JP2017098691A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像表示装置の表示特性の高精度な判断と、画像表示装置の周辺の高精度な撮影とを、簡易な構成で両立できる技術を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、撮影画像である第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果を取得する第1取得手段と、第1画像が所定露出の撮影画像でない場合に、第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果に基づいて、所定露出の撮影画像が得られるように、輝度設定値を変更する変更手段と、輝度設定値が変更された後の撮影画像である第2画像から判断された画像表示装置の表示特性を示す情報を取得する第2取得手段と、変更前の輝度設定値、変更後の輝度設定値、及び、第2画像から判断された表示特性に基づいて、輝度設定値が変更される前の画像表示装置の表示特性を判断する判断手段と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の情報処理装置は、撮影画像である第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果を取得する第1取得手段と、第1画像が所定露出の撮影画像でない場合に、第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果に基づいて、所定露出の撮影画像が得られるように、輝度設定値を変更する変更手段と、輝度設定値が変更された後の撮影画像である第2画像から判断された画像表示装置の表示特性を示す情報を取得する第2取得手段と、変更前の輝度設定値、変更後の輝度設定値、及び、第2画像から判断された表示特性に基づいて、輝度設定値が変更される前の画像表示装置の表示特性を判断する判断手段と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置に関する。
画像表示装置の表示特性、表示特性の変化、等を、撮影装置(カメラ)を用いて判断(検出)する技術がある。例えば、特許文献1には、画像表示装置に表示されたカラーチャートをカメラで撮影し、画像表示装置のプロファイルを生成する技術が開示されている。
また、防犯等の目的で、監視カメラが設置され、監視カメラを用いて室内の状況が常時または定期的に監視されることがある。監視対象の室内の照明環境は、部屋の使用状況に依存して変化する。そのため、感度調整機能を有する監視カメラが使用されることがある。
そして、上述したような監視カメラを用いて画像表示装置の表示特性を判断する方法が考えられる。しかしながら、そのような方法では、監視カメラの感度が一定である場合に、画像表示装置の表示特性の高精度な判断と、画像表示装置の周辺の高精度な撮影とを両立することができない。例えば、室内が暗く、且つ、室内を高精度に撮影できるように監視カメラの感度が高い値に調整された場合に、監視カメラの感度が高すぎて、画面を高精度に撮影できず、表示特性を高精度に判断できないことがある。また、室内が暗く、且つ、画面を高精度に撮影できるように監視カメラの感度が低い値に調整された場合に、監視カメラの感度が低すぎて、室内を高精度に撮影できず、室内の監視が行えなくなることがある。
ここで、カメラのレンズの前に調光部を設け、レンズの入射光量を部分的に調整することにより、撮影画像の階調値の飽和と、撮影装置の感度の不足とを抑制する技術が提案されている(特許文献2)。しかしながら、この技術では、レンズの入射光量を部分的に調整できる特別な調光部が必要であるため、装置の構成、装置の制御、システムの構成、システムの制御、等が複雑になってしまう。
本発明は、画像表示装置の表示特性の高精度な判断と、画像表示装置の周辺の高精度な撮影とを、簡易な構成で両立できる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
画像表示装置とその周辺とを撮影する撮影装置の撮影画像である第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果を取得する第1取得手段と、
前記第1画像が前記所定露出の撮影画像でない場合に、前記第1画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果に基づいて、前記撮影装置の撮影画像として前記所定露出の撮影画像が得られるように、前記画像表示装置の画面の輝度に関する設定値である輝度設定値を変更する第1変更手段と、
前記第1変更手段によって前記輝度設定値が変更された後の前記撮影装置の撮影画像である第2画像から判断された前記画像表示装置の表示特性を示す情報を取得する第2取得手段と、
前記第1変更手段による変更前の輝度設定値、前記第1変更手段による変更後の輝度設定値、及び、前記第2画像から判断された前記表示特性に基づいて、前記第1変更手段によって前記輝度設定値が変更される前の前記画像表示装置の表示特性を判断する判断手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置である。
画像表示装置とその周辺とを撮影する撮影装置の撮影画像である第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果を取得する第1取得手段と、
前記第1画像が前記所定露出の撮影画像でない場合に、前記第1画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果に基づいて、前記撮影装置の撮影画像として前記所定露出の撮影画像が得られるように、前記画像表示装置の画面の輝度に関する設定値である輝度設定値を変更する第1変更手段と、
前記第1変更手段によって前記輝度設定値が変更された後の前記撮影装置の撮影画像である第2画像から判断された前記画像表示装置の表示特性を示す情報を取得する第2取得手段と、
前記第1変更手段による変更前の輝度設定値、前記第1変更手段による変更後の輝度設定値、及び、前記第2画像から判断された前記表示特性に基づいて、前記第1変更手段によって前記輝度設定値が変更される前の前記画像表示装置の表示特性を判断する判断手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置である。
本発明の第2の態様は、
画像表示装置とその周辺とを撮影する撮影装置の撮影画像である第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果を取得する第1取得ステップと、
前記第1画像が前記所定露出の撮影画像でない場合に、前記第1画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果に基づいて、前記撮影装置の撮影画像として前記所定露出の撮影画像が得られるように、前記画像表示装置の画面の輝度に関する設定値である輝度設定値を変更する変更ステップと、
前記第1変更ステップによって前記輝度設定値が変更された後の前記撮影装置の撮影画像である第2画像から判断された前記画像表示装置の表示特性を示す情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1変更ステップによる変更前の輝度設定値、前記第1変更ステップによる変更後の輝度設定値、及び、前記第2画像から判断された前記表示特性に基づいて、前記第1変更ステップによって前記輝度設定値が変更される前の前記画像表示装置の表示特性を判断する判断ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法である。
画像表示装置とその周辺とを撮影する撮影装置の撮影画像である第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果を取得する第1取得ステップと、
前記第1画像が前記所定露出の撮影画像でない場合に、前記第1画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果に基づいて、前記撮影装置の撮影画像として前記所定露出の撮影画像が得られるように、前記画像表示装置の画面の輝度に関する設定値である輝度設定値を変更する変更ステップと、
前記第1変更ステップによって前記輝度設定値が変更された後の前記撮影装置の撮影画像である第2画像から判断された前記画像表示装置の表示特性を示す情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1変更ステップによる変更前の輝度設定値、前記第1変更ステップによる変更後の輝度設定値、及び、前記第2画像から判断された前記表示特性に基づいて、前記第1変更ステップによって前記輝度設定値が変更される前の前記画像表示装置の表示特性を判断する判断ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法である。
本発明の第3の態様は、上述した情報処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、画像表示装置の表示特性の高精度な判断と、画像表示装置の周辺の高精度な撮影とを、簡易な構成で両立できる。
<実施例1>
以下、本発明の実施例1について説明する。本実施例に係る情報処理装置は、画像表示装置の表示特性を判断する装置である。画像表示装置の表示特性は、例えば、表示輝度(画面の輝度)に関する特性、表示色(画面の色)に関する特性、等を含む。表示輝度に関する特性は、例えば、入力画像データ(画像表示装置に入力された画像データ)の画素値または階調値と、表示輝度との対応関係、表示輝度のムラ(分布)、等を含む。表示色に
関する特性は、例えば、入力画像データの画素値と表示色との対応関係、表示色のムラ、等を含む。
以下、本発明の実施例1について説明する。本実施例に係る情報処理装置は、画像表示装置の表示特性を判断する装置である。画像表示装置の表示特性は、例えば、表示輝度(画面の輝度)に関する特性、表示色(画面の色)に関する特性、等を含む。表示輝度に関する特性は、例えば、入力画像データ(画像表示装置に入力された画像データ)の画素値または階調値と、表示輝度との対応関係、表示輝度のムラ(分布)、等を含む。表示色に
関する特性は、例えば、入力画像データの画素値と表示色との対応関係、表示色のムラ、等を含む。
図1は、本実施例に係る表示特性判断システムの構成の一例を示すブロック図である。本実施例に係る表示特性判断システムは、画像表示装置100と撮影装置200を有する。本実施例に係る表示特性判断システムとしては、例えば、撮影装置200が周辺(周囲)の状況を監視する監視システムを使用することができる。なお、本実施例では、画像表示装置100が情報処理装置(情報処理装置の機能)を有する例を説明するが、これに限らない。例えば、情報処理装置は、撮影装置200に設けられていてもよいし、画像表示装置100及び撮影装置200とは別体の装置であってもよい。
撮影装置(カメラ)200は、画像表示装置100と、その周辺とを撮影する。
画像表示装置100は、画面に画像を表示する。本実施例では、画像表示装置100が透過型の液晶表示装置である場合の例を説明するが、画像表示装置100は透過型の液晶表示装置に限らない。画像表示装置100は、発光部と、発光部からの光を画像データに基づいて変調することにより画面に画像を表示する表示部と、を有する他の画像表示装置であってもよい。例えば、画像表示装置100は、反射型の液晶表示装置であってもよい。画像表示装置100は、液晶素子の代わりにMEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッターを用いたMEMSシャッター方式表示装置であってもよい。また、画像表示装置100は、有機EL表示装置、プラズマ表示装置、プロジェクタ、等であってもよい。
画像表示装置100は、バックライト部101、液晶パネル102、制御部103、及び、選択部104を有する。バックライト部101は、1つ以上の光源を有する発光部である。光源としては、発光ダイオード(LED)、有機EL素子、冷陰極管、等を使用することができる。バックライト部101から発せられた光は、液晶パネル102の背面に照射される。液晶パネル102は、バックライト部101からの光を透過することにより、画面に画像を表示する。
制御部103は、種々の制御を行う。例えば、制御部103は、画像表示装置100の不図示の記憶部が記憶するプログラムを記憶部から読み出して実行することにより、種々の制御を行う。なお、制御部103は、画像表示装置100の動作のみを制御してもよいし、画像表示装置100の動作と撮影装置200の動作との両方を制御してもよい。
選択部104は、画面に表示する画像データを選択し、選択した画像データ(選択画像データ)を液晶パネル102に出力する。それにより、液晶パネル102では、選択画像データに基づいて、液晶パネル102が有する各液晶素子の透過率が制御される。その結果、バックライト部101からの光が選択画像データに基づく透過率で液晶パネル102をとおり、選択画像データに基づく画像が画面に表示される。本実施例では、制御部103は、所定のパターン画像を表すパターン画像データを選択部104に出力する。選択部104は、例えば、入力画像を表す入力画像データと、パターン画像データとの一方が選択される。
本実施例に係る情報処理装置は、画像表示装置100が表示を行っていない状態で撮影装置200が画像表示装置100の周辺を高精度に撮影できるように、撮影装置200の撮影パラメータを変更(調整)する。「撮影装置200が画像表示装置100の周辺を高精度に撮影できる」は、例えば、「画像表示装置100の周辺の撮影画像データとして、白とび、黒つぶれ、等が少ない(無い)画像データを得ることができる」を意味する。撮影画像データは、撮影によって生成された画像データである。
次に、情報処理装置は、画像表示装置100に表示を行わせ、撮影装置200に撮影を行わせる。その結果、撮影画像データとして、第1画像データが得られる。そして、情報処理装置は、第1画像データが所定露出(適正露出)の撮影画像データであるか否かの判断の結果を取得する(第1取得処理)。情報処理装置は、第1画像データが所定露出の撮影画像データでない場合に、輝度設定値を変更(調整)する(第1変更処理)。
輝度設定値は、画像表示装置の画面の輝度に関する設定値である。輝度設定値としては、画像データの階調値と、画像表示装置100の表示素子(液晶素子、MEMSシャッター、有機EL素子、プラズマ素子、等)を駆動する駆動信号との対応関係に関する設定値を使用することができる。輝度設定値として、発光部(バックライト部101)の発光輝度に関する設定値を使用することもできる。本実施例では、バックライト部101の発光輝度に関する設定値が、輝度設定値として使用される。
本実施例では、第1画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断の結果に基づいて、撮影装置200の撮影画像データとして所定露出の撮影画像データが得られるように、輝度設定値が変更される。その結果、撮影装置200の撮影画像データとして所定露出の撮影画像データが得られるように、表示輝度が変更される。具体的には、輝度設定値が変更されることにより、バックライト部101の発光輝度が変更される。その結果、表示輝度が変更される。
そして、情報処理装置は、輝度設定値が変更された後の撮影装置200の撮影画像データである第2画像データから判断された画像表示装置100の表示特性を示す情報を取得する(第2取得処理)。
その後、変更前の輝度設定値、変更後の輝度設定値、及び、第2画像データから判断された表示特性に基づいて、輝度設定値が変更される前の画像表示装置100の表示特性を判断(逆算)する。
以上の処理によれば、画像表示装置の表示特性の高精度な判断と、画像表示装置の周辺の高精度な撮影とを、簡易な構成で両立できる。例えば、画像表示装置100の周辺が暗い場合に、画像表示装置100(画面)の周辺において黒つぶれが少ない撮影画像データを得ることができる。さらに、画像表示装置100の周辺が暗い場合に、画面の領域において白とびが少ない撮影画像データを得ることができるため、画像表示装置の表示特性を高精度に判断することができる。
本実施例に係る表示特性判断システムの処理フローについて、図2を用いて説明する。図2は、本実施例に係る表示特性判断システムの処理フローの一例を示すフローチャートである。図2の処理フローの実行タイミングは特に限定されない。図2の処理フローは、例えば、定期的に行われたり、表示特性判断(図2の処理フロー)の実行を指示するユーザ操作に応じて行われたりする。表示特性判断システムに対するユーザ操作は、画像表示装置100に対するユーザ操作であってもよいし、撮影装置200に対するユーザ操作であってもよい。
まず、S100にて、画像表示装置100が表示を停止する。例えば、画像表示装置100の電源のOFF、黒画像の表示、等により、画像表示装置100の表示が停止される。黒画像の表示は、例えば、バックライト部101を消灯すること、液晶パネル102の透過率を下限値へ制御すること、等により実現できる。本実施例では、制御部103が、画像表示装置100の表示を停止する制御を行う。具体的には、制御部103が、バックライト部101を消灯させるBL制御信号をバックライト部101に送信する。それによ
り、バックライト部101が消灯し、画像表示装置100の表示が停止される。なお、撮影装置200の不図示の制御部によって、画像表示装置100の表示を停止する制御が行われてもよい。ユーザ操作に応じて、画像表示装置100の表示を停止する制御が行われてもよい。
り、バックライト部101が消灯し、画像表示装置100の表示が停止される。なお、撮影装置200の不図示の制御部によって、画像表示装置100の表示を停止する制御が行われてもよい。ユーザ操作に応じて、画像表示装置100の表示を停止する制御が行われてもよい。
次に、S200にて、制御部103は、画像表示装置100が表示を行っていない状態における撮影装置200の撮影画像データである第3画像データを、撮影装置200から取得する。S200の処理フローについて、図3を用いて説明する。図3は、S200の処理フローの一例を示すフローチャートである。まず、S201にて、制御部103は、カメラ制御信号を撮影装置200に送信する。次に、S202にて、撮影装置200は、カメラ制御信号の受信に応じて撮影を行う。それにより、第3画像データが生成される。そして、S203にて、制御部103は、S202で生成された第3画像データを撮影装置200から受信する。
なお、第3画像データを生成するための撮影は、ユーザ操作に応じて行われてもよい。図2の処理フローの実行中において、撮影装置200による撮影は常に行われていてもよい。そして、S200の処理として、S100の処理の後に生成された撮影画像データを制御部103が撮影装置200から取得する処理が行われてもよい。
S200の次に、S300にて、制御部103は、第3画像データに基づいて、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かを判断する。そして、制御部103は、第3画像データが所定露出の撮影画像データでない場合に、撮影装置200の撮影パラメータを変更(調整)する(第2変更処理)。具体的には、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断の結果に基づいて、撮影装置200の撮影画像データとして所定露出の撮影画像データが得られるように、撮影パラメータが変更される。それにより、画像表示装置100が表示を行っていない状態で撮影装置200が画像表示装置100の周辺を高精度に撮影可能な撮影パラメータが設定される。本実施例では、撮影パラメータとして、画像データの露出に関する撮影パラメータである露出値(Ev値)が使用される。
本実施例では、以下の式1を用いて、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かが判断される。式1において、「Pmin」は、撮影画像データの階調値の最小値(最小階調値)であり、「C」は、最小階調値の目標値である。式1が満たされる場合に、第3画像データが所定露出の撮影画像データであると判断され、式1が満たされない場合に、第3画像データが所定露出の撮影画像データでないと判断される。そして、式1が満たされない場合に、式1が満たされるように、Ev値が変更される。具体的には、以下の式2を用いて、変更後のEv値が決定される。式2において、「ΔEv」は、変更後のEv値から変更前のEv値を減算した値(差分値)であり、「log」は、底を2とする対数関数である。
Pmin=C ・・・(式1)
ΔEv=log(Pmin/C) ・・・(式2)
Pmin=C ・・・(式1)
ΔEv=log(Pmin/C) ・・・(式2)
ここで、変更前のEv値=5、ΔEv=最小階調値Pmin=80、及び、目標値C=10の場合を考える。この場合には、式1が満たされないため、第3画像データが所定露出の撮影画像データでないと判断される。そして、式2から、差分値ΔEv=log(80/10)=3が得られる。その結果、変更後のEv値=5+3=8が得られる。
なお、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断の方法は、上記
方法に限らない。また、撮影パラメータの種類、撮影パラメータの変更方法、等も、上記方法に限らない。例えば、最小階調値の代わりに、所定の階調値を有する画素の数、所定の分位数に対応する階調値を有する画素の数、等を用いて、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断、撮影パラメータの変更、等が行われてもよい。撮影画像データの階調値の特徴量の代わりに、撮影画像データの輝度値の特徴量が使用されてもよい。また、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かは、式1とは異なる式を用いて判断されてもよい。撮影パラメータは、式2とは異なる式を用いて変更されてもよい。
方法に限らない。また、撮影パラメータの種類、撮影パラメータの変更方法、等も、上記方法に限らない。例えば、最小階調値の代わりに、所定の階調値を有する画素の数、所定の分位数に対応する階調値を有する画素の数、等を用いて、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断、撮影パラメータの変更、等が行われてもよい。撮影画像データの階調値の特徴量の代わりに、撮影画像データの輝度値の特徴量が使用されてもよい。また、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かは、式1とは異なる式を用いて判断されてもよい。撮影パラメータは、式2とは異なる式を用いて変更されてもよい。
なお、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断は、画像表示装置100以外の装置で行われてもよい。例えば、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断は、撮影装置200で行われてもよい。そして、制御部103は、第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断の結果を外部装置から取得してもよい。その場合には、制御部103は、第3画像データを取得しなくてもよい。
なお、画像表示装置100が表示を行っていない状態で撮影装置200が画像表示装置100の周辺を高精度に撮影可能な撮影パラメータは、撮影装置200の設置時、撮影装置200の製造時、等において撮影装置200に予め設定されてもよい。その場合には、S100〜S300の処理は不要となる。
S300の次に、S400にて、画像表示装置100が表示を開始する。例えば、画像表示装置100の電源のON、黒画像以外の画像の表示、等により、画像表示装置100の表示が開始される。黒画像以外の画像の表示は、例えば、バックライト部101を点灯すること、液晶パネル102の透過率を選択画像データに基づく透過率へ制御すること、等により実現できる。本実施例では、制御部103が、画像表示装置100の表示を開始する制御を行う。具体的には、制御部103が、バックライト部101を点灯させるBL制御信号をバックライト部101に送信する。それにより、バックライト部101が点灯し、画像表示装置100の表示が開始される。なお、S400で表示される画像は特に限定されない。入力画像が表示されてもよいし、所定のパターン画像が表示されてもよい。また、撮影装置200の不図示の制御部によって、画像表示装置100の表示を開始する制御が行われてもよい。ユーザ操作に応じて、画像表示装置100の表示を開始する制御が行われてもよい。
そして、S500にて、制御部103は、現在の輝度設定値(第1設定値)を取得する。本実施例では、輝度設定値として、バックライト部101の発光輝度(発光量)を示す値が得られる。第1設定値は、S1200の処理、S1500の処理、等において使用される。
次に、S600にて、制御部103は、所定のパターン画像を画面に表示する表示制御を行う。具体的には、制御部103は、パターン画像データを選択部104に出力する。そして、制御部103が選択部104の動作を制御することにより、選択部104は、パターン画像データを選択し、パターン画像データを液晶パネル102に出力する。その結果、画面に所定のパターン画像が表示される。本実施例では、S800の処理、S900の処理、S1200の処理、等のために所定のパターン画像が表示されるが、これらの処理のために表示される画像は、所定のパターン画像でなくてもよい。なお、所定のパターン画像の表示方法は、上記方法に限らない。例えば、入力画像データにパターン画像データが合成される、入力画像の一部の領域に所定のパターン画像が重ねられた合成画像を表す合成画像データが生成されてもよい。そして、合成画像が画面に表示されることにより、所定のパターン画像が画面に表示されてもよい。
そして、S700にて、制御部103は、画像表示装置100が表示を行っている状態における撮影装置200の撮影画像データを、撮影装置200から取得する。具体的には、S700にて、所定のパターン画像が画面に表示された状態における撮影画像データが、撮影装置200から取得される。S300でEv値が変更された場合、S700では、S300で変更された後のEv値を用いた撮影が行われる。S700の処理方法は、S200の処理方法と同じである。本実施例では、S700の処理が複数回行われることがある。1回目のS700の処理では、撮影によって第1画像データが生成され、2回目以降のS700の処理では、撮影によって第2画像データが生成される。
次に、S800にて、制御部103は、S700で取得した撮影画像データに基づいて、当該撮影画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かを判断する。取得した撮影画像データが所定露出の撮影画像データでない場合には、S900に処理が進められ、取得した撮影画像データが所定露出の撮影画像データである場合には、S1100に処理が進められる。
本実施例では、撮影画像データの階調値のヒストグラムを用いて、当該撮影画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かが判断される。図4(A)〜4(C)は、撮影画像データの階調値のヒストグラムの一例を示す図である。図4(A)〜4(C)において、横軸は階調値を示し、縦軸は度数(画素数)を示す。
図4(A)のように、第1階調値以下の階調値の総度数が度数閾値よりも多い場合には、撮影画像データが所定露出よりも低い露出の撮影画像データであると判断される。即ち、露出が露出アンダーであると判断される。露出が露出アンダーである場合には、画像表示装置100の画面の撮影画像データが、黒つぶれの多い画像データである可能性が高い。図4(B)のように、第2階調値以上の階調値の総度数が度数閾値よりも多い場合には、撮影画像データが所定露出よりも高い露出の撮影画像データであると判断される。即ち、露出が露出オーバーであると判断される。露出が露出オーバーである場合には、画像表示装置100の画面の撮影画像データが、白とびの多い画像データである可能性が高い。画像表示装置100の画面の撮影画像データが、黒つぶれや白とびの多い画像データである場合、当該撮影画像データから画像表示装置100の表示特性を高精度に判断することはできない。
そして、図4(C)のように、第1階調値以下の階調値の総度数が度数閾値以下であり、且つ、第2階調値以上の階調値の総度数が度数閾値以下である場合には、撮影画像データが所定露出の撮影画像データであると判断される。即ち、露出が所定露出であると判断される。ここで、露出が所定露出である場合には、画像表示装置100の画面の撮影画像データ、及び、画像表示装置100の周辺の撮影画像データとして、白とび、黒つぶれ、等が少ない(無い)画像データを得ることができる。ひいては、撮影画像データから画像表示装置100の表示特性を高精度に判断することができ、画像表示装置100の周辺を高精度に撮影することもできる。
なお、第1階調値、第2階調値、及び、度数閾値のそれぞれは、メーカによって予め定められた固定値であってもよいし、ユーザが変更可能な値であってもよいし、画像表示装置100または撮影装置200によって自動で決定される値であってもよい。例えば、第1階調値、第2階調値、及び、度数閾値の少なくともいずれかは、画像表示装置100の周辺の環境(明るさ等)に応じて自動で決定されてもよい。第1階調値以下の階調値の総度数と比較される閾値は、第2階調値以上の階調値の総度数と比較される閾値と異なっていてもよい。
なお、撮影画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断の方法は、上記方法に限らない。例えば、階調値のヒストグラムの代わりに、所定の階調値を有する画素の数、所定の分位数に対応する階調値を有する画素の数、階調値の最大値、階調値の平均値、階調値の中間値、階調値の最頻値、等が使用されてもよい。撮影画像データの階調値の特徴量の代わりに、撮影画像データの輝度値の特徴量が使用されてもよい。
なお、撮影画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断は、画像表示装置100以外の装置で行われてもよい。例えば、撮影画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断は、撮影装置200で行われてもよい。そして、制御部103は、撮影画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断の結果を外部装置から取得してもよい。その場合には、制御部103は、撮影画像データを取得しなくてもよい。
S900にて、制御部103は、S700にて所定露出の撮影画像データが得られるように、輝度設定値を変更する。そして、S1000にて、制御部103は、変更後の輝度設定値を反映する。本実施例では、制御部103が輝度設定値を変更することにより、バックライト部101の発光輝度が変更される。本実施例では、変更後の輝度設定値を「第2設定値」と記載する。上述した第1設定値は、変更前の輝度設定値である。
S800にて露出アンダーが検出された場合には、表示輝度が低すぎるため、制御部103は、表示輝度が高められるように輝度設定値を変更する。本実施例では、輝度設定値が大きいほど、バックライト部101の発光輝度が高い。S800にて露出アンダーが検出された場合には、制御部103は、1よりも大きい係数を現在の輝度設定値に乗算する。それにより、バックライト部101の発光輝度が高められ、表示輝度が高められる。
S800にて露出オーバーが検出された場合には、表示輝度が高すぎるため、制御部103は、表示輝度が低減されるように輝度設定値を変更する。本実施例では、S800にて露出オーバーが検出された場合には、制御部103は、1よりも小さい係数を現在の輝度設定値に乗算する。それにより、バックライト部101の発光輝度が低減され、表示輝度が低減される。
S1000の処理の後、S700に処理が戻される。そして、所定露出の撮影画像データがS700で取得されるまで、S700〜S1000の処理が繰り返される。上述したように、所定露出の撮影画像データがS700で取得されると、S800からS1100に処理が進められる。
なお、輝度設定値の変更方法は上記方法に限らない。輝度設定値にオフセット値を加算したり、輝度設定値からオフセット値を減算したりすることにより、輝度設定値が変更されてもよい。係数やオフセット値は、メーカによって予め定められた固定値であってもよいし、ユーザが変更可能な値であってもよいし、画像表示装置100または撮影装置200によって自動で決定される値であってもよい。例えば、係数やオフセット値は、第1階調値以下の階調値の総度数、第2階調値以上の階調値の総度数、等に基づいて決定および変更されてもよい。撮影画像データの輝度値の平均値(平均輝度値)に基づいて、係数やオフセット値が決定されてもよい。具体的には、露出アンダーが検出された場合に、1より大きく、且つ、平均輝度値が高いほど小さい係数が決定され、露出オーバーが検出された場合に、1より小さく、且つ、平均輝度値が高いほど小さい係数が決定されてもよい。撮影画像データに基づいて係数やオフセット値を変更することにより、S700〜S1000の処理の繰り返し回数を減らすことができる。
S1100にて、制御部103は、所定のパターン画像を画面から消去する表示制御を
行う。例えば、制御部103が選択部104の動作を制御することにより、選択部104は、入力画像データを選択し、入力画像データを液晶パネル102に出力する。その結果、所定のパターン画像の表示から、入力画像の表示に、画像表示装置100の表示が切り替えられる。
行う。例えば、制御部103が選択部104の動作を制御することにより、選択部104は、入力画像データを選択し、入力画像データを液晶パネル102に出力する。その結果、所定のパターン画像の表示から、入力画像の表示に、画像表示装置100の表示が切り替えられる。
次に、S1200にて、制御部103は、第1設定値に対応する画像表示装置100の表示特性を判断する。第1設定値に対応する表示特性は、第1設定値に応じた表示を画像表示装置100が行った場合における表示特性である。
S1200の処理フローについて、図5を用いて説明する。図5は、S1200の処理フローの一例を示すフローチャートである。
S1201とS1202の処理により、S700で取得された撮影画像データに基づいて、現在の輝度設定値に対応する画像表示装置100の表示特性が判断される。本実施例では、所定のパターン画像の撮影結果に基づいて、現在の輝度設定値に対応する画像表示装置100の表示特性が判断される。ここで、S700の処理が1回だけ行われた後に、S800からS1100に処理が進められた場合を考える。この場合には、S700で取得された撮影画像データ(第1画像データ)に基づいて、第1設定値に対応する表示特性が判断される。次に、S700の処理が複数回行われた後に、S800からS1100に処理が進められた場合を考える。この場合には、最後のS700で取得された撮影画像データ(第2画像データ)に基づいて、最後のS900で得られた輝度設定値(第2設定値)に対応する表示特性が判断される。第2設定値に対応する表示特性は、第2設定値に応じた表示を画像表示装置100が行った場合における表示特性である。
具体的には、S1201にて、制御部103は、S700で得られた撮影画像データから、所定のパターン画像の撮影画像データ(パターン撮影画像データ)を抽出する。パターン撮影画像データの抽出方法は特に限定されない。例えば、画像表示装置100において、所定のパターン画像の縁に、識別用パターン画像(赤ライン等)がさらに表示されてもよい。そして、S700で得られた撮影画像データが表す画像(撮影画像)から識別用パターン画像が検出され、識別用パターン画像の検出結果に基づいてパターン撮影画像データが抽出されてもよい。所定のパターン画像の表示位置と、撮影装置200の撮影範囲とが固定である場合には、所定の領域を撮影した画像データを、パターン撮影画像データとして抽出することができる。
次に、S1202にて、制御部103は、S1201で抽出したパターン撮影画像データに基づいて、現在の輝度設定値に対応する画像表示装置100の表示特性を判断する。本実施例では、制御部103は、現在の輝度設定値に応じた表示を画像表示装置100が行った場合における画像表示装置100の表示輝度を判断する。具体的には、制御部103は、現在の輝度設定値に応じた表示を画像表示装置100が行った場合における所定のパターン画像の表示輝度を判断する。
本実施例では、撮影画像データの階調値、Ev値、及び、表示輝度の対応関係を示す情報が予め用意されている。制御部103は、パターン撮影画像データの階調値と、現在のEv値との組み合わせに対応する表示輝度を、現在の輝度設定値に対応する表示輝度として、上記対応関係を示す情報から取得する。パターン撮影画像データの階調値の平均値を用いることにより、所定のパターン画像の平均の表示輝度を得ることができる。パターン撮影画像データが表す画像の中心の階調値を用いることにより、所定のパターン画像の中心の表示輝度を得ることができる。パターン撮影画像データが表す画像の複数の階調値(複数の位置に対応する複数の階調値)を用いることにより、所定のパターン画像の表示輝度の分布を得ることができる。
図6は、撮影画像データの階調値、Ev値、及び、表示輝度の対応関係の一例を示す。図6の対応関係を示す情報が使用された場合には、Ev値=4、且つ、階調値=30に対応する表示輝度として、1.7[cd/m2]が得られる。なお、撮影画像データの階調値、Ev値、及び、表示輝度の対応関係を示す情報は、テーブルであってもよいし、関数であってもよい。なお、上記対応関係を示す情報では、Ev値と階調値の一部の組み合わせについてのみ表示輝度が示されていてもよい。上記対応関係に示されていない組み合わせに対応する表示輝度は、例えば、上記対応関係に示された値を用いた補間によって算出することができる。
なお、S1201の処理とS1202の処理との少なくとも一方は、画像表示装置100以外の装置で行われてもよい。例えば、S1201の処理とS1202の処理との両方が、撮影装置200で行われてもよい。そして、制御部103は、現在の輝度設定値に対応する画像表示装置100の表示特性の判断結果を外部装置から取得してもよい。
上述したように、S1202では、表示特性の判断結果として、第2設定値に対応する表示特性を示す情報が得られることがある。そこで、本実施例では、S1202の次に、S1203の処理が行われる。S1203にて、制御部103は、第1設定値、現在の輝度設定値、及び、S1202で判断された表示特性に基づいて、第1設定値に対応する画像表示装置100の表示特性を判断する。具体的には、制御部103は、第1設定値と、現在の輝度設定値とに基づいて、S1202で判断された表示特性を、第1設定値に対応する表示特性に変換する。本実施例では、第1設定値に対応する表示特性として、第1設定値に応じた表示を画像表示装置100が行った場合における画像表示装置100の表示輝度が得られる。なお、S1202で判断された表示特性が、第1設定値に対応する表示特性である場合には、S1202の処理は省略されてもよい。具体的には、S700の処理が1回だけ行われた後に、S800からS1100に処理が進められた場合には、S1202の処理は省略されてもよい。
本実施例では、以下の式3を用いて、S1202で得られた表示輝度L2が、第1設定値に対応する表示輝度L1に変換される。式3において、「E1」は第1設定値であり、「E2」は現在の輝度設定値である。なお、表示輝度L1の算出式は、式3に限らない。
L1=L2×E1/E2 ・・・(式3)
L1=L2×E1/E2 ・・・(式3)
S1200の次に、S1300にて、制御部103は、S1200で判断された表示特性(第1設定値に対応する表示特性)が所定の表示特性であるか否かを判断する。S1200で判断された表示特性が所定の表示特性である場合には、S1500に処理が進められ、S1200で判断された表示特性が所定の表示特性でない場合には、S1400に処理が進められる。例えば、制御部103は、第1設定値に対応する表示輝度が所定の範囲内の輝度であるか否かを判断する。第1設定値に対応する表示輝度が所定の範囲内の輝度である場合には、S1500に処理が進められ、第1設定値に対応する表示輝度が所定の範囲内の輝度でない場合には、S1400に処理が進められる。
S1400にて、制御部103は、所定の情報をユーザに通知する。ユーザへの情報の通知は、画像表示、音声出力、ランプの点灯、等によって実現される。所定の情報としては、例えば、表示特性が所定の表示特性でないことを示す情報、表示特性のキャリブレーションが必要であることを示す情報、表示色や表示輝度が不適切であることを示す情報、等が使用される。その後、S1500に処理が進められる。
S1500にて、制御部103は、輝度設定値として第1設定値を設定する。即ち、輝度設定値が第1設定値から第2設定値に変更された場合に、制御部103は、輝度設定値を第2設定値から第1設定値に戻す。輝度設定値が第1設定値から第2設定値に変更されなかった場合には、S1500の処理は省略されてもよい。S700の処理が1回だけ行われた後に、S800からS1100に処理が進められた場合には、S1500の処理は省略されてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、撮影画像として所定露出の撮影画像が得られるように、輝度設定値が変更される。そして、輝度設定値が変更された後の撮影画像から判断された表示特性、変更前の輝度設定値、及び、変更後の輝度設定値に基づいて、輝度設定値が変更される前の表示特性が判断される。それにより、画像表示装置の表示特性の高精度な判断と、画像表示装置の周辺の高精度な撮影とを、簡易な構成(上述した簡易な処理)で両立できる。例えば、特別な調光部を用いることなく、画像表示装置の表示特性の高精度な判断と、画像表示装置の周辺の高精度な撮影とを両立できる。
なお、本実施例では、判断された表示特性が所定の表示特性でない場合に所定の情報がユーザに通知される例を説明したが、これに限らない。例えば、判断された表示特性が所定の表示特性でない場合に、制御部103が、判断された表示特性が所定の表示特性に近づくように、画像表示装置100の表示特性のキャリブレーション(較正)を行ってもよい。情報の通知と、キャリブレーションとの一方が行われてもよいし、情報の通知と、キャリブレーションとの両方が行われてもよい。キャリブレーションを実行するか否かをユーザに確認してもよい。そして、キャリブレーションの実行を指示するユーザ操作に応じて、キャリブレーションを実行してもよい。キャリブレーションの方法としては、種々の従来技術を使用することができる。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2について説明する。実施例1では、画像表示装置が情報処理装置(情報処理装置の機能)を有する例を説明した。本実施例では、画像表示装置とは異なる装置が情報処理装置を有する例を説明する。なお、以下では、実施例1と異なる構成や処理について詳しく説明し、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
以下、本発明の実施例2について説明する。実施例1では、画像表示装置が情報処理装置(情報処理装置の機能)を有する例を説明した。本実施例では、画像表示装置とは異なる装置が情報処理装置を有する例を説明する。なお、以下では、実施例1と異なる構成や処理について詳しく説明し、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
図7は、本実施例に係る表示特性判断システムの構成の一例を示すブロック図である。本実施例に係る表示特性判断システムは、画像表示装置100、撮影装置200、及び、サーバ300を有する。本実施例では、サーバ300が情報処理装置(情報処理装置の機能)を有する。サーバ300は、例えば、LAN等のネットワークを介して画像表示装置100と撮影装置200に接続されている。サーバ300は、ネットワークを介さずに画像表示装置100と撮影装置200に直接接続されてもよい。
本実施例に係る表示特性判断システムの処理フローは、実施例1(図2,3,5)と同じである。但し、撮影画像の露出が所定露出であるか否かの判断結果の取得、輝度設定値の変更、表示の制御、撮影の制御、撮影パラメータの変更、表示特性の判断、ユーザ通知の制御、キャリブレーションの制御、等は、サーバ300によって行われる。
例えば、図2のS100にて、サーバ300は、バックライト部101を消灯させるBL制御信号を、画像表示装置100の制御部103に送信する。制御部103は、受信したBL制御信号をバックライト部101に送信する。それにより、バックライト部101が消灯し、画像表示装置100の表示が停止される。同様に、バックライト部101を点灯させるBL制御信号をサーバ300が画像表示装置100に送信することにより、画像表示装置100の表示が開始される。
S200にて、サーバ300は、カメラ制御信号を撮影装置200に送信する。そして、サーバ300は、撮影画像データ(第3画像データ)を撮影装置200から取得する。同様に、サーバ300は、第1画像データや第2画像データを撮影装置から取得する。
S600にて、サーバ300は、所定のパターンを表示させる表示制御信号を制御部103に送信する。制御部103は、表示制御信号の受信に応じて、パターン画像データを選択部104に送信し、選択部104の処理を制御する。それにより、選択部104は、パターン画像データを選択し、パターン画像データを液晶パネル102に出力する。その結果、画面に所定のパターン画像が表示される。同様に、所定のパターンを消去させる表示制御信号をサーバ300が制御部103に送信することにより、画面から所定のパターン画像が消去され、画面に入力画像が表示される。
以上述べたように、本実施例によれば、画像表示装置とは異なる装置によって、情報処理装置の機能(実施例1と同様の機能)が実現される。それにより、画像表示装置の処理負荷を低減することができる。また、本実施例によれば、サーバによって情報処理装置の機能が実現される。それにより、複数の画像表示装置や複数の撮影装置を用いたシステムにおいて、1つのサーバで、全ての画像表示装置の表示特性と、全ての撮影装置の撮影結果とを監視することができる。そのため、システムの管理を効率よく行うことができる。
なお、サーバ300で行われる一部の処理が、画像表示装置100や撮影装置200で行われてもよい。例えば、撮影装置200からサーバ300を介して画像表示装置100に撮影画像データが送信され、画像表示装置100の制御部103により、撮影画像データの露出が所定露出であるか否かの判断が行われてもよい。また、撮影画像データの露出が所定露出であるか否かの判断結果の取得、輝度設定値の変更、表示特性の判断、等が、画像表示装置100や撮影装置で行われてもよい。
<実施例3>
以下、本発明の実施例3について説明する。画像表示装置の周辺の明るさが変化すると、撮影画像データの露出が所定露出から変化することがある。本実施例では、画像表示装置の周辺の明るさを考慮した例を説明する。なお、以下では、実施例1と異なる構成や処理について詳しく説明し、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
以下、本発明の実施例3について説明する。画像表示装置の周辺の明るさが変化すると、撮影画像データの露出が所定露出から変化することがある。本実施例では、画像表示装置の周辺の明るさを考慮した例を説明する。なお、以下では、実施例1と異なる構成や処理について詳しく説明し、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
図8は、本実施例に係る表示特性判断システムの構成の一例を示すブロック図である。本実施例に係る画像表示装置100は、光センサ105をさらに有する。光センサ105は、画像表示装置100の周辺の明るさを検出する。光センサ105としては、輝度センサ、照度センサ、等を使用することができる。本実施例に係る制御部103は、実施例1の制御部103と同様の機能を有する。但し、本実施例に係る制御部103は、以下の処理をさらに行う。
本実施例に係る制御部103は、画像表示装置の周辺の明るさが変化したか否かの判断の結果を取得する(第3取得処理)。そして、制御部103は、画像表示装置100の周辺の明るさが変化した場合に、画像表示装置100の周辺の明るさが変化した後の第3画像データが所定露出の撮影画像データであるか否かの判断の結果を取得する。さらに、制御部103は、画像表示装置100の周辺の明るさが変化した後の第3画像データが所定露出の撮影画像データでない場合に、撮影装置200の撮影パラメータを変更する。具体的には、制御部103は、画像表示装置100の周辺の明るさが変化した後の第3画像データとして所定露出の撮影画像データが得られるように、撮影装置200の撮影パラメータを変更する。
本実施例に係る表示特性判断システムの処理フローについて、図9を用いて説明する。
図9は、本実施例に係る表示特性判断システムの処理フローの一例を示すフローチャートである。本実施例では、図9の処理フローは、図2の処理フローと並列に行われる。
図9は、本実施例に係る表示特性判断システムの処理フローの一例を示すフローチャートである。本実施例では、図9の処理フローは、図2の処理フローと並列に行われる。
まず、S1600にて、制御部103は、表示特性判断(図2の処理フロー)が開始されたか否かを判断する。表示特性判断が開始された場合には、S1700に処理が進められ、表示特性判断が開始されなかった場合には、本処理フローが終了される。
S1700にて、制御部103は、所定時間だけ待機する。所定時間は、例えば、光センサ105が光を検出するのに要する時間である。次に、S1800にて、制御部103は、光センサ105から検出値(画像表示装置100の周辺の明るさの情報)を取得する。
そして、S1900にて、制御部103は、S1800で取得した検出値に基づいて、画像表示装置100の周辺の明るさが変化したか否かを判断する。画像表示装置100の周辺の明るさが変化した場合には、S2000に処理が進められ、画像表示装置100の周辺の明るさが変化していない場合には、S2100に処理が進められる。
画像表示装置100の周辺の明るさが変化したか否かの判断方法は、特に限定されない。例えば、前回取得された検出値と、今回取得された検出値との差分値(第1差分値)が所定の閾値以上である場合に、明るさが変化したと判断することができる。そして、第1差分値が所定の閾値未満である場合に、明るさが変化していないと判断することができる。また、前回までに取得されたN個(Nは2以上の整数)の検出値の代表値と、今回までに取得されたN個の検出値の代表値との差分値(第2差分値)が所定の閾値以上である場合に、明るさが変化したと判断することもできる。そして、第2差分値が所定の閾値未満である場合に、明るさが変化していないと判断することもできる。代表値は、平均値、最大値、最小値、中間値、最頻値、等である。
なお、本実施例では、画像表示装置100の周辺の明るさの情報として、画像表示装置100が有する光センサ105の検出値を使用する例を説明したが、これに限らない。例えば、画像表示装置100の周辺の明るさの情報として、画像表示装置100とは異なる装置によって得られた情報が使用されてもよい。具体的には、画像表示装置100の周辺の明るさの情報として、画像表示装置100とは別体の光検出装置によって得られた検出値が使用されてもよい。画像表示装置100の周辺の明るさの情報として、撮影装置200が有する光センサによって得られた検出値が使用されてもよい。
なお、画像表示装置100の周辺の明るさが変化したか否かの判断は、画像表示装置100以外の装置で行われてもよい。例えば、画像表示装置100の周辺の明るさが変化したか否かの判断は、撮影装置200で行われてもよい。そして、制御部103は、画像表示装置100の周辺の明るさが変化したか否かの判断の結果を外部装置から取得してもよい。その場合には、制御部103は、光センサ105の検出値を取得しなくてもよい。
S2000にて、制御部103は、図2の処理フローを中断し、図2のS100から図2の処理フローを再開する。その後、S2100に処理が進められる。S2100にて、制御部103は、表示特性判断が終了されたか否かを判断する。表示特性判断が終了された場合には、本処理フローが終了され、表示特性判断が終了されていない場合には、S1700に処理が戻される。
以上述べたように、本実施例によれば、画像表示装置の周辺の明るさが変化した場合に、所定露出の撮影画像が得られるように撮影パラメータが変更される。それにより、画像表示装置の周辺の明るさが変化した場合においても、所定露出の撮影画像を得ることがで
きる。その結果、簡易な構成で、画像表示装置の表示特性をより高精度に判断でき、画像表示装置の周辺をより高精度に撮影できる。例えば、第3画像に基づく撮影パラメータの調整後に画像表示装置の周辺の明るさが変化すると、当該調整後に、白とび、黒つぶれ、等が多い撮影画像データが得られることがある。本実施例によれば、画像表示装置の周辺の明るさが変化に応じて撮影パラメータが再度調整されるため、白とび、黒つぶれ、等が少ない撮影画像データをより確実に得ることができる。
きる。その結果、簡易な構成で、画像表示装置の表示特性をより高精度に判断でき、画像表示装置の周辺をより高精度に撮影できる。例えば、第3画像に基づく撮影パラメータの調整後に画像表示装置の周辺の明るさが変化すると、当該調整後に、白とび、黒つぶれ、等が多い撮影画像データが得られることがある。本実施例によれば、画像表示装置の周辺の明るさが変化に応じて撮影パラメータが再度調整されるため、白とび、黒つぶれ、等が少ない撮影画像データをより確実に得ることができる。
なお、図9の処理フローの実行タイミングは特に限定されない。例えば、図2の処理フローが実行されていない期間に図9の処理フローが実行されてもよい。そして、図9のS2000にて、図2のS100〜S300の処理のみが行われてもよい。
なお、実施例1〜3はあくまで一例であり、本発明の要旨の範囲内で実施例1〜3の構成を適宜変形したり変更したりすることにより得られる構成も、本発明に含まれる。実施例1〜3の構成を適宜組み合わせて得られる構成も、本発明に含まれる。例えば、制御部103で行わる複数の処理は、複数の機能部によって実現されてもよい。同様に、サーバ300で行わる複数の処理は、複数の機能部によって実現されてもよい。
<その他の実施例>
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:画像表示装置 103:制御部 300:サーバ
Claims (14)
- 画像表示装置とその周辺とを撮影する撮影装置の撮影画像である第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果を取得する第1取得手段と、
前記第1画像が前記所定露出の撮影画像でない場合に、前記第1画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果に基づいて、前記撮影装置の撮影画像として前記所定露出の撮影画像が得られるように、前記画像表示装置の画面の輝度に関する設定値である輝度設定値を変更する第1変更手段と、
前記第1変更手段によって前記輝度設定値が変更された後の前記撮影装置の撮影画像である第2画像から判断された前記画像表示装置の表示特性を示す情報を取得する第2取得手段と、
前記第1変更手段による変更前の輝度設定値、前記第1変更手段による変更後の輝度設定値、及び、前記第2画像から判断された前記表示特性に基づいて、前記第1変更手段によって前記輝度設定値が変更される前の前記画像表示装置の表示特性を判断する判断手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記第1取得手段は、前記画像表示装置が表示を行っていない状態における前記撮影装置の撮影画像である第3画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果をさらに取得し、
前記情報処理装置は、前記第3画像が前記所定露出の撮影画像でない場合に、前記第3画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果に基づいて、前記第3画像として前記所定露出の撮影画像が得られるように、前記撮影装置の撮影パラメータを変更する第2変更手段、を有し、
前記第1画像と前記第2画像は、前記第2変更手段による変更後の撮影パラメータを用いて得られた撮影画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記画像表示装置の周辺の明るさが変化したか否かの判断の結果を取得する第3取得手段、を有し、
前記第1取得手段は、前記画像表示装置の周辺の明るさが変化した場合に、前記画像表示装置の周辺の明るさが変化した後の第3画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果を取得し、
前記第2変更手段は、前記画像表示装置の周辺の明るさが変化した後の前記第3画像が前記所定露出の撮影画像でない場合に、前記画像表示装置の周辺の明るさが変化した後の前記第3画像として前記所定露出の撮影画像が得られるように、前記撮影装置の撮影パラメータを変更する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記第3取得手段は、前記画像表示装置の周辺の明るさの情報を取得し、取得した情報に基づいて、前記画像表示装置の周辺の明るさが変化したか否かを判断する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記画像表示装置の周辺の明るさを検出するセンサを有し、
前記第3取得手段は、前記センサの検出値に基づいて、前記画像表示装置の周辺の明るさが変化したか否かを判断する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。 - 前記第1取得手段は、前記撮影装置の撮影画像を取得し、取得した撮影画像に基づいて、前記取得した撮影画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かを判断する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第2取得手段は、前記第2画像を取得し、前記第2画像に基づいて前記画像表示装置の表示特性を判断する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第2画像は、所定のパターン画像が前記画面に表示された状態における前記撮影装置の撮影画像であり、
前記第2取得手段は、前記所定のパターン画像の撮影結果に基づいて、前記画像表示装置の表示特性を判断する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段によって判断された前記表示特性が所定の表示特性でない場合に、ユーザに所定の情報を通知する通知手段、を有する
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段によって判断された前記表示特性が所定の表示特性でない場合に、前記判断手段によって判断された前記表示特性が前記所定の表示特性に近づくように、前記画像表示装置の表示特性のキャリブレーションを行う較正手段、を有する
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記画像表示装置は、発光部と、前記発光部から発せられた光を変調することにより前記画面に画像を表示する表示部とを有し、
前記輝度設定値は、前記発光部の発光輝度に関する設定値である
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記画像表示装置の表示特性は、前記画面の輝度に関する特性である
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 画像表示装置とその周辺とを撮影する撮影装置の撮影画像である第1画像が所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果を取得する第1取得ステップと、
前記第1画像が前記所定露出の撮影画像でない場合に、前記第1画像が前記所定露出の撮影画像であるか否かの判断の結果に基づいて、前記撮影装置の撮影画像として前記所定露出の撮影画像が得られるように、前記画像表示装置の画面の輝度に関する設定値である輝度設定値を変更する変更ステップと、
前記変更ステップによって前記輝度設定値が変更された後の前記撮影装置の撮影画像である第2画像から判断された前記画像表示装置の表示特性を示す情報を取得する第2取得ステップと、
前記変更ステップによる変更前の輝度設定値、前記変更ステップによる変更後の輝度設定値、及び、前記第2画像から判断された前記表示特性に基づいて、前記変更ステップによって前記輝度設定値が変更される前の前記画像表示装置の表示特性を判断する判断ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 請求項13に記載の情報処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015227504A JP2017098691A (ja) | 2015-11-20 | 2015-11-20 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015227504A JP2017098691A (ja) | 2015-11-20 | 2015-11-20 | 情報処理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017098691A true JP2017098691A (ja) | 2017-06-01 |
Family
ID=58803837
Family Applications (1)
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JP2015227504A Pending JP2017098691A (ja) | 2015-11-20 | 2015-11-20 | 情報処理装置 |
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JP (1) | JP2017098691A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023074897A1 (ja) * | 2021-11-01 | 2023-05-04 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、プログラム及び情報処理システム |
WO2023106114A1 (ja) * | 2021-12-10 | 2023-06-15 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理方法、情報処理システム、およびプログラム |
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2015
- 2015-11-20 JP JP2015227504A patent/JP2017098691A/ja active Pending
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