JP2018132054A - 4サイクルロータリーエンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】 内燃機関の燃焼効率を高めてコンパクトで特殊な加工技術や素材を使わないでも供給可能なロータリーエンジンを発明すること【解決手段】 外部エンジンマウント16に駆動軸6を中心とする円筒状または略正多角筒状のインナーブロックケース2が固定され内部には吸気弁5や排気弁4や吸気口22や排気口21や点火プラグ10やベーン3やカムシャフト8やカム7がそれぞれ複数個収納されている、前記インナーブロックケース2の中心から偏芯する略円筒状のカムリング20面を形成し前記駆動軸6と同軸上に回転自在に連結するケーシングローター1が設けられ、そして、前記ケーシングローター1が回転運動する。そして、前記インナーブロックケース2内には対向するベーン3とベーン3とを互いに固着するベーン支持棒9を設けることを特徴とするロータリーエンジンを提供する。【選択図】図1
Description
本発明は燃料を燃焼して回転運動に変換する容積型内燃機関のエンジン機構に関する
従来、燃料を燃焼して回転運動に変換する容積型の内燃機関としてが小さな模型エンジンから大型の船舶用エンジンまでの主流を占めているオットーサイクルピストンエンジンがある。
また、マツダ自動車で実用されるバンケル型ロータリーエンジンは実用する唯一の容積型のロータリーエンジンがある。
また、出願番号7−325212・米国特許番号、59337820図6・図7のように内面略円筒状のケーシング中に多数のベーンを有するローターの外周面に吸気弁及び排気弁を設け、前記ローターは前記ケーシング軸に対して偏芯して回転自在に設けられ、そして、ローター内のベーンとベーンの間の外周面には吸気弁及び排気弁が設けられ前記吸気弁及び排気弁は前記ケーシング側面に固着される主歯車からローター内の副歯車に連動して作動する。そして、前記ベーンと反対方向に向いたベーンとを支持棒で連結して構成することを特徴とするベーン型の4サイクルロータリーエンジンが考案されている。
従来、燃料を燃焼して回転運動に変換する容積型の内燃機関として小さな模型エンジンから大型の船舶用エンジンまでの主流を占めているピストンエンジンがあるがピストンの往復運動による振動が生じ更に多気筒においてはクランクシャフトの加工などにコストや加工技術も高く容易に生産されにくく小型化も容易ではない課題がある。
また、ロータリー回転運動をするマツダ自動車で唯一実用されるバンケル型ロータリーエンジンは回転するローターの遠心力によってシールがカムリング面に押し付けられ高摩擦が生じ特別な素材等の課題がありまた、ローターが円運動することで潤滑油も放射状に加圧作用するため潤滑油の消費も大く、またハウジング内側面とローター側面間においても常に摩擦が大きく圧縮漏れを起こす原因となり燃焼効率が悪く燃料消費量が多い課題がありまた、ローターやカムリングやエキセントリックシャフトの加工精度が高く要求されることから一般に普及されないという課題がある。
また、出願番号7−325212 US,特許番号59337820図5や図6のように内面円筒状のケーシング中に多数のベーンを有するローターの外周面に吸気弁及び排気弁を設け、前記ローターは前記ケーシングに偏芯して設けられローター内にはベーンとベーンが形成する間の外周面には吸気弁及び排気弁が設けられ、かつ前記ベーンと反対方向に向いたベーン3を貫通して連結している、また、前記吸排気弁は前記ローターの駆動軸に連動して作動するベーン型の4サイクルロータリーエンジンが考案さえれいるものがあるが、ローターが回転体であるためローターに収納されるベーンがケーシングの内面のカムリングに沿うようローターから出入りするためローターの回転によって遠心力が生じてローターの回転バランスが均一にならないで振動を生じまた、ベーンの遠心力がカムリングに生じる欠点や潤滑油も遠心力によって消費が多いと予想されさらに、吸排気の取り回しが固定排気管を使えないため設計上の難しさや排熱の問題ももああった。
外部エンジンマウント16に駆動軸6を中心とする円筒状または略正多角筒状のインナーブロックケース2が固定されインナーブロックケース2内部には吸気弁5や排気弁4や吸気口22や排気口21や点火プラグ10やベーン3やカムシャフト8やカム7がそれぞれ複数個収納されている、前記インナーブロックケース2の外側には、内面を駆動軸から偏芯する略円筒状のカムリング20面を形成するケーシングローター1が設けられ駆動軸6と同軸上に回転自在に連結する、そして、前記ケーシングローター1が回転運動する。そして、前記インナーブロックケース2内には対向するベーン3とベーン3とを互いに固着するベーン支持棒9を設けることを特徴とする4サイクルロータリーエンジンを提供するものである。
本発明では、外部エンジンマウントに駆動軸6を中心とする略円筒状のインナーブロックケース2が設けられ、内部には吸気弁5や排気弁4や吸気口22や排気口21や点火プラグ10やベーン3やカムシャフトや副歯車16がそれぞれ複数個を設ける。そして、前記インナーブロックケース2中心に対し偏芯する略円筒状のカムリング20内面を形成するケーシングローター1が設けられてインナーブロックケース2と同軸上に回転自在に駆動軸6に連結することを特徴とするロータリーエンジンを提供することで、前記課題を解決するものであり、ピストンえんじんやバンケル型ロータリーエンジンの様に高価で複雑な加工を要するクランクシャフトやエキセントリックシャフトやローターを必要とせず、さらに駆動軸6に固着する回転部のケーシングローター1は駆動軸に対して真円運動をするためケイシングローター1は重心移動しないので振動が発生しにくい構造となる。そして、バンケル型ロータリーエンジンと比較しても前記インナーブロック2ケース部とケーシングローター1内側側面部が駆動軸6に対して回転運動するため側面部どうしの接触摩擦が少なくて済み密封性も容易に向上出来る。そして、インナーブロックケース2自体は回転しないので遠心力によって潤滑油やベーンが放射状に加圧することがないため潤滑油の消費も少なくてすむ。そして、潤滑油や冷却水の循環も容易に設計出来る。そして、一のローター当たり4サイクル4気筒以上を達成するコンパクト性があり駆動摩擦が極端に少なく気密性が高く振動の極めて少ないエンジンを達成することが出来ることがでる。さらには、吸入弁及び排気弁の作動機構を従来のピストンエンジンで培われた技術や部品設計が生かせる利点もあり、さらに、駆動軸6から副歯車16に固着するカム軸までの伝達距離が短いためタイミングベルトやタイミングチェーンやコンロッドを必要としない利点もある。さらに、クランクシャフトやエキセントリックシャフトなど加工技術が高度で原価の高い部品を必要としない課題も少ないメリットもある理想の内燃機関を提供することが出来ます。
本発明を図1を基に詳細に説明する、外部エンジンマウント24に固着される略円筒状のインナーブロック2内部には放射状に各90度に十字状に配される4枚のベーン3を収納するベーン溝29がインナーブロックケース2外周面に設け4枚のベーン3が外周方向にスライド自在にはめ込まれて、そして、インナーブロックケース2内の各ベーン3とベーン3との間には内燃機関の吸気及び排気をするための吸気口22と排気口21と吸気弁5と排気弁4が設けられ前記吸気弁5と排気弁4を作動するためのカムやカムシャフト8や副歯車16が各設けれる。そして、前記インナーブロックケース2内の中心部には駆動軸6をまたぐように貫通し対向するベーン3とベーン3にとを固着するベーン支持棒9が設けらる。そして、前記インナーブロックケース2の中心部に駆動軸3を貫通する穴があけられてあり駆動軸3を回転自在に支える駆動軸ベアリングが設けられ、そして、前記駆動軸6はケーシングローター1にスプラインギアー14で固着されてインナーブロックケース2とケーシングローター1は同軸上にベアリング19を介して回転自在に支持されている。そして、前記駆動軸6には主歯車15が固着されてケーシングロータ1の回転に連動して主歯車15の2倍のピッチをもつインナーケースブロック2に回転自在に支持される副歯車16に伝達して副歯車16に固着っるカムシャフト8に伝達してカム7が回転しロッカーアーム23を介して各バルブに伝達しケーシングローターケース2の回転角度タイミングで各吸入弁5や各排気弁4を駆動する仕組みである。そして、前記ケーシングローターケース1の外側内面部には駆動軸6に対して偏芯される軸心を有する略円筒状のカムリング20面を形成されている、そして、カムリング20面はインナーブロックケース2内の対角するベーン3とベーン3の直径yがベーン支持棒9により駆動軸6を貫通し常に同一の長さyが保たれるため一方のベーン3がカムリング面20に押されて対角するもう一方のベーン3を支持棒を介して順次押し出す仕組みであり。そして、ケーシングローター1内側のケーシングローターカムリング20側面は真円ではなく少しゆがみがある楕円筒形状となるものである。
また前記、インナーブロックケース2内の4枚のベーン3とケーシングローターカムリング20とケーシングローター1内側面部で密閉する4つの容積室12が形成される。そして4つの容積室12はケーシングローター1が回転するに従い180度の回転角で最小から最大、または、最大から最小と順次容積変化してなる仕組みであり。そして、ケーシングローター1に固着する駆動軸6に固着する主歯車15はケーシングローターが360度するに従い同回転する。そして、前記インナーブロックケース2に回転自在に軸支するカム軸8に固着する副歯車16に伝達する。主歯車15が2回転すると、すなわち720度回転すると副歯車16が1回転するものであり、カム軸8に固着するカム7は一回転して4か所の排気バルブ4及び吸気バルブ5はそれぞれ一回ずつ開閉する仕組みでありケーシングローター1が回転角180度毎に吸入・圧縮・爆発・排気行程をそれぞれ順次に行い720度でオットーサイクル同様にサイクルが完了するものです。
本発明は上記の形態に限定されず、対角するベーン3とベーン3を支持棒12によって固着連接している他にも容易に油圧やスライドギヤー等の連結手段などを用いることも例外ではない。そしてベーン3を4枚使い4つの容積室12を形成するものの他に図4で示す様に6個の容積室12を形成する6気筒のタイプやまた、2気筒や8気筒や10気筒や12気筒や14気筒等など偶数気筒タイプも例外ではない。そして、主歯車15から副歯車16に平歯車を使い伝達している部分も従来のオットーサイクル同様主歯車15にオームナットギヤーやタイミングチェーンやタイミングベルトやコンロッドでの伝達手段も容易に考えられるものであり例外ではない。そして、上記説明の形態でそれぞれのベーン3が直線的に中心部から放射状に配置されているがベーン3の側面形状がアール状に曲線的な形状や配置も中心部よりオフセットすることも容易に考えられるため例外ではない。それと、ベーンとベーンで仕切る間の吸入弁や排気弁を各一つずつを図示してあるが各弁の数を複数以上とすることも容易に考えられることから例外ではない。さらに、上記の形態のではロータリー型の内燃機関として説明しているが点火プラグを廃して容積型の流体ポンプとしても容易に考えられることから例外ではない。また、温度差で作動する外燃機関であるスターリングエンジンとしても容易に考えられることから例外ではない。
本発にかかわる産業上の利用可能性は自働車用エンジン・船舶用エンジン・航空機用エンジン等の各種産業用動力機関にかかわるものである。
1〜ケーシングロー・2〜インナーブロックケース・3〜ベーン・4〜排気弁・5〜吸入弁・6〜駆動軸・7〜カム・8〜カムシャフト・9〜ベーン支持棒・10〜点火プラグ・11〜カウンターウェイト・12〜容積室・14〜スプライギヤー・15〜主歯車・16〜副歯車・17〜ベーンシール・18〜ベーン側面シール・19〜駆動軸ベアリング・20〜ケーシングローターカムリング面・21〜排気口・22〜吸気口・23〜ロッカーアーム・24〜エンジンマウント・25〜ベーンシールスプリン・26〜インナーブロック外周面・27〜排気管・28〜インテクマニホールド・29〜ベーン溝
本発明は燃料を燃焼して回転運動に変換する容積型内燃機関のエンジン機構に関する。
従来、燃料を燃焼して回転運動に変換する容積型の内燃機関としてが小さな模型エンジンから大型の船舶用エンジンまでの主流を占めているオットーサイクルピストンエンジンがある。
また、マツダ自動車で実用されるバンケル型ロータリーエンジンは実用する唯一の容積型のロータリーエンジンがある。
また、出願番号7−325212・米国特許番号、59337820図6・図7のように内面略円筒状のケーシング中に多数のベーンを有するローターの外周面に吸気弁及び排気弁を設け、前記ローターは前記ケーシング軸に対して偏芯して回転自在に設けられローターは回転運動する、そして、ローター内のベーンとベーンの間の外周面には吸気弁及び排気弁が設けられ前記吸気弁及び排気弁は前記ケーシング側面に固着される主歯車からローター内の副歯車に連動して作動する。そして、前記ベーンと反対方向に向いたベーンとを支持棒で連結して構成することを特徴とするベーン型の4サイクルロータリーエンジンが考案されている。
従来、燃料を燃焼して回転運動に変換する容積型の内燃機関として小さな模型エンジンから大型の船舶用エンジンまでの主流を占めているピストンエンジンがあるがピストンの往復運動による振動が生じ、さらに、多気筒においてはクランクシャフトの加工などにコストや加工技術も高く容易に生産されにくく小型化も容易ではない課題がある。
また、ロータリー回転運動をするマツダ自動車で唯一実用されるバンケル型ロータリーエンジンは回転するローターの遠心力によってシールがカムリング面に押し付けられ高摩擦が生じ特別な素材等の課題があり、また、ローターが円運動することで潤滑油も放射状に加圧作用するため潤滑油の消費も大く、また、ハウジング内側面とローター側面間においても常に摩擦が大きく圧縮漏れを起こす原因となり燃焼効率が悪く燃料消費量が多い課題があり、また、ローターやカムリングやエキセントリックシャフトの加工精度が高く要求されることから一般に普及されないという課題がある。
また、出願番号7−325212米国,特許番号59337820図5や図6のように内面円筒状のケーシング中に多数のベーンを有する回転するローターの外周面に吸気弁及び排気弁を設け、前記ローターは前記ケーシングに偏芯して設けられローター内にはベーンとベーンが形成する間の外周面には吸気弁及び排気弁が設けられ、かつ、前記ベーンと反対方向に向いたベーンを貫通して連結している、また、前記吸排気弁は前記ローターの駆動軸に連動して作動するベーン型の4サイクルロータリーエンジンが考案さえれいるものがあるが、ローターが回転体であるためローターに収納されるベーンがケーシングの内面のカムリングに沿うようローターから出入りするためローターの回転によって遠心力が生じてローターの回転バランスが均一にならないで振動を生じ、また、ベーンの遠心力がカムリングに生じる欠点や潤滑油も遠心力によって放射状に加圧されるため消費が多いと予想され、さらに、吸排気の取り回しが固定吸排気管を使えないため設計上の難しさや排熱の問題等もあった。
本発明の4サイクルロータリーエンジンでは外部エンジンマウント16に駆動軸6を中心とする円筒状または略正多角筒状のインナーブロックケース2が固定されインナーブロックケース2内部には吸気弁5や排気弁4や吸気口22や排気口21や点火プラグ10やベーン3やカムシャフト 8やカム7がそれぞれ複数個収納されている、前記インナーブロックケース2の外側には、内面を駆動軸6から偏芯する略円筒状のカムリング20面を形成するケーシングローター1が設けられ駆動軸6と同軸上に回転自在に連結する、そして、前記ケーシングローター1が回転運動する、そして、前記駆動軸6に前記ベーン3を作動するための円筒状の駆動軸カム31が偏芯され固着することを特徴とする4サイクルロータリーエンジンであるものや、また、外部エンジンマウント16に駆動軸6を中心とする円筒状または略正多角筒状のインナーブロックケース2が固定されインナーブロックケース2内部には吸気弁5や排気弁4や吸気口22や排気口21や点火プラグ10やベーン3やカムシャフト8やカム7がそれぞれ複数個収納されている、前記インナーブロックケース2の外側には、内面を駆動軸6から偏芯する略円筒状のカムリング20面を形成するケーシングローター1が設けられ駆動軸6と同軸上に回転自在に連結する、そして、前記ケーシングローター1が回転運動する、そして、前記インナーブロックケース2内には対向するベーン3とベーン3とを互いに固着するベーン支持棒9を設けることを特徴とする4サイクルロータリーエンジンを提供するものである。
本発明では、外部エンジンマウント24に駆動軸6を中心とする略円筒状のインナーブロックケース2が設けられ、内部には吸気弁5や排気弁4や吸気口22や排気口21や点火プラグ10やベーン3やカムシャフト8やカム7や副歯車16がそれぞれ複数個を設ける。そして、前記インナーブロックケース2中心に対し偏芯する略円筒状のカムリング20内面を形成するケーシングローター1が設けられてインナーブロックケース2と同軸上に回転自在に駆動軸6に連結することを特徴とするロータリーエンジンを提供することで、前記課題を解決するものであり、ピストンエンジンやバンケル型ロータリーエンジンの様に高価で複雑な加工を要するクランクシャフトやエキセントリックシャフトやローターを必要とせず、さらに、駆動軸6に固着する回転部のケーシングローター1は駆動軸6に対して真円運動をするためケイシングローター1は重心移動しないので振動が発生しにくい構造となる。そして、バンケル型ロータリーエンジンと比較しても前記インナーブロックケース2部とケーシングローター1内側側面部が駆動軸6に対して回転運動するため側面部どうしの接触摩擦が円接点のため少なくて済み密封性も容易に向上出来る。そして、インナーブロックケース2自体は回転しないので遠心力によって潤滑油やベーン3が放射状に外周面に加圧することがないため潤滑油の消費も少なくてすむ、そして、潤滑油や冷却水の循環も容易に設計出来る。そして、一個のローター当たり4サイクル2気筒以上を達成するコンパクト性があり駆動摩擦が極端に少なく気密性が高く振動の極めて少ないエンジンを達成することが出来ることがでる。さらには、吸入弁6及び排気弁5の作動機構を従来のピストンエンジンで培われた技術や部品設計が生かせる利点もあり、さらに、駆動軸6の主歯車15から副歯車16に固着するカム7までの伝達距離が短いためタイミングベルトやタイミングチェーンやコンロッドを必要としない利点もある。さらに、クランクシャフトやエキセントリックシャフトなど加工技術が高度で原価の高い部品を必要としない課題も少ないメリットもある理想の内燃機関を提供することが出来ます。
本発明を図1を基に詳細に説明する、外部エンジンマウント24に固着される略円筒状のインナーブロック2内部には放射状に各90度に十字状に配される4枚のベーン3を収納するベーン溝29がインナーブロックケース2外周面に設け4枚のベーン3が外周方向にスライド自在にはめ込まれて、そして、インナーブロックケース2内の各ベーン3とベーン3との間には内燃機関の吸気及び排気をするための吸気口22と排気口21と吸気弁5と排気弁4が設けられ前記吸気弁5と排気弁4を作動するためのカム7やカムシャフト8や副歯車16が各設けれる。そして、前記インナーブロックケース2内の中心部には駆動軸6をまたぐように貫通し対向するベーン3とベーン3にとを固着するベーン支持棒9が設けらる、そして、前記インナーブロックケース2の中心部に駆動軸3を貫通する穴があけられてあり駆動軸3を回転自在に支える駆動軸ベアリング19が設けられ、そして、前記駆動軸6はケーシングローター1にスプラインギアー14で固着されてインナーブロックケース2とケーシングローター1は同軸上にベアリング19を介して回転自在に軸支されている。そして、前記駆動軸6には主歯車15が固着されてケーシングロータ1の回転に連動して主歯車15の2倍のピッチをもつインナーブロックケース2に回転自在に支持される副歯車16に伝達して副歯車16に固着っるカムシャフト8に伝達してカム7が回転しロッカーアーム23を介して各バルブに伝達しケーシングローターケース2の回転角度タイミングで各吸入弁5や各排気弁4を駆動する仕組みである。そして、前記ケーシングローターケース1の外側内面部には駆動軸6に対して偏芯される軸心を有する略円筒状のカムリング20面を形成されている、そして、カムリング20面はインナーブロックケース2内の対角するベーン3とベーン3の直径yがベーン支持棒9により駆動軸6を貫通し常に同一の長さyが保たれるため一方のベーン3がカムリング面20に押されて対角するもう一方のベーン3をベーン支持棒9を介して順次押し出す仕組みであり。そして、ケーシングローター1内側のケーシングローターカムリング20側面は真円ではなく少しゆがみがある楕円筒形状となるものである。また、本発明を図8を基に詳細に説明する、外部エンジンマウント24に固着される略円筒状のインナーブロックケース2内部には放射状に各72度に正5角状に配される5枚のベーン3を収納するベーン溝29がインナーブロックケース2外周面に設けられ5枚のベーン3が外周方向にスライド自在にはめ込まれて、そして、前記インナーブロックケース2内の前記駆動軸6に前記ベーン3を作動するための円筒状の駆動軸カム31が偏芯され固着される、駆動軸カム31の外周には駆動軸カムベアリング32が設けられ、そして、ケーシングローター1内のカムリング面20と駆動軸カム31の駆動軸カムベアリング32の外周面に常時挟まれる様に各ベーン3とベーン支持棒9はインナーブロックケース2内をスライド移動する、そして、前記インナーブロックケース2の中心部に駆動軸3を貫通する穴があけられてあり駆動軸3を回転自在に軸支する駆動軸ベアリング19が設けられ、そして、前記駆動軸6はケーシングローター1にスプラインギアー14で固着されてインナーブロックケース2とケーシングローター1は同軸上にベアリング19を介して回転自在に軸支されている。そして、前記駆動軸6には主歯車15が固着されてケーシングロータ1の回転に連動して前記、インナーブロックケース内2には主歯車15の2倍のピッチをもち回転自在に支持される副歯車16に伝達して副歯車16に固着する各カムシャフト8に副歯車ベルト30を介して伝達される、そして、各カムシャフト8に固着するカム7が回転してケーシングローターケース2の回転角度タイミングで各吸入弁5や各排気弁4を駆動する仕組みである。そして、ケーシングローター1内側のケーシングローターカムリング20側面形状は前記、駆動軸カム31形状が真円である場合は同じく真円形状となるものである。
また前記、インナーブロックケース2内の複数のベーン3とケーシングローターカムリング20とケーシングローター1内側面部で密閉する複数の容積室12が形成される。そして各容積室12はケーシングローター1が回転するに従い180度の回転角で最小から最大、または、最大から最小と順次容積変化してなる仕組みであり。そして、ケーシングローター1に固着する駆動軸6に固着する主歯車15はケーシングローターが360度するに従い同回転する。そして、前記インナーブロックケース2に回転自在に軸支するカム軸8に固着する副歯車16に伝達する。主歯車15が2回転すると、すなわちケーシングローター1が720度回転すると副歯車16が1回転するものであり、カム軸8に固着するカム7は一回転して4か所の排気バルブ4及び吸気バルブ5はそれぞれ一回ずつ開閉する仕組みでありケーシングローター1が回転角180度毎に吸入・圧縮・爆発・排気行程をそれぞれ順次に行い720度でオットーサイクル同様に4サイクルが完了するものです。
本発明は上記の形態に限定されず、各ベーン3をベーン支持棒12によって固着連接している他にも容易に油圧やスライドギヤーやクランク機構の連結手段やベーン3とベーン支持棒12の間にスプリングを設けることも例外ではない。そして上記ベーン3を4枚又は5枚を使い4個や5個の容積室12を形成するものの他に図4で示す様に6個の容積室12を形成する6気筒のタイプやまた、2気筒や3気筒や7気筒や8気筒や9気筒10気筒や12気筒等など副数気筒タイプも例外ではない。そして、主歯車15から副歯車16に平歯車を使い伝達している部分も従来の4サイクルピストンエンジン同様オームナットギヤーやタイミングチェーンやタイミングベルトやコンロッドでの伝達手段や電磁バルブの開閉手段も容易に考えられるものであり例外ではない。そして、上記説明の形態でそれぞれのベーン3が直線的に中心部から放射状に配置されているがベーン3の側面形状がアール状に曲線的な形状や配置も中心部よりオフセットすることも容易に考えられるため例外ではない。それと、ベーンとベーンで仕切る間の吸入弁5や排気弁4を各一個ずつを図示してあるが各弁の数を複数以上とする4バルブ等にすることも容易に考えられることから例外ではない。さらに、上記説明の点火プラグ10ではガソリンエンジンで使用する点火装置を図示しているがディゼルエンジンで用いられる点火噴射ノズルでの点火プラグも例外ではない。また、上記の形態のではロータリー型の内燃機関として説明しているが点火プラグ等を廃して容積型の回転流体ポンプとしても容易に考えられることから例外ではない。また、温度差で作動する外燃機関であるスターリングエンジン等としても容易に考えられることから例外ではない。
本発にかかわる産業上の利用可能性は自動車用エンジン・船舶用エンジン・航空機用エンジン・発電機等の各種産業用動力機関にかかわるものである。
1〜ケーシングローター・2〜インナーブロックケース・3〜ベーン・4〜排気弁・5〜吸入弁・6〜駆動軸・7〜カム・8〜カムシャフト・9〜ベーン支持棒・10〜点火プラグ・11〜カウンターウェイト・12〜容積室・14〜スプライギヤー・15〜主歯車・16〜副歯車・17〜ベーンシール・18〜ベーン側面シール・19〜駆動軸ベアリング・20〜ケーシングローターカムリング面・21〜排気口・22〜吸気口・23〜ロッカーアーム・24〜エンジンマウント・25〜ベーンシールスプリン・26〜インナーブロック外周面・27〜排気管・28〜インテクマニホールド・29〜ベーン溝・30〜副歯車ベルト・31〜駆動軸カム・32〜駆動軸カムベアリング
Claims (2)
- 外部エンジンマウント16に駆動軸6を中心とする円筒状または略正多角筒状のインナーブロックケース2が固定されインナーブロックケース2内部には吸気弁5や排気弁4や吸気口22や排気口21や点火プラグ10やベーン3やカムシャフト8やカム7がそれぞれ複数個収納されている、前記インナーブロックケース2の外側には、内面を駆動軸6から偏芯する略円筒状のカムリング20面を形成するケーシングローター1が設けられ駆動軸6と同軸上に回転自在に連結する、そして、前記ケーシングローター1が回転運動することを特徴とする4サイクルロータリーエンジン。
- 外部エンジンマウント16に駆動軸6を中心とする円筒状または略正多角筒状のインナーブロックケース2が固定されインナーブロックケース2内部には吸気弁5や排気弁4や吸気口22や排気口21や点火プラグ10やベーン3やカムシャフト8やカム7がそれぞれ複数個収納されている、前記インナーブロックケース2の外側には、内面を駆動軸6から偏芯する略円筒状のカムリング20面を形成するケーシングローター1が設けられ駆動軸6と同軸上に回転自在に連結する、そして、前記ケーシングローター1が回転運動する。そして、前記インナーブロックケース2内には対向するベーン3とベーン3とを互いに固着するベーン支持棒9を設けることを特徴とする4サイクルロータリーエンジンである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017041075A JP2018132054A (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | 4サイクルロータリーエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2017
- 2017-02-15 JP JP2017041075A patent/JP2018132054A/ja active Pending
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