押し付けることによりその部分の皮膚の弛みをなくすことができるからである。
又、穿刺動作を完了した後、マイクロニードル穿刺装置全体を皮膚から引き上げると、マイクロニードルアレイ57が内側スリーブ13の内側に隠れた状態となるので、いわゆる「二度刺し」といった医療事故なくすことができる。
According to the present embodiment, the following effects can be achieved.
First, the plurality of microneedles of the
Also, by first pressing the skin sufficiently with the tip surface of the
In addition, when the entire microneedle puncturing apparatus is pulled up from the skin after the puncturing operation is completed, the
次に、図11乃至図13を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、マイクロニードルアレイ57を1個使用した例を説明したが、この第2の実施の形態の場合には2個のマイクロニードルアレイ57、57を使用した例を説明するものである。すなわち、図11(a)、図12(b)、図13に示すように、2個のマイクロニードルアレイ57、57が対向・配置された構成になっている。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 11 to 13. In the case of the first embodiment, an example in which one
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
この第2の実施の形態の場合にも前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。 Also in the case of the second embodiment, the same effect as that of the first embodiment can be obtained.
次に、図14を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、マイクロニードルアレイ57を1個使用した例を説明したが、この第3の実施の形態の場合には4個のマイクロニードルアレイ57、57、57、57を使用した例を説明するものである。すなわち、図14に示すように、4個のマイクロニードルアレイ57、57、57、57を正方形の4つの辺に配置するように設置している。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the first embodiment, an example in which one
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
この第3の実施の形態の場合にも前記第1、第2の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。 Also in the case of the third embodiment, the same effects as those of the first and second embodiments can be obtained.
次に、図15を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、第1分割要素3側に、縦流路用溝25、横孔用溝29を形成したが、この第4の実施の形態の場合には、縦流路用溝25を第2分割要素5側に形成するようにしたものである。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the first embodiment, the vertical flow passage grooves 25 and the horizontal hole grooves 29 are formed on the first divided
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
Even with such a configuration, the same effect as that of the first embodiment can be obtained.
次に、図16を参照して本発明の第5の実施の形態を説明する。この第5の実施の形態の場合には、前記第1の実施の形態の構成において、縦流路用溝125と横孔様溝129の境界部の角部に面取加工を施したものである。図中面取部を符号M1、M2で示す。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、面取加工を施したことにより、薬液の流れがスムーズになり、薬液送達効率をさらに向上させることができる。
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the fifth embodiment, in the configuration of the first embodiment, the corner of the boundary portion between the vertical
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
Even with such a configuration, the same effect as that of the first embodiment can be obtained, and by performing the chamfering, the flow of the chemical solution becomes smooth, and the chemical solution delivery efficiency can be further improved. .
次に、図17を参照して本発明の第6の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、横孔129´を貼り合せ面に平行な方向の一端側にのみ開口させた状態で設けたが、この第6の実施の形態の場合には、貼り合せ面の両端側に開口するように貫通させた状態で設けている。又、横孔用溝129についても第2分割要素5側に設けている。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、横孔129´が複数個になったこと、反対向きにも設けられたことにより、薬液送達の効率をさらに向上させることができる。
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the first embodiment, the
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
Even with such a configuration, the same effect as that of the first embodiment can be obtained, and the efficiency of the drug solution delivery can be improved by providing a plurality of
次に、図18を参照して本発明の第7の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、第2分割要素3側に縦流路用溝125、横孔用溝129を形成したが、この第7の実施の形態の場合には、第1分割要素83側に縦流路用溝125を形成し、横孔用溝129を第2分割要素85側に形成するようにしたものである。
その他の構成を前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第14の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
Next, a seventh embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the first embodiment, the vertical
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
Even with such a configuration, the same effect as that of the fourteenth embodiment can be obtained.
次に、図19を参照して本発明の第8の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、第1分割要素83側に、縦流路用溝125、横孔様溝129を形成したが、この第8の実施の形態の場合には、第1分割要素83側に縦流路用溝125を形成し、横孔用溝129を第2分割要素85側に形成するようにしたものである。
その他の構成を前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
Next, an eighth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the first embodiment, the vertical
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
Even with such a configuration, the same effect as that of the first embodiment can be obtained.
次に、図20を参照して本発明の第9の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、横孔129´をマイクロニードルの長さ方向の一箇所に形成した場合を例に挙げて説明しているが、この第9の実施の形態の場合には複数個所(この実施の形態の場合には4箇所)に横孔129´を形成する場合を例に挙げて説明するものである。
すなわち、第1分割要素83側には縦流路用溝125が形成されているとともに複数個(この実施の形態の場合には2個)の横孔用溝129が形成されている。一方、第2分割要素85側には複数個(この実施の形態の場合には2個)の横孔用溝129が形成されている。そして、上記第1分割要素83側の横孔用溝129と第2分割要素85側の横孔用溝129は交互に千鳥配置になるように形成されている。その結果、図20(b)に示すように、マイクロニードルの長手方向の複数個所(この実施の形態の場合には4箇所)に横孔129´が千鳥配置で設けられることになる。
その他の構成を前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、横孔129´が複数個になったこと、反対向きにもそれぞれ設けられたことにより、薬液送達効率をさらに向上させることかできる。
Next, a ninth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the first embodiment, the case where the
That is, the vertical
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
Even with such a configuration, the same effects as those of the first embodiment can be obtained, and the liquid hole delivery efficiency can be improved by providing a plurality of
次に、図21を参照して本発明の第10の実施の形態を説明する。この第10の実施の形態の場合には、第1分割要素83側に縦流路用溝125があり、第2分割要素85側に別の縦流路用溝125があり、それら二つの縦流路用溝125の先端がオフセットされた状態で形成されている。又、第1分割要素83には1個の横孔用溝129が形成されている。一方、第2分割要素85側にも1個の横孔用溝129が形成されている。そして、上記第1分割要素83側の横孔用溝129と第2分割要素85側の横孔用溝129はオフセットされた位置であって反対向きに形成されている。その結果、図21(b)に示すように、2個の横孔129´がオフセットされた状態で反対向きに設けられることになる。
その他の構成を前記第1実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、横孔129´が複数個になったこと、反対向きにも設けられたことにより、薬液送達効率をさらに向上させることかできる。
Next, a tenth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the tenth embodiment, there is a vertical
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
Even with such a configuration, the same effect as that of the first embodiment can be obtained, and by providing a plurality of
次に、図22を参照して本発明の第11の実施の形態を説明する。この第11の実施の形態の場合には、第1分割要素83側に一つの縦流路用溝125が形成されている。又、第1分割要素83には複数個(この実施の形態の場合には左右2個ずつ合計4個)の横孔用傾斜溝129が形成されている。その結果、図12(b)に示すように、左右2個合計4個の傾斜した横孔129´が設けられることになる。
その他の構成を前記第1実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第1実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、横孔129´が複数個になったこと、反対向きにも設けられたことにより、薬液送達効率をさらに向上させることかできる。
Next, an eleventh embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the eleventh embodiment, one
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
Even with such a configuration, the same effect as that of the first embodiment can be obtained, and the chemical solution delivery efficiency can be further improved by providing a plurality of
次に、図23を参照して本発明の第12の実施の形態を説明する。この第12の実施の形態の場合には、前記第9の実施の形態の構成において、第1分割要素83側の横孔用溝129と第2分割要素85側の横孔用溝129をオフセットさせることなく同じ位置に形成したものである。
その他の構成を前記第9の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、横孔129が複数個になったこと、反対向きにも設けられたことにより、薬液送達効率をさらに向上させることかできる。
Next, a twelfth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the case of the twelfth embodiment, in the configuration of the ninth embodiment, the
The other configuration is the same as that of the ninth embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawing to omit the description thereof.
Even with such a configuration, the same effect as that of the first embodiment can be obtained, and the chemical solution delivery efficiency is further improved by providing a plurality of
次に、図24を参照して本発明の第13の実施の形態を説明する。この第13の実施の形態の場合には、第1分割要素83側に縦流路用溝125があり、又、第1分割要素83には1個の横孔用溝129が形成されている。上記縦流路用溝125は上記第2分割要素85の上端を越えて所定量上方に延長されている。その結果、図24(b)に示すように、1個の横孔129´が設けられるとともに、貼り合せ面に任意の角度で交わる方向に1個の横孔129´が設けられることになる。
その他の構成を前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
このような構成でも前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、横孔129´が貼り合せ面に任意の角度で交わる方向にも設けられたことにより、薬液送達効率をさらに向上させることかできる。
A thirteenth embodiment of the present invention will now be described with reference to FIG. In the case of the thirteenth embodiment, there is a vertical
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
Even with such a configuration, the same effect as that of the first embodiment can be obtained, and the
次に、図25を参照して本発明の第14の実施の形態を説明する。この第14の実施の形態の場合には、前記第1の実施の形態におけるマイクロニードルアレイ1の横孔129´の位置に関して制限を加えた構成になっている。以下、詳しく説明する。
まず、皮膚Sの構造を簡単に説明する。皮膚Sは、皮内S1と、皮内組織S2と、から構成されていて、上記皮内S1は、角質S1−1と、表皮S1−2と、真皮S1−3と、から構成されている。上記皮内S1は表面から2000μm程度の部分である。又、上記角質S1−1は表面から20μm程度の部分であり、上記表皮S1−2は角質S1−1から200μm程度の部分である。上記表皮S1−2には免疫細胞等の細胞が集中しており、又、上記真皮S1−3には毛細血管が集中している。又、上記毛細血管の周りにはリンパ管が集中している。
A fourteenth embodiment of the present invention will now be described with reference to FIG. In the case of the fourteenth embodiment, the configuration is such that the position of the
First, the structure of the skin S will be briefly described. The skin S is composed of an intradermal S 1 and an intradermal tissue S 2, and the intradermal S 1 is a keratin S 1-1 , an epidermis S 1-2, and a dermis S 1-3 . , Is composed of. The intradermal S 1 is part of the order of 2000μm from the surface. Further, the keratin S 1-1 is a portion of about 20 μm from the surface, and the epidermis S 1-2 is a portion of about 200 μm from the keratin S 1-1 . The above-mentioned skin S 1-2 are concentrated the cells, such as immune cells, also, capillaries are concentrated in the dermis S 1-3. Also, lymphatic vessels are concentrated around the capillaries.
本実施の形態の場合には、上記横孔129´の深さ位置が、マイクロニードルアレイ57を穿刺した状態で、皮内2000μm以内の領域に、より好ましくは皮内1000μm以内の領域に、特に好ましくは皮内500μm以内の領域の任意の位置にある。それによって、表皮S1−2に集中している免疫細胞等の各種細胞、真皮S1−3に集中している毛細血管の周りのリンパ管、に薬液を効率良く供給するようにしている。
尚、その他の構成は前記第1の実施の形態と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
In the case of the present embodiment, the depth position of the
The other parts of the configuration are the same as those of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings to omit the description thereof.
上記構成によると、マイクロニードルアレイ57を皮膚Sに穿刺した状態で、横孔129´の深さ位置が皮内2000μm以内の領域に、より好ましくは皮内1000μm以内の領域に、特に好ましくは皮内500μm以内の領域の任意の位置するように設定されているので、表皮S1−2に集中している免疫細胞等の各種細胞、真皮S1−3に集中している毛細血管の周りのリンパ管、に薬液を効率良く供給することができる。
因みに、図15に示す比較例としての注射針201の場合は、施術者の手技、皮膚Sの状態、等により、注射針201の先端開口201aを、皮内2000μm以内の領域に位置させることは困難であり、多くの場合皮内組織S2に至ってしまう。その結果、薬液を表皮S1−2に集中している免疫細胞等の各種細胞、真皮S1−3に集中している毛細血管の周りのリンパ管、に効率良く供給することができない。
その他、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、皮内、特に、真皮層の上層部500ミクロンの部位に薬液を注入する上で本実施の形態によるマイクロニードル穿刺装置は好適である。
According to the above configuration, when the
Incidentally, in the case of the
Other effects similar to those of the first embodiment can be achieved. In addition, the microneedle puncturing apparatus according to the present embodiment is suitable for injecting a drug solution into the intradermal region, in particular, the region of 500 microns of the upper layer of the dermal layer.
次に、図26、図27を参照して本発明の第15の実施の形態を説明する。前記第1〜第14の実施の形態の場合には、図5(c)に示すように、穿刺後、マイクロニードル穿刺装置を皮膚から離間させた場合、マイクロニードルアレイ57が内側スリーブ13内に隠れるように構成したが、それに限定されるものではない。逆に、マイクロニードルアレイ57の複数本のマイクロニードルが内側スリーブ13から突出・配置されるように構成することが考えられる。この第15の実施の形態はそのような構成を実現するものである。
A fifteenth embodiment of the present invention will now be described with reference to FIGS. 26 and 27. In the case of the first to fourteenth embodiments, as shown in FIG. 5C, when the microneedle puncturing apparatus is separated from the skin after puncturing, the
まず、図26は穿刺前のマイクロニードル穿刺装置の状態を示しているが、内側スリーブ13の外側スリーブ1に対する突出長さが短く設定されている。その状態から穿刺を行ないマイクロニードル穿刺装置の皮膚に対する押圧を解除すると図27に示すような状態となる。すなわち、マイクロニードルユニット51のマイクロニードルアレイ57のマイクロニードルが内側スリーブ13から飛び出た状態となっている。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
First, FIG. 26 shows the state of the microneedle puncturing device before puncturing, but the protruding length of the
The other configuration is the same as that of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts in the drawings, and the description thereof will be omitted.
このように構成することにより、穿刺時に、外側スリーブ1を把持してマイクロニードル穿刺装置全体を皮膚に押し付ける力を解除しても穿刺状態を維持することができる。それによって、穿刺状態を維持したまま注射器53のピストン61を押す操作が容易となり、医療従事者の穿刺時の負担軽減を図ることができる。
With such a configuration, it is possible to maintain the puncturing state even when releasing the force pressing the entire microneedle puncturing device against the skin by gripping the
尚、本発明は前記第1乃至第15の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記第1乃至第15の実施の形態においては、横孔を第1分割要素と第2分割要素の貼り合せ面の側方に設ける場合、貼り合せ面の側方と貼り合せ面に交差する方向の両方に設けた場合を示しているが、貼り合せ面に交差する方向のみに設ける構成も考えられる。
その他図示した構成はあくまで一例である。
The present invention is not limited to the first to fifteenth embodiments.
For example, in the first to fifteenth embodiments, when the lateral hole is provided on the side of the bonding surface of the first divided element and the second divided element, the side of the bonding surface and the bonding surface cross each other. Although the case where it provides in both directions is shown, the structure provided only in the direction which cross | intersects a bonding surface is also considered.
The other illustrated configurations are merely examples.
本発明は、マイクロニードルを皮内に穿刺するマイクロニードル穿刺装置に係り、特に、マイクロニードルを皮内に確実に穿刺して薬液を効率良く注入することができるように工夫したものに関し、例えば、各種予防接種等を行うためのマイクロニードルの穿刺に好適である。 The present invention relates to a microneedle puncturing apparatus for puncturing a microneedle into a skin, and more particularly to a device devised to ensure that a microneedle is punctured into a skin to inject a drug solution efficiently, for example, It is suitable for puncture of a microneedle for performing various vaccinations and the like.
1 外側スリーブ
13 内側スリーブ
21 コイルスプリング(第1弾性部材)
31 ロック部材(ロック手段の一部)
37 係止部(ロック手段の一部)
51 マイクロニードルユニット
53 注射器
55 マイクロニードルホルダ
57 マイクロニードルアレイ
73 コイルスプリング(第2弾性部材)
77 被係止部(ロック手段の一部)
83 第1分割要素
85 第2分割要素
129′ 横孔
1
31 Lock member (part of lock means)
37 Locking part (part of locking means)
51
77 Locked part (part of lock means)
83 first
Claims (5)
上記外側スリーブの内側に移動可能に内装され第1弾性部材により常時突出方向に付勢された内側スリーブと、
上記内側スリーブの内側に移動可能に内装されているとともに先端にマイクロニードルを有するマイクロニードルアレイを備え、第2弾性部材により常時突出方向に付勢されたマイクロニードルユニット、
常時は上記マイクロニードルユニットを反突出方向に保持していて、上記内側スリーブが上記第1弾性部材の付勢力に抗して反突出方向に付勢されることにより上記マイクロニードルユニットの保持を解除し、上記マイクロニードルユニットの上記第2弾性部材による突出・穿刺を許容するロック手段と、
を具備したことを特徴とするマイクロニードル穿刺装置。 An outer sleeve,
An inner sleeve movably housed inside the outer sleeve and constantly urged in a projecting direction by the first elastic member;
A microneedle unit provided with a microneedle array movably installed inside the inner sleeve and having a microneedle at the tip, and always urged in the projecting direction by the second elastic member.
The microneedle unit is normally held in the opposite direction, and the inner sleeve is biased in the opposite direction against the biasing force of the first elastic member to release the holding of the microneedle unit. And lock means for permitting protrusion / puncture of the microneedle unit by the second elastic member;
A microneedle puncturing apparatus comprising:
上記マイクロニードルユニットの突出・穿刺後上記内側スリーブの反突出方向への付勢を解除した際、上記マイクロニードルが上記内側スリーブ内に隠れるように構成されていることを特徴とするマイクロニードル穿刺装置。 In the microneedle puncture device according to claim 1,
The microneedle puncturing apparatus is characterized in that the microneedle is concealed in the inner sleeve when the biasing of the inner sleeve in the opposite direction is released after the microneedle unit protrudes and punctures. .
上記マイクロニードルユニットの突出・穿刺後上記内側スリーブの反突出方向への付勢を解除しても、上記マイクロニードルによる穿刺が保持されるように構成されていることを特徴とするマイクロニードル穿刺装置。 In the microneedle puncture device according to claim 1,
A microneedle puncturing apparatus characterized in that the puncturing by the microneedle is maintained even if the biasing of the inner sleeve in the opposite direction is released after the microneedle unit has protruded and punctured. .
上記マイクロニードルユニットは注射器を備えていて、上記マイクロニードルアレイは上記注射器の先端に取り付けられていることを特徴とするマイクロニードル穿刺装置。 The microneedle puncturing apparatus according to any one of claims 1 to 3.
A microneedle puncturing apparatus, wherein the microneedle unit comprises a syringe, and the microneedle array is attached to the tip of the syringe.
上記マイクロニードルアレイは、
第1分割要素と、
上記第1分割要素に貼り合わされる第2分割要素と、
貼り合わされる上記第1分割要素と第2分割要素の間に形成される縦流路と、
貼り合わされた上記第1分割要素と第2分割要素の貼り合せ面の側方及び又は貼り合せ面に交差する方向に開口するように形成され上記縦流路に連通する横孔と、
を具備して構成されていることを特徴とするマイクロニードル穿刺装置。 The microneedle puncturing apparatus according to any one of claims 1 to 4.
The microneedle array is
A first division element,
A second divided element to be bonded to the first divided element;
A longitudinal channel formed between the first divided element and the second divided element to be bonded together;
A lateral hole formed in such a way as to open in a direction intersecting with the side and / or the bonding surface of the bonding surface of the first divided element and the second divided element bonded together, and communicating with the vertical flow path;
A microneedle puncturing apparatus comprising:
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