JP2017010370A - 制御装置、電子機器及びプログラム - Google Patents
制御装置、電子機器及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017010370A JP2017010370A JP2015126611A JP2015126611A JP2017010370A JP 2017010370 A JP2017010370 A JP 2017010370A JP 2015126611 A JP2015126611 A JP 2015126611A JP 2015126611 A JP2015126611 A JP 2015126611A JP 2017010370 A JP2017010370 A JP 2017010370A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- application
- layer
- display
- displayed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/0035—User-machine interface; Control console
- H04N1/00405—Output means
- H04N1/00408—Display of information to the user, e.g. menus
- H04N1/00413—Display of information to the user, e.g. menus using menus, i.e. presenting the user with a plurality of selectable options
- H04N1/00437—Intelligent menus, e.g. anticipating user selections
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0484—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
- G06F3/04847—Interaction techniques to control parameter settings, e.g. interaction with sliders or dials
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/0035—User-machine interface; Control console
- H04N1/00405—Output means
- H04N1/00408—Display of information to the user, e.g. menus
- H04N1/00413—Display of information to the user, e.g. menus using menus, i.e. presenting the user with a plurality of selectable options
- H04N1/00416—Multi-level menus
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/0035—User-machine interface; Control console
- H04N1/00501—Tailoring a user interface [UI] to specific requirements
- H04N1/00509—Personalising for a particular user or group of users, e.g. a workgroup or company
- H04N1/00517—Personalising for a particular user or group of users, e.g. a workgroup or company involving favourite or frequently used settings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Abstract
【課題】複数のアプリケーションが画面の表示を要求した場合に、これらのアプリケーションを連携させなくても画面を選択できるようにすること。【解決手段】決定手段は、フォアグラウンドで動作しているアプリケーションに対応する第1レイヤと、第1レイヤよりも視認方向手前側に位置する第2レイヤとを含む画像を表す画像データを決定する。蓄積手段は、アプリケーションから表示を要求された第2レイヤに対応する画面であって、表示が終了していない画面に関する情報を蓄積する。登録手段は、蓄積された情報に対応する画面のいずれかを選択するときのルールをアプリケーション毎に登録する。選択手段は、第2レイヤに対応する画面の表示をアプリケーションから要求されたならば、登録されたルールのうちフォアグラウンドで動作しているアプリケーションのルールに従って画面を選択し、選択した画面を含む画像データの決定を決定手段に指示する。【選択図】図17
Description
本発明は、制御装置、電子機器及びプログラムに関する。
特許文献1に記載された電子機器は、イベントが発生すると、表示優先度が予め決められているレイヤ毎にある描画情報データ構造体のうち、当該イベントに対応する描画情報データ構造体に当該イベントに対応する描画情報を登録する、又は、当該イベントに対応する描画情報データ構造体に登録されている描画情報を抹消する。描画情報が登録又は抹消されると、電子機器は、表示優先度の低いレイヤから順に、描画情報データ構造体に登録されている描画情報に基づいてメモリの一画面分の画像データ格納領域に描画し、画像データ格納領域に描画された画像を一画面に表示する。
特許文献2に記載された表示制御装置は、各々のアプリケーションに対して予め定められた表示の優先度を記憶している。表示制御装置は、アプリケーションにより視認者の視認方向に対する重なり順序を指定して画像を表示するよう要求されると、当該要求を行ったアプリケーションに対応する表示の優先度を取得する。表示制御装置は、視認者の視認方向の手前側の表示層には奥側の表示層よりも高い表示の優先度が対応付けられた複数の表示層の中から、取得された表示の優先度に対応する表示層を特定する。表示制御装置は、表示するよう要求された画像と、要求を行ったアプリケーションにより表示するよう要求され、当該画像と同一の画像グループに属する画像とを、特定された表示層中に、当該アプリケーションにより指定された重なり順序で視認方向の手前側から奥側に亘って重ねて配置した画面を表示させる制御を行う。
本発明は、複数のアプリケーションが画面の表示を要求した場合に、これらのアプリケーションを連携させなくても画面を選択できるようにすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、フォアグラウンドで動作しているアプリケーションに対応する第1レイヤと、前記第1レイヤよりも視認方向手前側に位置する第2レイヤとを含む画像を表す画像データを決定する決定手段と、アプリケーションから表示を要求された前記第2レイヤに対応する画面であって、表示が終了していない画面に関する情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された情報に対応する画面のいずれかを選択するときのルールをアプリケーション毎に登録する登録手段と、前記第2レイヤに対応する画面の表示をアプリケーションから要求されたならば、前記登録手段に登録されたルールのうちフォアグラウンドで動作しているアプリケーションのルールに従って前記第2レイヤに対応する画面を選択し、選択した画面を含む画像データの決定を前記決定手段に指示する選択手段とを備える制御装置を提供する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の制御装置において、前記選択手段は、前記登録手段にルールが登録されなかったアプリケーションがフォアグラウンドで動作している場合に、予め定められたルールに従って画面を選択する。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の制御装置において、前記選択手段は、前記第2レイヤに対応する画面の表示を要求したアプリケーションに選択の結果を通知する。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置において、前記選択手段は、選択した画面の表示の要求元のアプリケーションに当該画面が表示されている旨を通知する。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置と、前記決定手段によって決定された画像データに基づく画面を表示する表示手段と、前記表示手段によって表示された画面上での操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作に従って処理を実行する実行手段とを備える電子機器を提供する。
請求項6に係る発明は、コンピュータを、フォアグラウンドで動作しているアプリケーションに対応する第1レイヤと、前記第1レイヤよりも視認方向手前側に位置する第2レイヤとを含む画像を表す画像データを決定する決定手段と、アプリケーションから表示を要求された前記第2レイヤに対応する画面であって、表示が終了していない画面に関する情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された情報に対応する画面のいずれかを選択するときのルールをアプリケーション毎に登録する登録手段と、前記第2レイヤに対応する画面の表示をアプリケーションから要求されたならば、前記登録手段に登録されたルールのうちフォアグラウンドで動作しているアプリケーションのルールに従って前記第2レイヤに対応する画面を選択し、選択した画面を含む画像データの決定を前記決定手段に指示する選択手段として機能させるためのプログラムを提供する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の制御装置において、前記選択手段は、前記登録手段にルールが登録されなかったアプリケーションがフォアグラウンドで動作している場合に、予め定められたルールに従って画面を選択する。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の制御装置において、前記選択手段は、前記第2レイヤに対応する画面の表示を要求したアプリケーションに選択の結果を通知する。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置において、前記選択手段は、選択した画面の表示の要求元のアプリケーションに当該画面が表示されている旨を通知する。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置と、前記決定手段によって決定された画像データに基づく画面を表示する表示手段と、前記表示手段によって表示された画面上での操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作に従って処理を実行する実行手段とを備える電子機器を提供する。
請求項6に係る発明は、コンピュータを、フォアグラウンドで動作しているアプリケーションに対応する第1レイヤと、前記第1レイヤよりも視認方向手前側に位置する第2レイヤとを含む画像を表す画像データを決定する決定手段と、アプリケーションから表示を要求された前記第2レイヤに対応する画面であって、表示が終了していない画面に関する情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された情報に対応する画面のいずれかを選択するときのルールをアプリケーション毎に登録する登録手段と、前記第2レイヤに対応する画面の表示をアプリケーションから要求されたならば、前記登録手段に登録されたルールのうちフォアグラウンドで動作しているアプリケーションのルールに従って前記第2レイヤに対応する画面を選択し、選択した画面を含む画像データの決定を前記決定手段に指示する選択手段として機能させるためのプログラムを提供する。
請求項1、5、6に係る発明によれば、複数のアプリケーションが画面の表示を要求した場合に、これらのアプリケーションを連携させなくても画面を選択することができる。
請求項2に係る発明によれば、画面選択のルールが登録されていないアプリケーションがフォアグラウンドで動作している場合でも、画面を選択することができる。
請求項3に係る発明によれば、画面の選択の結果に応じた処理をアプリケーションに行わせることができる。
請求項4に係る発明によれば、表示されている画面に対する処理をアプリケーションに行わせることができる。
請求項2に係る発明によれば、画面選択のルールが登録されていないアプリケーションがフォアグラウンドで動作している場合でも、画面を選択することができる。
請求項3に係る発明によれば、画面の選択の結果に応じた処理をアプリケーションに行わせることができる。
請求項4に係る発明によれば、表示されている画面に対する処理をアプリケーションに行わせることができる。
最初に、本発明の背景について説明する。以下の説明において、「アプリケーション」及び「アプリ」なる名称は、アプリケーションプログラムを意味する。複数のアプリケーションを並行して実行する電子機器が各アプリケーションに対応する複数の画面を同時に表示する技術は周知である。しかし、例えば複写機やスマートフォンなどのように、表示面の面積が比較的小さいために複数の画面を同時に表示することが困難な場合には、いずれかの画面を選択して表示することが行われる。
表示する画面の選択は、ユーザが操作の対象とするアプリケーションを選択することによって行われる場合や、アプリケーションからの要求に応じて電子機器が行う場合がある。後者の例として、第1のアプリケーションのエラー画面(エラーの発生を報知する画面)を表示するための処理中に第2のアプリケーションがエラー画面の表示を要求する場合や、第1のアプリケーションのエラー画面の表示中に第2のアプリケーションがエラー画面の表示を要求する場合などが考えられる。画面選択のルールがアプリケーション側で定められている例もあるが、そのルールはアプリケーション毎に異なるため、複数のアプリケーションがエラー画面の表示を要求した場合、表示する画面を決定できないおそれがある。アプリケーション間で連携して画面を選択する構成も考えられるが、それではアプリケーションが複雑化してしまう。また、電子機器側で画面選択のルールを固定化すると、アプリケーション側のルールが適用されなくなってしまう。
次に、本発明の実施形態の一例について説明する。
<構成>
図1は、複写機1のハードウェア構成を示す図である。複写機1は、本発明に係る電子機器の一例である。複写機1は、制御部11、記憶部12、通信部13、表示部14、受付部15、読取部16、画像処理部17、搬送部18及び印刷部19を備える。このうち、制御部11、記憶部12及び通信部13により制御装置10が構成される。なお、制御装置10が複写機1の外部の装置として構成され、制御装置10と複写機1とが通信手段で接続されていてもよい。この場合、表示部14と受付部15が制御装置10に設けられていてもよい。
<構成>
図1は、複写機1のハードウェア構成を示す図である。複写機1は、本発明に係る電子機器の一例である。複写機1は、制御部11、記憶部12、通信部13、表示部14、受付部15、読取部16、画像処理部17、搬送部18及び印刷部19を備える。このうち、制御部11、記憶部12及び通信部13により制御装置10が構成される。なお、制御装置10が複写機1の外部の装置として構成され、制御装置10と複写機1とが通信手段で接続されていてもよい。この場合、表示部14と受付部15が制御装置10に設けられていてもよい。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とを備える。ROMには、ハードウェアやOS(Operating System)の起動の手順を記述したファームウェアが記憶されている。RAMは、CPUが演算を実行する際のデータの記憶に用いられる。記憶部12は、例えば半導体メモリやハードディスク記憶装置などを備え、OSやアプリケーションなどのソフトウェアを記憶している。通信部13は、外部の電子機器との間で通信を行うための通信I/F(Interface)を備える。通信部13は、LAN(Local Area Network)などの通信回線に接続される。
表示部14は、例えば液晶表示装置を備え、ユーザが複写機1を操作するための画面を表示面に表示する。受付部15は、例えば表示部14の表示面を覆うように設けられたタッチパネルや、表示面に隣接する位置に設けられたキーボードなどを備え、ユーザが行った操作を受け付けて、その操作に応じた信号を制御部11に出力する。制御部11は、この操作の内容に従って複写機1を制御する。
読取部16は、原稿を光学的に読み取って画像データを生成する。読取部16は、例えば、プラテンガラス、光源、光学系、カラーフィルタ、撮像素子などを備えたイメージスキャナであり、プラテンガラス上に載せられた原稿に対して光源が光を照射し、原稿で反射された反射光が光学系及びカラーフィルタを介して撮像素子に入射する。撮像素子は、入射した光を画像信号に変換して画像処理部17に出力する。
画像処理部17は、読取部16から出力された画像信号にスクリーン処理や色変換などの画像処理を施して、ラスタデータを生成する。搬送部18は、印刷用紙(以下、用紙という。)が収容された用紙収容部(図示省略)から用紙を1枚ずつ取り出し、取り出した用紙を搬送路(図示省略)に沿って搬送する。印刷部19は、画像処理部17が生成したラスタデータに基づく画像を、搬送される用紙に印刷する。印刷部19による印刷の方式は、例えば、電子写真方式やインクジェット方式などである。
記憶部12には、表示制御プログラム、Homeアプリ、Scanアプリ、Copyアプリなどのアプリケーションが記憶される。なお、表示制御プログラムもアプリケーションの一つであるが、以下の説明では、表示制御プログラムとそれ以外のアプリケーションとを区別するために、表示制御プログラム以外のアプリケーション(Homeアプリ、Scanアプリ、Copyアプリなど)をアプリケーションと呼ぶ。表示制御プログラムやアプリケーションは制御部11によって実行されるため、複写機の動作の主体は制御部11であるが、以下の説明では便宜上、主に、表示制御ブログラム(及びそのモジュール)やアプリケーションを動作の主体として説明を行う。
図2は、本発明に係る電子機器の機能を示すブロック図である。この機能は、制御部11が表示制御プログラムを実行することによって実現される。決定手段101は、フォアグラウンドで動作しているアプリケーションに対応する第1レイヤと、前記第1レイヤよりも視認方向手前側に位置する第2レイヤとを含む画像を表す画像データを決定する。蓄積手段102は、アプリケーションから表示を要求された前記第2レイヤに対応する画面であって、表示が終了していない画面に関する情報を蓄積する。登録手段103は、前記蓄積手段102に蓄積された情報に対応する画面のいずれかを選択するときのルールをアプリケーション毎に登録する。選択手段104は、前記第2レイヤに対応する画面の表示をアプリケーションから要求されたならば、前記登録手段103に登録されたルールのうちフォアグラウンドで動作しているアプリケーションのルールに従って前記第2レイヤに対応する画面を選択し、選択した画面を含む画像データの決定を前記決定手段101に指示する。表示手段105は、前記決定手段101によって決定された画像データに基づく画面を表示する。受付手段106は、前記表示手段105によって表示された画面上での操作を受け付ける。実行手段107は、前記受付手段106によって受け付けられた操作に従って処理を実行する。これらの機能を実現するための具体的な構成について説明する。
表示制御プログラムは、アプリケーションのGUI(Graphical User Interface)の画面の表示を制御する機能を実現するためのプログラムである。表示制御プログラムは、メインルーチン、画面選択モジュール、描画モジュールを含む。画面選択モジュールは、表示する画面を選択する機能を実現するためのモジュールである。画面選択モジュールは、アプリケーションから画面の表示の要求(以下、表示要求という。)を受け付けると、表示する画面を選択し、選択した画面の描画処理を描画モジュールに指示する。描画モジュールは、描画の機能を実現するためのモジュールである。描画モジュールは、画面選択モジュールからの指示に応じて画像データを画像データ格納領域に格納する。表示部14の表示面には、画像データ格納領域に格納された画像データに基づく画像が表示される。これらのモジュールの詳細については、後述する。
Homeアプリは、ユーザの操作の対象(以下、操作対象という。)とするアプリケーションを指定する操作を受け付ける機能を実現するためのアプリケーションである。複写機1に電源が投入されると、OSに続いて表示制御プログラムと、Homeアプリ、Scanアプリ、Copyアプリの実行が開始され、複写機の初期化が完了すると、HomeアプリがHome画面の表示要求を画面選択モジュールに送る。画面選択モジュールは、表示する画面としてHome画面を選択し、Home画面の描画処理を描画モジュールに指示する。
図3は、Home画面を示す図である。Home画面には、Scanアプリ、Copyアプリのそれぞれに関連付けられたボタン(仮想的な操作子)が配置される。いずれかのボタンが操作されると、そのボタンに関連付けられたアプリケーションを操作するための画面が表示される。画面の表示により操作が受け付けられる状態となったアプリケーションを、操作対象のアプリケーションという。つまり、フォアグラウンドで動作しているアプリケーションが、操作対象のアプリケーションであり、バックグラウンドで動作しているアプリケーションが、操作対象でないアプリケーションである。Scanボタンは、Scanアプリを操作対象に指定するためのボタンである。Copyボタンは、Copyアプリを操作対象に指定するためのボタンである。Home画面が表示されているときは、Homeアプリが操作対象のアプリケーションである。
Scanアプリは、原稿を読み取る機能を実現するためのアプリケーションである。Home画面上でScanボタンが操作されると、ScanアプリはScan設定画面の表示要求を画面選択モジュールに送る。画面選択モジュールは、表示する画面としてScan設定画面を選択し、Scan設定画面の描画処理を描画モジュールに指示する。
図4は、Scan設定画面を示す図である。Scan設定画面は、Scanアプリを操作するための画面であり、具体的には、原稿の読み取りの条件や、生成された画像データの格納先などを設定するためのウィジェットが配置される。加えて、Scan設定画面には、Homeアプリを操作対象に指定するためのボタンが配置される。Homeボタンが操作されると、ScanアプリはHome画面の表示要求を画面選択モジュールに送る。画面選択モジュールは、表示する画面としてHome画面を選択し、Home画面の描画処理を描画モジュールに指示する。
Scanアプリのエラーが発生すると、ScanアプリはScanエラー画面の表示要求を画面選択モジュールに送る。
図5は、Scanエラー画面の一例を示す図である。この例は、原稿送り装置(原稿をプラテンガラス上に送り出す装置。図示省略)の搬送路で用紙が詰まったことを報知する画面であり、「紙詰まりを取り除いてください。」とのエラーメッセージが表示される。
図6は、Scanエラー画面の別の例を示す図である。この例は、原稿送り装置のカバーが開いていることを報知する画面であり、「カバーが開いています。」とのエラーメッセージが表示される。詰まった用紙を除去するためにユーザがカバーを開けると、この画面が表示される。
図5は、Scanエラー画面の一例を示す図である。この例は、原稿送り装置(原稿をプラテンガラス上に送り出す装置。図示省略)の搬送路で用紙が詰まったことを報知する画面であり、「紙詰まりを取り除いてください。」とのエラーメッセージが表示される。
図6は、Scanエラー画面の別の例を示す図である。この例は、原稿送り装置のカバーが開いていることを報知する画面であり、「カバーが開いています。」とのエラーメッセージが表示される。詰まった用紙を除去するためにユーザがカバーを開けると、この画面が表示される。
Copyアプリは、原稿を複写する機能を実現するためのアプリケーションである。Home画面上でCopyアプリのボタンが操作されると、CopyアプリはCopy設定画面の表示要求を画面選択モジュールに送る。画面選択モジュールは、表示する画面としてCopy設定画面を選択し、Copy設定画面の描画処理を描画モジュールに指示する。Copy設定画面は、Copyアプリを操作するための画面であり、具体的には、原稿の読み取りの条件や、画像の印刷の条件などを設定するためのウィジェットが配置される(図示省略)。Copy設定画面にも、Scan設定画面と同様に、Homeボタンが配置される。
Copyアプリに関連するエラーが発生すると、CopyアプリはCopyエラー画面の表示要求を画面選択モジュールに送る。
図7は、Copyエラー画面の一例を示す図である。この例は、印刷部が画像を印刷するためのトナーが不足したことを報知する画面であり、「トナーを補給してください。」とのエラーメッセージが表示される。
図8は、Copyエラー画面の別の例を示す図である。この例は、用紙収容部が空であることを報知する画面であり、「用紙を補給してください。」とのエラーメッセージが表示される。
なお、搬送部18の搬送路や原稿送り装置の搬送路などで用紙が詰まった場合には、図5と同様の画面が表示される。また、詰まった用紙を除去するためにユーザがカバーを開けると、図6と同様の画面が表示される。
図7は、Copyエラー画面の一例を示す図である。この例は、印刷部が画像を印刷するためのトナーが不足したことを報知する画面であり、「トナーを補給してください。」とのエラーメッセージが表示される。
図8は、Copyエラー画面の別の例を示す図である。この例は、用紙収容部が空であることを報知する画面であり、「用紙を補給してください。」とのエラーメッセージが表示される。
なお、搬送部18の搬送路や原稿送り装置の搬送路などで用紙が詰まった場合には、図5と同様の画面が表示される。また、詰まった用紙を除去するためにユーザがカバーを開けると、図6と同様の画面が表示される。
次に、画面選択モジュールについて説明する。この構成は、選択手段104の一例である。画面選択モジュールは、アプリケーションから画面の表示要求を受け付けると、表示する画面を選択し、選択した画面の描画処理を描画モジュールに指示する。ここで、レイヤについて説明する。
図9は、レイヤの概念を示す図である。レイヤとは、画面の表示における仮想的な層構造を構成する層の各々を意味する。レイヤの数は複数であればいくつでもよいが、本実施形態ではレイヤの数が2である場合を例示する。表示部14の表示面の視認方向において奥側のレイヤを第1レイヤL1、手前側のレイヤを第2レイヤL2と呼ぶ。各レイヤの形状と面積は、表示面と同一である。
画面選択モジュールは、アプリケーションから画面の表示要求を受け付けたならば、その画面の種別に対応するレイヤを判別する。画面の種別とレイヤとの対応関係は予め定められている。Home画面、Scan設定画面、Copy設定画面に対応するレイヤは、第1レイヤL1である。エラー画面(前述のScanエラー画面、Copyエラー画面など)に対応するレイヤは、第2レイヤL2である。換言すると、第1レイヤL1は、操作対象のアプリケーションを操作するための画面に対応するレイヤ(つまり、フォアグラウンドで動作しているアプリケーションに対応するレイヤ)であり、第2レイヤL2は、第1レイヤよりも表示が優先される画面に対応するレイヤである。
各アプリケーションは、第2レイヤに対応する画面の表示要求を画面選択モジュールに送る場合、その画面に関する画面情報を生成し、生成した画面情報を表示要求とともに画面選択モジュールに送る。この画面情報には、要求元情報、発生時刻情報、優先度情報、文字列情報などが含まれる。要求元情報は、表示の要求元のアプリケーションを示す情報である。発生時刻情報は、表示要求が発生した時刻を示す情報である。優先度情報は、画面の表示の優先度を示す情報である。画面の表示の優先度は、例えば、予め定められた複数段階の優先度のうちの一つであり、画面の種別に応じた優先度が予めアプリケーションのコードに設定されている。アプリケーションは、表示を要求する画面の種別に応じた優先度を示す優先度情報を生成する。一例として、本実施形態では、優先度を1から5の5段階とし、5が最も優先度が高いものとする。文字列情報は、画面に配置する文字列(図5など参照)を示す情報である。
図10は、候補リストを示す図である。この構成は、蓄積手段102の一例である。候補リストは、記憶部12に記憶される。候補リストは、アプリケーションから受け取った画面情報を蓄積する手段である。画面選択モジュールは、アプリケーションから第2レイヤに対応する画面の表示要求及び画面情報を受け取ると、その画面情報を候補リストに追記する。画面選択モジュールは、候補リストに書き込まれた画面情報に基づいて画面を選択し、選択した画面の描画処理を描画モジュールに指示する。また、画面選択モジュールは、画面の表示が終了すると、その画面に対応する画面情報を候補リストから削除する。つまり、或る画面の表示要求を受け付けてからその画面の表示が終了するまでの間、その画面に対応する画面情報が候補リストに書き込まれた状態が続く。新たに画面の表示要求を受け付けた場合には、画面選択モジュールは、その画面の画面情報を候補リストに追記する。
次に、画面の選択について説明する。画面選択モジュールは、第2レイヤにおける画面の選択のルール(以下、画面選択ルールという。)をアプリケーション毎に登録する。具体的には、各アプリケーションには、それぞれ、第2レイヤにおける画面選択ルールを記述したコールバックが含まれている。電源投入後、表示制御プログラム及び各アプリケーションの実行が開始されると、各アプリケーションは、各々に含まれるコールバックの参照を表示制御プログラムの画面選択モジュールに送る。画面選択モジュールは、この参照をアプリケーションと対応付けて登録する。この構成は、登録手段103の一例である。
画面選択モジュールは、いずれかのアプリケーションが操作対象に指定されると、登録された画面選択ルールのうち、操作対象に指定されたアプリケーションが登録した画面選択ルールを、第2レイヤにおける画面の選択に適用する画面選択ルールとして設定する。前述のとおり、電源投入後、最初にHomeアプリが操作対象のアプリケーションとして指定されるから、画面選択モジュールは、Home画面選択ルールを、第2レイヤにおける画面の選択に適用する画面選択ルールとして設定する。その後、ユーザがScanボタン、Copyボタン、Homeボタンを操作することにより操作対象のアプリケーションが変更される。すると、画面選択モジュールは、登録された画面選択ルールのうち、新たに操作対象に指定されたアプリケーションが登録した画面選択ルールを、第2レイヤにおける画面の選択に適用する画面選択ルールとして設定する。アプリケーションから第2レイヤに対応する画面の表示要求を受け付けると、画面選択モジュールは、その時点で設定されている画面選択ルールに従って(すなわち、その画面選択ルールを記述したコールバックを呼び出して)、表示する画面を選択する。
また、画面選択モジュールは、デフォルトの画面選択ルールを記述したサブルーチンを備える。画面選択ルールが登録されなかったアプリケーションが操作対象に指定されている場合には、画面選択モジュールは、デフォルト画面選択ルールに従って、表示する画面を選択する。また、アプリケーションから第1レイヤの画面の表示要求を受け付けた場合にも、画面選択モジュールは、デフォルト画面選択ルールに従って、表示する画面を選択する。
次に、画面選択ルールの具体例を示す。
図11は、デフォルト画面選択ルールを示す図である。
<ステップST01>
第2レイヤに対応する画面の表示要求を受け付けた場合、画面選択モジュールが、アプリケーションから受け付けた画面情報を候補リストに追記し、候補リストに書き込まれている優先度情報を参照し、最も優先度の高い画面を選択する。一方、第1レイヤに対応する画面の表示要求を受け付けた場合、ステップST01において、画面選択モジュールは、要求された画面を、表示する画面として選択する。
図11は、デフォルト画面選択ルールを示す図である。
<ステップST01>
第2レイヤに対応する画面の表示要求を受け付けた場合、画面選択モジュールが、アプリケーションから受け付けた画面情報を候補リストに追記し、候補リストに書き込まれている優先度情報を参照し、最も優先度の高い画面を選択する。一方、第1レイヤに対応する画面の表示要求を受け付けた場合、ステップST01において、画面選択モジュールは、要求された画面を、表示する画面として選択する。
図12は、Homeアプリ画面選択ルールを示す図である。Homeアプリ画面選択ルールは、Homeアプリが画面選択モジュールに登録する第2レイヤにおける画面選択ルールである。
<ステップST11>
画面選択モジュールが、アプリケーションから受け付けた画面情報を候補リストに追記し、候補リストに書き込まれている優先度情報を参照し、最も優先度の高い画面を選択する。
<ステップST11>
画面選択モジュールが、アプリケーションから受け付けた画面情報を候補リストに追記し、候補リストに書き込まれている優先度情報を参照し、最も優先度の高い画面を選択する。
<ステップST12>
画面選択モジュールが、ステップST11で選択した画面が1つであるか否かを判定する。選択した画面が1つである場合(ステップST12:YES)には、画面選択モジュールは処理を終了する。選択した画面が2つ以上である場合(ステップST12:NO)には、画面選択モジュールの処理はステップST13に進む。
<ステップST13>
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている発生時刻情報を参照し、ステップST11で選択した画面のうち、最も発生時刻の古い画面を選択する。
画面選択モジュールが、ステップST11で選択した画面が1つであるか否かを判定する。選択した画面が1つである場合(ステップST12:YES)には、画面選択モジュールは処理を終了する。選択した画面が2つ以上である場合(ステップST12:NO)には、画面選択モジュールの処理はステップST13に進む。
<ステップST13>
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている発生時刻情報を参照し、ステップST11で選択した画面のうち、最も発生時刻の古い画面を選択する。
図13は、Scanアプリ画面選択ルールを示す図である。Scanアプリ画面選択ルールは、Scanアプリが画面選択モジュールに登録する第2レイヤにおける画面選択ルールである。
<ステップST21>
画面選択モジュールが、アプリケーションから受け付けた画面情報を候補リストに追記し、候補リストに書き込まれている要求元情報を参照し、要求元がScanアプリである表示要求の有無を判定する。Scanアプリの要求元情報がある場合は、Scanアプリからの表示要求があったと判定され(ステップST21:YES)、画面選択モジュールの処理はステップST22に進む。Scanアプリの要求元情報がない場合は、Scanアプリからの表示要求がなかったと判定され(ステップST21:NO)、画面選択モジュールの処理はステップST23に進む。
<ステップST21>
画面選択モジュールが、アプリケーションから受け付けた画面情報を候補リストに追記し、候補リストに書き込まれている要求元情報を参照し、要求元がScanアプリである表示要求の有無を判定する。Scanアプリの要求元情報がある場合は、Scanアプリからの表示要求があったと判定され(ステップST21:YES)、画面選択モジュールの処理はステップST22に進む。Scanアプリの要求元情報がない場合は、Scanアプリからの表示要求がなかったと判定され(ステップST21:NO)、画面選択モジュールの処理はステップST23に進む。
<ステップST22>
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている要求元情報を参照し、要求元がScanアプリである画面を、表示する画面の候補とする。
<ステップST23>
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている要求元情報を参照し、要求元がScanアプリ以外である画面を、表示する画面の候補とする。
<ステップST24>
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている優先度情報を参照し、ステップST22又はST23で候補とした画面のうち、最も優先度の高い画面を選択する。
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている要求元情報を参照し、要求元がScanアプリである画面を、表示する画面の候補とする。
<ステップST23>
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている要求元情報を参照し、要求元がScanアプリ以外である画面を、表示する画面の候補とする。
<ステップST24>
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている優先度情報を参照し、ステップST22又はST23で候補とした画面のうち、最も優先度の高い画面を選択する。
<ステップST25>
画面選択モジュールが、ステップST24で選択した画面が1つであるか否かを判定する。選択した画面が1つである場合(ステップST25:YES)には、画面選択モジュールは処理を終了する。選択した画面が2つ以上である場合(ステップST25:NO)には、画面選択モジュールの処理はステップST26に進む。
<ステップST26>
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている発生時刻情報を参照し、ステップST24で選択した画面のうち、最も発生時刻の古い画面を選択する。
画面選択モジュールが、ステップST24で選択した画面が1つであるか否かを判定する。選択した画面が1つである場合(ステップST25:YES)には、画面選択モジュールは処理を終了する。選択した画面が2つ以上である場合(ステップST25:NO)には、画面選択モジュールの処理はステップST26に進む。
<ステップST26>
画面選択モジュールが、候補リストに書き込まれている発生時刻情報を参照し、ステップST24で選択した画面のうち、最も発生時刻の古い画面を選択する。
以上の手順で画面を選択したならば、画面選択モジュールは、選択した画面の描画処理を描画モジュールに指示する。このとき、画面選択モジュールは、選択した画面の種別を示す情報と文字列情報を描画モジュールに送る。
なお、Copyアプリ画面選択ルールは、Scanアプリ画面選択ルールの各ステップにおける「Scan」を「Copy」に読み換えたものであるから、図示と説明を省略する。
なお、Copyアプリ画面選択ルールは、Scanアプリ画面選択ルールの各ステップにおける「Scan」を「Copy」に読み換えたものであるから、図示と説明を省略する。
次に、描画モジュールについて説明する。描画モジュールは、表示部14の表示面の画素数に対応する画像データ格納領域を記憶部12に確保する。描画モジュールは、第1レイヤに対応する画面(Home画面、Scan設定画面、Copy設定画面)を表す画像データを有する。画面選択モジュールから第1レイヤに対応する画面の描画処理を指示された場合、描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化し、画面選択モジュールからの指示に応じて、描画処理用の画像データを画像データ格納領域に格納する。
また、描画モジュールは、第2レイヤに対応する画面(Scanエラー画面、Copyエラー画面)のひな形を表す画像データを有する。画面選択モジュールから第2レイヤに対応する画面の描画処理を指示された場合、描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化し、従前の第1レイヤに対応する画面の画像データを格納領域に格納する。続いて、画面選択モジュールから受け取った文字列情報が示す文字列が表示されるようにひな形の画像データを加工し、この画像データを画像データ格納領域に上書きにて格納する。描画モジュールが画像データ格納領域に画像データを格納する処理を描画処理という。つまり、描画処理は、表示面に表示する画像を表す画像データを決定する処理である(決定手段101の一例)。
描画処理が完了すると、表示部14がこの画像データに基づく画面を表示面に表示する(表示手段105の一例)。表示された画面上でユーザが操作を行うと、受付部15がこの操作を受け付け(受付手段106の一例)、受け付けた操作に従って制御部11が複写機1の各部を制御することにより、操作に応じた処理が実行される(実行手段107の一例)。
画面の形状や寸法は一律に定められているわけではないため、画面が表示面の全領域を占有する場合もあるが、画面が表示面を部分的に占有する場合もある。表示面を部分的に占有する画面の形状や寸法も一律ではない。第2レイヤに対応する画面の画像データは第1レイヤに対応する画面の画像データに上書きされるため、第2レイヤに対応する画面はその全部が表示されるが、第1レイヤに対応する画面は、第2レイヤに対応する画面と重ならない部分だけが表示される。つまり、第2レイヤに対応する画面は、第1レイヤに対応する画面よりも、表示が優先される。
<動作>
図14乃至17は、表示制御プログラムの実行によって実現される動作のシーケンス図である。このうち、図14は、複写機1に電源が投入されたときの動作を示すシーケンス図である。
<シーケンスSQ01>
画面選択モジュールが、Homeアプリ画面選択ルール(図12参照)を登録する。
<シーケンスSQ02>
画面選択モジュールが、Scanアプリ画面選択ルール(図13参照)を登録する。
<シーケンスSQ03>
画面選択モジュールが、Copyアプリ画面選択ルールを登録する。
なお、シーケンスSQ01、SQ02、SQ03の順序は、この順序と異なっていてもよい。
図14乃至17は、表示制御プログラムの実行によって実現される動作のシーケンス図である。このうち、図14は、複写機1に電源が投入されたときの動作を示すシーケンス図である。
<シーケンスSQ01>
画面選択モジュールが、Homeアプリ画面選択ルール(図12参照)を登録する。
<シーケンスSQ02>
画面選択モジュールが、Scanアプリ画面選択ルール(図13参照)を登録する。
<シーケンスSQ03>
画面選択モジュールが、Copyアプリ画面選択ルールを登録する。
なお、シーケンスSQ01、SQ02、SQ03の順序は、この順序と異なっていてもよい。
<シーケンスSQ04>
画面選択モジュールが、第2レイヤにおける画面の選択に適用する画面選択ルールとして、Homeアプリ画面選択ルールを設定する。また、画面選択モジュールは、第1レイヤにおける画面の選択に適用する画面選択ルールとして、デフォルト画面選択ルール(図11参照)を設定する。
画面選択モジュールが、第2レイヤにおける画面の選択に適用する画面選択ルールとして、Homeアプリ画面選択ルールを設定する。また、画面選択モジュールは、第1レイヤにおける画面の選択に適用する画面選択ルールとして、デフォルト画面選択ルール(図11参照)を設定する。
<シーケンスSQ05>
Homeアプリが、画面選択モジュールにHome画面の表示要求を送る。
<シーケンスSQ06>
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。具体的には、Home画面は第1レイヤに対応する画面であるから、画面選択モジュールは、第1レイヤの画面選択ルールとして設定されているデフォルト画面選択ルールに従って、表示する画面を選択する。この例では、Home画面が選択される。
Homeアプリが、画面選択モジュールにHome画面の表示要求を送る。
<シーケンスSQ06>
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。具体的には、Home画面は第1レイヤに対応する画面であるから、画面選択モジュールは、第1レイヤの画面選択ルールとして設定されているデフォルト画面選択ルールに従って、表示する画面を選択する。この例では、Home画面が選択される。
<シーケンスSQ07>
画面選択モジュールが、描画モジュールにHome画面の描画処理を指示する。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、Home画面の画像データを格納する。その結果、表示面には、Home画面が表示される。操作対象のアプリケーションは、Homeアプリとなる。
画面選択モジュールが、描画モジュールにHome画面の描画処理を指示する。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、Home画面の画像データを格納する。その結果、表示面には、Home画面が表示される。操作対象のアプリケーションは、Homeアプリとなる。
図15は、Home画面の表示中に複数のアプリケーションでエラーが発生した場合の動作を示すシーケンス図である。
<シーケンスSQ11>
例えば、7時29分に用紙収容部が空であることが検知されたとする。すると、Copyアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにCopyエラー画面の表示要求と画面情報を送る。この場合、要求元情報は、「Copyアプリ」、発生時刻情報は「7:29」、文字列情報は「用紙を補給してください。」となる。この例では、優先度情報は「3」である。
<シーケンスSQ11>
例えば、7時29分に用紙収容部が空であることが検知されたとする。すると、Copyアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにCopyエラー画面の表示要求と画面情報を送る。この場合、要求元情報は、「Copyアプリ」、発生時刻情報は「7:29」、文字列情報は「用紙を補給してください。」となる。この例では、優先度情報は「3」である。
<シーケンスSQ12>
次に、画面選択モジュールが画面を選択する前に別のエラーが発生したことを想定する。例えば、7時30分に原稿送り装置のカバーが開いていることが検知されたとする。すると、Scanアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにScanエラー画面の表示要求を送る。この場合、要求元情報は「Scanアプリ」、発生時刻情報は「7:30」、文字列情報は「カバーが開いています。」となる。この例では、優先度情報は「3」である。
次に、画面選択モジュールが画面を選択する前に別のエラーが発生したことを想定する。例えば、7時30分に原稿送り装置のカバーが開いていることが検知されたとする。すると、Scanアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにScanエラー画面の表示要求を送る。この場合、要求元情報は「Scanアプリ」、発生時刻情報は「7:30」、文字列情報は「カバーが開いています。」となる。この例では、優先度情報は「3」である。
<シーケンスSQ13>
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。この例では、Home画面が表示されている(操作対象のアプリケーションは、Homeアプリである)から、第2レイヤの画面選択ルールとして、Homeアプリ画面選択ルールが設定されている。候補リストには、図10(a)に示す画面情報が書き込まれている。ステップST11において、優先度情報を参照すると、どちらも優先度が「3」であるから、最も優先度の高いエラー画面が2つ選択される。すると、ステップST12において、NOと判定され、ステップST13において、発生時刻の古いCopyエラー画面が選択される。
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。この例では、Home画面が表示されている(操作対象のアプリケーションは、Homeアプリである)から、第2レイヤの画面選択ルールとして、Homeアプリ画面選択ルールが設定されている。候補リストには、図10(a)に示す画面情報が書き込まれている。ステップST11において、優先度情報を参照すると、どちらも優先度が「3」であるから、最も優先度の高いエラー画面が2つ選択される。すると、ステップST12において、NOと判定され、ステップST13において、発生時刻の古いCopyエラー画面が選択される。
<シーケンスSQ14>
画面選択モジュールが、描画モジュールにCopyエラー画面の描画処理を指示する。このとき、画面選択モジュールは、Copyエラー画面の文字列情報(用紙を補給してください。)を描画モジュールに送る。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、従前の第1レイヤに対応する画面(Home画面)の画像データを格納し、続いて、文字列情報を配置したCopyエラー画面の画像データを上書きにて格納する。その結果、表示面には、「用紙を補給してください。」とのエラーメッセージが配置されたCopyエラー画面が表示される。
画面選択モジュールが、描画モジュールにCopyエラー画面の描画処理を指示する。このとき、画面選択モジュールは、Copyエラー画面の文字列情報(用紙を補給してください。)を描画モジュールに送る。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、従前の第1レイヤに対応する画面(Home画面)の画像データを格納し、続いて、文字列情報を配置したCopyエラー画面の画像データを上書きにて格納する。その結果、表示面には、「用紙を補給してください。」とのエラーメッセージが配置されたCopyエラー画面が表示される。
図16、図17は、ユーザが操作対象のアプリケーションを変更した後に複数のアプリケーションでエラーが発生した場合の動作を示すシーケンス図である。なお、この例では、候補リストに画面情報が書き込まれていない状態を初期状態とする。
<シーケンスSQ21>
例えば、Home画面の表示中にユーザがScanボタンを操作した(操作対象のアプリケーションをScanアプリに変更した)とする。すると、表示制御プログラムが、Scanアプリが操作対象に指定されたことを、画面選択モジュールとScanアプリに通知する。
<シーケンスSQ21>
例えば、Home画面の表示中にユーザがScanボタンを操作した(操作対象のアプリケーションをScanアプリに変更した)とする。すると、表示制御プログラムが、Scanアプリが操作対象に指定されたことを、画面選択モジュールとScanアプリに通知する。
<シーケンスSQ22>
画面選択モジュールが、第2レイヤにおける画面の選択に適用する画面選択ルールをScanアプリ画面選択ルール(図13参照)に変更する。
<シーケンスSQ23>
Homeアプリが、画面選択モジュールにScan設定画面の表示要求を送る。
<シーケンスSQ24>
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。具体的には、Scan設定画面は第1レイヤに対応する画面であるから、画面選択モジュールは、第1レイヤの画面選択ルールであるデフォルト画面選択ルールに従って、表示する画面を選択する。この例では、Scan設定画面が選択される。
画面選択モジュールが、第2レイヤにおける画面の選択に適用する画面選択ルールをScanアプリ画面選択ルール(図13参照)に変更する。
<シーケンスSQ23>
Homeアプリが、画面選択モジュールにScan設定画面の表示要求を送る。
<シーケンスSQ24>
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。具体的には、Scan設定画面は第1レイヤに対応する画面であるから、画面選択モジュールは、第1レイヤの画面選択ルールであるデフォルト画面選択ルールに従って、表示する画面を選択する。この例では、Scan設定画面が選択される。
<シーケンスSQ25>
画面選択モジュールが、描画モジュールにScan設定画面の描画処理を指示する。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、Scan設定画面の画像データを格納する。その結果、表示面には、Scan設定画面が表示される。操作対象のアプリケーションは、Scanアプリに変更される。
画面選択モジュールが、描画モジュールにScan設定画面の描画処理を指示する。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、Scan設定画面の画像データを格納する。その結果、表示面には、Scan設定画面が表示される。操作対象のアプリケーションは、Scanアプリに変更される。
<シーケンスSQ26>
続いて、7時39分にトナーの不足が検知されたとする。すると、Copyアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにCopyエラー画面の表示要求と画面情報を送る。この場合、要求元情報は、「Copyアプリ」、発生時刻情報は「7:39」、文字列情報は「トナーを補給してください。」となる。この例では、優先度情報は「3」である。
続いて、7時39分にトナーの不足が検知されたとする。すると、Copyアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにCopyエラー画面の表示要求と画面情報を送る。この場合、要求元情報は、「Copyアプリ」、発生時刻情報は「7:39」、文字列情報は「トナーを補給してください。」となる。この例では、優先度情報は「3」である。
<シーケンスSQ27>
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。この例では、シーケンスSQ22においてScanアプリ画面選択ルールが設定されている。候補リストには、図10(b)に示す画面情報が書き込まれている。要求元情報を参照すると、Scanアプリの要求元情報がないから、ステップST21においてNOと判定され、ステップST23において、Copyアプリから表示を要求された画面が候補となる。ステップST24においてもこの画面が選択され、ステップST25においてYESと判定され、画面選択の処理が終了する。
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。この例では、シーケンスSQ22においてScanアプリ画面選択ルールが設定されている。候補リストには、図10(b)に示す画面情報が書き込まれている。要求元情報を参照すると、Scanアプリの要求元情報がないから、ステップST21においてNOと判定され、ステップST23において、Copyアプリから表示を要求された画面が候補となる。ステップST24においてもこの画面が選択され、ステップST25においてYESと判定され、画面選択の処理が終了する。
<シーケンスSQ28>
画面選択モジュールが、描画モジュールにCopyエラー画面の描画処理を指示する。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、従前の第1レイヤに対応する画面(Scan設定画面)の画像データを格納し、続いて、「トナーを補給してください。」との文字列を配置したCopyエラー画面の画像データを格納する。その結果、表示面には、このCopyエラー画面が表示される。
画面選択モジュールが、描画モジュールにCopyエラー画面の描画処理を指示する。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、従前の第1レイヤに対応する画面(Scan設定画面)の画像データを格納し、続いて、「トナーを補給してください。」との文字列を配置したCopyエラー画面の画像データを格納する。その結果、表示面には、このCopyエラー画面が表示される。
<シーケンスSQ29>
続いて(図17参照)、7時40分に原稿送り装置で紙詰まりが発生したとする。すると、Scanアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにScanエラー画面の表示要求と画面情報を送る。この場合、要求元情報は、「Scanアプリ」、発生時刻情報は「7:40」、文字列情報は「紙詰まりを取り除いてください。」となる。この例では、優先度情報は「3」である。
続いて(図17参照)、7時40分に原稿送り装置で紙詰まりが発生したとする。すると、Scanアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにScanエラー画面の表示要求と画面情報を送る。この場合、要求元情報は、「Scanアプリ」、発生時刻情報は「7:40」、文字列情報は「紙詰まりを取り除いてください。」となる。この例では、優先度情報は「3」である。
<シーケンスSQ30>
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。この例では、シーケンスSQ22においてScanアプリ画面選択ルールが設定されている。候補リストには、図10(c)に示す画面情報が書き込まれている。要求元情報を参照すると、Scanアプリの要求元情報があるから、ステップST21においてYESと判定され、ステップST23において、Scanアプリから表示を要求された画面が候補となる。ステップST24においてもこの画面が選択され、ステップST25においてYESと判定され、画面選択の処理が終了する。
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。この例では、シーケンスSQ22においてScanアプリ画面選択ルールが設定されている。候補リストには、図10(c)に示す画面情報が書き込まれている。要求元情報を参照すると、Scanアプリの要求元情報があるから、ステップST21においてYESと判定され、ステップST23において、Scanアプリから表示を要求された画面が候補となる。ステップST24においてもこの画面が選択され、ステップST25においてYESと判定され、画面選択の処理が終了する。
<シーケンスSQ31>
画面選択モジュールが、描画モジュールにScanエラー画面の描画処理を指示する。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、従前の第1レイヤに対応する画面(Scan設定画面)の画像データを格納し、続いて、「紙詰まりを取り除いてください。」との文字列を配置したScanエラー画面の画像データを格納する。その結果、表示面には、このScanエラー画面が表示される。
画面選択モジュールが、描画モジュールにScanエラー画面の描画処理を指示する。描画モジュールは、画像データ格納領域を初期化した後、従前の第1レイヤに対応する画面(Scan設定画面)の画像データを格納し、続いて、「紙詰まりを取り除いてください。」との文字列を配置したScanエラー画面の画像データを格納する。その結果、表示面には、このScanエラー画面が表示される。
<シーケンスSQ32>
続いて、7時41分に用紙収容部が空であることが検知されたとする。すると、Copyアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにCopyエラー画面の表示要求と画面情報を送る。この場合、要求元情報は、「Copyアプリ」、発生時刻情報は「7:41」、文字列情報は「用紙を補給してください。」となる。この例では、優先度情報は「5」である。
続いて、7時41分に用紙収容部が空であることが検知されたとする。すると、Copyアプリが、画面情報を生成し、画面選択モジュールにCopyエラー画面の表示要求と画面情報を送る。この場合、要求元情報は、「Copyアプリ」、発生時刻情報は「7:41」、文字列情報は「用紙を補給してください。」となる。この例では、優先度情報は「5」である。
<シーケンスSQ33>
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。この例では、シーケンスSQ22においてScanアプリ画面選択ルールが設定されている。候補リストには、図10(d)に示す画面情報が書き込まれている。要求元情報を参照すると、Scanアプリの要求元情報があるから、ステップST21においてYESと判定され、ステップST23において、Scanアプリから表示を要求された画面が候補となる。ステップST24においてもこの画面が選択され、ステップST25においてYESと判定され、画面選択の処理が終了する。この場合、選択された画面に変更がないから、画面選択モジュールは描画モジュールに描画処理を指示しない。なお、選択された画面に変更がない場合でも画面選択モジュールが描画モジュールに描画処理を指示するようにしてもよい。
画面選択モジュールが、表示する画面を選択する。この例では、シーケンスSQ22においてScanアプリ画面選択ルールが設定されている。候補リストには、図10(d)に示す画面情報が書き込まれている。要求元情報を参照すると、Scanアプリの要求元情報があるから、ステップST21においてYESと判定され、ステップST23において、Scanアプリから表示を要求された画面が候補となる。ステップST24においてもこの画面が選択され、ステップST25においてYESと判定され、画面選択の処理が終了する。この場合、選択された画面に変更がないから、画面選択モジュールは描画モジュールに描画処理を指示しない。なお、選択された画面に変更がない場合でも画面選択モジュールが描画モジュールに描画処理を指示するようにしてもよい。
本実施形態によれば、フォアグラウンドで動作しているアプリケーションで定められたルールに従って画面が選択される。従って、複数のアプリケーションが画面の表示を要求した場合に、複数のアプリケーションを連携させなくても画面が選択される。よって、アプリケーションの複雑化が避けられる。
また、本実施形態によれば、画面選択のルールが登録されていないアプリケーションがフォアグラウンドで動作している場合でも、デフォルト画面選択ルールに従って画面が選択される。
また、本実施形態によれば、画面選択のルールが登録されていないアプリケーションがフォアグラウンドで動作している場合でも、デフォルト画面選択ルールに従って画面が選択される。
<変形例>
実施形態を次のように変形してもよい。また、複数の変形例を組み合わせてもよい。
<1>
選択手段が、第2レイヤに対応する画面の表示を要求したアプリケーションに選択の結果を通知するようにしてもよい。具体的には、画面選択モジュールが、第2レイヤに対応する画面の選択が完了したならば、画面の表示を要求したアプリケーションに対して当該画面が選択されたか否かを通知する。例えば、当該画面が選択されなかったことを示す通知を受け取った場合には、この通知から決められた時間が経過した後、アプリケーションが当該画面の表示要求を画面選択モジュールに再送するようにしてもよい。
実施形態を次のように変形してもよい。また、複数の変形例を組み合わせてもよい。
<1>
選択手段が、第2レイヤに対応する画面の表示を要求したアプリケーションに選択の結果を通知するようにしてもよい。具体的には、画面選択モジュールが、第2レイヤに対応する画面の選択が完了したならば、画面の表示を要求したアプリケーションに対して当該画面が選択されたか否かを通知する。例えば、当該画面が選択されなかったことを示す通知を受け取った場合には、この通知から決められた時間が経過した後、アプリケーションが当該画面の表示要求を画面選択モジュールに再送するようにしてもよい。
<2>
選択手段が、選択した画面の表示の要求元のアプリケーションに当該画面が表示されている旨を通知するようにしてもよい。具体的には、画面選択モジュールが、描画処理が完了したならば、選択した画面の表示の要求元のアプリケーションに、当該画面が表示されている旨を通知する。この画面は、第2レイヤに対応する画面であるから、第1レイヤに対応する画面は、その一部又は全部が表示されない状態になっている。例えば、アプリケーションが、この通知から決められた時間が経過した後、当該画面の表示を終了させることを画面選択モジュールに要求するようにしてもよい。
選択手段が、選択した画面の表示の要求元のアプリケーションに当該画面が表示されている旨を通知するようにしてもよい。具体的には、画面選択モジュールが、描画処理が完了したならば、選択した画面の表示の要求元のアプリケーションに、当該画面が表示されている旨を通知する。この画面は、第2レイヤに対応する画面であるから、第1レイヤに対応する画面は、その一部又は全部が表示されない状態になっている。例えば、アプリケーションが、この通知から決められた時間が経過した後、当該画面の表示を終了させることを画面選択モジュールに要求するようにしてもよい。
<3>
上記の実施形態では、第2レイヤに対応する画面の一例としてエラー画面の例を示したが、第2レイヤに対応する画面はエラー画面でなくてもよい。例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリを複写機に接続した場合に実行するアプリケーションを選択するためのポップアップ画面でもよい。あるいは、アプリケーションが実行する処理の進行状況を表示する画面でもよい。あるいは、用紙収容部に用紙を補充した場合にその用紙収容部の設定を行うための画面でもよい。
上記の実施形態では、第2レイヤに対応する画面の一例としてエラー画面の例を示したが、第2レイヤに対応する画面はエラー画面でなくてもよい。例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリを複写機に接続した場合に実行するアプリケーションを選択するためのポップアップ画面でもよい。あるいは、アプリケーションが実行する処理の進行状況を表示する画面でもよい。あるいは、用紙収容部に用紙を補充した場合にその用紙収容部の設定を行うための画面でもよい。
<4>
上記の実施形態では、第1レイヤと第2レイヤとを含む画像を表示する例を示したが、3以上のレイヤを含む画像を表示する構成に本発明を適用してもよい。一例として、3つのレイヤを含む変形例について説明すると、この変形例では、上記の実施形態の構成に加えて、第2レイヤよりも視認方向手前側に位置する第3レイヤを含む画像を表示するように構成される。第3レイヤは、例えば、アプリケーションが実行する処理の進行状況を表示する画面に対応するレイヤである。画面選択モジュールは、第2レイヤにおける画面選択ルールに加えて、第3レイヤにおける画面選択ルールをアプリケーション毎に登録する(第2レイヤにおける画面選択ルールと第3レイヤにおける画面選択ルールが同一であってもよい)。各アプリケーションは、第3レイヤに対応する画面の表示要求を画面選択モジュールに送る場合、その画面に関する画面情報を生成し、生成した画面情報を表示要求とともに画面選択モジュールに送る。記憶部12には、上記の実施形態の候補リスト(つまり、第2レイヤ用の候補リスト)に加えて、第3レイヤ用の候補リストが記憶される。画面選択モジュールは、アプリケーションから画面の表示要求を受け付けたならば、その画面の種別に対応するレイヤを判別し、判別したレイヤ用の候補リストに画面情報を追記する。第3レイヤにおける画面選択の処理の手順は、第2レイヤにおける画面選択と同様である。
上記の実施形態では、第1レイヤと第2レイヤとを含む画像を表示する例を示したが、3以上のレイヤを含む画像を表示する構成に本発明を適用してもよい。一例として、3つのレイヤを含む変形例について説明すると、この変形例では、上記の実施形態の構成に加えて、第2レイヤよりも視認方向手前側に位置する第3レイヤを含む画像を表示するように構成される。第3レイヤは、例えば、アプリケーションが実行する処理の進行状況を表示する画面に対応するレイヤである。画面選択モジュールは、第2レイヤにおける画面選択ルールに加えて、第3レイヤにおける画面選択ルールをアプリケーション毎に登録する(第2レイヤにおける画面選択ルールと第3レイヤにおける画面選択ルールが同一であってもよい)。各アプリケーションは、第3レイヤに対応する画面の表示要求を画面選択モジュールに送る場合、その画面に関する画面情報を生成し、生成した画面情報を表示要求とともに画面選択モジュールに送る。記憶部12には、上記の実施形態の候補リスト(つまり、第2レイヤ用の候補リスト)に加えて、第3レイヤ用の候補リストが記憶される。画面選択モジュールは、アプリケーションから画面の表示要求を受け付けたならば、その画面の種別に対応するレイヤを判別し、判別したレイヤ用の候補リストに画面情報を追記する。第3レイヤにおける画面選択の処理の手順は、第2レイヤにおける画面選択と同様である。
<5>
上記の実施形態では、Home画面、Scan設定画面、Copy設定画面に対応するレイヤが第1レイヤである例を示したが、第1レイヤよりも視認方向奥側にHome画面に対応するレイヤを設けてもよい。この例では、ScanアプリとCopyアプリのいずれかが操作対象(フォアグラウンド)に指定されたならば、操作対象に指定されたアプリケーションの画面選択ルールが設定され、ScanアプリとCopyアプリのいずれも操作対象に指定されていないならば、Homeアプリが操作対象(フォアグラウンド)となり、Homeアプリの画面選択ルールが設定される。
上記の実施形態では、Home画面、Scan設定画面、Copy設定画面に対応するレイヤが第1レイヤである例を示したが、第1レイヤよりも視認方向奥側にHome画面に対応するレイヤを設けてもよい。この例では、ScanアプリとCopyアプリのいずれかが操作対象(フォアグラウンド)に指定されたならば、操作対象に指定されたアプリケーションの画面選択ルールが設定され、ScanアプリとCopyアプリのいずれも操作対象に指定されていないならば、Homeアプリが操作対象(フォアグラウンド)となり、Homeアプリの画面選択ルールが設定される。
<6>
上記の実施形態では、デフォルト画面選択ルールの例を示したが、表示制御プログラムが互いに異なる複数のデフォルト画面選択ルールを備え、いずれかのデフォルト画面選択ルールを指定する識別子をアプリケーションが画面選択モジュールに送るようにしてもよい。
また、画面選択ルールは、特定の種別の画面の表示要求を受け取った場合にその画面を強制的に選択するものなど、いかなるルールであってもよい。
上記の実施形態では、デフォルト画面選択ルールの例を示したが、表示制御プログラムが互いに異なる複数のデフォルト画面選択ルールを備え、いずれかのデフォルト画面選択ルールを指定する識別子をアプリケーションが画面選択モジュールに送るようにしてもよい。
また、画面選択ルールは、特定の種別の画面の表示要求を受け取った場合にその画面を強制的に選択するものなど、いかなるルールであってもよい。
<7>
上記の実施形態では、受付部15がタッチパネルの機能を有する例を示したが、マウスなどのポインティングデバイスを備えていてもよい。
上記の実施形態では、表示制御プログラムを実行することによって上記の機能を実現する例を示したが、上記の機能がハードウェア回路で実装されていてもよい。また、このプログラムを、光記録媒体、半導体メモリ等、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、この記録媒体からプログラムを読み取って電子機器にインストールするようにしてもよい。また、このプログラムを電気通信回線で提供してもよい。
上記の実施形態では、受付部15がタッチパネルの機能を有する例を示したが、マウスなどのポインティングデバイスを備えていてもよい。
上記の実施形態では、表示制御プログラムを実行することによって上記の機能を実現する例を示したが、上記の機能がハードウェア回路で実装されていてもよい。また、このプログラムを、光記録媒体、半導体メモリ等、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、この記録媒体からプログラムを読み取って電子機器にインストールするようにしてもよい。また、このプログラムを電気通信回線で提供してもよい。
1…複写機、10…制御装置、11…制御部、12…記憶部、13…通信部、14…表示部、15…受付部、16…読取部、17…画像処理部、18…搬送部、19…印刷部、101…決定手段、102…蓄積手段、103…登録手段、104…選択手段、105…表示手段、106…受付手段、107…実行手段
Claims (6)
- フォアグラウンドで動作しているアプリケーションに対応する第1レイヤと、前記第1レイヤよりも視認方向手前側に位置する第2レイヤとを含む画像を表す画像データを決定する決定手段と、
アプリケーションから表示を要求された前記第2レイヤに対応する画面であって、表示が終了していない画面に関する情報を蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段に蓄積された情報に対応する画面のいずれかを選択するときのルールをアプリケーション毎に登録する登録手段と、
前記第2レイヤに対応する画面の表示をアプリケーションから要求されたならば、前記登録手段に登録されたルールのうちフォアグラウンドで動作しているアプリケーションのルールに従って前記第2レイヤに対応する画面を選択し、選択した画面を含む画像データの決定を前記決定手段に指示する選択手段と
を備える制御装置。 - 前記選択手段は、前記登録手段にルールが登録されなかったアプリケーションがフォアグラウンドで動作している場合に、予め定められたルールに従って画面を選択する
請求項1に記載の制御装置。 - 前記選択手段は、前記第2レイヤに対応する画面の表示を要求したアプリケーションに選択の結果を通知する
請求項1又は2に記載の制御装置。 - 前記選択手段は、選択した画面の表示の要求元のアプリケーションに当該画面が表示されている旨を通知する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置と、
前記決定手段によって決定された画像データに基づく画面を表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示された画面上での操作を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた操作に従って処理を実行する実行手段と
を備える電子機器。 - コンピュータを、
フォアグラウンドで動作しているアプリケーションに対応する第1レイヤと、前記第1レイヤよりも視認方向手前側に位置する第2レイヤとを含む画像を表す画像データを決定する決定手段と、
アプリケーションから表示を要求された前記第2レイヤに対応する画面であって、表示が終了していない画面に関する情報を蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段に蓄積された情報に対応する画面のいずれかを選択するときのルールをアプリケーション毎に登録する登録手段と、
前記第2レイヤに対応する画面の表示をアプリケーションから要求されたならば、前記登録手段に登録されたルールのうちフォアグラウンドで動作しているアプリケーションのルールに従って前記第2レイヤに対応する画面を選択し、選択した画面を含む画像データの決定を前記決定手段に指示する選択手段
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015126611A JP2017010370A (ja) | 2015-06-24 | 2015-06-24 | 制御装置、電子機器及びプログラム |
US14/878,097 US10165136B2 (en) | 2015-06-24 | 2015-10-08 | Control device, electronic apparatus, non-transitory computer readable medium, and control method |
CN201510755495.3A CN106293384B (zh) | 2015-06-24 | 2015-11-09 | 控制装置、电子装置以及控制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015126611A JP2017010370A (ja) | 2015-06-24 | 2015-06-24 | 制御装置、電子機器及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017010370A true JP2017010370A (ja) | 2017-01-12 |
Family
ID=57603030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015126611A Pending JP2017010370A (ja) | 2015-06-24 | 2015-06-24 | 制御装置、電子機器及びプログラム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10165136B2 (ja) |
JP (1) | JP2017010370A (ja) |
CN (1) | CN106293384B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018147154A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
WO2021002300A1 (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-07 | 株式会社デンソー | コンテントの提示制御装置、提示制御方法及び提示制御プログラム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6638300B2 (ja) * | 2015-10-08 | 2020-01-29 | 株式会社リコー | 機器、情報処理方法、及びプログラム |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001256041A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-21 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | コンピュータ、その制御方法、記録媒体及び伝送媒体 |
JP2006172464A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 優先メッセージによるスクリーン・セーバウィンドウのブレークスルーのための方法、システム、及びプログラム |
JP2006521610A (ja) * | 2003-03-27 | 2006-09-21 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ウィンドウを管理する方法および装置 |
JP2008066859A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置及びプログラム |
JP2009026138A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Toshiba Corp | 情報通知装置、方法およびプログラム |
JP2009140228A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Seiko Epson Corp | 情報処理プログラム |
US20100265538A1 (en) * | 2009-04-17 | 2010-10-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Computer readable storage medium for status indication and a computer to display the status |
JP2012257235A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-27 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 受信機 |
JP2014191458A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Kddi Corp | アプリケーション状態表示装置、アプリケーション状態表示方法、およびシステム |
JP2014229056A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 株式会社東芝 | 電子機器、制御方法およびプログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4736894B2 (ja) | 2005-09-06 | 2011-07-27 | セイコーエプソン株式会社 | 電子機器、状態制御方法及び状態制御プログラム |
JP4606319B2 (ja) * | 2005-12-19 | 2011-01-05 | 日東電工株式会社 | 復旧支援装置 |
JP4935796B2 (ja) | 2008-10-30 | 2012-05-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 表示制御装置、画像形成装置及びプログラム |
US20120001748A1 (en) * | 2010-06-30 | 2012-01-05 | Norman Ladouceur | Methods and apparatus for visually supplementing a graphical user interface |
WO2012037689A1 (en) * | 2010-09-24 | 2012-03-29 | Qnx Software Systems Limited | Alert display on a portable electronic device |
US9479387B2 (en) * | 2012-06-22 | 2016-10-25 | Salesforce.Com, Inc. | Methods and systems for priority-based notifications for mobile devices |
KR102133826B1 (ko) * | 2013-09-23 | 2020-07-14 | 팬텍 주식회사 | 멀티 윈도우의 디스플레이를 제어하는 단말기 및 방법 |
-
2015
- 2015-06-24 JP JP2015126611A patent/JP2017010370A/ja active Pending
- 2015-10-08 US US14/878,097 patent/US10165136B2/en active Active
- 2015-11-09 CN CN201510755495.3A patent/CN106293384B/zh active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001256041A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-21 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | コンピュータ、その制御方法、記録媒体及び伝送媒体 |
JP2006521610A (ja) * | 2003-03-27 | 2006-09-21 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ウィンドウを管理する方法および装置 |
JP2006172464A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 優先メッセージによるスクリーン・セーバウィンドウのブレークスルーのための方法、システム、及びプログラム |
JP2008066859A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置及びプログラム |
JP2009026138A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Toshiba Corp | 情報通知装置、方法およびプログラム |
JP2009140228A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Seiko Epson Corp | 情報処理プログラム |
US20100265538A1 (en) * | 2009-04-17 | 2010-10-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Computer readable storage medium for status indication and a computer to display the status |
JP2010250660A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Brother Ind Ltd | ステータスを表示するためのプログラム |
JP2012257235A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-27 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 受信機 |
JP2014191458A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Kddi Corp | アプリケーション状態表示装置、アプリケーション状態表示方法、およびシステム |
JP2014229056A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 株式会社東芝 | 電子機器、制御方法およびプログラム |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018147154A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
US10873675B2 (en) | 2017-03-03 | 2020-12-22 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information processing apparatus for determining whether to display an event message |
WO2021002300A1 (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-07 | 株式会社デンソー | コンテントの提示制御装置、提示制御方法及び提示制御プログラム |
JP2021009596A (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-28 | 株式会社デンソー | コンテントの提示制御装置、提示制御方法及び提示制御プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10165136B2 (en) | 2018-12-25 |
CN106293384B (zh) | 2020-07-03 |
CN106293384A (zh) | 2017-01-04 |
US20160381237A1 (en) | 2016-12-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9639242B2 (en) | Image processing apparatus, method for controlling image processing apparatus, and storage medium | |
US9578193B2 (en) | Quick operation user interface for a multifunction printing device | |
US9417824B2 (en) | Display controlling apparatus, image forming apparatus, method, program and storage medium | |
JP4814191B2 (ja) | 印刷システム | |
CN105144079A (zh) | 设备单元、信息处理终端、信息处理系统、显示控制方法和程序 | |
JP2010284919A (ja) | 印刷装置 | |
JP2017010370A (ja) | 制御装置、電子機器及びプログラム | |
JP7472177B2 (ja) | 画像形成装置およびその制御方法 | |
JP7131366B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理装置の画面表示方法 | |
JP2018124627A (ja) | プログラム及び情報処理装置 | |
US9917968B2 (en) | Image processing device and terminal device using application programming interface corresponding to specific function | |
US11093104B2 (en) | Icon display control apparatus that prevents messy display of icons, method of controlling same, and storage medium | |
CN107831962B (zh) | 处理装置和图像形成设备 | |
JP6664055B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、画像処理装置、情報処理システム | |
US10757278B2 (en) | Image forming apparatus that executes first job and second job in parallel | |
JP5656953B2 (ja) | 表示入力装置および画像形成装置 | |
US10939003B2 (en) | Information processing device and image forming apparatus | |
US20180329661A1 (en) | Image forming apparatus and electronic apparatus | |
US20180213094A1 (en) | Information processing apparatus, image processing apparatus, and non-transitory computer readable medium | |
JP2018169800A (ja) | 制御プログラム、および情報処理装置 | |
JP5442081B2 (ja) | 表示制御装置及びその制御方法、プログラム | |
EP3223137B1 (en) | Display control device, electronic device, program and display control method | |
JP2005241764A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2022163354A (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム | |
JP2015087862A (ja) | 表示装置、画像形成装置、及び表示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181211 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190723 |