JP2017118090A - 積層構造体および半導体装置 - Google Patents
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Abstract
Description
一方、α−Ga2O3は、既に汎用に販売されているサファイア基板と同じ結晶構造を有するため、光・電子デバイスへの利用には好適であり、さらに、β−Ga2O3よりも広いバンドギャップをもつため、パワーデバイスに特に有用であり、そのため、α−Ga2O3を半導体として用いた半導体装置が待ち望まれている状況である。
また、特許文献3には、β−Ga2O3を半導体として用い、これに適合したショットキー特性が得られる電極として、Au、Pt、あるいはNiおよびAuの積層体のいずれかを用いた半導体装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1〜3の記載の電極を、α−Ga2O3を半導体として用いた半導体装置に適用した場合、ショットキー電極やオーミック電極として機能しなかったり、電極が膜につかなかったり、半導体特性が損なわれたりするなどの問題があった。
また、本発明者らは、上記知見を得た後、さらに検討を重ねて本発明を完成させるに至った。
[1] 第1の金属層と、第1の金属層上に直接または他の層を介して積層されている半導体層と、前記半導体層上に直接または他の層を介して積層されている第2の金属層とを少なくとも備える積層構造体であって、前記半導体層が、コランダム構造を有する結晶性酸化物半導体を主成分として含み、第1の金属層が、周期律表第4族または第11族の金属を含み、第2の金属層が周期律表第4族または第11族の金属を含むことを特徴とする積層構造体。
[2] 前記結晶性酸化物半導体がガリウムまたはインジウムを含む前記[1]記載の積層構造体。
[3] 前記結晶性酸化物半導体がガリウムを含む前記[1]または[2]に記載の積層構造体。
[4] 前記結晶性酸化物半導体が、α−Ga2O3である前記[1]〜[3]のいずれかに記載の積層構造体。
[5] 第1の金属層が、Tiまたは/およびAuを含む前記[1]〜[4]のいずれかに記載の積層構造体。
[6] 第1の金属層が、さらに周期律表第10族の金属を含む前記[1]〜[5]のいずれかに記載の積層構造体。
[7] 周期律表第10族の金属がPtである前記[6]記載の積層構造体。
[8] 第2の金属層が、Tiまたは/およびAuを含む前記[1]〜[7]のいずれかに記載の積層構造体。
[9] 前記[1]〜[8]のいずれかに記載の積層構造体を含む半導体装置。
[10] ダイオードである前記[9]記載の半導体装置。
[11] ショットキーバリアダイオードである前記[9]または[10]に記載の半導体装置。
[12] パワーデバイスである前記[9]〜[11]のいずれかに記載の半導体装置。
[13] 第1の導電層と、第1の導電層上に直接または他の層を介して積層されている半導体層と、前記半導体層上に直接または他の層を介して積層されている第2の導電層とを少なくとも備える積層構造体であって、前記半導体層が、コランダム構造を有する結晶性酸化物半導体を主成分として含み、第1の導電層が、周期律表第4族もしくは第11族の金属を含み、電極を構成しており、第2の導電層が、導電性金属酸化物または周期律表第4族もしくは第11族の金属を含み、オーミック電極を構成していることを特徴とする積層構造体。
[14] 第1の導電層と、第1の導電層上に直接または他の層を介して積層されている半導体層と、前記半導体層上に直接または他の層を介して積層されている第2の導電層とを少なくとも備える積層構造体であって、第1の導電層が、電極を構成しており、前記半導体層が、コランダム構造を有する結晶性酸化物半導体を主成分として含み、第2の導電層が、導電性金属酸化物または周期律表第4族もしくは第11族の金属を含み、オーミック電極を構成していることを特徴とする積層構造体。
[15] 第1の導電層と、第1の導電層上に直接または他の層を介して積層されている半導体層と、前記半導体層上に直接または他の層を介して積層されている第2の導電層とを少なくとも備える積層構造体であって、前記半導体層が、コランダム構造を有する結晶性酸化物半導体を主成分として含み、第1の導電層が、金属または導電性金属酸化物を含み、電極を構成しており、第2の導電層が、導電性金属酸化物を含み、オーミック電極を構成していることを特徴とする積層構造体。
[16] 前記[13]〜[15]のいずれかに記載の積層構造体を含む半導体装置。
[17] ダイオードである前記[16]記載の半導体装置。
[18] ショットキーバリアダイオードである前記[16]または[17]に記載の半導体装置。
[19] パワーデバイスである前記[16]〜[18]のいずれかに記載の半導体装置。
[20] 前記[9]〜[12]および前記[16]〜[19]のいずれかに記載の半導体装置を少なくとも備えるシステム。
霧化・液滴化工程は、前記原料溶液を霧化または液滴化する。前記原料溶液の霧化手段または液滴化手段は、前記原料溶液を霧化または液滴化できさえすれば特に限定されず、公知の手段であってよいが、本発明においては、超音波を用いる霧化手段または液滴化手段が好ましい。超音波を用いて得られたミストまたは液滴は、初速度がゼロであり、空中に浮遊するので好ましく、例えば、スプレーのように吹き付けるのではなく、空間に浮遊してガスとして搬送することが可能なミストであるので衝突エネルギーによる損傷がないため、非常に好適である。液滴サイズは、特に限定されず、数mm程度の液滴であってもよいが、好ましくは50μm以下であり、より好ましくは100nm〜10μmである。
前記原料溶液は、霧化または液滴化が可能な材料を含んでおり、重水素を含有していれば特に限定されず、無機材料であっても、有機材料であってもよいが、本発明においては、金属または金属化合物であるのが好ましく、ガリウム、鉄、インジウム、アルミニウム、バナジウム、チタン、クロム、ロジウム、ニッケル、コバルト、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、シリコン、イットリウム、ストロンチウムおよびバリウムから選ばれる1種または2種以上の金属を含むのがより好ましい。
搬送工程では、キャリアガスでもって前記ミストまたは前記液滴を成膜室内に搬送する。前記キャリアガスとしては、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、例えば、酸素、オゾン、窒素やアルゴン等の不活性ガス、または水素ガスやフォーミングガス等の還元ガスなどが好適な例として挙げられる。また、キャリアガスの種類は1種類であってよいが、2種類以上であってもよく、流量を下げた希釈ガス(例えば10倍希釈ガス等)などを、第2のキャリアガスとしてさらに用いてもよい。また、キャリアガスの供給箇所も1箇所だけでなく、2箇所以上あってもよい。キャリアガスの流量は、特に限定されないが、0.01〜20L/分であるのが好ましく、1〜10L/分であるのがより好ましい。希釈ガスの場合には、希釈ガスの流量が、0.001〜2L/分であるのが好ましく、0.1〜1L/分であるのがより好ましい。
成膜工程では、成膜室内で前記ミストまたは液滴を熱反応させることによって、基体上に、結晶性酸化物半導体膜を成膜する。熱反応は、熱でもって前記ミストまたは液滴が反応すればそれでよく、反応条件等も本発明の目的を阻害しない限り特に限定されない。本工程においては、前記熱反応を、通常、溶媒の蒸発温度以上の温度で行うが、高すぎない温度(例えば1000℃)以下が好ましく、650℃以下がより好ましく、300℃〜650℃が最も好ましい。また、熱反応は、本発明の目的を阻害しない限り、真空下、非酸素雰囲気下、還元ガス雰囲気下および酸素雰囲気下のいずれの雰囲気下で行われてもよいが、非酸素雰囲気下または酸素雰囲気下で行われるのが好ましい。また、大気圧下、加圧下および減圧下のいずれの条件下で行われてもよいが、本発明においては、大気圧下で行われるのが好ましい。なお、膜厚は、成膜時間を調整することにより、設定することができる。
前記基体は、前記結晶性酸化物半導体膜を支持できるものであれば特に限定されない。前記基体の材料も、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、公知の基体であってよく、有機化合物であってもよいし、無機化合物であってもよい。前記基体の形状としては、どのような形状のものであってもよく、あらゆる形状に対して有効であり、例えば、平板や円板等の板状、繊維状、棒状、円柱状、角柱状、筒状、螺旋状、球状、リング状などが挙げられるが、本発明においては、基板が好ましい。基板の厚さは、本発明においては特に限定されない。
また、第1の金属層は単層であってもよいし、2以上の金属膜を含んでいてもよい。また、第1の金属層を構成する金属は、合金であってもよい。金属層の積層手段としては、特に限定されず、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法などの公知の手段などが挙げられる。本発明においては、第1の金属層が、Tiまたは/およびAuを含むのが好ましく、TiおよびAuを含むのがより好ましく、さらに、Ptを含むのが最も好ましい。このような好ましい金属を用いることで、コランダム構造を有する半導体の半導体特性(例えば、耐久性、絶縁破壊電圧、耐圧、オン抵抗、安定性など)をより良好なものとすることができ、シャットキー特性も良好に発揮することができる。
図1は、本発明に係るショットキーバリアダイオード(SBD)の好適な一例を示している。図1のSBDは、n−型半導体層101a、n+型半導体層101b、ショットキー電極105aおよびオーミック電極105bを備えている。
ショットキー電極およびオーミック電極の形成は、例えば、真空蒸着法またはスパッタリング法などの公知の手段により行うことができる。より具体的に例えば、ショットキー電極を形成する場合、第1の金属層を積層させ、第1の金属層に対して、フォトリソグラフィの手法を利用したパターニングを施すことにより行うことができる。
本発明においては、ショットキー電極105aとして第1の金属層を用い、オーミック電極105bとして、第2の金属層を用いるのが好ましい。
その他の構成等については、上記図1のSBDの場合と同様である。
図2のSBDは、図1のSBDに比べ、さらに絶縁特性に優れており、より高い電流制御性を有する。
図11は、本発明に用いられる金属半導体電界効果トランジスタ(MESFET)の一例を示している。図11のMESFETは、n−型半導体層111a、n+型半導体層111b、緩衝層(バッファ層)118、半絶縁体層114、ゲート電極115a、ソース電極115bおよびドレイン電極115cを備えている。
1.n+型半導体層の形成
1−1.成膜装置
図5を用いて、本実施例で用いたミストCVD装置1を説明する。ミストCVD装置1は、キャリアガスを供給するキャリアガス源2aと、キャリアガス源2aから送り出されるキャリアガスの流量を調節するための流量調節弁3aと、キャリアガス(希釈)を供給するキャリアガス(希釈)源2bと、キャリアガス(希釈)源2bから送り出されるキャリアガス(希釈)の流量を調節するための流量調節弁3bと、原料溶液4aが収容されるミスト発生源4と、水5aが入れられる容器5と、容器5の底面に取り付けられた超音波振動子6と、成膜室7と、ミスト発生源4から成膜室7までをつなぐ供給管9と、成膜室7内に設置されたホットプレート8と、熱反応後のミスト、液滴および排気ガスを排出する排気口11とを備えている。なお、ホットプレート8上には、基板10が設置されている。
0.1M臭化ガリウム水溶液に臭化スズを混合し、ガリウムに対するスズの原子比が1:0.08となるように水溶液を調整し、この際、臭化重水素酸を体積比で10%を含有させ、これを原料溶液とした。
上記1−2.で得られた原料溶液4aをミスト発生源4内に収容した。次に、基板10として、サファイア基板をホットプレート8上に設置し、ホットプレート8を作動させて成膜室7内の温度を470℃にまで昇温させた。次に、流量調節弁3a、3bを開いて、キャリアガス源であるキャリアガス供給手段2a、2bからキャリアガスを成膜室7内に供給し、成膜室7の雰囲気をキャリアガスで十分に置換した後、キャリアガスの流量を5.0L/分に、キャリアガス(希釈)の流量を0.5L/分にそれぞれ調節した。なお、キャリアガスとして窒素を用いた。
次に、超音波振動子6を2.4MHzで振動させ、その振動を、水5aを通じて原料溶液4aに伝播させることによって、原料溶液4aを霧化させてミスト4bを生成させた。このミスト4bが、キャリアガスによって、供給管9内を通って、成膜室7内に導入され、大気圧下、470℃にて、成膜室7内でミストが熱反応して、基板10上に膜が形成された。なお、膜厚は7.5μmであり、成膜時間は180分間であった。
XRD回折装置を用いて、上記1−4.にて得られた膜の相の同定を行ったところ、得られた膜はα−Ga2O3であった。
2−1.成膜装置
図6を用いて、実施例で用いたミストCVD装置19を説明する。ミストCVD装置19は、基板20を載置するサセプタ21と、キャリアガスを供給するキャリアガス供給手段22aと、キャリアガス供給手段22aから送り出されるキャリアガスの流量を調節するための流量調節弁23aと、キャリアガス(希釈)を供給するキャリアガス(希釈)供給手段22bと、キャリアガス(希釈)供給手段22bから送り出されるキャリアガスの流量を調節するための流量調節弁23bと、原料溶液24aが収容されるミスト発生源24と、水25aが入れられる容器25と、容器25の底面に取り付けられた超音波振動子26と、内径40mmの石英管からなる供給管27と、供給管27の周辺部に設置されたヒーター28とを備えている。サセプタ21は、石英からなり、基板20を載置する面が水平面から傾斜している。成膜室となる供給管27とサセプタ21をどちらも石英で作製することにより、基板20上に形成される膜内に装置由来の不純物が混入することを抑制している。
0.1M臭化ガリウム水溶液に臭化重水素酸を体積比で20%を含有させ、これを原料溶液とした。
上記1−2.で得られた原料溶液24aをミスト発生源24内に収容した。次に、基板20として、サファイア基板から剥離したn+型半導体膜をサセプタ21上に設置し、ヒーター28を作動させて成膜室27内の温度を510℃にまで昇温させた。次に、流量調節弁23a、23bを開いて、キャリアガス源であるキャリアガス供給手段22a、22bからキャリアガスを成膜室27内に供給し、成膜室27の雰囲気をキャリアガスで十分に置換した後、キャリアガスの流量を5L/分に、キャリアガス(希釈)の流量を0.5L/分にそれぞれ調節した。なお、キャリアガスとして酸素を用いた。
次に、超音波振動子26を2.4MHzで振動させ、その振動を、水25aを通じて原料溶液24aに伝播させることによって、原料溶液24aを霧化させてミストを生成した。このミストが、キャリアガスによって成膜室27内に導入され、大気圧下、510℃にて、成膜室27内でミストが反応して、基板20上に半導体膜が形成された。なお、膜厚は3.6μmであり、成膜時間は120分間であった。
XRD回折装置を用いて、上記2−4.にて得られた膜の相の同定を行ったところ、得られた膜はα−Ga2O3であった。
図3に示されるように、n−型半導体層上に、Pt層、Ti層およびAu層をそれぞれ電子ビーム蒸着にて積層した。なお、Pt層の厚さは10nmであり、Ti層の厚さは4nmであり、Au層の厚さは175nmであった。
図4に示されるように、n+型半導体層上に、Ti層およびAu層をそれぞれ電子ビーム蒸着にて積層した。なお、Ti層の厚さは35nmであり、Au層の厚さは175nmであった。
以上のようにして得られた積層構造体につき、IV測定を実施例した。結果を図7に示す。また、耐圧を調べたところ、861Vであった。これらの結果から、実施例1の積層構造体が半導体特性およびショットキー特性に優れていることがわかる。
n+型半導体層の形成において、成膜温度を525℃とし、成膜時間を20分間としたこと以外は、実施例1と同様にして積層構造体を得た。なお、n+型半導体層の厚さは、0.5μmであった。得られた積層構造体につき、IV測定を実施した。結果を図8に示す。また、オン抵抗(微分抵抗)を調べたところ、0.11mΩcm2であった。
(1)n−型半導体層の形成の際に、原料溶液の臭化重水素酸を体積比で15%を含有させたこと、および成膜時間を8時間としたこと、(2)n+型半導体層の形成の際に、成膜温度を500℃としたこと、および成膜時間を110分としたこと、ならびに(3)第1の金属層(ショットキー電極)の形成の際に、n−型半導体層上に、Ti層およびAu層をそれぞれ電子ビーム蒸着にて積層したこと以外は、実施例1と同様にして積層構造体を得た。得られた積層構造体につき、IV測定を実施例した。結果を図9に示す。図9からも明らかなとおり、良好な半導体特性およびショットキー特性を示していることがわかる。
参考までに、ショットキー電極にPtを用いた場合のIV測定結果を図10に示す。図10からも明らかなとおり、半導体特性やショットキー特性が大幅に損なわれることがわかる。
第2の金属層(オーミック電極)に代えて、ミストCVD法を用いて、ITO膜をオーミック電極として形成した。より具体的には、錫(Sn)を1モル%添加した臭化インジウム(InBr3)0.025mol/Lの水溶液を調整し、これを原料溶液としたこと、成膜温度を500℃としたこと以外は、実施例3の半導体層を形成する場合と同様にしてオーミック電極を形成し、この積層構造体につき、実施例1等と同様に半導体特性および電極特性を調べたところ、他の実施例品と同様、半導体特性および電極特性に優れていることがわかった。
2a キャリアガス源
2b キャリアガス(希釈)源
3a 流量調節弁
3b 流量調節弁
4 ミスト発生源
4a 原料溶液
4b ミスト
5 容器
5a 水
6 超音波振動子
7 成膜室
8 ホットプレート
9 供給管
10 基板
11 排気口
19 ミストCVD装置
20 基板
21 サセプタ
22a キャリアガス供給手段
22b キャリアガス(希釈)供給手段
23a 流量調節弁
23b 流量調節弁
24 ミスト発生源
24a 原料溶液
25 容器
25a 水
26 超音波振動子
27 供給管
28 ヒーター
29 排気口
50a 第1の金属層
50b 第2の金属層
51 Au層
52 Ti層
53 Pt層
54 Ti層
55 Au層
101a n−型半導体層
101b n+型半導体層
104 絶縁体層
105a ショットキー電極
105b オーミック電極
111a n−型半導体層
111b n+型半導体層
114 半絶縁体層
115a ゲート電極
115b ソース電極
115c ドレイン電極
118 緩衝層
Claims (20)
- 第1の金属層と、第1の金属層上に直接または他の層を介して積層されている半導体層と、前記半導体層上に直接または他の層を介して積層されている第2の金属層とを少なくとも備える積層構造体であって、前記半導体層が、コランダム構造を有する結晶性酸化物半導体を主成分として含み、第1の金属層が、周期律表第4族または第11族の金属を含み、第2の金属層が周期律表第4族または第11族の金属を含むことを特徴とする積層構造体。
- 前記結晶性酸化物半導体がガリウムまたはインジウムを含む請求項1記載の積層構造体。
- 前記結晶性酸化物半導体がガリウムを含む請求項1または2に記載の積層構造体。
- 前記結晶性酸化物半導体が、α−Ga2O3である請求項1〜3のいずれかに記載の積層構造体。
- 第1の金属層が、Tiまたは/およびAuを含む請求項1〜4のいずれかに記載の積層構造体。
- 第1の金属層が、さらに周期律表第10族の金属を含む請求項1〜5のいずれかに記載の積層構造体。
- 周期律表第10族の金属がPtである請求項6記載の積層構造体。
- 第2の金属層が、Tiまたは/およびAuを含む請求項1〜7のいずれかに記載の積層構造体。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の積層構造体を含む半導体装置。
- ダイオードである請求項9記載の半導体装置。
- ショットキーバリアダイオードである請求項9または10に記載の半導体装置。
- パワーデバイスである請求項9〜11のいずれかに記載の半導体装置。
- 第1の導電層と、第1の導電層上に直接または他の層を介して積層されている半導体層と、前記半導体層上に直接または他の層を介して積層されている第2の導電層とを少なくとも備える積層構造体であって、前記半導体層が、コランダム構造を有する結晶性酸化物半導体を主成分として含み、第1の導電層が、周期律表第4族もしくは第11族の金属を含み、電極を構成しており、第2の導電層が、導電性金属酸化物または周期律表第4族もしくは第11族の金属を含み、オーミック電極を構成していることを特徴とする積層構造体。
- 第1の導電層と、第1の導電層上に直接または他の層を介して積層されている半導体層と、前記半導体層上に直接または他の層を介して積層されている第2の導電層とを少なくとも備える積層構造体であって、第1の導電層が、電極を構成しており、前記半導体層が、コランダム構造を有する結晶性酸化物半導体を主成分として含み、第2の導電層が、導電性金属酸化物または周期律表第4族もしくは第11族の金属を含み、オーミック電極を構成していることを特徴とする積層構造体。
- 第1の導電層と、第1の導電層上に直接または他の層を介して積層されている半導体層と、前記半導体層上に直接または他の層を介して積層されている第2の導電層とを少なくとも備える積層構造体であって、前記半導体層が、コランダム構造を有する結晶性酸化物半導体を主成分として含み、第1の導電層が、金属または導電性金属酸化物を含み、電極を構成しており、第2の導電層が、導電性金属酸化物を含み、オーミック電極を構成していることを特徴とする積層構造体。
- 請求項13〜15のいずれかに記載の積層構造体を含む半導体装置。
- ダイオードである請求項16記載の半導体装置。
- ショットキーバリアダイオードである請求項16または17に記載の半導体装置。
- パワーデバイスである請求項16〜18のいずれかに記載の半導体装置。
- 請求項9〜12および請求項16〜19のいずれかに記載の半導体装置を少なくとも備えるシステム。
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