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JP2018159214A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造効率を向上させることができると共に、補強材による樹脂製の枠状部材の補強効果を確保することができる建具を提供する。
【解決手段】建具10は、金属製の補強材32を配設した樹脂製の枠状部材である縦枠14cを備える。ここで、補強材32は、縦枠14cの一内面である第1内面27aに対して当接配置され、締結具であるビス62を用いて第1内面27aと締結固定される締結面60aを有し、第1内面27aと締結面60aとの接触面間に抵抗を付与する抵抗付与部64を備える。
【選択図】図5B

Description

本発明は、金属製の補強材を配設した樹脂製の枠状部材を備える建具に関する。
近年、建物の躯体に固定される開口枠や開口枠に支持される障子の框体を樹脂で構成した建具が利用されている。このような樹脂製の建具を窓装置や扉装置等に用いると、断熱性能が向上し、結露の防止等にも効果がある。
ところが、樹脂製の開口枠や框体等の枠状部材は、アルミニウム等の金属製の枠状部材に比べて温度依存性が高く、強度も低い。このため、樹脂製の枠状部材は、高温時或いは障子の重量によって変形する可能性がある。そこで、樹脂製の枠状部材の中空部に金属製の補強材を挿入して補強した構成がある(例えば特許文献1参照)。
特開2016−142027号公報
上記従来技術のように、枠状部材の中空部に補強材を挿入する場合は、樹脂製の枠状部材と金属製の補強材の製造時のバラつきを吸収するため、中空部と補強材との間にある程度の隙間を設けることが一般的に行われている。この隙間を大きくとると、補強材挿入時の干渉による組付不良等のリスクは減少し、製造時の作業性は向上する。ところが、大きくとった隙間の分だけ枠状部材と補強材とが相互に位置ずれするため、補強材による枠状部材の補強効果が低下する。特に、樹脂製の押出形材は、その製造方法及び材料の特性上、金属性の押出形材よりも形状のバラつきが大きく、このような問題を生じ易い。
また樹脂製の枠状部材では、例えば障子を開閉支持するヒンジ等の金属部品を固定する際、ねじ止め用の裏板となる金属製の補強材を用いる場合もある。この場合の補強材についても、枠状部材に対する組み付けを容易に行うことができると同時に、位置ずれ等を防止できる必要がある。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、製造効率を向上させることができると共に、補強材による樹脂製の枠状部材の補強効果を確保することができる建具を提供することを目的とする。
本発明に係る建具は、金属製の補強材を配設した樹脂製の枠状部材を備える建具であって、前記補強材は、前記枠状部材の一内面である第1内面に対して当接配置され、締結具を用いて該第1内面と締結固定される締結面を有し、前記第1内面と前記締結面との接触面間に抵抗を付与する抵抗付与部を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、補強材の締結面と枠状部材の第1内面との接触面間に抵抗付与部による抵抗が付与される。これにより、枠状部材に締結固定した補強材の位置ずれを防止できる。その結果、補強材と、枠状部材における補強材の配設位置となる中空部や凹部との間に、ある程度の隙間を設けておくことができる。このため、枠状部材に対する補強材の挿入作業が容易となり、製造効率が向上する。
本発明に係る建具において、前記抵抗付与部は、前記締結面から突出した突起で構成されてもよい。そうすると、締結具によって枠状部材と補強材との間を締結固定すると、金属製の突起が樹脂製の第1内面に食い込んだ状態となる。その結果、補強材が枠状部材に対してより強固に固定され、補強材が位置ずれすることが一層確実に阻止される。
本発明に係る建具において、前記締結面は、前記締結具による締結部の周囲に凹部を有する構成とされてもよい。そうすると、締結具による締結時に締結部の周辺に生じるバリを凹部へと排出することができる。このため、バリが締結面と第1内面の間に挟み込まれて正常な締結強度や締結姿勢が得られなくなることを回避できる。また、凹部を設けることで、補強材や枠状部材の締結用の孔部の形成時にその周縁部に残留したバリが締結面と第1内面の間に挟み込まれることも回避できる。
本発明に係る建具において、前記補強材は、前記枠状部材の前記第1内面と当接配置される前記締結面と、前記締結面と直交配置され、前記枠状部材の前記第1内面とは別の内面である第2内面に対して当接配置される位置決め部と、前記締結面と直交配置され、前記枠状部材の前記第1内面及び前記第2内面とは異なる第3内面に対して隙間を介して対向配置される隙間対向面とを有し、前記抵抗付与部は、前記位置決め部から前記隙間対向面に向かう方向の抵抗を前記第1内面と前記締結面との間に付与した構成とされてもよい。そうすると、締結面及び位置決め部を介して補強材を枠状部材に対して容易に且つ確実に所定位置に位置決め配置できる。しかも、この位置決め状態では、補強材は、その隙間対向面と第3内面との間に隙間が形成される。このため、枠状部材の中空部や凹部に対する補強材の挿入作業が容易であり、製造効率が高い。
本発明に係る建具において、前記補強材は、前記枠状部材の長手方向に沿って延在しており、前記補強材の前記締結面には、互いの並び方向が該締結面の長手方向に対して傾いて設けられ、前記締結具が挿入される複数の締結孔が設けられ、前記枠状部材の前記第1内面には、該第1内面の長手方向に沿って並び、前記締結孔と連通配置されて前記締結具が挿入される複数の孔部が設けられた構成とされてもよい。そうすると、補強材を枠状部材に対して締結固定した状態で、枠状部材の長手方向に対して補強材が傾いた状態で配置される。このため、補強材は、その一端部及び他端部がそれぞれ枠状部材の対向する各内面に当接した状態に保持され、補強材が枠状部材に対して位置ずれや回動を生じることが防止される。
本発明に係る建具において、建物の躯体に固定され、面材若しくは障子を支持する開口枠と、前記開口枠に支持される障子の框体とを備え、前記開口枠及び前記框体の少なくとも一方を前記枠状部材で構成してもよい。そうすると、開口枠や框体を樹脂製とした場合であってもその変形を抑制できる。
本発明に係る建具において、少なくとも前記開口枠が前記枠状部材で構成され、前記障子と前記開口枠との間を連結する連結部材が、前記開口枠に挿入された前記補強材に対して前記締結具で締結固定された構成とされてもよい。そうすると、障子の重量を受ける連結部材が抵抗付与部によって位置ずれが防止された補強材に対して連結される。このため、障子の重量によって補強材が位置ずれし、障子が傾きを生じることを防止できる。
本発明によれば、製造効率を向上させることができると共に、補強材による樹脂製の枠状部材の補強効果を確保することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具を室外側から見た姿図である。 図2は、図1に示す建具の縦断面図である。 図3は、図1に示す建具の横断面図である。 図4は、縦枠の中空部に挿入される補強材の構成例を示す図である。 図5Aは、図4に示す補強材を中空部に挿入した状態を示す横断面図である。 図5Bは、図5Aに示す状態から補強材を縦枠に締結固定した状態を示す横断面図である。 図6は、第1変形例に係る補強材の構成を示す図である。 図7は、図6に示す補強材を中空部に挿入した状態を示す横断面図である。 図8は、第2変形例に係る補強材の構成を示す図である。 図9は、図8に示す補強材を中空部に挿入した状態を示す横断面図である。 図10は、第3変形例に係る補強材を中空部に挿入した状態を示す横断面図である。 図11は、第4変形例に係る補強材を中空部に挿入した状態を示す横断面図である。 図12は、突起に肉盛り部を設けた構成例を示す図である。 図13は、側壁部の先端面に肉盛り部を設けた構成例を示す図である。 図14は、第5変形例に係る補強材と縦枠とを並べて配置した状態を示す図である。 図15は、図14に示す補強材を中空部に挿入固定した状態を示す図である。 図16は、図15に示す縦枠に障子を取り付けた状態を模式的に示す図である。
以下、本発明に係る建具について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具10を室外側から見た姿図である。図2は、図1に示す建具10の縦断面図である。図3は、図1に示す建具10の横断面図である。
図1〜図3に示すように、建具10は、建物の躯体12の開口部12aに固定される開口枠14と、開口枠14の内側に開閉可能に支持された障子16とを備える。本実施形態では、縦長形状の開口枠14の室外側へと障子16を外開き可能に組み付けた外開き窓の建具10を例示する。
開口枠14は、上枠14a、下枠14b及び左右の縦枠14c,14dを四周枠組みすることで矩形の開口部を形成した枠状部材である。各枠14a〜14dは塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂製の押出形材である。各枠14a〜14dは所定長さで端部を45度に切断した同一の枠部材によって形成され、その断面形状が同一となっている。開口枠14は、各枠14a〜14dの45度に切断された端部同士が適宜突き合わされ、溶着されることで互いに接合されている。各枠14a〜14dは、それぞれくぎやねじ等の固定具15を用いて躯体12に固定される。
本出願において、見込み方向とは建具10の室内外方向、つまり室内側から室外側に向かう方向又はその逆方向(図中に矢印Zで示す方向)をいい、見込み面とは見込み方向に沿って延在する面をいう。見付け方向とは見込み方向に直交する方向であり、上下方向に長尺な縦枠14c,14d等の場合はその長手方向に直交する左右方向(図中に矢印Xで示す方向)をいい、左右方向に長尺な上枠14a及び下枠14b等の場合はその長手方向に直交する上下方向(図中に矢印Yで示す方向)をいう。見付け面とは見付け方向に沿った面をいう。枠状部材の内側(内周)とは、例えば開口枠14の枠内部分(開口部)をいう。枠状部材の外側(外周)とは、例えば開口枠14の躯体12に固定される枠外部分をいう。
図2に示すように、上枠14aは、障子配置部18と、突出部20と、水切り部22と、中空部24,25,26,27とを備える。障子配置部18は、その見込み面に障子16が配置される。突出部20は、障子配置部18の室内側で内側に向かって突出しており、その室外側見付け面が障子16の戸当たりとなる。水切り部22は、障子配置部18の室外側で室外に向かって突出しており、雨水等を避ける庇となる。各中空部24〜27は、室内外方向に並んで設けられている。
図2及び図3に示すように、障子配置部18、突出部20、水切り部22及び中空部24〜27は、下枠14b及び縦枠14c,14dにも設けられている。
図3に示すように、一方の縦枠14cの室外側見付け面28には、ヒンジ30が取付固定されている。縦枠14cは、室外側見付け面28を形成する中空部27に補強材32が挿入固定されている。
障子16は、内側に配設される面材34と、面材34の四周縁部を囲む框体36とを備える。
面材34は、四周縁部に設けられた一対のスペーサを介して3枚のガラス板34a,34b,34cをそれぞれ間隔を隔てて配置した3層の複層ガラスである。
框体36は、上框36a、下框36b及び左右の縦框36c,36dを框組みすることで矩形の開口部を形成した枠状部材である。各框36a〜36dは、塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂製の押出形材である。各框36a〜36dは所定長さで端部を45度に切断した同一の枠部材によって形成され、その断面形状が同一となっている。框体36は、各框36a〜36dの45度に切断された端部同士が適宜突き合わされ、溶着されることで互いに接合されている。
図2に示すように、上框36aは、面材配置部38と、突出部40,42と、押縁44と、中空部46,47,48とを備える。面材配置部38は、その見込み面に面材34の外周縁部が配置される。一方の突出部40は、面材配置部38の室内側で内側に向かって突出しており、面材配置部38の室内側壁部となる。他方の突出部42は、当該上框36aの外側見込み面の室外側端部から上方に突出しており、その室内側見付け面が上枠14aの室外側見付け面に対する戸当たり部となる。押縁44は、面材配置部38の室外側壁部となる。押縁44は、面材配置部38に配置された面材34の縁部を室外側から保持するように装着される。各中空部46〜48は、室内外方向に並んで設けられている。
図2及び図3に示すように、面材配置部38、突出部40,42、押縁44及び中空部46〜48は、下框36b及び縦框36c,36dにも設けられている。
図3に示すように、一方の縦框36cの外側見込み面50には、ヒンジ30が取付固定されている。つまり縦框36cが障子16の吊元側框となる。縦框36cは、外側見込み面50のヒンジ30の取付位置に対応する中空部47に補強材52が挿入固定されている。他方の縦框36dには、各中空部46〜48を通して室内外のハンドル54a,54bが取り付けられている。室内側のハンドル54aと縦枠14dの障子配置部18との間には障子16を全閉位置でロックするロック機構56が設けられている。
次に、補強材32の具体的な構成を説明する。図4は、縦枠14cの中空部27に挿入される補強材32の構成例を示す図である。図5Aは、図4に示す補強材32を中空部27に挿入した状態を示す横断面図であり、図5Bは、図5Aに示す状態から補強材32を縦枠14cに締結固定した状態を示す横断面図である。
図4〜図5Bに示すように、補強材32は、例えばアルミニウム等の金属製の押出形材である。補強材32は断面略U字状に形成され、縦枠14cの中空部27の長手方向に沿って延在する棒状部材である。補強材32は、互いに対向する一対の側壁部58,59と、一対の側壁部58,59の一端部間を繋ぐ中央壁部60とを有する。補強材32は、スチールやステンレス等の金属板を略U字状に屈曲形成した構成でもよい。
中央壁部60は、中空部27の一内面である第1内面27aに対して当接配置され、ビス62によって締結される部分である。つまり中央壁部60の外面は、縦枠14cに対する補強材32の締結面60aとなる。第1内面27aは、中空部27の室外側見付け面28を形成する壁部の内面である。中央壁部60(締結面60a)には、ビス62が螺入される締結孔60bが形成されている。第1内面27aには、締結孔60bと連通配置されてビス62が挿通される孔部27eが設けられている。締結孔60bと孔部27eは、それぞれ補強材32と縦枠14cの長手方向に沿って複数(例えば3個)並んで設けられている。
締結面60aには、複数の突起60cと、凹部60dとが設けられている。各突起60cは、締結面60aから断面略三角形状に突出しており、補強材32の長手方向に延びた突条である。各突起60cは、補強材32の幅方向(X方向)に並んでおり、締結孔60b(凹部60d)の両脇にそれぞれ一対ずつ合計4本設けられている。突起60cの設置本数は変更してもよい。突起60cの高さは、例えば中央壁部60の板厚の数分の1〜20分の1程度、例えば中央壁部60の板厚が1.5〜3mmとすると、突起60cの高さは0.1〜1mm程度に設定される。各突起60cは、第1内面27aと締結面60aとの間に面内方向の抵抗を付与し、補強材32の中空部27内での位置ずれを規制する抵抗付与部64として機能する。
凹部60dは、締結面60aを突起60cと同程度の高さだけ低くした部分であり、補強材32の長手方向に延びた浅い溝部である。締結孔60bは凹部60dに形成されている。つまり凹部60dはビス62による締結部となる締結孔60bの周囲に設けられている。
一方の側壁部58は、中空部27の第2内面27bに対して当接配置される部分である。第2内面27bは、第1内面27aと直交した内面であり、縦枠14cの外側見込み面を形成する壁部の内面である。つまり側壁部58の外面は、中空部27内での補強材32の締結面60aに沿う方向(X方向)での位置を規制する位置決め面(位置決め部)58aとなる。補強材32は、締結面60a及び位置決め面58aがそれぞれ第1内面27a及び第2内面27bに当接配置されることで位置決めされ、締結孔60bが孔部27eに確実に対応配置される。
他方の側壁部59は、中空部27の第3内面27cに対して隙間C1を介して対向配置される部分である(図5B参照)。第3内面27cは、第1内面27aと直交すると共に第2内面27bと対向した内面であり、縦枠14cの内側見込み面(障子配置部18)を形成する壁部の内面である。つまり側壁部59の外面は、第3内面27cとの間に隙間C1を形成する隙間対向面59aとなる。補強材32は、隙間対向面59aと第3内面27cとの間に隙間C1が設けられることで、中空部27への挿入作業が容易となる。
なお、各側壁部58,59の先端面58b,59bと中空部27の第4内面27dとの間にも隙間C2が形成される(図5B参照)。第4内面27dは、第1内面27aと対向する内面である。これにより、補強材32の中空部27への挿入作業が一層容易である。
次に、補強材32の取付構造を説明する。
先ず、図5Aに示すように、縦枠14cの小口から中空部27内へと補強材32を挿入する。この際、補強材32は、各面60a,58a,59aがそれぞれ各内面27a,27b,27cに対面した姿勢で中空部27に挿入される。そして、締結面60a(突起60c)を第1内面27aに当接させると同時に、位置決め面58aを第2内面27bに当接させると、締結孔60bが孔部27eに一致する。
次いで、図5Bに示すように、ビス62を孔部27eを通して締結孔60bに螺合させ、縦枠14cと補強材32との間を締結固定する。そうすると、ビス62の締結力によって締結面60aに設けた金属製の突起60cが樹脂製の第1内面27aに食い込んだ状態となる。その結果、補強材32が縦枠14cに対して中空部27内で強固に固定される。この際、突起60cの第1内面27aに対する食い込み作用により、補強材32が隙間C1方向に位置ずれすることが阻止される。つまり抵抗付与部64を構成する突起60cが、第1内面27aと締結面60aとの接触面間に面内方向(ここではX方向)の抵抗を付与し、補強材32の位置ずれが防止される。
なお、ビス62が締結孔60bの内壁面を穿孔する際はバリを生じるが、このバリは凹部60dへと排出される。このため、バリが突起60cに巻き込まれることや、締結面60aと第1内面27aの間に挟み込まれて適正な締結強度や締結姿勢が得られなくなることを回避できる。また、凹部60dを設けたことで、締結孔60bや孔部27eの形成時にその周縁部に残留したバリが突起60cに巻き込まれたり、締結面60aと第1内面27aの間に挟み込まれることも回避できる。
当該建具10では、縦枠14cの室外側見付け面28にヒンジ30の一方の取付板30aを配置し、取付板30aを補強材32に対してビス62を用いて共締めする(図5B参照)。これにより、障子16の重量を受けるヒンジ30(取付板30a)を樹脂製の縦枠14cではなく、金属製の補強材32によって受け止めることができる。但し、障子16の重量によって取付板30a及びこれと締結された補強材32には、図5A中でX方向右側に向かう外力が付与される。ところが、この外力は、突起60cの第1内面27aに対する食い込み力によって受け止められるため、補強材32のX方向での位置ずれと、この位置ずれによる障子16の傾きとが抑制される。
なお、障子16の縦框36cの中空部47に挿入される補強材52は、上記した補強材32と略同様な構造であるため、図3中に同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。すなわち補強材52は、締結面60a、締結孔60b、突起60c及び凹部60dを有する中央壁部60と、位置決め面58aを有する側壁部58と、隙間対向面59aを有する側壁部59とを備える。同様に、補強材52が挿入固定される中空部47についても、上記した中空部27と略同様な構造であるため、図3中に同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。すなわち、中空部47は、第1内面27aと、第2内面27bと、第3内面27cと、第4内面27dとを有する。補強材52を縦框36cに締結固定するビス62は、縦框36cの外側見込み面50に配置されるヒンジ30の他方の取付板30bと共締めされる。これにより、ヒンジ30の他方の取付板30bも樹脂製の縦框36cではなく、金属製の補強材52に締結固定される。
図6は、第1変形例に係る補強材32Aの構成を示す図である。図7は、図6に示す補強材32Aを中空部27に挿入した状態を示す横断面図である。
図6に示すように、補強材32Aは、図4に示す補強材32と比べて、一方の側壁部58を持たない以外は同様な構造である。そこで、補強材32Aについて、上記した補強材32と同一又は同様な要素は同一の参照符号を付して詳細な説明を省略し、以下の補強材32B〜32Eについても同様とする。
補強材32Aは、中央壁部60と、側壁部59とを有し、断面略L字状に形成されている。補強材32Aは、中央壁部60の側壁部59とは反対側の端面が位置決め面(位置決め部)58aとなる。補強材32Aの位置決め面58aは、例えば曲面によって形成されていてもよい。
従って、補強材32Aを縦枠14cに取り付ける場合は、図7に示すように、縦枠14cの小口から中空部27内へと補強材32を挿入する。そして、締結面60a(突起60c)を第1内面27aに当接させると同時に、位置決め面58aを第2内面27bに当接させ、締結孔60bを孔部27eに一致させる。次いで、ビス62を孔部27eを通して締結孔60bに螺合させ、縦枠14cと補強材32Aとの間を締結固定すると同時に、ヒンジ30の取付板30aを共締めする。これにより、締結面60aの突起60cが第1内面27aに食い込んだ強固な締結状態で補強材32Aが縦枠14cに対して取付固定される。
なお、障子16の縦框36c,36dの中空部47に対して、補強材52に代えて補強材32Aと同様な構造の補強材を用いてもよい。
図8は、第2変形例に係る補強材32Bの構成を示す図である。図9は、図8に示す補強材32Bを中空部27に挿入した状態を示す横断面図である。
図8に示すように、補強材32Bは、図4に示す補強材32と比べて、中央壁部60の構成が異なる以外は同様な構造である。図4に示す補強材32では、その中央壁部60に複数の突起60cと凹部60dの組を1組設けている。これに対して補強材32Bの中央壁部60には、複数の突起60cと凹部60dの組が、その幅方向(X方向)で左右対称に2組設けられている。つまり、補強材32Bは、一対の抵抗付与部64,64を左右対称で備える。
従って、補強材32Bは、図9に示すように一方の締結孔60b及びその周囲の突起60c及び凹部60dを用いて、図5Bに示す補強材32と同様に中空部27に挿入固定することができる。さらに補強材32Bは、その姿勢を左右反転させた状態でも、他方の突起60c及び凹部60dの中央に締結孔60bを形成すれば中空部27に挿入固定することができ、作業効率や汎用性が高い。
なお、障子16の縦框36cの中空部47に対して、補強材52に代えて補強材32Bと同様な構造の補強材を用いてもよい。
図10は、第3変形例に係る補強材32Cを中空部27に挿入した状態を示す横断面図である。
図10に示すように、補強材32Cは、図4に示す補強材32の抵抗付与部64とは構成の異なる抵抗付与部64Aを備え、締結面60aに凹部60dを持たない以外は同様な構造である。
補強材32Cの締結面60aには、凹凸形状部66が設けられている。凹凸形状部66は、補強材32Cの長手方向に延びた凹凸形状が締結面60aの幅方向(X方向)に並んだセレーション形状である。この締結面60aと当接する中空部27の第1内面27aには、凹凸形状部66と噛み合う凹凸形状部67が設けられている。凹凸形状部67は、縦枠14cの長手方向に延びた凹凸形状が第1内面27aの幅方向(X方向)に並んだセレーション形状である。これら凹凸形状部66,67が抵抗付与部64Aを構成する。
従って、補強材32Cを縦枠14cに取り付ける場合は、図10に示すように、縦枠14cの小口から中空部27内へと補強材32Cを挿入する。そして、締結面60aを第1内面27aに当接させると同時に、位置決め面58aを第2内面27bに当接させ、締結孔60bを孔部27eに一致させる。次いで、ビス62を孔部27eを通して締結孔60bに螺合させ、縦枠14cと補強材32Cとの間を締結固定すると同時に、ヒンジ30の取付板30aを共締めする。これにより、締結面60aと第1内面27aの凹凸形状部66,67間が互いに噛み合いした強固な締結状態で補強材32Cが縦枠14cに対して取付固定される。
なお、障子16の縦框36c,36dの中空部47に対して凹凸形状部67を設け、補強材52に代えて補強材32Cと同様な構造の補強材を用いてもよい。
図11は、第4変形例に係る補強材32Dを中空部27に挿入した状態を示す横断面図である。
図11に示すように、補強材32Dは、図10に示す補強材32Cの締結面60aに凹部60dを設けた構成である。図11では、図9に示す補強材32Bと同様に凹部60dを左右一対設けた構成を例示しているが、図5Bに示す補強材32と同様に凹部60dは1個のみ設けてもよい。
従って、補強材32Dでは、ビス62が締結孔60bの内壁面を穿孔することで生じるバリ等を凹部60dに排出できる。このため、バリが締結面60aと第1内面27aの間に挟み込まれて正常な締結強度や締結姿勢が得られなくなることを回避できる。
ところで、上記した補強材32では、突起60cの高さや幅が小さ過ぎると十分な抵抗とならず、補強材32の位置ずれを防止することが難しい。一方、突起60cの高さや幅が大き過ぎると樹脂製の第1内面27aが割れたり、浮き上がったりする可能性がある。そこで、補強材32の設計当初は突起60cを最小限の高さ及び幅で補強材32を形成しておき、縦枠14cや縦框36cの現物に合わせて突起60cの大きさを調整するとよい。この調整は、例えばアルミニウムの形材である補強材32を成形する金型の突起60c部分を適宜削って突起60cに肉盛り部H1を設ければよく(図12参照)、容易に実施可能である。
補強材32の側壁部58,59の幅寸法(Z方向寸法)についても、当初は最小限の大きさで形成しておき、図5B中の隙間C2を大き目に確保しておくとよい。すなわち、隙間C2が大き過ぎると補強材32の中空部27内でのがたつきが大きくなり、ビス62の締結時に締結孔60bと孔部27eが位置ずれして作業性が低下する可能性がある。一方、隙間C2が小さ過ぎると補強材32を中空部27に挿入する際に先端面58b,59bが第4内面27d等に干渉して作業性が低下する可能性がある。そこで、補強材32の設計当初は側壁部58,59を最小限の幅寸法で補強材32を形成しておき、縦枠14cや縦框36cの現物に合わせて側壁部58,59の大きさを調整するとよい。この調整は、例えばアルミニウムの形材である補強材32を成形する金型の先端面58b,59b部分を適宜削って先端面58b,59bに肉盛り部H2を設ければよく(図13参照)、容易に実施可能である。
なお、これら肉盛り部H1,H2による補強材32の形状補正は、他の補強材32A〜32Dについても同様に実施可能である。
図14は、第5変形例に係る補強材32Eと縦枠14cとを並べて配置した状態を示す図である。図15は、図14に示す補強材32Eを中空部27に挿入固定した状態を示す図である。図16は、図15に示す縦枠14cに障子16を取り付けた状態を模式的に示す図である。
図14に示すように、補強材32Eは、その長手方向を鉛直方向Vに沿って配置した状態で、各締結孔60bの並び方向Lが鉛直方向Vから傾いた状態となる。つまり、各締結孔60bは、互いの並び方向Lが締結面60aの長手方向(鉛直方向V)に対して傾いて設けられている。一方、上記した通り、縦枠14cの孔部27eの並び方向は縦枠14cの長手方向となる鉛直方向Vと一致している。つまり各孔部27eは、第1内面27aの長手方向に沿って並んでいる。
従って、補強材32Eを縦枠14cに取り付ける場合は、補強材32Eを中空部27に挿入し、各締結孔60bを各孔部27eに合わせてビス62で締結する。そうすると、図15に示すように、補強材32Eは、縦枠14cの長手方向(鉛直方向V)に対して並び方向Lの傾き分だけ傾いた姿勢で中空部27内に固定される。このため、補強材32Eは、その上端部の位置決め面58aが第2内面27bに当接し、その下端部の隙間対向面59aが第3内面27cに当接した状態となる。その結果、図16に示すように補強材32Eに連結固定されたヒンジ30に対して障子16を取り付けた場合、障子16の重量によって補強材32Eが図16中で時計方向に位置ずれすることが防止される。しかも補強材32Eは、抵抗付与部64又は抵抗付与部64Aを備えることで、その位置ずれが一層確実に防止される。なお、補強材32Eは、抵抗付与部64又は抵抗付与部64Aを備えず、単に締結孔60bの並び方向Lを締結面60aの長手方向に対して傾けた構成のみを備えたものでもよい。
以上のように、本実施形態に係る建具10は、中空部27(47)に金属製の補強材32(32A〜32E,52)を挿入した樹脂製の枠状部材である縦枠14c(縦框36c,36d)を備える。ここで、補強材32(32A〜32E,52)は、中空部27(47)の一内面である第1内面27aに対して当接配置され、締結具であるビス62を用いて第1内面27aと締結固定される締結面60aを有し、第1内面27aと締結面60aとの接触面に抵抗を付与する抵抗付与部64(64A)を備える。
このように当該建具10では、補強材32(32A〜32E,52)の締結面60aと中空部27(47)の第1内面27aとの接触面間に抵抗付与部64(64A)による抵抗が付与される。これにより、中空部27(47)内に締結固定した補強材32(32A〜32E,52)の位置ずれを防止できる。その結果、補強材32(32A〜32E,52)と中空部27(47)との間にある程度の隙間C1,C2を設けておくことができる。このため、中空部27(47)に対する補強材32(32A〜32E,52)の挿入作業が容易となり、製造効率が向上する。
当該建具10では、補強材32,32A,32Bの抵抗付与部64は、締結面60aから突出した突起60cで構成されている。このため、締結具であるビス62によって縦枠14cと補強材32等との間を締結固定すると、金属製の突起60cが樹脂製の第1内面27aに食い込んだ状態となる。その結果、補強材32等が縦枠14cに対してより強固に固定され、補強材32等が位置ずれすることが一層確実に阻止される。
当該建具10では、補強材32C,32Dの抵抗付与部64Aは、締結面60a及び第1内面27aにそれぞれ設けられて互いに噛み合う凹凸形状部66,67で構成されている。このため、締結具であるビス62によって縦枠14cと補強材32C等との間を締結固定すると、互いの凹凸形状部66,67が噛み合いした状態となる。その結果、補強材32C等が縦枠14cに対してより強固に固定され、補強材32C等が位置ずれすることが一層確実に阻止される。
当該建具10では、補強材32(32A〜32E,52)は、中空部27(47)の第1内面27aと当接配置される締結面60aと、締結面60aと直交配置され、中空部27(47)の第1内面27aとは別の内面である第2内面27bに対して当接配置される位置決め部となる位置決め面58aと、締結面60aと直交配置され、中空部27(47)の第1内面27a及び第2内面27bとは異なる第3内面27cに対して隙間C1を介して対向配置される隙間対向面59aとを有する。そして、抵抗付与部64(64A)は、位置決め面58aから隙間対向面59aに向かう方向の抵抗を第1内面27aと締結面60aとの間に付与している。これにより、締結面60a及び位置決め面58aを介して補強材32等を中空部27(47)内で容易に且つ確実に所定位置に位置決め配置できる。しかも、この位置決め状態では、補強材32等は、その隙間対向面59aと第3内面27cとの間に隙間C1が形成される。このため、補強材32等の中空部27(47)への挿入作業が容易であり、製造効率が高い。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば上記実施形態では、建具10として外開き窓を例示したが、建具10は、外開き窓以外、例えば嵌め殺し窓、引違い窓等のスライディング窓、外開き窓以外の回転窓、上げ下げ窓等の各種構成の窓やドア等に利用できる。また、この場合の嵌め殺し窓には、障子16を開口枠14に嵌め殺した構成の他、開口枠14に直接的に面材34を保持させた構成のものを含む。
補強材32等は、中空部27,47以外の中空部、例えば中空部24〜26,46,48等に挿入固定してもよい。また補強材32等は、縦枠14c及び縦框36c以外、例えば上枠14a,下枠14b、縦枠14d、上框36a、下框36b、縦框36dに用いてもよい。
補強材32等を挿入固定する中空部27等は、矩形形状以外、例えば三角形状や台形形状であってもよい。また補強材32等は中空部以外、例えば縦枠14c等の長手方向に延在して2内面或いは3内面で囲まれた凹部等に配設されてもよい。
上記実施形態では、縦枠14c等の長手方向に亘って延在する補強材32等を例示したが、補強材32等はその配設対象となる縦枠14c等よりも短尺に構成されてもよい。また補強材32等は、例えばヒンジ30の取付板30a,30bと同程度の長さ寸法を有し、ヒンジ30の取付用の裏板として機能する構造であってもよい。また、補強材32等は、障子16と開口枠14との間を連結するヒンジ30以外の連結部材、例えばピボットヒンジの取付部、アーム部材等を支持するために用いられてもよい。
上記実施形態では、補強材32等を設置する枠状部材として、開口枠14及び框体36を例示したが、このような枠状部材は、無目、方立、中桟等であってもよい。
10 建具、12 躯体、12a 開口部、14 開口枠、14a 上枠、14b 下枠、14c,14d 縦枠、16 障子、24〜27,46〜48 中空部、27a 第1内面、27b 第2内面、27c 第3内面、27d 第4内面、30 ヒンジ、32,32A〜32E,52 補強材、34 面材、36 框体、36a 上框、36b 下框、36c,36d 縦框、58,59 側壁部、58a 位置決め面、59a 隙間対向面、60 中央壁部、60a 締結面、60b 締結孔、60c 突起、60d 凹部、64,64A 抵抗付与部、66,67 凹凸形状部

Claims (7)

  1. 金属製の補強材を配設した樹脂製の枠状部材を備える建具であって、
    前記補強材は、前記枠状部材の一内面である第1内面に対して当接配置され、締結具を用いて該第1内面と締結固定される締結面を有し、
    前記第1内面と前記締結面との接触面間に抵抗を付与する抵抗付与部を備えることを特徴とする建具。
  2. 請求項1に記載の建具において、
    前記抵抗付与部は、前記締結面から突出した突起であることを特徴とする建具。
  3. 請求項1又は2に記載の建具において、
    前記締結面は、前記締結具による締結部の周囲に凹部を有することを特徴とする建具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の建具において、
    前記補強材は、前記枠状部材の前記第1内面と当接配置される前記締結面と、
    前記締結面と直交配置され、前記枠状部材の前記第1内面とは別の内面である第2内面に対して当接配置される位置決め部と、
    前記締結面と直交配置され、前記枠状部材の前記第1内面及び前記第2内面とは異なる第3内面に対して隙間を介して対向配置される隙間対向面とを有し、
    前記抵抗付与部は、前記位置決め部から前記隙間対向面に向かう方向の抵抗を前記第1内面と前記締結面との間に付与していることを特徴とする建具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の建具において、
    前記補強材は、前記枠状部材の長手方向に沿って延在しており、
    前記補強材の前記締結面には、互いの並び方向が該締結面の長手方向に対して傾いて設けられ、前記締結具が挿入される複数の締結孔が設けられ、
    前記枠状部材の前記第1内面には、該第1内面の長手方向に沿って並び、前記締結孔と連通配置されて前記締結具が挿入される複数の孔部が設けられていることを特徴とする建具。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の建具において、
    建物の躯体に固定され、面材若しくは障子を支持する開口枠と、前記開口枠に支持される障子の框体とを備え、前記開口枠及び前記框体の少なくとも一方を前記枠状部材で構成したことを特徴とする建具。
  7. 請求項6に記載の建具において、
    少なくとも前記開口枠が前記枠状部材で構成され、
    前記障子と前記開口枠との間を連結する連結部材が、前記開口枠に挿入された前記補強材に対して前記締結具で締結固定されていることを特徴とする建具。
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