JP2018031510A - Ventilation system - Google Patents
Ventilation system Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018031510A JP2018031510A JP2016163751A JP2016163751A JP2018031510A JP 2018031510 A JP2018031510 A JP 2018031510A JP 2016163751 A JP2016163751 A JP 2016163751A JP 2016163751 A JP2016163751 A JP 2016163751A JP 2018031510 A JP2018031510 A JP 2018031510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- state
- ventilation
- building
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
Description
本発明は、屋内の空気を屋外に排気する換気装置を備えた換気システムに関する。 The present invention relates to a ventilation system including a ventilation device that exhausts indoor air to the outdoors.
近年、住宅の気密性能が高まり、居室の常時換気すなわち24時間換気が義務付けられている。換気には、第1種換気と第2種換気と第3種換気とがある。第1種換気は、建物外、すなわち屋外からの給気と室内からの排気との両方を換気機械で行う換気である。第2種換気は、屋外からの給気を換気機械で行い、室内からの排気を自然排気で行う換気である。第3種換気は、屋外からの給気は自然給気で行い、室内からの排気を換気機械で行う換気である。そして、一般的には、24時間換気には第1種換気と第3種換気とが広く普及している。 In recent years, the airtight performance of houses has been enhanced, and constant ventilation of living rooms, that is, 24-hour ventilation is required. Ventilation includes type 1 ventilation, type 2 ventilation, and type 3 ventilation. The first type ventilation is ventilation in which both the air supply from outside the building, that is, the air supply from the outside and the air exhaust from the room are performed by a ventilation machine. The second type ventilation is ventilation in which air supply from the outside is performed by a ventilator and exhaust from the room is performed by natural exhaust. The third type ventilation is ventilation in which air supply from the outside is performed by natural air supply and exhaust from the room is performed by a ventilation machine. In general, type 1 ventilation and type 3 ventilation are widely used for 24-hour ventilation.
また、建物内、すなわち屋内には、24時間換気とは別に、調理時の臭気などの汚染空気を速やかに屋外に排気する局所換気を行うレンジフードファン等の局所換気装置が設置され、さらに、入浴後の湿気を速やかに屋外に排気する浴室換気扇等が備え付けられている。 Moreover, in the building, that is, indoors, apart from 24-hour ventilation, a local ventilation device such as a range hood fan that performs local ventilation that quickly exhausts contaminated air such as odors during cooking to the outside is installed. There is a bathroom ventilation fan that quickly exhausts the moisture after bathing to the outside.
しかしながら、住宅の高気密化が進み、レンジフードファンなどによる局所換気運転を行った場合、屋外から室内に空気を取り込む給気が不足し、屋内の空気の圧力が負圧となる。屋内の空気の圧力が負圧となると、玄関ドアが開けられない、開けにくいといった状態となる。特に、集合住宅などの気密性の高い住宅ではこの傾向が顕著である。 However, when the house is airtight and the local ventilation operation is performed by a range hood fan or the like, the supply of air into the room from the outside is insufficient, and the pressure of the indoor air becomes negative. When the indoor air pressure becomes negative, the entrance door cannot be opened or is difficult to open. This tendency is particularly remarkable in highly airtight houses such as apartment houses.
このような問題を解決する技術として、特許文献1には、天井に開設された給気穴から取り入れた天井裏の空気をレンジフードの前面から台所へ自然流入させることにより、台所への給気を行うレンジフードファンが示されている。 As a technique for solving such a problem, Patent Document 1 discloses air supply to the kitchen by allowing the air behind the ceiling taken in from the air supply hole established in the ceiling to naturally flow into the kitchen from the front of the range hood. A range hood fan performing is shown.
しかしながら、上記特許文献1に開示したようなレンジフードファンを備えた場合においても、排気風量の大きいモードで排気運転を行った場合には、屋外から室内に空気を取り込む給気が不足し、屋内の空気の圧力が負圧状態となる。そして、このような状態では、玄関ドア等の、屋外に通じる外開きのドアが開けにくくなり、特に子供または高齢者などの腕力の弱い人にとってはドアが開けられない、といった状態も生じる。 However, even when the range hood fan as disclosed in Patent Document 1 is provided, when the exhaust operation is performed in a mode with a large exhaust air volume, the supply of air from the outside to the room is insufficient, and the indoor The air pressure becomes negative. In such a state, it is difficult to open the door that opens to the outside, such as the entrance door, and the door cannot be opened especially for a person with weak arm strength such as a child or an elderly person.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、建物内において局所換気が実施されている場合でも屋外に通じる外開きのドアを開け易くすることが可能な換気システムを得ることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide a ventilation system capable of easily opening an open door that leads to the outdoors even when local ventilation is performed in a building. To do.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる換気システムは、屋内に設置され、屋内の空気を屋外に排気する換気装置と、玄関ドアを施解錠する電気錠と、換気装置が運転中であることを検出し、且つ屋内の空気の圧力が負圧になっている状態において電気錠の状態が施錠から解錠に変化したことを検出した場合に、換気装置の運転を制御して屋内の空気の負圧を解消または低減する制御を行う連携制御装置と、を備える。 In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, a ventilation system according to the present invention is installed indoors, ventilating apparatus for exhausting indoor air to the outdoors, electric lock for unlocking and unlocking the entrance door, ventilation If it is detected that the device is in operation, and it is detected that the state of the electric lock has changed from locked to unlocked in a state where the indoor air pressure is negative, the ventilation device is operated. A cooperative control device that performs control to eliminate or reduce the negative pressure of indoor air.
本発明によれば、建物内において局所換気が実施されている場合でも玄関ドアを開け易くすることが可能な換気システムが得られる、という効果を奏する。 Advantageous Effects of Invention According to the present invention, there is an effect that a ventilation system capable of easily opening a front door even when local ventilation is performed in a building is obtained.
以下に、本発明の実施の形態にかかる換気システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。 Below, a ventilation system concerning an embodiment of the invention is explained in detail based on a drawing. Note that the present invention is not limited to the embodiments.
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる換気システム1の構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる換気システム1の各構成の機能構成を示すブロック図である。本実施の形態1にかかる換気システム1は、レンジフードファン10と、熱交換換気装置20と、建物において屋外に通じる外開きのドアである玄関ドアに取り付けられた電気錠30と、ドア開閉検出部40と、連携制御装置50と、操作端末装置60と、建物内通信ライン70と、を備える。レンジフードファン10と、熱交換換気装置20と、電気錠30と、ドア開閉検出部40と、連携制御装置50とは、建物内通信ライン70を介した有線通信により通信可能とされている。
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a ventilation system 1 according to the first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a block diagram illustrating a functional configuration of each component of the ventilation system 1 according to the first embodiment of the present invention. The ventilation system 1 according to the first embodiment includes a
レンジフードファン10は、換気装置であり、キッチンに設けられた排気用のファンである。レンジフードファン10は、建物の外壁まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第1排気風路部の一端に接続されている。第1排気風路部の他端は、建物の外壁に設けられた屋外排気口に接続されている。また、レンジフードファン10は、建物の外壁まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第1給気風路部の一端に接続されている。第1給気風路部の他端は、建物の外壁に設けられた屋外給気口に接続されている。レンジフードファン10の運転により、第1排気風路部および屋外排気口を介してキッチンの空気が排気される。なお、第1給気風路部からの給気は、第1排気風路部へは流れない。レンジフードファン10は、排気部11と、レンジフードファン操作スイッチ12と制御部13とを有する。
The
排気部11は、送風機を備えて排気を実行する。レンジフードファン操作スイッチ12は、居住者がレンジフードファン10の運転、停止または風量の調整などの操作を行うための指示情報を入力するスイッチであり、キッチンに配置される。レンジフードファン10は、レンジフードファン操作スイッチ12を操作することによって、または連携制御装置50の指示信号に基づいて、排気風量を複数段階に切り替えて運転可能である。
The exhaust unit 11 includes a blower and performs exhaust. The range hood
レンジフードファン10の制御部13は、レンジフードファン10の運転状態を示す運転状態信号としてのレンジフードファン運転開始信号およびレンジフードファン運転停止信号の送信を含む、レンジフードファン10全体の処理を制御する。レンジフードファン10の制御部13は、レンジフードファン10の運転が開始されると、レンジフードファン10が運転を開始した旨を通知する信号であるレンジフードファン運転開始信号を、建物内通信ライン70を介して連携制御装置50の連携制御部51に送信する。レンジフードファン10の制御部13は、排気部11が運転を開始すると同時に、レンジフードファン運転開始信号を送信する。
The
また、レンジフードファン10の制御部13は、レンジフードファン10の運転が停止すると、レンジフードファン10が運転を停止した旨を通知する信号であるレンジフードファン運転停止信号を、建物内通信ライン70を介して連携制御装置50の連携制御部51に送信する。レンジフードファン10の制御部13は、排気部11が運転を停止すると同時に、レンジフードファン運転停止信号を送信する。
In addition, when the operation of the
制御部13は、例えば、図3に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。図3は、本発明の実施の形態1にかかる処理回路のハードウェア構成の一例を示す図である。制御部13が図3に示す処理回路により実現される場合、制御部13は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、制御部13の機能のうちの一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ101およびメモリ102を用いて実現するようにしてもよい。
The
上記のように構成されたレンジフードファン10は、第3種換気設備であり、排気部11が有する送風機による機械換気を行って屋外排気口から排気を行う。また、レンジフードファン10における給気は、排気によって室内の空気の圧力が負圧になることより、自然に屋外給気口から外気が流入する自然給気により行われる。
The
熱交換換気装置20は、換気装置であり、熱交換器21と、排気側送風機22と、給気側送風機23と、熱交換器操作スイッチ24と、制御部25とを有している。熱交換換気装置20は、たとえば建物の屋根裏または各階の天井裏などの、室内以外のスペースに配置される。
The
熱交換器21は、建物外から熱交換換気装置20を介して建物内に導入される外気と、建物内の室内から熱交換換気装置20を介して建物外に排出される室内空気との間で熱交換を行う。すなわち、熱交換器21は、建物外と建物内との間で排気および給気を同時に行い、建物外から吸い込んだ外気と建物内の室内から吸い込んだ室内空気との間で熱交換を行う。
The heat exchanger 21 is between the outside air introduced into the building from outside the building via the
熱交換換気装置20は、建物の外部まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第2給気風路部の一端に接続されている。第2給気風路部の他端は、建物の外壁に設けられた屋外給気口に接続されている。また、熱交換換気装置20は、1または複数の室内まで配設されて該室内に連通したダクトからなる第3給気風路部の一端に接続されている。第3給気風路部の他端は、室内の天井に設けられた室内給気口に接続されている。なお、室内給気口は、給気の対象となる複数の部屋に設置されている。
The
また、熱交換換気装置20は、建物の外部まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第2排気風路部の一端に接続されている。第2排気風路部の他端は、建物の外壁に設けられた屋外排気口に接続されている。また、熱交換換気装置20は、浴室まで配設されて該浴室に連通したダクトからなる第3排気風路部の一端に接続されている。第3排気風路部の他端は、浴室の天井に設けられた浴室排気口に接続されている。また、熱交換換気装置20は、トイレまで配設されて該トイレに連通したダクトからなる第4排気風路部の一端に接続されている。第4排気風路部の他端は、トイレの天井に設けられた室内排気口に接続されている。
The
排気側送風機22は、建物内の室内から室内空気を吸い込むとともに熱交換後の室内空気を建物の外側へ送り出して排出する熱交換排気のための送風を行う送風機である。給気側送風機23は、建物外から外気を吸い込むとともに熱交換後の外気を室内へ送り出す熱交換給気のための送風を行う送風機である。 The exhaust-side blower 22 is a blower that blows air for heat exchange exhaust that sucks room air from the room inside the building and sends out the room air after heat exchange to the outside of the building for discharge. The air supply side blower 23 is a blower that blows air for heat exchange air supply that draws in outside air from outside the building and sends out the outside air after heat exchange to the room.
熱交換器操作スイッチ24は、居住者が熱交換換気装置20の運転、停止または風量の調整などの操作を行うための指示情報を入力するスイッチであり、建物内の任意の部屋に配置される。
The heat exchanger operation switch 24 is a switch for inputting instruction information for a resident to operate, stop, or adjust the air volume of the
熱交換換気装置20は、通常、在室者が居ない場合においても小風量で常時換気、すなわち24時間換気が行われる24時間換気システムに用いられる。24時間換気システムとは、室内の空気をファンなどの機械を使って小風量で計画的に入れ替え、常に新鮮な空気を維持するシステムである。24時間換気は、住宅内から発生するVOC(Volatile Organic Compounds)を排出することを目的としている。
The
また、熱交換換気装置20は、通常は、給気風量と排気風量とが同一となる24時間換気を行うが、トイレおよび浴室の排気も兼ねて行っている。熱交換換気装置20は、トイレまたは浴室の使用後、臭気または湿気を速やかに排気するために、排気風量のみを24時間換気よりも一時的に増加させて速やかな排気を実現する急速排気運転モードで運転する急速排気運転機能を備えている。急速排気運転は、排気風量が給気風量よりも多い運転である。
In addition, the
熱交換換気装置20は、急速排気運転モードで運転している際に、24時間換気運転の実行を指示する旨の24時間換気運転指示信号を連携制御装置50から受信した場合には、該24時間換気運転指示信号に基づいて運転モードを24時間換気運転モードに変更し、24時間換気運転を行う。すなわち、熱交換換気装置20の制御部25は、急速排気運転を行っている際に連携制御装置50から24時間換気運転指示信号を受信すると、排気側送風機22の風量を制御して24時間換気運転を行う。これにより、熱交換換気装置20の急速排気運転に起因した建物内の空気の負圧が解消される。
When the
また、熱交換換気装置20は、熱交換換気装置20の運転の元の状態への復帰を指示する旨の運転復帰信号を受信した場合には、該運転復帰信号に基づいて運転状態を元の運転状態に戻す。すなわち、熱交換換気装置20の制御部25は、連携制御装置50から運転復帰信号を受信すると、排気側送風機22の風量を制御して、運転状態を24時間換気運転から急速排気運転に戻す。
Further, when the
制御部25は、連携制御装置50から送信される、24時間換気運転指示信号および運転復帰信号に基づいた熱交換換気装置20の運転の制御を含む、熱交換換気装置20全体の処理を制御する。
The
また、制御部25は、熱交換換気装置20において24時間換気運転が開始されると、熱交換換気装置20の運転状態を示す運転状態信号として、24時間換気運転を開始した旨を通知する信号である24時間換気運転開始信号を、連携制御装置50の連携制御部51に送信する。制御部25は、24時間換気運転が開始されると同時に、24時間換気運転開始信号を送信する。
In addition, when the 24-hour ventilation operation is started in the
また、制御部25は、熱交換換気装置20において急速排気運転が開始されると、運転状態信号として、急速排気運転を開始した旨を通知する信号である急速排気運転開始信号を、連携制御装置50の連携制御部51に送信する。制御部25は、急速排気運転が開始されると同時に、急速排気運転開始信号を送信する。
In addition, when the rapid exhaust operation is started in the
制御部25は、例えば、図3に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。制御部25が図3に示す処理回路により実現される場合、制御部25は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、制御部25の機能のうちの一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ101およびメモリ102を用いて実現するようにしてもよい。
The
電気錠30は、玄関ドアの錠部の移動を電気的に行うことにより玄関ドアを施解錠可能な錠である。電気錠30は、電気錠部31と、電気錠制御部32とを有する。電気錠部31は、図示しない電源から供給される電力を利用して玄関ドアを電気的に施錠または解錠する。
The
電気錠制御部32は、電気錠部31による玄関ドアの電気的な施錠または解錠を制御する制御部である。また、電気錠制御部32は、電気錠部31が「施錠」状態であるか、または「解錠」状態であるかを示す電気錠状態信号を連携制御装置50に建物内通信ライン70を介して既定の周期で定期的に送信する制御を行う。すなわち、電気錠制御部32は、電気錠部31が「施錠」状態である場合には、電気錠部31が「施錠」状態である旨を示す施錠状態信号を、建物内通信ライン70を介して既定の周期で定期的に連携制御装置50に送信する制御を行う。また、電気錠制御部32は、電気錠部31が「解錠」状態である場合には、電気錠部31が「解錠」状態である旨を示す解錠状態信号を、建物内通信ライン70を介して既定の周期で定期的に連携制御装置50に送信する制御を行う。
The electric lock control unit 32 is a control unit that controls electrical locking or unlocking of the front door by the
また、電気錠30は、電気錠制御部32がインターネットなどの通信ネットワークに接続されることにより、居住者が外出先から施錠状態の確認および施錠操作などを遠隔操作で行うことができる。この場合は、電気錠制御部32が通信ネットワークに接続してもよく、通信ネットワークに接続するための専用の通信部を設けてもよい。
In addition, the
電気錠制御部32は、例えば、図3に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。電気錠制御部32が図3に示す処理回路により実現される場合、電気錠制御部32は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、電気錠制御部32の機能のうちの一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ101およびメモリ102を用いて実現するようにしてもよい。
The electric lock control unit 32 is realized, for example, as a processing circuit having a hardware configuration shown in FIG. When the electric lock control unit 32 is realized by the processing circuit shown in FIG. 3, the electric lock control unit 32 is realized by the
ドア開閉検出部40は、玄関ドアの開閉を検出し、建物内通信ライン70を介して連携制御装置50の連携制御部51に、検出結果を示すドア開閉検出信号を送信する。ドア開閉検出部40は、開閉検出部41と検出制御部42とを有する。ドア開閉検出部40には、既存の開閉センサを用いることができる。また、ドア開閉検出部40は、電気錠30に含まれる場合もある。
The door opening /
開閉検出部41は、玄関ドアの開閉を検出すると、検出した結果をドア開閉検出信号として検出制御部42に送信する。開閉検出部41は、玄関ドアの開閉の検出を示すドア開閉検出信号である開検出信号または閉検出信号を、検出制御部42に送信する。開検出信号は、玄関ドアの開閉状態が「閉」状態から「開」状態に変化した旨、すなわち閉じられている玄関ドアが開かれた旨を示すドア開閉検出信号である。閉検出信号は、玄関ドアの開閉状態が「開」状態から「閉」状態に変化した旨、すなわち開かれている玄関ドアが閉じられた旨を示すドア開閉検出信号である。
When the opening / closing detection unit 41 detects the opening / closing of the front door, the opening / closing detection unit 41 transmits the detected result to the
検出制御部42は、開閉検出部41の制御、および連携制御装置50の連携制御部51へのドア開閉検出信号の送信を含む、ドア開閉検出部40の全体の動作を制御する。
The
検出制御部42は、例えば、図3に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。検出制御部42が図3に示す処理回路により実現される場合、検出制御部42は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、検出制御部42の機能のうちの一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ101およびメモリ102を用いて実現するようにしてもよい。
The
連携制御装置50は、レンジフードファン10、熱交換換気装置20、電気錠30、およびドア開閉検出部40と、建物内通信ライン70を介して通信可能とされており、これらの各機器の状態を示す状態情報を取得することができる。また、連携制御装置50は、無線通信により操作端末装置60と通信可能とされている。連携制御装置50は、連携制御部51と、通信部52とを有する。
The
連携制御部51は、レンジフードファン10、熱交換換気装置20、電気錠30およびドア開閉検出部40から取得した状態情報に基づいて、換気装置の運転状態を変更する制御を行う連携制御機能を有する。連携制御部51は、電気錠30の状態変化を検出し、レンジフードファン10および熱交換換気装置20の運転状態を変更する制御を行う連携制御機能を有する。すなわち、連携制御部51は、電気錠30が電気錠状態信号を電気錠30から取得し、該電気錠状態信号に基づいて、換気装置の運転を変更することにより、換気装置における排気運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消または弱める制御を行う。また、連携制御部51は、連携制御装置50の全体の動作を制御する。
The cooperation control unit 51 has a cooperation control function for performing control to change the operation state of the ventilation device based on the state information acquired from the
連携制御部51は、例えば、図3に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。連携制御部51が図3に示す処理回路により実現される場合、連携制御部51は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、連携制御部51の機能のうちの一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ101およびメモリ102を用いて実現するようにしてもよい。
The cooperation control unit 51 is realized, for example, as a processing circuit having a hardware configuration illustrated in FIG. When the cooperation control unit 51 is realized by the processing circuit illustrated in FIG. 3, the cooperation control unit 51 is realized by the
通信部52は、無線通信により操作端末装置60と通信を行う。また、連携制御装置50は、通信部52がインターネットなどの通信ネットワークに接続することにより、レンジフードファン10、熱交換換気装置20、電気錠30およびドア開閉検出部40の各機器の動作状態の確認および制御操作を建物外において行うことができる。
The
操作端末装置60は、たとえば携帯電話またはタブレットなどの携帯機器である。操作端末装置60は、レンジフードファン10および熱交換換気装置20の、運転、停止または風量の調整などの操作を行うための指示情報が入力され、該指示情報を連携制御装置50に送信する機能を有する。また、操作端末装置60は、レンジフードファン10、熱交換換気装置20、電気錠30およびドア開閉検出部40の各機器の動作状態または運転状態を表示する機能を有する。そして、操作端末装置60は、連携制御装置50と無線通信を行うことにより、連携制御機能の実行を連携制御装置50に設定または解除可能である。
The
操作端末装置60は、入力部61と、表示部62と、通信部63と、端末制御部64とを有する。入力部61と表示部62と通信部63と端末制御部64とは、互いに通信可能とされている。
The
入力部61は、使用者がレンジフードファン10および熱交換換気装置20の運転、停止または風量の調整などの操作を行うための指示情報を受け付ける。また、入力部61は、使用者が連携制御機能の実行の設定または解除の操作を行うための指示情報を受け付ける。入力部61は、受け付けた情報を端末制御部64に送信する。
The input unit 61 receives instruction information for the user to perform operations such as operation, stop, or adjustment of the air volume of the
表示部62は、レンジフードファン10、熱交換換気装置20、電気錠30およびドア開閉検出部40の各機器の動作状態または運転状態、および操作端末装置60に入力された情報など、換気システム1の制御または監視に必要な各種情報を表示する表示手段である。
The
通信部63は、連携制御装置50との間で各種情報の通信を無線通信により行う。
The
端末制御部64は、連携制御機能の実行を連携制御装置50に設定または解除する連携指示情報を受信すると、通信部63を介して該連携指示情報を連携制御装置50に送信する制御を行う。また、端末制御部64は、操作端末装置60全体の動作を制御する。
When the terminal control unit 64 receives cooperation instruction information for setting or canceling the execution of the cooperation control function in the
つぎに、第1種換気システムである本実施の形態1にかかる換気システム1が一般家庭住宅に適用された場合の該換気システムの動作の例について説明する。図4は、本発明の実施の形態1にかかる換気システムの一般家庭住宅における構成例を示す図である。図4においては、熱交換換気装置20によって常時換気、すなわち24時間換気が行われている状態でレンジフードファン10が運転を開始した状態を示している。図4において、矢印は空気の流れを示している。なお、図4においては、屋根および天井を透過して住宅を上から見た状態を模式的に示している。
Below, the example of operation | movement of this ventilation system when the ventilation system 1 concerning this Embodiment 1 which is a 1st type ventilation system is applied to a general household house is demonstrated. FIG. 4: is a figure which shows the structural example in the general household house of the ventilation system concerning Embodiment 1 of this invention. FIG. 4 shows a state in which the
住宅の1階のリビングダイニングキッチン201には、レンジフードファン10が配置されている。以下では、リビングダイニングキッチン201をLDK201と記載する場合がある。レンジフードファン10は、建物の外壁まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第1排気風路部211の一端に接続されている。第1排気風路部211の他端は、建物の外壁に設けられた屋外排気口221に接続されている。また、LDK201には、レンジフードファン操作スイッチ12が配置されている。
A
また、レンジフードファン10は、建物の外壁まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第1給気風路部212の一端に接続されている。第1給気風路部212の他端は、建物の外壁に設けられた屋外給気口222に接続されている。なお、第1給気風路部212からの給気は、第1排気風路部211へは流れない。
Further, the
住宅の1階の洗面所202の天井裏には、熱交換換気装置20が配置されている。熱交換換気装置20は、建物の外部まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第2排気風路部213の一端に接続されている。第2排気風路部213の他端は、建物の外壁に設けられた屋外排気口223に接続されている。また、熱交換換気装置20は、浴室203まで配設されて該浴室に連通したダクトからなる第3排気風路部214の一端に接続されている。第3排気風路部214の他端は、浴室203の天井設けられた浴室排気口224に接続されている。
A
また、熱交換換気装置20は、トイレ204まで配設されて該トイレ204に連通したダクトからなる第4排気風路部215の一端に接続されている。第4排気風路部215の他端は、トイレ204の天井設けられたトイレ排気口225に接続されている。また、熱交換換気装置20は、建物の外部まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第2給気風路部216の一端に接続されている。第2給気風路部216の他端は、建物の外壁に設けられた屋外給気口226に接続されている。
The
また、熱交換換気装置20は、LDK201および他の室内である第1洋室205、第2洋室206、和室207まで配設されて該LDK201および他の室内に連通したダクトからなる第3給気風路部217の一端に接続されている。第3給気風路部217の他端は、LDK201および他の室内である第1洋室205、第2洋室206、和室207に設けられた室内給気口227に接続されている。
Further, the
玄関209に設けられた玄関ドア208には、電気錠30およびドア開閉検出部40が取り付けられている。玄関ドア208は、屋外に通じる外開きのドアである。また、LDK201には、連携制御装置50および移動可能な操作端末装置60が配置されている。なお、図4においては建物内通信ライン70の図示を省略している。
An
つぎに、図4に示すように構成される換気システムの動作について説明する。図5は、図4に示す換気システム1の動作の手順を示すフローチャートである。図5では、換気システム1におけるレンジフードファン10と電気錠30との連携処理の動作について示している。
Next, the operation of the ventilation system configured as shown in FIG. 4 will be described. FIG. 5 is a flowchart showing an operation procedure of the ventilation system 1 shown in FIG. FIG. 5 shows the operation of the cooperation process between the
まず、ステップS10において、連携制御装置50の連携制御部51は、レンジフードファン10と電気錠30との連携制御機能を設定する。すなわち、熱交換換気装置20が常時換気、すなわち24時間換気を実施している状態で、レンジフードファン10と電気錠30との連携制御機能の設定を指示する旨の連携設定情報が、居住者により操作端末装置60の入力部61に入力される。操作端末装置60の入力部61は、連携設定情報を受け付けると、該連携設定情報を操作端末装置60の端末制御部64に送信する。端末制御部64は、連携設定情報を受信すると、操作端末装置60の通信部63を介して該連携指示情報を連携制御装置50の連携制御部51に送信する。そして、連携制御装置50の連携制御部51は、連携指示情報を受信すると、レンジフードファン10と電気錠30との連携設定情報を設定する。
First, in step S <b> 10, the cooperation control unit 51 of the
つぎに、ステップS20において、連携制御装置50の連携制御部51は、電気錠30が「施錠」状態であるか否かを判定する。連携制御装置50の連携制御部51は、電気錠30から送信される電気錠状態信号に基づいて、電気錠30が「施錠」状態であるか否かを判定する。連携制御部51は、電気錠30から電気錠状態信号として施錠状態信号または解錠状態信号を受信している。連携制御部51は、施錠状態信号を受信している場合には、電気錠30が「施錠」状態であると判定する。連携制御装置50は、解錠状態信号を受信している場合には、電気錠30が「施錠」状態である、すなわち電気錠30が「施錠」状態ではないと判定する。
Next, in step S20, the cooperation controller 51 of the
電気錠30が「施錠」状態でない場合、すなわちステップS20においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS20を繰り返す。
When the
電気錠30が「施錠」状態である場合、すなわちステップS20においてYesの場合は、連携制御部51は、ステップS30において、レンジフードファン10が運転中であるか否かを判定する。連携制御部51は、レンジフードファン10から運転状態信号として、レンジフードファン運転開始信号またはレンジフードファン運転停止信号を受信して記憶している。連携制御部51は、最新の運転状態信号としてレンジフードファン運転開始信号を受信している場合、すなわち直近に受信した運転状態信号がレンジフードファン運転開始信号である場合には、レンジフードファン10が運転中であると判定する。連携制御部51は、最新の運転状態信号としてレンジフードファン運転停止信号を受信している場合には、レンジフードファン10が停止中である、すなわちレンジフードファン10が運転中ではないと判定する。
When the
レンジフードファン10が運転中ではない場合、すなわちステップS30においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS20に戻る。
If the
レンジフードファン10が運転中である場合、すなわちステップS30においてYesの場合は、ステップS40において、連携制御部51は、電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したか否かを判定する。すなわち、連携制御部51は、電気錠30から最新の電気錠状態信号として解錠状態信号を受信したか否かを判定する。連携制御部51は、最新の電気錠状態信号として解錠状態信号を受信している場合に、電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したと判定する。
If the
連携制御部51は、ステップS20において、電気錠30が「施錠」状態であると判定している。したがって、連携制御部51は、ステップS20以降に電気錠30から電気錠状態信号として解錠状態信号を受信している場合には、電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したと判定する。これにより、連携制御部51において、電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したことが検出される。一方、連携制御部51は、ステップS20以降に電気錠30から電気錠状態信号として解錠状態信号を受信していない場合には、電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化していないと判定する。
In step S20, the cooperation control unit 51 determines that the
電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化していない場合、すなわちステップS40においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS20に戻る。
When the state of the
電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化した場合、すなわちステップS40においてYesの場合は、ステップS50において連携制御部51は、レンジフードファン10を一時的に停止させる制御を行う。すなわち、連携制御部51は、レンジフードファン10を一時的に停止させるために、レンジフードファン10の停止を指示する旨の停止指示信号であるレンジフードファン停止指示信号を、連携制御装置50の通信部52を介してレンジフードファン10の制御部13に送信する制御を行う。
When the state of the
レンジフードファン10の制御部13は、レンジフードファン停止指示信号を受信すると、該レンジフードファン停止指示信号に基づいて、レンジフードファン10を停止させる。すなわち、レンジフードファン10の制御部13は、レンジフードファン停止指示信号に基づいて排気部11を停止させて、排気運転を停止させる。
When receiving the range hood fan stop instruction signal, the
また、ステップS40において電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したと判定された後に、玄関ドア208が開かれる。玄関ドア208が開かれると、ドア開閉検出部40の開閉検出部41が、玄関ドア208の開閉状態を検出し、ドア開閉検出信号として開検出信号をドア開閉検出部40の検出制御部42に送信する。検出制御部42は、開閉検出部41から受信した開検出信号を連携制御装置50の連携制御部51に送信する。そして、連携制御装置50の連携制御部51は、受信した開検出信号を記憶する。
Further, after it is determined in step S40 that the state of the
ここで、気密性が高い住宅においてレンジフードファン10による局所換気が実施されている場合には、建物外から室内すなわち建物内に空気を取り込む給気が不足し、建物内の空気の圧力が負圧となる。建物内の空気の圧力が負圧となると、玄関ドアが開けられない、玄関ドアが開けにくい、といった状態となる。特に、集合住宅などの超高気密住宅ではこの傾向が顕著である。
Here, when local ventilation by the
そこで、本実施の形態1においては、連携制御部51は、レンジフードファン10の運転中に電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したか否かを判定する。そして、連携制御部51は、レンジフードファン10の運転中に電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したことを検出した場合に、局所換気として運転しているレンジフードファン10の運転を一時的に停止させる。これにより、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消し、玄関ドア208を開け易くすることができる。
Therefore, in the first embodiment, the cooperation control unit 51 determines whether or not the state of the
また、玄関には換気装置のようにフィルターはないため、建物外の空気が大量に建物内に流入する場合には、PM(Particulate Matter)2.5などの微小粒子状物質および花粉といった微粒子が建物内への流入してしまう。レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消することにより、建物内の空気の負圧状態に起因して、玄関ドア208が開かれた玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することを防止できる。すなわち、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消することにより、建物内と建物外との気圧差に起因して、玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することを防止できる。これにより、レンジフードファン10の運転に起因して玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することによる、PM2.5などの微小粒子状物質および花粉といった微粒子の建物内への流入を防止することができる。
Also, since there is no filter at the entrance like a ventilator, when a large amount of air outside the building flows into the building, fine particulate matter such as PM (Particulate Matter) 2.5 and pollen It will flow into the building. By temporarily eliminating the negative pressure state of the air in the building due to the operation of the
つぎに、ステップS60において、連携制御装置50の連携制御部51は、玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化したか否かを判定する。連携制御装置50の連携制御部51は、ドア開閉検出部40の開閉検出部41から送信される閉検出信号に基づいて、玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化したか否かを判定する。すなわち、連携制御部51は、ドア開閉検出部40の開閉検出部41から最新のドア開閉検出信号として閉検出信号を受信したか否かを判定する。連携制御部51は、最新のドア開閉検出信号として閉検出信号を受信している場合に、玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化したと判定する。
Next, in step S <b> 60, the cooperation control unit 51 of the
連携制御部51は、上述したようにドア開閉検出部40の開閉検出部41からドア開閉検出信号として開検出信号を受信して記憶している。連携制御部51は、開検出信号を受信して記憶している状態で、ドア開閉検出部40の開閉検出部41から最新のドア開閉検出信号として閉検出信号を受信した場合に、玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化したと判定する。これにより、連携制御部51において、玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化したことが検出される。
As described above, the cooperation control unit 51 receives and stores the opening detection signal as the door opening / closing detection signal from the opening / closing detection unit 41 of the door opening /
一方、連携制御部51は、開検出信号を受信して記憶している状態で、ドア開閉検出部40の開閉検出部41から最新のドア開閉検出信号として閉検出信号を受信していない場合には、玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化していないと判定する。
On the other hand, when the cooperation control unit 51 has received and stored the open detection signal and has not received the close detection signal as the latest door open / close detection signal from the open / close detection unit 41 of the door open /
玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化していない場合、すなわちステップS60においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS60を繰り返す。
When the open / closed state of the
玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化した場合、すなわちステップS60においてYesの場合は、ステップS70において連携制御装置50の連携制御部51は、停止しているレンジフードファン10を元の運転状態に戻す制御を行う。すなわち、連携制御部51は、一時的に停止させているレンジフードファン10を再び運転状態に戻すために、連携制御装置50の通信部52を介して、レンジフードファン10の運転の元の状態への復帰を指示する旨の運転復帰信号をレンジフードファン10の制御部13に送信する制御を行う。
When the open / closed state of the
レンジフードファン10の制御部13は、運転復帰信号を受信すると、該運転復帰信号に基づいて、レンジフードファン10を運転させる。すなわち、レンジフードファン10の制御部13は、運転復帰信号に基づいて排気部11を動作させて、排気運転を再開させる。
When receiving the operation return signal, the
その後、連携制御装置50の連携制御部51は、ステップS20に戻って処理を繰り返す。
Then, the cooperation control part 51 of the
なお、ステップS40における判定方法は、上記の方法に限定されない。たとえば電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化した場合に、電気錠30から連携制御装置50の連携制御部51に対して、状態変化信号として電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化した旨の解錠変化信号を送信してもよい。この場合には、連携制御装置50の連携制御部51は、最新の状態変化信号として解錠変化信号を受信している場合に、電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したと判定する。
Note that the determination method in step S40 is not limited to the above method. For example, when the state of the
また、上記においてはステップS50においてレンジフードファン10を一時的に停止させる場合について説明したが、レンジフードファン10を一時的に停止させる代わりにステップS50においてレンジフードファン10の運転を一時的に弱い運転モードに切り替えてレンジフードファン10の排気運転を一時的に弱めてもよい。レンジフードファン10の排気部11は、排気風量を数段階に切り替えて運転可能である。この場合には、レンジフードファン10の運転を、現在のレンジフードファン10の運転モードよりも排気風量が少ない、現在のレンジフードファン10の運転モードよりも弱い運転モードに変更して、レンジフードファン10の排気運転を一時的に弱めてもよい。
In the above description, the case where the
この場合は、連携制御装置50の連携制御部51は、ステップS50において、レンジフードファン10の排気運転を一時的に弱める制御を行う。すなわち、連携制御部51は、現在のレンジフードファン10の運転モードよりも排気風量が少ない弱運転のモードへの切り替えを指示する旨の弱運転指示信号であるレンジフードファン弱運転指示信号を、建物内通信ライン70を介してレンジフードファン10の制御部13に送信する制御を行う。
In this case, the cooperation controller 51 of the
レンジフードファン10の制御部13は、レンジフードファン弱運転指示信号を受信すると、該レンジフードファン弱運転指示信号に基づいて、局所換気として運転しているレンジフードファン10の排気部11の運転を現在のレンジフードファン10の運転モードよりも排気風量が少ない、現在のレンジフードファン10の運転モードよりも弱い運転モードに切り替えてレンジフードファン10の排気運転を一時的に弱める。これにより、建物内の空気の負圧状態を一時的に弱め、玄関ドア208を開け易くすることができる。
When receiving the range hood fan weak operation instruction signal, the
また、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に弱めることにより、建物内の空気の負圧状態に起因して、ドアが開かれた玄関から建物外の空気が大量に建物内に流入することを抑制できる。すなわち、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に弱めることにより、建物内と建物外との気圧差に起因して、玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することを抑制できる。これにより、レンジフードファン10の運転に起因して玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することによる、PM2.5などの微小粒子状物質および花粉といった微粒子の建物内への流入を抑制することができる。
Further, by temporarily weakening the negative pressure state of the air in the building due to the operation of the
また、上記においてはレンジフードファン10と、熱交換換気装置20と、電気錠30と、ドア開閉検出部40と、連携制御装置50とが、建物内通信ライン70を介して通信可能とされた場合について示したが、これらの各構成部が無線通信により通信可能とされてもよい。
In the above, the
上述したように、本実施の形態1にかかる換気システム1は、レンジフードファン10の運転中に電気錠30が「施錠」から「解錠」に変化したことを検出した場合に、レンジフードファン10の運転を瞬時に停止することで、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消する。これにより、換気システム1は、レンジフードファン10の運転に起因して建物内の空気が負圧状態となっていた場合でも、玄関ドア208を開け易くすることができる。また、玄関ドア208以外の、建物において屋外に通じる外開きのドアについても同様に開け易くすることができる。また、換気システム1は、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消することにより、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態に起因した微粒子の建物内への流入を防止することができる。
As described above, the ventilation system 1 according to the first embodiment detects the range hood fan when it detects that the
また、本実施の形態1にかかる換気システム1は、レンジフードファン10の運転中に電気錠30が「施錠」から「解錠」に変化したことを検出した場合に、レンジフードファン10の運転を現在の運転モードよりも排気風量の少ない運転に瞬時に切り替えることで、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に弱める。これにより、換気システム1は、レンジフードファン10の運転に起因して建物内の空気が負圧状態となっていた場合でも、玄関ドア208を開け易くすることができる。また、換気システム1は、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に弱めることにより、レンジフードファン10の運転による建物内の空気の負圧状態に起因した微粒子の建物内への流入を抑制することができる。
The ventilation system 1 according to the first embodiment operates the
したがって、本実施の形態1にかかる換気システム1は、建物内において局所換気が実施されている場合でも建物において屋外に通じる外開きのドアであるを開け易く、また局所換気に起因した建物外からの微粒子の侵入を防止または抑制することが可能な換気システムを提供することができる。 Therefore, the ventilation system 1 according to the first embodiment can easily open the door that opens to the outside in the building even when the local ventilation is performed in the building, and from the outside of the building due to the local ventilation. It is possible to provide a ventilation system capable of preventing or suppressing the entry of fine particles.
実施の形態2.
実施の形態1では、レンジフードファン10による局所換気の実施中における換気システム1の連携制御機能について説明した。実施の形態2では、図4に示すように換気システム1が一般家庭住宅に適用された場合における、熱交換換気装置20による局所換気の実施中における換気システム1の連携制御機能について説明する。図6は、図4に示す換気システム1の他の動作の手順を示すフローチャートである。図6では、換気システム1における熱交換換気装置20と電気錠30との連携処理の動作について示している。
Embodiment 2. FIG.
In Embodiment 1, the cooperative control function of the ventilation system 1 during implementation of local ventilation by the
まず、実施の形態1の場合と同様にステップS10およびステップS20が行われる。電気錠30が「施錠」状態でない場合、すなわちステップS20においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS20を繰り返す。
First, step S10 and step S20 are performed as in the case of the first embodiment. When the
電気錠30が「施錠」状態である場合、すなわちステップS20においてYesの場合は、連携制御部51は、ステップS110において、熱交換換気装置20が急速排気運転中であるか否かを判定する。連携制御部51は、熱交換換気装置20から運転状態信号として、24時間換気運転開始信号または急速排気運転開始信号を受信して記憶している。連携制御部51は、最新の運転状態信号として急速排気運転開始信号を受信している場合には、熱交換換気装置20が急速排気運転中であると判定する。連携制御部51は、最新の運転状態信号として24時間換気運転開始信号を受信している場合には、熱交換換気装置20が24時間換気運転中である、すなわち急速排気運転中ではないと判定する。
When the
熱交換換気装置20が急速排気運転中ではない場合、すなわちステップS110においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS20に戻る。
When the
熱交換換気装置20が急速排気運転中である場合、すなわちステップS110においてYesの場合は、連携制御部51は、ステップS40を実行する。
When the
電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化していない場合、すなわちステップS40においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS20に戻る。
When the state of the
電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化した場合、すなわちステップS40においてYesの場合は、ステップS120において連携制御部51は、熱交換換気装置20の運転を急速排気運転から24時間換気運転に切り替えて熱交換換気装置20の給気風量と排気風量とを同一とする制御を行う。すなわち、連携制御部51は、熱交換換気装置20の運転を24時間換気運転に切り替えるために、24時間換気運転の実行を指示する旨の24時間換気運転指示信号を、連携制御装置50の通信部52を介して熱交換換気装置20の制御部25に送信する制御を行う。
When the state of the
熱交換換気装置20の制御部25は、24時間換気運転指示信号を受信すると、該24時間換気運転指示信号に基づいて、換気運転を急速排気運転から24時間換気運転に切り替える。これにより、熱交換換気装置20の急速排気運転に起因した建物内の空気の負圧を解消することができる。
When receiving the 24-hour ventilation operation instruction signal, the
また、ステップS40において電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したと判定された後に、玄関ドア208が開かれる。玄関ドア208が開かれると、実施の形態1の場合と同様に、ドア開閉検出部40の開閉検出部41が玄関ドア208の開閉状態を検出し、開検出信号が連携制御装置50の連携制御部51に送信される。そして、連携制御装置50の連携制御部51は、受信した開検出信号を記憶する。
Further, after it is determined in step S40 that the state of the
本実施の形態2においては、連携制御部51は、熱交換換気装置20の急速排気運転中に電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したか否かを判定する。そして、連携制御部51は、熱交換換気装置20の急速排気運転中に電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したことを検出した場合に、局所換気として運転している急速排気運転を24時間換気運転に切り替える。これにより、熱交換換気装置20の急速排気運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消し、玄関ドア208を開け易くすることができる。
In the second embodiment, the cooperation control unit 51 determines whether or not the state of the
また、熱交換換気装置20の急速排気運転の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消することにより、建物内の空気の負圧状態に起因して、玄関ドア208が開かれた玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することを防止できる。すなわち、熱交換換気装置20の急速排気運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消することにより、建物内と建物外との気圧差に起因して、玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することを防止できる。これにより、熱交換換気装置20の急速排気運転に起因して玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することによる、PM2.5などの微小粒子状物質および花粉といった微粒子の建物内への流入を防止することができる。
Further, by temporarily eliminating the negative pressure state of the air in the building due to the rapid exhaust operation of the
つぎに、実施の形態1の場合と同様にステップS60が行われる。玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化していない場合、すなわちステップS60においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS60を繰り返す。
Next, step S60 is performed as in the case of the first embodiment. When the open / closed state of the
玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化した場合、すなわちステップS60においてYesの場合は、ステップS130において連携制御装置50の連携制御部51は、熱交換換気装置20の運転状態を元の運転状態に戻す制御を行う。すなわち、連携制御部51は、熱交換換気装置20の運転を再び急速排気運転に戻すために、連携制御装置50の通信部52を介して、熱交換換気装置20の運転の元の状態への復帰を指示する旨の運転復帰信号を熱交換換気装置20の制御部25に送信する制御を行う。
When the open / closed state of the
熱交換換気装置20の制御部25は、運転復帰信号を受信すると、該運転復帰信号に基づいて、熱交換換気装置20の運転を24時間換気運転から急速排気運転に切り替える。
When receiving the operation return signal, the
その後、連携制御装置50の連携制御部51は、ステップS20に戻って処理を繰り返す。
Then, the cooperation control part 51 of the
また、上記においてはステップS120において熱交換換気装置20の運転を急速排気運転から24時間換気運転に切り替える場合について説明したが、24時間換気運転に切り替える代わりにステップS120において熱交換換気装置20の運転を、現在の急速排気運転よりも排気風量が少なく、24時間換気運転よりも排気風量が多い、弱排気運転に切り替えて熱交換換気装置20の排気運転を一時的に弱めてもよい。この場合は、連携制御装置50の連携制御部51は、ステップS120において、熱交換換気装置20の急速排気運転を一時的に弱める制御を行う。すなわち、連携制御部51は、弱排気運転への切り替えを指示する旨の弱排気運転指示信号を熱交換換気装置20の制御部25に送信する制御を行う。
In the above description, the case where the operation of the
熱交換換気装置20の制御部25は、弱排気運転指示信号を受信すると、該弱排気運転指示信号に基づいて、局所換気として運転している熱交換換気装置20の急速排気運転を弱排気運転に切り替えて熱交換換気装置20の排気運転を一時的に弱める。これにより、建物内の空気の負圧を一時的に低減させて、負圧状態を一時的に弱めることができ、玄関ドア208を開け易くすることができる。
When receiving the weak exhaust operation instruction signal, the
また、熱交換換気装置20の急速排気運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に弱めることにより、建物内の空気の負圧状態に起因して、玄関ドア208が開かれた玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することを抑制できる。すなわち、熱交換換気装置20の急速排気運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に弱めることにより、建物内と建物外との気圧差に起因して、玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することを抑制できる。これにより、熱交換換気装置20の急速排気運転に起因して玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することによる、PM2.5などの微小粒子状物質および花粉といった微粒子の建物内への流入を抑制することができる。
Further, by temporarily weakening the negative pressure state of the air in the building due to the rapid exhaust operation of the
上述したように、本実施の形態2によれば、熱交換換気装置20の急速排気運転中に電気錠30が「施錠」から「解錠」に変化したことを検出した場合に、熱交換換気装置20の運転を24時間換気運転または弱排気運転に切り替える。これにより、換気システム1は、熱交換換気装置20の急速排気運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消または弱めることができ、実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。
As described above, according to the second embodiment, when it is detected that the
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3にかかる換気システム2の構成を示すブロック図である。図8は、本発明の実施の形態3にかかる換気システム2の各構成の機能構成を示すブロック図である。換気システム2は、第3種換気システムであり、実施の形態1にかかる換気システム1において熱交換換気装置20の代わりに換気装置であるサニタリー排気装置80を備える。すなわち、換気システム2は、レンジフードファン10と、サニタリー排気装置80と、電気錠30と、ドア開閉検出部40と、連携制御装置50と、操作端末装置60と、建物内通信ライン70と、を備える。レンジフードファン10と、サニタリー排気装置80と、電気錠30と、ドア開閉検出部40と、連携制御装置50とは、建物内通信ライン70を介した有線通信により通信可能とされている。
Embodiment 3 FIG.
FIG. 7 is a block diagram showing a configuration of the ventilation system 2 according to the third embodiment of the present invention. FIG. 8 is a block diagram showing a functional configuration of each component of the ventilation system 2 according to the third embodiment of the present invention. The ventilation system 2 is a third type ventilation system, and includes a
サニタリー排気装置80は、換気装置であり、建物内における複数のサニタリーゾーンの空気の排気を行う換気装置である。ここで、サニタリーゾーンとは、キッチンを除いた、トイレ、浴室または洗面所などの、衛生のための設備を持つスペースを意味する。サニタリー排気装置80は、たとえば建物の屋根裏または各階の天井裏などの室内以外のスペースに配置される。
The
サニタリー排気装置80は、建物の外部まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第5排気風路部の一端に接続されている。第5排気風路部の他端は、建物の外壁に設けられた屋外排気口に接続されている。また、サニタリー排気装置80は、洗面所まで配設されて該洗面所に連通したダクトからなる第6排気風路部の一端に接続されている。第6排気風路部の他端は、洗面所の天井に設けられた洗面所排気口に接続されている。
The
また、サニタリー排気装置80は、浴室まで配設されて該浴室に連通したダクトからなる第7排気風路部の一端に接続されている。第7排気風路部の他端は、浴室の天井に設けられた浴室排気口に接続されている。また、サニタリー排気装置80は、トイレまで配設されて該トイレに連通したダクトからなる第8排気風路部の一端に接続されている。第8排気風路部の他端は、トイレの天井に設けられた室内排気口に接続されている。
In addition, the
サニタリー排気装置80は、排気部81と、サニタリー排気装置操作スイッチ82と制御部83とを有する。排気部81は、送風機を備えて排気を実行する。サニタリー排気装置操作スイッチ82は、居住者がサニタリー排気装置80の運転、停止または風量の調整などの操作を行うための指示情報を入力するスイッチであり、サニタリーゾーンの任意の部屋に配置される。サニタリー排気装置80は、サニタリー排気装置操作スイッチ82を操作することによって、または連携制御装置50の指示信号に基づいて、排気風量を数段階に切り替えて運転可能である。
The
制御部83は、サニタリー排気装置80の運転状態を示す運転状態信号としてのサニタリー排気運転開始信号およびサニタリー排気運転停止信号の送信を含む、サニタリー排気装置80の全体の処理を制御する。制御部83は、サニタリー排気装置80の運転が開始されると、該サニタリー排気装置80が運転を開始した旨を通知する信号であるサニタリー排気運転開始信号を、建物内通信ライン70を介して連携制御装置50の連携制御部51に送信する。制御部83は、排気部81が運転を開始すると同時に、サニタリー排気運転開始信号を送信する。
The control unit 83 controls the entire processing of the
また、制御部83は、サニタリー排気装置80の運転が停止すると、サニタリー排気装置80が運転を停止した旨を通知する信号であるサニタリー排気運転停止信号を、建物内通信ライン70を介して連携制御装置50の連携制御部51に送信する。制御部83は、サニタリー排気装置80が運転を停止すると同時に、サニタリー排気運転停止信号を送信する。
In addition, when the operation of the
制御部83は、例えば、図3に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。制御部83が図3に示す処理回路により実現される場合、制御部83は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、制御部83の機能のうちの一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ101およびメモリ102を用いて実現するようにしてもよい。
The control unit 83 is realized, for example, as a processing circuit having a hardware configuration illustrated in FIG. When the control unit 83 is realized by the processing circuit illustrated in FIG. 3, the control unit 83 is realized by the
上記のように構成されたサニタリー排気装置80は、第3種換気設備であり、排気部81が有する送風機による機械換気を行って屋外排気口から排気を行う。また、サニタリー排気装置80における給気は、排気によって室内の空気が負圧になることより、自然に屋外給気口から外気が流入する自然給気により行われる。
The
つぎに、第3種換気システムである本実施の形態3にかかる換気システム2が一般家庭住宅に適用された場合の該換気システム2の動作の例について説明する。図9は、本発明の実施の形態3にかかる換気システム2の一般家庭住宅における構成例を示す図である。図9においては、レンジフードファン10が停止している状態でサニタリー排気装置80が急速排気運転を開始した状態を示している。図9において、矢印は空気の流れを示している。なお、図9においては、屋根および天井を透過して住宅を上から見た状態を模式的に示している。
Below, the example of operation | movement of this ventilation system 2 when the ventilation system 2 concerning this Embodiment 3 which is a 3rd type ventilation system is applied to a general household house is demonstrated. FIG. 9: is a figure which shows the structural example in the general household house of the ventilation system 2 concerning Embodiment 3 of this invention. FIG. 9 shows a state in which the
住宅の1階の浴室203の天井裏には、サニタリー排気装置80が配置されている。サニタリー排気装置80は、建物の外部まで配設されて建物外に連通したダクトからなる第5排気風路部301の一端に接続されている。第5排気風路部301の他端は、建物の外壁に設けられた屋外排気口311に接続されている。また、サニタリー排気装置80は、洗面所202まで配設されて該洗面所202に連通したダクトからなる第6排気風路部302の一端に接続されている。第6排気風路部302の他端は、洗面所202の天井に設けられた洗面所排気口312に接続されている。
A
また、サニタリー排気装置80は、浴室203まで配設されて該浴室203に連通したダクトからなる第7排気風路部303の一端に接続されている。第7排気風路部303の他端は、浴室203の天井に設けられた浴室排気口313に接続されている。また、サニタリー排気装置80は、トイレ204まで配設されて該トイレ204に連通したダクトからなる第8排気風路部304の一端に接続されている。第8排気風路部304の他端は、トイレ204の天井に設けられたトイレ排気口314に接続されている。
Further, the
また、LDK201および他の室内である第1洋室205、第2洋室206、和室207の壁には、建物内に24時間、給気をするための自然給気口315が設置されている。自然給気口315は、サニタリー排気装置80の排気により建物内の空気が負圧になると自然流入により屋外から空気を取り入れる。これにより、サニタリー排気装置80による排気と自然給気口315からの給気との釣り合いが取られ、建物内の空気の圧力がほぼ大気圧になり、24時間換気を行うことができる。すなわち、サニタリー排気装置80による排気風量は、自然給気口315での給気が可能な風量で行われる。
A
なお、レンジフードファン10、電気錠30およびドア開閉検出部40の配置については、図4の場合と同様であるので詳細な説明を省略する。
The arrangement of the
サニタリー排気装置80は、浴室に設置された浴室排気口313から空気を吸い込んで屋外へ排出すると同時に、洗面所202に設置された洗面所排気口312およびトイレ204に設置されたトイレ排気口314から空気を吸い込んで屋外へ排出する。サニタリー排気装置80は、トイレ、浴室、洗面所といったサニタリーゾーンにおいて、給気風量と排気風量とがほぼ同一となる常時換気、すなわち24時間換気を行う。また、サニタリー排気装置80は、トイレまたは浴室の使用後、臭気または湿気を速やかに排気するために、排気風量のみを24時間換気よりも一時的に増加させて速やかな排気を実現する急速排気運転を行う急速排気運転機能を備えている。
The
つぎに、図9に示すように構成される換気システム2の動作について説明する。図10は、図9に示す換気システム2の動作の手順を示すフローチャートである。図10では、換気システム2におけるサニタリー排気装置80と電気錠30との連携処理の動作について示している。
Next, the operation of the ventilation system 2 configured as shown in FIG. 9 will be described. FIG. 10 is a flowchart showing an operation procedure of the ventilation system 2 shown in FIG. FIG. 10 shows the operation of the cooperation process between the
まず、実施の形態1の場合と同様にステップS10およびステップS20が行われる。電気錠30が「施錠」状態でない場合、すなわちステップS20においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS20を繰り返す。
First, step S10 and step S20 are performed as in the case of the first embodiment. When the
電気錠30が「施錠」状態である場合、すなわちステップS20においてYesの場合は、連携制御部51は、ステップS210において、サニタリー排気装置80が急速排気運転中であるか否かを判定する。連携制御部51は、サニタリー排気装置80の制御部83から運転状態信号として、24時間換気運転開始信号または急速排気運転開始信号を受信して記憶している。連携制御部51は、最新の運転状態信号として急速排気運転開始信号を受信している場合には、サニタリー排気装置80が急速排気運転中であると判定する。連携制御部51は、最新の運転状態信号として24時間換気運転開始信号を受信している場合には、サニタリー排気装置80が24時間換気運転中である、すなわち急速排気運転中ではないと判定する。
When the
サニタリー排気装置80が急速排気運転中ではない場合、すなわちステップS210においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS20に戻る。
When the
サニタリー排気装置80が急速排気運転中である場合、すなわちステップS210においてYesの場合は、連携制御部51は、ステップS40を実行する。
When the
電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化していない場合、すなわちステップS40においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS20に戻る。
When the state of the
電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化した場合、すなわちステップS40においてYesの場合は、ステップS220において連携制御部51は、サニタリー排気装置80を一時的に停止させる制御を行う。すなわち、連携制御部51は、サニタリー排気装置80を一時的に停止させるために、サニタリー排気装置80の停止を指示する旨の停止指示信号を、連携制御装置50の通信部52を介してサニタリー排気装置80の制御部83に送信する制御を行う。
When the state of the
サニタリー排気装置80の制御部83は、停止指示信号を受信すると、該停止指示信号に基づいて、サニタリー排気装置80を停止させる。すなわち、サニタリー排気装置80の制御部83は、停止指示信号に基づいて排気部81を停止させて、排気運転を停止させる。これにより、サニタリー排気装置80の急速排気運転に起因した建物内の空気の負圧を解消することができる。
When receiving the stop instruction signal, the control unit 83 of the
また、ステップS40において電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したと判定された後に、玄関ドア208が開かれる。玄関ドア208が開かれると、実施の形態1の場合と同様に、ドア開閉検出部40の開閉検出部41が玄関ドア208の開閉状態を検出し、開検出信号が連携制御装置50の連携制御部51に送信される。そして、連携制御装置50の連携制御部51は、受信した開検出信号を記憶する。
Further, after it is determined in step S40 that the state of the
本実施の形態3においては、連携制御部51は、サニタリー排気装置80の急速排気運転中に電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したか否かを判定する。そして、連携制御部51は、サニタリー排気装置80の急速排気運転中に電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したことを検出した場合に、局所換気として運転している急速排気運転を一時的に停止する。これにより、サニタリー排気装置80の急速排気運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消し、玄関ドア208を開け易くすることができる。
In the third embodiment, the cooperation control unit 51 determines whether or not the state of the
また、サニタリー排気装置80の急速排気運転の運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消することにより、建物内の空気の負圧状態に起因して、玄関ドア208が開かれた玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することを防止できる。すなわち、サニタリー排気装置80の急速排気運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消することにより、建物内と建物外との気圧差に起因して、玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することを防止できる。これにより、サニタリー排気装置80の急速排気運転に起因して玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することによる、PM2.5などの微小粒子状物質および花粉といった微粒子の建物内への流入を防止することができる。
Moreover, the
つぎに、実施の形態1の場合と同様にステップS60が行われる。玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化していない場合、すなわちステップS60においてNoの場合は、連携制御部51は、ステップS60を繰り返す。
Next, step S60 is performed as in the case of the first embodiment. When the open / closed state of the
玄関ドア208の開閉状態が「開」状態から「閉」状態へ変化した場合、すなわちステップS60においてYesの場合は、ステップS230において連携制御装置50の連携制御部51は、サニタリー排気装置80の運転状態を元の運転状態に戻す制御を行う。すなわち、連携制御部51は、サニタリー排気装置80の運転を再び急速排気運転に戻すために、連携制御装置50の通信部52を介して、サニタリー排気装置80の運転の元の状態への復帰を指示する旨の運転復帰信号をサニタリー排気装置80の制御部83に送信する制御を行う。
When the open / close state of the
サニタリー排気装置80の制御部83は、運転復帰信号を受信すると、該運転復帰信号に基づいて排気部81を動作させて、急速排気運転を再開させ、サニタリー排気装置80を元の運転状態へ復帰させる。
When receiving the operation return signal, the control unit 83 of the
その後、連携制御装置50の連携制御部51は、ステップS20に戻って処理を繰り返す。
Then, the cooperation control part 51 of the
また、上記においてはステップS220においてサニタリー排気装置80を一時的に停止させる場合について説明したが、ステップS220においてサニタリー排気装置80の運転を一時的に急速排気運転から24時間換気運転に切り替えてもよい。この場合は、連携制御部51は、24時間換気運転の実行を指示する旨の24時間換気運転指示信号を、連携制御装置50の通信部52を介してサニタリー排気装置80の制御部83に送信する制御を行う。
In the above description, the
サニタリー排気装置80の制御部83は、24時間換気運転指示信号を受信すると、該24時間換気運転指示信号に基づいて、急速排気運転から24時間換気運転に切り替える。これにより、サニタリー排気装置80の急速排気運転に起因した建物内の空気の負圧を解消することができる。これにより、玄関ドア208を開け易くすることができ、また、サニタリー排気装置80の急速排気運転に起因して玄関209から建物外の空気が大量に建物内に流入することによる、PM2.5などの微小粒子状物質および花粉といった微粒子の建物内への流入を抑制することができる。
When receiving the 24-hour ventilation operation instruction signal, the control unit 83 of the
上述したように、本実施の形態3にかかる換気システム2は、サニタリー排気装置80の急速排気運転中に電気錠30が「施錠」から「解錠」に変化したことを検出した場合に、サニタリー排気装置80の運転を一時停止させる。これにより、換気システム2は、サニタリー排気装置80の急速排気運転による建物内の空気の負圧状態を一時的に解消または弱めることができる。
As described above, the ventilation system 2 according to the third embodiment, when detecting that the
したがって、本実施の形態3にかかる換気システム2は、建物内において局所換気が実施されている場合でも玄関ドアを開け易く、また局所換気に起因した建物外からの微粒子の侵入を防止または抑制することが可能な換気システムを提供することができる。 Therefore, the ventilation system 2 according to the third embodiment can easily open the entrance door even when local ventilation is performed in the building, and prevents or suppresses invasion of fine particles from outside the building due to local ventilation. It is possible to provide a ventilation system that can.
実施の形態4.
図11は、図4に示す換気システム1の他の動作の手順を示すフローチャートである。図11では、換気システム1におけるレンジフードファン10と電気錠30との連携処理の動作について示している。図11に示す換気システム1の動作の手順が、図5に示した換気システム1の動作の手順と異なる点は、ステップS70でレンジフードファン10を元の運転状態に戻すための条件であるステップとして、ステップS60の代わりにステップS310を実施することである。
Embodiment 4 FIG.
FIG. 11 is a flowchart showing another operation procedure of the ventilation system 1 shown in FIG. FIG. 11 shows the operation of the cooperation process between the
ステップS310では、連携制御装置50の連携制御部51は、ステップS50において電気錠30の状態が「施錠」から「解錠」へ変化したことが検出されてから既定の一定時間:T秒の経過後に、レンジフードファン10を元の運転状態に戻す制御を行う。すなわち、ステップS310でYesの場合は、連携制御部51はステップS70に進む。また、ステップS310でNoの場合は、連携制御部51、ステップS310を繰り返す。ステップS310を実施することにより、いつまでも玄関ドア208の「閉」状態が検出されず、レンジフードファン10の停止状態が続くことにより調理中の臭気が屋内に拡散することを抑制することが可能となる。
In step S310, the cooperation control unit 51 of the
また、実施の形態2または実施の形態3において、ステップS60の代わりにステップS310を実施してもよい。 In the second embodiment or the third embodiment, step S310 may be performed instead of step S60.
さらに、実施の形態1と実施の形態2との組み合わせた場合、または実施の形態1と実施の形態3との組み合わせた場合など、複数の換気装置を組み合せた場合でも、各実施の形態における効果を得ることができ、連携制御機能を有効に活用することができる。 Furthermore, even when a plurality of ventilation devices are combined, such as when the first embodiment and the second embodiment are combined, or when the first embodiment and the third embodiment are combined, the effect of each embodiment is achieved. And can effectively use the linkage control function.
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。 The configuration described in the above embodiment shows an example of the contents of the present invention, and can be combined with another known technique, and can be combined with other configurations without departing from the gist of the present invention. It is also possible to omit or change the part.
1,2 換気システム、10 レンジフードファン、11 排気部、12 レンジフードファン操作スイッチ、13,25,83 制御部、20 熱交換換気装置、21 熱交換器、22 排気側送風機、23 給気側送風機、24 熱交換器操作スイッチ、30 電気錠、31 電気錠部、32 電気錠制御部、40 ドア開閉検出部、41 開閉検出部、42 検出制御部、50 連携制御装置、51 連携制御部、52,63 通信部、60 操作端末装置、61 入力部、62 表示部、64 端末制御部、70 建物内通信ライン、80 サニタリー排気装置、81 排気部、82 サニタリー排気装置操作スイッチ、101 プロセッサ、102 メモリ、201 リビングダイニングキッチン、202 洗面所、203 浴室、204 トイレ、205 第1洋室、206 第2洋室、207 和室、208 玄関ドア、209 玄関、211 第1排気風路部、212 第1給気風路部、213 第2排気風路部、214 第3排気風路部、215 第4排気風路部、216 第2給気風路部、217 第3給気風路部、221,223,311 屋外排気口、222,226 屋外給気口、224 浴室排気口、225,314 トイレ排気口、227 室内給気口、301 第5排気風路部、302 第6排気風路部、303 第7排気風路部、304 第8排気風路部、312 洗面所排気口、313 浴室排気口、315 自然給気口。 1, 2 Ventilation system, 10 Range hood fan, 11 Exhaust section, 12 Range hood fan operation switch, 13, 25, 83 Control section, 20 Heat exchange ventilator, 21 Heat exchanger, 22 Exhaust side blower, 23 Supply side Blower, 24 Heat exchanger operation switch, 30 Electric lock, 31 Electric lock part, 32 Electric lock control part, 40 Door open / close detection part, 41 Open / close detection part, 42 Detection control part, 50 Cooperation control apparatus, 51 Cooperation control part, 52,63 communication unit, 60 operation terminal device, 61 input unit, 62 display unit, 64 terminal control unit, 70 communication line in building, 80 sanitary exhaust device, 81 exhaust unit, 82 sanitary exhaust device operation switch, 101 processor, 102 Memory, 201 Living-dining kitchen, 202 Toilet, 203 Bathroom, 204 Toilet, 20 1st Western-style room, 206 2nd Western-style room, 207 Japanese-style room, 208 entrance door, 209 entrance, 211 1st exhaust air passage section, 212 1st supply air passage section, 213 2nd exhaust air passage section, 214 3rd exhaust air passage section 215 Fourth exhaust air passage portion, 216 Second air supply air passage portion, 217 Third air supply air passage portion, 221, 223, 311 Outdoor exhaust port, 222, 226 Outdoor air supply port, 224 Bathroom exhaust port, 225, 314 Toilet exhaust port, 227 Indoor air supply port, 301 5th exhaust air channel unit, 302 6th exhaust air channel unit, 303 7th exhaust air channel unit, 304 8th exhaust air channel unit, 312 Toilet exhaust port, 313 Bathroom Exhaust port, 315 Natural air supply port.
Claims (7)
玄関ドアを施解錠する電気錠と、
前記換気装置が運転中であることを検出し、且つ前記屋内の空気の圧力が負圧になっている状態において前記電気錠の状態が施錠から解錠に変化したことを検出した場合に、前記換気装置の運転を制御して前記屋内の空気の負圧を解消または低減する制御を行う連携制御装置と、
を備えることを特徴とする換気システム。 A ventilator installed indoors and exhausting indoor air to the outdoors;
An electric lock that locks and unlocks the front door;
When detecting that the ventilation device is in operation, and detecting that the state of the electric lock has changed from locked to unlocked in a state where the pressure of the indoor air is negative, A cooperative control device that controls the operation of the ventilation device to eliminate or reduce the negative pressure of the indoor air; and
Ventilation system characterized by comprising.
を特徴とする請求項1に記載の換気システム。 The cooperative control device detects that the ventilator is in an exhaust operation, or the ventilator is in a rapid exhaust operation in which the exhaust air volume is larger than the supply air volume, and the state of the electric lock is locked. When it is detected that the state has been changed to unlocking, the exhaust operation or the rapid exhaust operation of the ventilation device is temporarily stopped, or the operation is performed to temporarily reduce the exhaust air amount to be less than the exhaust air amount in the current operation. Performing switching control,
The ventilation system according to claim 1.
前記連携制御装置は、前記レンジフードファンが前記排気運転中であることを検出し、且つ前記電気錠の状態が施錠から解錠に変化したことを検出した場合に、前記換気装置の前記排気運転を一時的に停止させる制御または現在の運転における排気風量よりも排気風量の少ない運転に一時的に切り替える制御を行うこと、
を特徴とする請求項2に記載の換気システム。 The ventilator is a range hood fan;
When the cooperative control device detects that the range hood fan is in the exhaust operation and detects that the state of the electric lock has changed from locked to unlocked, the exhaust operation of the ventilator A control to temporarily stop the operation or a control to temporarily switch to an operation in which the exhaust air volume is smaller than the exhaust air volume in the current operation,
The ventilation system according to claim 2.
前記連携制御装置は、前記熱交換換気装置が前記急速排気運転中であることを検出し、且つ前記電気錠の状態が施錠から解錠に変化したことを検出した場合に、前記熱交換換気装置の運転を一時的に24時間換気運転または前記急速排気運転における排気風量よりも排気風量の少ない運転に一時的に切り替える制御を行うこと、
を特徴とする請求項2に記載の換気システム。 The ventilator is a heat exchange ventilator;
When the cooperative control device detects that the heat exchange ventilator is in the rapid exhaust operation and detects that the state of the electric lock has changed from locked to unlocked, the heat exchange ventilator Performing a control to temporarily switch the operation of the engine to a 24-hour ventilation operation or an operation having a smaller exhaust air volume than the exhaust air volume in the rapid exhaust operation,
The ventilation system according to claim 2.
前記連携制御装置は、前記サニタリー排気装置が前記急速排気運転中であることを検出し、且つ前記電気錠の状態が施錠から解錠に変化したことを検出した場合に、前記サニタリー排気装置の運転を一時的に停止させる制御または一時的に24時間換気運転に切り替える制御を行うこと、
を特徴とする請求項2に記載の換気システム。 The ventilator is a sanitary exhaust device for ventilating the sanitary zone in the room;
The cooperative control device operates the sanitary exhaust device when it detects that the sanitary exhaust device is in the rapid exhaust operation and detects that the state of the electric lock has changed from locked to unlocked. To control to temporarily stop or temporarily switch to ventilation operation for 24 hours,
The ventilation system according to claim 2.
を特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の換気システム。 The cooperative control device controls the operation of the ventilator so as to eliminate or reduce the negative pressure of the indoor air, and then detects the closing of the entrance door when detecting that the entrance door is closed. Control to return to the original operating state,
The ventilation system according to any one of claims 1 to 5.
を特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の換気システム。 The cooperative control device performs control to return the ventilator to the original operation state after elapse of a predetermined time after detecting that the state of the electric lock has changed from locking to unlocking;
The ventilation system according to any one of claims 1 to 5.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016163751A JP2018031510A (en) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | Ventilation system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016163751A JP2018031510A (en) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | Ventilation system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018031510A true JP2018031510A (en) | 2018-03-01 |
Family
ID=61303211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016163751A Pending JP2018031510A (en) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | Ventilation system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018031510A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108758950A (en) * | 2018-06-26 | 2018-11-06 | 安徽悦达环保科技有限公司 | A kind of intelligent fresh air system for avoiding kitchen fume from spreading |
JP2020118422A (en) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 富士工業株式会社 | Ventilation system |
JP2020133936A (en) * | 2019-02-14 | 2020-08-31 | 株式会社ハーマン | Ventilation device |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11108427A (en) * | 1997-10-08 | 1999-04-23 | Nissin Electric Co Ltd | Method of controlling number of revolutions of supply/ discharge fan |
JP2005003321A (en) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Daikin Ind Ltd | Ventilation system |
JP2006038364A (en) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Max Co Ltd | Ventilating device |
JP2007139243A (en) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Sekisui Chem Co Ltd | Air conditioning system using fan |
JP2008032319A (en) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Dia Kensetsu Co Ltd | Heat exchange type ventilating device, ventilation system and building |
JP2008164222A (en) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Max Co Ltd | Ventilation system |
-
2016
- 2016-08-24 JP JP2016163751A patent/JP2018031510A/en active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11108427A (en) * | 1997-10-08 | 1999-04-23 | Nissin Electric Co Ltd | Method of controlling number of revolutions of supply/ discharge fan |
JP2005003321A (en) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Daikin Ind Ltd | Ventilation system |
JP2006038364A (en) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Max Co Ltd | Ventilating device |
JP2007139243A (en) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Sekisui Chem Co Ltd | Air conditioning system using fan |
JP2008032319A (en) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Dia Kensetsu Co Ltd | Heat exchange type ventilating device, ventilation system and building |
JP2008164222A (en) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Max Co Ltd | Ventilation system |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108758950A (en) * | 2018-06-26 | 2018-11-06 | 安徽悦达环保科技有限公司 | A kind of intelligent fresh air system for avoiding kitchen fume from spreading |
JP2020118422A (en) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 富士工業株式会社 | Ventilation system |
JP7178703B2 (en) | 2019-01-28 | 2022-11-28 | 富士工業株式会社 | ventilation system |
JP2020133936A (en) * | 2019-02-14 | 2020-08-31 | 株式会社ハーマン | Ventilation device |
JP7261604B2 (en) | 2019-02-14 | 2023-04-20 | 株式会社ハーマン | ventilator |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101304421B1 (en) | System and method for controlling ventilation of indor | |
JP2005003321A (en) | Ventilation system | |
JP2018031510A (en) | Ventilation system | |
CA2262747C (en) | Triggering of a cleaning, ventilation, and or disinfection process | |
JP3740593B2 (en) | Indoor air maintenance device | |
JP2022184970A (en) | remote control system | |
JP6827345B2 (en) | Ventilation system | |
CN111727006A (en) | Toilet management system and management device | |
JP6289289B2 (en) | Ventilation system | |
JP3543053B2 (en) | Residential ventilation equipment | |
JP2019203659A (en) | Ventilation system | |
JP6253536B2 (en) | Ventilation system | |
JP3430009B2 (en) | Ventilation equipment | |
JP4983748B2 (en) | Ventilation equipment | |
JP2011089299A (en) | Intelligent house | |
JP2004045016A (en) | Bath room heater with ventilating function | |
JP2006105473A (en) | Ventilation system | |
JP2004251503A (en) | Bathroom ventilating, heating and drying device | |
WO2022162880A1 (en) | Ventilation system | |
JP7292240B2 (en) | Ventilation blowers and ventilation blower systems | |
JP3439984B2 (en) | Kitchen ventilation equipment | |
JP2007162966A (en) | Remote control device for bathroom | |
JP2024116451A (en) | Ventilation system and house | |
JP2021011980A (en) | Sanitary air-conditioner | |
JP2024106046A (en) | Air cleaning system, method for controlling air cleaning system, and program |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180601 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190320 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190326 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191001 |