JP2017198792A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】面積の小さい領域を選択的に明るくすることを目的の一つとする。【解決手段】複数の画素からなる入力画像を、複数の画素それぞれの特徴量に基づき複数の領域に分割するエッジ検出&ラベリング部11と、複数の領域それぞれの面積に基づき、領域ごとに輝度の削減率を算出する領域別輝度削減率計算部13と、領域別輝度削減率計算部13により算出された削減率に基づいて複数の画素それぞれの輝度を補正することにより、出力画像を生成する画素発光量計算部14とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は表示装置に関し、本明細書で開示される発明の一実施形態は有機エレクトロルミネセンスディスプレイ等の自発光型表示装置に関する。
有機エレクトロルミネセンスディスプレイ等の自発光型表示装置においては、低消費電力化が課題のひとつとされている。自発光型表示装置を低消費電力化する最も簡単な方法は、各画素の輝度(発光量)を削減することである。自発光型表示装置の消費電力は各画素の輝度の積算により求められるので、上記のように各画素の輝度を削減することにより、自発光型表示装置を低消費電力化することが可能になる。
しかしながら、この方法によって低消費電力化すると、画面が暗くなってしまうため、画質が劣化したような印象を利用者に与えてしまう。そこで、利用者にそのような印象を与えることを避けつつ低消費電力化を実現すべく、これまでに各種の技術が提案されている。特許文献1乃至4には、そのような技術の一例が開示されている。
単に画面が暗くなることを避けつつ省電力化するためのひとつの方法として、各画素の特徴量(色相、彩度、明度)に応じ、画素単位で輝度の削減量を決定することが考えられる。例えば、明度が大きい画素ほど輝度を大きく削減する、などのような方法である。
このようにして輝度の削減量を決定しても、全画素の輝度を一律に削減した場合と同様、画面が暗くなってしまうことは避けられない。そのような状況の下で、画質が劣化したとの印象をできるだけ視聴者に与えないための方法としては、出力画像中に現れる面積の小さい領域を選択的に明るくすることによって、コントラストを大きくすることが考えられる。しかしながら、従来、それを実現できる技術は存在していなかったため、新たな技術が求められていた。
そこで本発明の一実施形態は、面積の小さい領域を選択的に明るくすることのできる表示装置を提供することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係る表示装置は、複数の画素からなる入力画像を、前記複数の画素それぞれの特徴量に基づき複数の領域に分割する分割部と、前記複数の領域それぞれの面積に基づき、前記領域ごとに輝度の削減率を算出する輝度削減率計算部と、前記輝度削減率計算部により算出された削減率に基づいて前記複数の画素それぞれの輝度を補正することにより、出力画像を生成する画像生成部とを備える表示装置である。
以下、図面を参照して、本発明による表示装置の駆動方法について詳細に説明する。なお、本発明による表示装置の駆動方法は以下の実施形態に限定されることはなく、種々の変形を行ない実施することが可能である。また、図面の寸法比率は、説明の都合上、実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
図1は、本発明の実施形態による表示装置1が有する各種機能のうち、RGBデータである入力画像からRGBデータである出力画像を生成する機能にかかる機能ブロックと、この機能によって使用される各種バッファとを示す略ブロック図である。また、図2は、表示装置1の処理フローを示すフロー図である。
表示装置1は、アクティブマトリクス型駆動方式を採用した有機エレクトロルミネセンスディスプレイであり、出力画像に従って有機エレクトロルミネセンス素子の発光制御を行うことによって出力画像の表示動作を行う。なお、表示装置1は、上面発光型の有機エレクトロルミネセンスディスプレイであってよいし、下面発光型の有機エレクトロルミネセンスディスプレイであってもよい。
図1に示すように、表示装置1は機能的に、画像前処理部10、エッジ検出&ラベリング部11、ラベリング修正部12、領域別輝度削減率計算部13、及び画素発光量計算部14を有して構成される。また、バッファとして、フレームバッファB1、ラインバッファB2、ラベリングデータバッファB3、及び輝度削減率データバッファB4を有して構成される。以下、図2も参照しながら、表示装置1の各部の構成及び動作について詳しく説明する。
フレームバッファB1は、1フレーム分の入力画像を記憶可能に構成された記憶手段である。RGBデータである入力画像はまず、このフレームバッファB1に格納される(図2のステップS1)。
図3は、入力画像の構成例を示す図である。同図に示すように、入力画像はN行M列(N,Mはともに1以上の整数)のマトリックス状に配置されたN×M個の画素によって構成される。各画素は、赤(R)、緑(G)、青(B)の色ごとに、輝度を示す0〜255の整数値を含んで構成される。各画素の輝度は、これら3色の輝度の合計値により表される。
画像前処理部10は、フレームバッファB1が記憶している入力画像に対し、所定の前処理を施す機能部である(図2のステップS2)。この前処理の具体的な例としては、ノイズ除去処理、スムージング処理、シャープニング処理などが含まれる。画像前処理部10による前処理の実行は必須ではなく、必要に応じて実行することとすればよい。また、後に説明する画素発光量計算部14から出力される出力画像に対し、後処理としてノイズ除去処理、スムージング処理、シャープニング処理などを施すこととしてもよい。
画像前処理部10は、縦3×横3の計9画素ずつフレームバッファB1から入力画像を取り出して前処理を施し、前処理後の画像(前処理を行わない場合には入力画像そのもの)を、上側から順(図3に示した1行目、2行目、・・・、N行目の順)に1行分ずつ順次ラインバッファB2に供給するよう構成される(図2のステップS3,S4)。
ラインバッファB2は、画像前処理部10から順次入力されるデータを2行分まで記憶可能に構成された記憶手段である。画像前処理部10から新たに1行分のデータが供給されると、ラインバッファB2は、2回前に供給されたデータを破棄する。その結果、ラインバッファB2には、新たに供給されたデータと、1回前に供給されたデータとの2行分のデータが格納されることになる。ラインバッファB2の格納内容は、新たなフレームの処理が開始される際にリセットされる。
エッジ検出&ラベリング部11は、各画素の特徴量に基づいて入力画像を複数の領域に分割する分割部である。具体的には、ラインバッファB2に新たに格納された1行分のデータを構成する各画素に対し、左側に位置するものから順(図3に示した1列目の画素、2列目の画素、・・・、M列目の画素の順)にエッジ検出&ラベリング処理を施すことによって、所属領域を示すラベルを各画素に付与するよう構成される(図2のステップS5,S6)。また、エッジ検出&ラベリング部11は、付与したラベルをラベリングデータバッファB3に格納するよう構成される(図2のステップS7)。
図4は、エッジ検出&ラベリング処理の詳細フローを示すフロー図である。以下、この図4の他に図3も参照しながら、エッジ検出&ラベリング処理について詳しく説明する。
エッジ検出&ラベリング処理を行うにあたり、エッジ検出&ラベリング部11は、図3に示す3つの画素A〜Cを参照する。画素Aは、現在ラベルの付与対象となっている注目画素である。画素Bは、画素Aの1つ前の行内に位置し、かつ、画素Aと同じ列内に位置する画素(上隣の画素)である。画素Cは、画素Aと同じ行内に位置し、かつ、画素Aの1つ前の列内に位置する画素(左隣の画素)である。
エッジ検出&ラベリング処理はまず、画素Bと画素Aが同じ特徴量を有しているか否かを判定する(ステップS21)。ここでいう特徴量は、各画素の色ごとの輝度から算出される色相、彩度、明度のうちのいずれか1つ又は2つ以上の組み合わせを指す。また、「同じ特徴量」には、全く同じではなくても、所定の閾値により示される範囲内にある特徴量を含む。
以下、ステップS21における具体的な判定の方法について、4つの例を挙げて説明する。以下の説明では、画素Aの特徴量をt、画素Bの特徴量をaと表す。
第1の例は、加算閾値cを用いる方法である。加算閾値cは、例えば1以上の数値とすることが好ましい。この方法を採用する場合、エッジ検出&ラベリング部11は、ステップS21においてa−c<t<a+cが満たされるか否かを判定し、肯定的な判定結果が得られた場合に、画素Bと画素Aが同じ特徴量を有すると判定する。
第2の例は、積算閾値rを用いる方法である。積算閾値rは、例えば0.0より大きく1.0より小さい数値(0.0<r<1.0)とすることが好ましい。この方法を採用する場合、エッジ検出&ラベリング部11は、ステップS21においてa/r<t<a×rが満たされるか否かを判定し、肯定的な判定結果が得られた場合に、画素Bと画素Aが同じ特徴量を有すると判定する。
第3の例は、加算閾値決定関数f(t)を用いる方法である。図5は、この関数f(t)の具体例を示している。同図に示す例による特徴量tは、0以上100以下の数値である。そして、関数f(t)は、tが0である場合に最小値となり、tが100である場合に最大値となる単調増加の指数関数となっている。なお、関数f(t)は指数関数でなければならないわけではなく、例えば直線関数、曲線関数、対数関数などであってもよい。
第3の例による方法を採用する場合、エッジ検出&ラベリング部11は、ステップS21においてa−f(t)<t<a+f(t)が満たされるか否かを判定し、肯定的な判定結果が得られた場合に、画素Bと画素Aが同じ特徴量を有すると判定する。関数f(t)として図5に示す指数関数を用いるとすると、このような判定を行うことで、例えば暗いエリア(明度が小さいエリア)を大きくまとめ、明るいエリア(明度が大きいエリア)を小さくまとめる、といった特徴量に応じた領域分割(ラベリング)が可能になる。
第4の例は、積算閾値決定関数g(t)を用いる方法である。この関数g(t)も、関数f(t)と同様の指数関数としてもよいし、直線関数、曲線関数、対数関数などとしてもよい。この方法を採用する場合、エッジ検出&ラベリング部11は、ステップS21においてa/g(t)<t<a×g(t)が満たされるか否かを判定し、肯定的な判定結果が得られた場合に、画素Bと画素Aが同じ特徴量を有すると判定する。
図4に戻る。ステップS21で画素Bと画素Aが同じ特徴量を有すると判定した場合、エッジ検出&ラベリング部11は、画素Aに画素Bと同じラベル(画素Bを注目画素とするエッジ検出&ラベリング処理により画素Bに付与されたラベル)を付与することを決定する(ステップS22)。一方、ステップS21で画素Bと画素Aが同じ特徴量を有すると判定しなかった場合、エッジ検出&ラベリング部11は次に、画素Cと画素Aが同じ特徴量を有しているか否かを判定する(ステップS23)。ステップS23の具体的な処理は、画素Cと画素Bが入れ替わる点を除き、ステップS21における処理と同じとすることが好ましい。
ステップS23で画素Cと画素Aが同じ特徴量を有すると判定した場合、エッジ検出&ラベリング部11は、画素Aに画素Cと同じラベル(画素Cを注目画素とするエッジ検出&ラベリング処理により画素Cに付与されたラベル)を付与することを決定する(ステップS24)。一方、ステップS23で画素Cと画素Aが同じ特徴量を有すると判定しなかった場合、エッジ検出&ラベリング部11は、画素Aに新しいラベル(同一フレーム内の画素に対してそれまでに付与したことのないラベル)を付与する(ステップS25)。
エッジ検出&ラベリング処理はここで終了し、続いて図2に示したステップS7が実行される。ステップS7では上述したように、エッジ検出&ラベリング部11によって、付与したラベルをラベリングデータバッファB3に格納する処理が実行される。
図1に戻る。ラベリング修正部12は、エッジ検出&ラベリング部11により各画素に付与されたラベルの修正を行う修正部である。具体的には、1フレーム内の全画素についてのラベルがラベリングデータバッファB3に格納された後、格納された各ラベルに対してラベリング修正処理を施すよう構成される(図2のステップS8)。
ラベリング修正部12を設けているのは、上述したエッジ検出&ラベリング処理の欠点を補うためである。すなわち、上述したエッジ検出&ラベリング処理によれば、互いに隣接しかつ同じ特徴量を有する2つの領域に、異なるラベルが付与されてしまうことがあり得る(後述する実施例参照)。また、例えば入力画像内に特徴量が徐々に変化するような領域がある場合には、同一のラベルにより特定される1つの領域内に位置している2つの画素(特に、離れた位置にある2つの画素)の特徴量が全く異なるものとなっていることがあり得る。ラベリング修正部12は、このようなエッジ検出&ラベリング処理の欠点を補い、各画素に適切なラベルを付与することを目的として、ラベリング修正処理を行う。以下、具体的に説明する。
図6は、ラベリング修正処理の詳細フローを示すフロー図である。同図に示すように、ラベリング修正部12はまず、各領域に順次着目するループ処理を行う(ステップS31)。
ステップS31の個々のループにおいて、ラベリング修正部12は、まず着目領域の特徴量を算出する(ステップS32)。領域の特徴量としては、例えば、領域内の画素の特徴量の平均値(平均色相、平均彩度、平均明度等)を用いることが好適である。
続いてラベリング修正部12は、着目領域内の各画素について、注目画素の特徴量と注目領域の特徴量とが同じであるか否かを判定する(ステップS34)。この判定は、図4に示したステップS21,S23と同様の処理により行うことが好ましい(例えば、特徴量tを注目画素の特徴量、特徴量aを注目領域の特徴量とすればよい)。ただし、ステップS34の判定で用いる閾値(加算閾値c、積算閾値r、加算閾値決定関数f(t)、又は積算閾値決定関数g(t))は、ステップS21,S23で用いた閾値とは別のものを用いてもよい。
ステップS34で同じでないと判定した場合、ラベリング修正部12は、注目領域のうち注目画素を含む一部分の中に位置する各画素に対し、注目領域とは異なる新たなラベルを付与する(ステップS35)。この一部分の具体的な範囲としては、注目画素と同じ特徴量を有する画素(すなわち、ステップS21で同じと判定される画素)により構成される範囲とすることが好ましい。これにより、注目領域が2つの新たな領域に分割されることになる。
ステップS35で注目領域を分割した場合、ラベリング修正部12はステップS31のループ処理を一旦抜け、再度初めからステップS31のループ処理を実行する。これにより、分割により新たに生成された領域を含むすべての領域が、再度、ループ処理の対象となる。なお、こうしてループ処理を繰り返す場合、ステップS32〜S34の処理を既に経験した領域については、これらの処理の実行を省略することが好ましい。
ステップS31のループ処理が終了すると、次にラベリング修正部12は、各領域の特徴量を再度算出する(ステップS36,S37)。そして、隣接領域の全組み合わせを抽出し、各組み合わせについてステップS39の処理を実行する(ステップS38)。
ステップS39では、ラベリング修正部12は、注目している組み合わせに属する2つの領域の特徴量が同じであるか否かを判定する(ステップS39)。この判定も、図4に示したステップS21,S23と同様の処理により行うことが好ましい(例えば、特徴量tを一方の領域の特徴量、特徴量aを他方の領域の特徴量とすればよい)。ただし、ステップS34の判定で用いる閾値(加算閾値c、積算閾値r、加算閾値決定関数f(t)、又は積算閾値決定関数g(t))は、ステップS21,S23,S34で用いた閾値とは別のものを用いてもよい。
ステップS39で2つの領域の特徴量が同じであると判定した場合、ラベリング修正部12は、一方の注目領域に属する画素のラベルを、他方の注目領域に属する画素のラベルに変更する処理を行う(ステップS40)。これにより、注目している組み合わせに属する2つの領域が統一されることになる。ステップS39で2つの領域の特徴量が同じでないと判定した場合には、特段の処理を行わず次の組み合わせに処理を移す。こうしてすべての組み合わせについての処理が終了すると、ラベリング修正部12によるラベリング修正処理は終了する。
図1に戻る。領域別輝度削減率計算部13は、複数の領域それぞれの面積に基づき、領域ごとに輝度の削減率を算出する輝度削減率計算部である。具体的には、ラベリング修正部12により修正されたラベルにより決定される複数の領域それぞれの面積を求め、その結果に基づいて、領域ごとに輝度の削減率を算出する領域別輝度削減率計算処理を実行する(図2のステップS9)。
図7は、領域別輝度削減率計算処理の詳細フローを示すフロー図である。同図に示すように、領域別輝度削減率計算部13はまず初めに、画像全体での最終的な輝度の削減率を示すターゲット削減率Tarを取得する(ステップS50)。ここで取得されるターゲット削減率Tarは、表示装置1の図示しないメモリに予め記憶しておくことが好適である。次いで領域別輝度削減率計算部13は、取得したターゲット削減率Tarを全画素に一律に適用することによって各画素の輝度を仮に削減し、削減前の各画素の輝度の合計から削減後の各画素の輝度の合計を減じてなるトータル削減量D1を算出する(ステップS51)。
続いて領域別輝度削減率計算部13は、各画素に適用すべき削減率の最大値(最大削減率Max)と、各画素に適用すべき削減率の最小値(最小削減率Min)とを仮決定する(ステップS52)。ここで仮決定する値についても、表示装置1の図示しないメモリに予め記憶しておくことが好適である。
次に領域別輝度削減率計算部13は、削減率曲線を設定する(ステップS53)。削減率曲線は、最大削減率Max及び最小削減率Minから各領域の削減率を求めるためのもので、所定の横軸と所定の縦軸を有する座標平面上に形成される曲線(直線を含む)により構成される。
図8は、削減率曲線の具体例を示す図である。この例による削減率曲線は、各領域の面積順位を横軸とし、輝度の削減率を縦軸とする座標平面上に形成される直線である。なお、ここではこのように横軸と縦軸とを定めているが、他の方法で横軸と縦軸とを定めてもよい。例えば、各領域の面積を横軸としてもよい。
図8の例では、座標(面積1位,ステップS52で仮決定した最大削減率Max)と座標(面積最下位,ステップS52で仮決定した最小削減率Min)の2点を通る直線関数Fにより、削減率曲線を表している。なお、削減率曲線は、他にも曲線関数、指数関数、対数関数など各種の関数により表すことができる。
図7に戻り、削減率曲線を設定した領域別輝度削減率計算部13は、設定した削減率曲線に基づき、各領域の削減率を算出する(ステップS54)。図8には、一例として面積順位2位の領域について算出される削減率Xを図示している。
次に領域別輝度削減率計算部13は、算出した各領域の削減率に基づいて各画素の輝度を仮に削減し、削減前の各画素の輝度の合計から削減後の各画素の輝度の合計を減じてなるトータル削減量D2を算出する(ステップS55)。そして、算出したトータル削減量D2と、ステップS51で算出しておいたトータル削減量D1とが一致するか否かを判定する(ステップS56)。なお、ここでいう一致は完全一致ではなくてもよく、例えばトータル削減量D1を中心とする所定の範囲内にトータル削減量D2がある場合に、ステップS56の判定結果が「一致」になることとしてもよい。
ステップS56で一致しないと判定した場合、領域別輝度削減率計算部13は、所定の検索条件を満たす範囲で、最大削減率Max及び最小削減率Minの少なくとも一方を変更する(ステップS57)。ここでいう所定の検索条件とは、例えばCを定数として、Max−Min=C又はTar−Min=Cというものである。変更した後、領域別輝度削減率計算部13は、ステップS53に戻って処理を再実行する。
図8には、所定の検索条件をMax−Min=Cとする場合の例、すなわち、最大削減率Maxと最小削減率Minの差を一定値Cとする条件の下で、最大削減率Max及び最小削減率Minの両方を変更する例を示している。この例には、2つの変更例を示している。1つは最大削減率Maxをより小さな値Max(1)に変更し、最小削減率Minをより小さな値Min(1)に変更する例であり、他の1つは最大削減率Maxをより大きな値Max(2)に変更し、最小削減率Minをより大きな値Min(2)に変更する例である。検索条件がMax−Min=Cであることから、Max(1)−Min(1)=C、Max(2)−Min(2)=Cとなる。
図7に戻る。ステップS57の処理においては、トータル削減量D1とトータル削減量D2の大小関係を判定し、トータル削減量D1がトータル削減量D2より大きい場合には、削減率を上げる方向で最大削減率Max及び最小削減率Minの少なくとも一方を変更し(例えば図8の例では、最大削減率MaxをMax(2)に、最小削減率MinをMin(2)に変更し)、トータル削減量D1がトータル削減量D2より小さい場合には、削減率を下げる方向で最大削減率Max及び最小削減率Minの少なくとも一方を変更する(例えば図8の例では、最大削減率MaxをMax(1)に、最小削減率MinをMin(1)に変更する)ことが好ましい。また、回を重ねるに従い、変更量を小さくしていくことが好ましい。こうすることで、トータル削減量D2をトータル削減量D1に近づけていくことが可能になる。
ステップS56で一致すると判定した場合には、領域別輝度削減率計算部13は、ステップS54で算出した最新の各領域の削減率に基づいて各画素の削減率を取得し、図1に示した輝度削減率データバッファB4に格納する(ステップS58)。ここまでの処理により、領域別輝度削減率計算部13による領域別輝度削減率計算処理が終了する。
図1に戻る。画素発光量計算部14は、各画素について最終的に得られた輝度の削減率に基づいて入力画像の各画素の輝度を補正することにより、RGBデータである出力画像を生成する画像生成部である。具体的には、フレームバッファB1に記憶される各画素の輝度を、輝度削減率データバッファB4に記憶される各画素の削減率に基づいて補正することにより、出力画像を生成するよう構成される(図2のステップS10)。
より具体的に説明すると、画素発光量計算部14は、フレームバッファB1に記憶される各画素の輝度に対応する削減率を乗ずることによって、出力画像内の各画素の輝度を算出することとすればよい。なお、削減率の乗算結果が小数点以下の数値となった場合には、四捨五入、切り捨て、切り上げ等、予め定めた丸め処理を行うことによって整数値を得て、出力画像の輝度とすることが好ましい。
以上説明したように、本実施形態による表示装置1によれば、複数の画素それぞれの特徴量に基づいて入力画像を複数の領域に分割し、各領域の面積に基づいて領域ごとに輝度の削減率を算出しているので、削減率を面積の大きい領域に割り振り、面積の小さい領域を選択的に明るくすることが可能になる。したがって、輝度の削減によって画像が暗くなったことにより視聴者が抱く画質が劣化したとの印象を、軽減することが可能になる。
以下、図9〜図13を参照しながら、本発明の実施例について説明する。
図9は、本実施例による入力画像100を示す図である。同図に示すように、入力画像100は20×20個の画素からなる画像であり、領域A〜Fを有している。
領域A〜Fそれぞれの中に記載の数値は、その領域内に属する画素のRGBデータを示している。例えば領域Cに属する画素は、赤(R)の輝度が0、緑(G)の輝度が214、青(B)の輝度が251であるRGBデータ(0,214,251)により構成される。このRGBデータは概ね水色を示しており、各画素の輝度は465(=0+214+251)となる。同様に、領域Aに属する画素は白色を示すRGBデータ(255,255,255)により構成され(各画素の輝度は765)、領域Bに属する画素は概ね青色を示すRGBデータ(3,3,228)により構成され(各画素の輝度は234)、領域Dに属する画素は概ね黄色を示すRGBデータ(255,242,0)により構成され(各画素の輝度は497)、領域Eに属する画素は概ねピンク色を示すRGBデータ(230,2,218)により構成され(各画素の輝度は450)、領域Fに属する画素は概ね緑色を示すRGBデータ(9,253,2)により構成される(各画素の輝度は264)。
以下では、説明を簡潔なものとするため、各画素の特徴量は領域A〜Fの間で互いに異なる(すなわち、図4のステップS21,S23で同じ特徴量を有していると判定されない)ものとして説明を続ける。
図10は、各画素のラベルからなるラベルマップ101を示す図である。ラベルマップ101内の各画素のラベルは、エッジ検出&ラベリング部11が入力画像100に対して上述したエッジ検出&ラベリング処理を行うことにより付与されたもの(図1に示したラベリングデータバッファB3に格納されるデータ)となっている。なお、本実施例では、図1に示した画像前処理部10による前処理は行わないものとしている。
図10に示すように、ラベルマップ101には「1」から「9」の9種類のラベルが含まれており、これは明らかに領域の数(A〜Fの6個)より多くなっている。ラベルマップ101を詳しく見ると、領域Aに属する画素に対して4種類のラベル1,5,7,9が付与されており、その結果として、ラベルの数が領域の数より多くなっている。
ラベルマップ101がこのような結果となったのは、エッジ検出&ラベリング部11が図8に示す画素P1〜P3(いずれも領域A内の画素)にラベルを付与する際、それまで領域Aに付与していたラベル「1」とは異なるラベルを付与してしまったからである。つまり、エッジ検出&ラベリング部11は、例えば画素P1に対するラベルを求める際、図3を参照して説明したように画素P1の上隣の画素及び左隣の画素のみを参照する。そして、画素P1の上隣の画素及び左隣の画素はいずれも領域Aに属しておらず、画素P1とは異なる特徴量を有している。その結果、図4のステップS21,S23がいずれも否定判定となり、エッジ検出&ラベリング部11は新たなラベルを画素P1に付与してしまうのである。画素P2,P3についても同様である。
このようにラベルの数が領域の数より多くなることは好ましいことではなく、図1に示したラベリング修正部12により修正される。
図11は、ラベリング修正部12による修正後の各画素のラベルからなるラベルマップ102を示す図である。同図に示すように、ラベルマップ102では領域A内の各画素のラベルが「1」に統一されており、ラベルの数と領域の数とが一致している。
図12は、ラベルマップ102に基づいて領域別輝度削減率計算部13が算出する各領域の削減率を示す図である。同図においては、各ラベルにより示される領域の画素数(=面積)順に、各ラベルを並べている。また、「元画像の輝度合計」は、入力画像100における各画素の輝度の合計値を示している。
本実施例では、ラベリング修正部12によるラベリング修正処理の結果、図12に示すように、領域A〜Fのそれぞれについて削減率0.4,0.3,0.3,0.1,0.2,0.2が算出される。この結果からも、領域の面積が小さいほど、ラベリング修正部12により小さな削減率が算出されることが理解される。
図13は、図1に示した画素発光量計算部14により、図9の入力画像100内の各画素の輝度と、図12に示した削減率とに基づいて生成される出力画像103を示す図である。同図と図9とを比較すると理解されるように、領域A〜Fのいずれにおいても、入力画像100よりも各画素の輝度が小さくなっている。具体的には、領域A内の各画素の輝度は765から459に減少し(削減率=0.4)、領域B内の各画素の輝度は234から152に減少し(削減率≒0.35)、領域C内の各画素の輝度は465から334に減少し(削減率≒0.28)、領域D内の各画素の輝度は497から446に減少し(削減率≒0.10)、領域E内の各画素の輝度は450から350に減少し(削減率≒0.22)、領域F内の各画素の輝度は264から220に減少している(削減率≒0.17)。
このように、本実施例による出力画像103では、面積の大きい領域ほど各画素の輝度が大きく削減されており、面積の小さい領域が選択的に明るい状態とされている。したがって、上記したように、輝度の削減によって画像が暗くなったことにより視聴者が抱く画質が劣化したとの印象を軽減することが実現されている。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明が、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施され得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、図4に示したエッジ検出&ラベリング処理の際に参照する画素を注目画素の上隣と左隣の2つとしたが、そのうちのいずれか一方のみを参照することとしてもよいし、より多くの画素を参照することとしてもよい。
1・・・表示装置、10・・・画像前処理部、11・・・エッジ検出&ラベリング部、12・・・ラベリング修正部、13・・・領域別輝度削減率計算部、14・・・画素発光量計算部、100・・・入力画像、101,102・・・ラベルマップ、103・・・出力画像、B1・・・フレームバッファ、B2・・・ラインバッファ、B2・・・順次ラインバッファ、B3・・・ラベリングデータバッファ、B4・・・輝度削減率データバッファ
Claims (10)
- 複数の画素からなる入力画像を、前記複数の画素それぞれの特徴量に基づき複数の領域に分割する分割部と、
前記複数の領域それぞれの面積に基づき、前記領域ごとに輝度の削減率を算出する輝度削減率計算部と、
前記輝度削減率計算部により算出された削減率に基づいて前記複数の画素それぞれの輝度を補正することにより、出力画像を生成する画像生成部と、を備える表示装置。 - 前記分割部は、前記複数の画素のそれぞれに前記領域ごとに異なるラベルを付与することにより、前記入力画像を分割するよう構成される、請求項1に記載の表示装置。
- 前記分割部は、前記複数の画素の中の第1の画素の特徴量と、該第1の画素に隣接する第2の画素の特徴量とが同じであるか否かを判定し、同じであると判定した場合に、前記第1及び第2の画素に同じラベルを付与するよう構成される、請求項2に記載の表示装置。
- 前記分割部は、前記第1の画素の特徴量と前記第2の画素の特徴量とが所定の閾値により示される範囲内にあるか否かを判定することにより、前記第1の画素の特徴量と前記第2の画素の特徴量とが同じであるか否かを判定する、請求項3に記載の表示装置。
- 前記分割部により前記複数の画素のそれぞれに付与されたラベルの修正を行う修正部をさらに備える、請求項2に記載の表示装置。
- 前記修正部は、前記複数の画素の中の第3の画素の特徴量と、前記複数の領域の中の該第3の画素が属する第1の領域の特徴量とが同じであるか否かを判定し、同じでないと判定した場合に、前記第1の領域内の前記第3の画素を含む一部分に新たなラベルを付与するよう構成される、請求項5に記載の表示装置。
- 前記修正部は、前記第3の画素の特徴量と前記第1の領域の特徴量とが所定の閾値により示される範囲内にあるか否かを判定することにより、前記第3の画素の特徴量と前記第1の領域の特徴量とが同じであるか否かを判定する、請求項6に記載の表示装置。
- 前記修正部は、前記複数の領域の中の互いに隣接する第2及び第3の領域それぞれの特徴量が同じであるか否かを判定し、同じであると判定した場合に、前記第3の領域に属する画素のラベルを、前記第2の領域に属する画素のラベルに変更するよう構成される、請求項6又は7に記載の表示装置。
- 前記修正部は、前記第2の領域の特徴量と前記第3の領域の特徴量とが所定の閾値により示される範囲内にあるか否かを判定することにより、前記第2の領域の特徴量と前記第3の領域の特徴量とが同じであるか否かを判定する、請求項8に記載の表示装置。
- 前記輝度削減率計算部は、前記分割部により修正されたラベルにより決定される複数の前記領域それぞれの面積を求め、その結果に基づいて前記領域ごとに輝度の削減率を算出する、請求項5に記載の表示装置。
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