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JP2017502757A - 毛髪を処理するための装置および関連する補給器 - Google Patents

毛髪を処理するための装置および関連する補給器 Download PDF

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Abstract

本発明は、- ヘアケア製品を収容する容器(23)と、- 容器(23)に収容される製品を分注するための端部品と、- 容器(23)に収容される製品を分注端部品に供給するフラップ弁ポンプの少なくとも1つの構成部品とを備える、毛髪を処理するための電気器具のための補給器に関する。

Description

本発明は、毛髪を処理するための装置に関し、排他的ではないがより詳細には、毛髪を成形するように意図された装置に関し、特には、毛髪を真っ直ぐな毛にする、巻き毛にする、または縮れ毛にするための、化粧製品の補充を含む装置に関する。
一般的に、ヘアストレーナは、2つのアームを開閉することを可能にするヒンジの助けで一体に連結される2つのアームと、アームに配置された少なくとも1つの加熱要素とから成る。毛髪の房をあるスタイルに形作る運転の間、前記房は、開位置で2つのアームの間に導入され、それから2つのアームが毛髪の房に被さって手作業で閉じられる。それから、毛髪の房は、2つのアームが開けられて毛髪の房が取り出されるまで、加熱要素の熱出力に曝される。
特許文献1には、電気器具を開閉させることができるように一体に連結される2つのアーム、少なくとも1つの加熱部材と、毛髪処理装置を受け入れるための少なくとも1つの座部とを備え、毛髪処理装置が、運転の間、ヘアケア製品を分注することができるヘアスタイリング電気器具が記載されている。毛髪処理装置は、ヘアケア製品で浸透された支持材料から成り、使い捨てに適している。
特許文献2および特許文献3には、毛髪との接触によってヘアケア製品を塗布することを可能にするヘアストレート装置が記載されている。塗布されるヘアケア製品は、その塗布のための取り外し可能な補給器に収容される。取り外し可能な補給器は、ゲル化された形態でヘアケア製品を収容する容器と、製品を分注および塗布するためのオリフィスとを備え、前記オリフィスが、容器の壁を直接的に貫いて作られる。補給器は、ヘアストレーナの2つのアームの一方に配置される筐体に、スライドすることで導入される。
国際公開第2009/078046号パンフレット 国際公開第2009/015027号パンフレット 米国特許出願公開第2009/0025247号明細書 仏国特許出願公開第2967018号明細書 欧州特許出願公開第2449909号明細書 米国特許出願公開第2010/0307528(A1)号明細書
使用者が装置にヘアケア製品を容易に補給できるように、および/または、塗布されるヘアケア製品を変更できるように、ヘアケア製品を塗布するための装置をさらに改良する必要性がある。
より濃い毛髪をあるスタイルに形作ることだけでなく、1つだけの補給器を何回も再使用することも可能にするように、補給器を変更することなく塗布するために、ヘアケア製品を十分な量で有することに長所もある。
その態様のうちの第1によれば、本発明の主題は、毛髪を処理するための電気器具のための補給器であって、
- ヘアケア製品を収容する容器と、
- 容器に収容される製品を分注するための分注端部品と、
- 容器に収容される製品を分注端部品に供給するフラップ弁ポンプの少なくとも1つの構成部品と
を備える補給器である。
補給器における容器は、ヘアケア製品の複数回の投与分を分注するのに十分な量の製品を有することを可能にする。
補給器がフラップ弁ポンプの少なくとも1つの構成部品を備えるという事実は、確保される連結部の数を低減することで、容器を変えることをより容易にし、この数は、補給器がフラップ弁ポンプのすべての構成部品を担持する場合、有利にゼロへと低減されることが可能である。
フラップ弁ポンプの使用は、ポンプ室の容積を変えるポンプの構成部品を一回押すことが、投与分の製品を分注するのに十分であり得るため、このポンプの作動を容易にする。したがって、例えば蠕動ポンプといったより複雑な機構が、回避され得る。
補給器は一体品で取り扱われてもよい。したがって、補給器が、それを用いることになる装置に設置されるとき、容器と、分注端部品と、フラップ弁ポンプの前記少なくとも1つの構成部品とは装置へと一緒に導入される。
好ましくは、補給器は長手方向軸に沿って延び、前記少なくとも1つの構成部品は、前記長手方向軸に沿って、容器と分注端部品との間に位置付けられる。これは、構成部品の作動を容易にできる。好ましくは、この構成部品は、容器を分注端部品に直接的に連結する。
好ましくは、補給器が使用されている間、容器の内容積が変わる。これは、製品のより良い保護にとって好都合であるエアレス運転を可能にできる。
容器の最大容量は、好ましくは、2mlから20mlの間である。
ヘアケア製品は、好ましくは、容器において、例えば25℃から95℃までの間といった、室温またはより高い温度において、言わば液体である流体状態にある。この場合、製品は、容器における室温において、最初は固体またはペーストの状態であり得るが、アプリケータ部材を供給するために提供される分注機構によって分注される流体を十分とするために、容器内で加熱され得る。したがって、製品は、塗布のとき、容器において流体である。好ましくは、製品は室温において液体である。
製品が補給器において最初に固体であり、流体化させるために加熱される場合、アプリケータ部材の周りの領域は、好ましくは、製品の温度をより容易に制御するために、非加熱である。
容器は、好ましくは長手方向軸に沿って延び、容器の長さは、好ましくは、前記長手方向軸に沿って測定される補給器の全長の半分以下である。これは、補給器を取り扱うのをより容易にする。これは、容器と、前記フラップ弁ポンプ構成部品と、分注端部品端とを端に配置することで、補給器の構造を単純にもできる。
分注端部品と容器とは、好ましくは、一致しないが特には平行であるそれぞれの長手方向軸を有し、10mmから40mmの間の距離でずれている。これは、補給器と、補給器を受け入れるように意図される装置とを製作するのを、より容易にすることができる。
フラップ弁ポンプであって、特には、フラップ弁ポンプの構成部品は、好ましくは、ポンプ室と、ポンプ室を少なくとも部分的に画定する弾性的に変形可能な隔膜とを有する。フラップ弁ポンプはエアレス式のものであってもよい。
フラップ弁ポンプは、容器に連結するための端部品と、分注端部品に連結するための端部品であって、特には、分注端部品の可撓性ダクトへと挿入されるように意図される端部品とを備えてもよい。好ましくは、フラップ弁ポンプは、隔膜から離して、剛体の組立体を形成する。
補給器は、ポンプ室と、隔膜と、容器に連結するための端部品および分注端部品に連結するための端部品とを備えてもよい。この場合、補給器を受け入れる装置が、隔膜を変形し、ポンプ室の容積を変えるために、隔膜に力を発揮するように設計されるのに十分である。この力は、装置が毛髪において閉じられるとき、発揮され得る。
分注端部品は、好ましくは、ヘアケア製品であらかじめ充填されている。これは、補給器が最初に使用される前に、ポンプを何回か作動する必要性を回避できる。ポンプ室も製品であらかじめ充填される。
変形例では、分注端部品は、少なくとも部分的に、さらに好ましくは全体的に、製品で充填させることができ、一方、特には補給器が電気器具に嵌められている場合に容器の内容積が低減するとき、補給器は電気器具に導入される。この場合、フラップ弁ポンプは、製品を容器から分注端部品に向かって流すことができ、弁は、容器に収容される製品の圧力の下で開く。
分注端部品は、少なくとも1つの分注オリフィスを有し、さらに好ましくは複数の分注オリフィスを有してもよく、分注オリフィスは、特には無負荷状態で閉じられ、ヘアケア製品によって発揮される圧力の下で開くことができる。分注オリフィスは、特には変形可能であって、好ましくは可撓性ダクトによって画成される壁である壁を貫いて好ましくは作られ、可撓性ダクトは、特にはフラップ弁ポンプの前述の連結端部品によって、特にはその端のうちの一方においてポンプ室に連結される。各々の分注オリフィスは、無負荷状態で結合される縁を有するスロットによって形成されてもよい。
フラップ弁ポンプの作動ごとに分注端部品において送達されるヘアケア製品の量は、0.01mlから0.5mlまでの間であり得る。
補給器は、好ましくは、ポンプ室の上流に配置され、特には容器に連結するための端部品に配置される入口弁を有し、入口弁は、容器からポンプ室への流れの方向において開口する。補給器は、好ましくは、ポンプ室の下流に配置され、ポンプ室から分注端部品への流れの方向において開口する出口弁を有する。適切な場合、前述の分注オリフィスは、弾性的に変形可能な壁を貫いて作られるとき、出口弁を形成できる。これは、分注オリフィスが二重の機能、つまり、製品を分注する機能と出口弁として作用する機能とを有するため、特に有利である。これは、ポンプ室と分注端部品との間での特定の弁の使用を回避することを可能にするため、フラップ弁ポンプを製造することをより容易にする。変形例では、出口弁は、分注端部品に連結するための一体品で配置されてもよい。
フラップ弁ポンプは、好ましくは、ポンプ室と、入口弁および出口弁の少なくとも一方とを含む単一部品によって形成される。この単一部品は、成形材料によって製作されてもよい。
補給器は、好ましくは、分注端部品によって製品が供給されるアプリケータ部材を備える。アプリケータ部材は、好ましくは、分注端部品を少なくとも一部覆う。アプリケータ部材は、多孔質材料、および/または、特には連続気泡発泡体である、化粧製品を放出または拡散できる材料を備えてもよい。望まれる場合、アプリケータ部材は、例えば10mm以下といった、比較的小さい厚さで製作されてもよい。
補給器は、分注端部品および/またはフラップ弁ポンプおよび/または容器を担持し、さらに好ましくは、分注端部品、フラップ弁ポンプ、および容器を担持する支持体を備えてもよい。変形例では、支持体は、分注端部品を担持してもよく、前記ポンプを分注端部品に連結するための端部品を用いてフラップ弁ポンプに留め付けられてもよく、フラップ弁ポンプ自体は、前記ポンプを容器に連結するための端部品によって、容器に留め付けられる。
好ましくは、補給器は、取り扱うのが容易である一体部品を形成する。
アプリケータ部材は、分注端部品を少なくとも一部覆う支持体上に、固定化される手法または取り外し可能な手法で搭載され得る。支持体は、分注端部品に少なくとも一部重ねられ、製品を分注端部品からアプリケータ部材へと通過させることができる少なくとも1つの開口を有してもよい。好ましくは、アプリケータ部材は分注端部品と接触する。
分注端部品は、好ましくは、製品の圧力の下での弾性変形による容積の増加によって、ポンプが作動されるときに製品で充填されるように好ましくは作られる。したがって、製品は、充填操作が停止されてからすぐに分注させるために、分注端部品に集めることができる。これは、遅延される手法でアプリケータ部材を供給することと、アプリケータ部材自体の内部で大量の製品を集める必要性を回避することと、したがって、アプリケータ部材の交換の間、製品の損失を低減することとを可能にする。これは、ポンプ室の容積が、端部品の弾性変形によって集められたすべての製品が分注されるまで再び増大することがないと仮定しており、これは、通常、房の処理の期間にわたって毛髪で装置を閉じていることでポンプが作動される場合である。逆止め弁が分注端部品とポンプ室との間に存在する場合、装置は、分注端部品の弾性変形によって集められた製品のすべてが分注される前に開けられ得る。
補給器は、使用していないときに補給器を閉じるための部材であって、特には、アプリケータ部材を少なくとも一部覆うように意図される薄膜シールまたはカバーを備えてもよい。この閉止部材は、最初に補給器に嵌められていることで、使用者に供給されてもよく、補給器が装置に嵌められるとき、および/または、使用されるとき、使用者によって取り外されてもよい。
本発明のさらなる主題は、毛髪を処理するための装置であって、
- 毛髪を処理するための寄り合わされた構成と、処理される毛髪の房を互いの間に挿入するための離間された構成との間で、互いに対して移動することができる少なくとも2つのアームと、
- アームの少なくとも一方に担持される、本発明による補給器と
を備える装置である。
補給器の使用は、使用者に、補給器を単に変更することで、異なるヘアケア製品を容易に塗布することができる。
2つのアームは、それぞれの長手方向軸に沿って延び、好ましくは、それらの近位端に存在するヒンジによって連結され、このヒンジは、アームの長手方向軸によって定められる平面に好ましくは垂直に配向される回転軸を定める。
2つのアームは、顎部によってそれらの遠位端に向かって延ばされる半把手部を画成してもよい。
顎部において測定されるアームの最大厚さは、好ましくは、半把手部において測定される最大厚さより大きく、各々のアームの最大厚さは、好ましくは、10mmから40mmまでの間であり、さらに好ましくは17mmから32mmまでの間である。
アーム同士の寄り合わせは、好ましくは、分注端部品に製品を供給するために、フラップ弁ポンプを作動する。
補給器は、補給器をアームに組み込むための筐体に受け入れられてもよい。
補給器を担持する一方のアームと反対のアームは、アームの寄り合わされた構成においてフラップ弁ポンプを作動する逃がし部を有してもよい。この逃がし部は、好ましくは、分注される投与分に依存して使用者によって調整可能である度合いへと突出する。
補給器は、アームの外側へとつながる少なくとも1つの延在部であって、好ましくは、アームの側部から外へと突き出る、または、アームの側部と面一である側方延在部を、特にはアームにおけるフラップの関節の反対の側に有してもよく、使用者に補給器がアームに存在することを確認させることができる。
装置は、補給器と同じアームに電気スイッチを有してもよく、前記スイッチは、補給器によって作動され、特にはアームにおける補給器の存在を検出することを可能にする。
アプリケータ部材は、アームが閉じられるときに毛髪に接触するように配置される。補給器を担持するアームと反対のアームは、毛髪が対抗支持面によって特定の圧力でアプリケータ部材に押し付けられるように、対抗支持面を画成してもよい。
好ましくは、装置は、使用されている間、アプリケータ部材に製品が自動的に供給されるように製作される。したがって、使用者は、製品を塗布するために、装置において具体的な操作を行うことについて心配する必要がない。アームを閉じることでポンプを作動でき、これは、アプリケータ部材に、製品を供給すること、特には、一回の投与分の製品を供給することを、可能にする。一回の投与分の製品は、好ましくは0.015mlから0.5mlまでの間である。
アプリケータ部材には、好ましくは、分注端部品による加圧された製品の一時的な集まりで、製品が供給される。分注端部品内の加圧された製品の存在は、顎部がひとたび寄り合わされると、顎部が寄り合わされた状態で装置が毛髪の房に沿って移動される一方で、アプリケータ部材に製品を供給し続けることを可能にする。
補給器を担持するアームと反対のアームは、蒸気出口を有してもよく、好ましくは櫛を有してもよい。毛髪への製品の均一な分配を促進するために、化粧製品を塗布するための領域の下流および上流のそれぞれに位置付けられる2つの櫛を使用することは、有利であるが分かると思われる。
これらの櫛は、互いに対して有利に平行であり、同じ数の歯を有してもよい。
適切であれば、装置は、櫛のうちの少なくとも1つを、さらに好ましくは各々の櫛を、取り外し可能な手法で留め付けるように製作される。
好ましくは、特には毛髪が真っ直ぐであるように意図されているとき、装置は、毛髪と接触するように意図されている加熱要素であって、さらに好ましくは、アームに各々配置される2つの加熱要素を備える。この加熱要素またはこれらの加熱要素は、各々、熱の優れた伝導体である材料から作られた、毛髪と接触するための高温面を画成する板を備えてもよく、前記面の温度は、例えば、95℃以上であり、さらに好ましくは90℃から230℃までの間である。
好ましくは、製品は、蒸気を当てること、櫛で梳くこと、および/または、加熱要素により真っ直ぐにすることの前に、装置に導入される毛髪の房に塗布される。したがって、アーム同士の間に導入された毛髪は、房が装置のアーム同士の間で移動される間に蒸気および加熱要素に曝される前に、アプリケータ部材と接触することができる。
本発明による毛髪を処理するための装置は、特には閉位置で接触する平坦な加熱要素を有するストレーナであってもよい。
本発明は、本発明の非限定的な実施の例の以下の詳細な説明を読むことで、および、添付した図面を精査することで、より良く理解できる。
補給器を受け入れることになるアームの上方に補給器が示された状態での、本発明によって製作される、毛髪を処理するための装置の例の概略的な斜視図である。 補給器がフラップにおいて所定位置にある、図1からの装置を示す図である。 フラップが閉じられた後の、図2からの装置の正面図である。 図1における装置と共にそれ自体において使用され得る補給器の例の図である。 図4からの補給器の側面図である。 図4からの補給器の分解組立図である。 それ自体における分注端部品の例の平面図である。 変形の端部品の図7Aと同様の図である。 本発明による変形の装置の概略的な斜視図である。 補給器が嵌められる前の図8からの装置の図である。 様々な構成部品の配置を示す、本発明による装置の概略的な断面図である。 それ自体における変形の分注端部品の図である。 それ自体における変形の分注端部品の図である。
図1〜図3は、本発明による毛髪を処理するための装置の例のハンドピース2を示している。
ハンドピース2は、毛髪の房を互いとの間に導入するための離間された構成(図示せず)と、処理のための寄り合わされた構成との間で、互いに対して移動することができる2つの顎部3および4を有している。
顎部3および4は上方アーム5および下方アーム6によってそれぞれ担持されており、この例では、上方アーム5および下方アーム6は、一端において関節8によって一体に連結されており、したがってハンドピース2はトングを形成している。
上方アーム5および下方アーム6は各々、好ましくは、22cmから31cmまでの間の全長を有し、関節8と顎部3および4との間で、使用者が顎部3および4を寄り合わすために押すことができるそれぞれの半把手部10および11を画成する。
上方アーム5および下方アーム6は、それぞれの長手方向軸X1およびX2に沿って延び、長手方向軸X1およびX2は、好ましくは、顎部3および4が閉じられているときに互いに平行である。
弾性戻し部材(見ることができない)が、顎部3および4を離間された構成へと戻すために好ましくは設けられ、この弾性戻し部材は、例えば、関節ピン8の周りに配置されたバネである。
本発明は、上方アーム5と下方アーム6とを一体に連結する具体的な手法に限定されず、顎部3および4は、本発明の範囲から逸脱することなく、何らかの他の方法で移動可能とされてもよい。しかしながら、関節の存在は、それが提供する人間工学性にとって大いに好ましいとされる。
顎部3および4は、互いとの間に、毛髪を処理するための領域を画成しており、前記領域は、処理される毛髪の房を受け入れるように意図されており、ハンドピース2は、例えば毛髪の根元から先端への方向で、処理の間、前記房に沿って移動される。
この例では、ハンドピース2は、蒸気を用いて毛髪を処理するために、および、1つまたは複数の高温面との接触による毛髪の熱処理を実行するために、化粧製品を塗布するように構成されている。
毛髪に被さってのハンドピース2の移動の方向Dは、図3に示されており、好ましくは、上方アーム5および下方アーム6の長手方向軸X1およびX2に実質的に垂直である。
ハンドピース2は、回線によって、この例では、基部ステーション(図示されていない)に連結されており、基部ステーションは、処理の間に固定され、主要部に連結される。
この基部ステーションは、ハンドピース2への電力供給を確保し、蒸気を発生するために、水の供給も確保し、ハンドピース2から受信される電気信号を処理する追加的な機能も実行できる。したがって、ハンドピース2を基部ステーションへと連結する回線13は、様々な導電体と水供給管とを備えることができる。
ユーザインターフェース(図には示されていない)が、例えば、使用者にハンドピース2の特定の構成部品を起動または停止させるために、ハンドピース2に存在してもよい。
化粧製品の塗布は、処理領域を通じて延びる毛髪と接触するように配置されるアプリケータ部材15によって確保される。
アプリケータ部材15は、例えば、20cmの長さの毛髪から作られた1グラムの質量の毛髪が、製品を0.015gから0.4gまでの間で受け、さらに好ましくは、ケア製品の場合、製品を0.01gから0.2gまでの間で受け、なおもさらには、熱で真っ直ぐにする製品、染める製品、または、化学的に真っ直ぐにする製品の場合、受けられる量が、例えば0.5gから10gまでの間であるような量の製品を毛髪に塗布するために、ハンドピース2の使用の間、自動的に作動される分注機構の助けで、後に記載されている分注端部品によって製品が供給される。
上方アーム5は、図1〜図3に示しているように、本発明による補給器20を嵌めさせることができると共に、製品が使い切られると補給器20をすぐに取り外すことができる図1および図2に示した開構成と、毛髪を処理するために製品を使用するための図3に示した閉構成とを取ることができる旋回フラップ18を備えてもよい。
補給器20は、塗布される製品を収容する容器23と、アプリケータ部材15を備えるヘッド25とを備えている。
フラップ18は、例えば、ハンドピース2が使用されている間に半把手部10として機能するアーム5の近位部分に、図1に示しているように、ヒンジ28を用いて関節接合される。
図示した例では、フラップ18の近位部18aは、半把手部10の把持面も画成している。
フラップ18は、装置が図1にあるように見られるとき、後方に向かって開くように関節接合されてもよい。これは、ヒンジ28を製作することをより容易にでき、使用者に、補給器20を嵌めさせるために、または、補給器20を交換させるために、できるだけ開放したアクセスを提供するように装置を構築できる。
フラップ18の角度行程αは、補給器20を嵌める間、または、交換する間に、補給器20をハンドピース2へと導入するのをより容易にするために、有利には少なくとも90°である。
フラップ18の閉じる移動または開く移動は、適切である場合、例えば、ヒンジ28の領域に配置された螺旋バネまたは板バネといった、弾性戻し部材によって支援されてもよい。この戻し部材は、フラップ18をその開位置に向かって付勢でき、フラップ18が閉じられるとき、弾性ポテンシャルエネルギーを蓄える。開くことが支援されるこのような戻し部材の使用は、閉位置においてフラップ18を固定するための部材が装置に搭載されている場合、特に有利である。この場合、使用者が、このフラップ18を固定解除するためにこの固定部材に操作するとき、フラップ18は、有利にはその完全に開いた位置まで、または、変形例では、開く行程の一部だけにわたって、自動的に開けられる。
フラップ18を開位置または閉位置に向かって付勢しようとする弾性戻し部材がヒンジ28に搭載される場合、フラップ18に移動抑制体を設けることが可能である。
フラップ18は、様々な方法で上方アーム5において閉位置に保持でき、好ましくは、フラップ18によって担持される少なくとも1つの逃がし部の、アーム5の基部によって担持される対応する形態へのスナップ留めで保持される。例えば、図示しているように、フラップ18は、アーム5の基部に設けられた対応する結合逃がし部32にスナップ留めできる少なくとも1つの弾性的に変形可能なタブ31を担持している。適切な場合、使用者によって固定/固定解除するための手段が、フラップ18を閉位置で維持するために設けられる。この場合、使用者は、フラップ18を開く前にこの固定解除手段に操作を行う必要がある。これは、例えば、誤ってハンドピース2を落とした場合に、フラップ18が開く危険性を低減できる。
フラップ18は、特にはヘッド25および容器23が一列とされていないとき、補給器20が装置にひとたび嵌められると補給器20を少なくとも一部覆うための任意の適切な形態を有し得る。
フラップ18は、顎部3の領域に位置付けられるフラップ18の遠位部18bが、上方アーム5の基部においてフラップ18を関節接合するように作用するフラップ18の近位部18aに対して、図1で見ることができるように、水平アームの関節ピンに対してフラップ18を大体90°開いている位置で見たとき、上方にずれる構成を有してもよい。したがって、フラップ18は、概して斜め上方で前方に向かって延びる中間部18cを備え得る。
変形例では、フラップ18は、アーム5の基部に何らかの他の方法で結合されてもよく、例えば、顎部3の領域における遠位部18bを用いて関節接合されてもよい。
図1〜図3の例では、補給器20はフラップ18に留め付けられ、フラップ18は、補給器20をハンドピース2においてその使用構成へとするために、閉位置へと折り畳まれる。
変形例では、補給器20はアーム5によって担持されてもよく、フラップ18は閉位置で補給器20を覆う。
フラップ18は、開位置にある間、補給器20をフラップ18に留め付けることができる逃がし部80を備えてもよい。
フラップ18は、補給器20が存在することを、および/または、補給器20がこの目的のために提供されている場合、容器23における製品のレベルを、使用者に見させることができる少なくとも1つの透明な窓(図示されていない)を備えた不透明な材料から作られてもよい。
筐体33は、容器23に収容されているヘアケア製品を毛髪の房に塗布させることができるように、下方アーム6を向く少なくとも1つの開口36を備えてもよい。開口36は、筐体33への補給器20の導入の間、少なくともアプリケータ部材15を受け入れ、さらに好ましくは補給器20を受け入れ、対応する細長い形を有する。
補給器20は、様々な構成を有してもよく、例えば、図示しているように、容器23は、ハンドピース2の近位側に、特には半把手部10の領域に、位置付けられてもよく、ヘッド25は、顎部3の領域に位置決めされてもよい。
特には、上方アーム5および下方アーム6の関節ピン8が、容器23に収容される製品の質量の重心に近付くにつれて、ハンドピース2の慣性を低減することを可能とするために、図1〜図3に示しているように、容器23が半把手部10に収められることは有利である。より小さい慣性は、ハンドピースを取り扱うのにより容易とさせ、使用者が担持するのをより疲れさせにくくする。
ハンドピース2は、その筐体33における補給器20の存在を自動的に検出するように設計されてもよい。
この検出は、補給器20がハンドピース2に嵌められたとき、補給器20によって作動される接触器のおかげで、例えば電子的に実施されてもよい。この接触器は、例えば、上方アーム5の基部によって担持され、容器23によって作動される。変形例では、上方アーム5の基部における補給器20の存在は、例えば、補給器20が存在するかどうかに依存して状態が変化するフラップ18における接触器の存在のため、フラップ18のおかげで検出されてもよい。
フラップ18が閉じることは、例えば、フラップ18が閉位置にあることが確証されるとハンドピース2の操作が許容されるだけであるように、それ自体、自動的に検出されてもよい。
フラップ18が閉位置にあるとき、連絡が、補給器20を受け入れる筐体33の内部と、外側との間で保たれてもよく、使用者は、補給器20が装置に存在しているのを見ることができる。特には、補給器20は、図3に示しているように、フラップ18が閉じられた後に見ることができるままである。
補給器20は、任意で、フラップ18が閉じられても装置の外側から見ることができるままである延在部を有するように製作されてもよく、使用者は、この延在部を見ることによって、フラップ18を開かなくても、補給器が装置に存在することを知ることができる。
フラップ18は、ハンドピース2が使用中でないときにアプリケータ部材15を閉じるための部材(図示せず)を担持してもよく、特には、製品が塗布されることなくハンドピース2を用いることを可能にしている。
図1〜図3に示しているように、特にはハンドピース2と共に使用できる補給器20の例を、ここでは図4〜図6を参照してより具体的に説明する。
容器23は、剛体の本体および従動ピストン、または、可撓性袋のいずれかと製作されてもよく、長手方向軸Xresに沿って延びることができる。
アプリケータ部材15には、ヘッド25の長手方向軸Xemに沿って延びる分注端部品53によって製品が供給される。
分注端部品53は、好ましくは、図7Aおよび図7Bにおいて見ることができ、無負荷状態で閉じられ、上流の製品の圧力の下で開くことができる少なくとも1つの分注オリフィス68を通じて、製品を一方向に送達するように設計される。
好ましくは、分注端部品53は、長手方向軸Xemに沿って延びる。
この例では、図4で見ることができるように、容器23の長手方向軸Xresと分注端部品53の流れ方向軸Xemとは、互いに平行であって、例えば24mmから32mmの間の距離cで、互いに対してずれている。
長手方向軸XresおよびXemは、好ましくは、補給器20の長手方向軸Zと平行であり、周囲縁83aによって画成される、支持体83の上方面の平面と平行である図5に示した平面Mにおいて延びてもよい。
図7Aおよび図7Bに示しているように、分注端部品53は、アプリケータ部材15に沿って製品を送達するために、互いと一列に配置されたいくつかの分注オリフィス68を備えてもよい。
この分注オリフィス68またはこれらの分注オリフィス68は、図7Aに示しているように、分注端部品53の長手方向軸Xemと垂直な軸に沿う細長いスロットであり得る。変形例では、および好ましくは、図7Bに示しているように、オリフィス68は、分注端部品53の長手方向軸と平行な軸に沿って配向される。分注オリフィス68の重心は、好ましくは、分注端部品53の軸Xemと平行な長手方向軸に沿って並べられる。各々の分注端部品68の長さpは、1mmから5mmまでの範囲であり得る。これらの分注オリフィス68は、同一の長さを有してもよく、分注端部品53に沿って均等に分配されてもよい。2つの連続する分注オリフィス68の間の間隔wは、例えば、1mmから5mmまでである。
好ましくは、分注端部品53は、容器23から来る製品が分注される前に集まるために内容積が増大され得るように、弾性的に変形可能であり、分注オリフィス68は、容積におけるこのような増大の後にのみ開くように設計される。したがって、分注端部品53を充填する操作が続く時間より長い時間の期間にわたって、製品の分注を拡散することが可能である。
製品の分注を引き延ばすことは、処理される房に沿って正しくできるだけ均一である塗布を確保するために、および、適切でない量において存在する製品の危険性を低減するために、有用である。
好ましくは、アプリケータ部材を供給するためのシステムは、顎部3および4が寄り合わされた後の製品の分注が、10秒間を超えて、特には、例えば20秒間といった10秒間から30秒間の間、つまり、ほとんどの使用者にとっての房の処理の大体の平均的な期間にわたって、続くように設計されている。
製品の引き延ばされた分注を得る具体的に簡単で効果的な方法は、一端において閉じられた管状の形で、例えばショア55の硬さを有するエラストマ材料を、分注端部品53を製作するために用いることと、図7Aおよび図7Bに示しているように、無負荷状態で閉じられ、上流の製品の圧力の下で弾性変形によって開くことができるスロットの形態で、多数の分注オリフィス68を提供することとである。スロットは、好ましくは、無負荷状態において適切に封止で閉じるように、切断によって製作される。
分注端部品53は、例えば、0.3mmから2mmまでの間の壁厚を持ち、例えば3.2mmの内径と5mmの外径とを持ち、シリコンから、または、EPDM(ゴム)などの何らかの他の材料から作られた管状の本体を備える。
好ましくは、アプリケータ部材15はオリフィス68の隣で分注端部品53と接触し、それによって、送達される製品が出るとすぐに吸収する。
容器23は、使い捨てであってもよい。変形例では、補給器20は、容器23を充填するための弁(図示されていない)を備えてもよく、容器23が空であるとき、または、ある程度空であるとき、容器23を充填することを可能にする。
分注端部品53は、補給器20によって担持されるフラップ弁ポンプ103の支援で供給される。ハンドピース2は、例えば2つのアーム5および6が寄り合わされたときに、または、代替例では、アームの寄り合わせと無関係に使用者によって作動できる作動部材の助けによって、このフラップ弁ポンプ103を作動するように製作される。
フラップ弁ポンプ103は、各々の作動においてポンプ103によって送達される製品の量を制御できるように例えば高さ調節可能である作動部材の反対に位置決めされる隔膜105を備えてもよい。ポンプ室114は、適切である場合、蛇腹を有してもよい。
フラップ弁ポンプ103は、容器23とダクト65とにそれぞれ連結するように機能する端部品109および111との一体品で作られる本体を備え、分注端部品53を作り出す。
フラップ弁ポンプ103は、隔膜105によって部分的に画定されるポンプ室114を備える。
容器23への連結のための端部品109は、ポンプ室114の容積が増加するときに開き、この容積が隔膜105の作動の間に縮小するときに再び閉じる入口弁(図示せず)を収容してもよい。ポンプ103は、ポンプ103に一体化できる出口弁を備えてもよく、出口弁は、例えば、ダクト65へと連結するための端部品93の領域に位置付けられる。
変形例では、出口弁は、分注端部品53の分注オリフィス68によって形成され、上流の製品の圧力の影響の下で開き、ダクト65が作られている材料の固有の弾性のおかげで、圧力が低下されたときに再び閉じる。
補給器20は、分注端部品53を少なくとも受け入れる支持体83を備えてもよく、この支持体83は、容器23およびフラップ弁ポンプ103に対する分注端部品53の位置を確保することを可能にする。
適切な場合、図6に示しているように、容器23は、入口端部品109においてOリングシール116が存在する状態で、ポンプ103に留め付けられ得る。
隔膜105が、下方アーム6における作動逃がし部95に圧し掛かることで変形されるとき、ポンプ室114の内容積は縮小する。入口弁は閉じられ、製品は分注端部品53に向かって勢いよく流される。出口オリフィス68は、製品の圧力の影響の下で開くことができ、圧力が製品の排出に続いて低下するときに再び閉じる。
作動逃がし部95が隔膜105から離れるように移動するとき、隔膜は、固有の弾性によって初期の形へと戻り、ポンプ室114の容積における増加をもたらし、ポンプ室114はその初期容積へと戻る。圧力における対応する低減は、入口弁を開かせ、容器23から来る製品を入らせる。
フラップ18は、上方アーム5の長手方向軸X1と概して平行である長手方向軸Yの周りに、または、変形例では、図8および図9に示しているように、上方アーム5の長手方向軸X1を横断する軸Yであって、例えば、下方アーム6および上方アーム5の関節ピンと平行で、さらに好ましくはその関節ピンと一致する軸の周りに、関節接合されてもよい。旋回フラップの関節接合がアームの関節接合と同じであることは、これがハンドピース2を製造するのをより容易にできるため、有利であり得る。
しかしながら、フラップ18がアーム5の長手方向軸X1と実質的に平行な軸の周りに関節接合されるようにフラップ18を製作することは、これが全長を縮小でき、フラップ18を強固にする必要性を低減できるため、好ましい。
フラップ18は、固定された回転軸の周りに関節接合されてもよく、または、変形例では、関節の移動は、より複雑であってもよく、特には、例えば、フラップ18と接触する面と、フラップ18を担持するアーム5の基部との平行性を確保するために、純粋な回転移動だけでなく、並進移動も可能にするヒンジ28のおかげで行われてもよい。この場合、ヒンジ28は、例えば、間接ピンが中で移動できるいくらか長円の穴を持つ軸受であって、任意で、このピンを長円の筐体の一方の端に当接させるように付勢する傾向のある弾性戻し部材を持つ軸受を有してもよい。
適切な場合、使用者が容器23の空になっている度合いを見ることができるように、窓が設けられてもよい。変形例では、顎部3および4を寄り合わせる各々の操作は、新たな補給器20の設置に初期化されるカウンタを増加させ、このカウンタは、容器23が完全に空になるのが差し迫っていることを使用者に警告するために用いることができる。カウンタは、製品が分注される前に充填を開始する必要がある死容積があるという前提で、製品がアプリケータ部材15に浸透する前に顎部3および4の具体的な回数の作動が必要であるとき、製品が分注される準備ができたことを使用者に合図するために用いられてもよい。顎部3および4の一体への移動が電気的に検出されるとき、カウントが基部ステーションによって電子的にもたらされ得る。
さらなる変形例では、アプリケータ部材15に製品を供給するためのシステムは、アーム5に収容される、または、おそらくは補給器20を形成する組立体に収容される電気モータのおかげで、電動の手法で駆動される。
適切な場合、補給器20は、装置によって認識される識別子を備えてもよく、これは、以下の追加の機能の少なくとも1つを可能にする。
- 識別子の認識に続く、基部ステーションによる製品の性質の情報に依存した、装置の1つまたは複数の運転パラメータの自動調整。
- 補給器20に収容される製品の性質に依存して実施される運転において使用者を案内する情報の表示。
- 装置が分注される投与分の数を分かっているという前提で、例えば、顎部3および4が寄り合わされた回数を数えることで、嵌められた容器23の容量の情報、および、製品が使い切られたときに使用者に警告する信号の出力。
- 例えば警告信号の出力といった、容器23の存在が検出されない場合における所定の状態への装置の移行。
- 認証機能を有する識別子の認識できない場合の運転の防止。
補給器20は、機械的および/または電子的に特定され得る。電子的な場合、補給器20は、有用な情報が含まれる電子チップを担持してもよく、アーム5または6は、対応する読取手段を担持してもよい。
図示した例では、上方アーム5および下方アーム6によってそれぞれ担持されており、各々が毛髪と接触するための高温面125を画成する板を有する、図10に見ることができる2つの加熱要素120および122によって、熱処理が確保される。
加熱要素120および122の板は、例えば金属、セラミック、またはガラスといった、処理が実施されるのに適した任意の材料から作られる。
毛髪と接触する領域における加熱要素120および122の板の表面状態は、所望の処理に依存し、好ましくは、装置が毛髪を真っ直ぐにするように意図されている場合、板は滑らかである。
板の長さは、毛髪に対するハンドピース2の移動の方向Dに対して垂直に処理領域の範囲を画定する。板によって画成された高温面125は、例えば平坦であり、矩形の輪郭を有する。
板のうちの一方は、例えば、対応するアームに固定される手法で搭載され、他方は、板同士が、顎部の閉じた構成において、互いと、および、正中処理面と平行に延びることができるように玉継ぎ手を用いることで、関節接合の手法で搭載される。適切な場合、板のうちの少なくとも一方は、バネを形成する構造によって指示されるアーム5および6の一方に配置される。
加熱要素120および122は、好ましくは、加熱抵抗の近傍に配置された、または、板と接触している1つまたは複数のセンサのおかげで温度が制御された状態で、基部ステーションによって電力供給される電気抵抗を各々備えてもよい。
図10に示しているように、蒸気での処理は、基部ステーションによって水が供給される蒸発室に設けられた抵抗要素から成る蒸発部材のおかげで確保される。基部ステーションは、水の容器からハンドピース2へと送られる水を引き込む、好ましくは蠕動ポンプである電動ポンプを備えてもよい。ポンプは、例えば、特許文献4に開示されている。
蒸発室は、特許文献5における教示または別の方法に従って製作でき、少なくとも1つの蒸気出口と連通できる。
蒸発室は、アームのうちの一方、すなわち、この例では下方アーム6に配置され、蒸気出口は同じアーム6に設けられる。
図示した例では、蒸気出口は、下方アーム6の長手方向軸X2と平行な方向で細長くなっている形を持つ斜面128の形態となっている。
斜面128は、例えば6個から10個の間のオリフィスといった、蒸気を噴霧するためのいくつかのオリフィスを有してもよく、それらオリフィスは、好ましくは斜面128に沿って均等に分配され、正中処理面と実質的に垂直に配向された軸を各々有している。
蒸発部材は基部ステーションによって電力供給され、温度センサは、有利には蒸発室に配置される。基部ステーションは、蒸発室を出て行く蒸気の温度を110℃から130℃の間の値に維持するために、蒸発部材の電力供給を制御するように製作されてもよい。
好ましくは、図10に示しているように、アプリケータ部材15は、下方アーム6によって担持されるブロックによって画成された対抗支持面130の反対に配置される。この対抗支持面130は、好ましくは、下方アーム6の長手方向軸X2と平行な母線を持つ実質的に回転の半円筒の形態である。変形例では、対抗支持面130はローラであり得る。
対抗支持面130は、斜面128から出て行く蒸気を毛髪へと向かわせる助けとなり得る。
顎部3および4が閉じられるとき、対抗支持面130はアプリケータ部材15に対して当接することになり、好ましくは、対抗支持面130は、例えば1mmから5mmの間の距離kにわたって、アプリケータ部材15を若干圧縮する。
アームの長手方向軸と平行な軸の周りで測定される対抗支持面130の曲率半径rは、例えば、2mmから10mmの間である。
対抗支持面130は、それを担持する顎部4に対して移動することができてもよく、対抗支持面130の移動は、例えば、アーム5および6が寄り合わされる間に分注される製品の量を規制するものといった、規制部材によって制御されてもよい。好ましくは、この規制部材は、対抗支持面130の高さに作用する。規制部材が、ポンプを作動しない位置にあるとき、対抗支持面は、その最大高さに到達でき、したがって、アプリケータ部材15の最大圧縮の位置にあることができる。この構成は、使用後にアプリケータ部材を拭き取ることを可能にできる。
対抗支持面130は、使用していないとき、アプリケータ部材15の保護キャップを画成するように設計された部材によって画成されてもよい。したがって、この部材は、アプリケータ部材15になおも浸透している製品の保護を推進するために、アプリケータ部材15を部分的に、好ましくは全体的に覆ってもよい。
ハンドピース2は、好ましくは下方アーム6に取り外し可能に留め付けられる櫛(図示せず)を備えてもよい。この櫛は、例えば、剛体の熱可塑性プラスチック材料から製作され、下方アーム6の長手方向軸X2に沿って細長くなっている形を有する。
櫛の存在は、櫛が房を束へと分割する点において有利であり、これは、高温面125との毛髪の接触面を増大させ、真っ直ぐにする操作を向上させる傾向がある。また、房を分割することで、蒸気および化粧製品と交換するための表面積も増大され、処理の有効性の利益となる。櫛は、毛髪に発揮される牽引を増加させる助けともなり、これは、特には真っ直ぐにする場合、毛髪を形作るのを改善できる。櫛は、アプリケータ部材15によって毛髪において上流に置かれた製品を均一にする助けともなり得る。
好ましくは、顎部3および4の間に導入され、ハンドピース2が毛髪の根元から先端へと方向Dで引かれるときに顎部3および4に対して移動する毛髪の一部が、アプリケータ部材15と対抗支持面130との間を通過することで化粧製品に連続的に曝され、蒸気を噴霧するための斜面128に沿って通過することで蒸気に連続的に曝され、加熱面125同士の間を通過することで熱処理に連続的に曝されることになるように、装置は製作される。
ハンドピース2は、有利には、その上部に、装置の移動の正しい方向を使用者に知らせる、矢印など、使用者に視認可能な標識を有してもよい。
蒸気処理は、毛髪において上流に置かれた製品の浸透を向上できる。熱処理は、毛髪を乾燥することを可能にし、毛髪の形を固定することを可能にする。
数多くの改良が、本発明の範囲から逸脱することなく、記載した装置に行うことができる。
図示していない変形例では、加熱要素120および122と関連する高温面125とがなく、装置は、例えば、ヘアケアまたは染める処理との関連で、化粧製品の塗布と蒸気への曝露とをもたらすだけであるように設計される。
アーム5および6の各々に複数の加熱要素120および122があってもよく、これは、適切な場合、ハンドピース2を毛髪において任意の移動の方向で使用することができる。装置は、アーム5または6の各々に複数の加熱要素120および122があるときであっても、処理の間、好ましいとされる移動の方向Dを保持してもよい。
1つの同じアーム5または6によって担持される加熱要素120および122が、同一の幅の板を備え、同時に作用してもよい。
移動の方向にも拘らず対称の処理を得るために、装置は、化粧製品を塗布するための部材15のいずれかの側において、高温面120および122の間で2つの蒸気出口を備えてもよい。
アーム5および6の各々に複数の加熱要素120および122がある場合、化粧製品を塗布するための部材15は、加熱要素120および122から離して配置されてもよく、1つだけの蒸気出口が板同士の間に存在する。
毛髪に被さっての移動は、好ましくは、化粧製品が最初に置かれることを確保するように実施される。
図示されていない変形例では、加熱要素120および122の少なくとも一方は、ハンドピース2が処理される房に沿って移動され、例えば回転シリンダの形態であるとき、毛髪と接触して回転することができるように製作される。他方の加熱要素120および122は、顎部3および4が寄り合わされるとき、ローラを収容するのに適した凹むように湾曲された形を有してもよい。
蒸気噴霧方向は、蒸気の噴流によって衝突される領域を増大するために、例えば法線に対して0°から20°の傾斜を持つといった、正中処理面に垂直でなくてもよい。斜面(ノズルとしても知られている)の各々の出口オリフィスを出るジェットは、その幅の方向において房の実質的に一様な曝露となるように、十分に発散的であってもよい。
本発明による装置は、好ましくは、基部ステーションと共に使用され、変形例では、ハンドピース2は自律的であり、蒸気を生成するのに必要な水の貯留部を備える。
本発明による装置によって加えられる化粧製品は、任意の種類のヘアケア製品であってもよい。化粧ヘアケア製品という表現は、ヘアケアの使用のための1つまたは複数の有効成分を含む組成を意味し、特には、1993年6月14日付けの指令93/35/EECに定められているような製品を意味する。ヘアケア使用のための添加物をまったく含まない液体または気体の形態での水は、本発明の意味の範囲内での化粧製品を構成しない。化粧製品は、毛髪を形作ることをより容易にするように意図されてもよい。有効成分の例は、例えば特許文献6において、段落[0031]および[0032]に提供されている。製品は、水性または非水性の基剤を有してもよい。
ここまで記載してきた例では、化粧製品は、加熱要素120および122の存在と、顎部3および4の間への蒸気の噴霧とによって、熱損失によること以外で加熱されない。一変形例では、化粧製品は、塗布の前に化粧製品の温度を上昇させるために、例えば、製品が通過する鞘体、容器に配置される鞘体、または、容器と接触している鞘体に印刷される加熱抵抗といった、具体的な加熱手段によって加熱される。この温度における上昇は、製品の粘度を低減し、製品をより容易に塗布できるようにする効果があり得る。
アプリケータ部材15は、例えばフェルト、ガラス原料、またはブラシで、発泡体以外の何らかの方法で製作されてもよい。
補給器20は、製品を塗布するために使用中でないとき、アプリケータ部材15を外側環境から保護するために、アプリケータヘッド25に、特にはアプリケータ部材15において、取り外し可能な手法で位置決めされ得る少なくとも1つの閉止部材を備えてもよい。閉止部材は、補給器20がハンドピース2にあるかまたはないとき、補給器20に適用されることが可能とされ得る。補給器20がハンドピース2の筐体33に位置決めされるとき、閉止部材がアプリケータ部材15を覆うことができる。閉止部材は、装置から分離可能であってもよく、変形例では、装置に永久的に存在している要素であってもよい。対抗支持面130を画成する部材は、取り外し可能であってもよく、特には回転されるとき、補給器20を閉じるための部材として作用できる。
補給器20の長手方向の構成の理由で、一様な大きさの均等に分配された分注オリフィス68を通じた製品の分注は、一定ではない。容器の近傍における分注オリフィスは、端に位置付けられた分注オリフィスよりも大きい圧力に曝され、結果として、より大きく開き、より多くの製品をアプリケータ部材15に向かって分注する。以下の変形は、分注端部品53に沿うアプリケータ部材15に向かっての製品の分注をより一様にさせることを可能にする。
分注端部品53の分注オリフィス68は、図11に示しているような変形例では、異なる距離wで離間されており、したがって、分注オリフィス68の密度は、分注端部品53における位置と共に変化する。好ましくは、分注オリフィス68の密度は、製品をアプリケータ部材15の方向において一様に分注させることができるように、容器23からの距離の増加に伴って増加する。
分注端部品53の分注オリフィス68は、図12に示しているような変形例では、分注端部品53における位置に依存する異なる幅pを有する。好ましくは、分注オリフィスの幅pは、製品をアプリケータ部材15の方向において一様に分注させることができるように、容器23からの距離の増加に伴って増加する。
対抗支持面130は、変形例では、アプリケータ部材15に異なる圧力を発揮させるために、アプリケータ部材15に対して斜めに傾けられる。好ましくは、対抗支持面130によるアプリケータ部材15へと発揮される圧力は、上方アーム5と下方アーム6との間で導入される毛髪の房に製品を一様に分注することができるように、容器23からの距離の増加と共に増加する。
装置は、毛髪を真っ直ぐにするために、顎部3および4を房に沿って移動することで使用できる。装置は、毛髪を巻き毛にするために、顎部3または4の上で装置を滑らせることで、部3または4の周りに房を巻き付けてほどくことで使用できる。
装置は、蒸気の生成のない高温状態で、または、加熱要素120もしくは122が作動されない状態で、使用されてもよい。
一変形例では、蒸気出口およびアプリケータ部材15は、毛髪の房に被さっての装置の移動の方向Dに対して、実質的に同じ位置を占める。この場合、蒸気出口オリフィスは、例えば、顎部3および4が閉じられるときにアプリケータ部材15が圧し掛かる対抗支持面を貫いて形成される。
図示した例では、蒸気の発生は下方アーム6において起こり、製品の塗布は上方アーム5において起こる。この構成は逆とされてもよい。
分注端部品53が弾性変形可能でないことが可能であり、製品は、顎部3および4の一体への移動の間のみに分注されてもよい。製品を集めるための弾性変形可能室が、押し付け要素95および分注端部品53が圧し掛かるダクト65との間の製品の経路に介在されてもよく、この室は、例えば、弾性変形可能な管の一部によって、または、固有の弾性なしで弾性変形可能であるかもしくは移動できるが、容量の増加を受け入れるために変形すると共に顎部3および4が寄り合わされるや否や製品を分注し続けるのに必要な圧力を発生する弾性戻し部材に当接する隔膜によって、形成される。
補給器を受け入れる装置における筐体は、少なくとも1つの光源を備えてもよい。
この光源は、装置が運転中に補給器が存在することを、使用者に見させることができる。
補給器が、内部に収容された化粧製品を見ることを可能にする材料から少なくとも部分的に作られる場合、光源は、補給器に残っている化粧製品の高さを使用者が判定するのを、より容易にさせることができる。
したがって、透明または半透明の材料から作られた容器の少なくとも一部で補給器を製作し、容器を照らすために光源を配置するのが有利であることが、分かると思われる。
好ましくは、フラップが閉位置にある間に残っている製品のレベルを使用者が知ることができるように、フラップは、容器の照らされた部分を少なくとも見ることを可能にする窓を有する。適切な場合、光源の色は、例えば、処理温度に到達されたこと、または、製品のレベルまたは水のレベルが低いことを合図するために、特定のパラメータに依存して変更できる。
「備える」という表現は、「少なくとも1つ備える」と同義であると理解されるべきであり、限度は、指示された値のすべての範囲に含まれる。
2 ハンドピース
3、4 顎部
5 上方アーム
6 下方アーム
8 関節、関節ピン
10、11 半把手部
13 回線
15 アプリケータ部材
18 旋回フラップ
18a 近位部
18b 遠位部
18c 中間部
20 補給器
23 容器
25 ヘッド
28 ヒンジ
31 タブ
32 結合逃がし部
33 筐体
36 開口
53 分注端部品
65 ダクト
68 分注オリフィス
80 逃がし部
83 支持体
83a 周囲縁
93 端部品
95 押し付け要素、作動逃がし部
103 フラップ弁ポンプ
105 隔膜
109 端部品
111 端部品
114 ポンプ室
116 Oリングシール
120、122 加熱要素
125 高温面
128 斜面
130 対抗支持面
c 距離
D 移動の方向
k 距離
M 平面
p 長さ
w 間隔
X1、X2 長手方向軸
Xem、Xres 長手方向軸
Y 長手方向軸
Z 長手方向軸
α 角度運動距離

Claims (22)

  1. 毛髪を処理するための電気器具のための補給器(20)であって、
    ヘアケア製品を収容する容器(23)と、
    前記容器(23)に収容される前記製品を分注するための分注端部品(53)と、
    前記容器(23)に収容される製品を前記分注端部品に供給するフラップ弁ポンプの少なくとも1つの構成部品と
    を備える補給器。
  2. 長手方向軸(Z)に沿って延び、前記少なくとも1つの構成部品が、前記長手方向軸(Z)に沿って、前記容器(23)と前記分注端部品(53)との間に位置付けられる、請求項1に記載の補給器。
  3. 前記容器が長手方向軸(Xres)に沿って延び、前記長手方向軸(Xres)に沿って測定される前記容器の長さLresが、同じ軸(Xres)に沿って測定される前記補給器の全長Lrech以下である、請求項1または2に記載の補給器。
  4. 前記分注端部品(53)と前記補給器とは、一致しないが特には平行であるそれぞれの長手方向軸(Xem、Xres)を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の補給器。
  5. 前記容器の容量が2mlから20mlの間である、請求項1から4のいずれか一項に記載の補給器。
  6. 前記フラップ弁ポンプの各々の作動において送達される前記ヘアケア製品の体積が、0.01mlから0.5mlの間である、請求項1から5のいずれか一項に記載の補給器。
  7. 前記フラップ弁ポンプが、ポンプ室と、前記ポンプ室を少なくとも部分的に画定する弾性的に変形可能な隔膜とを有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の補給器。
  8. 前記フラップ弁ポンプ(95)がエアレス式のものである、請求項7に記載の補給器。
  9. 前記ポンプ室の上流に配置され、前記容器から前記ポンプ室への流れの方向において開口する入口弁を有する、請求項7または8に記載の補給器。
  10. 前記ポンプ室の下流に配置され、前記ポンプ室から前記分注端部品(53)への流れの方向において開口する出口弁を有する、請求項7から9のいずれか一項に記載の補給器。
  11. 前記分注端部品が、少なくとも1つの分注オリフィスを有し、さらに好ましくは複数の分注オリフィスを有し、前記分注オリフィスが、特には無負荷状態で閉じられ、前記ヘアケア製品によって発揮される圧力の下で開くことができ、前記分注オリフィスが、特には変形可能であって、好ましくは可撓性ダクトによって画成される壁である壁を貫いて作られ、前記可撓性ダクトが、特には、その端のうちの一方において前記ポンプ室に連結される、請求項1から10のいずれか一項に記載の補給器。
  12. 前記分注オリフィス(68)が、無負荷状態で結合される縁を有する少なくとも1つのスロットによって形成される、請求項11に記載の補給器。
  13. 前記分注オリフィスが前記出口弁を形成する、請求項10および11または12に記載の補給器。
  14. 前記フラップ弁ポンプが、前記ポンプ室と、前記入口弁および前記出口弁の少なくとも一方とを含む単一部品によって形成される、請求項9および10に記載の補給器。
  15. 前記分注端部品(53)が前記ヘアケア製品であらかじめ充填される、請求項1から14のいずれか一項に記載の補給器。
  16. 前記分注端部品によって製品が供給されるアプリケータ部材を備え、アプリケータ部材が、好ましくは、前記分注端部品を少なくとも一部覆い、前記アプリケータ部材が、好ましくは、多孔質材料、および/または、特には連続気泡発泡体である、化粧製品を放出または拡散できる材料を備える、請求項1から15のいずれか一項に記載の補給器。
  17. 前記分注端部品および/または前記フラップ弁ポンプおよび/または前記容器を担持し、さらに好ましくは、前記分注端部品、前記フラップ弁ポンプ、および前記容器を担持する支持体(83)を備える、請求項1から16のいずれか一項に記載の補給器。
  18. 使用していないときに前記補給器(20)を閉じるための部材を備える、請求項1から17のいずれか一項に記載の補給器。
  19. 毛髪を処理するための装置(2)であって、
    毛髪を処理するための寄り合わされた構成と、処理される毛髪の房を互いの間に挿入するための離間された構成との間で、互いに対して移動することができる少なくとも2つのアーム(5、6)と、
    前記アーム(5; 6)の少なくとも一方に担持される、請求項1から18のいずれか一項に記載の補給器(20)と
    を備える装置。
  20. 前記アーム(5、6)の寄り合わせが前記フラップ弁ポンプ(95)を作動させる、請求項19に記載の装置。
  21. 前記補給器(20)を担持する前記一方のアームと反対の前記アーム(6; 5)が、前記アームの前記寄り合わされた構成において前記フラップ弁ポンプ(95)を作動する逃がし部(96)を有し、前記逃がし部(96)が、分注される投与分に依存して使用者によって調整可能である度合いまで突出する、請求項19または20に記載の装置。
  22. ストレーナであり、前記2つのアーム(5、6)が加熱要素(120、122)を各々備え、前記加熱要素(120、122)が、好ましくは、毛髪と接触するための高温面(125)を画成する板を各々備える、請求項19から21のいずれか一項に記載の装置。
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