JP2017033812A - Method for manufacturing spark plug - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スパークプラグの製造方法に関する。 The present invention relates to a method for manufacturing a spark plug.
従来、スパークプラグとして、接地電極に貴金属チップが溶接されているものがある。例えば、特許文献1に記載された技術では、貴金属チップと接地電極とに所定の圧力を加えながら、貴金属チップと接地電極とに電流を流して、これらを抵抗溶接している。 Conventionally, some spark plugs have a noble metal tip welded to a ground electrode. For example, in the technique described in Patent Document 1, while applying a predetermined pressure to the noble metal tip and the ground electrode, an electric current is passed through the noble metal tip and the ground electrode to perform resistance welding.
抵抗溶接時に貴金属チップと接地電極とに圧力を加えると、主に貴金属チップの周縁部と接地電極との接触部分に大きな圧力が加わる。すると、大きな圧力が加わっている周縁部と接地電極との接触部分において局所的に電流が流れ、溶接が不均一に行われる場合がある。溶接が不均一に行われると、溶接中に、スパッタが発生する可能性が高まり、スパークプラグの外観品質が低下するおそれがある。従って、スパークプラグの外観品質を保ちつつ接地電極に対する貴金属チップの溶接を良好に行うことのできる技術が望まれている。 When pressure is applied to the noble metal tip and the ground electrode during resistance welding, a large pressure is mainly applied to the contact portion between the peripheral edge of the noble metal tip and the ground electrode. Then, current may flow locally at the contact portion between the peripheral edge where the large pressure is applied and the ground electrode, and welding may be performed unevenly. If welding is performed unevenly, the possibility of spattering during welding increases, and the appearance quality of the spark plug may be reduced. Therefore, there is a demand for a technique that can favorably weld the noble metal tip to the ground electrode while maintaining the appearance quality of the spark plug.
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and can be realized as the following forms.
(1)本発明の一形態によれば、貴金属チップが接合された接地電極を備えるスパークプラグの製造方法が提供される。この製造方法は、(A)接地電極と貴金属チップとを接触させ、前記接地電極と前記貴金属チップとに第1の荷重を加える工程と;(B)前記工程(A)の後、前記接地電極と前記貴金属チップとに加える荷重を、前記第1の荷重よりも低下させる工程と;(C)前記工程(B)の最中または前記工程(B)の後、前記接地電極と前記貴金属チップとに前記第1の荷重よりも小さな荷重を加えつつ、前記接地電極と前記貴金属チップとに電流を流して抵抗溶接を行う工程と;を備えることを特徴とする。このような形態のスパークプラグの製造方法であれば、抵抗溶接を行う前に、予め、抵抗溶接時に加える荷重よりも大きな荷重(第1の荷重)を加えるため、接地電極と貴金属チップとの接触状態が安定し、溶接を均一な状態で行うことが可能になる。この結果、スパッタの発生が抑制されるので、スパークプラグの外観品質を保ちつつ接地電極に対する貴金属チップの溶接を良好に行うことができる。 (1) According to an aspect of the present invention, there is provided a method for manufacturing a spark plug including a ground electrode to which a noble metal tip is bonded. The manufacturing method includes: (A) contacting a ground electrode and a noble metal tip and applying a first load to the ground electrode and the noble metal tip; and (B) after the step (A), the ground electrode. And a step of lowering the load applied to the noble metal tip than the first load; (C) during the step (B) or after the step (B), the ground electrode, the noble metal tip, And applying resistance welding to the ground electrode and the noble metal tip while applying a load smaller than the first load. In the spark plug manufacturing method of this type, the contact between the ground electrode and the noble metal tip is applied in advance before the resistance welding, since a load (first load) larger than the load applied during the resistance welding is applied. The state becomes stable and welding can be performed in a uniform state. As a result, the occurrence of spatter is suppressed, so that the noble metal tip can be favorably welded to the ground electrode while maintaining the appearance quality of the spark plug.
(2)上記形態のスパークプラグにおいて、前記工程(A)によって前記貴金属チップが前記接地電極に埋没する量よりも、前記工程(C)によって前記貴金属チップが前記接地電極に埋没する量の方が多くてもよい。このような形態のスパークプラグであれば、抵抗溶接時において溶融量が多くなり、溶接強度を向上させることが可能になる。 (2) In the spark plug of the above aspect, the amount that the noble metal tip is buried in the ground electrode by the step (C) is more than the amount that the noble metal tip is buried in the ground electrode by the step (A). There may be many. With such a form of spark plug, the amount of melting increases during resistance welding, and the welding strength can be improved.
本発明は、上述したスパークプラグの製造方法としての形態以外にも、例えば、接地電極の製造方法や、スパークプラグなど、種々の形態で実現することが可能である。 The present invention can be implemented in various forms other than the above-described form as a spark plug manufacturing method, such as a ground electrode manufacturing method and a spark plug.
A.実施形態:
図1は、本発明の一実施形態であるスパークプラグの製造方法によって製造されるスパークプラグ100の部分断面図である。スパークプラグ100は、軸線Oに沿った細長形状を有している。図1において、一点破線で示す軸線Oの右側は、外観正面図を示し、軸線Oの左側は、軸線Oを通る断面図を示している。以下の説明では、図1の下方側をスパークプラグ100の先端側と呼び、図1の上方側を後端側と呼ぶ。
A. Embodiment:
FIG. 1 is a partial cross-sectional view of a
スパークプラグ100は、絶縁体10と、中心電極20と、接地電極30と、主体金具50とを備える。絶縁体10は、自身の外周の少なくとも一部が筒状の主体金具50によって保持され、軸線Oに沿った軸孔12を有する。この軸孔12には、中心電極20が設けられている。接地電極30は、主体金具50の先端面57に固定され、中心電極20との間に放電ギャップを形成する。接地電極30には貴金属チップ31が接合されている。
The
絶縁体10は、アルミナを始めとするセラミックス材料を焼成して形成された絶縁碍子である。絶縁体10は、先端側に中心電極20の一部を収容し、後端側に端子金具40の一部を収容する軸孔12が中心に形成された筒状の部材である。絶縁体10の軸方向中央には外径を大きくした中央胴部19が形成されている。中央胴部19の後端側には、端子金具40と主体金具50との間を絶縁する後端側胴部18が形成されている。中央胴部19の先端側には、後端側胴部18よりも外径が小さい先端側胴部17が形成されている。先端側胴部17の更に先端側には、先端側胴部17よりも小さい外径であって中心電極20側へ向かうほど外径が小さくなる脚長部13が形成されている。
The
主体金具50は、絶縁体10の後端側胴部18の一部から脚長部13に亘る部位を包囲して保持する円筒状の金具である。主体金具50は、例えば、低炭素鋼により形成され、全体にニッケルめっきや亜鉛めっき等のめっき処理が施されている。主体金具50は、後端側から順に、工具係合部51と、シール部54と、取付ネジ部52とを備える。工具係合部51には、スパークプラグ100をエンジンヘッドに取り付けるための工具が嵌合する。取付ネジ部52は、エンジンヘッドの取付ネジ孔に螺合するネジ山を有する。シール部54は、取付ネジ部52の根元に鍔状に形成されている。シール部54とエンジンヘッドとの間には、板体を折り曲げて形成した環状のガスケット5が嵌挿される。主体金具50の先端面57は、中空の円状であり、その中央からは、絶縁体10の脚長部13の先端部と中心電極20の先端部とが突出する。
The
主体金具50の工具係合部51より後端側には厚みの薄い加締部53が設けられている。また、シール部54と工具係合部51との間には、加締部53と同様に厚みの薄い圧縮変形部58が設けられている。工具係合部51から加締部53にかけての主体金具50の内周面と絶縁体10の後端側胴部18の外周面との間には、円環状のリング部材6,7が介在されており、さらに両リング部材6,7間にタルク(滑石)9の粉末が充填されている。スパークプラグ100の製造時には、加締部53を内側に折り曲げるようにして先端側に押圧することにより圧縮変形部58が圧縮変形し、この圧縮変形部58の圧縮変形により、リング部材6,7およびタルク9を介し、絶縁体10が主体金具50内で先端側に向け押圧される。この押圧により、タルク9が軸線O方向に圧縮されて主体金具50内の気密性が高められる。
A
主体金具50の内周においては、取付ネジ部52の内周に形成された金具内段部56に、環状の板パッキン8を介し、絶縁体10の脚長部13の基端に位置する碍子段部15が押圧されている。この板パッキン8は、主体金具50と絶縁体10との間の気密性を保持する部材であり、燃焼ガスの流出を防止する。
On the inner periphery of the
接地電極30は、例えば、インコネル(商標名)600やインコネル601等の、ニッケルを主成分とするニッケル合金によって形成されている。接地電極30の基端は、主体金具50の先端面57に溶接されている。本実施形態では、接地電極30は、接地電極30の先端部分の一側面が中心電極20と対向するように、中間部分が屈曲されている。本実施形態では、接地電極30の先端部には、中心電極20と対向する位置に、貴金属チップ31が接合されている。貴金属チップ31は、例えば、白金−ニッケル合金や白金−イリジウム合金など、白金合金によって形成されている。
The
中心電極20は、電極母材21の内部に、電極母材21よりも熱伝導性に優れる芯材22が埋設された棒状の部材である。電極母材21は、ニッケルを主成分とするニッケル合金からなり、芯材22は、銅または銅を主成分とする合金からなる。
The
中心電極20の後端部近傍には、外周側に張り出した鍔部23が形成されている。鍔部23は、軸孔12に形成された軸孔内段部14に後端側から当接して、中心電極20を絶縁体10内で位置決めする。中心電極20の後端部は、セラミック抵抗3およびシール体4を介して端子金具40に電気的に接続される。
In the vicinity of the rear end portion of the
図2は、スパークプラグ100の製造方法を示す工程図である。本実施形態の製造方法では、まず、屈曲されていない棒状の接地電極30が溶接された主体金具50が用意されると共に、その他、中心電極20や絶縁体10など、図1に示した各部材が用意され、それらが、図1に示したように組み立てられる(ステップS100)。
FIG. 2 is a process diagram showing a method for manufacturing the
続いて、屈曲されていない棒状の接地電極30に、貴金属チップ31が溶接される(ステップS120)。貴金属チップ31の溶接方法については後述する。最後に、貴金属チップ31が溶接された接地電極30に曲げ加工が施されて屈曲され(ステップS130)、スパークプラグ100は完成する。
Subsequently, the
図3は、接地電極30に貴金属チップ31を溶接する方法を示す工程図である。また、図4は、接地電極30に貴金属チップ31を溶接する方法を示す模式図である。本実施形態では、まず、図4に示すように、抵抗溶接機90の上電極91と下電極92との間に、接地電極30(詳しくは、主体金具50に溶接された屈曲されていない棒状の接地電極30)と貴金属チップ31とを配置する。本実施形態では、鉛直下方側に貴金属チップ31を配置し、その鉛直上方に、貴金属チップ31に接触するように接地電極30を配置する。接地電極30と貴金属チップ31とは、いずれも、接合を行う面は平坦である。
FIG. 3 is a process diagram showing a method for welding the
接地電極30および貴金属チップ31を図4のように配置した後、下電極92を固定したまま、上電極91を用いて鉛直下方に力を加えることにより、接地電極30および貴金属チップ31に対して、所定の時間、第1の荷重W1を加える(図3のステップS200)。第1の荷重W1を加えることにより、貴金属チップ31は、接地電極30に対して所定量埋没する。本実施形態において、後述する第2の荷重W2よりも先に第1の荷重W1を加えることを、「予荷重」という。
After the
図5は、接地電極30および貴金属チップ31に加える荷重の変化を示すグラフである。接地電極30および貴金属チップ31に対して第1の荷重W1を加えた後、本実施形態では、図5に示されているように、上電極91に加える力を低下させて、接地電極30および貴金属チップ31に加える荷重を第1の荷重W1よりも低下させる。本実施形態では、第1の荷重W1から、第1の荷重W1よりも小さい第2の荷重W2まで低下させる(図3のステップS210)。このとき、上電極91および接地電極30と、接地電極30および貴金属チップ31と、貴金属チップ31および下電極92とが、それぞれ離れないように(つまり、それぞれ接触した状態のまま)、接地電極30と貴金属チップ31とに加える荷重を第1の荷重W1から第2の荷重W2まで漸減させる。なお、第2の荷重W2は、例えば、200N〜400Nが好ましく、第1の荷重W1は、例えば、第2の荷重W2の2〜5倍であることが好ましい。
FIG. 5 is a graph showing changes in the load applied to the
接地電極30および貴金属チップ31に加える荷重を、第2の荷重W2まで低下させた後、第2の荷重W2を加えながら、上電極91と下電極92との間の接地電極30および貴金属チップ31に800〜1200Aの電流を流し、接地電極30に対して貴金属チップ31を抵抗溶接する(ステップS220)。この抵抗溶接において加える荷重は、初期値が第2の荷重W2であればよく、貴金属チップ31が接地電極30に埋没するのに伴って、成り行きで変化しても良い。つまり、抵抗溶接時に加えられる荷重は、抵抗溶接が行われている期間中、一定の値でなくても構わない。抵抗溶接の時間、電流値および荷重は、ステップS220の抵抗溶接において貴金属チップ31が接地電極30に埋没する量が、ステップS200の予荷重によって貴金属チップ31が接地電極30に埋没する量よりも多くなるように、設定されている。「貴金属チップ31が接地電極30に埋没する量」とは、予荷重前後、または、抵抗溶接前後における、貴金属チップ31の接地電極30から突出した部分の体積の変化量のことである。
After the load applied to the
以上で説明した本実施形態におけるスパークプラグ100の製造方法によれば、抵抗溶接に先立って、接地電極30および貴金属チップ31に対して予め大きな荷重(第1の荷重)を加えるため、接地電極30と貴金属チップ31との接触状態を溶接前に均一化することができる。そのため、抵抗溶接時に、接地電極30と貴金属チップ31との間の溶接が安定して行われ、溶接中にスパッタが発生することを抑制することができる。この結果、スパークプラグ100の外観がスパッタによって損なわれることを抑制することができる。また、接地電極30と貴金属チップ31との接触状態を溶接前に均一することができるので、抵抗溶接時に局所的に電流が流れることを抑制することができる。この結果、貴金属チップ31を良好に接地電極30に溶接することが可能になる。従って、本実施形態によれば、スパークプラグ100の外観品質を保ちつつ接地電極30に対する貴金属チップ31の溶接を良好に行うことができる。貴金属チップ31が大型化した場合には、溶接強度を高めるために、大きな電流によって溶接が行われるため、上述した本実施形態の効果は特に顕著である。
According to the method for manufacturing the
また、本実施形態では、第1の荷重W1を加えることによって貴金属チップ31が接地電極30に埋没する量よりも、第2の荷重W2を加えつつ抵抗溶接を行うことによって貴金属チップ31が接地電極30に埋没する量の方を大きくするので、抵抗溶接時における溶融量を多くすることができる。そのため、貴金属チップ31と接地電極30との溶接強度を向上させることができる。
Further, in this embodiment, the
B.変形例:
<第1変形例>
上記実施形態では、第1の荷重W1を加えることによって貴金属チップ31が接地電極30に埋没する量よりも、第2の荷重W2を加えつつ抵抗溶接を行うことによって貴金属チップ31が接地電極30に埋没する量の方を大きくしている。これに対して、第1の荷重W1を加えることによって貴金属チップ31が接地電極30に埋没する量よりも、第2の荷重W2を加えつつ抵抗溶接を行うことによって貴金属チップ31が接地電極30に埋没する量の方を小さくしても良い。
B. Variations:
<First Modification>
In the above embodiment, the
<第2変形例>
上記実施形態では、抵抗溶接機90の下電極92および上電極91の間において、貴金属チップ31を鉛直下方、接地電極30を鉛直上方に配置したが、貴金属チップ31を鉛直上方、接地電極30を鉛直下方に配置してもよい。
<Second Modification>
In the above embodiment, the
<第3変形例>
上記実施形態では、下電極92を固定して、接地電極30および貴金属チップ31に対して、上電極91から鉛直下方に荷重を加えている。荷重を加える方向はこれに限らず、上電極91を固定して下電極92から鉛直上方に向けて荷重を加えても良い。また、上電極91と下電極92の両方から荷重を加えても良い。
<Third Modification>
In the above embodiment, the
<第4変形例>
上記実施形態では、接地電極30および貴金属チップ31に加える荷重が第2の荷重W2まで低下した後に、抵抗溶接を行っている。これに対して、抵抗溶接は、接地電極30および貴金属チップ31に加える荷重を低下させている最中に行ってもよい。この場合であっても、抵抗溶接は、第1の荷重W1よりも低い荷重が加えられながら行われることになる。
<Fourth Modification>
In the above embodiment, resistance welding is performed after the load applied to the
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態や変形例の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiments and modifications, and can be realized with various configurations without departing from the spirit thereof. For example, the technical features of the embodiments and the modified examples corresponding to the technical features in the embodiments described in the summary section of the invention are intended to solve part or all of the above-described problems or to achieve the above-described effects. In order to achieve part or all of the above, replacement or combination can be performed as appropriate. Further, if the technical feature is not described as essential in the present specification, it can be deleted as appropriate.
3…セラミック抵抗
4…シール体
5…ガスケット
6…リング部材
8…板パッキン
9…タルク
10…絶縁体
12…軸孔
13…脚長部
14…軸孔内段部
15…碍子段部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
19…中央胴部
20…中心電極
21…電極母材
22…芯材
23…鍔部
30…接地電極
31…貴金属チップ
40…端子金具
50…主体金具
51…工具係合部
52…取付ネジ部
53…加締部
54…シール部
56…金具内段部
57…先端面
58…圧縮変形部
90…抵抗溶接機
91…上電極
92…下電極
100…スパークプラグ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 3 ...
Claims (2)
(A)接地電極と貴金属チップとを接触させ、前記接地電極と前記貴金属チップとに第1の荷重を加える工程と、
(B)前記工程(A)の後、前記接地電極と前記貴金属チップとに加える荷重を、前記第1の荷重よりも低下させる工程と、
(C)前記工程(B)の最中または前記工程(B)の後、前記接地電極と前記貴金属チップとに前記第1の荷重よりも小さな荷重を加えつつ、前記接地電極と前記貴金属チップとに電流を流して抵抗溶接を行う工程と、
を備えることを特徴とするスパークプラグの製造方法。 A method of manufacturing a spark plug including a ground electrode to which a noble metal tip is bonded,
(A) contacting the ground electrode with the noble metal tip and applying a first load to the ground electrode and the noble metal tip;
(B) After the step (A), reducing the load applied to the ground electrode and the noble metal tip from the first load;
(C) While applying the load smaller than the first load to the ground electrode and the noble metal tip during the step (B) or after the step (B), the ground electrode, the noble metal tip, A process of performing resistance welding by passing an electric current through
A method of manufacturing a spark plug, comprising:
前記工程(A)において前記貴金属チップが前記接地電極に埋没する量よりも、前記工程(C)において前記貴金属チップが前記接地電極に埋没する量の方が多い、ことを特徴とするスパークプラグの製造方法。 It is a manufacturing method of the spark plug according to claim 1,
The amount of the noble metal tip buried in the ground electrode in the step (C) is larger than the amount of the noble metal tip buried in the ground electrode in the step (A). Production method.
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