JP2018007849A - Vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電気掃除機に関する。 The present invention relates to a vacuum cleaner.
特許文献1の請求項5には、「底面に吸込口を備えるボディを備え、前記ボディは、外側に膨らむ曲面である前面および複数の側面、ならびに、前記前面と前記側面とにより規定される頂部である前方頂部を備え、前記前面の接線と前記側面の接線とのなす角が鋭角である自律走行型掃除機。」と記載されている。
特許文献1では、掃除機本体の外形寸法、例えば掃除機本体の横幅や高さについては考慮されていない。そのため、清掃対象空間に設置されている家具等の寸法や設置状態によっては、その家具等の周辺や下方を十分に清掃できないことがある。
In
そこで本発明は、清掃性の向上した自律走行式の電気掃除機を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide an autonomously traveling electric vacuum cleaner with improved cleaning properties.
上記事情に鑑みてなされた本発明は、本体と、該本体の下部の吸込部と、を備え、前記本体の幅寸法を260mm以下、高さ寸法を100mm以下としたことを特徴とする。 This invention made | formed in view of the said situation was equipped with the main body and the suction part of the lower part of this main body, The width dimension of the said main body was 260 mm or less, and the height dimension was 100 mm or less, It is characterized by the above-mentioned.
本発明によれば、清掃性の向上した自律走行式の電気掃除機を提供することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、明細書中において説明する。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the autonomous traveling type vacuum cleaner with improved cleaning property can be provided. Problems, configurations, and effects other than those described above will be described in the specification.
以下、本発明の実施形態について、適宜、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。同様の構成要素には同様の符号を付し、説明は省略する。
本実施形態は以下の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内において適宜変更して実施可能である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings as appropriate. Similar components are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
The present embodiment is not limited to the following contents, and can be implemented with appropriate modifications within the scope of the gist of the present invention.
なお、自走式電気掃除機C(図1参照)が進行する向きのうち、サイドブラシ40を設けた側を前方、鉛直上向きを上方、駆動輪61が対向する方向を左方及び右方とする。すなわち図1等に示す様に前後、上下、左右を定義する。自走式電気掃除機Cは、主に前方に進行する。
Of the directions in which the self-propelled vacuum cleaner C (see FIG. 1) travels, the side on which the
図1は、本実施形態に係る自律走行式電気掃除機Cを左前方から見下ろした斜視図である。
自律走行式電気掃除機Cは、所定の掃除領域(例えば、室内)を自律的に移動しながら掃除する掃除機である。自律走行式電気掃除機Cは、上壁(及び一部の側壁)である上ケース91と、底壁(及び一部の側壁)である下ケース51(図2参照)と、前部に設置されるバンパ92と、を含んで構成される本体50を備える。上ケース91には、後記する集塵ケースK(図13参照)が設けられている。
FIG. 1 is a perspective view of the autonomous traveling vacuum cleaner C according to the present embodiment as viewed from the left front.
The autonomous traveling type vacuum cleaner C is a vacuum cleaner that performs cleaning while autonomously moving in a predetermined cleaning area (for example, a room). The autonomously traveling vacuum cleaner C is installed in an
(本体50)
図2は、上ケース91を取り外した状態を左前方から見下ろした斜視図である。下ケース51は、走行モータ57、回転ブラシモータ21、電動送風機81、制御装置95等を載置する筐体であり、その外形は薄型の円板状を呈している。
(Main body 50)
FIG. 2 is a perspective view looking down from the left front with the
図3は、自律走行式電気掃除機Cの底面図である。下ケース51には、下方に露出可能な駆動輪61と、走行モータ57(図2参照)と、減速機構とを含んで構成される駆動機構を収容する2つの駆動機構収容部54と、サイドブラシ取付部82と、吸込部10を固定する孔部52と、排気口53と、充電池B(図4参照)を収納する電池収容部55(図4参照)とが形成されている。
FIG. 3 is a bottom view of the autonomously traveling electric vacuum cleaner C. FIG. The
平面視で略円板状を呈する下ケース51の左右両側に駆動機構収容部54が形成されている。又、平面視で円形を呈する下ケース51の中心付近であり、駆動機構収容部54に挟まれた位置に排気口53が複数形成されている。下ケース51の中心よりも前側には、電池収容部55が形成されている。電池収容部55の左右には、サイドブラシ40を取り付けるサイドブラシ取付部82が形成されている。下ケース51の中心よりも後側、つまり、排気口53、及び、駆動機構収容部54の後側に吸込部10が固定される孔部52が形成されている。
Drive
孔部52に固定される吸込部10は、吸引口17(図2参照)が形成されるとともに、後側から順に、カーペットの付着した綿埃などを掻き取る掻取りブラシ1、フローリングの溝などからごみを掻き出す回転ブラシ5、及び被掃除面上を自由転動する左右方向に複数の起毛布ローラ体100を収容する部材である。
The
図4は、図1のA−A線で切断した側断面図である。バンパ92は、外部から作用する押圧力に応じて前後方向で移動可能に設置されている。バンパ92は、左右一対のバンパばね(図示省略)によって前方向に付勢されている。バンパばねは、その先端がJ字状に湾曲しており、この湾曲箇所がバンパ92の内壁面に接している。バンパ92を介して障害物からの抗力がバンパばねに作用すると、バンパばねは変形し、バンパ92を前方向に付勢しつつバンパ92の後退を許容する。バンパ92が障害物から離れて前記した抗力がなくなると、バンパばねの付勢力によってバンパ92は元の位置に戻る。ちなみに、バンパ92の後退(つまり、障害物との接触)は、後記するセンサ類96(赤外線センサ)によって検知され、その検知結果が制御装置95(図14参照)に入力される。
4 is a side cross-sectional view taken along line AA in FIG. The
(駆動輪61)
図3に示す様に、駆動輪61は、駆動輪61自体が回転することで本体50を前進、後退、旋回させることができる車輪である。駆動輪61は、左右両側に配置されている。
(Drive wheel 61)
As shown in FIG. 3, the
図3に示す駆動機構収容部54に収容される支持機構は、駆動輪61を本体50に支持する機構である。支持機構は、駆動輪61を支持するアーム71を含む。
The support mechanism housed in the drive
(電池収容部55)
図4に示す様に、電池収容部55は、下ケース51に形成された内部に充電池Bを収容する空間であり、壁面で囲まれた下向きに開口を有して構成される。 図3に示す様に、前方蓋56は、下ケース51に形成された電池収容部55(図4参照)の開口を下ケース51の下面から塞ぐ略長方形板状の部材である。前方蓋56は、前部中央付近に係止爪56aを備え、後部左右両側にネジ孔を有する張出部56bを備える。前方蓋56は、係止爪56aと、ネジ孔に挿通されたネジとにより下ケース51に下方から固定される。また、前方蓋56は、下ケース51の中心側付近に補助輪83を取り付ける円形の補助輪取付部84を備える。さらに前方蓋56は、下ケース51に取り付けた状態において、サイドブラシ40の回転軸と、下ケース51の略中心位置とを結ぶ線上位置にガイドブラシ(L)45を固定する溝部を備える。ガイドブラシ(L)45(刷毛部材)は、この溝部に備わる。
(Battery housing 55)
As shown in FIG. 4, the
(補助輪83)
図3に示す様に、補助輪83は、本体50を床面から所定高さで保ちつつ自律走行式電気掃除機Cを円滑に移動させるための補助的な車輪である。補助輪83は、本体50の移動に伴い床面との間で生じる摩擦力によって従動回転するように軸支されている。又、補助輪83は、向きが水平方向に360°回転自在に構成されている。なお、図3に示す補助輪83は、本体50の前方の左右方向の中央に設けられ、補助輪取付部84に取り付けられている。
(Auxiliary wheel 83)
As shown in FIG. 3, the
(吸込部10)
図4に示す様に、吸込部10の前部には、回転ブラシ5を収容する回転ブラシ収容部15が形成されている。回転ブラシ収容部15の前部には、起毛布ローラ体100を収容する起毛布ローラ体収容部101が形成されている。回転ブラシ収容部15の後部には、掻取りブラシ1を収容する掻取りブラシ収容部11が形成されている。回転ブラシ収容部15には回転ブラシ5(図3参照)が配置される。起毛布ローラ体収容部101には起毛布ローラ体100が配置される。つまり、自律走行式電気掃除機Cの前部から、起毛布ローラ体100、回転ブラシ5、掻取りブラシ1の順に配置される。
(Suction part 10)
As shown in FIG. 4, a rotating
また、回転ブラシ5、起毛布ローラ体100、掻取りブラシ1は、それぞれ回転可能に取り付けられる。回転ブラシ5、起毛布ローラ体100、掻取りブラシ1は、取り外し可能に吸込部10へ取り付けられる。
Moreover, the rotating
図2に示す様に、吸込部10(図3参照)の上面側には、回転ブラシ5を回転させる回転ブラシモータ21が備わるとともに、回転ブラシモータ21の動力を伝達する動力伝達機構22が備わる。回転ブラシ5の回転方向を第一の回転方向と呼ぶ。第一の回転方向に回転する回転ブラシ5は、床面に接する側が前方から後方に向かって回転する。
As shown in FIG. 2, a rotary brush motor 21 that rotates the
回転ブラシモータ21は、吸込部10の左右方向の一端側に取り付けられている。回転ブラシモータ21は、回転軸が回転ブラシ5の回転軸(図示せず)と平行に配置されている。又、回転ブラシモータ21の回転軸(図示省略)は、左右方向の一端側に向けて延び、吸込部10の一端において、動力伝達機構22を介して回転ブラシ5の回転軸5bと連結されている。
The rotary brush motor 21 is attached to one end side of the
(回転ブラシ収容部15)
回転ブラシ収容部15の形状について、説明する。図4に示す様に、回転ブラシ収容部15は、断面が円弧状の曲面を有する凹部である。図4に示す様に、回転ブラシ収容部15の後側の曲面に吸引口17が形成されている。吸引口17は、集塵ケースKの開口と連通する(図4参照)。
(Rotating brush housing 15)
The shape of the rotating
(掻取りブラシ収容部11)
掻取りブラシ収容部11の形状について、説明する。図4に示す様に、掻取りブラシ収容部11は、断面が円弧状の曲面を有する凹部である。掻取りブラシ収容部11の曲面を掻取りブラシ1(植毛)に接近するように設けることにより、吸込部10の気密を確保することができる。このため、自走式電気掃除機Cのゴミをとる性能を向上させることができる。
(Scraping brush housing part 11)
The shape of the scraping
(起毛布ローラ体収容部101)
起毛布ローラ体収容部101の形状について、説明する。図4に示す様に、掻取りブラシ収容部101は、断面が円弧状の曲面を有する凹部である。起毛布ローラ体収容部101の曲面を起毛布ローラ体100(植毛)に接近するように設けることにより、吸込部10の気密を確保することができる。このため、自律走行式電気掃除機Cのゴミをとる性能を向上させることができる。
(Raised cloth roller body accommodating portion 101)
The shape of the raised cloth roller
(回転ブラシ5)
回転ブラシ5は水平方向に回転軸(図示せず)を有する略円筒形のブラシであり、本実施形態では駆動輪61の回転中心を通る軸(左右方向)に略並行に配置されている(図3参照)。回転ブラシ5は、回転ブラシ収容部15の長手方向(左右方向)の一端側から他端側まで連続して設けられている。回転ブラシ5は、吸込部10に回転可能に支持されており、回転ブラシモータ21(図2参照)により、第一の回転方向に回転駆動する様になっている。本体50の前進時に駆動輪61が回転する方向と同じ方向に回転ブラシ5は回転する。本実施形態では、後進時に駆動輪61の回転方向が変わっても(反転しても)、回転ブラシ5の回転方向は第一の回転方向に維持できる。また、回転ブラシ5は、軸部(図示せず)の外周面から法線方向に突出する植毛5cを備えている。ここで、回転ブラシ5の植毛5cは、長さが異なる植毛、硬さが異なる植毛など複数種類の植毛を備え、各植毛が回転軸5b(図3参照)に対してらせん状に列をなす様に配設されていてもよい。
(Rotating brush 5)
The
なお、本実施形態では、複数種類の植毛を配設した場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、1種類であってもよい。又、らせん状に配置された植毛間にゴムなどの弾性材料からなるブレード部材をらせん状に配置する構成を追加してもよく、適宜変更することができる。 In the present embodiment, the case where a plurality of types of flocks are disposed has been described as an example. However, the present invention is not limited to this and may be one type. Moreover, the structure which arrange | positions the braid | blade member which consists of elastic materials, such as rubber | gum, between the flocks arrange | positioned helically may be added, and it can change suitably.
(掻取りブラシ1)
掻取りブラシ1は、水平方向に回転軸を有するブラシであり、本実施形態では駆動輪61の回転中心を通る軸(左右方向)に沿って、回転ブラシ5の後方に配置されている(図3参照)。掻取りブラシ1は、掻取りブラシ収容部11の長手方向(左右方向)の一端側から他端側まで連続して設けられている。掻取りブラシ1は、回転軸4を有する略円筒形であり、吸込部10に回転可能に支持されている。なお、掻取ブラシ1は軸部表面の一部又は全面に植毛を備える。
(Scraping brush 1)
The scraping
ここで、掻取りブラシ1の植毛は、掻取り力を向上させる観点からは、長いほうが好ましく、同様に、硬いほうが好ましい。掻取りブラシ1の植毛が長いと、植毛がじゅうたん等の奥まで到達し、奥から塵埃を掻き取ることが可能となり、また、掻取りブラシ1の植毛が硬いと、じゅうたんの毛等の抵抗に抗して奥から塵埃を掻き取ることが可能となるためである。
Here, the flocking of the scraping
一方、掻取りブラシ1の植毛は、消費電力を減らす観点からは、柔らかいほうが好ましい。掻取りブラシ1の植毛が柔らかいと、じゅうたんの毛等の接触抵抗が小さくなり、掻取りブラシ1が回転しやすくなるため、走行モータや回転ブラシモータ21の消費電力が小さくなるためである。
On the other hand, the flocking of the scraping
回転ブラシ5の後端及び掻取りブラシ1の前端は近接しており、例えば、回転ブラシの植毛5cは、掻取りブラシ1の植毛に接触可能に配置できる。本実施形態では、掻取りブラシ1及び回転ブラシ5は、互いの植毛の根元又は根元近傍が接触して設置されている。このことから、回転ブラシ5は、自らの回転力を掻取りブラシ1に与えることができる。すなわち、掻取りブラシ1は、回転ブラシ5に対応した回転、すなわち、回転ブラシ5とは逆方向(第二の回転方向)の回転力を与えられる。
The rear end of the
ここで、掻取りブラシ1が清掃面に接触した状態で本体50が前進すると、掻取りブラシ1は、清掃面との摩擦により回転ブラシ5により与えられる回転力を打ち消す第一の回転方向の回転力が与えられるため、掻取りブラシ1が常に第二の回転方向に回転するとは限らない。
Here, when the
本実施形態では、本体50の前進時においては、掻取りブラシ1は、回転ブラシ5からの回転力よりも清掃面からの回転力が勝り、第一の回転方向に従動回転するように、設計してある。この際、清掃面としては、フローリング、絨毯、畳等を想定できる。このとき、回転ブラシ5からの第二の回転方向への回転力が加わっているため、掻取りブラシ1の回転速度と本体50の前進速度とが異なる値となり、清掃面に対する抵抗が発生することになる。このため、掻取りブラシ1は床面から塵埃を掻き出すように回収できる。なお、植毛2は、掻取りブラシ1の周方向全周に亘って設けられている。
In the present embodiment, when the
(起毛布ローラ体100)
起毛布ローラ体100は、水平方向に回転軸を有する略円筒形状の部材であり、本実施形態では、駆動輪61の回転中心を通る軸(左右方向)に略並行に配置されている(図3参照)。起毛布ローラ体100は、起毛布ローラ体収容部101の長手方向(左右方向)の一端側から他端側まで連続して設けられている。起毛布ローラ体100は、吸込部10に回転可能に支持されている。起毛布ローラ体100は、回転ブラシ5の前方に位置している。本実施形態では、掻取りブラシ1及び起毛布ローラ体100それぞれの回転軸の方向は、回転ブラシ5の軸方向に略平行である。また、起毛布ローラ体100の後端は、回転ブラシ5の前端の近傍に位置している。起毛布ローラ体100の回転軸方向(長手方向)長さは、回転ブラシ収容部15の左右方向長さとほぼ等しい(図5参照)。これにより、回転ブラシ収容部15の気密を保持することができる。
(Raised cloth roller body 100)
The raised
また、起毛布ローラ体100の直径は、本体50の小型化の観点からは小さい方が望ましいが、大きなごみを吸引するためには、大きい方が望ましい。そこで家庭内のごみのうち、自走式電気掃除機に吸引して欲しいごみの最大直径を5mm程度(米粒等を想定)とすると、起毛布103の刷毛高さが5mm程度あればよく、起毛布ローラ体100の直径は20mm程度となる。回転ブラシ5の直径は40mm程度にできるので、例えば、起毛布ローラ体100は、回転ブラシ5の直径の略1/2の直径で構成される。すなわち、小形化の観点からは略1/2以下に、塵埃収集効率の観点からは略1/2超にできる。
Further, the diameter of the brushed
本実施形態のように、回転ブラシ5に植毛5cを採用することで、塵埃の掻き出し力を確保しつつ、回転体に起毛布を採用することで、回転ブラシ5との間の隙間の負圧を大きくできる。また、後述するように、回転体に起毛布等の柔らかい素材を採用することで、段差乗り越え時に段差を傷つけるおそれを低減できる。
As in the present embodiment, by adopting the flocking 5c to the
自律走行式電気掃除機Cを清掃面上に置いた状態では、吸込部10は、駆動輪61、補助輪83とともに清掃面に接地する。駆動輪61と補助輪83により、本体50は床面から所定高さで保持されるため、回転ブラシ5の植毛と清掃面との接地面積が広がりすぎないようになっている。これにより、回転ブラシモータ21の負荷の増大防止を図っている。
In a state where the autonomously traveling electric vacuum cleaner C is placed on the cleaning surface, the
(サイドブラシ40)
図3に示すサイドブラシ40は、略上下方向に回転軸を備えるブラシである。サイドブラシ40自体が回転駆動されることで、本体50よりも外側にある部屋の隅などの回転ブラシ5を届かせることが容易ではない場所の塵埃を吸込部10(吸引口17)に導くことができる。サイドブラシ40の一部は、平面視で本体50から露出している。サイドブラシ40は、平面視において120°間隔で放射状に延びる3束の刷毛を有し、吸込部10よりも前方において左右に配置されている。右側のサイドブラシ40は、その根元がサイドブラシホルダ41に固定されている。サイドブラシ40の植毛は、先端に向かうにつれて床面に近づくように傾斜しており、その先端付近は床面に接している。
(Side brush 40)
The
サイドブラシホルダ41は、下ケース51の底面付近に設置され、サイドブラシモータ42に連結されている(図2参照)。サイドブラシモータ42が駆動することで、サイドブラシ40が内側に向けて(図3に付した矢印の方向に)回転し、左右のガイドブラシ45の間に塵埃を掻き集めるようになっている。なお、左側のサイドブラシ40についても同様である。
The side brush holder 41 is installed near the bottom surface of the
(第一ガイドブラシ)
図3に示す第一ガイドブラシ45は、前方蓋56の溝部に固定された植毛である。サイドブラシ40の回転軸と、アーム(サスペンションアーム)71の斜辺(ガイドブラシ47の前端付近)とを結ぶ位置に配置される。第一ガイドブラシ45は、サイドブラシ40が掻き集めた塵埃を左右の第二ガイドブラシ47の間に誘導し、吸込部10に導くブラシである。第一ガイドブラシ45は、使用時において清掃対象(床面、絨毯)に接触する長さが好ましい。これにより、塵埃を第一ガイドブラシ45の間から逃さない様にすることができる。第一ガイドブラシ45の植毛の材質や長さ等は、これらに限られることはなく、適宜選択可能である。
(First guide brush)
The first guide brush 45 shown in FIG. 3 is a flocking fixed to the groove portion of the
図3に示す第二ガイドブラシ47は、アーム(サスペンションアーム)71の溝部に固定された植毛である。第二ガイドブラシ47は、回転ブラシ収容部15の側壁の延長線上の内側、かつ、駆動輪61と略平行な方向に並んで配置される。アーム(サスペンションアーム)71は、駆動輪61に対して左右方向の内側に、前後方向に沿った回動軸が位置し、駆動輪61を上下方向に回動させることが可能な部材である。
The
第二ガイドブラシ47は、サイドブラシ40が掻き集めた塵埃を、第一ガイドブラシ45を経て吸込部10に導くブラシである。第二ガイドブラシ47は、使用時においてアーム71が上下動しても常に清掃対象に接触する長さが好ましい。第二ガイドブラシ47の植毛の材質や長さ等は、これらに限られることはなく、適宜選択可能である。
The
(電動送風機81)
図4に示す電動送風機81は、回転駆動することで集塵ケースK内の空気を外部に排出して負圧を発生させ、床面から吸引口17(吸込部10)を介して塵埃を吸い込む機能を有している。電動送風機81の外周面には弾性体80が設置されている。このように弾性体を介在させることで、電動送風機81の振動が減衰して本体50に伝わりにくくなり、本体50の振動、騒音を低減できる。なお、図2に例示する様に、本実施形態では、電動送風機81は下ケース51の中心付近に配置されている。
(Electric blower 81)
The
(操作ボタン97)
操作ボタン97は、ユーザの操作に応じた操作信号を制御装置95に出力するボタンであり(図1参照)、例えば、電源ボタンと、掃除の開始/終了ボタンと、掃除モードを変更するための掃除モード選択ボタンと、を有している。
(Operation buttons 97)
The operation button 97 is a button for outputting an operation signal in accordance with a user operation to the control device 95 (see FIG. 1). For example, a power button, a cleaning start / end button, and a cleaning mode are changed. And a cleaning mode selection button.
表示パネル駆動装置は、制御装置95からの指令に応じて、表示パネルの電極に電圧を印加する装置である。表示パネル(図示省略)は、複数のLED(Light Emitting Diode)と、7セグメントディスプレイ(図示省略)と、を有しており、自走式電気掃除機Cの運転状態等を表示する。
The display panel driving device is a device that applies a voltage to the electrodes of the display panel in response to a command from the
(制御装置95)
制御装置95は、例えばマイコン(Microcomputer:図示省略)であり、ROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムを読み出してRAM(Random Access Memory)に展開し、CPU(Central Processing Unit)が各種処理を実行するようになっている。制御装置95は、操作ボタン97(図1参照)、及び、センサ類から入力される信号に応じて演算処理を実行し、上述した各駆動装置に指令信号を出力する。
(Control device 95)
The
(集塵ケースK)
集塵ケースKは、床面から吸引口17(吸込部10)を介して吸いこまれた塵埃を回収する容器である。集塵ケースKは、回収した塵埃を収容する本体K1と、折り畳み可能な取っ手K2とを備える。集塵ケース本体は、下面が吸込部10の上部の形状に対応するように構成される形状であり、吸引口17に対向する位置には吸引口17に対応する形状の流入口K3(図4参照)を備え、全体として略直方体形状である。
(Dust collection case K)
The dust collection case K is a container that collects dust sucked from the floor via the suction port 17 (suction unit 10). The dust collection case K includes a main body K1 for storing the collected dust and a foldable handle K2. The dust collection case main body has a shape configured such that the lower surface corresponds to the shape of the upper portion of the
(本体寸法)
次に、図5,6,7を参照して、本実施形態の自律走行式電気掃除機の幅と高さについて説明する。図5は、家具の一例である椅子の脚間寸法の統計データと、実施形態に係る自律走行式電気掃除機の幅寸法との関係を説明する図である。図6は、家具の一例であるベッドの脚の高さ寸法の統計データと、実施形態に係る自律走行式電気掃除機の高さ寸法との関係を説明する図である。図7は、実施形態に係る自律走行式電気掃除機の幅寸法と高さ寸法を説明する図である。
(Body dimensions)
Next, the width and height of the autonomous traveling vacuum cleaner of this embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 5 is a diagram for explaining a relationship between statistical data of a leg-to-leg dimension of a chair which is an example of furniture and a width dimension of the autonomous traveling vacuum cleaner according to the embodiment. Drawing 6 is a figure explaining the relation between the statistical data of the height dimension of the leg of the bed which is an example of furniture, and the height dimension of the autonomous running type vacuum cleaner concerning an embodiment. FIG. 7 is a diagram for explaining the width dimension and the height dimension of the autonomous traveling vacuum cleaner according to the embodiment.
まず、図5を参照して、一般的な家具の寸法から自律走行式電気掃除機の幅を特定する。図5では、一般的な家具の一例として、椅子の脚間距離の統計を示している。横軸は、椅子の脚間距離であり、椅子の左右の脚の間隔を「a:脚間隔正面」として、椅子の前後の脚の間隔を「b:脚間隔側面」としている。 First, with reference to FIG. 5, the width | variety of the autonomous traveling type vacuum cleaner is specified from the dimension of a general furniture. FIG. 5 shows the statistics of the distance between the legs of the chair as an example of general furniture. The horizontal axis is the distance between the legs of the chair, where the distance between the left and right legs of the chair is “a: leg distance front” and the distance between the front and rear legs of the chair is “b: leg distance side surface”.
縦軸は、横軸に示す椅子の脚間距離において、調査対象の椅子が含まれる割合(寸法カバー率)を示している。すなわち、横軸に示す脚間距離の値と同じ、或いはそれよりも大きい脚間距離を有する椅子がどの程度あるかを示している。なお、発明者らが調査した対象の椅子は約150脚である。 The vertical axis indicates the ratio (dimension cover ratio) in which the chair to be investigated is included in the distance between the chair legs shown on the horizontal axis. That is, it indicates how many chairs have a distance between legs that is equal to or greater than the value of the distance between legs shown on the horizontal axis. The number of chairs that the inventors investigated was about 150.
発明者らの調査によれば、図5に示すように、脚間距離が350mmの場合、寸法カバー率はaが80%強であり、bが80%弱である。図の右側に進むにつれて脚間距離は狭くなり、縦軸の寸法カバー率は高くなる。その結果、脚間距離が260mmの場合、寸法カバー率が100%になることが特定される。すなわち、椅子の脚間距離260mmは、一般的な椅子の脚間距離がこの値と同等かこれよりも大きいということが特定される。 According to the investigation by the inventors, as shown in FIG. 5, when the distance between the legs is 350 mm, the dimension coverage ratio is a little over 80% and b is a little less than 80%. As it goes to the right side of the figure, the distance between the legs becomes narrower and the dimensional coverage of the vertical axis becomes higher. As a result, when the distance between the legs is 260 mm, it is specified that the dimensional coverage is 100%. That is, the distance between the legs of the chair of 260 mm is specified as the distance between the legs of a general chair is equal to or larger than this value.
この結果を踏まえて、本実施形態の自律走行式電気掃除機は、幅寸法を略260mm、または260mm以下に特定する。これにより、本実施形態の自律走行式電気掃除機は、一般的な椅子の脚間を通過することが可能となり、椅子の周りの清掃性を向上することができる。また、椅子を障害とする移動範囲の制約がされにくいため、清掃可能な範囲を広げることができる。 Based on this result, the autonomous traveling vacuum cleaner of this embodiment specifies the width dimension to be approximately 260 mm or 260 mm or less. Thereby, the autonomous traveling type vacuum cleaner of this embodiment can pass between the legs of a general chair, and can improve the cleanability around the chair. Moreover, since the movement range which makes a chair an obstacle is hard to be restricted, the range which can be cleaned can be expanded.
なお、図5では家具の一例として椅子について説明したが、これは、一般的な家庭の家具においては、椅子の脚間が最も狭い間隔を有するものと考えられるためである。よって、本実施形態の自律走行式電気掃除機は、幅寸法を略260mm、または260mm以下とすることで、椅子に限らず、テーブルなどの脚付き家具についても同様に、脚間を通過することが可能となり、清掃可能な範囲を広げることができる。 In addition, although the chair was demonstrated as an example of furniture in FIG. 5, it is because it is thought that it has the narrowest space | interval between the legs of a chair in general household furniture. Therefore, the autonomously traveling electric vacuum cleaner of this embodiment allows the width dimension to be approximately 260 mm or 260 mm or less, so that not only the chair but also furniture with legs such as a table can pass between the legs. It becomes possible, and the range which can be cleaned can be expanded.
次に、図6を参照して、一般的な家具の寸法から自律走行式電気掃除機の高さを特定する。図6では、一般的な家具の一例として、ベッドの脚高さの統計を示している。横軸は、ベッドの脚高さの寸法を示している。 Next, with reference to FIG. 6, the height of the autonomous traveling vacuum cleaner is specified from the dimensions of general furniture. In FIG. 6, statistics of bed leg height are shown as an example of general furniture. The horizontal axis indicates the dimensions of the leg height of the bed.
縦軸は、横軸に示すベッドの脚高さにおいて、調査対象のベッドが含まれる割合(寸法カバー率)を示している。すなわち、横軸に示す脚高さの値よりも高い脚のベッドがどの程度あるかを示している。なお、発明者らが調査した対象のベッドは約210台である。 The vertical axis indicates the ratio (dimension cover ratio) in which the bed to be investigated is included in the leg height of the bed shown on the horizontal axis. That is, it shows how many leg beds are higher than the leg height value shown on the horizontal axis. In addition, about 210 beds were investigated by the inventors.
発明者らの調査によれば、図6に示すように、右側に進むにつれて脚高さは高くなり、縦軸の寸法カバー率は低くなる。その結果、脚高さが10cmの場合、寸法カバー率が80%程度になることが特定される。すなわち、ベッドの脚高さ10cmは、一般的なベッドの脚高さがこの値と同等かこれよりも小さいということが特定される。 According to the inventors' investigation, as shown in FIG. 6, the leg height increases as it moves to the right, and the dimensional coverage of the vertical axis decreases. As a result, when the leg height is 10 cm, it is specified that the dimensional coverage is about 80%. That is, it is specified that the leg height of the bed is 10 cm, and the leg height of the general bed is equal to or smaller than this value.
この結果を踏まえて、本実施形態の自律走行式電気掃除機は、高さ寸法を略100mm、または100mm以下に特定する。これにより、一般的なベッドの下を通過することが可能となり、ベッドの周りの清掃性を向上することができる。また、ベッドを障害とする移動範囲の制約がされにくいため、清掃可能な範囲を広げることができる。 Based on this result, the autonomous traveling vacuum cleaner of this embodiment specifies the height dimension to be approximately 100 mm or 100 mm or less. Thereby, it becomes possible to pass under a general bed, and the cleaning property around the bed can be improved. Moreover, since the movement range with the bed as an obstacle is not easily restricted, the cleanable range can be expanded.
なお、図6では家具の一例としてベッドについて説明したが、これは、一般的な家庭の家具においては、ベッドの脚高さが低いと考えられるためである。よって、本実施形態の自律走行式電気掃除機は、高さ寸法を略100mm、または100mm以下とすることで、ベッドに限らず、テーブルなどの脚付き家具についても同様に、家具下を通過することが可能となり、清掃可能な範囲を広げることができる。 In addition, although the bed was demonstrated as an example of furniture in FIG. 6, it is because it is thought that the leg height of a bed is low in general household furniture. Therefore, the autonomously traveling electric vacuum cleaner of the present embodiment has a height dimension of about 100 mm or 100 mm or less, so that not only the bed but also furniture with legs such as a table passes under the furniture. It becomes possible, and the range which can be cleaned can be expanded.
次に、図7を参照して、自律走行式電気掃除機の幅と高さの関係を説明する。図7において、横軸は自律走行式電気掃除機の幅寸法、縦軸は高さ寸法を示している。図7において、従来例1及び従来例2は、従来の自律走行式電気掃除機の代表的な寸法をプロットしたものである。 Next, with reference to FIG. 7, the relationship between the width | variety and height of an autonomous traveling type vacuum cleaner is demonstrated. In FIG. 7, the horizontal axis represents the width dimension of the autonomous traveling vacuum cleaner, and the vertical axis represents the height dimension. In FIG. 7, Conventional Example 1 and Conventional Example 2 plot typical dimensions of a conventional autonomously traveling vacuum cleaner.
従来例1は、幅寸法が350mm程度である。この場合、図5で説明した、一般的な椅子の脚間寸法260mmよりも大きく、椅子をはじめとする脚付き家具の脚間を通過することができない。そのため、脚付き家具によって清掃範囲が制限される。 Conventional Example 1 has a width dimension of about 350 mm. In this case, the dimension between the legs of a general chair explained in FIG. 5 is larger than 260 mm, and it cannot pass between legs of furniture with legs including the chair. Therefore, the cleaning range is limited by legged furniture.
従来例2は、高さ寸法が120mm程度である。この場合、図6で説明した、一般的なベッドの脚高さ寸法100mmよりも大きく、ベッドをはじめとする脚付き家具の下を通過することができない。そのため、脚付き家具によって清掃範囲が制限される。 Conventional Example 2 has a height dimension of about 120 mm. In this case, the leg height dimension of the general bed described with reference to FIG. 6 is larger than 100 mm, and it cannot pass under the legged furniture including the bed. Therefore, the cleaning range is limited by legged furniture.
そこで、本実施形態の自律走行式電気掃除機は、幅寸法を略260mm、または260mm以下、高さ寸法を略100mm、または100mm以下とする。これにより、脚付き家具等の脚間を通過することができ、脚付き家具等の下を通過することができ、家具等による移動範囲の制約がされにくいため、清掃可能な範囲を広げることができる。 Therefore, the autonomous traveling type vacuum cleaner of the present embodiment has a width dimension of approximately 260 mm or 260 mm or less and a height dimension of approximately 100 mm or 100 mm or less. As a result, it is possible to pass between legs of furniture with legs, etc., and to pass under furniture with legs, etc. it can.
なお、自律走行式電気掃除機の高さ及び幅の下限寸法は、走行モータ57、回転ブラシモータ21、電動送風機81、制御装置95、電池収容部55等、自律走行式電気掃除機を構成する各種部品を本体50内に収容可能な最低限の範囲であればよく、本実施形態では、高さ70mm、幅230mmとしている。
In addition, the lower limit dimension of the height and width of the autonomous traveling vacuum cleaner constitutes the autonomous traveling vacuum cleaner such as the traveling
次に、図8,9,10を参照して、実施形態と従来例1,2との関係をより具体的に説明する。図8は、実施形態に係る自律走行式電気掃除機の幅寸法と高さ寸法、及び脚付き家具との関係を説明する模式図である。図9は、従来例1に係る自律走行式電気掃除機の幅寸法と高さ寸法、及び脚付き家具との関係を説明する模式図である。図10は、従来例2に係る自律走行式電気掃除機の幅寸法と高さ寸法、及び脚付き家具との関係を説明する模式図である。 Next, the relationship between the embodiment and the conventional examples 1 and 2 will be described more specifically with reference to FIGS. FIG. 8 is a schematic diagram for explaining the relationship between the width dimension and the height dimension of the autonomous traveling vacuum cleaner and the furniture with legs according to the embodiment. FIG. 9 is a schematic diagram for explaining the relationship between the width dimension and the height dimension of the autonomous traveling vacuum cleaner according to Conventional Example 1 and the furniture with legs. FIG. 10: is a schematic diagram explaining the relationship between the width dimension and height dimension of the autonomous traveling type vacuum cleaner which concerns on the prior art example 2, and furniture with a leg.
まず、図8を参照して、実施形態に係る自律走行式電気掃除機Cを説明する。図8(A)は側面図であり、図8(B)は平面図である。図8において、Xは脚付き家具(一例としてベッド)、X1は脚付き家具Xの脚(高さ100mm)、Yは清掃領域の床、W1は清掃領域の第一の壁、W2は第一の壁W1と略90度の角を形成するように隣接する第二の壁である。
First, with reference to FIG. 8, the autonomous traveling type vacuum cleaner C which concerns on embodiment is demonstrated. FIG. 8A is a side view, and FIG. 8B is a plan view. In FIG. 8, X is a piece of furniture with legs (as an example, a bed), X1 is a leg of the legged piece of furniture X (
図7で説明したとおり、本実施形態の自律走行式電気掃除機Cは、幅寸法(図8の符号L)を略260mm、または260mm以下、高さ寸法(図8の符号H)を略100mm、または100mm以下とする。これにより、図8のように、脚付き家具Xが第一の壁W1,第二の壁W2と所定距離をおいて近く配置されたレイアウトにおいて、脚付き家具Xの下を通過して、第一の壁W1及び第二の壁W2で形成される角部まで、自律走行式電気掃除機Cが到達することができる。 As described in FIG. 7, the autonomously traveling electric vacuum cleaner C of the present embodiment has a width dimension (L in FIG. 8) of approximately 260 mm or 260 mm or less, and a height dimension (H in FIG. 8) of approximately 100 mm. Or 100 mm or less. Thus, as shown in FIG. 8, in the layout in which the legged furniture X is arranged close to the first wall W1 and the second wall W2 at a predetermined distance, the legged furniture X passes under the legged furniture X, The autonomously traveling vacuum cleaner C can reach the corner formed by the first wall W1 and the second wall W2.
一方、図9に示す従来例1では、自律走行式電気掃除機C1の幅L1が350mm程度である。そのため、高さH1が脚X1より低いとしても、脚X1と第一の壁W1及び第二の壁W2までの距離よりも大きく、第一の壁W1及び第二の壁W2で形成される角部に到達することができない。 On the other hand, in Conventional Example 1 shown in FIG. 9, the width L1 of the autonomously traveling electric vacuum cleaner C1 is about 350 mm. Therefore, even if the height H1 is lower than the leg X1, the angle formed by the first wall W1 and the second wall W2 is larger than the distance from the leg X1 to the first wall W1 and the second wall W2. Cannot reach the department.
図10に示す従来例2では、自律走行式電気掃除機C2の高さH2が120mm程度である。そのため、幅L2が、脚X1と第一の壁W1及び第二の壁W2との距離より小さいとしても、脚X1の高さよりも高さH2が大きく、脚付き家具Xの下を通過できない。よって、第一の壁W1及び第二の壁W2で形成される角部に到達することができない。 In Conventional Example 2 shown in FIG. 10, the height H2 of the autonomously traveling electric vacuum cleaner C2 is about 120 mm. Therefore, even if the width L2 is smaller than the distance between the leg X1 and the first wall W1 and the second wall W2, the height H2 is larger than the height of the leg X1 and cannot pass under the furniture X with legs. Therefore, the corner formed by the first wall W1 and the second wall W2 cannot be reached.
以上より、本実施形態の自律走行式電気掃除機Cは、脚付き家具Xが第一の壁W1,第二の壁W2と所定距離をおいて近く配置されたレイアウトにおいて、従来例1や従来例2では到達することができなかった第一の壁W1及び第二の壁W2で形成される角部まで到達することができる。 As described above, the autonomous traveling type vacuum cleaner C according to the present embodiment has the conventional example 1 and the conventional one in the layout in which the furniture X with legs is arranged close to the first wall W1 and the second wall W2 with a predetermined distance. The corner portion formed by the first wall W1 and the second wall W2 that could not be reached in Example 2 can be reached.
次に、図11を参照して、吸込部10の幅と本体50の幅との関係について説明する。図11は、実施形態に係る自律走行式電気掃除機の吸込部の幅と本体の幅との関係を説明する底面図である。
Next, with reference to FIG. 11, the relationship between the width | variety of the
図11には、本体50の最大幅をL、吸込部10の幅をZとして表している。吸込部10は、本体50の左右方向の略中央付近に配置されている。また、吸込部10の端部は、本体50の中央から左右方向に対して、幅Lの4分の1(寸法L/4)よりも外側に位置している。言い換えると、吸込部10の端部が、本体50の中央から左右方向の側端部までの距離(L/2)の半分(L/4)より外側に位置する。これにより、本体の幅を従来よりも小さくした本実施形態の自律走行式電気掃除機において、吸込部を大きく確保することで、清掃性を向上できる。
In FIG. 11, the maximum width of the
また、吸込部10の幅Zは、本体50の幅の半分(寸法L/2)よりも大きい。これにより、コンパクトな外形寸法の自律走行式電気掃除機であっても、塵埃の吸引性能を確保することができる。
Further, the width Z of the
次に、本実施形態の自律走行式電気掃除機の走行速度について説明する。自律走行式電気掃除機は大きく分けて、直進走行、壁際走行、障害物(特に脚付き家具等の脚)の周囲の回り込み走行がある。このうち、直進走行及び壁際走行では、一例として250〜350mm/s、回り込み走行では、一例として200〜300mm/sとしている。また、自律走行式電気掃除機の回転速度は、一例として200〜300deg/sとしている。すなわち、直進走行及び壁際走行は同程度の走行速度として、回り込み走行も直進走行や壁際走行に比べて速度を落とし過ぎないようにしている。本実施形態では、直進走行(壁際走行)の速度と回り込み走行の速度との大きさは、直進走行(壁際走行)速度:回り込み走行速度=5〜7:4〜6である。これにより、使用者に対して回り込み走行の動作がもたついた印象を与えず、きびきびした動作の印象を与えることで、清掃性が向上していることを視覚的にも実感させることができる。
更に回転速度も素早くしている。これにより、本実施形態の自律走行式電気掃除機は、コンパクトな外形寸法であって、スピーディな動作により、家具等を回り込みながら、広範囲にわたって清掃することができる。
Next, the traveling speed of the autonomous traveling vacuum cleaner of this embodiment will be described. Autonomous electric vacuum cleaners can be broadly divided into straight running, wall-side running, and sneaking around obstacles (particularly legs such as furniture with legs). Among these, in straight traveling and near-wall traveling, as an example, 250 to 350 mm / s, and in wraparound traveling, as an example, 200 to 300 mm / s. Moreover, the rotational speed of the autonomous traveling type vacuum cleaner is 200-300 deg / s as an example. That is, the straight traveling and the wall-side traveling are set to the same traveling speed, and the wraparound traveling is prevented from dropping too much as compared with the straight traveling and the wall-side traveling. In the present embodiment, the magnitude of the speed of straight travel (running near the wall) and the speed of wraparound travel are straight travel (running near the wall) speed: wraparound travel speed = 5-7: 4-6. Thereby, it is possible to visually realize that the cleaning performance is improved by giving the user the impression of the crisp motion without giving the impression of the sneaking motion.
Furthermore, the rotation speed is also quick. Thereby, the autonomous traveling type vacuum cleaner of this embodiment is a compact external dimension, Comprising: By speedy operation | movement, it can clean over a wide range, going around furniture etc.
以上、本発明に係る自律走行式電気掃除機について実施の形態を示して詳細に説明した。なお、本発明の内容は、実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲内において適宜改変・変更等することができることはいうまでもない。 The autonomous traveling type vacuum cleaner according to the present invention has been described in detail with reference to the embodiment. Needless to say, the content of the present invention is not limited to the embodiment, and can be appropriately modified and changed within a range not departing from the gist thereof.
1 掻取りブラシ
5 回転ブラシ
10 吸込部
17 吸引口
50 本体
56a 係止爪
56b 張出部
61 駆動輪
82 サイドブラシ取付部
C 自律走行式電気掃除機
K 集塵ケース
DESCRIPTION OF
Claims (5)
該本体の下部の吸込部と、を備え、
前記本体の幅寸法を260mm以下、高さ寸法を100mm以下としたことを特徴とする、自律走行式の電気掃除機。 The body,
A lower suction portion of the main body, and
An autonomous traveling type vacuum cleaner characterized in that a width dimension of the main body is 260 mm or less and a height dimension is 100 mm or less.
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