JP2018046591A - 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】外観形状を小さくして重量及び部品点数を低減すると共に、良好な放熱特性を備えた新規な電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置を提供することにある。
【解決手段】電動モータの回転軸23の出力部14とは反対側のアルミ系金属製のモータハウジング11の端面部15の外周面、または電動モータを制御する電子制御部を覆うアルミ系金属製の金属カバー12の外周面に径方向内側に後退した段部を形成し、この段部に金属カバー12とモータハウジング11を嵌合させると共にこの嵌合部37にモータハウジング11と金属カバー12を溶着結合する摩擦撹拌接合部FSWを形成した。
【選択図】図10
【解決手段】電動モータの回転軸23の出力部14とは反対側のアルミ系金属製のモータハウジング11の端面部15の外周面、または電動モータを制御する電子制御部を覆うアルミ系金属製の金属カバー12の外周面に径方向内側に後退した段部を形成し、この段部に金属カバー12とモータハウジング11を嵌合させると共にこの嵌合部37にモータハウジング11と金属カバー12を溶着結合する摩擦撹拌接合部FSWを形成した。
【選択図】図10
Description
本発明は電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置に係り、特に電子制御装置を内蔵した電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置に関するものである。
一般的な産業機械分野においては、電動モータによって機械系制御要素を駆動することが行われているが、最近では電動モータの回転速度や回転トルクを制御する半導体素子等からなる電子制御部を電動モータに一体的に組み込む、いわゆる機電一体型の電動駆動装置が採用され始めている。
機電一体型の電動駆動装置の例として、例えば自動車の電動パワーステアリング装置においては、運転者がステアリングホィールを操作することにより回動するステアリングシャフトの回動方向と回動トルクとを検出し、この検出値に基づいてステアリングシャフトの回動方向と同じ方向へ回動するように電動モータを駆動し、操舵アシストトルクを発生させるように構成されている。この電動モータを制御するため、電子制御部(ECU:Electronic Control Unit)がパワーステアリング装置に設けられている。
従来の電動パワーステアリング装置としては、例えば、特開2015−134598号公報(特許文献1)に記載のものが知られている。特許文献1には、電動モータ部と電子制御部とにより構成された電動パワーステアリング装置が記載されている。そして、電動モータ部の電動モータは、アルミ合金等から作られた筒部を有するモータハウジングに収納され、電子制御部の電子部品が実装された基板は、モータハウジングの軸方向の出力軸とは反対側に配置されたECUハウジングとして機能するヒートシンクに取り付けられている。ヒートシンクに取り付けられる基板は、電源回路部、電動モータを駆動制御するMOSFET、或いはIGBT等のようなパワースイッチング素子を有する電力変換回路部、及びパワースイッチング素子を制御する制御回路部を備え、パワースイッチング素子の出力端子と電動モータの入力端子とはバスバーを介して電気的に接続されている。
そして、ヒートシンクに取り付けられた電子制御部には、合成樹脂から作られたコネクタケースを介して電源から電力が供給され、また検出センサ類から運転状態等の検出信号が供給されている。コネクタケースは蓋体として機能しており、ヒートシンクを密閉して塞ぐように固定され、また固定ボルトによってヒートシンクの外周表面に固定されている。
尚、この他に電子制御装置を一体化した電動駆動装置としては、電動ブレーキや各種油圧制御用の電動油圧制御器等が知られているが、以下の説明では代表して電動パワーステアリング装置について説明する。
ところで、特許文献1にあるような構成の電動パワーステアリング装置においては、金属製のモータハウジングと金属製のヒートシンク及び合成樹脂製のコネクタケースは外周側に突出して形成された固定部を挿通した固定ボルトによって共締めされる構成である。また、モータハウジングとヒートシンクの間、及びヒートシンクとコネクタケースの間にはOリングが介装されて水の侵入を防止する構成となっている。
しかしながら、モータハウジングとヒートシンク及びコネクタケースの外周に固定部及び固定ボルトを設けると外観形状が大きくなる、重量が増加するという課題が生じる。また、固定ボルトの他に水密用のOリングも必要なことから部品点数が多くなり製品単価が高騰するという課題も生じる。更には、モータハウジング、ヒートシンクの間は密着しているが、密着部分は熱抵抗が大きくなり良好な熱移動ができず放熱特性が良くない、合成樹脂製のコネクタケースによって電子制御部を密閉しているのでコネクタケースが放熱に寄与しておらず放熱特性が良くないという課題も生じる。したがって、これらの課題を解決した電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置が要請されている。
更に、副次的であるが、特許文献1にあるような構成の電動パワーステアリング装置においては、特に電源回路部、電力変換回路部の熱を外部に放熱するためのヒートシンク部材が、モータハウジングとECUハウジングの間に配置されている。このため、ヒートシンク部材の分だけ余分に軸方向の長さが長くなる傾向になる。また、電源回路部や電力変換回路部を構成する電気部品は発熱量が大きく、小型化する場合はこの熱を効率よく外部に放熱してやる必要がある。したがって、軸方向の長さをできるだけ短くすると共に、電源回路部や電力変換回路部の熱を効率よく外部に放熱することも求められている。
本発明の主たる目的は、外観形状を小さくし、また重量及び部品点数を低減すると共に、良好な放熱特性を備えた新規な電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明の特徴は、電動モータの回転軸の出力部とは反対側のアルミ系金属製のモータハウジングの端面部の外周面、または電動モータを制御する電子制御部を覆うアルミ系金属製の金属カバーの外周面に径方向内側に後退した段部を形成し、この段部に金属カバーとモータハウジングを嵌合させると共に、この嵌合部にモータハウジングと金属カバーを溶着結合する摩擦撹拌接合部を形成した、ところにある。
本発明によれば、アルミ系金属製のモータハウジングの端面部の外周面に形成した段部とアルミ系金属製の金属カバーの開口部を係合させて摩擦撹拌接合したので、固定ボルトやOリングを廃止して外観形状を小さくして重量を低減でき、しかも固定ボルトやOリングが省略できるので部品点数を少なくできる。また、モータハウジングと金属カバーが溶着によって一体化されているので熱抵抗を小さくでき、更に金属カバーによって放熱できるので放熱特性を向上することができるものである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
本発明の実施形態を説明する前に本発明が適用される一例としての操舵装置の構成について図1を用いて簡単に説明する。
まず、自動車の前輪を操舵するための操舵装置について説明する。操舵装置1は図1に示すように構成されている。図示しないステアリングホイールに連結されたステアリングシャフト2の下端には図示しないピニオンが設けられ、このピニオンは車体左右方向へ長い図示しないラックと噛み合っている。このラックの両端には前輪を左右方向へ操舵するためのタイロッド3が連結されており、ラックはラックハウジング4に覆われている。そして、ラックハウジング4とタイロッド3との間にはゴムブーツ5が設けられている。
ステアリングホイールを回動操作する際のトルクを補助するため、電動パワーステアリング装置6が設けられている。即ち、ステアリングシャフト2の回動方向と回動トルクとを検出するトルクセンサ7が設けられ、トルクセンサ7の検出値に基づいてラックにギヤ10を介して操舵補助力を付与する電動モータ部8と、電動モータ部8に配置された電動モータを制御する電子制御装置(ECU)部9とが設けられている。電動パワーステアリング装置6の電動モータ部8は、出力軸側の外周部の3箇所が図示しないボルトを介してギヤ10に接続され、電動モータ8部の出力軸とは反対側に電子制御部9が設けられている。
電動パワーステアリング装置6においては、ステアリングホイールが操作されることによりステアリングシャフト2がいずれかの方向へ回動操作されると、このステアリングシャフト2の回動方向と回動トルクとをトルクセンサ7が検出し、この検出値に基づいて制御回路部が電動モータの駆動操作量を演算する。この演算された駆動操作量に基づいて電力変換回路部のパワースイッチング素子により電動モータが駆動され、電動モータの出力軸はステアリングシャフト1を操作方向と同じ方向へ駆動するように回動される。出力軸の回動は、図示しないピニオンからギヤ10を介して図示しないラックへ伝達され、自動車が操舵されるものである。これらの構成、作用は既によく知られているので、これ以上の説明は省略する。
上述したように、特許文献1にあるような構成の電動パワーステアリング装置においては、金属製のモータハウジングと金属製のヒートシンク及び合成樹脂製のコネクタケースは外周側に突出した固定部を挿通した固定ボルトによって共締めされる構成である。また、モータハウジングとヒートシンクの間、及びヒートシンクとコネクタケースの間にはOリングが介装されて水の侵入を防止する構成となっている。
このため、モータハウジングとヒートシンク及びコネクタケースの外周に固定部及び固定ボルトを設けると外観形状が大きくなり、また重量が増加するという課題がある。また、固定ボルトの他に水密用のOリングも必要なことから部品点数が多くなり製品単価が高騰するという課題がある。更には、モータハウジング、ヒートシンクの間の密着部分は熱抵抗が大きくなり良好な熱移動ができない、及び合成樹脂製のコネクタケースによって電子制御部を密閉しているのでコネクタケースが放熱に寄与していないという理由から放熱特性が良くないという課題がある。
このような背景から、本実施形態では次のような構成の電動パワーステアリング装置を提案するものである。つまり、本実施形態においては、電動モータの回転軸の出力部とは反対側のアルミ系金属製のモータハウジングの端面部の外周面に径方向内側に後退した段部を形成し、この段部に電動モータを制御する電子制御部を覆うアルミ系金属製の金属カバーの開口部を嵌合させると共に、この嵌合部にモータハウジングと金属カバーを溶着結合する摩擦撹拌接合部を形成する、構成としたものである。
これによれば、アルミ系金属製のモータハウジングの端面部の外周面に形成した段部とアルミ系金属製の金属カバーの開口部を係合させて摩擦撹拌接合したので、固定ボルトやOリングを廃止できるので、外観形状を小さくして重量を低減でき、しかも固定ボルトやOリングが省略できるので部品点数を少なくできると共に、モータハウジングと金属カバーが溶着によって一体化されているので熱抵抗を小さくでき、更に金属カバーによって放熱できるので放熱特性を向上することができるものである。
以下、本発明の一実施形態になる電動パワーステアリング装置の具体的な構成について、図2乃至図10を用いて詳細に説明する。尚、図2は本実施形態になる電動パワーステアリング装置の全体的な構成を示した図面であり、図3は図2に示す電動パワーステアリング装置の構成部品を分解して斜め方向から見た図面であり、図4から図9は各構成部品の組み立て順序にしたがって各構成部品を組み付けていった状態を示す図面であり、図10は、金属カバーの接合部付近の軸方向断面を示した図面である。したがって、以下の説明では、各図面を適宜引用しながら説明を行うものとする。
図2に示すように、電動パワーステアリング装置を構成する電動モータ部8は、アルミニウム、或いはアルミ合金等のアルミ系金属から作られた筒部を有するモータハウジング11及びこれに収納された図示しない電動モータとから構成され、電子制御部9は、モータハウジング11の軸方向の出力軸とは反対側に配置された、アルミニウム、或いはアルミ合金等のアルミ系金属で作られた金属カバー12及びこれに収納された図示しない電子制御組立体から構成されている。
モータハウジング11と金属カバー12は、その対向端面に形成した外周方向に沿った周方向嵌合領域EAで、後述する摩擦撹拌接合によって一体的に固着されている。金属カバー12の内部に収納された電子制御組立体は、必要な電源を生成する電源回路部や、電動モータ部8の電動モータを駆動制御するMOSFET或いはIGBT等からなるパワースイッチング素子を有する電力変換回路や、このパワースイッチング素子を制御する制御回路部からなり、パワースイッチング素子の出力端子と電動モータのコイル入力端子とはバスバーを介して電気的に接続されている。
モータハウジング11とは反対側の金属カバー12の端面には、金属カバー12に形成した孔部からコネクタ端子組立体13が露出している。また、コネクタ端子組立体13は、モータハウジング11に形成した固定部に固定ボルトによって固定されている。コネクタ端子組立体13には電力供給用のコネクタ端子形成部13A、検出センサ用のコネクタ端子形成部13B、制御状態を外部機器に送出する制御状態送出用のコネクタ端子形成部13Cを備えている。
そして、金属カバー12に収納された電子制御組立体は、合成樹脂から作られた電力供給用のコネクタ端子形成部13Aを介して電源から電力が供給され、また検出センサ類から運転状態等の検出信号が検出センサ用のコネクタ形成端子部13Bを介して供給され、現在の電動パワーステアリング装置の制御状態信号が制御状態送出用のコネクタ端子形成部13Cを介して送出されている。
図3に電動パワーステアリング装置6の分解斜視図を示している。モータハウジング11には内部に円環状の鉄製のサイドヨーク(図示せず)が嵌合されており、このサイドヨーク内に電動モータ(図示せず)が収納されているものである。電動モータの出力部14はギヤを介してラックに操舵補助力を付与している。尚、電動モータの具体的な構造は良く知られているので、ここでは説明を省略する。
モータハウジング11はアルミ合金から作られており、電動モータで発生した熱や、後述する電源回路部や電力変換回路部で発生した熱を外部大気に放出するヒートシンク部材として機能している。電動モータとモータハウジング11で電動モータ部8を構成している。
電動モータ部8の出力部14の反対側のモータハウジング11の端面部15には電子制御部ECが取り付けられている。電子制御部ECは、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18、コネクタ端子組立体13から構成されている。モータハウジング11の端面部15は、モータハウジング11と一体的に形成されているが、この他に端面部15だけを別体に形成し、ボルトや溶接によってモータハウジング11と一体化しても良いものである。
ここで、電力変換回路部16、電力変換回路部17、制御回路部18は冗長系を構成するものであり、主電子制御部と副電子制御部の二重系を構成している。そして、通常は主電子制御部によって電動モータが制御、駆動されているが、主電子制御部に異常や故障が生じると、副電子制御部に切り換えられて電動モータが制御、駆動されるようになるものである。
したがって、後述するが、通常は主電子制御部からの熱がモータハウジング11に伝えられ、主電子制御部に異常や故障が生じると、主電子制御部が停止して副電子制御部が作動し、モータハウジング11には副電子制御部からの熱が伝えられるものである。
ただ、本実施形態では採用していないが、主電子制御部と副電子制御部を合せて正規の電子制御部として機能させ、一方の電子制御部に異常、故障が生じると、他方の電子制御部で半分の能力によって電動モータを制御、駆動することも可能である。この場合、電動モータの能力は半分となるが、いわゆる「リンプホーム機能」は確保されるようになっている。したがって、通常の場合は、主電子制御部と副電子制御部の熱がモータハウジング11に伝えられるものである。
電子制御部ECは制御回路部18、電源回路部17、電力変換回路部16、コネクタ端子組立体13から構成されており、端面部15側から離れる方向に向かって、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18、コネクタ端子組立体13の順序で配置されている。制御回路部18は電力変換回路部16のスイッチング素子を駆動する制御信号を生成するもので、マイクロコンピュータ、周辺回路等から構成されている。電源回路部17は、制御回路部18を駆動する電源及び電力変換回路部16の電源を生成するもので、コンデンサ、コイル、スイッチング素子等から構成されている。電力変換回路部16は、電動モータのコイルに流れる電力を調整するもので、3相の上下アームを構成するスイッチング素子等から構成されている。
電子制御部ECで発熱量が多いのは、主に電力変換回路部16、電源回路部17であり、電力変換回路部16、電源回路部17の熱は、アルミ合金からなるモータハウジング11から放熱されるものである。この構成については、後述する。
制御回路部18と金属カバー12の間には、合成樹脂からなるコネクタ端子組立体13が設けられており、車両バッテリ(電源)や電動パワーステアリング装置の現在の制御状態を外部の図示しない他の制御装置と接続されている。もちろん、このコネクタ端子組立体13は、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18と接続されていることはいうまでもない。
金属カバー12は、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18を収納してこれらを液密的に封止する機能を備えているものであり、本実施形態では摩擦撹拌接合によってモータハウジング11に固着されている。
したがって、固定ボルトを省略して外観形状を小さくできると共に、固定ボルトや水密用のOリングを省略することができる。また、金属カバー12とモータハウジング11が溶着されているので熱抵抗が少なくなり、金属カバー11とモータハウジングの間での熱伝達性能を向上することができる。更に、金属カバー12は金属で作られているので、電力変換回路部16、電源回路部17等によって発生した熱を外部に放熱することができる。
次に、図4から図9に基づき各構成部品の構成と組み立て方法について説明する。先ず、図4はモータハウジング11の外観を示しており、図5はその軸方向断面を示している。図4、図5において、モータハウジング11は、筒状の形態に形成されて側周面部11Aと、側周面部11Aの一端を閉塞する端面部15と、側周面部11Aの他端を閉塞する端面部19とから構成されている。本実施形態では、モータハウジング11は有底円筒状であり、側周面部11Aと端面部15は一体的に形成されている。また、端面部19は、蓋の機能を備えており、側周面部11Aに電動モータを収納した後に側周面部11Aの他端を閉塞するものである。
また、端面部15の端面周面には径方向内側に後退した環状の段部35が形成されており、この段部35に金属カバー12の開口部が嵌合するものである。この嵌合する領域が図2に示す周方向嵌合領域EAとなるものであるが、段部35と金属カバー12の開口部の嵌合形態は、いわゆる「印籠係合」或いは「印籠嵌め」と呼ばれる形態である。
図5にあるように、側周面部11Aの内部には、鉄心にコイル20が巻回されたステータ21が嵌合されており、このステータ21の内部に、永久磁石を埋設したロータ22が回転可能に収納されている。ロータ22には回転軸23が固定されており、一端は出力部14となり、他端は回転軸23の回転位相や回転数を検出するための回転検出部24となっている。回転検出部24には永久磁石が設けてあり、端面部15に設けた貫通孔25を貫通して外部に突き出している。そして、図示しないGMR素子等からなる感磁部によって回転軸23の回転位相や回転数を検出するようになっている。
図4に戻って、回転軸23の出力部14とは反対側に位置する端面部15の面には本実施形態の特徴である電力変換回路部16(図3参照)、電源回路部17(図3参照)の放熱部15A、15Bが形成されている。端面部15の四隅には、基板/コネクタ固定凸部26が一体的に植立されており、内部にネジ穴が形成されている。基板/コネクタ固定凸部26は後述する制御回路部18の基板、及びコネクタ端子組立体13を固定するために設けられている。また、後述する電力変換用放熱領域15Aから植立した基板固定凸部26には、これも後述する電源用放熱領域15Bと軸方向で同じ高さの基板受け部27が形成されている。この基板受け部27は後述する電源回路部17のガラスエポキシ基板31を載置、固定するためのものである.
端面部15を形成する、回転軸23と直交する径方向の平面領域は2分割されている。1つは電力変換回路部16が取り付けられる電力変換用放熱領域15Aを形成し、もう1つは電源回路部17が取り付けられる電源用放熱領域15Bを形成している。本実施形態では、電力変換用放熱領域15Aの方が電源用放熱領域15Bより面積が大きく形成されている。これは、上述したように二重系を採用しているため、電力変換回路部16の設置面積を確保するためである。
端面部15を形成する、回転軸23と直交する径方向の平面領域は2分割されている。1つは電力変換回路部16が取り付けられる電力変換用放熱領域15Aを形成し、もう1つは電源回路部17が取り付けられる電源用放熱領域15Bを形成している。本実施形態では、電力変換用放熱領域15Aの方が電源用放熱領域15Bより面積が大きく形成されている。これは、上述したように二重系を採用しているため、電力変換回路部16の設置面積を確保するためである。
そして、電力変換用放熱領域15Aと電源用放熱領域15Bは、軸方向(回転軸23が延びる方向)に向けて高さが異なる段差を有している。つまり、電源用放熱領域15Bは、電動モータの回転軸23の方向で見て、電力変換用放熱領域15Aに対して離れる方向に段差を有して形成されている。この段差は、電力変換回路部16を設置した後に電源回路部17を設置した場合に、電力変換回路部16と電源回路部17が夫々干渉しない長さに設定されている。
電力変換用放熱領域15Aには、3個の細長い矩形の突状放熱部28が形成されている。この突状放熱部28は後述する二重系の電力変換回路部16が設置されるものである。また、突状放熱部28は、電動モータの回転軸23の方向で見て電動モータから離れる方向に突出して延びているものである。
また、電源用放熱領域15Bは平面状であって、後述する電源回路部17が設置されるものである。したがって、突状放熱部28は電力変換回路部16で発生した熱を端面部15に伝熱する放熱部として機能し、電源用放熱領域15Bは電源回路部17で発生した熱を端面部15に伝熱する放熱部として機能するものである。
尚、突状放熱部28は省略することができ、この場合は電力変換用放熱領域15Aが電力変換回路部16で発生した熱を端面部15に伝熱する放熱部として機能する。ただ、本実施形態では、突状放熱部28に電力変換回路部16の金属基板を摩擦撹拌接合によって溶着して確実な固定を図っている。
このように、本実施形態になるモータハウジング11の端面部15においては、ヒートシンク部材を省略して軸方向の長さを短くできるようになるものである。また、モータハウジング11は十分な熱容量を有しているので、電源回路部17や電力変換回路部16の熱を効率よく外部に放熱することができるようになるものである。
次に、図6は電力変換回路部16を突条放熱部28(図4参照)に設置した状態を示している。図6にある通り、電力変換用放熱領域15Aに形成された突状放熱部28(図4参照)の上部には二重系よりなる電力変換回路部16が設置されている。電力変換回路部16を構成するスイッチング素子は金属基板(ここではアルミ系の金属を使用している)に載置され、放熱されやすく構成されている。そして、金属基板は突状放熱部28に摩擦撹拌接合によって溶着されている。
したがって、金属基板は突状放熱部28(図4参照)に強固に固定され、またスイッチング素子で発生した熱を効率良く突状放熱部28(図4参照)に伝熱させることができる。突状放熱部28(図4参照)に伝えられた熱は電力変換用放熱領域15Aに拡散され、更にモータハウジング11の側周面部11Aに伝熱されて外部に放熱されるものである。ここで、上述した通り、電力変換回路部16の軸方向の高さは、電源用放熱領域15Bの高さより低くなっているので、後述する電源回路部17と干渉することはないものである。
このように、電力変換用放熱領域15Aに形成された突状放熱部28の上部に電力変換回路部16が設置されている。したがって、電力変換回路部16のスイッチング素子で発生した熱を効率良く突状放熱部28に伝熱させることができる。更に、突状放熱部28に伝えられた熱は電力変換用放熱領域15Aに拡散され、モータハウジング11の側周面部11Aに伝熱されて外部に放熱されるようになる。
次に、図7は電力変換回路部16の上から電源回路部17を設置した状態を示している。図7にある通り、電源用放熱領域15Bの上部には電源回路部17が設置されている。電源回路部17を構成するコンデンサ29やコイル30等はガラスエポキシ基板31に載置されている。電源回路部17も二重系が採用されており、図からわかるように、夫々対称にコンデンサ29やコイル30等からなる電源回路が形成されている。
このガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B(図6参照)側の面は、電源用放熱領域15Bと接触するようにして端面部15に固定されている。固定方法は、図7にあるように、基板固定凸部26の基板受け部27に設けられたネジ穴に図示しない固定ボルトによって固定されている。また、電源用放熱領域15B(図6参照)に設けられたネジ穴にも図示しない固定ボルトによって固定されている。
尚、電源回路部17がガラスエポキシ基板31で形成されているため、両面実装が可能となっている。そして、ガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B(図6参照)側の面には、図示しないGMR素子やこれの検出回路等からなる回転位相、回転数検出部が実装され、回転軸23(図5参照)に設けた回転検出部24(図5参照)と協働して、回転の回転位相や回転数を検出するようになっている。
このように、ガラスエポキシ基板31は電源用放熱領域15B(図6参照)に接触するようにして固定されているので、電源回路部17で発生した熱を効率良く電源用放熱領域15B(図6参照)に伝熱させることができる。電源用放熱領域15B(図6参照)に伝えられた熱は、モータハウジング11の側周面部11Aに拡散して伝熱されて外部に放熱されるものである。ここで、ガラスエポキシ基板31と電源用放熱領域15B(図6参照)の間は、熱伝達性の良い接着剤、放熱グリース、放熱シートのいずれか1つを介在させることで、更に熱伝達性能を向上させることができる。
このように、電源用放熱領域15Bの上部には電源回路部17が設置されている。電源回路部17の回路素子が載置されたガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B側の面は、電源用放熱領域15Bと接触するようにして端面部15に固定されている。したがって、電源回路部17で発生した熱を効率良く電源用放熱領域15Bに伝熱させることができる。電源用放熱領域15Bに伝えられた熱は、モータハウジング11の側周面部11Aに拡散して伝熱されて外部に放熱されるようになる。
次に、図8は電源回路部17の上から制御回路部18を設置した状態を示している。図8にある通り、電源回路部17の上部には制御回路部18が設置されている。制御回路部18を構成するマイクロコンピュータ32や周辺回路33はガラスエポキシ基板34に載置されている。制御回路部18も二重系が採用されており、図からわかるように、夫々対象にマイクロコンピュータ32や周辺回路33からなる制御回路が形成されている。尚、マイクロコンピュータ32や周辺回路33は、ガラスエポキシ基板34の電源回路17側の面に設けられていても良いものである。
このガラスエポキシ基板34は、図8にあるように、基板固定凸部26(図7参照)の頂部に設けられたネジ穴にコネクタ端子組立体13によって挟まれる形態で図示しない固定ボルトによって固定されており、電源回路部17(図7参照)のガラスエポキシ基板31と制御回路部18のガラスエポキシ基板34の間は、図7に示す電源回路部17のコンデンサ29やコイル30等が配置される空間となっている。
次に、図9は制御回路部18の上からコネクタ端子組立体13を設置した状態を示している。図9にある通り、制御源回路部18の上部にはコネクタ端子組立体13が設置されている。そして、コネクタ端子組立体13は基板固定凸部26の頂部に設けられたネジ穴に制御回路部18を挟み込むようにして固定ボルト36によって固定されている。この状態で、図3に示すようにコネクタ端子組立体13が電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18と接続され、更に、金属カバー12の開口部37が、モータハウジング11の段部35に印籠嵌め等によって嵌合され、この周方向嵌合領域EAが摩擦撹拌接合によって接合されて、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18が液密的に封止されるものである。
ここで、モータハウジング11と金属カバー12の周方向嵌合領域EA付近の軸方向断面を図10に示している。図10において、電子制御部ECは、モータハウジング11の端面部15に隣接して配置されており、金属カバー12によって覆われることで、金属カバー12と端面部15によって形成された収納空間Shに電子制御部ECが収納されている。そして、回転軸23の出力部14とは反対側の端部には、磁石保持部38が固定されており、更にこれに回転検出部を構成する永久磁石(センサマグネット)39が収納、固定されている。
この回転軸23の端部、磁石保持部38、永久磁石39は、モータハウジング11の端面部15を越えて電子制御部EC側に延びている。電子制御部EC側に配置されている電源回路部17のガラスエポキシ基板31のモータハウジング11側の面には、GMR素子のような感磁機能を有する磁気センサ40が固定されており、永久磁石39の回転によって回転軸23の回転位相等を検出している。端面部15の中央付近に形成した回転軸23が貫通する貫通孔41にはボールベアリング42が介装されており、このボールベアリング42に回転軸23が回転可能に軸支されている。
図10、図11にある通り、端面部15の外周面に形成した段部35は、径方向内側に後退した段部側面壁35Sと、端面部15の側周面部11Aと段部側面壁35Sを繋ぐ段部底面壁35Bから形成されている。段部底面壁35Bと段部側面壁35Sで形成される段部35には、金属カバー12の開口部37が印籠嵌めによって嵌合されている。したがって、段部側面壁35Sと金属カバー12の接触部が周方向嵌合領域EAとして形成されている。
図11に示している通り、段部底面壁35と金属カバー12の開口部37の接触部分(突合せ部分)を中央にして摩擦撹拌接合処理が行われている。すなわち、段部底面壁35と金属カバー12の開口部37の先端の接触領域と、段部側面壁35Sと金属カバー12の開口部37の内周の一部の接触領域が摩擦撹拌接合によって溶着され、摩擦撹拌接合領域FSWが形成されている。
尚、図11の例では、段部側面壁35Sと金属カバー12の開口部37の内周の接触領域まで深く接合されているが、段部底面壁35と金属カバー12の開口部37の先端の接触領域までの浅い接合に留めておくことも可能である。
ここで、摩擦撹拌接合とは、先端に突起部のある円筒状の工具を回転させながら強い力で押し付けることで、突起部を接合させる部材の接合部に貫入させ、これによって摩擦熱を発生させて母材を軟化させるとともに、工具の回転力によって接合部周辺を塑性流動させて練り混ぜることで複数の部材を一体化させるものである。
このように、本実施形態では、アルミ系金属製のモータハウジング11の端面部15の外周面に径方向内側に後退した段部35を形成し、この段部35にアルミ系金属製の金属カバー12の開口部37を嵌合させると共に、この周方向嵌合領域EAにモータハウジングと金属カバーの摩擦撹拌接合部FSWを形成したものである。
そして、モータハウジングの端面部15の外周面に形成した段部35と金属カバー12の開口部37を嵌合させて摩擦撹拌接合したので、固定ボルトやOリングを廃止して外観形状を小さくして重量を低減でき、しかも固定ボルトやOリングが省略できるので部品点数を少なくできるものである。また、モータハウジング11と金属カバー12が溶着によって一体化されているので熱抵抗を小さくでき、更に金属カバーによって放熱できるので放熱特性を向上することができるものである。更に金属カバー12とモータハウジング11を一体化したので熱容量を大きくでき、放熱特性を向上することができるものである。
また、これに加えて本実施形態によれば、電力変換用放熱領域15Aに形成された突状放熱部28の上部に電力変換回路部16が設置されている。したがって、電力変換回路部16のスイッチング素子で発生した熱を効率良く突状放熱部28に伝熱させることができる。更に、突状放熱部28に伝えられた熱は電力変換用放熱領域15Aに拡散され、モータハウジング11の側周面部11Aに伝熱されて外部に放熱されるようになる。
同様に、電源用放熱領域15Bの上部には電源回路部17が設置されている。電源回路部17の回路素子が載置されたガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B側の面は、電源用放熱領域15Bと接触するようにして端面部15に固定されている。したがって、電源回路部17で発生した熱を効率良く電源用放熱領域15Bに伝熱させることができる。電源用放熱領域15Bに伝えられた熱は、モータハウジング11の側周面部11Aに拡散して伝熱されて外部に放熱されるようになる。
このような構成によれば、少なくとも電源回路部17及び電力変換回路部16で発生した熱をモータハウジング11の端面部15に伝熱させることで、ヒートシンク部材を省略して軸方向の長さを短くできるようになる。また、モータハウジング11は十分な熱容量を有しているので、電源回路部や電力変換回路部の熱を効率よく外部に放熱することができるようになる。
以上述べた通り、本発明は電動モータの回転軸の出力部とは反対側のアルミ系金属製のモータハウジングの端面部の外周面に径方向内側に後退した段部を形成し、この段部に電動モータを制御する電子制御部を覆うアルミ系金属製の金属カバーの開口部を嵌合させると共に、この嵌合部にモータハウジングと金属カバーを溶着結合する摩擦撹拌接合部を形成した。
これによって、モータハウジングの段部と金属カバーの開口部を係合させて摩擦撹拌接合したので、固定ボルトやOリングを廃止でき外観形状を小さくして重量を低減でき、また部品点数を少なくできるものである。また、モータハウジングと金属カバーが溶着によって一体化されているので熱抵抗を小さくでき、更に金属カバーによって放熱できるので放熱特性を向上することができるものである。
図12、図13に他の実施例を示す。先の実施例との違いは、段部を金属カバーに設けた点であり、他の構成は同じである。図12、図13にある通り、金属カバー12の外周面に形成した段部35は、径方向内側に後退した段部側面壁35Cと、金属カバー12の側周面部12Aと段部側面壁35Sを繋ぐ段部接続壁35Dから形成されている。段部接続壁35Dと段部側面壁35Cで形成される段部35には、モータハウジング11の開口部43が印籠嵌めによって嵌合されている。したがって、段部側面壁35Cとモータハウジング11の開口部43の接触部が周方向嵌合領域EAとして形成されている。
図13に示している通り、段部接続壁35Dとモータハウジンブ11の開口部43の接触部分(突合せ部分)を中央にして摩擦撹拌接合処理が行われている。すなわち、段部接続壁35Dとモータハウジング11の開口部43の先端の接触領域と、段部側面壁35Cとモータハウジング11の開口部43の内周の一部の接触領域が摩擦撹拌接合によって溶着され、摩擦撹拌接合領域FSWが形成されている。本実施例においても、先の実施例と同様な効果が得られる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
6…電動パワーステアリング装置、8…電動モータ部、9…電子制御部、11…モータハウジング、12…金属カバー、13…コネクタ端子組立体、14…出力部、15…端面部、16…電力変換回路部、17…電源回路部、18…制御回路部、19…端面部、20…コイル、21…ステータ、22…ロータ、23…回転軸、24…回転検出部、25…貫通孔、26…基板固定凸部、27…基板受け部、28…突状放熱部、29…コンデンサ、30…コイル、31…ガラスエポキシ基板、32…マイクコンピュータ、33…周辺回路、34…ガラスエポキシ基板、35…段部、35B…段部底面壁、35S…段部側面壁、37…開口部、EA…周方向嵌合領域、FSW…摩擦撹拌接合領域。
Claims (14)
- 機械系制御要素を駆動する電動モータが収納されたアルミ系金属製のモータハウジングと、前記電動モータの回転軸の出力部とは反対側の前記モータハウジングの端面部の側に配置された、前記電動モータを駆動するための制御回路部、電源回路部、電力変換回路部からなる電子制御部と、前記電子制御部を覆うアルミ系金属製の金属カバーと、を備え、
前記電動モータの前記回転軸の前記出力部とは反対側の前記モータハウジングの前記端面部の外周面、または前記金属カバーの外周面に径方向内側に後退した環状の段部を形成し、
前記段部に前記金属カバーと前記モータハウジングを嵌合させて嵌合部を形成すると共に、前記嵌合部に前記モータハウジングと前記金属カバーを溶着結合する摩擦撹拌接合部を形成した
ことを特徴とする電動駆動装置。 - 請求項1に記載の電動駆動装置において、
前記端面部の外周面に形成した前記段部は、径方向内側に後退した段部側面壁と、前記端面部の側周面部と前記段部側面壁を繋ぐ段部底面壁から形成されており、
前記段部底面壁と前記段部側面壁で形成される段部部分には、前記金属カバーの前記開口部が印籠嵌めによって嵌合されており、
更に、前記段部底面壁と前記金属カバーの前記開口部の接触部分を中央にして前記摩擦撹拌接合部が形成されている
ことを特徴とする電動駆動装置。 - 請求項2に記載の電動駆動装置において、
前記段部底面壁と前記金属カバーの前記開口部の先端の接触領域と、前記段部側面壁と前記金属カバーの開口部の内周の一部の接触領域に前記摩擦撹拌接合部が形成されている
ことを特徴とする電動駆動装置。 - 請求項2に記載の電動駆動装置において、
前記モータハウジングの前記端面部には電力変換用放熱領域、及び電源用放熱領域が形成され、前記電力変換用放熱領域には前記電力変換回路部が設置され、前記電源用放熱領域には前記電源回路部が設置され、
前記電力変換回路部及び前記電源回路部で発生した熱が、前記電力変換用放熱領域、及び前記電源用放熱領域を介して前記モータハウジングに放熱される
ことを特徴とする電動駆動装置。 - 請求項4に記載の電動駆動装置において、
前記モータハウジングの前記端面部に形成された前記電源用放熱領域は、前記電動モータの回転軸方向で見て、前記電力変換用放熱領域に対して離れる方向に段差を有して形成されている
ことを特徴とする電動駆動装置。 - 請求項5に記載の電動駆動装置において、
前記電力変換用放熱領域には、前記電動モータの回転軸方向で見て前記電動モータから離れる方向に延びた突状放熱部が形成されている
ことを特徴とする電動駆動装置。 - 請求項6に記載の電動駆動装置において、
前記電子制御部は、前記電動モータの回転軸方向で見て前記電動モータから離れる方向に、前記電力変換回路部、前記電源回路部、前記制御回路部の順番で配置されている
ことを特徴とする電動駆動装置。 - ステアリングシャフトの回動方向と回動トルクとを検出するトルクセンサからの出力に基づきステアリングシャフトに操舵補助力を付与する電動モータと、
前記電動モータが収納されたモータハウジングと、
前記電動モータの回転軸の出力部とは反対側の前記モータハウジングの端面部の側に配置された、前記電動モータを駆動するための制御回路部、電源回路部、電力変換回路部からなる電子制御部とを備え、
前記電動モータの前記回転軸の前記出力部とは反対側の前記モータハウジングの前記端面部の外周面、または前記金属カバーの外周面に径方向内側に後退した環状の段部を形成し、
前記段部に前記電子制御部を覆うアルミ系金属製の金属カバーの開口部を嵌合させて嵌合部を形成すると共に、前記嵌合部に前記モータハウジングと前記金属カバーを溶着結合する摩擦撹拌接合部を形成した
ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項8に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記端面部の外周面に形成した前記段部は、径方向内側に後退した段部側面壁と、前記端面部の側周面部と前記段部側面壁を繋ぐ段部底面壁から形成されており、
前記段部底面壁と前記段部側面壁で形成される段部部分には、前記金属カバーの前記開口部が印籠嵌めによって嵌合されており、
更に、前記段部底面壁と前記金属カバーの前記開口部の接触部分を中央にして前記摩擦撹拌接合部が形成されている
ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項9に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記段部底面壁と前記金属カバーの前記開口部の先端の接触領域と、前記段部側面壁と前記金属カバーの開口部の内周の一部の接触領域に前記摩擦撹拌接合部が形成されている
ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項10に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記モータハウジングの前記端面部には電力変換用放熱領域、及び電源用放熱領域が形成され、前記電力変換用放熱領域には前記電力変換回路部が設置され、前記電源用放熱領域には前記電源回路部が設置され、
前記電力変換回路部及び前記電源回路部で発生した熱が、前記電力変換用放熱領域、及び前記電源用放熱領域を介して前記モータハウジングに放熱されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項11に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記モータハウジングの前記端面部に形成された前記電源用放熱領域は、前記電動モータの回転軸方向で見て、前記電力変換用放熱領域に対して離れる方向に段差を有して形成されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項12に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記電力変換用放熱領域には、前記電動モータの回転軸方向で見て前記電動モータから離れる方向に延びた突状放熱部が形成されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項13に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記電子制御部は、前記電動モータの回転軸方向で見て前記電動モータから離れる方向に、前記電力変換回路部、前記電源回路部、前記制御回路部の順番で配置されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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