JP2019050772A - ワクチン接種後副反応を予測する検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明は以下の通りである。
(1)ワクチンの副反応の可能性を検査する方法であって、以下の工程:
(a) 生体試料から採取された細胞外小胞内に含まれる異なる2つのマイクロRNAの発現量の比を測定する工程、及び
(b) 前記測定された発現量の比と、予めワクチンで刺激した培養細胞から産生される炎症性サイトカインの発現量との相関関係を調べる工程、
を含む、前記方法。
(2)ワクチンが、インフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチン、肝炎ワクチン、日本脳炎ワクチン及び狂犬病ワクチンからなる群から選ばれる少なくとも1つである、(1)に記載の方法。
(3)炎症性サイトカインが、IFN-β、IL-6、TNF-α、IL-1及びIL-12からなる群から選ばれる少なくとも1つである、(1)又は(2)に記載の方法。
(4)生体試料が血液又は尿である(1)〜(3)のいずれか1項に記載の方法。
(5)マイクロRNAの発現量の比が、miR-5100/miR-7704、miR-6787-5p/miR-7704、miR-6085/miR-7704、miR-6787-5p/miR-6869-5p、miR-8069/miR-7704、miR-6090/miR-6727-5p、miR-638/miR-6277-5p、
miR-3160-5p/miR-3648、miR-6752-5p/miR-6786-5p、miR-2467-3p/miR-6085、miR-2467-3p/miR-4739、
miR-6752-5p/miR-1228-5p、miR-3648p/miR-4516、miR-6889/miR-3194-3p、miR-3648/miR-3194-3p、
miR-451/miR-16、miR-5787/miR-7704、miR-8072/miR-7704、miR-6743/miR-7704、miR-6729-5p/miR-7704、miR-3665/miR-7704、miR-6125/miR-7704、miR-6786-5p/miR-7704、miR-6869/miR-7704、miR-762/miR-7704、miR-4723/miR-7704、miR-4739/miR-7704、
miR-8072/miR-2467-3p、miR-6787-5p/miR-2467-3p、miR-4787-5p/miR-2467-3p、miR-4787-5p/miR-2467-3p、miR-6744-5p/miR-2467-5p、miR-4463-miR-2467-3p、miR-6729-5p/miR-2467-3p、miR-4466/miR-2467-3p、miR-3665/miR-2467-3p、miR-6125/miR-2467-3p、miR-6085/miR-2467-3p、miR-6786-5p/miR-2467-3p、miR-6090/miR-2467-3p、miR-8059/miR-2467-3p、miR-6869-5p/miR-2467-3p、miR-762/miR-2467-3p、miR-4723-5p/miR-2467-3p、miR-4739/miR-2467-3p、miR-4488/miR-2467-3p、miR-328-5p/miR-2467-3p、及びmiR-8069/miR-2467-3p
からなる群から選ばれる少なくとも1つである、(1)〜(4)のいずれか1項に記載の方法。
(6)マイクロRNAの発現量の比が、miR-5100/miR-7704、miR-6787-5p/miR-7704、miR-6085/miR-7704、miR-6787-5p/miR-6869-5p、miR-8069/miR-7704、miR-6090/miR-6727-5p、miR-638/miR-6277-5p、
miR-3160-5p/miR-3648、miR-6752-5p/miR-6786-5p、miR-2467-3p/miR-6085、miR-2467-3p/miR-4739、
miR-6752-5p/miR-1228-5p、miR-3648p/miR-4516、miR-6889/miR-3194-3p及びmiR-3648/miR-3194-3p からなる群から選ばれる少なくとも1つである、(1)〜(5)のいずれか1項に記載の方法。
(7)マイクロRNAの発現量の比が、炎症性サイトカインの発現量と相関したときは、ワクチンの副反応が生じるリスクがあると予測する、(6)に記載の方法。
(a) 生体試料から採取された細胞外小胞内に含まれる異なる2つのマイクロRNAの発現量の比を測定する工程、及び
(b) 前記測定された発現量の比と、予めワクチンで刺激した培養細胞から産生される炎症性サイトカインの発現量との相関関係を調べる工程
を含む。
本発明では、生体試料中(例えば血中)のエクソソームと呼ばれる小胞内のmicroRNA の量を測定することで、全粒子ワクチン接種後の過剰な免疫応答の有無をあらかじめ予見できる。そのため、この発明により、副反応の有無をあらかじめ予見する前診断が可能になる。前診断を実施することで、ワクチン接種量を減らす、あるいは、接種を止める等の措置をとることが可能になり、全粒子ワクチン接種後の副反応を未然に防ぐことが可能になる。
実際に、マウス尾静脈より血液を採取し血清を調製したのち、血清から細胞外小胞を抽出し、細胞外小胞内のmicroRNAの発現比(miR-451a/miR-16)を定量PCRで測定した値は、マウスの脾細胞内のmicroRNAの発現比(miR-451a/miR-16)と相関する(図2)。
サイトカインの測定法は限定されるものではなく、公知の免疫学的手法(例えばELISA法、RIA法)、あるいはマイクロアレイ法や定量PCR法などによるmRNA量の測定などを採用することができる。
上記a/b の比において、「a」(分子)に相当するmicroRNA及び「b」(分母)に相当するmicroRNAは任意である。
miR-5100/miR-7704、miR-6787-5p/miR-7704、miR-6085/miR-7704、miR-6787-5p/miR-6869-5p、miR-8069/miR-7704、miR-6090/miR-6727-5p、miR-638/miR-6277-5p、
miR-3160-5p/miR-3648、miR-6752-5p/miR-6786-5p、miR-2467-3p/miR-6085、miR-2467-3p/miR-4739、
miR-6752-5p/miR-1228-5p、miR-3648p/miR-4516、miR-6889/miR-3194-3p、miR-3648/miR-3194-3p、
miR-451/miR-16、miR-5787/miR-7704、miR-8072/miR-7704、miR-6743/miR-7704、miR-6729-5p/miR-7704、miR-3665/miR-7704、miR-6125/miR-7704、miR-6786-5p/miR-7704、miR-6869/miR-7704、miR-762/miR-7704、miR-4723/miR-7704、miR-4739/miR-7704、
miR-8072/miR-2467-3p、miR-6787-5p/miR-2467-3p、miR-4787-5p/miR-2467-3p、miR-4787-5p/miR-2467-3p、miR-6744-5p/miR-2467-5p、miR-4463-miR-2467-3p、miR-6729-5p/miR-2467-3p、miR-4466/miR-2467-3p、miR-3665/miR-2467-3p、miR-6125/miR-2467-3p、miR-6085/miR-2467-3p、miR-6786-5p/miR-2467-3p、miR-6090/miR-2467-3p、miR-8059/miR-2467-3p、miR-6869-5p/miR-2467-3p、miR-762/miR-2467-3p、miR-4723-5p/miR-2467-3p、miR-4739/miR-2467-3p、miR-4488/miR-2467-3p、miR-328-5p/miR-2467-3p、miR-8069/miR-2467-3p。
そこで本発明の方法は、インフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチン、日本脳炎ワクチンなどに適用することができ、その他、B型肝炎ウイルスやデングウイルスなどの他のウイルスに対するワクチン、例えば肝炎ワクチン(B型肝炎ワクチン、C型肝炎ワクチン等)、デング熱ワクチン、狂犬病ワクチン、ポリオワクチン等に対しても適用することができる。
そこで本発明においては、血液以外の体液(汗、唾液、尿など)から細胞外小胞を単離しても、そのmicroRNAの発現比を調べることで、過剰な免疫応答による副反応を予測することができる。
本発明においては、microRNAの発現比が、炎症性サイトカインの発現量と相関したときは、ワクチンの副反応が生じるリスクがあると予測する。具体的には、microRNAの発現比と炎症性サイトカインの発現量との間の相関係数(グラフの傾き)を構成するデータのうち、乖離しているデータの元となった被検者は、副反応の可能性(リスク)があるものと予測できる。例えば、図5のパネル(A)では、miR-6787-5p/miR-7704の比が0.8付近である被検者はIFN-βの値が0.0025を超えていて高値を示すため、リスクがあると予測できる。
あるいは、予め規定された数の対照被験者(1次母集団)においてmicroRNAの発現比と炎症性サイトカイン発現量との相関関係を解析し、得られた相関関係に関するデータ(グラフ、測定値等)を基本データとして、この基本データと、検査の対象となる単数又は複数の被検者由来のmicroRNAの発現比とを比較し、ワクチン接種後副反応の可能性を検査することもできる。
上記解析された被験者由来のデータを前記1次母集団のデータに組み込んで、副反応のリスクレベルを再度データ処理し、対象となる被検者の例数を増やすことにより2次母集団とする。この2次母集団のデータを、次に続く被検者の解析に利用することができる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。但し、本発明の範囲はこれらの実施例により限定されるものではない。
(1)血清中の細胞外小胞内microRNAの細胞への取り込み(図1)
健常人より採取した血清から調製した細胞外小胞のmicroRNAの発現量を定量PCR法で測定した。次に、同じ血清でヒトマクロファージ細胞を2日間培養したのち、細胞内のmicroRNAの発現量を測定した。
結果を図1に示す。
細胞外小胞内microRNAのmiR-451aとmiR-16の発現比(miR-451a/miR-16)は、細胞内のmiR-451aとmiR-16の発現比(miR-451a/miR-16)と統計的に有意に相関した。
マウス尾静脈より血液を採取したのちに、血清を調製した。得られた血清から細胞外小胞に含まれるRNAを抽出し、定量PCR法によりmicroRNA量を測定した。次に、同じマウスの脾臓から細胞を調製し、細胞内のmicroRNA量を定量PCR法により測定した。
結果を図2に示す。
血液の細胞外小胞内のmicroRNAである、miR-451a量とmiR-16量の比(miR-451a/miR-16)は、脾臓のCD11c陽性細胞内のmicroRNAであるmiR-451a量とmiR-16量の比と統計的に有意に相関する。
健常人より採取した血清より細胞外小胞を採取し、その中のmicroRNAの発現比(miR-451a/miR-16)を定量PCR法で測定した(X軸)。同じ血清でヒトのマクロファージ細胞(THP-1細胞)を培養した後、インフルエンザ全粒子ワクチンで刺激し、免疫応答の一つとしてIFN-βの発現量を測定した(Y軸)。
結果を図3に示す。
マウス尾静脈より採血し血清を調製した。血清から細胞外小胞を抽出し、microRNAの発現比(miR-451/miR-16)を定量PCRで測定した(Y軸)。マウスにインフルエンザ全粒子ワクチンを接種し、免疫応答として血中に産生されるIP-10の量をELISAで測定した (X軸)。
結果を図4に示す。
具体的に、健常人6人の血清を用いて行った。
健常人よりヒト血清を採取し、その細胞外小胞内のmicroRNAの発現比を測定した。用いた血清でヒトマクロファージ(THP-1細胞)を培養したのちインフルエンザ全粒子ワクチンで刺激したのちのIFN-β又はIL-6の発現量を測定した。
図5において、A、B、C、Dのパネルはそれぞれ、miR-6787-5p/miR-7704、miR-5100/miR-7704、miR-6085/miR-7704、miR-6787-5p/miR-6869-5pの発現比を示す。
また図6において、A、B、C、Dのパネルはそれぞれ、miR-5100/miR-7704、miR-8069/miR-7704、miR-6090/miR-6727-5p、miR-638/miR-6277の発現比を示す。
図5及び6の結果より、副反応の可能性が高いと判断される被検者は、図のグラフの一番右上にプロットされた被検者であると言える。
健常人6人より採血し、血清を調製したのち、血清の細胞外小胞内のmicroRNAをマイクロアレイ解析により網羅的に発現量を調べた。一方で、調製した血清を用いてマクロファージを培養した後に、インフルエンザ全粒子ワクチンで刺激し、IFN-β発現量を測定した。microRNAの発現比とIFN-βの発現量との相関係数について相関が高いものを表に示した。
健常人6人より採血し、血清を調製したのち、血清の細胞外小胞内のmicroRNAをマイクロアレイ解析により網羅的に発現量を調べた。一方で、調製した血清を用いてマクロファージを培養した後に、インフルエンザ全粒子ワクチンで刺激し、IL-6の発現量を測定した。microRNAの発現比とIL-6の発現量との相関係数について相関が高いものを表に示した。
偶然による相関は統計的に1%以下であり、1%以下の統計的な有意差を示すには表3の実験ではサンプル数が6であるため相関係数の絶対値は0.9172以上であることが必要である。このため、本発明の好ましい態様において、microRNAの発現比を調べる場合は、サンプル数に応じて相関係数の絶対値が統計的に偶然による相関である可能性が1%以下のものを採用することができる。
ヒトマクロファージ(THP-1細胞)に、miR-7704(A)とmiR-5100(B)のそれぞれの機能を模倣するRNAを形質導入したのちに、インフルエンザ全粒子ワクチン(whole-virus vaccine: WV)によるIFN-β発現量を定量PCR法により測定した。
このように血液の細胞外小胞のmicroRNAの発現比が、単一のmicroRNAの発現量よりもより高くIFN-βの発現量と強く相関する理由は、microRNAには免疫応答を強くするものと弱くするものが存在するためと考えられる。例えば、インフルエンザ全粒子ワクチンによるIFN-β発現量と高く相関するmiR-5100/miR-7704の発現比の場合、miR-5100はインフルエンザ全粒子ワクチンによるIFN-βの発現量を増加させるのに対し、miR-7704は逆に減少させる(図7)。このことから、miR-5100やmiR-7704の単独の発現量よりもmiR-5100/miR-7704の発現比の方がより強く相関するものと考えられる。
本発明の方法は、インフルエンザ全粒子ワクチン以外のワクチンにも適用できる。そこで本節では、インフルエンザに対するワクチンとして使用されているスプリットワクチンについても同様の実験を行った。
健常人よりヒト血清を採取し、その細胞外小胞内のmicroRNAの発現比を測定した。用いた血清でヒトマクロファージ(THP-1細胞)を培養したのち、インフルエンザスプリットワクチンで刺激し、IFN-βとIL-6の発現量を測定した。
本節では、子宮頸がんワクチン(サーバリックス)を用いて前記と同様の実験を行い、血液の細胞外小胞内のmicroRNAの発現比について検討した。
健常人よりヒト血清を採取し、その細胞外小胞内のmicroRNAの発現比を測定した。用いた血清でヒトマクロファージ(THP-1細胞)を培養し、子宮頸がんワクチンで刺激した後のIFN-βとIL-6の発現量を測定した。
上記のことから、血液の細胞外小胞のmicroRNAの発現量を網羅的に調べる一方で、ワクチンに対する免疫応答の強さを測定することで、ワクチンに対する過剰な免疫応答を示す人を、microRNAの発現比により同定できると考えられる。つまり、血液の細胞外小胞内のmicroRNAの発現比が、ワクチン接種後の副反応の有無の検査に使うことができる。
これらのmicroRNAの配列を表8に示す。
Claims (7)
- ワクチンの副反応の可能性を検査する方法であって、以下の工程:
(a) 生体試料から採取された細胞外小胞内に含まれる異なる2つのマイクロRNAの発現量の比を測定する工程、及び
(b) 前記測定された発現量の比と、予めワクチンで刺激した培養細胞から産生される炎症性サイトカインの発現量との相関関係を調べる工程、
を含む、前記方法。 - ワクチンが、インフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチン、肝炎ワクチン、日本脳炎ワクチン及び狂犬病ワクチンからなる群から選ばれる少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
- 炎症性サイトカインが、IFN-β、IL-6、TNF-α、IL-1及びIL-12からなる群から選ばれる少なくとも1つである、請求項1又は2に記載の方法。
- 生体試料が血液又は尿である請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- マイクロRNAの発現量の比が、miR-5100/miR-7704、miR-6787-5p/miR-7704、miR-6085/miR-7704、miR-6787-5p/miR-6869-5p、miR-8069/miR-7704、miR-6090/miR-6727-5p、miR-638/miR-6277-5p、
miR-3160-5p/miR-3648、miR-6752-5p/miR-6786-5p、miR-2467-3p/miR-6085、miR-2467-3p/miR-4739、
miR-6752-5p/miR-1228-5p、miR-3648p/miR-4516、miR-6889/miR-3194-3p、miR-3648/miR-3194-3p、
miR-451/miR-16、miR-5787/miR-7704、miR-8072/miR-7704、miR-6743/miR-7704、miR-6729-5p/miR-7704、miR-3665/miR-7704、miR-6125/miR-7704、miR-6786-5p/miR-7704、miR-6869/miR-7704、miR-762/miR-7704、miR-4723/miR-7704、miR-4739/miR-7704、
miR-8072/miR-2467-3p、miR-6787-5p/miR-2467-3p、miR-4787-5p/miR-2467-3p、miR-4787-5p/miR-2467-3p、miR-6744-5p/miR-2467-5p、miR-4463-miR-2467-3p、miR-6729-5p/miR-2467-3p、miR-4466/miR-2467-3p、miR-3665/miR-2467-3p、miR-6125/miR-2467-3p、miR-6085/miR-2467-3p、miR-6786-5p/miR-2467-3p、miR-6090/miR-2467-3p、miR-8059/miR-2467-3p、miR-6869-5p/miR-2467-3p、miR-762/miR-2467-3p、miR-4723-5p/miR-2467-3p、miR-4739/miR-2467-3p、miR-4488/miR-2467-3p、miR-328-5p/miR-2467-3p、及びmiR-8069/miR-2467-3p
からなる群から選ばれる少なくとも1つである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 - マイクロRNAの発現量の比が、miR-5100/miR-7704、miR-6787-5p/miR-7704、miR-6085/miR-7704、miR-6787-5p/miR-6869-5p、miR-8069/miR-7704、miR-6090/miR-6727-5p、miR-638/miR-6277-5p、
miR-3160-5p/miR-3648、miR-6752-5p/miR-6786-5p、miR-2467-3p/miR-6085、miR-2467-3p/miR-4739、
miR-6752-5p/miR-1228-5p、miR-3648p/miR-4516、miR-6889/miR-3194-3p及びmiR-3648/miR-3194-3p からなる群から選ばれる少なくとも1つである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - マイクロRNAの発現量の比が、炎症性サイトカインの発現量と相関したときは、ワクチンの副反応が生じるリスクがあると予測する、請求項6に記載の方法。
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