JP2017145890A - Deaeration structure of strainer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ストレーナのエアー抜き構造に関する。 The present invention relates to a strainer air vent structure.
エンジンや自動変速機等のオイルパン内部に装着されるストレーナは、オイルポンプによりストレーナ内部のオイルを吸引する際にオイルにエアーが混入すると、オイルポンプから異音が発生したり、吸入効率が低下する原因となる。 Strainers installed inside oil pans such as engines and automatic transmissions may generate abnormal noise from the oil pump or reduce suction efficiency when air is mixed into the oil when the oil inside the strainer is sucked by the oil pump. Cause.
このようなオイルポンプの機能低下を抑制するために、ストレーナ内部にエアー溜り部が発生しにくい構造や、エアー抜き用の孔を設けた構造や、ストレーナ内部へのエアーの混入を抑制する構成など、様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。 In order to suppress such deterioration of the function of the oil pump, a structure in which an air reservoir is not easily generated in the strainer, a structure in which an air vent hole is provided, a structure in which air is not mixed into the strainer, etc. Various techniques have been proposed (see, for example, Patent Documents 1 to 4).
最近の車両には、エンジンの低燃費化を実現するために、車両停止時においてエンジンのアイドリングをストップする、所謂アイドリングストップ技術が搭載されている。このアイドリングストップ技術によりエンジンが停止されると、自動変速機のオイルポンプも停止するので、ストレーナ内部へのオイルの吸引も行われなくなる。このような状態では、オイルに混在していた微小な気泡がストレーナ内部において上方に浮上し、徐々に大きくなってエアー溜り部を形成する。 Recent vehicles are equipped with a so-called idling stop technology for stopping engine idling when the vehicle is stopped in order to achieve low fuel consumption of the engine. When the engine is stopped by this idling stop technology, the oil pump of the automatic transmission is also stopped, so that oil is not sucked into the strainer. In such a state, minute bubbles mixed in the oil float upward in the strainer and gradually increase to form an air reservoir.
このエアー溜り部を残したままで、オイルポンプが再始動した場合、オイルポンプによりストレーナからオイルを吸引する際にエアー溜り部に滞留するエアーも吸引してしまい、異音の発生やポンプの吸入効率の低下を引き起こす可能性がある。 If the oil pump is restarted with the air reservoir remaining, the air staying in the air reservoir when the oil is drawn from the strainer by the oil pump will also be sucked in, causing abnormal noise and pumping efficiency. May cause a decrease in
しかしながら、上記従来技術のいずれもオイルポンプ停止中に発生するエアー溜り部をストレーナ内外のオイルの油面の変位を利用して排出する機能は有しておらず、今後、アイドリングストップ技術を搭載する車両への適用が不可欠になると想定される。 However, none of the above prior arts has a function of discharging the air reservoir generated when the oil pump is stopped by utilizing the displacement of the oil level inside and outside the strainer, and will be equipped with idling stop technology in the future. It is assumed that application to vehicles will be indispensable.
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、ポンプ停止中に発生するエアー溜り部をストレーナ内外のオイルの油面の変位を利用して有効に排出できるストレーナのエアー抜き構造を実現することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to realize a strainer air venting structure capable of effectively discharging an air reservoir generated when the pump is stopped by utilizing the displacement of the oil level inside and outside the strainer. That is.
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明のストレーナのエアー抜き構造は、オイルポンプ(150)の吸引力によりストレーナ(100)の外部のオイルを吸引し、フィルター部(120)を介してオイルポンプ(150)へ排出するストレーナ(100)のエアー抜き構造であって、前記ストレーナ(100)の内部のオイルを前記オイルポンプ(150)へ排出する排出口(113)とは異なる位置に、前記ストレーナ(100)の内外を連通するエアー抜き機構(130)を設け、前記エアー抜き機構(130)は、前記ストレーナ(100)の内外を連通するエアー流路(131)と、オイルによる浮力によってエアー流路(131)を開閉するフローティングバルブ(132)とを有し、前記フローティングバルブ(132)は、前記ストレーナ(100)の内部に位置する第1フロート(133)と、前記ストレーナ(100)の外部に位置する第2フロート(134)とを有し、前記第1フロート(133)及び前記第2フロート(134)は、前記エアー流路(131)の上流側および下流側に配置され、前記ストレーナ(100)の内外の各オイルの油面(Si、So)の変動に応じて閉弁位置(P1、P3)と開弁位置(P2、P4)との間で変位可能である。 In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, the strainer air vent structure of the present invention sucks oil outside the strainer (100) by the suction force of the oil pump (150), and removes the filter part (120). The air vent structure of the strainer (100) that discharges to the oil pump (150) through a position different from the discharge port (113) that discharges the oil inside the strainer (100) to the oil pump (150) An air vent mechanism (130) that communicates the inside and outside of the strainer (100) is provided, and the air vent mechanism (130) includes an air flow path (131) that communicates the inside and outside of the strainer (100), and oil. A floating valve (132) for opening and closing the air flow path (131) by buoyancy, and the floating valve (1 2) includes a first float (133) located inside the strainer (100) and a second float (134) located outside the strainer (100), and the first float (133) And the second float (134) is arranged on the upstream side and the downstream side of the air flow path (131), according to the fluctuation of the oil level (Si, So) of each oil inside and outside the strainer (100). It can be displaced between the valve closing positions (P1, P3) and the valve opening positions (P2, P4).
本発明によれば、ポンプ停止中に発生するエアー溜り部をストレーナ内外のオイルの油面の変位を利用して有効に排出できるストレーナのエアー抜き構造を実現することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the air vent structure of a strainer which can discharge | emit effectively using the displacement of the oil level of the oil inside and outside a strainer can be implement | achieved by the air reservoir part generated when a pump stops.
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は、本実施形態のストレーナの模式的な断面図である。図2は、本実施形態のストレーナのエアー抜き機構を示す模式的断面図である。図3及び図4は、本実施形態のストレーナのエアー抜き機構の動作説明図である。図5は、本実施形態のストレーナ内外の油面変化に応じたフローティングバルブの作動状態を示す図である。図6は、本実施形態の車両の運転状態に応じたストレーナ内外の状態変化を説明する図である。 FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of the strainer of the present embodiment. FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing the air vent mechanism of the strainer of the present embodiment. 3 and 4 are operation explanatory views of the air release mechanism of the strainer of the present embodiment. FIG. 5 is a diagram showing an operating state of the floating valve according to the oil level change inside and outside the strainer of the present embodiment. FIG. 6 is a diagram for explaining a state change inside and outside the strainer according to the driving state of the vehicle of the present embodiment.
本実施形態のストレーナ100は、所定の容積を有する中空のケース部110と、ケース部110の内部に設けられたフィルター部120と、ケース部110の内外を連通するように設けられたエアー抜き機構130とを有する。ストレーナ100は、例えば自動車のエンジンや自動変速機等の被潤滑部の潤滑用オイルや制御用オイルを貯留するオイルパン160の内部に配置され、エンジンを駆動源とするオイルポンプ150の流入口(サクション)に接続されている。ストレーナ100は、オイルポンプ150によりオイルを吸入するオイル吸入口114がオイルパン160内部のオイルの油面より下方に開口し、ストレーナ100の内部のオイルを排出するオイル排出口113がオイルポンプ150に接続され、オイルポンプ150が作動することによってオイル吸入口114からストレーナ100内部にオイルが流入・充満する。また、ストレーナ100は、走行後車両停止時のエンジン停止でのオイルポンプ停止時は変速機内部の潤滑などに使用われていたオイルがオイルパンに戻ってくるのでオイルパンの油面Soは上昇し、ストレーナ上面部115よりもオイルパン内部の油面Soが高い位置となる。なお、オイルパン160内部のオイルは、車両走行後は微小な気泡V1を含む高温状態となる。
The strainer 100 of this embodiment includes a
ケース部110は、有底容器状の第1のケース111と第2のケース112の各開口端部111A、112Aを接合して内部が中空状に構成される。第1のケース111を上側ケース、第2のケース112を下側ケースとすると、上側ケース111にはオイルポンプ150の吸引力によりストレーナ100内部からオイルが排出されるオイル排出口113と後述するエアー抜き機構130が設けられ、下側ケース112にはオイルポンプ150の吸引力によりストレーナ100の外部(オイルパン160内部)からストレーナ100内部にオイルを吸い込むオイル吸入口114が設けられる。そして、ケース部110の内部を上下に仕切るように、エアーは通過できて、異物は通過できないメッシュ状のフィルター部120が設けられている。
The
上側ケース111のオイル排出口113は上方に開口し、下側ケース112のオイル吸入口114は下方に開口している。また、上側ケース111のオイル排出口113と下側ケース112のオイル吸入口114は互いに離間し、上下に対向しない位置関係、例えば、上側ケース111のオイル排出口113の位置が左側の角部付近にある場合には、下側ケース112のオイル吸入口114の位置は右側の角部付近といったように、互いに離間し、対向しない位置関係となるように構成されている。このように、オイルポンプ150により吸入口114から吸引されたオイルが直接排出口113からオイルポンプ150へ流動しないように構成している。また、上側ケース111のオイル排出口113とエアー抜き機構130も同様に、互いに離間した位置関係、例えば、オイル排出口113の位置が左側の端部付近にある場合は、エアー抜き機構130の位置は右側の端部付近といったように、互いに離れた位置関係となるように構成されている。
The
そして、上側ケース111の上面部115は、オイル排出口113から遠ざかるにつれて上方に傾斜し、エアー抜き機構130が最上部となるような斜面部を形成している。これにより、オイルポンプ150により下側ケース112のオイル吸入口114から吸い込まれフィルター部120を通過して上側ケース111に流入したオイルに混入した微小な気泡V1が上側ケース111内部で上方に浮上した際に、上側ケース111の斜面部に沿ってオイル排出口113側からエアー抜き機構130側へ移動し、徐々に大きくなってエアー抜き機構130の下部にエアー溜り部Vが形成される。また、ストレーナ100内部の上面部115に浮上した気泡を、斜面部に沿って移動させ、最上部に設置されたエアー抜き機構130に集めてエアー抜き機構130の第1フロート133がオイルによる浮力を受けてオイルの油面変化により上下に変位するようにエアー溜り部Vを形成することができる。さらに、上面部115の斜面部によりエアー溜り部Vをエアー抜き機構130の下部に止めておく、つまりオイル排出部113へ移動しないように止めておくことができる。なお、斜面部の形状は、平面に限らず、湾曲形状や段差形状など、気泡V1をエアー溜り部Vに移動させ、エアー溜り部Vからエアーが逆流しない形状であれば、どのような形状であってもよい。
And the
そして、エアー溜り部Vに滞留するエアーは、後述するエアー抜き機構130のフローティングバルブ132の開閉動作によってストレーナ100外部に排出される。 Then, the air staying in the air reservoir V is discharged to the outside of the strainer 100 by the opening / closing operation of the floating valve 132 of the air vent mechanism 130 described later.
エアー抜き機構130は、上側ケース111の内外を連通するエアー流路131と、オイルによる浮力を受けてエアー流路131を開閉するフローティングバルブ132及び弁座部135と、フローティングバルブ132を弁座部135に対して変位可能に保持するフロートガイド部136とを有する。フローティングバルブ132は、ストレーナ100内部に位置する第1フロート133と、ストレーナ100外部に位置する第2フロート134とを有する。各フロート133、134はエアー流路131の上流側および下流側に上下に直列に配置され、ストレーナ100の内外の各オイルの油面Si、Soの変動に応じて弁座部135に当接する閉弁位置と、弁座部135から離間した開弁位置の間を上下方向に変位可能である。各フロート133、134は球体状の外形を有し、弁座部135はフロート133、134が流体密に当接する円錐状の弁座面を有している。これにより、フロート133、134は弁座部135との接触位置(閉弁位置)を適正な位置に自己調整することができる。なお、フロート133、134の形状は球体に限らず、矩形、円柱、円錐、角錐等の形状であってもよい。また、弁座部135の弁座面の形状も円錐状に限らず、フロート133の外形に合う形状であればよい。第1フロート133及び第2フロート134はそれぞれ、オイルパン160内部の微小な気泡V1を含んだ高温のオイルに対して耐久性を有し、十分な浮力が得られるような素材(例えば、樹脂材料)や構造(例えば、中空形状)からなる。
The air vent mechanism 130 includes an
フロートガイド部136は、ストレーナ100内部に位置し、第1フロート133の上下方向の動きをガイドする第1ガイド部137と、ストレーナ100外部に位置し、第2フロート134の上下方向の動きをガイドする第2ガイド部138とを有し、第1フロート133と第2フロート134の開閉時の動作が適切に行われるように構成されている。また、第1ガイド部137と第2ガイド部138にはそれぞれエアー溜り部Vに滞留するエアーを排出するための開口部139、140が形成されている。また、第2ガイド部138の開口部140はフィルター部材141で覆われており、ストレーナ100外部(オイルパン160内部)のオイルがストレーナ100内部に逆流したときにオイルに混入した異物がストレーナ100内部に流入しないように濾過する。
The float guide part 136 is located inside the strainer 100 and guides the vertical movement of the
上記エアー抜き機構130において、フローティングバルブ132の第1フロート133は、ストレーナ100内部(上側ケース111の上面部115)にエアー溜り部Vが形成されていない状態では、ストレーナ100内部に満たされたオイルによる浮力で上昇した閉弁位置(P1)となり、ストレーナ100内部の微小な気泡V1が上部に浮上し斜面部に沿って移動して徐々に大きくなってエアー溜り部Vを形成すると、エアー溜り部Vに滞留するエアーの体積が増加するに従ってストレーナ100内部の油面Siが下降するので、第1フロート133も下降して開弁位置(P2)となる。また、第2フロート134は、ストレーナ100外部(オイルパン160内部)のオイルの油面Soが第2フロート134よりも高い位置にある状態ではオイルによる浮力で開弁位置(P4)に変位し、油面Soが第2フロート134よりも低い位置に変化するとフロートの自重で下降して閉弁位置(P3)に変位する。
In the air vent mechanism 130, the
<オイルパン及びストレーナ内部のオイルの油面変化>
オイルポンプ150が作動すると、オイルパン160内部のオイルがオイル吸入口114からストレーナ100内部に流入し、ストレーナ100内部に充満する。また、ストレーナ100外部(オイルパン160内部)のオイルの油面Soは、オイルポンプ150により吸引されたストレーナ100内部のオイルが被潤滑部の潤滑や制御に使われることで下降し、また、車両の旋回や急激な加減速によって傾斜する。このため、ストレーナ100の上面部115はオイルパン160内部のオイルの油面Soから露出してしまう状態となることもある。
<Oil level change of oil in oil pan and strainer>
When the
また、車両停止してエンジンが停止し、オイルポンプ150が停止すると、潤滑や制御に使われていたオイルがオイルパン160に戻るので、ストレーナ100外部の油面So、すなわちオイルパン160の油面Soは上昇し、ストレーナ100の上面部115よりも高い位置となる。
When the vehicle stops and the engine stops and the
<ストレーナ内部のエアー溜り部>
車両が停止し、エンジンも停止されるとオイルポンプ150が非作動となり、ストレーナ100内部のオイルに混入した微小な気泡V1が徐々に浮上し、ストレーナ100内部の上面部115に到達する。そして、ストレーナ100内部の上面部115に到達した気泡は、斜面部に沿って移動し、最上部に設置されたエアー抜き機構130に集まってエアー溜り部Vを形成する。
<Air reservoir inside strainer>
When the vehicle is stopped and the engine is also stopped, the
<エアー抜き機構の動作>
第2フロート134は、オイルパン160内部のオイルの油面Soが第2フロートよりも上方に位置する場合は第2フロートがオイルによる浮力で浮上して開弁(P4)し、油面Soが第2フロートよりも下方に位置すると自重で下降し閉弁(P3)する。
<Operation of air vent mechanism>
When the oil level So of the oil in the oil pan 160 is located above the second float, the
また、第1フロート133は、ストレーナ100内部がオイルで満たされている状態ではフロートがオイルによる浮力で上昇して閉弁(P1)し、気泡V1が徐々に滞留してくるとエアー抜き機構130の周辺の油面Siが徐々に下降していくため、油面Siに浮いた第1フロート133が下降して開弁(P2)し、溜まったエアーがエアー流路131を介してストレーナ100内部からオイルパン160内部に排出される。
Further, when the inside of the strainer 100 is filled with oil, the
エアーが排出されると、ストレーナ100内部の油面Siは再び上昇し、第1フロート133が上昇して閉弁(P1)し、第2フロート134は開弁(P4)したままとなる。
When the air is discharged, the oil level Si inside the strainer 100 rises again, the
この状態で、オイルポンプ150が作動すると、ストレーナ100の上面部115にはエアー溜り部Vが形成されていないので、エアーがポンプ150に吸い込まれてポンプの吸入異音が発生したり、ポンプの吸入効率が低下することもなくなる。
When the
<エアー抜き機構のフィルター部材>
第1フロート133が開弁(P2)した状態でエアー排出中にオイルポンプ150が作動した場合、瞬間的にエアー流路131を介してストレーナ100の内外が連通し、ストレーナ100外部(オイルパン160)から瞬間的にオイルが逆流することが想定されるが、第2ガイド部138の開口部140がフィルター部材141で覆われているため、逆流するオイルは濾過され異物混入は回避される。また、第2ガイド部138の開口部140からストレーナ100内部へのオイルの流入は瞬間的であり、第1フロート133の上昇や、ストレーナ100外部の油面Soの低下によって第2フロート134は閉弁(P3)するので持続しない。
<Air vent mechanism filter member>
When the
<フローティングバルブの開閉動作>
第1フロート133はストレーナ100内部の油面Siが下降することで開弁(P2)し、第2フロート134はストレーナ100外部の油面Soに対して浮上し開弁(P4)することで、ストレーナ100内部のエアー溜り部Vからエアーが排出される。エアーが排出されると、第1フロート133は上昇し閉弁(P1)する。このような第1フロート133の上昇中にオイルポンプ150が作動し、エアー流路131から外部のオイルを瞬時に吸引した場合であっても、吸入するオイルはフィルター部材141を通過するので、異物混入は回避される。その後、ストレーナ100内部がオイルで満たされるとオイルによる浮力で第1フロート133が上昇し閉弁(P1)するのでオイルの吸入も停止する。
<Opening / closing operation of floating valve>
The
図5は、本実施形態のフローティングバルブ132の動作状態とストレーナ100内部のエアー溜り部Vとストレーナ100外部の油面Soの変化の関係を例示している。 FIG. 5 illustrates the relationship between the operating state of the floating valve 132 of the present embodiment, the change of the air reservoir V inside the strainer 100 and the oil level So outside the strainer 100.
図5の状態Iは、ストレーナ100内部にエアー溜り部Vが形成され、ストレーナ100外部の油面Soが高い状態であり、両方のフロート133、134が開弁(P2、P4)するのでエアーが排出できる。
State I in FIG. 5 is a state in which an air reservoir V is formed inside the strainer 100, the oil level So outside the strainer 100 is high, and both
状態Iとは、オイルポンプ150が非作動でエンジンや自動変速機等も停止しているので、制御や潤滑に使われていたオイルがオイルパン160に戻りオイルパン160の油面Soは上昇し、ストレーナ100内部では時間の経過に伴って微小な気泡V1が徐々に大きくなって上部にエアー溜り部Vを形成するので、ストレーナ100内部の油面Siは下降した状態である。
In state I, since the
状態IIIは、車両走行停止後のエアー溜り部Vの発生前あるいはエアー排出後に発生するが、第1フロート133は閉弁(P1)しており、外部からのオイルの流入はない。
State III occurs before the occurrence of the air reservoir V after the vehicle stops running or after the air is discharged, but the
状態IV(通常の走行状態)では、図3に示すように、オイルポンプ150が作動しオイルが制御や潤滑に使われるため、ストレーナ100内部の油面Siは上昇し、ストレーナ100外部(オイルパン160内部)のオイルの油面Soは下降する。そして、第1フロート133は、ストレーナ100内部のオイルによる浮力で上昇して閉弁(P1)し、第2フロート134は自重で閉弁(P3)するので、エアー抜き機構130を介してオイルパン160内部のエアーがストレーナ100内部に吸い込まれることはない。
In the state IV (normal running state), as shown in FIG. 3, the
状態IIは、図4に示すように、車両が傾くなどしてストレーナ100外部の油面Soが下降した状態であり、ストレーナ100内部にエアー溜り部Vが発生する状態は実際には殆どない。エアー溜り部Vが発生した状態(状態I)でストレーナ100外部の油面Soが下降する状態は、車両の旋回時や急加減速時、例えば急斜面で停車した状態からの急発進時に瞬間的に発生する可能性があるものの、仮に瞬間的に第1フロート133が開弁(P2)しても第2フロート134が閉弁(P3)しているので、エアー流路131を介してオイルパン160内部のエアーがストレーナ100内部に吸い込まれることはなく、瞬時にこの状態は終了する。
As shown in FIG. 4, the state II is a state in which the oil level So outside the strainer 100 is lowered due to the vehicle tilting or the like, and there is actually almost no state in which the air reservoir V is generated inside the strainer 100. The state in which the oil level So outside the strainer 100 descends when the air reservoir V is generated (state I) is momentarily when the vehicle is turning or suddenly accelerating / decelerating, for example, when suddenly starting from a state where the vehicle stops on a steep slope. Although it may occur, even if the
状態変化としては、車両走行中の状態IVから、車両が停止してエンジンとオイルポンプ150が停止すると、即座に被潤滑部に供給されていたオイルがオイルパン160に戻るので、ストレーナ100外部の油面Soが上昇する状態IIIとなる。しばらくの後、エアー溜り部Vが形成された状態Iを経てエアー排出後は状態IIIに戻る。図6は、上述した状態Iから状態IVにおける車両・エンジンの運転状態、ストレーナ内外の油面Si、Soの変化をまとめたものである。
As the state change, when the vehicle is stopped and the engine and the
本実施形態のストレーナのエアー抜き機構130によれば、オイルポンプ停止中に発生するエアー溜り部Vをオイルの油面Si、Soの変位を利用して有効に排出できるストレーナ100のエアー抜き構造を簡単な構成で実現することができるようになる。 According to the strainer air vent mechanism 130 of the present embodiment, the air vent structure of the strainer 100 that can effectively discharge the air reservoir V generated when the oil pump is stopped using the displacement of the oil surface Si and So of the oil. It can be realized with a simple configuration.
上述した実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したもの、例えば、エンジン駆動のポンプではなく、電動ポンプなどに適用可能である。 The above-described embodiment is an example as means for realizing the present invention, and the present invention is a modification or modification of the following embodiment without departing from the spirit thereof, for example, an electric pump instead of an engine-driven pump. It is applicable to.
本実施形態では、自動変速機の制御・潤滑用ポンプのサクションに接続されるストレーナのエアー抜き構造について説明したが、これに限られず、車両以外の様々なオイルポンプの用途に適用できる。 In this embodiment, the air vent structure of the strainer connected to the suction of the automatic transmission control / lubrication pump has been described. However, the present invention is not limited to this and can be applied to various oil pump applications other than the vehicle.
<実施形態のまとめ>
(構成1)
オイルポンプ150の吸引力によりストレーナ100の外部のオイルを吸引し、フィルター部120を介してオイルポンプ150へ排出するストレーナ100のエアー抜き構造であって、上記ストレーナ100の内部のオイルを上記オイルポンプ150へ排出する排出口113とは異なる位置に、上記ストレーナ100の内外を連通するエアー抜き機構130を設け、上記エアー抜き機構130は、上記ストレーナ100の内外を連通するエアー流路131と、オイルによる浮力によってエアー流路131を開閉するフローティングバルブ132とを有し、上記フローティングバルブ132は、上記ストレーナ100の内部に位置する第1フロート133と、上記ストレーナ100の外部に位置する第2フロート134とを有し、上記第1フロート133及び上記第2フロート134は、上記エアー流路131の上流側および下流側に配置され、上記ストレーナ100の内外の各オイルの油面Si、Soの変動に応じて閉弁位置P1、P3と開弁位置P2、P4との間で変位可能である。
<Summary of Embodiment>
(Configuration 1)
An oil vent structure of the strainer 100 that sucks oil outside the strainer 100 by the suction force of the
この構成1によれば、オイルポンプ停止中に発生するエアー溜り部Vをストレーナ内外のオイルの油面Si、Soの変位を利用して有効に排出できるストレーナ100のエアー抜き構造を簡単な構成で実現することができる。 According to this configuration 1, the air vent structure of the strainer 100 that can effectively discharge the air reservoir V generated when the oil pump is stopped using the displacement of the oil surfaces Si and So of the oil inside and outside the strainer has a simple configuration. Can be realized.
(構成2)
上記構成1において、上記エアー抜き機構130は、上記第1フロート133及び上記第2フロート134を弁座部135に対して変位可能に保持するフロートガイド部136を有し、上記フロートガイド部136は、上記ストレーナ100の内部に位置し、上記第1フロート133の動きをガイドする第1ガイド部137と、上記ストレーナ100の外部に位置し、上記第2フロート134の動きをガイドする第2ガイド部138とを有し、上記第1ガイド部137及び上記第2ガイド部138にはそれぞれ上記ストレーナ100の内部に発生するエアー溜り部Vからエアーを排出するための開口部139、140が形成されている。
(Configuration 2)
In the configuration 1, the air vent mechanism 130 has a float guide part 136 that holds the
この構成2によれば、ストレーナ内外のオイルの油面Si、Soの変位に応じてフローティングバルブ132のフロート133、134を適切に開閉し、エアー溜り部Vのエアーを排出することができる。
According to this configuration 2, the
(構成3)
上記構成2において、上記第2ガイド部138の開口部140は、エアーは通過できて、異物は通過できないメッシュ状のフィルター部材141で覆われている。
(Configuration 3)
In the configuration 2, the
この構成3によれば、オイルパン160からストレーナ100内部にオイルが逆流したときにオイルに混入した異物がストレーナ100の内部に流入しないように濾過することができる。 According to this configuration 3, when the oil flows backward from the oil pan 160 into the strainer 100, foreign matter mixed in the oil can be filtered so as not to flow into the strainer 100.
(構成4)
上記構成1から3のいずれかにおいて、上記第1フロート133及び上記第2フロート134は球体状の外形を有し、上記弁座部135は上記第1フロート133及び上記第2フロート134が流体密に当接する円錐状の弁座面を有している。
(Configuration 4)
In any one of the configurations 1 to 3, the
この構成4によれば、フロート133、134は弁座部135との接触位置(閉弁位置)を適正な位置に自己調整することができる。
According to this configuration 4, the
(構成5)
上記構成1から4のいずれかにおいて、上記排出口113と上記エアー抜き機構130は互いに離れた位置に設けられ、上記ストレーナ100の上面部115は、上記排出口113から遠ざかるにつれて上方に傾斜し、上記エアー抜き機構130が最上部となるような斜面部を有している。
(Configuration 5)
In any one of the configurations 1 to 4, the
この構成5によれば、ストレーナ100内部の上面部115に浮上した気泡を、斜面部に沿って移動させ、最上部に設置されたエアー抜き機構130に集めてエアー抜き機構130の第1フロート133がオイルによる浮力を受けてオイルの油面変化により上下に変位するようにエアー溜り部Vを形成することができる。また、エアー溜り部Vをオイル排出部113へ移動しないように止めておくことができる。
According to this configuration 5, the air bubbles floating on the
(構成6)
上記構成1から5のいずれかにおいて、上記ストレーナ100は、上記ストレーナ100の外部のオイルを上記オイルポンプ150により吸入する吸入口114を有し、上記排出口113と上記吸入口114は互いに離れた位置に設けられ、上記排出口113が上記オイルポンプ150に接続され、上記オイルポンプ150が作動することによって上記吸入口114から上記ストレーナ100の内部に吸引される。
(Configuration 6)
In any one of the configurations 1 to 5, the strainer 100 has a suction port 114 for sucking oil outside the strainer 100 by the
この構成6によれば、オイルポンプにより吸入口114から吸引されたオイルが直接排出口113からオイルポンプへ流動しないような構成にすることができる。
According to this configuration 6, the oil sucked from the suction port 114 by the oil pump can be configured not to flow directly from the
(構成7)
上記構成1から6のいずれかにおいて、上記エアー抜き機構130において、上記第1フロート133は、上記ストレーナ100の内部にエアー溜り部Vが形成されていない状態では、上記ストレーナ100の内部に満たされたオイルによる浮力で上昇した閉弁位置P1となり、上記ストレーナ100の内部にエアー溜り部Vが形成されると、当該エアー溜り部Vの体積が増加するに従って開弁位置P2となり、上記第2フロート134は、上記ストレーナ100の外部のオイルの油面Soが当該第2フロート134よりも高い位置にある状態ではオイルによる浮力で開弁位置P4となり、油面Soが上記第2フロート134よりも低い位置に変化すると自重により閉弁位置P3となる。
(Configuration 7)
In any one of the configurations 1 to 6, in the air vent mechanism 130, the
この構成7によれば、ストレーナ100の内外のオイルの油面Si、Soの上昇及び下降に応じてフローティングバルブ132のフロート133、134が適切に開閉し、エアー溜り部Vに滞留するエアーを排出することができる。
According to this configuration 7, the
100…ストレーナ、110…ケース部、120…フィルター部、130…エアー抜き機構、131…エアー流路、133…第1フロート、134…第2フロート、150…オイルポンプ、160…オイルパン DESCRIPTION OF SYMBOLS 100 ... Strainer, 110 ... Case part, 120 ... Filter part, 130 ... Air vent mechanism, 131 ... Air flow path, 133 ... 1st float, 134 ... 2nd float, 150 ... Oil pump, 160 ... Oil pan
Claims (7)
前記ストレーナ(100)の内部のオイルを前記オイルポンプ(150)へ排出する排出口(113)とは異なる位置に、前記ストレーナ(100)の内外を連通するエアー抜き機構(130)を設け、
前記エアー抜き機構(130)は、前記ストレーナ(100)の内外を連通するエアー流路(131)と、オイルによる浮力によってエアー流路(131)を開閉するフローティングバルブ(132)とを有し、
前記フローティングバルブ(132)は、前記ストレーナ(100)の内部に位置する第1フロート(133)と、前記ストレーナ(100)の外部に位置する第2フロート(134)とを有し、
前記第1フロート(133)及び前記第2フロート(134)は、前記エアー流路(131)の上流側および下流側に配置され、前記ストレーナ(100)の内外の各オイルの油面(Si、So)の変動に応じて閉弁位置(P1、P3)と開弁位置(P2、P4)との間で変位可能であることを特徴とするストレーナのエアー抜き構造。 An air vent structure for the strainer (100) that sucks oil outside the strainer (100) by the suction force of the oil pump (150) and discharges the oil to the oil pump (150) through the filter part (120),
An air vent mechanism (130) that communicates the inside and outside of the strainer (100) is provided at a position different from the discharge port (113) that discharges oil inside the strainer (100) to the oil pump (150).
The air vent mechanism (130) has an air flow path (131) communicating between the inside and outside of the strainer (100), and a floating valve (132) that opens and closes the air flow path (131) by buoyancy due to oil,
The floating valve (132) includes a first float (133) located inside the strainer (100) and a second float (134) located outside the strainer (100).
The first float (133) and the second float (134) are disposed on the upstream side and the downstream side of the air flow path (131), and the oil level (Si, The strainer air vent structure is characterized in that it can be displaced between the valve closing positions (P1, P3) and the valve opening positions (P2, P4) in accordance with fluctuations in So).
前記フロートガイド部(136)は、前記ストレーナ(100)の内部に位置し、前記第1フロート(133)の動きをガイドする第1ガイド部(137)と、前記ストレーナ(100)の外部に位置し、前記第2フロート(134)の動きをガイドする第2ガイド部(138)とを有し、
前記第1ガイド部(137)及び前記第2ガイド部(138)にはそれぞれ前記ストレーナ(100)の内部に発生するエアー溜り部(V)からエアーを排出するための開口部(139、140)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のストレーナのエアー抜き構造。 The air vent mechanism (130) has a float guide part (136) for holding the first float (133) and the second float (134) displaceably with respect to the valve seat part (135),
The float guide part (136) is positioned inside the strainer (100), and is positioned outside the strainer (100) and a first guide part (137) that guides the movement of the first float (133). And a second guide part (138) for guiding the movement of the second float (134),
The first guide part (137) and the second guide part (138) have openings (139, 140) for discharging air from an air reservoir (V) generated inside the strainer (100). The strainer air vent structure according to claim 1, wherein:
前記弁座部(135)は前記第1フロート(133)及び前記第2フロート(134)が流体密に当接する円錐状の弁座面を有していることを特徴とする請求項2又は3に記載のストレーナのエアー抜き構造。 The first float (133) and the second float (134) have a spherical outer shape,
The valve seat portion (135) has a conical valve seat surface on which the first float (133) and the second float (134) come into fluid tight contact with each other. The air vent structure of the strainer described in 1.
前記ストレーナ(100)の上面部(115)は、前記排出口(113)から遠ざかるにつれて上方に傾斜し、前記エアー抜き機構(130)が最上部となるような斜面部を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のストレーナのエアー抜き構造。 The discharge port (113) and the air vent mechanism (130) are provided at positions separated from each other,
The upper surface part (115) of the strainer (100) has an inclined part that inclines upward as the distance from the discharge port (113) increases, and the air vent mechanism (130) is the uppermost part. The strainer air vent structure according to any one of claims 1 to 4, wherein the strainer is vented.
前記排出口(113)と前記吸入口(114)は互いに離れた位置に設けられ、
前記排出口(113)が前記オイルポンプ(150)に接続され、前記オイルポンプ(150)が作動することによって前記吸入口(114)から前記ストレーナ(100)の内部に吸引されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のストレーナのエアー抜き構造。 The strainer (100) has an inlet (114) for sucking oil outside the strainer (100) by the oil pump (150),
The discharge port (113) and the suction port (114) are provided at positions separated from each other,
The discharge port (113) is connected to the oil pump (150), and the oil pump (150) is operated to be sucked into the strainer (100) from the suction port (114). The strainer air vent structure according to any one of claims 1 to 5.
前記第2フロート(134)は、前記ストレーナ(100)の外部のオイルの油面(So)が当該第2フロート(134)よりも高い位置にある状態ではオイルによる浮力で開弁位置(P4)となり、油面(So)が前記第2フロート(134)よりも低い位置に変化すると自重により閉弁位置(P3)となることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のストレーナのエアー抜き構造。 In the air vent mechanism (130), the first float (133) is filled inside the strainer (100) when no air reservoir (V) is formed inside the strainer (100). When the air reservoir (V) is formed inside the strainer (100), the valve is opened as the volume of the air reservoir (V) increases. Position (P2)
When the oil level (So) of the oil outside the strainer (100) is higher than the second float (134), the second float (134) is opened by the buoyancy caused by the oil (P4). When the oil level (So) changes to a position lower than the second float (134), the valve closing position (P3) is set due to its own weight. Strainer air vent structure.
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