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JP2019059610A - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート積載装置及び画像形成装置 Download PDF

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JP2019059610A JP2017187221A JP2017187221A JP2019059610A JP 2019059610 A JP2019059610 A JP 2019059610A JP 2017187221 A JP2017187221 A JP 2017187221A JP 2017187221 A JP2017187221 A JP 2017187221A JP 2019059610 A JP2019059610 A JP 2019059610A
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Abstract

【課題】給送トレイを装置本体に着脱するための追加の空間を設けることなく、給送トレイの着脱を可能とする。【解決手段】シート積載手段(11)は、装置本体に対して移動可能な保持部材(27)に保持され、保持部材(27)が装置本体の外側に露出した状態で保持部材(27)から取外される。シート積載手段(11)及び保持部材(27)の一方に移動部材(31)が設けられ、他方に係合部(27a)及び当接部(27d)が設けられる。係合部(27a)は、シート積載手段(11)が引出方向に移動する際に移動部材(31)に係合し、シート積載手段(11)が保持部材(27)から離脱することを規制する。当接部(27d)は、保持部材(27)から取外されたシート積載手段(11)が装置本体に挿入される際に、移動部材(31)に当接して係合部(27a)と干渉しない位置に退避させる。【選択図】図10

Description

本発明は、シートが積載されるシート積載装置、及びシート積載装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いられるシート積載装置には、記録媒体として用いられるシートが積載される給送トレイ等の部材を、画像形成装置の装置本体に対して引出可能に装着する場合がある。また、給送トレイや装置本体内で給送トレイの奥に配置される部材の交換を可能とするため、給送トレイを装置本体から取外しできるように構成する場合がある。特許文献1には、装置本体に設けられたストッパによって給紙カセットの引出し量を制限すると共に、引出された給紙カセットを上下方向に傾けることで、給紙カセットがストッパを乗り越えて装置本体から取外しできる構成が記載されている。
特開2017−48009号公報
しかしながら、上記文献に記載の構成では、給紙カセットを装置本体に着脱する場合に、ストッパを乗り越える動作が必要であった。そのため、装置本体には、給紙カセットの挿入及び引出を行うために必要な空間に加えて、ストッパを乗り越える際の給紙カセットの移動経路を確保する必要があり、装置の小型化を図る上で妨げとなることがあった。
そこで、本発明は、小型化を達成可能なシート積載装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るシート積載装置は、装置本体と、前記装置本体に対して挿入及び引出可能な、シートが積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段を保持し、前記シート積載手段が前記装置本体から引出される引出方向に移動する場合、前記シート積載手段に伴って前記引出方向に移動して前記装置本体の外側に露出し、前記シート積載手段を取外し可能となる保持部材と、前記シート積載手段及び前記保持部材の一方に設けられ、前記引出方向に交差する移動方向に移動可能な移動部材と、前記シート積載手段及び前記保持部材の他方に設けられ、前記移動部材に係合することで、前記引出方向の移動によって前記シート積載手段が前記保持部材から離脱することを規制する係合部と、前記シート積載手段及び前記保持部材の前記他方に設けられ、前記保持部材から取外されている前記シート積載手段が前記引出方向の反対の挿入方向に向けて前記装置本体に挿入される場合に、前記移動部材に当接して前記係合部と干渉しない位置に退避させる当接部と、を備える、ことを特徴とする。
本発明に係る構成に寄れば、シート積載装置の小型化を図ることができる。
実施例1に係る画像形成装置の概略図。 実施例1に係る画像形成装置において、給送トレイが収納された状態(a)及び給送トレイが引出された状態(b)の斜視図。 実施例1に係る給送トレイの保持構成を示す透視図。 実施例1に係る給送トレイの斜視図。 実施例1に係るストッパが突出した状態(a)及び退避した状態(b)を示す拡大図。 実施例1に係る給送トレイが収納された状態(a)及び給送トレイを引出す動作の途中状態(b)を示す斜視図。 実施例1に係る給送トレイが引出された状態(a)及び給送トレイをレールから取外す動作の途中状態(b)を示す斜視図。 実施例1に係るストッパとレールの係合部との形状を示す上面図。 実施例1に係る給送トレイを装置本体に装着する動作を説明するための斜視図。 実施例1に係る給送トレイを装置本体に装着する際のストッパの動作(a、b)を説明するための拡大図。 実施例2に係るストッパが突出した状態(a)及び退避した状態(b)を示す拡大図。 実施例2に係る給送トレイの要部を示す斜視図。 実施例2に係る給送トレイを引出す動作の途中状態(a、b)及び給送トレイを装置本体に装着する動作の途中状態(c)を示す上面図。 実施例3に係る給送トレイの要部を示す斜視図。 実施例3に係るストッパが突出した状態(a)及び退避した状態(b)を示す拡大図。 実施例3に係るレールの斜視図。 実施例3に係る給送トレイが収納された状態(a)及び給送トレイを引出す動作の途中状態(b)を示す模式図。 実施例3に係る給送トレイをレールから取外す動作の途中状態(a)、並びに給送トレイを装置本体に装着する動作の途中状態(b、c)を示す模式図。
以下、図面を参照しながら、本開示に係るシート積載装置及び画像形成装置について説明する。画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、及び複合機を含み、外部PCから入力された画像情報や原稿から読取った画像情報に基づいて、記録媒体として用いられるシートに画像を形成する。
図1は第1の実施形態(実施例1)に係る画像形成装置である、電子写真方式のカラーレーザプリンタ(以下、プリンタとする)100を示す概略図である。プリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックのトナー像を形成する4つの画像形成ユニットPY,PM,PC,PK及び中間転写ユニット120を備えたタンデム型中間転写方式の画像形成部102を備えている。プリンタ100は、装置本体101の下部に設けられたシート収納部103から給送されるシートSに対し、外部のコンピュータから入力される画像を形成して出力する。記録媒体として用いられるシートSには、普通紙及び厚紙等の紙の他、コート紙等の特殊紙、封筒等の特殊形状シート、プラスチックシート、並びに布などが含まれる。
各画像形成ユニットPY〜PKの構成は、現像に用いるトナーの色が異なる以外は同様であるため、以下、イエローの画像形成ユニットPYを例にしてその構造を説明する。画像形成ユニットPYは、ドラム状の感光体である感光ドラム1を備える。感光ドラム1の周囲には、ドラムの回転方向に沿って順に、帯電手段としての帯電ローラ2、現像手段としての現像ユニット4、一次転写手段としての一次転写ローラ12、クリーニング手段としてのクリーニングブレード8が配設されている。また、画像形成ユニットPY〜PKの下方には、光学ユニットとしてのレーザスキャナ3が設けられている。
画像形成ユニットPYは、いずれも交換可能な現像ユニット4及びクリーナユニット5によって構成されたプロセスカートリッジである。前者の現像ユニット4は、現像ローラ21と、現像剤塗布ローラ22、及び現像容器を有している。一方、後者のクリーナユニット5には、感光ドラム1と、帯電ローラ2と、クリーニングブレード8とが保持されている。感光ドラム1の軸方向両端部はフランジ部材によって回転可能に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達することにより、図1における時計回り方向に回転駆動される。
帯電ローラ2は、感光ドラム1に当接する導電性ローラであり、不図示の電源によって帯電バイアス電圧を印加されることにより、感光ドラム1の表面を一様に帯電させる。レーザスキャナ3は、印刷対象の画像を各色の単色画像に分解した画像データに基づいて、感光ドラム1にレーザー光を照射して露光し、ドラム表面に静電潜像を書き込む。現像ユニット4は、現像容器に収容した現像剤を、感光ドラム1に対向する現像ローラ21に現像剤塗布ローラ22を介して担持させる。不図示の駆動部により回転駆動される現像ローラ21は、図示しない電源により現像バイアス電圧を印加されることによりトナーを感光ドラム1に供給し、静電潜像をトナー像に現像する。
中間転写ユニット120は、中間転写体としての中間転写ベルト121が駆動ローラ122及びテンションローラ123に張架されており、テンションローラ123が弾性部材によって矢印方向に押圧されることで中間転写ベルト121に張力をかけている。また、中間転写ベルト121の内側には、各画像形成ユニットPY〜PKの感光ドラム1に対向するように一次転写ローラ12が配設されており、不図示の電源により転写バイアスが印加される構成となっている。
各感光ドラム1に形成されたトナー像は、対応する一次転写ローラ12にトナーの帯電極性と逆極性の転写バイアスを印加することにより、順次、図中反時計回り方向に回転する中間転写ベルト121に一次転写される。これにより、中間転写ベルト121には4色のトナー像が重なった状態のフルカラーのトナー像が形成され、ベルトの回転に伴って二次転写部Ntまで搬送される。
装置本体101の下部には、シートSを収納する給送トレイ11を備えたシート収納部103が設けられている。給送トレイ11に収納されたシートは、給送ローラ9によって給送され、搬送ローラ対10を介して画像形成部102に供給される。給送ローラ9によって給送トレイ11からシート給送方向(図中右方向)に繰り出されるシートSは、分離パッド20によって他のシートから分離されながら、搬送ローラ対10を介してレジストレーションローラ対17に向けて搬送される。
レジストレーションローラ対17は、シートSの斜行を補正すると共に、画像形成部102によるトナー像形成動作の進行度に合わせたタイミングでシートSを二次転写部Ntに搬送する。二次転写部Ntは、中間転写ベルト121と、駆動ローラ122に対向する二次転写ローラ16との間に形成されるニップ部として構成される。二次転写部Ntにおいて、二次転写ローラ16にトナーの帯電極性と逆極性のバイアスが印加されることにより、中間転写ベルト121に担持されたトナー像がシートSに二次転写される。
定着手段としての定着部14は、定着ローラ対のニップ部(定着ニップNf)においてシートSを挟持しながら搬送し、トナー像に熱及び圧力を加えて画像をシートSに定着させる。画像が定着したシートSは、排出ローラ対18により、装置本体101の上部に設けられた排出トレイ23に排出される。なお、一次転写後に感光ドラム1の表面に残ったトナー等の付着物は、クリーニングブレード8によって除去され、クリーナユニット5に設けられた内の廃トナー容器に回収される。また、二次転写後に中間転写ベルト121に残ったトナー等の付着物は、ベルトクリーニング装置19によって除去され、不図示の回収容器へと回収される。
以上の画像形成部102は画像形成手段の一例であり、例えば感光体に形成されるトナー像をシートに直接転写する直接転写方式の電子写真ユニットを用いてもよい。また、電子写真方式に限らず、インクジェット方式やオフセット印刷方式の画像形成手段を用いてもよい。
(シート積載装置)
次に、本実施例に係るシート積載装置としてのシート収納部103について説明する。図2(a)、(b)に示すように、シート収納部103は、プリンタ100の全体の筐体を兼ねる装置本体101と、装置本体101に対して引出及び挿入可能なシート積載手段としての給送トレイ11とを備える。給送トレイ11は、装置本体101の正面101Fから正面側(図中右下)に向かう引出方向D1に引出され、引出方向D1の反対の挿入方向D2に挿入されることで装置本体101に装着される。
図2(b)に示すように、給送トレイ11は、シートを収容する空間を形成する箱形状のトレイ本体111と、トレイ本体111に昇降可能に支持される中板113と、を備える。また、給送トレイ11には、中板113に積載されたシートの、シート給送方向の位置を規制する後端規制部材115と、シートのシート給送方向に直交する方向の位置を規制する側端規制部材114,114と、を備える。
図2(b)に示すように、給送トレイ11は、装置本体101の枠体に固定されるレール支持部材28により、レール27を介して支持されている。保持部材の一例であるレール27は、給送トレイ11を保持した状態で、レール支持部材28に対して引出方向D1及び挿入方向D2にスライド可能である。また、給送トレイ11は、トレイ本体111の幅方向(引出方向に直交する水平方向)の側面に凸設され、引出方向D1に沿って延びるスライダ30を介して、レール27により引出方向D1及び挿入方向D2にスライド可能に保持されている。レール27及びレール支持部材28は、給送トレイ11に対し幅方向の両側にそれぞれ設けられている。
給送トレイ11が装置本体101に収納されている場合、レール27は装置本体101の内部(装置本体内)に収容される(図2(a))。給送トレイ11が装置本体101から引出方向D1に引出されると、給送トレイ11に伴ってレール27が引出方向D1に移動し、レール27の少なくとも一部が装置本体101の外部に露出するように構成されている(図2(b))。
図3に示すように、装置本体101とレール27との間にはレール付勢バネ29が張設されている。保持部材を付勢する付勢部材として設けられたレール付勢バネ29は、レール27を装置本体内の所定位置に向けてレール27を挿入方向D2に付勢する。レール27の所定位置とは、レール27が装置本体101の内部に収納された位置であり、例えばレール27の全体が装置本体101の正面101Fより挿入方向D2の下流側となる位置を指す。
レール27の引出方向D1の端部には、給送トレイ11に設けられたストッパに係合する係合部27aが設けられている。図4に示すように、移動部材の一例であるストッパ31は、トレイ本体111により移動可能に支持され、給送トレイ11の幅方向の両側に設けられている。また、給送トレイ11のスライダ30には、レール27の上面及び下面に当接して回転するコロ30a,30bが設けられている。
ストッパ31の詳しい構成について説明する。図5(a)、(b)に示すように、ストッパ31は、鉛直方向に伸びる軸31aを中心にして、幅方向においてスライダ30の外側に突出する方向A1及びスライダ30に設けられた凹部30dの内側に退避する方向A2に回動可能である。ストッパ31は、ストッパ付勢バネ32により、スライダ30から突出する方向A1に付勢されている。従って、ストッパ31は、図5(a)の状態がホームポジションであり、ストッパ付勢バネ32の付勢力に抗して押し込まれると図5(b)の状態になり退避する。即ち、ストッパ付勢バネ32は、移動部材であるストッパ31を、レール27の係合部27aに係合可能な位置(ホームポジション)に向けて付勢する付勢手段の一例である。
ストッパ31は、係合部27aに係合可能な第1の面としての係合面31bと、後述の給送トレイ11の装着動作において係合部27aに当接する第2の面としての傾斜面31cと、を備えている。ストッパ31がホームポジションにある場合、係合面31b及び傾斜面31cはスライダ30の凹部30dの外側に突出する。係合部27aに傾斜面31cが押圧された場合、係合面31b及び傾斜面31cの少なくとも一部は凹部30dの内側に退避するように構成されている。
(引出し動作)
給送トレイ11を装置本体101から引出す動作について、図6(a)、(b)を用いて説明する。図6(a)は給送トレイ11が装置本体101に収納された状態、つまり給送トレイ11の前面板112が装置本体101に当接する位置まで挿入方向D2に押し込まれている状態(図2(a)参照)に対応する。ユーザが給送トレイ11の引出しを開始すると、図6(b)のように給送トレイ11のストッパ31がレール27の係合部27aに係合し、給送トレイ11とレール27が一体的に動くようになる。レール27が、装置本体101に対して引出方向D1に所定量引出されると、レール支持部材に配置されるストッパ等の構成によってレール27の引出方向D1への移動が規制される。その結果、給送トレイ11は、レール27が装置本体101から所定量引出され、かつストッパ31がレール27の係合部27aに係合する位置で停止し、それ以上の引出方向D1への移動は規制される。なお、レール27を引出可能な量を規定する所定量とは、例えば鉛直方向上方から視て、給送トレイ11がシートを収容可能な空間の全体が装置本体101の外側に露出する位置(図2(b)参照)まで給送トレイ11を引出せるように設定される。
即ち、ユーザが給送トレイ11を引出しても、給送トレイ11が引出方向D1の移動によってレール27から離脱しないように構成されているため、ユーザはシートの補充や交換の作業を容易に行える。給送トレイ11をレール27から取外す必要がない場合、給送トレイ11を挿入方向D2に押し戻すことで、給送トレイ11はレール27と共に装置本体101に再び収納される。
図7(a)のように、レール27が装置本体101から引出された状態においては、通常、給送トレイ11の鉛直方向上方に障害物がないため、給送トレイ11を上方向へ持ち上げる事ができる。レール27には、上方に向かってレール27の上部が切欠かれた切欠き部27bが設けられ、切欠き部27bの幅L1はストッパ31が余裕をもって通過できる程度の大きさに設定されている。従って、図7(b)のように、給送トレイ11を上方向へ持ち上げると、ストッパ31が係合部27aに干渉することなく給送トレイ11とレール27の係合が外れ、給送トレイ11が取り外せる。
レール27は上述のレール付勢バネ29によって挿入方向D2に付勢されており、ユーザが給送トレイ11を持ち上げた時に、レール27が挿入方向D2に移動することで、より確実にレール27と給送トレイ11の係合が解除される。その後、レール27は、レール付勢バネ29の付勢力により、装置本体101の内部に収納される。レール27を装置本体内に収納する事で、給送トレイ11が取り外された状態でレール27が装置本体101の外部に突出したまま放置されることが防止され、シート交換等の作業性が向上する。なお、レール付勢バネ29は、給送トレイ11を取り外した際に、レール27を装置本体101へ収納するものであればよく、給送トレイ11がレール27に装着された状態で給送トレイ11を装置本体101に引き込む必要はない。言い換えると、レール付勢バネ29のバネ定数は、例えば、給送トレイ11がレール27から取外された状態においてレール27の全体が装置本体101に収容される程度の大きさで十分である。
以上の構成において、例えば係合部27aの鉛直方向の高さを変えることで、ストッパ31と係合部27aの係合量、つまり給送トレイ11とレール27の係りの深さを容易に調整することができる。従って、給送トレイ11の脱落しにくさと、給送トレイ11を取外す作業の容易さとのバランスを任意に調整可能である。
なお、本実施例では、図8に示すように、ストッパ31の係合面31b(第1の面)を、引出方向D1に垂直な平面Wに対して傾斜したテーパ形状とし、係合部27aの係合面27cも係合面31bに平行なテーパ形状とした。テーパ形状の傾斜方向は、ストッパ31の移動方向である幅方向の外側(図中下方)へ延びる程、引出方向D1に向かう方向である。言い換えると、ストッパ31が係合部27aに係合した状態で給送トレイ11がレール27に対して引出方向D1に移動しようとする場合に、係合面31b,27cの接触部において、係合状態を維持する方向の力f1,f2が生じるように構成される。力f1は、移動部材であるストッパ31に対し、係合部27aから退避する方向A2とは反対方向A1の力として作用するため、ストッパ31が外部から伝わる振動等によって意図せず係合部27aから離脱することを防ぐことができる。また、力f2は、各レール27,27を幅方向の内側に向けて付勢する力として作用するため、レール27が開く(幅方向に給送トレイ11から離れるように撓む)ことが防がれる。
(装着動作)
次に、装置本体101から取外された状態の給送トレイ11を画像形成装置本体に装着する場合の動作について説明する。給送トレイ11を装着する場合は、図9のように、給送トレイ11を略水平な姿勢で挿入方向D2に移動させ、装置本体101に挿入する。上述のレール付勢バネ29の作用により、通常、給送トレイ11の装着作業を行う時点では、レール27は装置本体101の内側の所定位置に引き込まれている。
図10(a)のように給送トレイ11を挿入していくと、レール27の挿入方向D2の上流側の端部である当接部27dがストッパ31の傾斜面31cに当接する。すると、図10(b)のように傾斜面31cが当接部27dに押圧されることで方向A2に回動し、係合部27aに干渉しない位置に退避する。そして、ストッパ31が退避状態の係合部27aを通過することで、給送トレイ11のスライダ30がレール27に嵌合し、給送トレイ11がレール27に保持された状態となる。給送トレイ11をさらに挿入方向D2に移動させることで、給送トレイ11の装着動作が完了する。なお、本実施例における当接部27dは、係合部27aを構成する板状部材の、係合面27cとは反対側の端部(図8参照)に設けられているが、係合部27aと当接部27dは別部材であってもよい。
ここで、仮にストッパ31が給送トレイ11に固定された固定部材である場合、係合部27aとの干渉を回避するため、ストッパ31が係合部27aを上方から乗り越えるような経路で給送トレイ11の装着動作を行うことになる。そして、本実施例のように、レール27が装置本体101に収納された状態で装着動作を行う場合、例えば装置本体101の正面に、給送トレイ11を水平面に対して傾斜させた姿勢で挿入できるだけの空間が必要となる。この場合、給送トレイ11の引出すための最小限の空間に比べて鉛直方向に余分の空間を確保する必要があり、装置の小型化を図る上で妨げとなる。また、ストッパ31と係合部27aの鉛直方向の係合量を大きくする程、装着動作において給送トレイ11を大きく傾斜させる必要が生じるため、係合量が装置内に確保できる空間の大きさによって制限されてしまう。一方、本実施例の構成では、給送トレイ11の装着動作においてストッパ31が退避可能な構成としたため、略水平な姿勢の給送トレイを挿入方向D2に平行移動させる動作で給送トレイ11の装着動作を行うことができる。言い換えると、給送トレイ11を装着するために、給送トレイ11を引出すための空間以外に余分の空間を装置本体101の開口部付近に確保する必要がない。
また、ストッパ31が給送トレイ11に固定された構成で、ストッパ31と係合部27aの係合を解除して給送トレイ11をレール27から取外す構成としては、給送トレイ11を傾ける以外の方法も考えられる。例えば、給送トレイ11を引出方向D1に交差する方向にスライドさせるとストッパと係合部が係合及び離脱するような形状とすることが考えられる。このような構成に対しても、本実施例の構成によれば給送トレイ11をスライドさせる空間が不要となる。
以上説明したように、本実施例では、レール27が装置本体101から引出された状態で給送トレイ11がレール27から取外され、レール27が装置本体101に収納された状態で給送トレイ11の装着動作が行われる。そして、給送トレイ11が引出方向D1の反対の挿入方向D2に向かって挿入される際に、移動部材であるストッパ31が当接部27d(レール27の引出方向D1の端部)に当接して係合部27aに干渉しない位置に退避する構成とした。このため、引出方向D1の移動によって給送トレイ11が脱落することを防ぐストッパ31の機能を損なうことなく、給送トレイ11を挿入方向D2に移動させることで給送トレイ11を装置本体101に装着できる。即ち、給送トレイ11を挿入及び引出するための空間以外に、給送トレイ11を装置本体101に対して取外し及び装着するための移動経路を装置本体内に確保する必要がなく、装置の小型化が可能となる。また、係合部27aを乗り越えるために給送トレイ11を傾けたりする動作が必要なく、給送トレイ11を装置本体101に挿入する一動作で装着動作が完了するため、ユーザビリティを向上させることができる。
(変形例)
本実施例では、給送トレイ11が取外されたレール27が、レール付勢バネ29の付勢力によって自動的に装置本体101に収納される構成としたが、ユーザが手動でレール27を装置本体101に収納する構成としてもよい。また、例えば引出方向D1が水平面に対して傾斜しており、給送トレイ11が取り外されたレール27が、自重によって装置本体101に収納される構成としてもよい。このような構成においても、給送トレイ11の装着動作においてストッパ31が係合部27aから退避可能とすることで、装置の小型化が可能となる。
また、本実施例では、給送トレイ11が保持部材であるレール27によって移動可能に保持されるものとして説明したが、保持部材に装着された給送トレイ11が、常に保持部材と一体となって装置本体に対して移動する構成であってもよい。このような構成であっても、給送トレイ11を装置本体に挿入する装着動作においてストッパ31が係合部27aから退避可能とすることで、装置の小型化が可能となる。
次に、第2の実施形態(実施例2)に係るシート積載装置について、図11〜図13を用いて説明する。本実施例に係るシート積載装置は、上記実施例1とは異なり、移動部材に相当するストッパ33が保持部材に相当するレール35に設けられ、係合部36aが給送トレイ11に設けられている。以下、実施例1と共通する要素には実施例1と共通の符号を付して説明を省略する。
図11(a)、(b)に示すレール35は、プリンタ100の装置本体101により移動可能に支持され、かつ給送トレイ11を引出方向D1及び挿入方向D2に移動可能に保持する。レール35には、引出方向D1の端部位置に、鉛直方向に延びる軸33aを中心に回動可能なストッパ33が設けられている。ストッパ33は、給送トレイ11に設けられる係合部36aに係合可能な第1の面としての係合面33bと、給送トレイ11の装着動作において後述の当接部30cに当接する第2の面としての傾斜面33cと、を備えている。
移動部材の他の例であるストッパ33は、幅方向においてレール35の内側に突出する方向B1及びレール35に設けられた凹部の内側に退避する方向B2に移動可能である。付勢手段としてのストッパ付勢バネ34は、ストッパ33をレール35から突出する方向B1に付勢している。ストッパ33は、図11(a)の状態がホームポジションであり、ストッパ付勢バネ34の付勢力に抗して押し込まれると図11(b)の状態になり、給送トレイ11の係合部36aと干渉しない位置に退避する。
図12に示すように、給送トレイ11のスライダ30には、ストッパ33を収容する溝部36bが設けられ、溝部36bの挿入方向D2の端部に係合部36aが設けられている。また、スライダ30には、係合部36aに隣接する位置に、溝部36bが鉛直方向下方に向かって切欠かれ、給送トレイ11が上方に移動する際にストッパ33が溝部36bから離脱することを許容する切欠き部36cが設けられている。
給送トレイ11を装置本体101から引出す場合、及び装置本体101から取外された状態の給送トレイ11を装置本体101に装着する場合の動作について、図13(a)〜(c)を用いて説明する。図13の各図は、ストッパ33の付近を鉛直方向上方から視た上面図である。
図13(a)に示すように、装置本体101に収納されている給送トレイ11を引出方向D1に引出す動作を開始すると、給送トレイ11の係合部36aがストッパ33の係合面33bに接近する。そして、図13に示すように、係合部36aが係合面33bに当接すると、給送トレイ11とレール35は一体となって引出方向D1に移動する。レール35が所定量引出されると、給送トレイ11及びレール35の移動が規制される。実施例1と同様に、レール35が装置本体101から引出された状態においては、通常、給送トレイ11の上方に障害物がないので、給送トレイ11を上方向へ持ち上げる事ができる。この場合、ストッパ33が切欠き部36cを介して給送トレイ11から離脱するため、給送トレイ11をレール35から取り外すことができる。
レール35から取外された状態の給送トレイ11を装置本体101に装着する場合も、実施例1と同様に、図13(c)のように給送トレイ11を挿入方向D2に挿入すればよい。このとき、給送トレイ11のスライダ30の、挿入方向D2の端部である当接部30c(図12参照)がストッパ33の傾斜面33cに当接することで、ストッパ33は係合部36aに干渉しない位置までB2方向に回動する。そして、給送トレイ11の移動に伴って、係合部36aが退避した状態のストッパ33を通過することで、給送トレイ11がレール35に保持され、かつ装置本体101に収納された状態となる。
このように、本実施例においても、給送トレイ11が引出方向D1の反対の挿入方向D2に向かって挿入される際に、移動部材であるストッパ33が給送トレイ11の当接部30cに当接して係合部36aに干渉しない位置に退避する構成とした。このため、引出方向D1の移動によって給送トレイ11が脱落することを防ぐストッパ33の機能を損なうことなく、給送トレイ11を挿入方向D2に移動させる動作によって給送トレイ11を装置本体101に装着できる。従って、実施例1と同様に、給送トレイ11の挿入及び引出のための空間以外に余分の空間を確保する必要がなく、装置の小型化が可能となる。また、給送トレイ11を挿入方向D2に移動させる一動作で装着動作が完了するため、ユーザビリティの向上を図ることができる。
ここで、本実施例では、実施例1とは逆に、ストッパ33(移動部材)がレール35(保持部材)に配置され、係合部36a及び当接部30cが給送トレイ11(シート積載手段)に配置される構成とした。即ち、移動部材をシート積載手段及び保持部材の一方に配置し、係合部及び当接部をシート積載手段及び保持部材の他方に配置する構成であれば、これらの配置は入換え可能である。なお、本実施例の配置の場合、移動可能なストッパ33がレール35に配置されるため、給送トレイ11の小型化及び簡素化を図る上で有利である。
次に、第3の実施形態(実施例3)に係るシート積載装置について、図14〜図18を用いて説明する。本実施例に係るシート積載装置は、移動部材に相当するストッパ37の移動方向が上記実施例1と異なっており、その他の構成は実施例1と同様である。以下、実施例1と共通する要素には実施例1と共通の符号を付して説明を省略する。
図14に示すように、本実施例に係る移動部材としてのストッパ37は、給送トレイ11のスライダ30から下方に突出するように配置されている。図15(a)、(b)に示すように、ストッパ37は、後述の係合部39aに係合可能な第1の面としての係合面37bと、給送トレイ11の装着動作において後述の当接部39cに当接する第2の面としての傾斜面37cと、を備えている。なお、本実施例における当接部39cは、係合部27aを構成する突起部の、ストッパ37に対する係合面とは反対側の端部に設けられているが、係合部と当接部とは別部材であってもよい。
ストッパ33は、幅方向に延びる軸37aを中心にして、スライダ30の下方に突出する方向C1及びスライダ30に設けられた凹部30dの内側に退避する方向C2に移動可能である。付勢手段としてのストッパ付勢バネ38は、ストッパ37を下方に向けて付勢している。ストッパ37は、図15(a)の状態がホームポジションであり、ストッパ付勢バネ38の付勢力に抗して押し込まれると図15(b)の状態になり、レール39の係合部39aと干渉しない位置に退避する。
図16に示すように、給送トレイ11を保持する保持部材としてのレール39には、ストッパ37の係合面37bに係合する係合部39aが設けられている。係合部39aに隣接する位置には、レール39の上部が上方に向かって開放された切欠き形状の切欠き部39bが設けられ、給送トレイ11が上方に移動する際にストッパ37及びスライダ30がレール39から離脱することを許容するように構成されている。さらに、レール39の引出方向D1の端部には、給送トレイ11を装置本体101に装着する際にストッパ37の傾斜面37cに当接してストッパ37を退避させる当接部39cが設けられている。
次に給送トレイ11を装置本体101から引出す動作について図17(a)、(b)を用いて説明する。図17(a)は給送トレイ11が装置本体101に収納された状態に対応する。ユーザが給送トレイ11の引出しを開始すると、図17(b)のように給送トレイ11のストッパ37がレール39の係合部39aに係合し、給送トレイ11とレール39が一体的に動くようになる。レール27が、装置本体101に対して引出方向D1に所定量引出されると、給送トレイ11及びレール39の移動が停止する。それ以上の引出方向D1への移動は規制される。
図18(a)のように、レール39が装置本体101から引出された状態で給送トレイ11を上方向へ持ち上げると、ストッパ37の係合面37bはレール39の係合部39aから離脱する。これにより、給送トレイ11をレール39から取外すことができる。
装置本体101から取外された状態の給送トレイ11を画像形成装置本体に装着する場合、図18(b)のように、給送トレイ11を略水平な姿勢で挿入方向D2に移動させ、装置本体101に挿入する。すると、図18(c)のように、レール39の挿入方向D2の上流側の端部である当接部39cがストッパ37の傾斜面37cに当接し、ストッパ37を係合部39aから退避する方向C2に回動させる。そして、ストッパ37が退避状態の係合部39aを通過することで、給送トレイ11のスライダ30がレール39に嵌合し、給送トレイ11がレール39に保持された状態となる。給送トレイ11をさらに挿入方向D2に移動させることで、給送トレイ11の装着動作が完了する。
このように、本実施例においても、給送トレイ11が引出方向D1の反対の挿入方向D2に向かって挿入される際に、移動部材であるストッパ37が給送トレイ11の当接部39cに当接して係合部39aに干渉しない位置に退避する構成とした。このため、引出方向D1の移動によって給送トレイ11が脱落することを防ぐストッパ37の機能を損なうことなく、給送トレイ11を挿入方向D2に移動させる動作によって給送トレイ11を装置本体101に装着できる。従って、実施例1と同様に、給送トレイ11の挿入及び引出のための空間以外に余分の空間を確保する必要がなく、装置の小型化が可能となる。また、給送トレイ11を挿入方向D2に移動させる一動作で装着動作が完了するため、ユーザビリティの向上を図ることができる。
また、本実施例では、ストッパ37がスライダ30の下方に突出することでレール39の係合部39aに係合可能となる構成とした。このため、仮にストッパ付勢バネ38を省略したとしても、ストッパ37は自重によってスライダ30の下方に突出しようとするため、本実施例と同様の動作が実現される。従って、例えば実施例1,2に比べてストッパ付勢バネ38のバネ定数を小さく設定して、ユーザが給送トレイ11を挿入する時の抵抗を低減することができる。
[他の実施形態]
以上の実施例1〜3では、画像形成装置の装置本体に組み込まれたシート積載装置(シート収納部103)について説明したが、印刷機能を備えた装置本体とは別に設けられ、装置本体にシートを給送する装置のシート積載装置として用いてもよい。
11…シート積載手段(給送トレイ)/27,35,39…保持部材(レール)/27a,36a,39a…係合部/27b,36c,39b…切欠き部/27d,30c,39c…当接部/29…付勢部材(レール付勢バネ)/31,33,37…移動部材(ストッパ)/31b,33b,37b…第1の面(係合面)/31c,33c,37c…第2の面(傾斜面)/32,34,38…付勢手段(ストッパ付勢バネ)/100…画像形成装置(プリンタ)/101…装置本体/102…画像形成手段(画像形成部)/103…シート積載装置(シート収納部)/D1…引出方向/D2…挿入方向

Claims (11)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に対して挿入及び引出可能な、シートが積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段を保持し、前記シート積載手段が前記装置本体から引出される引出方向に移動する場合、前記シート積載手段に伴って前記引出方向に移動して前記装置本体の外側に露出し、前記シート積載手段を取外し可能となる保持部材と、
    前記シート積載手段及び前記保持部材の一方に設けられ、前記引出方向に交差する移動方向に移動可能な移動部材と、
    前記シート積載手段及び前記保持部材の他方に設けられ、前記移動部材に係合することで、前記引出方向の移動によって前記シート積載手段が前記保持部材から離脱することを規制する係合部と、
    前記シート積載手段及び前記保持部材の前記他方に設けられ、前記保持部材から取外されている前記シート積載手段が前記引出方向の反対の挿入方向に向けて前記装置本体に挿入される場合に、前記移動部材に当接して前記係合部と干渉しない位置に退避させる当接部と、を備える、
    ことを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記移動部材は、前記挿入方向に対して傾斜した第1の面を有し、前記シート積載手段が前記装置本体に挿入される際に、前記当接部に前記第1の面を押圧されることで前記移動方向において前記係合部から退避するように移動する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記移動部材は、前記係合部に対向する第2の面を有し、
    前記第2の面は、前記シート積載手段が前記保持部材に対して前記引出方向に移動しようとする場合に、前記移動方向において前記係合部から退避する方向とは反対方向の力を前記係合部から受けるように、前記引出方向に垂直な平面に対して傾斜している、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のシート積載装置。
  4. 前記移動部材を、前記移動方向において前記係合部に係合可能な位置へ向けて付勢する付勢手段を備える、
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  5. 前記保持部材を前記挿入方向に付勢して、前記シート積載手段が前記保持部材から取外された場合に、前記保持部材を前記装置本体の内側に向けて移動させる付勢部材を備える、
    ことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  6. 前記シート積載手段及び前記保持部材の前記他方に設けられ、前記シート積載手段が前記保持部材に対して鉛直方向上方に移動することで前記保持部材から離脱することを許容するように、鉛直方向から視て切欠かれた形状の切欠き部を備え、
    前記保持部材は、前記シート積載手段が前記装置本体から引出される場合に、少なくとも前記切欠き部が前記装置本体の外側に露出する位置まで移動可能である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  7. 前記保持部材は前記引出方向に沿って延びるレールであり、
    前記シート積載手段は、前記レールにより移動可能に保持される、
    ことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  8. 前記移動部材は、前記引出方向に垂直な軸を中心に回動する部材である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  9. 前記移動部材が前記シート積載手段に設けられ、
    前記係合部及び前記当接部が前記保持部材に設けられている、
    ことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  10. 前記移動部材が前記保持部材に設けられ、
    前記係合部及び前記当接部が前記シート積載手段に設けられている、
    ことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート積載装置と、
    前記シート積載装置から給送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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