JP2018148311A - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】露光量の異なる画像の合成により広ダイナミックレンジな動画像を得る機能において、低消費電力で低ノイズな画像を実現する撮像装置を提供する。【解決手段】この撮像装置は、露光量の異なる複数の画像を取得し、広ダイナミックレンジの画像を合成する撮像装置であって、行列状に複数の画素201が配置された画素部と、複数の画素201から出力された信号を増幅するアンプ208とを備えた撮像素子と、露光量を制御する露光量制御手段107と、露光量制御手段107により制御された露光量に従って、アンプ208の前段で複数の画像を合成する第1の加算モードとアンプ208の後段で複数の画像を合成する第2の加算モードとを切り替える合成手段106とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、撮像装置及び撮像装置の制御方法に関し、特に広ダイナミックレンジに向けた駆動に関する。
従来、暗部・明部の双方において黒潰れや白とびのない、ダイナミックレンジの広く、S/Nの良好な動画像を取得可能なカメラが望まれている。広ダイナミックレンジに向けた一例として、所定の2倍のフレームレートでフレーム毎に露光量の異なる動画像を取得し、後段で露光量の異なる2枚の動画像から諧調が保存できている信号を画像合成する。そうすることで、広ダイナミックレンジな動画像を取得する機能を有するカメラが広く普及している。しかしながら、この機能では2倍の速度で読み出しを行う必要があることから、消費電力に懸念がある。
これに対して、特許文献1では、第1の露光量に基づいて撮影を行うときは予め設定された第1レベル以下の画素信号のA/D変換のみを行う。そして、第1の露光量より少ない第2の露光量に基づいて撮影を行うときは予め設定された第2レベル以上の画素信号のA/D変換のみを行うことで、消費電力の低減を図った撮像装置が提案されている。
また、動画時の駆動方法において、静止画・動画を取得可能なカメラでは、決められたフォーマットのない静止画に対して、動画はFHDやHD、4k2kなど、決められたフォーマットがある。このことから、動画モードに応じて、フォーマットに合うように低画素化を行い読み出すことが一般的である。低画素化には、センサーから全画素読み出し、後段で隣接する同色画素信号をデジタル的に混合する手法や、センサー内で隣接する同色画素信号をアナログ信号として混合し、低画素化した状態でセンサーから出力する手法が知られている。前者の方法では、全画素分のデータをセンサーから出力する必要がある為、消費電力が大きい。また、高速で読み出す必要のある動画では読出しスピードの点でも懸念がある。一方、後者の方法はセンサー内で低画素化できることから、消費電力、読出しスピードの点で有利である。
後者の方法において、特許文献2では、画素列毎構成されるアンプと、アンプの後段に配置される混合回路を有し、各画素列の信号はアンプを介した後、混合回路で列方向の混合を行い、低画素化して出力する構成のセンサーが記載されている。また、遮光画像には画素部で発生する画素ノイズやアンプによる熱雑音などが重畳された回路ノイズが表れる。これは露光量に依らないノイズとなる。一方、明時の画像には、露光量に依らない回路ノイズに対して、露光量に比例して大きくなる光ショットノイズが支配的となり、回路ノイズは目立たなくなることが知られている。
露光量の異なる2枚の画像合成により広ダイナミックレンジな動画像を得る機能において、露光量の大きい画像では暗部の諧調が保存され、露光量の小さい画像では明部の諧調が保存される。画像合成時は諧調が保存された部分的な情報が合成に用いられることになる。この特徴に対して、特許文献1ではノイズに対しての議論はなされていない。また、特許文献2では、アンプを介した後に混合を行うため、アンプで発生するノイズが低減できる効果がある一方で、読み出す画素列に応じたアンプ全てを駆動させる必要がある為、消費電力の面では低減効果が少ない。
本発明は、上記課題を鑑みて、露光量の異なる画像の合成により広ダイナミックレンジな動画像を得る機能において、低消費電力で低ノイズな画像を実現する撮像装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の撮像装置は、露光量の異なる複数の画像を取得し、広ダイナミックレンジの画像を合成する撮像装置であって、行列状に複数の画素が配置された画素部と、前記複数の画素から出力された信号を増幅するアンプとを備えた撮像素子と、前記露光量を制御する露光量制御手段と、前記露光量制御手段により制御された露光量に従って、前記アンプの前段で前記複数の画像を合成する第1の加算モードと前記アンプの後段で前記複数の画像を合成する第2の加算モードとを切り替える合成手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、露光量の異なる画像の合成により広ダイナミックレンジな動画像を得る機能において、低消費電力で低ノイズな画像を実現することを可能にした撮像装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面などを参照して説明する。
[撮像システム]
図1は、本実施形態に係る撮像システムの一例を示すブロック図である。図1において、レンズ部101は、被写体の光学像を撮像素子105に結像させるレンズであり、レンズ駆動装置102によってズーム制御、フォーカス制御、絞り制御などが行われる。メカニカルシャッター103は、シャッター制御手段104によって制御される。撮像素子105は、レンズ部101により結像された被写体を画像信号として取り込む。撮像信号処理回路106は、撮像素子105より出力される画像信号に各種の補正やデータ圧縮、広ダイナミックレンジ画像を得るための複数画像の合成処理を行う。タイミング発生回路(露光量制御手段)107は、撮像素子105、撮像信号処理回路106に、各種タイミング信号を出力する駆動手段である。制御回路109は、各種演算と撮像装置全体を制御する。メモリ108は、画像データを一時的に記憶する。インターフェース110は、記録媒体に記録または読み出しを行う。記録媒体111は、画像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体である。表示部112は、各種情報や撮影画像を表示する。
図1は、本実施形態に係る撮像システムの一例を示すブロック図である。図1において、レンズ部101は、被写体の光学像を撮像素子105に結像させるレンズであり、レンズ駆動装置102によってズーム制御、フォーカス制御、絞り制御などが行われる。メカニカルシャッター103は、シャッター制御手段104によって制御される。撮像素子105は、レンズ部101により結像された被写体を画像信号として取り込む。撮像信号処理回路106は、撮像素子105より出力される画像信号に各種の補正やデータ圧縮、広ダイナミックレンジ画像を得るための複数画像の合成処理を行う。タイミング発生回路(露光量制御手段)107は、撮像素子105、撮像信号処理回路106に、各種タイミング信号を出力する駆動手段である。制御回路109は、各種演算と撮像装置全体を制御する。メモリ108は、画像データを一時的に記憶する。インターフェース110は、記録媒体に記録または読み出しを行う。記録媒体111は、画像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体である。表示部112は、各種情報や撮影画像を表示する。
次に、本実施形態に係るデジタルカメラ(撮像装置)の撮影時の動作について説明する。まず、メイン電源がオンされると、コントロール系の電源がオンとなり、さらには撮像信号処理回路106などの撮像系回路の電源がオンとなる。次に、不図示のレリーズボタンが押されると、撮影動作が開始される。そして、撮影動作が終了すると、撮像素子105から出力された画像信号は、撮影信号処理回路106で後述する撮像素子出力の補正演算や画像処理をされ、制御回路109の指示によりメモリ108に書き込まれる(データが蓄積される)。メモリ108に蓄積されたデータは、制御回路109の制御により記録媒体制御I/F部110を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体111に記録される。また、不図示の外部I/F部を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよい。
[撮像素子等価回路図]
次に、本実施形態に係る撮像素子105の構成について図2を用いて詳細な説明を行う。図2は、撮像素子の等価回路図を示している。本実施形態では、動画駆動時に動画フォーマットに合わせて低画素化する際に、隣接する同色の3画素を水平混合する構成の撮像素子を想定しているが、混合数は、3画素に限らず、2画素や5画素など任意の混合数の場合でも適用可能である。
次に、本実施形態に係る撮像素子105の構成について図2を用いて詳細な説明を行う。図2は、撮像素子の等価回路図を示している。本実施形態では、動画駆動時に動画フォーマットに合わせて低画素化する際に、隣接する同色の3画素を水平混合する構成の撮像素子を想定しているが、混合数は、3画素に限らず、2画素や5画素など任意の混合数の場合でも適用可能である。
単位画素201は、マイクロレンズ(以下、ML)やフォトダイオード(以下、PD)、フローティングディフュージョン(以下、FD)などから成り、画素部に行列状に複数配置されている。なお、単位画素201の詳細な構成については後述する。単位画素201に記したR、G、Bは、それぞれRed、Green、Blueのカラーフィルタを表しており、図2に示すようにベイヤ配列で配置されている。垂直走査回路202は、行単位で各画素に駆動信号(PRES、PTX、PSEL)を供給する。各信号の末尾の数字、及びn(3以上の整数)は行番号を示しており、例えばnはn行目の各画素に供給する信号を示している。なお、特に行数を指定する必要がない場合は末尾の行数を示す文字は省略する。なお、駆動信号については、単位画素の構成と合わせて後述する。
各画素の信号は、単位画素列毎に配置される垂直信号線203を介して、後段の回路へ伝達され、各垂直信号線203には定電流回路204が図のように接続される。垂直信号線203は、さらに前段混合切り替えスイッチ205、206に接続され、前段混合切り替えスイッチ205、206は、信号PHADD_fにより駆動する。前段混合切り替えスイッチ205の他端には、読み出す画素列に対応して配置される列アンプ208が接続されており、前段混合切り替えスイッチ206の他端には、混合回路207が接続される。混合回路207は、色毎に3画素の水平混合を行う回路であり、単位混合列毎に1つ設けられる。
前段混合切り替えスイッチ205は、pMOSスイッチ、前段混合切り替えスイッチ206は、nMOSスイッチで構成されている。そして、信号PHADD_fが“L”の時には前段混合切り替えスイッチ205がオン、前段混合切り替えスイッチ206がオフとなり、画素信号は、垂直信号線に対応する増幅器である列アンプ208に入力される。列アンプ208は、信号を増幅する機能を有する。この時、列アンプ208は、異なる複数のゲインを掛けることが可能なゲインアンプとしてもよい。信号PHADD_fが“H”の時には前段混合切り替えスイッチ205がオフ、前段混合切り替えスイッチ206がオンとなり、垂直信号線の信号は混合回路207に入力される。
列メモリ211は、列毎に設けられるアナログ信号を記憶する。サンプルホールドスイッチ209は、信号PSHが“H”の時にオンとなり、列メモリ211を用いて、列アンプ208の出力信号をサンプルホールドする機能を持つ。後段混合切り替えスイッチ210は、信号PHADD_eが“H”の時にオンとなり、列アンプ208の出力信号が列メモリ211にサンプルホールドされた後にオンすることで、列アンプ出力後の信号において色毎に3画素の水平混合を行う機能を持つ。
比較器212は、各列に対応して設けられ、画素信号とDAC回路213より供給されるある傾きを以て変動するランプ信号VRAMPが入力され、この2信号を比較する。また、比較器212は、入力される2信号が一致するタイミングで出力信号を反転させる機能を持つ。カウンター214は、入力される基準クロックCLKを基にAD変換期間中カウント動作を行う。デジタルメモリ215は、カウンター214によるカウント値と比較器212の出力信号が入力される。デジタルメモリ215は、比較器212の出力信号の反転をトリガとして、その時のカウンター214のカウント値を保持する。デジタルメモリ215で保持した値は、出力回路216より出力する。なお、出力信号は、図1で示した撮像信号処理回路106に入力される。
[単位画素部等価回路図]
次に、図3を用いて単位画素の詳細な説明を行う。単位画素は、不図示の1つのMLと、1つのPD、1つのFD、4つのトランジスタから構成される。PD(光電変換素子)301は、光電変換を行う。トランジスタ302は、転送スイッチであり、PD301で光電変換される電荷をFD303に転送する。FD303は、転送される電荷を電位に変換する機能を持つ。トランジスタ304は、垂直信号線に接続される定電流源と共にソースフォロワアンプを形成する。トランジスタ302は、信号PTXによって駆動する。FD303は、信号PRESによって駆動するトランジスタ306を介して電位VDDに接続され、PRESが“H”になることで、FD303は、電位VDDにリセットされる。トランジスタ305は、信号PSELによって駆動され、トランジスタ304の出力を垂直信号線に伝達するスイッチの役割を果たす。
次に、図3を用いて単位画素の詳細な説明を行う。単位画素は、不図示の1つのMLと、1つのPD、1つのFD、4つのトランジスタから構成される。PD(光電変換素子)301は、光電変換を行う。トランジスタ302は、転送スイッチであり、PD301で光電変換される電荷をFD303に転送する。FD303は、転送される電荷を電位に変換する機能を持つ。トランジスタ304は、垂直信号線に接続される定電流源と共にソースフォロワアンプを形成する。トランジスタ302は、信号PTXによって駆動する。FD303は、信号PRESによって駆動するトランジスタ306を介して電位VDDに接続され、PRESが“H”になることで、FD303は、電位VDDにリセットされる。トランジスタ305は、信号PSELによって駆動され、トランジスタ304の出力を垂直信号線に伝達するスイッチの役割を果たす。
[非混合モード時の駆動方法]
次に、各列の信号を水平混合することなく独立に各列の信号を読み出す際の駆動方法を説明する。この駆動方法は、例えば、より解像度が高く、フレームレートが低速でも構わない静止画撮影や、拡大動画など、センサーの一部を切り出し、各列の信号を独立に読み出すことにより混合低画素化を行うモードに用いられる。本実施形態では、この駆動を、何ら混合を行う必要が無いため、非混合モードと呼ぶ。
次に、各列の信号を水平混合することなく独立に各列の信号を読み出す際の駆動方法を説明する。この駆動方法は、例えば、より解像度が高く、フレームレートが低速でも構わない静止画撮影や、拡大動画など、センサーの一部を切り出し、各列の信号を独立に読み出すことにより混合低画素化を行うモードに用いられる。本実施形態では、この駆動を、何ら混合を行う必要が無いため、非混合モードと呼ぶ。
図4は、所定の期間露光した後に各画素の信号を読み出す際のタイミングチャート、時間軸上で列メモリの電位VCとDAC213から出力される電位VRAMPを示すグラフ、カウンターのカウント値を示すグラフをそれぞれ示している。非混合モードでは、信号PHADD_f、PHADD_eは、常に“L”とする。すなわち、混合切り替えスイッチ205がオン、混合切り替えスイッチ206がオフとなり、後段混合切り替えスイッチ210がオフとなる。
まず、全画素を一括してリセットを行い、所定の期間蓄積を行った後、PSEL1を“H”とし、1行目の信号が垂直信号線203に出力される状態とする。また、PRES1を“H”とし、電位VDDによってFDのリセットを行う。そして、時刻t401でPRES1を“L”とし、FDのリセットを解除する。また、PSHを“H”とし、列メモリ211に信号が書き込まれる状態とする。リセット解除後の信号(以下、リセット信号)は、信号PHADD_fが“L”となっているので、読み出す画素に対応する列に配置された列アンプ208、サンプルホールドスイッチ209を介し、列メモリ211へと伝達される。リセット信号が列メモリ211に伝達され安定した時刻t402でPRES1、PSHが“L”となり、列メモリ211にリセット信号がホールドされ、DAC213は、RAMP信号を出力し、リセット信号のAD変換を開始する。カウンター214は、AD変換を開始したタイミングからVCとVRAMPが一致し、比較器の出力信号が反転するまでの間カウントを行い、デジタルメモリ215はその時のカウント値を保持する。AD変換期間が終了する時刻t403でデジタルメモリ215に保持されたカウント値は、出力回路216によって列順次にセンサー外部へと出力される。また、カウンターは、リセット信号を出力した後、初期値にリセットされる。
次に、時刻t404で信号PTX1が“H”となり、リセット信号が保持されているFDに加えてPDの蓄積電荷が転送される。また、PSHが“H”となり、再び列メモリ211に信号が書き込まれる状態にする。受光した光量に応じた信号(以下、光信号)は、リセット信号同様に読み出す画素に対応する列に配置された列アンプ208、サンプルホールドスイッチ209を介して、列メモリ211へと伝達される。光信号が列メモリ211に伝達され安定した時刻t405でPTX1、PSHが“L”となり、列メモリ211に光信号がホールドされ、DAC213は、RAMP信号を出力し、光信号のAD変換を開始する。カウンター214は、AD変換を開始したタイミングからVCとVRAMPが一致し、比較器の出力信号が反転するまでの間カウントを行い、デジタルメモリ215は、その時のカウント値を保持する。AD変換期間が終了する時刻t406でPSEL1が“L”となる。また、デジタルメモリが保持したカウント値は、出力回路216により列順次にセンサー外部へと出力する。カウンターは、光信号を出力線に出力した後、初期値にリセットされる。以上の動作をn行目まで行順次に行い、読み出し動作を終了する。撮像素子より出力されたリセット信号、光信号は、後段の撮像信号処理回路106で演算処理され、リセットノイズが取り除かれた光信号を得る。
[第1の混合モード時の駆動方法]
次に、列アンプ208の前段に構成される混合回路207で隣接する同色の信号を3列水平混合することで低画素化を行って読み出す際の駆動方法を説明する。なお、本実施形態では、この駆動を第1の混合モード(第1の加算モード)とする。図5は、第1の混合モードの信号読み出し時のタイミングチャートを示している。また、図4と同様に図の下部に示すグラフは時間軸上で列メモリの電位VCとDAC213から出力される電位VRAMPを示すグラフ、カウンターのカウント値を示すグラフをそれぞれ示している。
次に、列アンプ208の前段に構成される混合回路207で隣接する同色の信号を3列水平混合することで低画素化を行って読み出す際の駆動方法を説明する。なお、本実施形態では、この駆動を第1の混合モード(第1の加算モード)とする。図5は、第1の混合モードの信号読み出し時のタイミングチャートを示している。また、図4と同様に図の下部に示すグラフは時間軸上で列メモリの電位VCとDAC213から出力される電位VRAMPを示すグラフ、カウンターのカウント値を示すグラフをそれぞれ示している。
この駆動では、信号PHADD_fは、常に“H”、信号PHADD_eは常に“L”とする。すなわち、前段混合切り替えスイッチ205がオフ、前段混合切り替えスイッチ206がオンとなり、後段混合切り替えスイッチ210は、オフとなる。ここで、図4で説明した非混合モードのタイミングチャートと図5を比較すると、信号PHADD_fのみが異なるだけである。よって、本実施形態では、非混合モードと異なる箇所のみを説明する。時刻t501でリセット信号が垂直信号線203に出力されるが、信号PHADD_fが“H”のことから、対応する隣接同色の3画素のリセット信号は、共有する混合回路207に入力される。混合回路207は、入力された3信号を混合した信号を混合回路に対応して接続される列アンプ208、サンプルホールドスイッチ209を介して、列メモリ211に保持される。なお、時刻t504における光信号についても同様である。この動作により、列アンプの前段で混合することで低画素化された画像を得ることが出来る。また、第1の混合モードでは、水平混合される列の中心に位置する列数をmとすると、m−2、m+2に位置する列の列アンプ、比較器、デジタルメモリは使用しない為、パワーセーブを行う。
以上の様に、第1の混合モードでは、列アンプの前段で混合することで低画素化を行うため、使用しない列毎に構成される回路は、パワーセーブを行うことが可能なことから消費電力が少ない。そして、全画角を高速なフレームレートで読み出す動画モード等に用いられる。また、消費電力が少ないという特徴から、動画の中でも特に発熱の大きいモードで使用するとより効果的である。
[第2の混合モード時の駆動方法]
次に、列アンプ208の後段に構成される後段混合切り替えスイッチ、列メモリ211によって隣接する同色の信号を3列水平混合することで低画素化を行って読み出す際の駆動方法を説明する。本実施形態では、この駆動を第2の混合モード(第2の加算モード)とする。図6は、第2の混合モードの信号読み出し時のタイミングチャートを示す。また、図4と同様に図の下部に示すグラフは、時間軸上で列メモリの電位VCとDAC213から出力される電位VRAMPを示すグラフ、カウンターのカウント値を示すグラフをそれぞれ示している。
次に、列アンプ208の後段に構成される後段混合切り替えスイッチ、列メモリ211によって隣接する同色の信号を3列水平混合することで低画素化を行って読み出す際の駆動方法を説明する。本実施形態では、この駆動を第2の混合モード(第2の加算モード)とする。図6は、第2の混合モードの信号読み出し時のタイミングチャートを示す。また、図4と同様に図の下部に示すグラフは、時間軸上で列メモリの電位VCとDAC213から出力される電位VRAMPを示すグラフ、カウンターのカウント値を示すグラフをそれぞれ示している。
この駆動では、信号PHADD_fは、常に“L”とする。すなわち、前段混合切り替えスイッチ205がオン、前段混合切り替えスイッチ206がオフとなる。ここで、図4で説明した非混合モードのタイミングチャートと図6を比較すると、信号PHADD_eのみが異なるだけである。よって、ここでは、非混合モードと異なる箇所のみを説明する。時刻t602でリセット信号が列メモリ211にホールドされた後、時刻t603までの期間、信号PHADD_eが“H”となる。これにより、隣接する同色3画素の信号が各々保持された列メモリが接続され、混合信号が生成される。光信号についても同様の駆動を行う。また、第2の混合モードでは、水平混合される列の中心に位置する列数をmとすると、m−2、m+2に位置する列の比較器、デジタルメモリは使用しない為、比較器内部で入力端子を遮断した後、パワーセーブを行う。
以上の様に、第2の混合モードは、列アンプの後段で混合することで低画素化を行うため、画素部で発生するノイズに加え、列アンプで発生するノイズも混合による低減効果が得られることからノイズの少ない高品位な画像が得られる。また、第1の混合モード同様に、全画角を高速なフレームレートで読み出す動画モード等に用いられる。また、ノイズが少ないという特徴から、動画の中でも特に高品位な画質が求められるモードで使用するとより効果的である。
[第1、2の混合モードの特徴]
次に、第1、第2の混合モードの特徴について説明する。まずノ、イズに着目し、σLを光ショットノイズ、σ1を第1の混合モードにおける回路ノイズ、σ2を第2の混合モードにおける回路ノイズとする。σLは、露光量の平方根に比例して増加することが知られている。一方、σ1、σ2の回路ノイズは、露光量に依らず一定のノイズが発生する。ここで、画素部で発生するランダムノイズをσpix、列アンプで発生するランダムノイズをσamp、AD変換回路で発生するランダムノイズをσadとする。これらが重畳された回路ノイズは、σpix、σamp、σadの二乗和に平方根を取ったものになる。また、ランダムノイズは混合することで、混合数の平方根倍小さくなることが知られている。すなわち、第1の混合モードでは、画素ノイズが3画素で混合されることから1/√3倍となり、第2の混合モードでは、画素ノイズとアンプノイズがそれぞれ3画素で混合されることから1/√3倍となる。このことからσ1、σ2をσpix、σamp、σadを用いて数式で表すと以下の様になる。
σ1 = √(σpix/√3)2 +σamp 2 +σad 2 ) 数式1
σ2 = √(σpix/√3)2 +(σamp/√3)2 +σad 2 ) 数式2
次に、第1、第2の混合モードの特徴について説明する。まずノ、イズに着目し、σLを光ショットノイズ、σ1を第1の混合モードにおける回路ノイズ、σ2を第2の混合モードにおける回路ノイズとする。σLは、露光量の平方根に比例して増加することが知られている。一方、σ1、σ2の回路ノイズは、露光量に依らず一定のノイズが発生する。ここで、画素部で発生するランダムノイズをσpix、列アンプで発生するランダムノイズをσamp、AD変換回路で発生するランダムノイズをσadとする。これらが重畳された回路ノイズは、σpix、σamp、σadの二乗和に平方根を取ったものになる。また、ランダムノイズは混合することで、混合数の平方根倍小さくなることが知られている。すなわち、第1の混合モードでは、画素ノイズが3画素で混合されることから1/√3倍となり、第2の混合モードでは、画素ノイズとアンプノイズがそれぞれ3画素で混合されることから1/√3倍となる。このことからσ1、σ2をσpix、σamp、σadを用いて数式で表すと以下の様になる。
σ1 = √(σpix/√3)2 +σamp 2 +σad 2 ) 数式1
σ2 = √(σpix/√3)2 +(σamp/√3)2 +σad 2 ) 数式2
第2の混合モードでは第1の混合モードに比べて、σampが混合されている分、ノイズが少ないことから下記数式3の関係があることが分かる。
σ1>σ2 数式3
σ1>σ2 数式3
図7のグラフは、上記関係を横軸に露光量、縦軸にノイズ量として示した模式的なグラフである。グラフに示す露光量Eは、露光量Eより露光量が大きい範囲では、σ1とσ2の差に比べて光ショットノイズが十分大きく、画像として見た際に、第1の混合モードと第2の混合モードでノイズの差が分からないポイントを示している。露光量Eは、例えば、σLが、σ1とσ2との差の10倍程度とする。逆に、露光量Eより露光量が小さい範囲では画像としてみた時に、混合モードによってノイズの差が視認できる範囲を示している。また、消費電力に着目すると、第1の混合モードは、第2の混合モードに対して、駆動する列アンプの数が1/3で良いため、消費電力が小さい。上記で説明した第1、第2の混合モードの特徴を鑑みて、低消費電力で高品質な広ダイナミックレンジ動画像を得ることが可能となる駆動方法を次に説明する。
[広ダイナミックレンジモード時の駆動方法]
混合による低画素化を行った駆動において、特に広ダイナミックレンジな動画像を得る駆動方法を説明する。本実施形態では、この駆動を広ダイナミックレンジモードとする。図8は、広ダイナミックレンジモードで公知のスリットローリング駆動を行った際のタイミングチャートである。信号VD_R、信号VD_Sは、図1のタイミング発生部107から撮像素子105に入力される信号である。信号VD_Rは、読出し開始信号であり、信号VD_Rの立下りをトリガとして、読み出し走査が開始する。信号VD_Sは、リセット開始信号であり、信号VD_Sの立下りをトリガとして、リセット走査が開始する。点線は、行順次にリセットを行うことを示すリセットラインである。一点鎖線は、上述した第1の混合モードの読み出し駆動を行順次に行うことを示し、二点鎖線は、上述した第2の混合モードの読み出し駆動を行順次に行うことを示している。
混合による低画素化を行った駆動において、特に広ダイナミックレンジな動画像を得る駆動方法を説明する。本実施形態では、この駆動を広ダイナミックレンジモードとする。図8は、広ダイナミックレンジモードで公知のスリットローリング駆動を行った際のタイミングチャートである。信号VD_R、信号VD_Sは、図1のタイミング発生部107から撮像素子105に入力される信号である。信号VD_Rは、読出し開始信号であり、信号VD_Rの立下りをトリガとして、読み出し走査が開始する。信号VD_Sは、リセット開始信号であり、信号VD_Sの立下りをトリガとして、リセット走査が開始する。点線は、行順次にリセットを行うことを示すリセットラインである。一点鎖線は、上述した第1の混合モードの読み出し駆動を行順次に行うことを示し、二点鎖線は、上述した第2の混合モードの読み出し駆動を行順次に行うことを示している。
図で示すように、偶数フレームで読み出される画像は、奇数フレームで読み出される画像に対して蓄積時間が長くなるように信号VD_Sを制御する。すなわち、偶数フレームは、明時画像が得られ、暗部の諧調が黒潰れすることなく保存される。一方、奇数フレームは、暗時画像が得られ、明部の諧調が白とびすることなく保存される。合成時に暗部が用いられる偶数フレームでは、回路ノイズが目立つ為、回路ノイズの少ない第2の混合モードで読み出しを行う。合成時に明部が用いられる奇数フレームでは、光ショットノイズとの関係より回路ノイズをケアする必要がなくなる為、より低消費電力な第1の混合モードで読み出しを行う。この時、合成に使用する暗部・明部の信号閾値は、図7で示した露光量Eより大きいことが望ましい。上記駆動で取得した連続する露光量の異なる2フレームの動画像は、図1の撮像信号処理回路106において、諧調が保存された暗部・明部の情報を合成し、広ダイナミックレンジな動画像を得ることが出来る。上記駆動を行うことで、低消費電力と良好なS/Nの広ダイナミックレンジ動画像を実現することが可能となる。
なお、本実施形態では、広ダイナミックレンジな動画像を得る際に、フレーム毎に蓄積時間を異ならせることで露光量を変更したが、これに限らない。すなわち、フレーム毎に1フレーム中に得られるダイナミックレンジをシフトできればよく、その手段は感度や絞り、光学フィルターなどでもよい。また、必ずしもフレーム毎にダイナミックレンジをシフトさせる必要もなく、例えば、2行毎(ベイヤ単位行毎)に感度を切り替えるように制御し、それに合わせて2行毎に第1の混合モードと第2の混合モードを切り替える構成としてもよい。2行毎にダイナミックレンジをシフトさせる手段としては、画素の開口面積を2行毎に異ならせることで画素の感度を変えても良いし、開口面積は変えずFDの容量(画素容量)を2行毎に異ならせる(区別する)ことで画素の感度を変えてもよい。
図9は、画素の開口面積を2行毎に異ならせた構成(第1の画素群と第2の画素群)例を示している。斜線部901は遮光部を示し、開口部902の面積に応じた光がPDに入射することを示している。図に示すように、2行毎、すなわちベイヤ単位行毎にPDの開口面積を変えることにより、感度を変える構成においても本発明を適用できる。このような構成とすることで、垂直方向の解像度は低下するが、所定のフレームレートの倍のレートで読み出す必要はなくなるので、より消費電力が低減可能となる。また、複数のセンサーを有するカメラの場合、センサー毎に上記手段の何れかでダイナミックレンジをシフトさせて、各々のセンサーのダイナミックレンジに併せて、第1、第2の混合モードを行うとしてもよい。
また、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
106 撮像信号処理回路
107 タイミング発生部
201 単位画素
208 列アンプ
107 タイミング発生部
201 単位画素
208 列アンプ
Claims (12)
- 露光量の異なる複数の画像を取得し、広ダイナミックレンジの画像を合成する撮像装置であって、
行列状に複数の画素が配置された画素部と、前記複数の画素から出力された信号を増幅するアンプとを備えた撮像素子と、
前記露光量を制御する露光量制御手段と、
前記露光量制御手段により制御された露光量に従って、前記アンプの前段で前記複数の画像を合成する第1の加算モードと前記アンプの後段で前記複数の画像を合成する第2の加算モードとを切り替える合成手段と
を備える
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記露光量制御手段は、第1の露光量と前記第1の露光量と異なる第2の露光量を制御し、
前記合成手段は、前記第1の露光量の場合には前記第1の加算モードで画像を合成し、前記第2の露光量の場合には前記第2の加算モードで画像を合成する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記露光量制御手段は、蓄積時間に基づいて前記露光量を制御し、前記第1の露光量における蓄積時間を、前記第2の露光量における蓄積時間よりも短くなるように制御し、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記露光量制御手段は、フレームごとに前記第1の露光量と前記第2の露光量を制御する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。 - 前記露光量制御手段は、奇数フレームでは前記第1の露光量に制御し、前記偶数フレームでは第2の露光量に制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 露光量の異なる複数の画像を取得し、広ダイナミックレンジの画像を合成する撮像装置であって、
行列状に複数の画素が配置された画素部と、前記複数の画素から出力された信号を増幅するアンプとを備えた撮像素子と、
前記アンプの前段で前記複数の画像を合成する第1の加算モードと前記アンプの後段で前記複数の画像を合成する第2の加算モードとを切り替える合成手段と
を備え、
前記画素部は、少なくとも第1の画素群と第2の画素群に区別され、
前記合成手段は、前記第1の画素群から出力された画像を合成する場合には、前記第1の加算モードで合成し、前記第2の画素群から出力された画像を合成する場合には、前記第2の加算モードで合成する
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の画素群と前記第2の画素群は、画素の開口面積が異なる
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 前記第1の画素群の開口面積は、前記第2の画素群の開口面積より小さい
ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。 - 前記画素は光電変換素子に蓄積した電荷を電位に変換する画素容量を有し、
前記第1の画素群と前記第2の画素群は、前記画素容量の大きさが異なる
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 前記第1の画素群の画素容量は前記第2の画素群の画素容量より大きい
ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。 - 露光量の異なる複数の画像を取得し、広ダイナミックレンジの画像を合成する、行列状に複数の画素が配置された画素部と、前記複数の画素から出力された信号を増幅するアンプとを備えた撮像素子とを備える撮像装置の制御方法であって、
前記露光量を制御する露光量制御工程と、
前記露光量制御工程で制御された露光量に従って、前記アンプの前段で前記複数の画像を合成する第1の加算モードと前記アンプの後段で前記複数の画像を合成する第2の加算モードとを切り替える合成工程と
を有する
ことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 露光量の異なる複数の画像を取得し、広ダイナミックレンジの画像を合成する、行列状に複数の画素が配置された画素部と、前記複数の画素から出力された信号を増幅するアンプとを備えた撮像素子とを備える撮像装置の制御方法であって、
前記アンプの前段で前記複数の画像を合成する第1の加算モードと前記アンプの後段で前記複数の画像を合成する第2の加算モードとを切り替える合成工程
を有し、
前記画素部は、少なくとも第1の画素群と第2の画素群に区別され、
前記合成工程では、前記第1の画素群から出力された画像を合成する場合には、前記第1の加算モードで合成し、前記第2の画素群から出力された画像を合成する場合には、前記第2の加算モードで合成する
ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017039640A JP2018148311A (ja) | 2017-03-02 | 2017-03-02 | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017039640A JP2018148311A (ja) | 2017-03-02 | 2017-03-02 | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018148311A true JP2018148311A (ja) | 2018-09-20 |
Family
ID=63591641
Family Applications (1)
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JP2017039640A Pending JP2018148311A (ja) | 2017-03-02 | 2017-03-02 | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018148311A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102345485B1 (ko) * | 2020-07-02 | 2022-01-03 | 재단법인대구경북과학기술원 | 초분광 카메라의 동적 비닝 조절 장치 및 그 방법 |
WO2022209649A1 (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-06 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 撮像システム及び撮像装置 |
-
2017
- 2017-03-02 JP JP2017039640A patent/JP2018148311A/ja active Pending
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