JP2018182181A - 避雷器 - Google Patents
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Abstract
Description
図6に示すように、ライブラインLとニュートラルラインN間に、第1の温度ヒューズ68、第1のバリスタ62、第2のバリスタ64及び第2の温度ヒューズ70が順次介挿されるよう配置し、また、ライブラインLとグランドラインG間に、第1の温度ヒューズ68、第1のバリスタ62、第3のバリスタ66及びガスアレスタ72が順次介挿されるよう配置し、さらに、ニュートラルラインNとグランドラインG間に、第2の温度ヒューズ70、第2のバリスタ64、第3のバリスタ66及びガスアレスタ72が順次介挿されるよう配置して成る。
また、第1のバリスタ62と第1の温度ヒューズ68間に第1の接点信号線74、第2のバリスタ64と第2の温度ヒューズ70間に第2の接点信号線76が接続されている。
そこで、上記避雷器60にあっては、第1の温度ヒューズ68及び第2の温度ヒューズ70を設け、ライブラインL−ニュートラルラインN間に配置された第1のバリスタ62及び第2のバリスタ64が故障して高温状態になると、第1の温度ヒューズ68及び第2の温度ヒューズ70が溶断して給電を遮断し、ライブラインL−グランドラインG間に配置された第1のバリスタ62及び第3のバリスタ66が故障して高温状態になると、第1の温度ヒューズ68が溶断して給電を遮断し、ニュートラルラインN−グランドラインG間にに配置された第2のバリスタ64及び第3のバリスタ66が故障して高温状態になると、第2の温度ヒューズ70が溶断して給電を遮断する仕組みである。
尚、接点の通電・通電停止により、故障状態を検知する先行技術として、出願人が提案した登録実用新案公報第3155945号(特許文献1)が存在する。
また本発明は、バリスタの故障信号を早期確実に出力することができる避雷器の実現を他の目的としている。
交流電源の電源ラインに接続される複数の電源端子と接地端子との間に、複数のバリスタと、上記バリスタの故障時の発熱で動作してバリスタへの給電を遮断する比較的高温動作型の温度ヒューズを配置すると共に、上記交流電源の電源ラインに接続されない一対の接点間に、上記バリスタの故障時の発熱で動作する比較的低温動作型の温度ヒューズを配置したことを特徴とする。
上記比較的高温動作型の温度ヒューズの動作温度が147℃、比較的低温動作型の温度ヒューズの動作温度が133℃であることを特徴とする。
第1の電源端子12−第3の電源端子16間に、第1のバリスタ20、第3のバリスタ24、第2の温度ヒューズ30が順次配置されている。
第2の電源端子14−第3の電源端子16間に、第1の温度ヒューズ28、第2のバリスタ22、第3のバリスタ24、第2の温度ヒューズ30が順次配置されている。
第1の電源端子12−接地端子18間に、第1のバリスタ20、第3の温度ヒューズ32、第4のバリスタ26、ガスアレスタ38が順次配置されている。
第2の電源端子14−接地端子18間に、第1の温度ヒューズ28、第2のバリスタ22、第3の温度ヒューズ32、第4のバリスタ26、ガスアレスタ38が順次配置されている。
第3の電源端子16−接地端子18間に、第2の温度ヒューズ30、第3のバリスタ24、第3の温度ヒューズ32、第4のバリスタ26、ガスアレスタ38が順次配置されている。
上記接点R1−接点R2は電源ライン1,2,3に接続されておらず、従って、接点R1−接点R2間への電源供給は交流電源から行われるものではなく、接点R1−接点R2は例えば外部電源に接続され、DC24V等の外部電源から電源供給される。
具体的には、比較的低温動作型の第4の温度ヒューズ34及び第5の温度ヒューズ36が溶断分離する動作温度は133℃、比較的高温動作型の第1の温度ヒューズ28〜第3の温度ヒューズ32が溶断分離する動作温度は147℃と成されている。
第2のバリスタ22と第4のバリスタ26との間に、第1の温度ヒューズ28及び第3の温度ヒューズ32が、上記第2のバリスタ22及び第4のバリスタ26と接触するように配置されている。
第4のバリスタ26と第3のバリスタ24との間に、第2の温度ヒューズ30及び第5の温度ヒューズ36が、上記第4のバリスタ26及び第3のバリスタ24と接触するように配置されている。
また、第2の温度ヒューズ30及び第5の温度ヒューズ36は、接触する第4のバリスタ26及び第3のバリスタ24が発熱して動作温度(第2の温度ヒューズ30は147℃、第5の温度ヒューズ36は133℃)以上になった場合に溶断分離する。
さらに、第4の温度ヒューズ34は、接触する第1のバリスタ20及び第2のバリスタ22が発熱して動作温度(133℃)以上になった場合に溶断分離する。
同様に、電源ライン1,2,3−G間にサージが印加され第1のバリスタ20、第2のバリスタ22、第3のバリスタ24の何れかのバリスタが故障して高温状態になると、他のバリスタも発熱し、その結果、先ず、比較的低温動作型の低温動作型の第4の温度ヒューズ34、第5の温度ヒューズ36が溶断分離し、その後、比較的高温動作型の第1の温度ヒューズ28、第2の温度ヒューズ30、第3の温度ヒューズ32が溶断分離して給電を遮断する。
12 第1の電源端子
14 第2の電源端子
16 第3の電源端子
18 接地端子
20 第1のバリスタ
22 第2のバリスタ
24 第3のバリスタ
26 第4のバリスタ
28 第1の温度ヒューズ
30 第2の温度ヒューズ
32 第3の温度ヒューズ
34 第4の温度ヒューズ
36 第5の温度ヒューズ
38 ガスアレスタ
40 接点信号線
42 絶縁基板
Claims (2)
- 交流電源の電源ラインに接続される複数の電源端子と接地端子との間に、複数のバリスタと、上記バリスタの故障時の発熱で動作してバリスタへの給電を遮断する比較的高温動作型の温度ヒューズを配置すると共に、上記交流電源の電源ラインに接続されない一対の接点間に、上記バリスタの故障時の発熱で動作する比較的低温動作型の温度ヒューズを配置したことを特徴とする避雷器。
- 上記比較的高温動作型の温度ヒューズの動作温度が147℃、比較的低温動作型の温度ヒューズの動作温度が133℃であることを特徴とする請求項1に記載の避雷器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017082602A JP2018182181A (ja) | 2017-04-19 | 2017-04-19 | 避雷器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017082602A JP2018182181A (ja) | 2017-04-19 | 2017-04-19 | 避雷器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018182181A true JP2018182181A (ja) | 2018-11-15 |
Family
ID=64276055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017082602A Pending JP2018182181A (ja) | 2017-04-19 | 2017-04-19 | 避雷器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018182181A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014147971A1 (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-25 | パナソニック株式会社 | 劣化警報付きバリスタ |
JP2017005109A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | 音羽電機工業株式会社 | 劣化警報機能付きspd |
-
2017
- 2017-04-19 JP JP2017082602A patent/JP2018182181A/ja active Pending
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