JP2018138837A - 空気調和装置の室内機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーシング40内に送風機及び熱交換器20が収容され、送風機によって生成された空気流が熱交換器20を通過してケーシング40から吹き出される室内機12Bであって、熱交換器20における空気流の上流側を左右方向に横切る冷媒管31,32を備え、冷媒管31,32の一端部が、熱交換器20の左右一方側の側部に接続され、冷媒管31,32の他端部に、ケーシング40の左右他方側の側壁44から外部に引き出されかつ室外機からの冷媒連絡管が接続される配管接続口27,28が設けられている。
【選択図】図7
Description
天井埋込ダクト型の室内機は、ケーシング内に熱交換器及び送風機を備え、送風機によってケーシングの後面又は下面から吸い込んだ空気と熱交換器中の冷媒との間で熱交換を行い、温度や湿度が調整された空気(以下、調和空気ともいう)をケーシングの前面から吹き出すように構成されている。
ケーシング内に送風機及び熱交換器が収容され、前記送風機によって生成された空気流が前記熱交換器を通過して前記ケーシングから吹き出される室内機であって、
前記熱交換器における前記空気流の上流側を左右方向に横切る冷媒管を備え、
前記冷媒管の一端部が、前記熱交換器の左右一方側の側部に接続され、
前記冷媒管の他端部に、前記ケーシングの左右他方側の側壁から外部に引き出されかつ室外機からの冷媒連絡管が接続される配管接続口が設けられている。
上記の本発明では、このような一般的な室内機と、ケーシングの構造、送風機及び熱交換器の配置等を同じにした状態で、冷媒管の配管接続口を冷媒管の一端部とは反対側のケーシングの左右他方側の側壁から外部に引き出すことができる。したがって、配管接続口が互いに反対に配置される場合であっても可及的に部品の共通化を図り、製造コストの低減を図ることができる。
前記冷媒管は、ガス状冷媒が流れるガス管と、液状冷媒が流れる液管とからなり、
前記熱交換器における前記空気流の上流側において、前記ガス管と前記液管とが、前記送風機の吐出口における上下方向の中心線と平行な方向に間隔をあけて配置されていることが好ましい。
この構成によれば、ガス管と液管との間に空気の流路を確保し、空気流をスムーズにすることができる。
この構成によれば、ガス管及び液管によって空気流が受ける抵抗を小さくすることができる。
この構成によれば、ガス管は、液管よりも直径が大きいため、ガス管を液管よりも上流側に配置することで、液管によって空気流が受ける抵抗をより低減することができる。
このような構成によって、冷媒管が与える空気流への影響を少なくすることができる。
前記熱交換器における前記空気流の上流側において、前記冷媒管は、前記空気流が流入する前記熱交換器の流入面に垂直な方向の当該流入面の投影面積の下半分の領域に配置されていることが好ましい。
このような構成によって、送風機による空気流の速度が低い領域に冷媒管を配置することができ、冷媒管による空気流速度への影響を小さくすることができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る空気調和装置の室内機が設置される部屋の構造を示す平面図である。
本実施形態に係る室内機12は、例えば、ビジネスホテルのように複数の部屋1A,1Bが並設されると共に、互いに隣接する2つの部屋1A,1Bが左右対称形状に形成されている建物に好適に設置することができるものである。図1に示す例では、2つの部屋1A,1Bのそれぞれには、入口2、通路3、ユニットバス4、居室5が設けられ、これらが壁6を中心として左右対称に配置されている。各部屋1A,1Bにおいて、入口2と居室5との間には通路3が配置され、この通路3の左側又は右側に隣接してユニットバス4が配置されている。本実施形態では、通路3の天井が、居室5の天井よりも1段低い下がり天井とされており、この下がり天井の内部に、天井埋込ダクト型の室内機12が配設されている。
次に、各部屋1A,1Bに設置された室内機12を有する空気調和装置の全体構成について説明する。
図2は、空気調和装置を示す概略構成図である。
空気調和装置10は、室外機11と、室内機12と、これらの間にわたって設けられた冷媒回路13とを備えている。
図3は、室内機12の内部を側方から見た概略的な断面図である。
室内機12は、前述した室内熱交換器20及び室内送風機22を収容するケーシング40を備えている。ケーシング40は直方体形状に形成され、平面視で矩形状(長方形状又は正方形状)に形成された天板49及び底板50と、天板49及び底板50の4辺に設けられた前後壁41,42及び左右側壁43,44(図4及び図7参照)とを有している。後壁42には、空気の吸込口42aが形成されている。また、ケーシング40の前壁41には、空気の吹出口41aが形成されている。なお、本明細書においては、ケーシング40内の空気流の方向を前後方向、特に、空気流の下流側を前側とし、上流側を後側とする。また、前後方向に直交する水平方向を左右方向とする。
(右側室内機)
まず、図1における部屋1Aに設置された室内機12(以下、「右側室内機12A」ともいう)について説明する。図4は、右側室内機12Aのケーシング40の内部を示す平面図である。図5は、図4におけるV−V矢視図であり、図6は、図4におけるVI−VI矢視図である。
また、図4に示すように、仕切り壁45には第2の開口52が形成され、蓋体56によって閉鎖されている。この第2の開口52については後述する。
次に、図1における部屋1Bに設置された室内機12(以下、「左側室内機12B」ともいう)について説明する。図7は、左側室内機12Bのケーシング40の内部を示す平面図である。図8は、図7におけるVIII−VIII矢視図であり、図9は、図7におけるIX−IX矢視図である。
ガス管31の一端部である接続管34aは、室内熱交換器20の左側部に接続されている。また、ガス管31は、中途部31aが室内熱交換器20を左右方向に横切り、他端部に設けられたガス側配管接続口27がケーシング40の右側壁44から外部へ引き出されている。具体的に、ガス管31の中途部31aは、室内熱交換器20の上側、すなわち室内熱交換器20における空気流の上流側(一次側)を通過している。室内熱交換器20の左側において、ガス管31には、冷媒の温度を測定するサーミスタ等の温度センサ38が設けられている。
図8に示すように、ケーシング40の左側壁43に形成された第1の開口51は、その全体が蓋体55によって閉鎖されている。
図11は、図7におけるXI−XI矢視断面図である。図11に示すように、室内熱交換器20を左右方向に横切るガス管31の中途部31a(以下、単に「ガス管31a」ともいう)及び液管32の中途部32a(以下、単に「液管32a」ともいう)は、室内熱交換器20よりも空気流方向の上流側(一次側)に配置されている。これは、仮に、ガス管31a及び液管32aが室内熱交換器20の下流側(二次側)に配置されていたとすると、室内熱交換器20で熱交換された後の空気がガス管31a及び液管32aに当たり、ガス管31a及び液管32aを流れる冷媒の温度に悪影響を与える可能性があるからである。
例えば、上記実施形態においては、室内機12のケーシング40の左右両側壁43,44に第1の開口51が形成されていたが、配管接続口27,28が引き出される側のみに形成されていてもよい。すなわち、右側室内機12Aにおいては左側壁43に、左側室内機12Bにおいては右側壁44に第1の開口51が形成されていてもよい。この場合、左右の室内機12A,12Bにおいて、ケーシング40の構成は若干異なるが、室内熱交換器20と室内送風機22との構造及び配置を共通化することが可能となり、メンテナンス性が損なわれることもない。
室内送風機22は、室内熱交換器20の前方に配置され、熱交換室46の空気を吸引して前方に吐出するものであってもよい。
12 :室内機
12A :右側室内機
12B :左側室内機
19 :室内膨張弁(メンテナンス部品)
20 :室内熱交換器
22 :室内送風機
22c :吐出口
27 :ガス側配管接続口
28 :液側配管接続口
31 :ガス管
32 :液管
38 :温度センサ(メンテナンス部品)
39 :温度センサ(メンテナンス部品)
40 :ケーシング
43 :左側壁
44 :右側壁
O :中心線
Claims (6)
- ケーシング(40)内に送風機(22)及び熱交換器(20)が収容され、前記送風機(22)によって生成された空気流が前記熱交換器(20)を通過して前記ケーシング(40)から吹き出される室内機(12)であって、
前記熱交換器(20)における前記空気流の上流側を左右方向に横切る冷媒管(31,32)を備え、
前記冷媒管(31,32)の一端部が、前記熱交換器(20)の左右一方側の側部に接続され、
前記冷媒管(31,32)の他端部に、前記ケーシング(40)の左右他方側の側壁(44)から外部に引き出されかつ室外機からの冷媒連絡管が接続される配管接続口(27,28)が設けられている、空気調和装置の室内機。 - 前記熱交換器(20)よりも前記空気流の上流側に前記送風機(22)が配置され、
前記冷媒管(31,32)は、ガス状冷媒が流れるガス管(31)と、液状冷媒が流れる液管(32)とからなり、
前記熱交換器(20)における前記空気流の上流側において、前記ガス管(31)と前記液管(32)とが、前記送風機(22)の吐出口(22c)における上下方向の中心線(O)と平行な方向に間隔をあけて配置されている、請求項1に記載の空気調和装置の室内機。 - 前記熱交換器(20)における前記空気流の上流側において、前記ガス管(31)と前記液管(32)とは、前記中心線(O)と平行な方向に関して、少なくとも一部が重なっている、請求項2に記載の空気調和装置の室内機。
- 前記熱交換器(20)における前記空気流の上流側において、前記ガス管(31)が、前記液管(32)よりも空気流の上流側に配置されている、請求項3に記載の空気調和装置の室内機。
- 前記熱交換器(20)における前記空気流の上流側において、前記冷媒管(31,32)は、前記中心線(O)と平行な方向に関して、前記送風機(22)と前記熱交換器(20)との中間又は前記熱交換器(20)寄りに配置されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の空気調和装置の室内機。
- 前記送風機(22)は、前記ケーシング(40)の上部側において風速が高く下部側において風速が低くなるような速度分布で空気流を生成し、
前記熱交換器(20)における前記空気流の上流側において、前記冷媒管(31,32)は、前記空気流が流入する前記熱交換器(20)の流入面(20a)に垂直な方向の当該流入面(20a)の投影面積の下半分の領域(R)に配置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和装置の室内機。
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JPS59196313U (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-27 | 三菱電機株式会社 | 自動車用空気調和装置 |
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JP2017003223A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 株式会社富士通ゼネラル | ダクト型空気調和機の室内機 |
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