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JP2017205301A - 靴紐ガイド - Google Patents

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Fumiyoshi Kono
文義 河野
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    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C7/00Holding-devices for laces
    • A43C7/02Flaps; Pockets

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】 ワイヤー状の靴紐の端部を通し易く、緩めた靴紐の収まりが良く、かつ、締め付けられた靴紐が強く曲げられることを防ぐことができる靴紐ガイドを提供すること。
【解決手段】
本発明は、ワイヤー状の靴紐Wを挿通して案内するための靴紐ガイド10であって、靴へ固定するための装着部2と、長手方向両端部に開口3aを備えた細長いトンネル状の通路3とを有する本体部1と、を有し、前記通路3に挿通された靴紐Wが締め付けられた際に当該靴紐Wが接しない側の前記通路3の側壁は直線状の内面4を有し、靴紐Wが締め付けられた際に当該靴紐Wが接する側の前記通路3の側壁の内面5は、前記直線状の内面4より短く形成されており、さらに、前記通路3の上下の壁面6,7は、前記靴紐Wが接する側の前記通路3の側壁の内面5の長手方向両端部より外方に延び、前記直線状の内面4の全域を覆うように広がっている靴紐ガイド10である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤー状の靴紐の端部を通し易く、緩めた靴紐の収まりが良く、かつ、締め付けられた靴紐が強く曲げられることを防ぐことができる靴紐ガイドに関するものである。
従来、ワイヤー状の紐を巻き取ることができる巻取装置を操作することで、紐を簡単に締め付けたり締め付けを解除できる靴や医療用器具が提案されており、当該巻取装置を備えた靴などにおいては、紐を靴などの所定位置に挿通して案内するために、各種形態の紐ガイドが用いられている(特許文献1〜4)。
従来から多く用いられている形態である図4(A)に示す紐ガイド50は、略U字状に湾曲した細長いチューブ状の通路に靴紐Wを挿通している(特許文献1、2)。
また、図4(B)の右側に示すように、細長いチューブ状の通路をほぼ直線状にした紐ガイド51が提案されている(特許文献3)。
上記従来の紐ガイド50,51においては、通路の両端部の開口が小さいため、紐の端部を通す作業を行い難いという問題がある。かかる問題は、通路がU字状に湾曲している場合には紐が曲がる際の抵抗も加わり、より一層顕著となる。
そこで、図4(B)の左側に示すように、紐を通す通路の両端の開口を大きくした紐ガイド52(特許文献3)や、図4(C)〜(E)に示す紐ガイド53,54のように、靴紐Wが締め付けられた際に靴紐Wが接しない側の壁面を取り除いて開放させた通路を備えたものが提案されている(特許文献1、4)。
国際公開WO2014/074645号公報 特許第3027183号公報 特表2013−530023号公報 米国特許第7617573号公報
上記にて説明したとおり、紐を通す通路の両端部の開口が小さい従来の紐ガイド50,51や、通路がU字状に湾曲している紐ガイド50においては、紐の端部を通路に通す作業を行い難いという問題がある。
また、通路の一壁面を開放した紐ガイド54においても、通路の両端部の開口が狭くなっており、靴紐Wの端部を通路の端部からは通し難いという問題や、靴紐Wが通路から抜け出すことを防ぐための突起54aを無理矢理越えさせることによって靴紐Wに傷が付くおそれがあるという問題がある。
さらに、従来の紐ガイドにおいては、紐を締め付けた際に紐が鋭角に案内されて引き出され、紐に過大な曲げストレスが加わるという問題や、紐を締め付ける際の抵抗が大きくなるという問題がある。
また、従来の紐ガイドにおいては、紐が緩められると、通路の開口から引き出された紐が上方又は下方に向けて広がり、邪魔になるという問題があった。
特に靴紐Wが締め付けられた際に靴紐Wが接しない側の壁面を取り除いて開放させた紐ガイド53においては、靴紐Wを緩めると靴紐Wが紐ガイド53から外れてしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記従来の課題を解決し、靴紐の端部を通路に通す作業を行い易く、かつ、靴紐に過大な曲げストレスが加わることがない靴紐ガイドを提供することにある。
また、本発明の目的は、靴紐を締め付けた際に靴紐が緩やかな曲面によって案内され、靴紐を通す通路から靴紐が鈍角に引き出される靴紐ガイドを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、靴紐を通路に通したり、靴紐を締め付ける際の抵抗が大きくなることがない靴紐ガイドを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、靴紐が緩められても、靴紐ガイドから外れてしまうことがなく、また、靴紐を挿通する通路の開口から引き出された靴紐が上方又は下方に向けて広がることが抑制され、靴紐が邪魔になることを避けることができる靴紐ガイドを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、靴紐を挿通する通路を備えた本体部を靴に対して簡単に固定することができる靴紐ガイドを提供することにある。
本発明は、「ワイヤー状の靴紐を挿通して案内するために樹脂材料にて設けられた靴紐ガイドであって、靴へ固定するための装着部と、長手方向両端部に開口を備え靴紐を挿通できる細長いトンネル状の通路とを有する本体部と、を有し、前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接しない側の前記通路の側壁は直線状の内面を有し、前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接する側の前記通路の側壁の内面は、前記直線状の内面より短く形成されており、さらに、前記通路の上下の壁面は、前記靴紐が接する側の前記通路の側壁の内面の長手方向両端部より外方に延びるとともに、前記直線状の内面の全域を覆うように広がっている靴紐ガイド。」を最も主要な特徴とするものである。
本発明の靴紐ガイドにおいて、前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接する側の前記通路の側壁は弧状の内面を有しており、当該弧状の内面は、靴紐が締め付けられた際においても靴紐が鈍角に引き出されるように緩やかな曲面から構成されているものであるとよい。
本発明の靴紐ガイドにおいて、前記通路の上下の壁面は、前記直線状の内面の長手方向両端部より外方に向かって拡開するように広がっているものであってもよい。
本発明の靴紐ガイドにおいて、前記通路の上下の壁面は、水平方向に延びるように平坦に形成され、前記通路両端部の開口を広く維持しているものであってもよい。
本発明の靴紐ガイドにおいて、前記通路は、最狭部においてもワイヤー状の靴紐が抵抗なく挿通できるように、靴紐の直径方向断面よりも十分に大きな横方向断面を有しているものであってもよい。
本発明の靴紐ガイドにおいて、前記装着部は、前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接しない側の前記本体部から板状に延びるように設けられているものであってもよい。
上記のように構成した本発明の靴紐ガイドにおいては、下記の効果1)〜3)を全て得ることができる。
1)靴紐を靴紐ガイドの側方から真っ直ぐスムーズに通すことができ、靴の製造作業や靴紐の交換作業を効率化することができる。
2)靴紐を緩めた場合にも靴紐が通路から抜け出すことがなく、さらに、靴紐が通路から抜け出すことを防ぐための突起が無いため靴紐に傷が付くおそれもない。
3)通路の上下の壁面は、靴紐が締め付けられた際に靴紐が接する側の前記通路の側壁の内面の長手方向両端部より外方に延びるとともに、靴紐が緩められた際に靴紐が接しない直線状の内面の全域を覆うように広がっているため、靴紐をカバーして保護できる領域が広く、また、靴紐を緩めた状態においても、靴紐が上方又は下方へ広がって何かに引っ掛かったり邪魔になることを防止することができる。
本発明の靴紐ガイドにおいて、前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接する側の前記通路の側壁が、弧状の内面を有しており、当該弧状の内面が、靴紐が締め付けられた際においても靴紐が鈍角に引き出されるように緩やかな曲面から構成されているようにした場合には、弧状の内面を有する側壁を備えた通路から引き出された靴紐が自然なR形状を維持するため、靴紐が鋭角に折り曲げられることがなく、靴紐にダメージが加えられることを防ぐことができるとともに、靴紐を締め付ける際や緩める際の摩擦抵抗を低減することができる。
本発明の靴紐ガイドにおいて、前記通路の上下の壁面が、前記直線状の内面の長手方向両端部より外方に向かって拡開するように広がっているようにした場合には、靴紐を緩めた状態においても、靴紐が上方又は下方へ広がって何かに引っ掛かったり邪魔になることをより一層効果的に防止することができる。
本発明の靴紐ガイドにおいて、通路の上下の壁面が、水平方向に延びるように平坦に形成され、前記通路両端部の開口を広く維持しているようにした場合には、靴紐を靴紐ガイドの側方から確実にスムーズに通すことができ、靴の製造作業や靴紐の交換作業を効率化することができる。また、靴紐ガイドの厚みが必要以上に増して邪魔になることもない。
本発明の靴紐ガイドにおいて、前記通路が、最狭部においてもワイヤー状の靴紐が抵抗なく挿通できるように、靴紐の直径方向断面よりも十分に大きな横方向断面を有しているものとした場合には、靴紐と通路との間の摩擦抵抗を最小限にすることができ、靴紐を締め付けたり緩める際の操作性が向上するとともに、靴紐ガイドと靴紐の耐久性を高めることができる。
本発明の靴紐ガイドにおいて、前記装着部が、前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接しない側の前記本体部から板状に延びるように設けられているようにした場合には、当該装着部を靴の甲部などに縫い付け、靴紐ガイドを靴に対して簡単かつ迅速に取り付け固定することができる。
図1は本発明を具体化した一実施形態の靴紐ガイドを示す図であって、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図、(D)は背面図、(E)は側面図、(F)はX−X線断面図、(G)はY−Y線断面図である。 図2は本発明の靴紐ガイドを備えた靴の平面図及び靴紐ガイドを拡大して示す断面図である。 図3は本発明の靴紐ガイドを示す図であって、(A)は靴紐ガイドの拡大側面図、(B)は靴紐ガイドに靴紐を挿通した状態を示す拡大側面図である。 図4は従来の紐ガイドを示す図であって、(A)は靴に装着した紐ガイドを示す平面図、(B)〜(D)は紐ガイドの斜視図、(E)は紐ガイドの平面図である。
本発明の靴紐ガイドは、「ワイヤー状の靴紐を挿通して案内するために樹脂材料にて設けられた靴紐ガイドであって、靴へ固定するための装着部と、長手方向両端部に開口を備え靴紐を挿通できる細長いトンネル状の通路とを有する本体部と、を有し、前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接しない側の前記通路の側壁は直線状の内面を有し、前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接する側の前記通路の側壁の内面は、前記直線状の内面より短く形成されており、さらに、前記通路の上下の壁面は、前記靴紐が接する側の前記通路の側壁の内面の長手方向両端部より外方に延びるとともに、前記直線状の内面の全域を覆うように広がっている靴紐ガイド。」であり、以下において説明する実施形態などにより好適に具体化することができる。
以下、本発明を具体化した靴紐ガイドの一実施形態について説明する。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態の靴紐ガイド10は、ワイヤー状の靴紐Wを挿通して案内するための強度と耐摩耗性などを備えたナイロン又はポリ塩化ビニルなどの樹脂材料にて一体成形されており、横長の略台形状の本体部1と、当該本体部1を靴Sの甲部などへ縫い付けて固定するための四角板状の装着部2と、を備えている。
そして、前記本体部1は、その長手方向の両端部に開口3aを備え前記靴紐Wを挿通できる細長いトンネル状の通路3を備えている。
なお、前記装着部2は、前記通路3に挿通された靴紐Wが締め付けられた際に、当該靴紐Wが接しない側の前記本体部1の下部縁から延び出るように設けられており、さらに、靴Sの甲部の表面形状に沿うように湾曲した薄い板状に形成されている。
前記通路3に挿通された靴紐Wが締め付けられた際に、当該靴紐Wが接しない側の前記通路3の側壁は直線状の内面4を有し、前記通路3に挿通された靴紐Wが締め付けられた際に当該靴紐Wが接する側の前記通路3の側壁の内面5は、前記直線状の内面4より短く形成されており、さらに、前記通路3の上下の壁面6,7は、前記靴紐Wが接する側の前記通路3の側壁の内面5の長手方向両端部より外方に延びるとともに、前記直線状の内面4の全域を覆うように広がっている。
従って、靴紐Wをカバーして保護できる領域を広く確保することができる。
ここで、前記靴紐ガイド10の本体部1の寸法や材質は、靴Sの種類や用途に応じて異なる靴紐Wに加えられる力の大きさやデザイン上の理由に基づいて適宜変更可能である。
一例として、男性用のゴルフシューズに用いる場合で、靴紐ガイド10がナイロン、ポリブチレンテレフタラート、ポリカーボネートなどの樹脂製であれば、前記通路3の側壁の直線状の内面4の長さは、約12mm程度あればよいが、より大きなものとしてもよく、例えば、約35mm程度までの大きさから適宜選択可能である。
さらに、本実施形態の靴紐ガイド10において、前記通路3に挿通された靴紐Wが締め付けられた際に当該靴紐Wが接する側の前記通路3の側壁の前記内面5は、弧状の内面5とされている。
そして、当該弧状の内面5は、靴紐Wが締め付けられた際においても靴紐Wが通路3から鈍角に引き出されるように、即ち、通路3の内部を通過する部分のみならず、通路3の開口3aから引き出された付近においても靴紐Wが強く曲げられることがないように、緩やかな曲面から構成されている。
上記の効果を得るために、本実施形態の前記弧状の内面5を構成する円弧の中心角θは具体的には約50度に設定されており、本発明の実施形態としては、前記円弧の中心角θが20度から130度の範囲内であることが望ましく、より好適には、30度から80度の範囲内であることが望ましい。
また、本実施形態において、前記通路3の上下の壁面6,7は、前記直線状の内面4の長手方向両端部より外方に向かって拡開するように広がっている。
即ち、前記上下の壁面6,7の長さは、前記直線状の内面4の長さよりも長く形成されており、前記本体部1が略台形状となっている。
従って、靴紐Wが緩められても、通路3の開口3aから引き出された靴紐Wが上方又は下方に向けて広がって邪魔になることを防ぐことができる。
さらに、前記通路3の上下の壁面6,7は、水平方向に延びるように平坦に形成され、前記通路3の両端部の開口3aを広く維持するようになっている。
また、本発明の靴紐ガイドと共に好適に使用することができるワイヤー状の靴紐Wとしては、直径約0.6〜1.2mm程度のものが好ましく、前記通路3は、最狭部においてもワイヤー状の靴紐Wが抵抗なく通過できるように、靴紐Wの直径方向断面よりも十分に大きな横方向断面(即ち、最狭部において少なくとも靴紐Wの直径+0.2mmの幅を有する大きさ)を有しているとよい。
さらに、前記通路3は、その最狭部の幅が、靴紐Wの直径+0.6mm以下であるとよい。
上記のとおり構成された靴紐ガイド10は、樹脂成形用の型を用いて容易に製造可能であり、靴Sの甲部のアッパーの裏側に隠すように装着部2を配置して縫い付けることで、靴Sに対して簡単に固定することができる。
なお、本実施形態の靴紐ガイド10は、左右対称形状とされているため、靴Sの甲部の左右どちら側にも使用できる。
また、靴Sには、靴紐Wを巻き取るためのリールを内部に備え、かつ、当該リールを回転させるための円盤状のハンドルを備えた靴紐巻取装置20が固定してあり、靴紐Wの両端部がリールに固定されるようになっている。
そして、本発明の靴紐ガイド10においては、通路3の両端部の開口3aが大きく開いており、かつ、通路3は直線状の内面4を有し、上下の壁面6,7は水平方向に延びるように平坦に形成されているため、靴紐Wの端部を本体部1の長手方向端部の開口3aから真っ直ぐスムーズに通すことができる。
従って、本発明の靴紐ガイド10においては、複数個の小さい靴紐ガイド10に靴紐Wを挿通する細かい作業であっても迅速に行うことが可能である。
本実施形態の靴紐ガイド10においては、前記弧状の内面5を構成する円弧の中心角θを約50度とすることで、靴紐Wを締め付ける通常の引っ張り力(150N)を試験のために、図2に拡大して示すように、通路3の直線状の内面4と直交する方向にて加えた場合であっても、靴紐Wが直角に折れ曲がることは無く、靴紐Wは鈍角にて緩やかな曲線、即ち、自然なR形状を維持して曲げられて通路3から引き出された。
ここで、上記試験に用いた靴紐Wは、直径0.11〜0.13mmのステンレス製の素線を49本撚り合わせたワイヤーロープにスウェージングマシンにて加工を加え、ナイロン樹脂にて被覆した直径約0.9mmの靴紐Wである。
本発明の靴紐ガイドと共に使用する靴紐Wとしては、ナイロンのような強度と耐摩耗性に優れた合成樹脂製の靴紐の他、上記のようにステンレスなどの金属製細線を撚り合わせ合成樹脂にて被覆した従来公知の靴紐を用いることができる。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、靴紐が締め付けられた際に靴紐が接する側の通路の側壁の円弧状の内面5の中心角θの大きさを適宜変更して実施してもよい。
その他、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構造、材質、形状、寸法、角度などが異なる靴紐ガイドにおいて具体化して実施してもよい。例えば、本体部1の形状を長方形状にしたり、楕円形状として実施することも可能である。
本発明は、靴紐を挿通して案内することができる靴紐ガイドとして、産業上好適に利用可能である。
1 本体部
2 装着部
3 通路
3a 開口
4 靴紐が締め付けられた際に靴紐が接しない側の通路の側壁の直線状の内面
5 靴紐が締め付けられた際に靴紐が接する側の通路の側壁の円弧状の内面
6 通路の上の壁面
7 通路の下の壁面
10 靴紐ガイド
20 靴紐巻取装置
50〜54 従来の紐ガイド(靴紐ガイド)
54a 突起
S 靴
W 靴紐
θ 弧状の内面を構成する円弧の中心角

Claims (6)

  1. ワイヤー状の靴紐を挿通して案内するために樹脂材料にて設けられた靴紐ガイドであって、
    靴へ固定するための装着部と、長手方向両端部に開口を備え靴紐を挿通できる細長いトンネル状の通路とを有する本体部と、
    を有し、
    前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接しない側の前記通路の側壁は直線状の内面を有し、
    前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接する側の前記通路の側壁の内面は、前記直線状の内面より短く形成されており、さらに、
    前記通路の上下の壁面は、前記靴紐が接する側の前記通路の側壁の内面の長手方向両端部より外方に延びるとともに、前記直線状の内面の全域を覆うように広がっていることを特徴とする靴紐ガイド。
  2. 前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接する側の前記通路の側壁は弧状の内面を有しており、
    当該弧状の内面は、靴紐が締め付けられた際においても靴紐が鈍角に引き出されるように緩やかな曲面から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の靴紐ガイド。
  3. 前記通路の上下の壁面は、前記直線状の内面の長手方向両端部より外方に向かって拡開するように広がっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の靴紐ガイド。
  4. 前記通路の上下の壁面は、水平方向に延びるように平坦に形成され、前記通路両端部の開口を広く維持していることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の靴紐ガイド。
  5. 前記通路は、最狭部においてもワイヤー状の靴紐が抵抗なく挿通できるように、靴紐の直径方向断面よりも十分に大きな横方向断面を有していることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の靴紐ガイド。
  6. 前記装着部は、前記通路に挿通された靴紐が締め付けられた際に当該靴紐が接しない側の前記本体部から板状に延びるように設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の靴紐ガイド。
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