JP2019077369A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示動作開始前であっても車内が高温環境のときに表示素子の温度上昇を抑えるヘッドアップディスプレイ装置を提供すること。【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置1は、光源32と表示素子31により映像光を生成して出射する映像形成ユニット30と、映像形成ユニット30から出射された映像光90を車両のフロントガラス3またはコンバイナに向けて投射する投射光学系50と、映像形成ユニット30を冷却する冷却装置60と、表示素子31の近傍の温度を検出する温度センサ62と、冷却装置60の動作を制御する制御部20と、を備える。制御部20は、映像形成ユニット30による表示動作を開始する前であっても、温度センサ62の検出温度が閾値以上であるとき、冷却装置60による冷却動作を開始させる。【選択図】図1
Description
本発明は、車両等に搭載し各種映像情報を表示するのに好適なヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。
近年、映像を現実空間に重ねて表示する技術の1つとして、車両のフロントガラス(ウィンドシールド)に各種情報を表示する車両用映像表示装置(いわゆるヘッドアップディスプレイ装置、以下、HUD)が実用化されている。例えば表示する映像情報として運転者向けの情報を提供することで、車両の運転操作を支援することができる。HUDでは映像表示用に光源と映像表示素子(例えば液晶ディスプレイ:LCD)が用いられるが、HUDの使用開始とともにこれらのデバイスが高温になるため、冷却手段が必要となる。例えば特許文献1には、光源を収容する光源室に、車両内の空気を吸収するための冷却ファンを設けたHUDの構造が開示されている。
通常、HUDは車両のダッシュボードに設置され、フロントガラスに向けて映像光を投射する。よって、HUDは車両内の温度環境で動作することになる。車両内の温度は、車両が太陽光の照射を受けているときなどには、HUD使用前でも車両内温度が高温になる。一般に、HUDに備えられた冷却装置(冷却ファン)は、HUDの使用開始とともに冷却動作を開始する。しかしながら、既に車内が高温になっている状態からHUDを使用開始すると、冷却に時間を要し、かつその間の発熱が蓄積するため、LCD等の表示素子が高温になり劣化が進行する恐れがある。特許文献1の構成においても、車内が高温の環境でHUDの使用を開始する場合には、この課題は避けられない。
本発明の目的は、表示動作開始前であっても車内が高温環境のときに表示素子の温度上昇を抑えるヘッドアップディスプレイ装置を提供することである。
本発明は、車両に搭載し、映像光を投射することで前記車両の前方に虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置において、光源と表示素子により映像光を生成して出射する映像形成ユニットと、前記映像形成ユニットから出射された前記映像光を前記車両のフロントガラスまたはコンバイナに向けて投射する投射光学系と、前記映像形成ユニットを冷却する冷却装置と、前記表示素子の近傍の温度を検出する温度センサと、前記冷却装置の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記映像形成ユニットによる表示動作を開始する前であっても、前記温度センサの検出温度が閾値以上であるとき、前記冷却装置による冷却動作を開始させることを特徴とする。
本発明によれば、表示動作開始前の段階でも冷却動作を開始するので、表示素子の温度上昇を抑え劣化を防止することができる。これにより、ヘッドアップディスプレイ装置の信頼性と寿命を向上させる効果がある。
本発明によるヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD)の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、実施例1に係るヘッドアップディスプレイ装置(HUD)の内部構造を示す図である。HUD1の基本構成は、表示する映像を形成する映像形成ユニット30と、映像を投射する投射光学系50からなり、これらはケース11に収納されている。映像形成ユニット30は、液晶ディスプレイ(LCD)などの表示素子31、バックライトなどの光源32、出射レンズ33が、鏡筒12に収納されている。投射光学系50は平面ミラー51と凹面ミラー52で構成される。凹面ミラー52は、自由曲面や光軸非対称の形状を有する。平面ミラー51は固定されており、凹面ミラー52はミラー駆動部により回転可能となっている。ケース11の上部には、投射する映像光が通過する透明な防塵カバー13が設けられている。なお、本実施例における投射光学系50は平面ミラー51と凹面ミラー52の組み合わせであるが、この限りではなく、平面ミラーのみの組み合わせ、または凹面ミラーのみの組み合わせとしてもよい。
本実施例では、鏡筒12内の映像形成ユニット30の下部に冷却装置(ファン)60を設け、ケース11の下部の吸気口から取り込んだ車両内部の空気(冷却風)を映像形成ユニット30、特に表示素子31に吹き付ける構成としている。また、表示素子31の近傍には温度センサ62を取り付け、表示素子31の周囲温度を測定して冷却装置60の運転を制御するようにしている。使用する温度センサ62には、例えば熱電対や測温抵抗体等を用いてもよい。また、冷却装置60のファンの消費電力は、1W〜2W程度である。
さらに、ケース11上部には冷却装置60を駆動するための冷却装置用電源6b(以下、第2電源とも呼ぶ)を設けたことに特徴がある。第2電源6bには光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池を用いるが、その他として、二次電池(リチウムイオン電池など)や熱電素子(熱エネルギーを電気エネルギーに変換するデバイス)でもよい。
図2は、HUDによる映像表示動作を示す模式図である。HUD1は、車両2のダッシュボードの下部に設置される。映像形成ユニット30から出射した表示用の映像光90は、平面ミラー51と凹面ミラー52で反射され、防塵カバー13を通過してフロントガラス(ウィンドシールド)3または図示しないコンバイナに向けて投射される。そして、フロントガラス3等で反射された映像光90が運転者の目5に入射して網膜上に結像することで、映像を視認することができる。そのとき運転者は、フロントガラス3の前方に存在する虚像9を見ていることになる。
図3は、高温環境状態での冷却動作を示す図である。ここでは、太陽光の入射により、表示素子(LCD)が高温になる状況を説明する。太陽8からの光線80は、フロントガラス3を通過してHUD1の防塵カバー13から入射する。特に、太陽8が車両の真上方向にあると、光線80の方向は映像投射時の映像光90の光路に近くなる。その結果、光線80はHUD1内の凹面ミラー52と平面ミラー51を反射して、映像形成ユニット30に入射して表示素子(LCD)31まで照射することになる。
このようにして、表示素子31は太陽光に照射されて発熱するが、映像形成ユニット30は鏡筒12およびケース11に収納されているので放熱されにくく、表示素子31の温度は異常に上昇する。その温度は車内の温度よりも高温となり、この現象は、車両に搭載するHUD特有の現象とも言える。
このように表示素子31が高温になった場合、従来の冷却方法は、HUD1の動作(すなわち、映像形成ユニット30による映像表示動作)と連動させて冷却を開始するものであったので、例えば、駐車中の車両(HUDが非動作状態)では冷却動作を行うことはなく、HUD1の動作開始からしばらくの間は表示素子31が高温にさらされ性能劣化の要因となった。
これに対し本実施例では、HUD1が非動作状態(映像形成ユニット30による表示動作を開始する前)においても、温度センサ62で検知した表示素子31近傍の温度が閾値以上になった場合には、冷却装置60を動作させて、表示素子31の温度上昇を抑えるようにした。さらに、HUD1が非動作状態の場合に冷却装置60を駆動する電源として、HUD1駆動用の車両の電源(第1電源)6aとは別系統の冷却装置用電源(第2電源)6bから給電できるようにした。なお、その後HUD1が動作状態になると、HUD1駆動用の第1電源6aに切り換えて冷却動作を継続する。
図4は、HUDのシステム構成を示すブロック図である。HUD駆動電源として、車両2に搭載されたバッテリーなどの第1電源6aと、冷却装置60駆動用に別途設けた太陽電池などの第2電源6bを有し、それぞれ第1制御部20aと第2制御部20bに給電する。第1電源6aは、第1制御部20aを介して映像形成ユニット30に給電し、HUDの映像表示動作に用いられる。なお、冷却装置60は第1電源6aと第2電源6bの双方から給電可能となっている。
車両情報取得部10で取得した各種の車両情報4は、第1制御部20a内の第1電子制御ユニット(ECU、Electronic Control Unit)21aに入力する。車両情報4には、車速情報、ハンドル操舵角情報、車内/車外のカメラ映像情報、GPS情報などが含まれる。
第1ECU21aは、車両情報4に基づき映像形成ユニット30に対して表示する映像信号を供給するとともに、各部に対し様々な制御を行う。映像形成ユニット30は、液晶ディスプレイ(LCD)などの表示素子31とバックライトなどの光源32からなり、表示素子31で生成された映像光をミラー51、52に向けて出射する。
第1制御部20a内の主な機能は次の通りである。第1冷却装置駆動部61aは、HUDの動作開始に連動して、第1電源6aからの電力で冷却装置60の運転を開始させる。具体的には、車両電源(イグニッション)をONにすると、HUD動作を開始するとともに冷却装置60が運転を開始する。音声出力部22はスピーカ34への音声信号を生成する。不揮発性メモリ23およびメモリ24aは、第1ECU21aが実行するプログラムや映像情報のほか、様々な制御情報を記憶する。
光源調整部25は、映像形成ユニット30内の光源32の光量を制御する。歪み補正部26は、表示する映像信号の歪みを補正し、表示素子駆動部27は、補正された映像信号に基づき映像形成ユニット30内の表示素子31を駆動する。ミラー調整部28は、ミラー(特に凹面ミラー52)の位置や姿勢を調整するための駆動信号を出力する。
一方第2制御部20bは、第2電子制御ユニット(ECU)21bとメモリ24bと第2冷却装置駆動部61bを有する。第2ECU21bには、表示素子31の近傍に設置した温度センサ62の検出温度が入力し、予め定めた閾値と比較し、冷却要否を判定する。この閾値は表示素子31の温度特性から適宜設定されるもので、例えば60°C前後とする。また、この閾値はメモリ24bに記憶する。検出温度が閾値以上で冷却が必要と判定すると、メモリ24bに格納されたプログラムを実行して第2冷却装置駆動部61bを制御することにより、第2電源6bからの電力で冷却装置60の運転を開始させる。
このように、第2制御部20bにおける第2ECU21bと第2冷却装置駆動部61bは、第1制御部20aにおける第1ECU21aと第1冷却装置駆動部61aとは異なる機能を有するものであるが、第1ECU21aと第2ECU21b、および/または第1冷却装置駆動部61aと第2冷却装置駆動部61bを一体的に構成しても構わない。
図5は、HUDの冷却動作の制御を示すフローチャートである。ここでは、HUDの初期動作においてどのタイミングで冷却動作を開始するかを説明する。
HUDの初期動作(S100)は、第1ECU21aと第2ECU21bにより開始される。車両の電源がONになっているかどうかを判定する(S101)。この判定は、エンジン始動センサにより電源(イグニッション)ONの状態かどうかを判定する。車両電源がONであれば、第1ECU21aは第1冷却装置駆動部61aを制御し、第1電源6aからの電力で冷却装置60の運転を開始させる(S105)。
S101で車両電源がOFFのときは、第2ECU21bは温度センサ62の検出温度が閾値以上かどうかを判定する(S102)。閾値以上の場合は、第2ECU21bは第2冷却装置駆動部61bを制御し、第2電源6bからの電力で冷却装置60の運転を開始(ON)させる(S103)。S102の判定で検出温度が閾値未満の場合は、冷却装置60の運転を停止(OFF)させる(S104)。そしてS101に戻り、車両電源がON判定となるまで繰り返す。
車両電源がONとなり、第1電源6aにて冷却装置60の運転を開始させた後は(S105)、車両情報取得部10により車両情報4を取得する(S106)。取得した車両情報4から運転者が選択した情報(例えば、現在の車速情報)を抽出して、表示する映像を決定する(S107)。表示素子駆動部27により、表示素子31に対して駆動信号を供給する(S108)。HUD表示ON信号を受けると映像形成ユニット30の光源32を点灯させ、映像の投射表示すなわちHUDの通常動作を開始する(S109)。
このように実施例1によれば、車両電源がOFFでHUDが表示動作を開始する前であっても、温度センサ62の検出温度が閾値以上になると第2電源6bからの電力で冷却装置60の運転を開始するようにしたので、表示素子31の温度上昇を抑えて劣化を防止する効果がある。その結果、HUDの信頼性と寿命を向上させることができる。
実施例2では、冷却装置用の第2電源(太陽電池)の設置位置について説明する。実施例1(図1)では、第2電源6bをHUDのケース11の上部に設置したが、それ以外の場所へ設置することも可能である。
図6は、第2電源をHUDケースの内側に設置した構成を示す図である。この例では、第2電源6bをケース11の内側で凹面ミラー52の裏側に設置している。その際凹面ミラー52には、赤外光透過型のミラー(コールドミラー)を使用する。太陽8からの光線80は凹面ミラー52で反射されるが、赤外光は凹面ミラー52を透過して第2電源6bに入射する。第2電源6bとして赤外光反応型の太陽電池を使用することで、ケース11内で発電することができる。この構成によれば、図3のように太陽8からの光線80が映像形成ユニット30に入射して表示素子31が異常に発熱するような環境において、第2電源6bの発電効率が高くなることが期待できるので、表示素子31の冷却には好都合となる。また、第2電源6bから冷却装置60までの給電経路が短縮され、かつ第2電源6bがケース11内に収納されるので、第2電源6bを含めたHUD1全体を小型化できる効果がある。
図7は、第2電源を車両の屋根(ルーフ)に設置した構成を示す図である。この例では、第2電源6bを車両2の屋根(ルーフ)に設置している。太陽8からの光線80は常に第2電源6bを照射するので、安定に発電することができる。この構成によれば、光線80により車両内部全体が高温になるような場合に、第2電源6bの発電効率が高くなることが期待できる。
以上のように実施例2によれば、冷却装置駆動用の第2電源を太陽光が入射しやすい位置に設置したので、冷却動作の需要と供給がバランスして経済的である。
実施例3は、冷却機構の変形例について述べる。実施例1では、冷却装置60で車両内部の空気を表示素子31に吹き付ける構造としたが、実施例3では、車両外部の空気を表示素子31に吹き付ける構造とした点が異なる。
図8は、冷却機構の変形例を示す図である。ケース11の下部(吸気口)には車外に通じるダクト63を取り付け、車両外部の空気(冷却風)を取り込む。そして、冷却装置60で表示素子31に吹き付けて冷却する。一般に、太陽光が照射して車内が高温になった場合でも車外温度はそれよりも低いので、車外の空気で冷却することで冷却効率が向上する。なお、本例ではダクト63を吸気型としたが、逆に排気型としてもよい。また、この例では第2電源6bをケース11の上部に設置したが、実施例2(図6、図7)のように、他の位置に取り付けてもよい。
空気冷却以外の冷却方法として、例えば液体冷却や伝熱冷却(熱伝導率の良い車両部品に発熱箇所を当接させて放熱する)方式も可能である。
図9は、冷却装置の効果の一例を示す図である。冷却装置60による冷却動作有/無による表示素子近傍(温度センサ62)の温度変化の例を示している。車両を太陽光の元に放置すると徐々に温度が上昇し、約6000sec(約1.7時間)後には温度上昇(ΔT)が13°Cに達している。この時点で冷却動作を開始すると、約1000sec(約16分)後には温度上昇を5°Cまで低減できた。よってこの場合には、8°Cの冷却効果が認められる。
本実施例の冷却装置では、冷却動作を開始するための温度閾値を表示素子の特性に合わせ適宜設定している。よって温度上昇による表示素子の性能劣化を抑え、HUDの信頼性と寿命を向上させることができる。
1:ヘッドアップディスプレイ装置(HUD)、2:車両、3:フロントガラス、4:車両情報、6a:第1電源、6b:第2電源(冷却装置用)、9:虚像、10:車両情報取得部、11:ケース、12:鏡筒、13:防塵カバー、20a:第1制御部、20b:第2制御部、21a:第1電子制御ユニット(ECU)、21b:第2電子制御ユニット(ECU)、30:映像形成ユニット、31:表示素子(LCD)、32:光源(バックライト)、50:投射光学系、51:平面ミラー、52:凹面ミラー、60:冷却装置(ファン)、61a:第1冷却装置駆動部、61b:第2冷却装置駆動部、62:温度センサ、63:ダクト、90:映像光。
Claims (7)
- 車両に搭載し、映像光を投射することで前記車両の前方に虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置において、
光源と表示素子により映像光を生成して出射する映像形成ユニットと、
前記映像形成ユニットから出射された前記映像光を前記車両のフロントガラスまたはコンバイナに向けて投射する投射光学系と、
前記映像形成ユニットを冷却する冷却装置と、
前記表示素子の近傍の温度を検出する温度センサと、
前記冷却装置の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記映像形成ユニットによる表示動作を開始する前であっても、前記温度センサの検出温度が閾値以上であるとき、前記冷却装置による冷却動作を開始させることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 - 請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記冷却装置を駆動する電源として、前記映像形成ユニットを駆動する第1電源とは別に第2電源を設けたことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 - 請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記制御部は、前記冷却装置を駆動する電源として、前記映像形成ユニットによる表示動作を開始する前には前記第2電源を使用し、前記映像形成ユニットによる表示動作を開始した後には前記第1電源を使用することを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 - 請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記第2電源を、前記投射光学系を構成するミラーの裏側に設置し、
前記ミラーは赤外光を透過するコールドミラーであり、
前記第2電源として赤外光を電気エネルギーに変換する太陽電池を使用したことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 - 請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記第2電源を、前記車両の屋根に設置し、
前記第2電源として光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池を使用したことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 - 請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記冷却装置は、前記車両内部の空気を前記映像形成ユニットに吹き付ける構造としたことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 - 請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記冷却装置は、前記車両外部の空気をダクトを介して前記映像形成ユニットに吹き付ける構造としたことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
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Cited By (2)
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US20210364734A1 (en) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Vehicle head-up display device having external light blocking function |
WO2024105899A1 (ja) * | 2022-11-17 | 2024-05-23 | マクセル株式会社 | ヘッドアップディスプレイ装置および乗り物 |
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2017
- 2017-10-26 JP JP2017206706A patent/JP2019077369A/ja active Pending
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