JP2017154417A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】媒体の地色を活かして印刷を行う。【解決手段】媒体を支持する支持部4と、支持部4に支持される媒体Pに印刷を行う印刷部7と、支持部4に支持された媒体Pを測色する測色部12と、測色部12による測色データに基づいて補正された補正データを用いて、下地となる第1画像と該第1画像上に印刷される第2画像とを、印刷部7によって媒体Pに印刷させる制御部19と、を備えることを特徴とする印刷装置1。このような構成の印刷装置1とすることによって、媒体Pの地色を活かして印刷を行うことが可能になる。【選択図】図4
Description
本発明は、印刷装置及び印刷方法に関する。
従来から、印刷データに基づいて印刷を行う様々な印刷装置が使用されている。このような印刷装置においては、様々な色の媒体が使用されるため、印刷データを補正することが行われる場合がある。
例えば、特許文献1には、色変換テーブルを有し、色変換テーブルを利用して媒体の色に対応した印刷データの補正が可能な印刷データ作成装置(パーソナルコンピュータ)が開示されている。
例えば、特許文献1には、色変換テーブルを有し、色変換テーブルを利用して媒体の色に対応した印刷データの補正が可能な印刷データ作成装置(パーソナルコンピュータ)が開示されている。
しかしながら、特許文献1で開示される印刷データ作成装置は、予め用意された色(媒体の地色に対応する色)に対応する変換テーブルしか用意されていないため、印刷データの補正が不十分(不正確)となる場合があった。
また、媒体の地色に応じて使用するインク量を減らすことで、媒体の風合いを自然な風合いにできるうえ、インクの使用コストを削減できる。
このため、媒体の地色を活かして印刷を行うことが望まれている。
また、媒体の地色に応じて使用するインク量を減らすことで、媒体の風合いを自然な風合いにできるうえ、インクの使用コストを削減できる。
このため、媒体の地色を活かして印刷を行うことが望まれている。
そこで、本発明の目的は、媒体の地色を活かして印刷を行うことを目的にする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の印刷装置は、媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持される前記媒体に印刷を行う印刷部と、前記支持部に支持された前記媒体を測色する測色部と、前記測色部による測色データに基づいて補正された補正データを用いて、下地となる第1画像と該第1画像上に印刷される第2画像とを、前記印刷部によって前記媒体に印刷させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、支持部に支持された媒体を測色する測色部を備え、測色部による測色データに基づいて補正された補正データを用いて、下地となる第1画像と該第1画像上に印刷される第2画像とを、媒体に印刷させる。このため、測色部により正確に測色データを生成でき、正確な測色データに基づいて適正な補正データを生成させることができる。したがって、好適に媒体の地色を活かして印刷を行うことができる。
なお、「測色部」とは、色度、彩度、明度などを測定可能な装置であればよく、その構成に特に限定はない。
なお、「測色部」とは、色度、彩度、明度などを測定可能な装置であればよく、その構成に特に限定はない。
本発明の第2の態様の印刷装置は、前記第1の態様において、前記支持部は、前記媒体がセットされる第1位置と、前記印刷部による印刷が開始される第2位置と、の間を移動可能であり、前記測色部は、前記第1位置と前記第2位置との間に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、支持部は媒体がセットされる第1位置と印刷が開始される第2位置との間を移動可能であり、測色部は第1位置と第2位置との間に設けられる。すなわち、測色部が媒体セット位置と印刷開始位置との間に設けられることで、媒体がセットされてから印刷が開始されるまでの間に、効率的に測色を行うことができる。
本発明の第3の態様の印刷装置は、前記第1又は第2の態様において、前記制御部は、前記補正データを表示部に送信することを特徴とする。
本態様によれば、制御部は補正データを表示部に送信する。このため、補正データを表示部に表示させることができ、ユーザーは、補正データを確認することができる。
なお、「表示部に送信する」とは、印刷装置に設けられた表示部に送信することのほか、外部装置として設けられた表示部に送信することも含む意味である。
なお、「表示部に送信する」とは、印刷装置に設けられた表示部に送信することのほか、外部装置として設けられた表示部に送信することも含む意味である。
本発明の第4の態様の印刷装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記補正データは、前記測色データに基づいて補正された1次補正データが再補正された2次補正データであることを特徴とする。
本態様によれば、補正データは、測色データに基づいて補正された1次補正データが再補正された2次補正データである。このため、補正データを再補正させることができ、特に正確な補正データを生成させることができる。
本発明の第5の態様の印刷装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記補正データは、前記測色データに複数の色領域が含まれていた場合、該色領域ごとに分けられることを特徴とする。
本態様によれば、補正データは、測色データに複数の色領域が含まれていた場合、該色領域ごとに分けられる。このため、測色データに複数の色領域が含まれていた場合(媒体が複数の色領域を有している場合など)において、好適に媒体の地色を活かして印刷を行うことができる。
本発明の第6の態様の印刷装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記制御部は、前記媒体の地色の測色データに基づいて補正され前記第1画像に対応する第1画像補正データを用いて前記第1画像を印刷させた後、印刷された前記第1画像を前記測色部に測色させ、前記第1画像の測色データに基づいて補正され前記第2画像に対応する第2画像補正データを用いて前記第2画像を印刷させることを特徴とする。
本態様によれば、制御部は、媒体の地色の測色データに基づいて補正された第1画像補正データを用いて第1画像を印刷させた後、第1画像の測色データに基づいて補正された第2画像補正データを用いて第2画像を印刷させる。このため、第1画像を測色してさらに再補正を行うことで、特に好適に媒体の地色を活かして印刷を行うことができる。
本発明の第7の態様の印刷装置は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記支持部は、無色又は白色であることを特徴とする。
本態様によれば、支持部は無色又は白色である。このため、支持部の色が透けて媒体の色が誤って認識されることを抑制できる。
本発明の第8の態様の印刷方法は、媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持される前記媒体に印刷を行う印刷部と、前記支持部に支持された前記媒体を測色する測色部と、を備える印刷装置における印刷方法であって、前記測色部による測色データに基づいて補正された補正データを用いて下地となる第1画像を印刷し、前記補正データを用いて該第1画像上に第2画像を印刷することを特徴とする。
本態様によれば、支持部に支持された媒体を測色する測色部を備える印刷装置において、測色部による測色データに基づいて補正された補正データを用いて、下地となる第1画像と該第1画像上に印刷される第2画像とを、媒体に印刷させる。このため、測色部により正確に測色データを生成でき、正確な測色データに基づいて適正な補正データを生成させることができる。したがって、好適に媒体の地色を活かして印刷を行うことができる。
以下に、本発明の一実施例に係る印刷装置1について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施例に係る印刷装置1の概略斜視図であり、媒体支持ユニット2が印刷開始位置にある状態を表している。また、図2は本実施例の印刷装置1の概略正面図である。そして、図3は本実施例の印刷装置1の概略平面図であり、媒体支持ユニット2が媒体P(図5参照)のセット位置にある状態を表している。
図1は本実施例に係る印刷装置1の概略斜視図であり、媒体支持ユニット2が印刷開始位置にある状態を表している。また、図2は本実施例の印刷装置1の概略正面図である。そして、図3は本実施例の印刷装置1の概略平面図であり、媒体支持ユニット2が媒体P(図5参照)のセット位置にある状態を表している。
本実施例の印刷装置1は、媒体Pをトレイ4の支持面8で支持した状態で移動方向Aに移動する媒体支持ユニット2を備えている。媒体支持ユニット2は、媒体Pの支持部であるトレイ4を有している。印刷装置1は、トレイ4に支持された媒体Pを移動方向Aに搬送する媒体搬送部3を備えている。移動方向Aは、方向A1と、方向A1と反対方向の方向A2と、を含む方向である。また、トレイ4はステージ5に着脱可能に載置されている。ここで、トレイ4のステージ5に対する着脱方向Cは、本実施例の印刷装置1では鉛直方向である。トレイ4はステージ5と共に、レバー9を回転させることにより、着脱方向Cに沿う方向(鉛直方向)に移動する。なお、図2で表されるように、レバー9は、媒体支持ユニット2のアーム部30に設けられている。また、媒体Pとしては、テキスタイル(織物、布等)、紙、塩化ビニル樹脂など、種々の素材のものを用いることができる。
また、印刷装置1の本体内部にはインクを吐出して媒体Pに印刷することが可能な印刷部としての印刷ヘッド7が備えられている。そして、本実施例の印刷装置1は、印刷ヘッド7が設けられたキャリッジ6を移動方向Aと交差する走査方向Bに往復移動させることで、印刷ヘッド7を走査方向Bに往復移動させながら、印刷ヘッド7からトレイ4に支持された媒体Pにインクを吐出させて所望の画像を形成する。
なお、本実施例の印刷装置1は、図1の手前側(左下方向)がトレイ4への媒体Pのセット位置である(図3参照)。そして、図1の奥側(右上方向)の印刷開始位置まで移動方向Aのうちの方向A1に媒体Pをセットしたトレイ4を移動した後、移動方向Aのうちの方向A2にトレイ4を移動しながら印刷する。
なお、本実施例の印刷装置1は、図1の手前側(左下方向)がトレイ4への媒体Pのセット位置である(図3参照)。そして、図1の奥側(右上方向)の印刷開始位置まで移動方向Aのうちの方向A1に媒体Pをセットしたトレイ4を移動した後、移動方向Aのうちの方向A2にトレイ4を移動しながら印刷する。
なお、本実施例の印刷装置1は、走査方向Bに往復移動しながら印刷する印刷ヘッド7を備えているが、インクを吐出するノズルを媒体Pの移動方向と交差する交差方向に複数設けた所謂ラインヘッドを備える印刷装置でもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、媒体Pの移動方向と交差する交差方向に形成されたノズルの領域が、該交差方向全体をカバー可能なように設けられ、印刷ヘッド又は媒体Pを相対的に移動させて画像を形成する印刷装置に用いられる印刷ヘッドである。なお、ラインヘッドの該交差方向のノズルの領域は、印刷装置が対応している全ての媒体の該交差方向をカバー可能でなくてもよい。
また、本実施例の印刷ヘッド7は、媒体Pにインクを吐出することで印刷可能な印刷部であるが、このような印刷部に限定されず、例えば、色材を媒体に転写して印刷する転写式の印刷部を使用してもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、媒体Pの移動方向と交差する交差方向に形成されたノズルの領域が、該交差方向全体をカバー可能なように設けられ、印刷ヘッド又は媒体Pを相対的に移動させて画像を形成する印刷装置に用いられる印刷ヘッドである。なお、ラインヘッドの該交差方向のノズルの領域は、印刷装置が対応している全ての媒体の該交差方向をカバー可能でなくてもよい。
また、本実施例の印刷ヘッド7は、媒体Pにインクを吐出することで印刷可能な印刷部であるが、このような印刷部に限定されず、例えば、色材を媒体に転写して印刷する転写式の印刷部を使用してもよい。
また、本実施例の印刷装置1は、トレイ4に支持された媒体Pを全幅(走査方向Bにおける全領域)に亘り測色することが可能な測色部12が設けられている。
上記のように、本実施例のトレイ4は、媒体Pがセットされる第1位置としてのセット位置(図3参照)と、印刷ヘッド7による印刷が開始される第2位置としての印刷開始位置(図1参照)と、の間を移動可能である。そして、図1及び図3で表されるように、本実施例の測色部12は、第1位置と第2位置との間に設けられている。すなわち、測色部12が媒体Pのセット位置と印刷開始位置との間に設けられていることで、媒体Pがセットされてから印刷が開始されるまでの間に、効率的に測色を行うことができる構成になっている。
なお、本実施例の測色部12は、第1位置から第2位置に方向A1に移動するトレイ4に支持された媒体Pを撮影し、撮影した画像に基づいて測色データを生成する構成であるが、測色部12は、色度、彩度、明度などを測定可能な装置であればよく、その構成に特に限定はない。
上記のように、本実施例のトレイ4は、媒体Pがセットされる第1位置としてのセット位置(図3参照)と、印刷ヘッド7による印刷が開始される第2位置としての印刷開始位置(図1参照)と、の間を移動可能である。そして、図1及び図3で表されるように、本実施例の測色部12は、第1位置と第2位置との間に設けられている。すなわち、測色部12が媒体Pのセット位置と印刷開始位置との間に設けられていることで、媒体Pがセットされてから印刷が開始されるまでの間に、効率的に測色を行うことができる構成になっている。
なお、本実施例の測色部12は、第1位置から第2位置に方向A1に移動するトレイ4に支持された媒体Pを撮影し、撮影した画像に基づいて測色データを生成する構成であるが、測色部12は、色度、彩度、明度などを測定可能な装置であればよく、その構成に特に限定はない。
次に、本実施例の印刷装置1における電気的な構成について説明する。
図4は、本実施例の印刷装置1のブロック図である。
制御部19には、印刷装置1の全体の制御を司るCPU20が設けられている。CPU20は、システムバス21を介して、CPU20が実行する各種制御プログラム等を格納したROM22と、データを一時的に格納可能なRAM23と、に接続されている。
図4は、本実施例の印刷装置1のブロック図である。
制御部19には、印刷装置1の全体の制御を司るCPU20が設けられている。CPU20は、システムバス21を介して、CPU20が実行する各種制御プログラム等を格納したROM22と、データを一時的に格納可能なRAM23と、に接続されている。
また、CPU20は、システムバス21を介して、印刷ヘッド7を駆動するためのヘッド駆動部24と接続されている。
また、CPU20は、システムバス21を介して、モーター駆動部25と接続されている。そして、モーター駆動部25は、印刷ヘッド7が設けられたキャリッジ6を移動させるためのキャリッジモーター26、媒体を搬送する(すなわち、媒体支持ユニット2を移動する)ために媒体搬送部3に設けられた搬送モーター27、と接続されている。
さらに、CPU20は、システムバス21を介して、入出力部28と接続されている。そして、入出力部28は、測色部12、印刷データ等のデータ及び信号の送受信を行うためのPC29、と接続されている。
また、CPU20は、システムバス21を介して、モーター駆動部25と接続されている。そして、モーター駆動部25は、印刷ヘッド7が設けられたキャリッジ6を移動させるためのキャリッジモーター26、媒体を搬送する(すなわち、媒体支持ユニット2を移動する)ために媒体搬送部3に設けられた搬送モーター27、と接続されている。
さらに、CPU20は、システムバス21を介して、入出力部28と接続されている。そして、入出力部28は、測色部12、印刷データ等のデータ及び信号の送受信を行うためのPC29、と接続されている。
なお、印刷データや測色部12による測色データに基づく補正データの生成は、PC29において行われる。
以下に、印刷データや測色データに基づく補正データの生成方法について説明する。
以下に、印刷データや測色データに基づく補正データの生成方法について説明する。
<印刷データの生成>
PC29は、RGB形式の画像データを、本実施例の印刷装置1を駆動可能なCMYKW形式の印刷データに変換する。
RGB形式の画像データは、画像を形成する画素ごとに、赤色成分の強さに応じた階調値R、緑色成分の強さに応じた階調値Gおよび青色成分の強さに応じた階調値Bを有し、RGB(階調値R,階調値G,階調値B)で色を表現している。
PC29は、RGB形式の画像データを、本実施例の印刷装置1を駆動可能なCMYKW形式の印刷データに変換する。
RGB形式の画像データは、画像を形成する画素ごとに、赤色成分の強さに応じた階調値R、緑色成分の強さに応じた階調値Gおよび青色成分の強さに応じた階調値Bを有し、RGB(階調値R,階調値G,階調値B)で色を表現している。
CMYKW形式の印刷データは、画像を形成する画素ごとに、シアンインクの使用量(吐出量)に応じた階調値C、マゼンタインクの使用量に応じた階調値M、イエローインクの使用量に応じた階調値Y、ブラックインクの使用量に応じた階調値K、ホワイトインクの使用量に応じた階調値Wを有し、CMYKW(階調値C,階調値M,階調値Y,階調値K,階調値W)で色を表現している。
PC29にインストールされたプリンタードライバーは、アプリケーションから画像データ(テキストデータ、イメージデータなど)を受け取り、ユーザーから、印刷する媒体Pの指定や印刷モードの設定を受け付ける。プリンタードライバーは、画像データを印刷装置1が解釈できる形式の印刷データに変換し、印刷データを印刷装置1に出力(送信)する。
ここで、アプリケーションからの画像データを印刷データに変換する際、プリンタードライバーは、解像度変換処理(アプリケーションから出力された画像データを印刷する際の解像度に変換する処理)、色変換処理(RGB形式の画像データをCMYKW形式に変換する処理)、ハーフトーン処理(高階調数のデータを印刷装置1が形成可能な階調数のデータに変換する処理)、ラスタライズ処理(マトリクス状に並ぶ画素データを印刷時のドット形成順序に従って並べ替える処理)、コマンド付加処理(ラスタライズ処理されたデータに、印刷方式に応じたコマンドデータを付加する処理)などを行う。
<測色データに基づく補正データの生成>
例えば、媒体Pの地色の測色データがブラック(RGB(階調値R,階調値G,階調値B)=RGB(255,255,255))の場合であって、画像データがグレーからブラックの成分を有し、画像データがグレーからブラックに近づくにつれて、インクの吐出量を減らしたい場合を説明する。
例えば、媒体Pの地色の測色データがブラック(RGB(階調値R,階調値G,階調値B)=RGB(255,255,255))の場合であって、画像データがグレーからブラックの成分を有し、画像データがグレーからブラックに近づくにつれて、インクの吐出量を減らしたい場合を説明する。
まず、インクの吐出量を減らす対象の画像データの階調範囲(入力階調値の範囲)を指定する。例えば、グレーの階調値=RGB(127,127,127)から媒体Pの地色の階調値=RGB(255,255,255)の範囲を指定する。つまり、この場合RGB系色空間のRGB各次元の所定の階調範囲は、それぞれ127〜
255となる。
次に、それぞれの範囲において、入力階調値に対応して、媒体Pの地色を利用しインクの吐出量を減らす量を指定する。
255となる。
次に、それぞれの範囲において、入力階調値に対応して、媒体Pの地色を利用しインクの吐出量を減らす量を指定する。
そして、RGB系色空間の画像データを補正し、補正された画像データからCMYKW系色空間の印刷データを生成する。例えば、グレーからブラックの範囲(RGB(127,127,127)からRGB(255,255,255))に遷移する画像データは、補正されることにより入力階調値がRGB(127,127,127)からRGB(0,0,0)に遷移する画像データとなり、これに対応するCMYKW系色空間のブラックインクの吐出量は、RGB(127,127,127)に対応する吐出量からRGB(0,0,0)に対応する吐出量(つまりは、吐出しない)まで遷移する。
次に、本実施例の印刷装置1により形成される画像について説明する。
図5は、本実施例の印刷装置1の媒体支持ユニット2を表す概略斜視図である。また、図6は、本実施例の印刷装置1を用いて画像が印刷された媒体Pを表す概略図である。
図5は、本実施例の印刷装置1の媒体支持ユニット2を表す概略斜視図である。また、図6は、本実施例の印刷装置1を用いて画像が印刷された媒体Pを表す概略図である。
図5で表されるように、本実施例の媒体支持ユニット2は、トレイ4の支持面8に媒体Pを支持させ、媒体Pを支持したトレイ4に枠部10を嵌め込むことにより、トレイ4の支持面8に媒体Pを位置決め及び固定する構成になっている。
また、トレイ4の底面側には、挿し込み部11(挿し込み部11a及び11b)が形成されている。一方、ステージ5の底面側には、挿し込み部11を挿し込み可能な挿し込み口13(挿し込み口13a及び13b)が形成されており、着脱方向Cに沿ってトレイ4を着脱可能な構成になっている。なお、挿し込み口13aは挿し込み部11aに対応し、挿し込み口13bは挿し込み部11bに対応しているが、挿し込み部11aを挿し込み口13bに差し込み、挿し込み部11bを挿し込み口13aに差し込むことも可能になっている。
また、トレイ4の底面側には、挿し込み部11(挿し込み部11a及び11b)が形成されている。一方、ステージ5の底面側には、挿し込み部11を挿し込み可能な挿し込み口13(挿し込み口13a及び13b)が形成されており、着脱方向Cに沿ってトレイ4を着脱可能な構成になっている。なお、挿し込み口13aは挿し込み部11aに対応し、挿し込み口13bは挿し込み部11bに対応しているが、挿し込み部11aを挿し込み口13bに差し込み、挿し込み部11bを挿し込み口13aに差し込むことも可能になっている。
図6は、図5で表される媒体支持ユニット2で支持されて印刷されることで画像15、16、17及び18が形成された媒体Pを表している。
詳細には、図6においては、淡色の地色の媒体Pに、濃色の画像15と、淡色の画像16、17及び18と、が形成された状態が表されている。さらに詳細には、画像15、16、17及び18の形成領域には、ホワイトインクで下地となる第1画像が形成され、第1画像上に、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク及びブラックインクで第2画像が形成されている。
ここで、本実施例の媒体Pは、淡色の地色であるため、画像の非形成領域14の色と、淡色の画像16、17及び18を形成しようとする色と、の差が小さい。このため、制御部19の制御により、淡色の画像16、17及び18の形成領域には、第1画像を形成する際のホワイトインクの使用量及び第2画像を形成する際のシアンインク、マゼンタインク、イエローインク及びブラックインクの使用量が共に少なくなる(地色を活かす)ようになっている。
詳細には、図6においては、淡色の地色の媒体Pに、濃色の画像15と、淡色の画像16、17及び18と、が形成された状態が表されている。さらに詳細には、画像15、16、17及び18の形成領域には、ホワイトインクで下地となる第1画像が形成され、第1画像上に、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク及びブラックインクで第2画像が形成されている。
ここで、本実施例の媒体Pは、淡色の地色であるため、画像の非形成領域14の色と、淡色の画像16、17及び18を形成しようとする色と、の差が小さい。このため、制御部19の制御により、淡色の画像16、17及び18の形成領域には、第1画像を形成する際のホワイトインクの使用量及び第2画像を形成する際のシアンインク、マゼンタインク、イエローインク及びブラックインクの使用量が共に少なくなる(地色を活かす)ようになっている。
すなわち、本実施例の印刷装置1は、媒体Pを支持するトレイ4と、トレイ4に支持される媒体Pに印刷を行う印刷ヘッド7と、トレイ4に支持された媒体Pを測色する測色部12と、を備えており、制御部19は、測色部12による測色データに基づいて補正された補正データを用いて、下地となる第1画像と該第1画像上に印刷される第2画像とを、印刷ヘッド7によって媒体Pに印刷させることが可能である。
このため、本実施例の印刷装置1は、測色部12により正確に測色データを生成でき、正確な測色データに基づいて適正な補正データを生成させることができる構成になっているとともに、好適に媒体Pの地色を活かして印刷を行うことができる構成になっている。
なお、「測色部」とは、色度、彩度、明度などを測定可能な装置であればよく、その構成に特に限定はない。
本実施例の印刷装置1のように、下地となる第1画像と第2画像(該第1画像上に印刷される画像)とを印刷する構成においては、第1画像の印刷ムラが第2画像に影響し、第2画像の画質が低下する場合がある。しかしながら、本実施例の印刷装置1は、先に印刷された第1画像を測色部12に測色させて該測色データに基づいて補正データを作成させることが可能な構成になっているため、第2画像の画質が低下することを抑制することが可能になっている。具体的には、印刷装置1は、第1画像を印刷した後、第1画像を測色する。理想的な第1画像の状態を示す基準データと、実際に印刷された第1画像の状態を示す測色データと、を比較する。種々の印刷条件等により、基準データと測色データとの間には、差分が存在することが多い。印刷装置1は、この差分を考慮して、第1画像の上に印刷する第2画像が所望の状態となるように、第2画像の画像データを補正する。例えば、印刷された第1画像の明度が想定基準よりも低い状態だった場合、第1画像の上に印刷する第2画像の明度を、想定基準よりも高くするように補正する。このように、第1画像における色相、明度、彩度、等の要素が想定基準からずれていた場合に、それを補完するように第2画像を補正することが好ましい。
このため、本実施例の印刷装置1は、測色部12により正確に測色データを生成でき、正確な測色データに基づいて適正な補正データを生成させることができる構成になっているとともに、好適に媒体Pの地色を活かして印刷を行うことができる構成になっている。
なお、「測色部」とは、色度、彩度、明度などを測定可能な装置であればよく、その構成に特に限定はない。
本実施例の印刷装置1のように、下地となる第1画像と第2画像(該第1画像上に印刷される画像)とを印刷する構成においては、第1画像の印刷ムラが第2画像に影響し、第2画像の画質が低下する場合がある。しかしながら、本実施例の印刷装置1は、先に印刷された第1画像を測色部12に測色させて該測色データに基づいて補正データを作成させることが可能な構成になっているため、第2画像の画質が低下することを抑制することが可能になっている。具体的には、印刷装置1は、第1画像を印刷した後、第1画像を測色する。理想的な第1画像の状態を示す基準データと、実際に印刷された第1画像の状態を示す測色データと、を比較する。種々の印刷条件等により、基準データと測色データとの間には、差分が存在することが多い。印刷装置1は、この差分を考慮して、第1画像の上に印刷する第2画像が所望の状態となるように、第2画像の画像データを補正する。例えば、印刷された第1画像の明度が想定基準よりも低い状態だった場合、第1画像の上に印刷する第2画像の明度を、想定基準よりも高くするように補正する。このように、第1画像における色相、明度、彩度、等の要素が想定基準からずれていた場合に、それを補完するように第2画像を補正することが好ましい。
また、本実施例の制御部19は、補正データをPC29に送信する(表示部に送信する)ことで、補正データをPC29に設けられた表示部としてのモニターに表示させることが可能である。このため、ユーザーは、PC29に設けられたモニターで補正データを確認(色の確認など)することができる。
なお、「表示部に送信する」とは、印刷装置1に設けられた表示部に送信することのほか、本実施例のように、PC29のような外部装置として設けられた表示部に送信することも含む意味である。また、表示方法に特に限定はないが、例えば、表示部に図6で表されるような状態の画像(媒体の地色に対する該媒体に形成される各画像の色が比較できる画像など)を表示させてもよい。
なお、「表示部に送信する」とは、印刷装置1に設けられた表示部に送信することのほか、本実施例のように、PC29のような外部装置として設けられた表示部に送信することも含む意味である。また、表示方法に特に限定はないが、例えば、表示部に図6で表されるような状態の画像(媒体の地色に対する該媒体に形成される各画像の色が比較できる画像など)を表示させてもよい。
そして、ユーザーは、PC29に設けられたモニターに表示された補正データに対して、PC29に設けられたインターフェース(キーボード及びマウス)などを使用して、媒体に形成される各画像の色を変更するなど、媒体Pの地色の測色データに基づいて補正された補正データの再補正をすることができる。そして、制御部19は、再補正された該補正データを受け付けることができる。
すなわち、該補正データは、測色データに基づいて補正された1次補正データがユーザーにより調整(再補正)された2次補正データであると表現できる。
このように、本実施例の印刷装置1は、再補正された補正データを受け付けることができるので、補正データを再補正させることにより特に正確な補正データを生成させることができ、特に好適に媒体Pの地色を活かして印刷を行うことができる構成になっている。
なお、本実施例の補正データはユーザーにより調整された2次補正データであるが、例えば、媒体Mに形成される画像の色を媒体Mの地色に近づける(より媒体Mの地色を活かす)などのように、所定の自動補正式などに基づいて自動で再補正させてもよい。
すなわち、該補正データは、測色データに基づいて補正された1次補正データがユーザーにより調整(再補正)された2次補正データであると表現できる。
このように、本実施例の印刷装置1は、再補正された補正データを受け付けることができるので、補正データを再補正させることにより特に正確な補正データを生成させることができ、特に好適に媒体Pの地色を活かして印刷を行うことができる構成になっている。
なお、本実施例の補正データはユーザーにより調整された2次補正データであるが、例えば、媒体Mに形成される画像の色を媒体Mの地色に近づける(より媒体Mの地色を活かす)などのように、所定の自動補正式などに基づいて自動で再補正させてもよい。
また、制御部19が受け付ける補正データは、測色データに複数の色領域が含まれていた場合、該色領域ごとに分けられる。このため、測色データに複数の色領域が含まれていた場合(媒体Pが複数の色領域を有している場合など)において、好適に媒体Pの地色を活かして印刷を行うことができる。
なお、「色領域」とは、印刷装置1の使用インクなどに対応して分けられた領域であり、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ホワイトのインクの色に近い領域ごと(予め定められたCMYKW系色空間の階調範囲ごと)に分けられた各々の領域などとすることができる。
なお、「色領域」とは、印刷装置1の使用インクなどに対応して分けられた領域であり、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ホワイトのインクの色に近い領域ごと(予め定められたCMYKW系色空間の階調範囲ごと)に分けられた各々の領域などとすることができる。
また、本実施例のトレイ4は、無色透明である。本実施例のトレイ4のように、支持部が無色又は白色である場合、トレイ4の色が透けて媒体Pの色が誤って認識されることを抑制できるので、好ましい。
次に、上記実施例の印刷装置1を使用して行う印刷方法の一実施例について説明する。
図7は、本実施例の印刷方法のフローチャートである。
第1位置としてのセット位置で媒体Pがトレイ4にセットされた状態になっていると、最初に、ステップS110において、PC29から印刷装置1に印刷データを入力する(印刷データ入力工程)。
次に、ステップS120において、トレイ4を第2位置としての印刷開始位置に向かって方向A1に移動させるとともに、測色部12によって媒体Pの地色が測色される(媒体地色測色工程)。
次に、ステップS130において、PC29は、ステップS120における測色部12による測色データを入力し、印刷データと測色データとから、下地となる第1画像補正データを生成する(第1画像補正データ生成工程)。
次に、ステップS140において、印刷装置1は第1画像補正データを入力し、下地となる第1画像を印刷する(第1画像印刷工程)。なお、本ステップに伴って、トレイ4は第1位置としてのセット位置に向かって方向A2に移動する。
次に、ステップS150において、トレイ4を第2位置としての印刷開始位置に向かって方向A1に移動させるとともに、測色部12によって媒体Pに形成された第1画像が測色される(第1画像測色工程)。
次に、ステップS160において、PC29は、ステップS150における測色部12による測色データを入力し、印刷データと測色データとから、第2画像補正データを生成する(第2画像補正データ生成工程)。
次に、ステップS170において、印刷装置1は第2画像補正データを入力し、第2画像を印刷し(第2画像印刷工程)、本実施例の印刷方法を終了する。
図7は、本実施例の印刷方法のフローチャートである。
第1位置としてのセット位置で媒体Pがトレイ4にセットされた状態になっていると、最初に、ステップS110において、PC29から印刷装置1に印刷データを入力する(印刷データ入力工程)。
次に、ステップS120において、トレイ4を第2位置としての印刷開始位置に向かって方向A1に移動させるとともに、測色部12によって媒体Pの地色が測色される(媒体地色測色工程)。
次に、ステップS130において、PC29は、ステップS120における測色部12による測色データを入力し、印刷データと測色データとから、下地となる第1画像補正データを生成する(第1画像補正データ生成工程)。
次に、ステップS140において、印刷装置1は第1画像補正データを入力し、下地となる第1画像を印刷する(第1画像印刷工程)。なお、本ステップに伴って、トレイ4は第1位置としてのセット位置に向かって方向A2に移動する。
次に、ステップS150において、トレイ4を第2位置としての印刷開始位置に向かって方向A1に移動させるとともに、測色部12によって媒体Pに形成された第1画像が測色される(第1画像測色工程)。
次に、ステップS160において、PC29は、ステップS150における測色部12による測色データを入力し、印刷データと測色データとから、第2画像補正データを生成する(第2画像補正データ生成工程)。
次に、ステップS170において、印刷装置1は第2画像補正データを入力し、第2画像を印刷し(第2画像印刷工程)、本実施例の印刷方法を終了する。
上記のように、本実施例の印刷方法は、媒体Pを支持するトレイ4と、トレイ4に支持される媒体Pに印刷を行う印刷ヘッド7と、トレイ4に支持された媒体Pを測色する測色部12と、を備える印刷装置1における印刷方法である。
そして、測色部12による測色データに基づいて補正された補正データを用いて下地となる第1画像を印刷し、該補正データを用いて該第1画像上に第2画像を印刷する。
このため、測色部12により正確に測色データを生成でき、正確な測色データに基づいて適正な補正データを生成させることができる。したがって、好適に媒体Pの地色を活かして印刷を行うことができる。
そして、測色部12による測色データに基づいて補正された補正データを用いて下地となる第1画像を印刷し、該補正データを用いて該第1画像上に第2画像を印刷する。
このため、測色部12により正確に測色データを生成でき、正確な測色データに基づいて適正な補正データを生成させることができる。したがって、好適に媒体Pの地色を活かして印刷を行うことができる。
また、上記の本実施例の印刷方法は、制御部19の制御により実行される。すなわち、本実施例の制御部19は、媒体Pの地色を測色部12に測色させる媒体地色測色工程(ステップS120)と、媒体地色測色工程で測色された媒体地色測色データに基づいて補正され、補正データのうちの第1画像に対応する、第1画像補正データを用いて第1画像を印刷させる第1画像印刷工程(ステップS140)と、第1画像印刷工程で印刷された第1画像を測色部12に測色させる第1画像測色工程(ステップS150)と、第1画像測色工程で測色された第1画像測色データに基づいて補正され、補正データのうちの第2画像に対応する、第2画像補正データを用いて第2画像を印刷させる第2画像印刷工程(ステップS170)と、を実行可能である。
別の表現をすると、制御部19は、媒体Pの地色の測色データに基づいて補正され第1画像に対応する第1画像補正データを用いて第1画像を印刷させた後、印刷された第1画像を測色部に測色させ、第1画像の測色データに基づいて補正され第2画像に対応する第2画像補正データを用いて第2画像を印刷させる。
このため、本実施例の印刷装置1は、第1画像を測色してさらに再補正を行うことで、特に好適に媒体Pの地色を活かして印刷を行うことができる構成になっている。
また、例えば、媒体搬送部3を構成する構成部材にプーリーが使用される印刷装置があるが、該プーリーが偏芯していて搬送ムラが生じる場合がある。このような場合、第1画像測色工程を実行し、さらに、第1画像の印刷ムラに対応して第2画像印刷工程を実行することで、第2画像の印刷ムラを抑制することが可能になる。
別の表現をすると、制御部19は、媒体Pの地色の測色データに基づいて補正され第1画像に対応する第1画像補正データを用いて第1画像を印刷させた後、印刷された第1画像を測色部に測色させ、第1画像の測色データに基づいて補正され第2画像に対応する第2画像補正データを用いて第2画像を印刷させる。
このため、本実施例の印刷装置1は、第1画像を測色してさらに再補正を行うことで、特に好適に媒体Pの地色を活かして印刷を行うことができる構成になっている。
また、例えば、媒体搬送部3を構成する構成部材にプーリーが使用される印刷装置があるが、該プーリーが偏芯していて搬送ムラが生じる場合がある。このような場合、第1画像測色工程を実行し、さらに、第1画像の印刷ムラに対応して第2画像印刷工程を実行することで、第2画像の印刷ムラを抑制することが可能になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
1…印刷装置、2…媒体支持ユニット、3…媒体搬送部、4…トレイ(支持部)、
5…ステージ、6…キャリッジ、7…印刷ヘッド(印刷部)、8…支持面、9…レバー、
10…枠部、11、11a、11b…挿し込み部、12…測色部、
13、13a、13b…挿し込み口、14…画像の非形成領域、15…画像、
16…画像、17…画像、18…画像、19…制御部、20…CPU、
21…システムバス、22…ROM、23…RAM、24…ヘッド駆動部、
25…モーター駆動部、26…キャリッジモーター、27…搬送モーター、
28…入出力部、29…PC、30…アーム部、P…媒体
5…ステージ、6…キャリッジ、7…印刷ヘッド(印刷部)、8…支持面、9…レバー、
10…枠部、11、11a、11b…挿し込み部、12…測色部、
13、13a、13b…挿し込み口、14…画像の非形成領域、15…画像、
16…画像、17…画像、18…画像、19…制御部、20…CPU、
21…システムバス、22…ROM、23…RAM、24…ヘッド駆動部、
25…モーター駆動部、26…キャリッジモーター、27…搬送モーター、
28…入出力部、29…PC、30…アーム部、P…媒体
Claims (8)
- 媒体を支持する支持部と、
前記支持部に支持される前記媒体に印刷を行う印刷部と、
前記支持部に支持された前記媒体を測色する測色部と、
前記測色部による測色データに基づいて補正された補正データを用いて、下地となる第1画像と該第1画像上に印刷される第2画像とを、前記印刷部によって前記媒体に印刷させる制御部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記支持部は、前記媒体がセットされる第1位置と、前記印刷部による印刷が開始される第2位置と、の間を移動可能であり、
前記測色部は、前記第1位置と前記第2位置との間に設けられることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1又は2に記載の印刷装置において、
前記制御部は、前記補正データを表示部に送信することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の印刷装置において、
前記補正データは、前記測色データに基づいて補正された1次補正データが再補正された2次補正データであることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の印刷装置において、
前記補正データは、前記測色データに複数の色領域が含まれていた場合、該色領域ごとに分けられることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の印刷装置において、
前記制御部は、
前記媒体の地色の測色データに基づいて補正され前記第1画像に対応する第1画像補正データを用いて前記第1画像を印刷させた後、印刷された前記第1画像を前記測色部に測色させ、
前記第1画像の測色データに基づいて補正され前記第2画像に対応する第2画像補正データを用いて前記第2画像を印刷させることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の印刷装置において、
前記支持部は、無色又は白色であることを特徴とする印刷装置。 - 媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持される前記媒体に印刷を行う印刷部と、前記支持部に支持された前記媒体を測色する測色部と、を備える印刷装置における印刷方法であって、
前記測色部による測色データに基づいて補正された補正データを用いて下地となる第1画像を印刷し、
前記補正データを用いて該第1画像上に第2画像を印刷することを特徴とする印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016040774A JP2017154417A (ja) | 2016-03-03 | 2016-03-03 | 印刷装置及び印刷方法 |
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2016
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