JP2017095611A - ゴム組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]変性セルロースナノファイバー及びゴム成分を含むゴム組成物。
[2]変性セルロースナノファイバーは、酸化セルロースナノファイバー、カルボキシメチル化セルロースナノファイバー及びカチオン化セルロースナノファイバーからなる群より選ばれる少なくとも1種を含む、[1]に記載のゴム組成物。
[3]酸化セルロースナノファイバーの絶乾重量に対するカルボキシル基の量は、0.5mmol/g〜3.0mmol/gである、[2]に記載のゴム組成物。
[4]カルボキシル化セルロースナノファイバーの無水グルコース単位当たりのカルボキシメチル置換度は、0.01〜0.50である、[2]に記載のゴム組成物。
[5]カチオン化セルロースナノファイバーのグルコース単位当たりのカチオン置換度は、0.01〜0.40である、[2]に記載のゴム組成物。
[6]メチレンアクセプター化合物及びメチレンドナー化合物を更に含む[1]〜[5]のいずれか1項に記載のゴム組成物。
[7]メチレンアクセプター化合物が、レゾルシン、レゾルシン誘導体及びレゾルシン系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1つである、[6]に記載のゴム組成物。
[8]メチレンドナー化合物が、ヘキサメチレンテトラミンである、[5]又は[6]のいずれかに記載のゴム組成物。
[9]変性セルロースナノファイバー及びゴム成分を含む材料を混合することを含む、[1]〜[8]に記載のゴム組成物の製造方法。
[10]硫黄及び加硫促進剤以外の材料を先に混合して加熱した後、硫黄及び加硫促進剤を混合して再び加熱する、[9]に記載の製造方法。
変性セルロースナノファイバーは、セルロース原料から変性及び解繊を経て得られる微細繊維である。セルロースナノファイバーの平均繊維径は、通常3〜500nm程度である。平均繊維径及び平均繊維長は、電界放出型走査電子顕微鏡(FE−SEM)を用いて、各繊維を観察した結果から得られる繊維径及び繊維長を平均することによって得ることができる。
アスペクト比=平均繊維長/平均繊維径
変性セルロースナノファイバーは、十分な補強性を発揮し得る。その理由は、セルロース原料の変性により繊維の微細化が十分に進み、均一な繊維長及び繊維径が得られるためである。また、補強性を発揮するのに有効な繊維長及び繊維径を持つ繊維数が十分に確保できるためである。
酸化によりセルロース原料を変性する場合、得られる酸化セルロース又はセルロースナノファイバーの絶乾重量に対するカルボキシル基の量は、好ましくは0.5mmol/g以上、より好ましくは0.8mmol/g以上、更に好ましくは1.0mmol/g以上である。上限は、好ましくは3.0mmol/g以下、より好ましくは2.5mmol/g以下、更に好ましくは2.0mmol/g以下である。従って、0.5mmol/g〜3.0mmol/gが好ましく、0.8mmol/g〜2.5mmol/gがより好ましく、1.0mmol/g〜2.0mmol/gが更に好ましい。
カルボキシル基量〔mmol/g酸化セルロース又はセルロースナノファイバー〕=a〔ml〕×0.05/酸化セルロース重量〔g〕
カルボキシル化によりセルロース原料を変性する場合、得られるカルボキシル化セルロース又はセルロースナノファイバー中の無水グルコース単位当たりのカルボキシメチル置換度は、0.01以上が好ましく、0.05以上がより好ましく、0.10以上であることがさらに好ましい。上限は、0.50以下が好ましく、0.40以下がより好ましく、0.35以下が更に好ましい。従って、カルボキシメチル基置換度は、0.01〜0.50が好ましく、0.05〜0.40がより好ましく、0.10〜0.30が更に好ましい。
DS=0.162×A/(1−0.058×A)
A:水素型CM化セルロースの1gの中和に要する1NのNaOH量(mL)
F’:0.1NのH2SO4のファクター
F:0.1NのNaOHのファクター
カチオン化によりセルロース原料を変性する場合、得られるカチオン化セルロースナノファイバーは、アンモニウム、ホスホニウム、スルホニウム等のカチオン、又は該カチオンを有する基を分子中に含んでいればよい。カチオン化セルロースナノファイバーは、アンモニウムを有する基を含むことが好ましく、四級アンモニウムを有する基を含むことがより好ましい。
カチオン置換度=(162×N)/(1−151.6×N)
N:窒素含有量
セルロース原料に変性処理又は解繊処理を行う際には、セルロース原料の分散処理を行い、セルロース原料の分散体を調製してもよい。セルロース原料を分散させる溶媒は、セルロース原料が親水性であることから、水であることが好ましい。
解繊は、セルロース原料に変性処理を施す前に行ってもよいし、後に行ってもよい。また、解繊は、一度に行ってもよいし、複数回行ってもよい。複数回の場合それぞれの解繊の時期はいつでもよい。
ゴム成分と組み合わせられる変性セルロースナノファイバーの形態は、特に限定されるものではなく、例えば、変性セルロースナノファイバーの分散液、分散液の乾燥固形物、分散液の湿潤固形物、セルロースナノファイバーと水溶性高分子との混合液、混合液の乾燥固形物、混合液の湿潤固形物などが挙げられる。湿潤固形物とは、分散液と乾燥固形物との中間の態様の固形物である。水溶性高分子としては例えば、セルロース誘導体(カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース)、キサンタンガム、キシログルカン、デキストリン、デキストラン、カラギーナン、ローカストビーンガム、アルギン酸、アルギン酸塩、プルラン、澱粉、かたくり粉、クズ粉、陽性澱粉、燐酸化澱粉、コーンスターチ、アラビアガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、ゲランガム、ポリデキストロース、ペクチン、キチン、水溶性キチン、キトサン、カゼイン、アルブミン、大豆蛋白溶解物、ペプトン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、ポリアミノ酸、ポリ乳酸、ポリリンゴ酸、ポリグリセリン、ラテックス、ロジン系サイズ剤、石油樹脂系サイズ剤、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミド・ポリアミン樹脂、ポリエチレンイミン、ポリアミン、植物ガム、ポリエチレンオキサイド、親水性架橋ポリマー、ポリアクリル酸塩、でんぷんポリアクリル酸共重合体、タマリンドガム、ジェランガム、ペクチン、グァーガム及びコロイダルシリカ並びにそれら1つ以上の混合物が挙げられる。この中でも、カルボキシメチルセルロース及びその塩を用いることが相溶性の点から好ましい。
変性セルロースナノファイバーの乾燥固形物及び湿潤固形物は、変性セルロースナノファイバーの分散液又は変性セルロースナノファイバーと水溶性高分子の混合液を乾燥して調製すればよい。乾燥方法は特に限定されないが、例えば、スプレードライ、圧搾、風乾、熱風乾燥、及び真空乾燥が挙げられる。乾燥装置としては例えば、連続式のトンネル乾燥装置、バンド乾燥装置、縦型乾燥装置、垂直ターボ乾燥装置、多重段円板乾燥装置、通気乾燥装置、回転乾燥装置、気流乾燥装置、スプレードライヤ乾燥装置、噴霧乾燥装置、円筒乾燥装置、ドラム乾燥装置、スクリューコンベア乾燥装置、加熱管付回転乾燥装置、振動輸送乾燥装置等、回分式の箱型乾燥装置、通気乾燥装置、真空箱型乾燥装置、及び撹拌乾燥装置等が挙げられる。これらの乾燥装置は、単独で用いてもよいし、2つ以上組み合わせて用いてもよい。乾燥装置は、ドラム乾燥装置が好ましい。これにより、均一に被乾燥物に熱エネルギーを直接供給することができるので、エネルギー効率を高めることができる。また、必要以上に熱を加えずに直ちに乾燥物を回収することができる。
ゴム成分は通常、有機高分子を主成分とする、弾性限界が高く弾性率の低い成分である。ゴム成分は、天然ゴム及び合成ゴムに大別され、本発明においてはいずれでもよく、両者の組み合わせでもよい。天然ゴムとしては、化学修飾を施さない、狭義の天然ゴムでもよく、また塩素化天然ゴム、クロロスルホン化天然ゴム、エポキシ化天然ゴムのように、天然ゴムを化学修飾したものでもよい。合成ゴムとしては例えば、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム、スチレン−イソプレン共重合体ゴム、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム、イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム等のジエン系ゴムエチレン−プロピレンゴム(EPM、EPDM)、アクリルゴム(ACM)、エピクロロヒドリンゴム(CO、ECO)、フッ素ゴム(FKM)、シリコーンゴム(Q)、ウレタンゴム(U)、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)が挙げられる。天然ゴムとしては例えば、水素化天然ゴム、脱タンパク天然ゴムが挙げられる。ゴム成分は、1種単独でもよく、2種以上の組み合わせでもよい。ゴム成分は、固形状及び液状のいずれでもよい。液状のゴム成分としては例えば、ゴム成分の分散液、ゴム成分の溶液が挙げられる。溶媒としては例えば、水、有機溶媒が挙げられる。
本発明のゴム組成物は、メチレンアクセプター化合物及び/又はメチレンドナー化合物を含んでいてもよい。
ゴム組成物における変性セルロースナノファイバーの含有量は、ゴム成分100重量%に対して1重量%以上が好ましく、2重量%以上がより好ましく、3重量%以上がさらに好ましい。これにより引張強度の向上効果が十分に発現し得る。上限は、50重量%以下が好ましく、40重量%以下が好ましく、30重量%以下が更に好ましい。これにより、製造工程における加工性を保持することができる。従って、1〜50重量%であることが好ましい。
ゴム組成物は、変性セルロースナノファイバー及びゴム成分、及び必要に応じて含まれる各成分を混合して製造することができる。
針葉樹由来の漂白済み未叩解クラフトパルプ(白色度85%)5.00g(絶乾)をTEMPO(Sigma Aldrich社)39mg(絶乾1gのセルロースに対し0.05mmol)と臭化ナトリウム514mg(絶乾1gのセルロースに対し1.0mmol)を溶解した水溶液500mlに加え、パルプが均一に分散するまで撹拌した。反応系に次亜塩素酸ナトリウム水溶液を次亜塩素酸ナトリウムが5.5mmol/gになるように添加し、室温にて酸化反応を開始した。反応中は系内のpHが低下するが、3M水酸化ナトリウム水溶液を逐次添加し、pH10に調整した。次亜塩素酸ナトリウムを消費し、系内のpHが変化しなくなった時点で反応を終了した。反応後の混合物をガラスフィルターで濾過してパルプ分離し、パルプを十分に水洗することで酸化されたパルプ(カルボキシル化セルロース)を得た。この時のパルプ収率は90%であり、酸化反応に要した時間は90分、カルボキシル基量は1.6mmol/gであった。これを水で1.0%(w/v)に調整し、超高圧ホモジナイザー(20℃、150Mpa)で3回処理して、酸化セルロースナノファイバー分散液を得た。平均繊維径は3nm、アスペクト比は250であった。
パルプを混ぜることができる撹拌機に、パルプ(NBKP(針葉樹晒クラフトパルプ)、日本製紙製)を乾燥質量で200g、水酸化ナトリウムを乾燥質量で111g(発底原料の無水グルコース残基当たり2.25倍モル)加え、パルプ固形分が20%(w/v)になるように水を加えた。その後、30℃で30分攪拌した後にモノクロロ酢酸ナトリウムを216g(有効成分換算、パルプのグルコース残基当たり1.5倍モル)添加した。30分撹拌した後に、70℃まで昇温し1時間撹拌した。その後、反応物を取り出して中和、洗浄して、グルコース単位当たりのカルボキシメチル置換度0.25のカルボキシルメチル化したパルプを得た。これを水で固形分1%とし、高圧ホモジナイザーにより20℃、150MPaの圧力で5回処理することにより解繊しカルボキシメチル化セルロースナノファイバーを得た。平均繊維径は15nm、アスペクト比は50であった。
パルプを攪拌することができるパルパーに、パルプ(NBKP、日本製紙(株)製)を乾燥重量で200g、水酸化ナトリウムを乾燥重量で24g加え、パルプ固形濃度が15%になるように水を加えた。その後、30℃で30分攪拌した後に70℃まで昇温し、カチオン化剤として3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドを200g(有効成分換算)添加した。1時間反応した後に、反応物を取り出して中和、洗浄して、グルコース単位当たりのカチオン置換度0.05のカチオン変性されたパルプを得た。これを固形濃度1%とし、高圧ホモジナイザーにより20℃、140MPaの圧力で2回処理した。平均繊維径は25nm、アスペクト比は50であった。
製造例1で得られた酸化セルロースナノファイバーの固形分濃度1%水分散液325gと、天然ゴムラテックス(商品名:HAラテックス、レヂテックス社、固形分濃度65%)100gを混合してゴム成分と変性セルロースナノファイバーとの重量比が100:5となるようにし、TKホモミキサー(8000rpm)で60分間攪拌した。この水性懸濁液を、70℃の加熱オーブン中で10時間乾燥させることにより、マスターバッチを得た。
実施例1において、酸化セルロースナノファイバーを、製造例2で得られたカルボキシメチル化セルロースナノファイバーに変更した以外は、実施例1と同様に行った。
実施例1において、酸化セルロースナノファイバーを、製造例3で得られたカチオン化セルロースナノファイバーに変更した以外は、実施例1と同様に行った。
実施例1において、セルロースファイバーを使用せず、かつレゾルシン及びヘキサメチレンテトラミンを添加しなかった以外は、実施例1と同様に行った。
実施例1において、セルロースナノファイバーを使用しなかった以外は、実施例1と同様に行った。
実施例1における酸化セルロースナノファイバーを、化学変性しない粉末セルロース(KCロックW−400、日本製紙製)をディスクミルにより粉砕した、未変性セルロースナノファイバー(平均繊維径:30nm、アスペクト比:50)に変更し、かつレゾルシン及びヘキサメチレンテトラミンを添加しなかった以外は、実施例1と同様に行った。
実施例1における酸化セルロースナノファイバーを、化学変性しない粉末セルロース(KCフロックW−400、日本製紙製)をディスクミルにより粉砕した、未変性セルロースナノファイバー(平均繊維径:30nm、アスペクト比:50)に変更した以外は、実施例1と同様に行った。
実施例1において、レゾルシン及びヘキサメチレンテトラミンを添加しなかった以外は、実施例1と同様に行った。
実施例1において、酸化セルロースナノファイバーを、製造例2で得られたカルボキシメチル化セルロースナノファイバーに変更し、かつレゾルシン及びヘキサメチレンテトラミンを添加しなかった以外は、実施例1と同様に行った。
実施例1において、酸化セルロースナノファイバーを、製造例3で得られたカチオン化セルロースナノファイバーに変更し、かつレゾルシン及びヘキサメチレンテトラミンを添加しなかった以外は、実施例1と同様に行った。
Claims (10)
- 変性セルロースナノファイバー及びゴム成分を含むゴム組成物。
- 変性セルロースナノファイバーは、酸化セルロースナノファイバー、カルボキシメチル化セルロースナノファイバー及びカチオン化セルロースナノファイバーからなる群より選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1記載のゴム組成物。
- 酸化セルロースナノファイバーの絶乾重量に対するカルボキシル基の量は、0.5mmol/g〜3.0mmol/gである、請求項2に記載のゴム組成物。
- カルボキシル化セルロースナノファイバーの無水グルコース単位当たりのカルボキシメチル置換度は、0.01〜0.50である、請求項2に記載のゴム組成物。
- カチオン化セルロースナノファイバーのグルコース単位当たりのカチオン置換度は、0.01〜0.40である、請求項2に記載のゴム組成物。
- メチレンアクセプター化合物及びメチレンドナー化合物を更に含む請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- メチレンアクセプター化合物が、レゾルシン、レゾルシン誘導体及びレゾルシン系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1つである、請求項6に記載のゴム組成物。
- メチレンドナー化合物が、ヘキサメチレンテトラミンである、請求項5又は6のいずれかに記載のゴム組成物。
- 変性セルロースナノファイバー及びゴム成分を含む材料を混合することを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載のゴム組成物の製造方法。
- 硫黄及び加硫促進剤以外の材料を先に混合して加熱した後、硫黄及び加硫促進剤を混合して再び加熱する、請求項9に記載の製造方法。
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