JP2018169197A - 品質検定装置 - Google Patents
品質検定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018169197A JP2018169197A JP2017064796A JP2017064796A JP2018169197A JP 2018169197 A JP2018169197 A JP 2018169197A JP 2017064796 A JP2017064796 A JP 2017064796A JP 2017064796 A JP2017064796 A JP 2017064796A JP 2018169197 A JP2018169197 A JP 2018169197A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- radiopharmaceutical
- quality
- waste liquid
- injection needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】品質検定装置1は、原液バイアル配置部3と、品質検定部2と、放射性薬剤Rの廃液部25と、原液バイアル配置部3、品質検定部2及び廃液部25に移動可能なシリンジSと、シリンジSの動作を制御する制御部10と、を備え、制御部10は、シリンジSが、原液バイアル配置部3から放射性薬剤Rを吸入する第1ステップと、第1ステップで吸入した放射性薬剤Rの一部を廃液部25に排出する第2ステップと、第2ステップの後、注射針の針先部の側面を廃液部25に接触させる第3ステップと、第3ステップの後、品質検定部2に放射性薬剤を滴下する第4ステップと、を実行するようにシリンジSの動作を制御する。
【選択図】図1
Description
制御部10は、まず、シリンジSを原液バイアル配置部3に移動し、シリンジSに原液バイアル3aの放射性薬剤Rを吸入する。
次に、図2(a)に示されるように、廃液ビン13の直上方にシリンジSを移動する。なお、図2〜図3には、シリンジSのうち注射針15のみが拡大して示されている。次に、図2(b)に示されるように、制御部10は、シリンジSを下降させ廃液ビン13に注射針15を挿入する。例えば、ここでは、シリンジSを鉛直下方へ下降させてもよい。シリンジSの下降により、注射針15は、廃液ビン13の開口13aに被せられたアルミ箔14を貫通し、廃液ビン13の途中の深さまで挿入される。注射針15の貫通によりアルミ箔14には貫通孔14aが形成され、注射針15は当該貫通孔14aに挿通された状態となる。次に、制御部10は、シリンジSのピストンを押下げて、第1ステップで吸入した量の一部の放射性薬剤Rを排出する。これにより、注射針15からは、例えば数滴の放射性薬剤Rが廃液ビン13内に滴下される。このように注射針15から放射性薬剤Rが排出された後は、図3(a)に示されるように、放射性薬剤Rの液滴R1が注射針15の針先部に残留した状態となる。
その後、図3(b)及び図3(c)に示されるように、制御部10は、シリンジSを上昇させて注射針15を廃液ビン13及びアルミ箔14から引き抜く。例えば、ここでは、シリンジSを鉛直上方へ上昇させてもよい。この注射針15の上昇の途中において、注射針15の針先部の側面がアルミ箔14の貫通孔14aの縁部に接触し擦るようにして移動する。これにより、図3(b)に示されるように、針先部の液滴R1は、アルミ箔14の貫通孔14aの縁部で払い落とされるようにして注射針15から離れ、廃液ビン13内に落下する。その結果、注射針15がアルミ箔14から完全に引き抜かれたときには、図3(c)に示されるように、注射針15は、針先まで過不足なく放射性薬剤Rが充填され、且つ針先部に付着する液滴R1が存在しない状態となる。なお、注射針15の上昇中に、注射針15の針先部の側面を貫通孔14aの縁部に確実に接触させるために、シリンジSを上昇させる前に、シリンジSを水平方向にわずかに移動させてもよい。以上で針先リセット動作が完了する。
上記の針先リセット動作の後、制御部10は、正確な滴数の滴下が要求される品質検定部2の直上方へシリンジSを移動し、シリンジSのピストンの押下げ量を制御しながら、品質検定部2に対して必要な滴数の放射性薬剤Rを滴下する。
Claims (4)
- 放射性薬剤の品質検定を行う品質検定装置であって、
前記放射性薬剤が貯留される薬剤貯留部と、
前記放射性薬剤の品質検定を行う品質検定部と、
前記放射性薬剤が廃棄される廃液部と、
前記薬剤貯留部、前記品質検定部及び前記廃液部に移動可能であり、前記放射性薬剤を注射針で吸入及び排出することが可能なシリンジ部と、
前記シリンジ部の移動の動作と、前記シリンジ部による前記放射性薬剤の吸入及び排出の動作と、を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記シリンジ部が、前記薬剤貯留部から前記放射性薬剤を吸入する第1ステップと、
前記シリンジ部が、前記第1ステップで吸入した前記放射性薬剤の一部を前記廃液部に排出する第2ステップと、
前記シリンジ部が、前記第2ステップの後、前記注射針の針先部の側面を前記廃液部に接触させる第3ステップと、
前記シリンジ部が、前記第3ステップの後、前記品質検定部に前記放射性薬剤を滴下する第4ステップと、を実行するように前記シリンジ部の動作を制御する、品質検定装置。 - 前記廃液部は、廃棄される前記放射性薬剤を貯留する容器部と、前記容器部の開口に設けられ前記注射針が貫通可能な膜部と、を備え、
前記第2ステップでは、
前記注射針が前記膜部を貫通するように前記容器部内に挿入され、前記注射針から前記容器部内に前記放射性薬剤が排出され、
前記第3ステップでは、
前記注射針が前記膜部から引き抜かれることで、前記膜部に形成された貫通孔の縁部に前記針先部の側面が接触する、請求項1に記載の品質検定装置。 - 前記膜部は、金属からなる、請求項2に記載の品質検定装置。
- 放射性薬剤の品質検定を行う品質検定装置であって、
前記放射性薬剤が貯留される薬剤貯留部と、
前記放射性薬剤の品質検定を行う品質検定部と、
前記放射性薬剤が廃棄される廃液ビンと、当該廃液ビンの開口に被せられた膜部と、を有する廃液部と、
前記薬剤貯留部、前記品質検定部及び前記廃液部に移動可能であり、前記放射性薬剤を注射針で吸入及び排出することが可能なシリンジ部と、
前記シリンジ部の移動の動作と、前記シリンジ部による前記放射性薬剤の吸入及び排出の動作と、を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記シリンジ部が前記薬剤貯留部から前記放射性薬剤を吸入し、前記注射針が膜部を貫通しながら前記廃液ビン内に挿入されるように前記シリンジ部が下降し、前記シリンジ部が前記放射性薬剤の一部を前記廃液部に排出し、前記注射針が前記膜部から引き抜かれるように前記シリンジ部が上昇し、前記シリンジ部が前記品質検定部に前記放射性薬剤を滴下するように前記シリンジ部の動作を制御する、品質検定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017064796A JP6797732B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 品質検定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017064796A JP6797732B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 品質検定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018169197A true JP2018169197A (ja) | 2018-11-01 |
JP6797732B2 JP6797732B2 (ja) | 2020-12-09 |
Family
ID=64018732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017064796A Active JP6797732B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 品質検定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6797732B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020039824A1 (ja) | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 株式会社Nttドコモ | 無線通信装置及び無線通信方法 |
-
2017
- 2017-03-29 JP JP2017064796A patent/JP6797732B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020039824A1 (ja) | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 株式会社Nttドコモ | 無線通信装置及び無線通信方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6797732B2 (ja) | 2020-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2010087109A1 (ja) | 生体サンプルの前処理装置、及びそれを備えた質量分析装置 | |
WO2009116437A1 (ja) | ノズル洗浄方法およびノズル洗浄装置 | |
JP6676300B2 (ja) | 対象物移動方法及び装置 | |
JPH11295323A (ja) | 自動分注装置および分注方法 | |
US20150093754A1 (en) | Analyzer, analyzing method, and tip container | |
CN108117032A (zh) | 吸头架、样本处理装置、架主体、以及喷嘴吸头安装方法 | |
JP2018169197A (ja) | 品質検定装置 | |
US9383377B2 (en) | Method and device for automatically detecting substances for analyses | |
CN110651191A (zh) | 样品分析装置 | |
JP2007107918A (ja) | マイクロチップ処理装置 | |
JP7462164B2 (ja) | 単結晶x線構造解析装置用試料ホルダ、試料ホルダユニットおよび吸蔵方法 | |
US10101318B2 (en) | Measurement apparatus | |
JP2015158426A5 (ja) | ||
JP2008026221A (ja) | 貯留容器 | |
JP6381917B2 (ja) | 自動分析装置および試薬分注方法 | |
JP2001517306A (ja) | スライダーボックスを備えたサンプルの調製装置 | |
JP2004226408A (ja) | サンプルの反応を観察する装置と方法 | |
CN112986601A (zh) | 生物化学分析装置和生物化学分析方法 | |
JP5121528B2 (ja) | 検体前処理装置 | |
US8950617B2 (en) | Non-penetrative blood container and apparatus for vacuuming the same | |
JP5872307B2 (ja) | 放射性薬剤の重量測定方法、重量測定装置、及び運搬容器 | |
WO2022064730A1 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2007127436A (ja) | 液体試料分析方法及び分析装置 | |
JP2014182114A (ja) | 品質検定装置 | |
JP7400428B2 (ja) | 生化学分析装置および生化学分析方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190617 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200623 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6797732 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |