JP2017110861A - 換気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】能動消音装置の消音効果を向上した換気装置を提供する。【解決手段】能動消音風路6の吸込口2近傍に備えられた多孔板フィルタ20において、能動消音風路6に対する垂直方向投影面において、エラーマイク16と同じ位置である基準点の多孔板フィルタ20の通風抵抗が最も大きくなるよう不均一構成としたことにより、エラーマイク16周辺で気流のノイズによる影響を低減し相関性の低下を抑制し、消音効果を向上した換気装置を提供する。【選択図】図1
Description
本発明は、風路部内に配置して運転時に発生する騒音を消音する能動消音装置を備えた換気装置に関するものである。
近年、居室に設置される換気扇において、その運転時に発生する騒音を低下することが求められている。このような課題を解決する手段の一つとして、送風路内にダクト構成の能動消音装置を搭載するという方法が挙げられる。
従来、この種の能動消音装置におけるマイクロホンの設置構成として、マイクロホンが気流に起因したノイズを拾うと、正確な騒音信号を取得できなくなり、消音効果が低下するという課題があった。このような課題を解決する手段の一つとして、風路内の気流の影響を緩和するために角型ダクト内の低速気流範囲である隅部に空間を設けてマイクロホンを設置したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、その能動消音器について図5、図6を参照しながら説明する。
従来、ダクト構成の能動型消音装置としては、薄板鋼板製の角型ダクト101の内部に気流106の上流側から適宜間隔を設けて順次付設されたリファレンスマイク102、消音用スピーカ103、エラーマイク104が接続された演算制御器105とから構成されるものが知られている。
この種の装置において、角型ダクト101内を気流106とともに伝搬する騒音は、リファレンスマイク102で周波数等が検出され、演算制御器105で上記騒音と逆位相の信号が作成され、それが消音用スピーカ103から角型ダクト101内に放出され上記騒音を消音し、エラーマイク104が内部音をモニターし、演算制御器105でエラーマイク104の出力が零になるように消音用スピーカ103からの発生音を調整している。
ここで、図6に示すように、リファレンスマイク102,エラーマイク104はそれぞれ角型ダクト101において流速が低い隅部に設けたマイクロホン用区画107内に配設されており、マイクロホン用区画107は連通口108により角型ダクト101内に通じている。これにより、上記ダクト内で発生する気流の乱れに基づくノイズを拾うことがないとともに、上記気流を伝播する騒音原音を十分拾うことができる。その結果、気流がマイクロホンに与える影響を低減することができ、消音効果の劣化を抑制することが期待されていた。
しかしながら上記特許文献1に記載の能動消音装置では、より大風量が要求される換気装置に能動消音装置を適応したところ、角型ダクトの隅部と中央部における風速に大きな差が生じず、隅部における風速も大きくなるためマイクロホンが気流に起因したノイズを拾い、消音効果が得られ難いということが判明した。
そこで本発明は、上記課題を解決するものであり、所望の風量を確保しつつ、能動消音装置の消音効果を向上させた換気装置を提供することを目的とする。
そして、本発明は上記目的を達成するために、空気の流れ方向における上流側にて空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口より吸い込んだ空気を排出する排出口と、前記吸込口と前記排出口とを連通する風路部と、前記風路部の内部にて前記吸込口から前記排出口へと空気を導く送風部と、前記送風路の内部かつ前記風路部の上流側に設けられた筒形状の能動消音風路と、前記能動消音風路の壁面に前記吸込口側から順にリファレンスマイクとスピーカとエラーマイクを設置して前記能動消音風路内の消音を行う能動消音装置と、前記吸込口に能動消音風路への汚れの侵入を抑制するフィルタを備え、前記フィルタは、表面において、前記エラーマイク周辺を通過する気流が前記能動消音風路内で最少となるように通風抵抗を不均一とした換気装置であり、これによって所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、所望の風量を確保しつつ、気流による消音効果の低下を抑制することができる。
本発明の請求項1に係わる換気装置は、空気の流れ方向における上流側にて空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口より吸い込んだ空気を排出する排出口と、前記吸込口と前記排出口とを連通する風路部と、前記風路部の内部にて前記吸込口から前記排出口へと空気を導く送風部と、前記送風路の内部かつ前記風路部の上流側に設けられた筒形状の能動消音風路と、前記能動消音風路の壁面に前期吸込口側から順にリファレンスマイクとスピーカとエラーマイクを設置して前記能動消音風路内の消音を行う能動消音装置と、前記吸込口に能動消音風路への汚れの侵入を抑制するフィルタを備え、前記フィルタは、表面において、前記エラーマイク周辺を通過する気流が前記能動消音風路内で最少となるように通風抵抗を不均一としたものである。
これにより、上流側開口部における通風抵抗は、エラーマイクを設置した位置の近傍が最も高くなり、他の部分の面から流入される流量が多くなる。言い換えると、エラーマイクにおける気流の風速が小さくなるため、エラーマイクが受ける気流乱れによるノイズの影響を軽減することができ、その結果、消音効果を向上することができる。
また、本発明の請求項2に係わる換気装置は、前記フィルタは、表面へ前記エラーマイクの位置を投影した位置を基準点とし、前記基準点を中心とした同半径位置での通風抵抗を等しくし、かつ基準点からの距離に比例して通風抵抗を徐々に小さくしたものである。
これにより、エラーマイク近傍のみの風速を小さくし、その他の部分は圧損を極力小さくして換気装置としての省エネ性を向上することが出来る最適構成のフィルタとなる。また、通風抵抗を徐々に変えることで、フィルタ通過時の急激な速度差の発生を防ぐことが出来、エラーマイクが受ける気流乱れによるノイズの影響をより軽減することができ、消音効果を向上することができる。
また、本発明の請求項3に係わる換気装置は、前記フィルタは、表面へ前記エラーマイクの位置を投影した位置を基準点とし、前記基準点から風路中央へ向かう方向を基準方向とし、基準方向に対して垂直方向に通風抵抗を等しくし、かつかつ基準点からの距離に比例して通風抵抗を徐々に小さくしたものである。
これにより、例えばプリーツ状に加工したフィルタのように通過抵抗に指向性を持つ場合において、エラーマイク近傍のみの風速を小さくし、その他の部分は圧損を極力小さくして換気装置としての省エネ性を向上することが出来る最適構成のフィルタとなる。また、通風抵抗を徐々に変えることで、フィルタ通過時の急激な速度差の発生を防ぐことが出来、エラーマイクが受ける気流乱れによるノイズの影響をより軽減することができ、消音効果を向上することができる。
また、本発明の請求項4に係わる換気装置は、前記フィルタは、前記能動消音風路の前記エラーマイクを設けた風路壁を外側へ延長する方向に表面から立設した取手を備えたものである。
これにより、吸込口においてエラーマイクの上流側に気流を遮る方向に障害物を備えることになるので気流の流れが妨げられる。つまり、エラーマイク位置と他の部分の圧損の差が大きくなり、エラーマイク近傍の風速がより小さくなる。更に、吸込口端部が取手の先端へ移動したこととなりエラーマイクまでの距離が長くなるため、吸込口での気流が方向転換する際に生じる大きな渦の発生箇所から離すことができる。その結果、エラーマイクが受ける気流乱れによるノイズの影響を軽減することができ、消音効果を向上しつつ取手としての役割をもつことができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る換気装置の構成について、図1、図2を参照しながら説明する。なお図1は、本発明の実施の形態1に係る換気装置の断面斜視図である。また図2は本発明の実施の形態1に係る換気装置1のフィルタの正面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る換気装置の構成について、図1、図2を参照しながら説明する。なお図1は、本発明の実施の形態1に係る換気装置の断面斜視図である。また図2は本発明の実施の形態1に係る換気装置1のフィルタの正面図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る換気装置1は、外形が略直方体の筐体から成る。
換気装置1は、筐体に設けた吸込口2と排出口3を備えている。また、換気装置1の内部には、吸込口2と排出口3を連通させる風路部4と、風路部4内には、能動消音装置5としての能動消音風路6と送風部7とを備えている。
排出口3は、換気装置1における気流の流れ方向において最下流(図1の上方、矢印方向)に位置し、送風部7と連通している。
即ち、換気装置1の上流側に能動消音風路6が配置され、下流側に送風部7が配置された構成となっている。
送風部7は、円形の多翼ファン8と、多翼ファン8を回転させるモータ(図示せず)と、多翼ファン8を包み込むケーシング9と、多翼ファン8の回転の中心となる回転軸10とを備えている。モータ(図示せず)は、回転軸10と同軸上にあり、送風部7内部の空間に埋め込んで配置されている。流入口11は、ケーシング9の略円形側面に設けられ、かつ、回転軸10に垂直に設けられている。
送風部7の上流側には、気流の流れ方向に垂直な板体の下流側仕切壁12が配置されている。下流側仕切壁12は、風路部4を上流側と下流側とに仕切るものであるが、風路部4の一部をなす開口13を備えたものでもある。
能動消音風路6は、吸込口2の下流側において、能動消音風路6の上流側開口部14と吸込口2とを接続して設けられている。また、能動消音風路6の下流側開口部15は下流側仕切壁12の開口13と接続して設けられている。能動消音風路6は、気流の流れ方向に対して垂直な断面の形状を四角形としている。
続いて、能動消音装置5を備えた能動消音風路6の構成について詳しく説明する。
能動消音装置5は、能動消音風路6の気流の流れ方向において吸込口2側から順に、エラーマイク16、スピーカ17、リファレンスマイク18を備えている。エラーマイク16、スピーカ17、リファレンスマイク18は、能動消音装置5の風路壁19へ設けている。加えて、リファレンスマイク18の信号から位相と振幅を調整した音声信号を生成してスピーカ17から発振させる演算制御器(図示せず)を備えている。
なお、エラーマイク16とスピーカ17は、能動消音風路6の気流の流れ方向において中央部より吸込口2側に寄せると共に、リファレンスマイク18は、同じように中央部より騒音源である送風部7側に寄せて設置している。結果としてエラーマイク16とスピーカ17とはリファレンスマイク18に比べて吸込口2から近い位置に配置されている。
以上の構成に加えて本実施の形態の特徴となる構成について説明する。
吸込口2は、外側に、取り外し可能な多孔板フィルタ20を備えている。多孔板フィルタ20は図2に示すように、板材21に能動消音風路6の上流側開口部14を覆う多数の孔22を有している。
基準点A23は、多孔板フィルタ20にエラーマイク16の位置を投影したものである。すなわち、エラーマイクの16を含む能動消音風路6の横断面24上のエラーマイク位置を多孔板フィルタ20の表面に重ね合わせた位置を示している。
孔22は一律の径をなしている。そして孔22は、基準点A23を中心に同心円上に多数が配置され、基準点A23からの距離が大きくなるにつれて同一円周上の間隔が密になっている。また、基準点A23からの距離が大きくなるにつれて半径方向(図2では基準方向A27)の間隔も密になっている。すなわち、基準点A23からの距離が離れるにつれて開口率を大きくして、通風抵抗が徐々に小さくなるようにしている。
多孔板フィルタ20は、前述のように取外し可能な構成となっているが、これを容易にするために、薄板突起状にした取手25を設けている。
取手25は、基準点A23よりも多孔板フィルタ20の縁に近い側で、かつ能動消音風路6の風路壁19を外側へ延長する方向に多孔板フィルタ20の表面から立設している。これにより、能動消音風路6のエラーマイク16を備えた風路壁19が延長されて吸込口端部までの距離が長くなる構成になっている。取手25の幅は、少なくともエラーマイク16から下流側開口部15までの距離と等しく、多孔板フィルタ20からの取手25の出代は、大きくても取手25の幅の2分の一程度のものが望ましい。実質的には、エラーマイク16から下流側開口部15までの距離が30mm程度であって、多孔板フィルタ20の幅は、30mm以上で風路壁19の幅以下の範囲、多孔板フィルタ20からの出代は、15mm程度である。
上記構成において、換気装置1において送風部7が稼動すると、吸込口2から排出口3に至る気流が発生する。これと同時に、送風部7が稼動することに起因する騒音が能動消音風路6を通り吸込口2から放射される。
能動消音風路6は、音圧を気流の流れ方向に対して垂直な断面方向で均一となる平面波にする作用を有するため、風路内では一次元的に音圧が伝播する。そこで能動消音装置5において、リファレンスマイク18が騒音を検出し、検出した騒音を騒音信号として演算制御器(図示せず)に伝達する。
演算制御部は、まずリファレンスマイク18で検出した音からエラーマイク16を配置した位置での音を予測する。予測は、あらかじめ求められたリファレンスマイク18とエラーマイク16の相関性に基づいて行われる。次に予測した音を打ち消すための逆位位相の音声信号を生成し、これをスピーカ17から発生させて消音する。さらにエラーマイク16に伝達する音と前記予測した音にズレが生じて消音効果が低下することを防ぐために、エラーマイク16が検出した音を演算制御部に送信することで、演算制御部が相関性を修正する。これにより消音効果を向上させている。
この仕組みでは、リファレンスマイク18が検出する音とエラーマイク16が検出する音の相関性が高いほど、消音効果を高くすることができる。この相関性を高めるためには、リファレンスマイク18で検出した音と同じ音がエラーマイク16に伝わることが必要である。
しかし、例えば、一方のマイクにしか聞こえないような音が発生すると、相関性は低下することとなる。この相関性を低下させる要因のひとつが、気流自体のノイズ音や気流の乱れにより発生する渦のノイズ音である。これらのノイズをマイクロホンが検知すると、送風部7から伝播する正しい騒音を検知できなくなる。
したがって、マイクロホン近傍の流速を小さくすることや渦の発生を抑制することが、高い相関性を得るためには重要である。
そこで、本実施の形態は多孔板フィルタ20を備えている。その作用について説明する。
前述のように多孔板フィルタ20は、基準点A23からの距離が大きくなるにつれて通風抵抗が小さくなっている。これにより、気流は通風抵抗が大きい部分には流れにくくなるため、エラーマイク16に向かう気流の流速が遅くなる。
また、この通風抵抗を徐々に変化させているので、気流の急激な変化によるせん断力によって発生する乱れも生じにくくなる。つまり、エラーマイク16は、気流によるノイズの影響はほとんど受けることなく、送風部7から伝播する騒音を正しく検知することができる。
また、多孔板フィルタ20上では、基準点A23から離れた位置では、流速が速くなり、多くの気流が流れることになる。よって、能動消音風路6内のエラーマイク16の周辺では流速を遅くして気流を少なくすることができ、エラーマイク16から離れた位置により多くの気流を流し所望の送風風量を確保しながら高い相関性を維持することにより消音効果を向上することができる。
また、取手25は、必須ではないが、吸込口2においてエラーマイク16の上流側で気流を遮る側に障害物を備えることにもなるので気流の流れを妨げられこともできる。つまり、エラーマイク位置と他の部分の圧損の差が大きくなり、エラーマイク近傍の風速がより小さくなる。更に、吸込口2の端部が取手25の先端へ移動したこととなり、吸込口2で気流が方向転換する際に生じる大きな渦の発生箇所を多孔板フィルタ20の表面から外側へ離すことができる。その結果、下流側のエラーマイクが受ける気流乱れによるノイズの影響を軽減することができ、消音効果を向上することができる。
なお、ここでは能動消音風路6は、気流の流れ方向に対して垂直な断面の形状を四角形としているが、垂直な断面形状を円形など他の形状でもよい。この場合も断面形状に合わせて上流側開口部14を覆う多孔板フィルタの孔の配置について通風抵抗差をつけることで同様の結果が得られる。
また、多孔板フィルタ20の孔22を一律口径として多孔板フィルタ20の位置によって疎密度合いを変化させているが、疎密度合いは一律のまま、基準点A23からの距離が大きくなるにつれて口径を大きくするような構成でも同様の効果が得られる。
以上のように、多孔板フィルタ20をエラーマイク16上流の位置で通風抵抗が大きくなるような差をつけること、また吸込口2のエラーマイク16上流外側に取手25を備えることで、高い消音性能を確保した換気装置1を実現することができるのである。
(実施の形態2)
実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略し、図3を参照しながら説明する。なお、図3は本発明の実施の形態2に係る換気装置の構成概略図である。
(実施の形態2)
実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略し、図3を参照しながら説明する。なお、図3は本発明の実施の形態2に係る換気装置の構成概略図である。
図4に示すように、本実施の形態2における換気装置1では、吸込口2の外側に、取り外し可能なプリーツ状フィルタ30を備えている。
プリーツ状フィルタ30は図4に示すように、例えば不織布31をプリーツ状に折って形成されている。基準点B32はプリーツ状フィルタ30に投影したエラーマイク16の位置、すなわち前記能動消音風路6を横断するプリーツ状フィルタ30の表面におけるエラーマイクと同じ位置を示している。プリーツは基準点B32から能動風路風路中央へ向かう基準方向B33に折られている。さらに基準点B32からの距離が大きくなるにつれて折目間隔34が徐々に小さくなって、通風抵抗が小さくなっている。なお、折目間隔34を小さくすると空気が通過する面が増加して、結果として通風抵抗が小さくなる。
上記構成により、不織布31を通過する気流は、不織布に対する垂直方向の風速が均一になろうとするために、大きな折目間隔34の箇所、すなわちエラーマイク16に向かう気流の流速が遅くなる。また、この通風抵抗を徐々に変化させているので、気流の急激な変化によるせん断力によって発生する乱れも生じにくくなり、エラーマイク16は、気流によるノイズの影響はほとんど受けることなく、送風部7から伝播する正しい騒音を検知することができる。また、エラーマイク16から離れた位置では、折目間隔34が小さくなって流量が多くなり流速も速くなるので、通風抵抗を不均一にすることで、所望の送風風量を確保しながら高い相関性を維持することにより消音効果を向上することができる。
本発明にかかる換気装置は、騒音を押さえた住宅用の換気扇やレンジフードなどの換気装置として有用である。
1 換気装置
2 吸込口
3 排出口
4 風路部
5 能動消音装置
6 能動消音風路
7 送風部
8 多翼ファン
9 ケーシング
10 回転軸
11 流入口
12 下流側仕切壁
13 開口
14 上流側開口部
15 下流側開口部
16 エラーマイク
17 スピーカ
18 リファレンスマイク
19 風路壁
20 多孔板フィルタ
21 板材
22 孔
23 基準点A
24 横断面
25 取手
30 プリーツ状フィルタ
31 不織布
32 基準点B
33 基準方向B
34 折目間隔
2 吸込口
3 排出口
4 風路部
5 能動消音装置
6 能動消音風路
7 送風部
8 多翼ファン
9 ケーシング
10 回転軸
11 流入口
12 下流側仕切壁
13 開口
14 上流側開口部
15 下流側開口部
16 エラーマイク
17 スピーカ
18 リファレンスマイク
19 風路壁
20 多孔板フィルタ
21 板材
22 孔
23 基準点A
24 横断面
25 取手
30 プリーツ状フィルタ
31 不織布
32 基準点B
33 基準方向B
34 折目間隔
Claims (4)
- 空気の流れ方向における上流側にて空気を吸い込む吸込口と、
前記吸込口より吸い込んだ空気を排出する排出口と、
前記吸込口と前記排出口とを連通する風路部と、
前記風路部の内部にて前記吸込口から前記排出口へと空気を導く送風部と、
前記風路部の内部かつ前記風路部の上流側に設けられた筒形状の能動消音風路と、
前記能動消音風路の壁面に前期吸込口側から順にリファレンスマイクとスピーカとエラーマイクを設置して前記能動消音風路内の消音を行う能動消音装置と、
前記吸込口に能動消音風路への汚れの侵入を抑制するフィルタを備え、
前記フィルタは、前記能動消音風路に対する垂直方向投影面において、前記フィルタは、表面において、前記エラーマイク周辺を通過する気流が前記能動消音風路内で最少となるように通風抵抗を不均一とした換気装置。 - 前記フィルタは、表面へ前記エラーマイクの位置を投影した位置を基準点とし、前記基準点を中心とした同半径位置での通風抵抗を等しくし、かつ基準点からの距離に比例して通風抵抗を徐々に小さくした請求項1記載の換気装置。
- 前記フィルタは、表面へ前記エラーマイクの位置を投影した位置を基準点とし、前記基準点から能動風路風路中央へ向かう方向を基準方向とし、基準方向に対して垂直方向に通風抵抗を等しくし、かつ基準点からの距離に比例して通風抵抗を徐々に小さくした請求項1記載の換気装置。
- 前記フィルタは、前記能動消音風路の前記エラーマイクを設けた風路壁を外側へ延長する方向に表面から立設した取手を備えた請求項1から3のいずれか一つに記載の換気装置。
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GB2582372A (en) * | 2019-03-22 | 2020-09-23 | Dyson Technology Ltd | Noise control |
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GB2582372A (en) * | 2019-03-22 | 2020-09-23 | Dyson Technology Ltd | Noise control |
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