JP2017139189A - Differential signal transmission cable - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、差動信号伝送用ケーブルに関する。 The present invention relates to a differential signal transmission cable.
電子機器間における高速電気信号伝送では、差動信号を用いて信号を伝送している。このような電気信号を伝送する差動信号伝送用ケーブルは2芯の心線および心線を覆う絶縁体を長手方向により合わせ、または並行して配列されている。差動信号線の外側には、絶縁テープに金属導体を貼り合わせたシールドテープが巻かれている。 In high-speed electrical signal transmission between electronic devices, signals are transmitted using differential signals. In such a differential signal transmission cable for transmitting an electric signal, two cores and an insulator covering the core are aligned in the longitudinal direction or arranged in parallel. A shield tape in which a metal conductor is bonded to an insulating tape is wound around the differential signal line.
シールドテープの外側には、さらに絶縁テープが巻かれている。この2芯の心線と絶縁体を1組とした差動信号線を複数(例えば2本)より合わせて、周囲にシールドと、絶縁被覆を施したものが差動信号伝送用ケーブルとなっている(例えば、特許文献1から3参照。)。上述のシールドテープを巻く方法としては、シールドテープをスパイラル状に巻き、巻いたシールドテープの周りに押さえ巻き用絶縁テープを横巻きする方法が知られている。 An insulating tape is further wound around the outside of the shield tape. A differential signal transmission cable is formed by combining a plurality of (for example, two) differential signal lines each consisting of a two-core core wire and an insulator, and having a shield and insulation coating around the two. (For example, see Patent Documents 1 to 3.) As a method of winding the above-described shield tape, a method is known in which the shield tape is wound in a spiral shape, and a press-winding insulating tape is wound around the wound shield tape.
上述の特許文献1から3に記載された差動信号伝送用ケーブルでは、個々の差動信号線におけるシールドテープの巻きピッチが全て同一となっている。そのため、シールドテープのスパイラル構造に起因して発生する差動信号線のサックアウト周波数も全て同一となる。なお、サックアウト周波数とは、差動信号線において伝送される電気信号の減衰が増大する周波数のことである。 In the differential signal transmission cables described in Patent Documents 1 to 3 described above, the winding pitches of the shield tapes on the individual differential signal lines are all the same. For this reason, the suck-out frequencies of the differential signal lines generated due to the spiral structure of the shield tape are all the same. The suckout frequency is a frequency at which attenuation of an electric signal transmitted through the differential signal line increases.
シールドテープの巻き目の周辺からは、サックアウト周波数に近い周波数を有する大きな電磁ノイズが放射される。電磁ノイズの放射と受信とは対称の特性であるため、シールドテープの巻きピッチが同一の差動信号線が近い位置に配置されると、差動クロストークが大きく悪化する。 Large electromagnetic noise having a frequency close to the suckout frequency is radiated from the periphery of the winding of the shield tape. Since electromagnetic noise emission and reception are symmetrical characteristics, differential crosstalk is greatly deteriorated when differential signal lines having the same winding pitch of the shield tape are arranged at close positions.
言い換えると、近い位置に配置された2本の差動信号線の間において、サックアウト周波数に近い周波数の電気信号が送受信されやすくなり、一方の差動信号線を伝送される電気信号が他方の差動信号線に混入しやすくなる。つまり、クロストークの悪化により、複数の差動信号線を有する差動信号伝送用ケーブルでは、伝送ノイズが増大するという問題があった。 In other words, an electric signal having a frequency close to the sackout frequency is easily transmitted and received between two differential signal lines arranged at close positions, and an electric signal transmitted through one differential signal line is transmitted to the other. It becomes easy to mix in the differential signal line. That is, there is a problem that transmission noise increases in a differential signal transmission cable having a plurality of differential signal lines due to deterioration of crosstalk.
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、伝送ノイズの増大を抑制することができる差動信号伝送用ケーブルを提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a differential signal transmission cable that can suppress an increase in transmission noise.
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の差動信号伝送用ケーブルは、差動信号を伝送する一対の心線と、前記心線を覆う絶縁性を有する材料から形成される絶縁体と、絶縁性を有する材料から形成された絶縁層および導電性を有する材料から形成された導電層を有し、前記絶縁体の周囲をらせん状に巻き回されて配置されるシールドテープと、絶縁性を有する材料から形成され、前記シールドテープの周囲を巻き回されて配置される絶縁テープと、が設けられた差動信号線を複数束として備え、複数の前記差動信号線は、前記差動信号線において伝送される電気信号の減衰が増大するサックアウト周波数が互いに異なる。
In order to achieve the above object, the present invention provides the following means.
The differential signal transmission cable of the present invention is formed of a pair of core wires that transmit a differential signal, an insulator formed of an insulating material that covers the core wires, and an insulating material. A shield tape having an insulating layer and a conductive layer formed of a conductive material, and arranged by being spirally wound around the insulator, and the shield tape formed of a material having an insulating property And a plurality of differential signal lines provided with an insulating tape that is wound around the periphery of each of the plurality of differential signal lines, and the plurality of differential signal lines attenuates electrical signals transmitted through the differential signal lines Are different from each other.
本発明の差動信号伝送用ケーブルによれば、サックアウト周波数が互いに異なる複数の差動信号線を束として備えているため、複数の差動信号線の間のクロストークの悪化を抑制することができる。 According to the differential signal transmission cable of the present invention, since a plurality of differential signal lines having different suckout frequencies are provided as a bundle, the deterioration of crosstalk between the plurality of differential signal lines is suppressed. Can do.
本発明の差動信号伝送用ケーブルによれば、サックアウト周波数が互いに異なる複数の差動信号線を束として備えることにより、伝送ノイズの増大を抑制することができるという効果を奏する。 According to the differential signal transmission cable of the present invention, an increase in transmission noise can be suppressed by providing a plurality of differential signal lines having different suckout frequencies as a bundle.
この発明の一実施形態に係る差動信号伝送用ケーブルについて、図1から図5を参照しながら説明する。
本実施形態で説明する差動信号伝送用ケーブル10は、例えばスーパーコンピュータや、データセンタに設置されているサーバにおける信号情報の通信に用いられるものであり、スーパーコンピュータやサーバなどが配置されているラック内のような比較的近距離の通信に用いられるものである。差動信号伝送用ケーブル10による通信速度としては、例えば25Gbit/sを挙げることができる。
A differential signal transmission cable according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The differential
差動信号伝送用ケーブル10には、図1に示すように、2本の差動信号線20と、編組シールド30と、シース40と、が主に設けられている。差動信号線20には、図1および図2に示すように、一対の心線21と、絶縁体22と、シールドテープ23と、第1層押さえ巻き用絶縁テープ24および第2層押さえ巻き用絶縁テープ25を有する押さえ巻き用絶縁テープ(絶縁テープ)26と、が主に設けられている。
As shown in FIG. 1, the differential
一対の心線21のうちの一方は、差動信号としてのプラス側信号を伝送する導体であり、他方は、差動信号としてのマイナス側信号を伝送する導体である。本実施形態では心線21が34AWG(American Wire gauge:米国ワイヤゲージ規格:34番線(34ゲージ)とも表記する。)で規定される直径等を有するものに適用して説明するが、34AWGで規定される直径よりも大きな直径を有する信号線導体を用いてもよいし、小さな直径を有する心線21を用いてもよく、直径を限定するものではない。
One of the pair of
絶縁体22は、一対の心線21を被覆するものであり、その横断面形状が一対の長さが等しい平行線と一対の半円形形状とからなる形状に形成されたものである。絶縁体22の内部には、一対の心線21が所定間隔で並ぶように配置され、心線21の周囲には、絶縁体22の厚さが少なくとも所定の厚さを有するようにされている。
The
なお、絶縁体22の横断面形状は、上述のように一対の長さが等しい平行線と一対の半円形形状とからなる形状であってもよいし、略楕円形の形状であってもよいし、一対の心線21をそれぞれ別個に被覆した略円形の形状であってもよく、特に限定するものではない。
Note that the cross-sectional shape of the
絶縁体22を構成する材料としては、差動信号伝送用ケーブル30に柔軟性を持たせるために、発泡ポリエチレン(Foamed Poly−Ethylene)を例示することができる。なお、絶縁体22を構成する材料は、上述のように発泡ポリエチレンであってもよいし、絶縁体22に求められる絶縁性などの条件を満たす他の材料であってもよく、特に材料の種類を限定するものではない。
Examples of the material constituting the
シールドテープ23は、絶縁体22の周囲に、絶縁体22の長手方向に沿う端部を除く大部分を被覆するように設けられるものであり、外来ノイズの影響を抑制するものである。シールドテープ23は、ポリエステル等の樹脂から形成される絶縁層、および、銅などの導電性を有する金属材料から形成される金属箔の層である導電層を積層して形成されたものである。
The
シールドテープ23は、絶縁層が内側(言い換えると絶縁体22側)となり導電層が外側となるように配置される。また、シールドテープ23は、矩形状に形成されたシート状のものであり、絶縁体22をらせん状に巻き回されて配置されるものである。なお、本実施形態では、シールドテープ23は、絶縁層が内側となり導電層が外側となるように配置される例に適用して説明したが、絶縁層が外側となり導電層が内側となるように配置されてもよい。
The
本実施形態では、図3に示すように、2本の差動信号線20,20の一方の差動信号線20Aおけるシールドテープ23がらせん状に巻き回される間隔である第1のピッチPaと比較して、他方の差動信号線20Bけるシールドテープ23がらせん状に巻き回される間隔である第2のピッチPbが狭く(狭ピッチ化)されている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, the first pitch Pa, which is an interval at which the
より具体的には、第1のピッチPaおよび第2のピッチPbは、それぞれのシールド巻きピッチ(または、らせん状に巻き回される間隔)が20%以上異なるようにされている。言い換えると、(第2のピッチPb)<(第1のピッチPa×0.8)の式を満たすようにされている。言い換えると、第1のピッチPaおよび第2のピッチPbは、差動信号線20におけるサックアウト周波数の差が少なくとも3GHzになるようにされている。
More specifically, the first pitch Pa and the second pitch Pb are set such that the respective shield winding pitches (or intervals of spiral winding) differ by 20% or more. In other words, the expression (second pitch Pb) <(first pitch Pa × 0.8) is satisfied. In other words, the first pitch Pa and the second pitch Pb are set such that the difference in suckout frequency in the
ここで、差動信号線20におけるサックアウト周波数と、シールドテープ23のピッチとの関係について図4を参照しながら説明する。サックアウト周波数が19GHzの場合にはピッチは4.9mmとなり、サックアウト周波数が21GHzの場合にはピッチは4.3mmとなる。また、サックアウト周波数が24GHzの場合にはピッチは3.4mmとなり、サックアウト周波数が30GHzの場合にはピッチは2.4mmとなる。
Here, the relationship between the suck-out frequency in the
上述のように(第2のピッチPb)<(第1のピッチPa×0.8)の式を満たす組み合わせとしては、ピッチが2.4mmおよび3.4mmの組み合わせ、2.4mmおよび4.3mmの組み合わせ、2.4mmおよび4.9mmの組み合わせが挙げられる。さらに、3.4mmおよび4.3mmの組み合わせ、3.4mmおよび4.9mmの組み合わせも挙げられる。これらの組み合わせの場合、差動信号線20におけるサックアウト周波数の差が少なくとも3GHzとなる。
As described above, the combination satisfying the expression (second pitch Pb) <(first pitch Pa × 0.8) is a combination of the pitches of 2.4 mm and 3.4 mm, 2.4 mm and 4.3 mm. Combination, 2.4 mm and 4.9 mm. Furthermore, a combination of 3.4 mm and 4.3 mm and a combination of 3.4 mm and 4.9 mm are also mentioned. In the case of these combinations, the difference in suckout frequency in the
なお、図4に示したシールドテープ23のピッチの値、および、サックアウト周波数の値は例示であり、本発明におけるピッチの値、および、サックアウト周波数の値をこれらの値に限定するものではない。
Note that the pitch value and the sac-out frequency value of the
なお、本実施形態では、2本の差動信号線20,20の一方と他方のそれぞれに固有の特徴を説明する場合には、差動信号線20A、差動信号線20Bと表記し、両者に共通した特徴について説明する場合には、単に差動信号線20と表記する。
In the present embodiment, when a characteristic characteristic of one of the two
図2に示すように、第1層押さえ巻き用絶縁テープ24および第2層押さえ巻き用絶縁テープ25(押さえ巻き用絶縁テープ26)は、シールドテープ23の周囲に配置され、差動信号線20を保護するものである。第1層押さえ巻き用絶縁テープ24および第2層押さえ巻き用絶縁テープ25は、ポリエステルから形成される矩形状のテープ状に形成された部材であり、らせん状に巻き回されてシールドテープ23を覆うものである。
As shown in FIG. 2, the first layer pressing and winding insulating
なお、本実施形態では、第1層押さえ巻き用絶縁テープ24および第2層押さえ巻き用絶縁テープ25を形成する樹脂がポリエステルである例に適用して説明したが、第1層押さえ巻き用絶縁テープ24および第2層押さえ巻き用絶縁テープ25に求められる絶縁性や耐久性などの条件を満たす樹脂であれば、他の材料を用いてもよく特に限定するものではない。
In this embodiment, the first layer press-winding
第1層押さえ巻き用絶縁テープ24は、シールドテープ23の上にらせん状に巻き回されて配置されるものであり、第2層押さえ巻き用絶縁テープ25は、第1層押さえ巻き用絶縁テープ24の上にらせん状に巻き回されて配置されるものである。本実施形態では、差動信号線の長手方向と巻き回される第1層押さえ巻き用絶縁テープ24の縁との間の角度と比較して、差動信号線の長手方向と巻き回される第2層押さえ巻き用絶縁テープ25の縁との間の角度が小さい例に適用して説明する。
The first layer pressing and winding insulating
編組シールド30は、図1に示すように、2本の差動信号線20,20の周囲を覆うものであり、複数本の祖先が組み込まれて筒状に形成されたものである。シース40は、編組シールド30の周囲を覆い差動信号伝送用ケーブル10の外形を形成するものである。
As shown in FIG. 1, the
次に、上記の構成からなる差動信号伝送用ケーブル10における差動信号の伝送について図5を参照しながら説明する。図5は、差動信号線20Aおよび差動信号線20Bにおける信号透過特性およびノイズ放射受信特性、並びに、差動信号線20Aおよび差動信号線20Bの間のクロストークを説明するグラフである。なお、図5の横軸は電気信号の周波数であり、縦軸は透過特性、放射特性およびクロストークである。
Next, transmission of differential signals in the differential
差動信号線20Aにおける信号透過特性およびノイズ放射受信特性は、それぞれ実線で表記されたグラフA1およびグラフA2で示している。グラフA1およびグラフA2から判るように、サックアウト周波数SAにおいて、信号透過特性が低下し、かつ、ノイズ放射受信特性が増大している。
The signal transmission characteristic and the noise radiation reception characteristic in the
また、差動信号線20Bにおける信号透過特性およびノイズ放射受信特性は、それぞれ点線で表記されたグラフB1およびグラフB2で示している。グラフB1およびグラフB2から判るように、サックアウト周波数SAよりも高い周波数であるサックアウト周波数SBにおいて、信号透過特性が低下し、かつ、ノイズ放射受信特性が増大している。これは、差動信号線20Aおけるシールドテープ23のピッチPaと比較して、他方の差動信号線20Bけるシールドテープ23のピッチPbが狭くされていることによると考えられる。
Further, the signal transmission characteristic and the noise radiation reception characteristic in the
さらに、差動信号線20Aおよび差動信号線20Bの間のクロストークは、一点鎖線で表記されたグラフCTで示している。グラフA2、グラフB2およびグラフCTから判るように、差動信号線20Aにおけるノイズ放射受信特性のピーク周波数(サックアウト周波数SA)と、差動信号線20Bにおけるノイズ放射受信特性のピーク周波数(サックアウト周波数SB)とが異なっているため、ピーク周波数が一致している場合と比較して、クロストークを示すグラフCTのピーク値の増大が抑制されている。
Further, the crosstalk between the
上記の構成の差動信号伝送用ケーブル10によれば、サックアウト周波数が互いに異なる差動信号線20A、差動信号線20Bを束として備えているため、差動信号線20A、差動信号線20Bの間のクロストークの悪化を抑制することができる。その結果、差動信号伝送用ケーブル10における伝送ノイズの増大を抑制することができる
具体的には、差動信号線20A、差動信号線20Bにおけるシールドテープ23のピッチを互いに異ならせることにより、サックアウト周波数も互いに異なる周波数となる。サックアウト周波数は、らせん状に巻き回されるシールドテープ23のスパイラル構造の周期性によってもその周波数が定まる。そのため、差動信号線20A、差動信号線20Bにおけるサックアウト周波数は互いに異なる周波数SAおよび周波数SBとなり、差動信号線20A、差動信号線20Bの間のクロストークの悪化を抑制することができる。
According to the differential
さらに、差動信号線20A、差動信号線20Bにおけるシールドテープ23のピッチの関係を(第2のピッチPb)<(第1のピッチPa×0.8)の式を満たす関係とし、サックアウト周波数の差が少なくとも3GHzになるようにすることで、差動信号線20A、差動信号線20Bの間のクロストークの悪化を抑制しやすくなる。
Further, the relationship of the pitch of the
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記の実施の形態においては、差動信号線20が2本の例に適用して説明しているが、3本以上の差動信号線20が設けられていてもよく、特にその本数を限定するものではない。
The technical scope of the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the description is made by applying to the example in which the
10…差動信号伝送用ケーブル、20,20A,20B…差動信号線、21…心線、22…絶縁体、23…シールドテープ、26…押さえ巻き用絶縁テープ(絶縁テープ)、Pa…第1のピッチ、Pb…第2のピッチ
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記心線を覆う絶縁性を有する材料から形成される絶縁体と、
絶縁性を有する材料から形成された絶縁層および導電性を有する材料から形成された導電層を有し、前記絶縁体の周囲をらせん状に巻き回されて配置されるシールドテープと、
絶縁性を有する材料から形成され、前記シールドテープの周囲を巻き回されて配置される絶縁テープと、が設けられた差動信号線を複数束として備え、
複数の前記差動信号線は、前記差動信号線において伝送される電気信号の減衰が増大するサックアウト周波数が互いに異なる差動信号伝送用ケーブル。 A pair of cores for transmitting differential signals;
An insulator formed of an insulating material covering the core wire;
A shielding tape having an insulating layer formed from a material having an insulating property and a conductive layer formed from a material having a conductive property and arranged around the insulator in a spiral shape; and
A plurality of differential signal lines provided with a plurality of differential signal lines provided with an insulating tape formed of a material having insulating properties and wound around the shield tape,
The plurality of differential signal lines are differential signal transmission cables having different suckout frequencies at which attenuation of electrical signals transmitted through the differential signal lines is increased.
前記第1のピッチおよび前記第2のピッチは、(第2のピッチ)<(第1のピッチ×0.8)の関係を満たす請求項2記載の作動信号伝送用ケーブル。 The shield tape in a part of the differential signal lines among the plurality of differential signal lines is spirally wound at a first pitch, and the shield tape in the other part of the differential signal lines. Is spirally wound at the second pitch,
The operating signal transmission cable according to claim 2, wherein the first pitch and the second pitch satisfy a relationship of (second pitch) <(first pitch × 0.8).
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