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JP2017080159A - 画像処理装置及び画像処理方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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JP2017080159A JP2015212938A JP2015212938A JP2017080159A JP 2017080159 A JP2017080159 A JP 2017080159A JP 2015212938 A JP2015212938 A JP 2015212938A JP 2015212938 A JP2015212938 A JP 2015212938A JP 2017080159 A JP2017080159 A JP 2017080159A
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達也 織茂
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宏美 武居
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Abstract

【課題】被検体の状態の変化を反映しながら被検体の3次元画像に基づいて生成される投影画像を被検体に投影する。
【解決手段】画像処理装置は、被検体の所定部位を表す3次元画像を取得する取得手段1511と、所定部位を含む被検体の投影領域に投影される投影画像であって且つ所定部位に関連する投影画像を、3次元画像に基づいて生成する生成手段1519とを備え、取得手段は、3次元画像を一旦取得した後に、3次元画像を再取得し、生成手段は、再取得された3次元画像に基づいて、投影画像を再生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、同一の対象物を撮像することで得られる2次元画像及び3次元画像に対して画像処理を行う画像処理装置及び画像処理方法、並びにコンピュータプログラムの技術分野に関する。
手術前にMRI装置によって撮影された人体の3次元画像に、手術中にビデオカメラ等によって撮影される人体の観察画像を重畳表示する手術支援装置が知られている(例えば、特許文献1)。
一方で、人体を投下した放射線を撮像することにより得られた放射線画像を、可視光で人体に投影する投影装置もまた知られている(例えば、特許文献2)。
特開2010−274044公報 特開2008−194374号公報
本願発明者等は、人体の3次元画像に基づいて人体に投影するべき投影画像を生成すると共に、生成した投影画像を人体に投影する技術の開発を検討している。
ここで、特許文献1に記載された手術支援装置では、MRI装置は、人体に対して手術が行われる前に、人体の3次元画像を撮影する。つまり、特許文献1に記載された手術支援装置では、手術が行われている間は、人体の3次元画像が更新されることはない。しかしながら、手術が進むにつれて、人体の手術部位の状態は変わっていく。このため、仮に特許文献1及び2に記載された技術を用いることでMRI装置等によって撮影された人体の3次元画像を人体に投影するだけでは、状態が変わる前の人体を表す3次元画像に基づいて生成された投影画像(つまり、状態が変わる前の人体を表す投影画像)を、状態が変わった後の人体に投影することになるという技術的問題が生ずる。従って、人体に投影される投影画像と実際の手術部位とが異なるがゆえに、術者に混乱を引き起こしかねない。
尚、上述した技術的問題は、MRI装置等によって撮影された3次元画像に基づいて生成される投影画像を人体に投影する場合に限らず、被検体の状態を表す任意の3次元画像に基づいて生成される投影画像を被検体に投影する場合にも同様に発生し得る。
本発明は、例えば上記問題点に鑑みてなされたものであり、被検体の状態の変化を反映しながら被検体の3次元画像に基づいて生成される投影画像を被検体に投影することが可能な画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための画像処理装置は、被検体の所定部位を表す3次元画像を取得する取得手段と、前記所定部位を含む前記被検体の投影領域に投影される投影画像であって且つ前記所定部位に関連する投影画像を、前記3次元画像に基づいて生成する生成手段とを備え、前記取得手段は、前記3次元画像を一旦取得した後に前記3次元画像を再取得し、前記生成手段は、再取得された前記3次元画像に基づいて前記投影画像を再生成する。
上記課題を解決するための画像処理方法は、被検体の所定部位を表す3次元画像を取得し、前記所定部位を含む前記被検体の投影領域に投影される投影画像であって且つ前記所定部位に関連する投影画像を、前記3次元画像に基づいて生成し、前記3次元画像を一旦取得した後に前記3次元画像を再取得し、再取得された前記3次元画像に基づいて前記投影画像を再生成する。
上記課題を解決するためのコンピュータプログラムは、コンピュータに上述した画像処理方法を実行させる。
手術支援システムの構成を示すブロック図である。 画像処理装置の構成を示すブロック図である。 手術支援システムの動作の流れを示すフローチャートである。 MRI画像を示す模式図である。 腫瘍画像部分が特定されている分光画像を示す平面図である。 外面画像部分を特定する動作の概念を示す模式図である。 内部画像部分を特定する動作の概念を示す模式図である。 投影画像を生成する動作の概念を示す模式図である。
以下、発明を実施するための形態として、画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムの実施形態について順に説明する。
(画像処理装置の実施形態)
<1>
本実施形態の画像処理装置は、被検体の所定部位を表す3次元画像を取得する取得手段と、前記所定部位を含む前記被検体の投影領域に投影される投影画像であって且つ前記所定部位に関連する投影画像を、前記3次元画像に基づいて生成する生成手段とを備え、前記取得手段は、前記3次元画像を一旦取得した後に前記3次元画像を再取得し、前記生成手段は、再取得された前記3次元画像に基づいて前記投影画像を再生成する。
本実施形態の画像処理装置によれば、3次元画像が再取得され且つ再取得された3次元画像に基づいて投影画像が再生成される。このため、被検体の所定部位の状態が変わっていったとしても、状態が変わる前の被検体を表す3次元画像に基づいて生成された投影画像が、状態が変わった後の被検体に投影され続けることはない。従って、被検体に投影される投影画像と実際の所定部位とが異なる状況が不必要に継続されることがないがゆえに、ユーザに混乱を引き起こす可能性が小さくなる。
<2>
本実施形態の画像処理装置の他の態様では、前記生成手段は、前記投影領域に前記投影画像が投影された場合に前記投影画像のうち前記所定部位に関連する画像部分の投影位置が前記投影領域内の前記所定部位の位置と合うように、前記投影画像を生成する。
この態様によれば、投影領域と適切に位置合わせされた投影画像が生成される。
<3>
本実施形態の画像処理装置の他の態様では、前記取得手段は、前記3次元画像を周期的に繰返し取得する。
この態様によれば、取得手段は、自動的に3次元画像を再取得することができる。
<4>
本実施形態の画像処理装置の他の態様では、前記取得手段は、ユーザの指示に応じて、前記3次元画像を取得する。
この態様によれば、取得手段は、ユーザの望むタイミングで、3次元画像を再取得することができる。
<5>
本実施形態の画像処理装置の他の態様では、前記投影画像は、投影装置によって前記投影領域に投影され、前記投影装置は、前記投影画像を表示する表示素子を備えており、前記表示素子が表示した前記投影画像を投影し、前記生成手段は、(i)前記3次元画像に基づいて、前記所定部位に関連し且つ前記投影画像を生成する際に参照される他の3次元画像を生成し、(ii)前記他の3次元画像のうち、前記表示素子の各画素から出射する光の経路上に存在する前記被検体の外面に対応する画像部分を特定し、(ii)前記投影装置が備える光学系の状態を示す第1パラメータ及び前記投影装置の設置環境を示す第2パラメータに基づいて、前記画像部分を前記投影画像に変換することで、前記投影画像を生成する。
この態様によれば、生成手段は、投影画像を好適に生成することができる。
<6>
本実施形態の画像処理装置の他の態様では、前記対象物は、被検体の所定部位、前記被検体の患部及び前記被検体の腫瘍部位のうちの少なくとも一つを含む。
この態様によれば、生成手段は、被検体の患部又は腫瘍部位に関連する投影画像を生成することができる。
<7>
本実施形態の画像処理装置の他の態様では、前記3次元画像は、前記被検体の外面及び内部を立体的に示すMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像である。
この態様によれば、生成手段は、MRI画像に基づいて、投影画像を生成することができる。
(画像処理方法の実施形態)
<8>
本実施形態の画像処理方法は、被検体の所定部位を表す3次元画像を取得し、前記所定部位を含む前記被検体の投影領域に投影される投影画像であって且つ前記所定部位に関連する投影画像を、前記3次元画像に基づいて生成し、前記3次元画像を一旦取得した後に前記3次元画像を再取得し、再取得された前記3次元画像に基づいて前記投影画像を再生成する。
本実施形態の画像処理方法によれば、上述した本実施形態の画像処理装置が享受する各種効果を好適に享受することができる。
尚、本実施形態の画像処理装置が採用する各種態様に対応して、本実施形態の画像処理方法も、各種態様を採用してもよい。
(コンピュータプログラムの実施形態)
<9>
本実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータに上述した本実施形態の画像処理方法を実行させる。
本実施形態のコンピュータプログラムによれば、上述した本実施形態の画像処理装置が享受する各種効果を好適に享受することができる。
尚、本実施形態の画像処理装置が採用する各種態様に対応して、本実施形態のコンピュータプログラムも、各種態様を採用してもよい。また、コンピュータプログラムは、記録媒体に記録されていてもよい。
本実施形態のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる。
以上説明したように、本実施形態の画像処理装置は、取得手段と、生成手段とを備える。本実施形態の画像処理方法は、取得工程と、生成工程とを備える。本実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータに上述した本実施形態の画像処理方法を実行させる。従って、被検体の状態の変化を反映しながら被検体の3次元画像に基づいて生成される投影画像が被検体に投影される。
以下、図面を参照しながら、画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムの実施例について説明する。尚、以下では、画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムを、患者に手術を行う術者を支援するための手術支援システムに適用した例について説明を進める。この場合、画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムが適用された手術支援システムは、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置で患者を撮影することで得られるMRI画像(つまり、患者の外面及び内部の構造等を立体的に表す3次元画像)及びハイパースペクトルカメラが撮影した分光画像を解析することで得られる腫瘍画像部分(つまり、患者の腫瘍の外面を平面的に表す2次元画像)を用いて、腫瘍画像部分が表す腫瘍がMRI画像内で立体的にどのように分布するかを特定する。更に、画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムが適用された手術支援システムは、MRI画像及び分光画像に基づいて投影画像を生成すると共に、当該投影画像を患者に投影する。但し、画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムは、同一の対象物を撮影することで得られる2次元画像及び3次元画像を用いて、2次元画像に含まれる対象物が3次元画像内で立体的にどのように分布するかを特定する任意の装置に適用されてもよい。更に、画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムは、任意の被検体の外面及び内部を表す3次元画像に基づいて投影画像を生成すると共に、当該投影画像を当該任意の被検体に投影する任意の装置に適用されてもよい。
(1)手術支援システム1の構成
はじめに、図1を参照しながら、本実施例の手術支援システム1の構成について説明する。図1は、本実施例の手術支援システム1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、手術支援システム1は、MRI装置11と、ハイパースペクトルカメラ12と、ポインタ13と、位置測定装置14と、画像処理装置15と、表示装置16と、プロジェクタ17とを備える。
MRI装置11は、患者の外面及び内部の構造等を撮影することで、患者の外面及び内部の構造等を立体的に表す3次元画像であるMRI画像を生成する。MRI画像は、患者の断層画像(言い換えれば、2次元のスライス画像)の集合体である。但し、MRI画像は、患者の外面及び内部の構造等を立体的に表すことができる限りは、どのような画像であってもよい。例えば、MRI画像は、断層画像の集合体ではなく、3次元モデル画像又は3次元ボリュームデータであってもよい。MRI装置11が生成したMRI画像は、画像処理装置15に入力される。
本実施例では、患者は、手術対象であるものとする。この場合、患者の体の一部は、手術部位となる。更に、本実施例では、手術部位は、患者の頭部の一部であるものとする。加えて、本実施例では、手術は、患者の頭部にある腫瘍を対象に行われる手術であるものとする。この場合、手術部位には、腫瘍が存在する。患者は、「被検体」の一具体例であり、手術部位や腫瘍は、「所定部位」の一具体例である。但し、本実施例の手術支援システム1は、患者の頭部の腫瘍を対象に行われる手術とは異なる任意の手術(例えば、患者の任意の部位を対象に行われる手術)を行う際に用いられてもよい。更に、患者は、人間であってもよいし、人間以外の任意の生体(例えば、動物等)であってもよい。
手術部位の周辺には、少なくとも3つのマーカm1(図1に示す例では、4つのマーカm1)が設置されている。マーカm1は、MRI装置11によって撮影可能なマーカ(例えば、Fiducial Marker)である。
ハイパースペクトルカメラ12は、患者を撮影することで、患者の分光画像(つまり、光のスペクトル(波長)毎の画像の集合体)を生成する。ハイパースペクトルカメラ12が生成した分光画像は、画像処理装置15に入力される。
ハイパースペクトルカメラ12には、少なくとも3つのマーカm2(図1に示す例では、3つのマーカm2)が設置されている。マーカm2は、位置測定装置14がハイパースペクトルカメラ12の位置(特に、患者が実際に存在する実空間内の3次元を規定する実空間座標系での3次元位置と方位)を測定するために用いられる。
ポインタ13は、手術部位の周辺に設置されたマーカm1を指し示す術具である。術者は、ポインタ13を操作することで、マーカm1をポインタ13の先端で指し示す。ポインタ13には、少なくとも3つのマーカm3(図1に示す例では、3つのマーカm3)が設置されている。マーカm3は、位置測定装置14がポインタ13の位置(特に、実空間座標系での3次元位置と方位)を測定するために用いられる。
位置測定装置14は、マーカm2及びマーカm3の位置(特に、実空間座標系での3次元位置)を測定する。例えば、位置測定装置14は、ステレオカメラ(2眼カメラ)とLED(Light Emitting Diode)とを備える。LEDは、マーカm2及びマーカm3の夫々に向けて、測定光(例えば、赤外線等)を出射する。ステレオカメラは、マーカm2及びマーカm3の夫々によって反射された測定光を検出する。位置測定装置14による測定光の検出結果(つまり、測定光の測定結果)は、画像処理装置15に入力される。画像処理装置15は、位置測定装置14の測定結果に基づいて、ハイパースペクトルカメラ12の位置や、ポインタ13の位置(具体的には、後に詳述するようにマーカm1の位置)を特定する。
画像処理装置15は、MRI画像及び分光画像に対する画像処理を行う。画像処理装置15は、CPU(Central Processing Unit)151と、メモリ152とを備える。メモリ152には、画像処理装置15に画像処理を行わせるためのコンピュータプログラムが記録されている。当該コンピュータプログラムがCPU151によって実行されることで、CPU151の内部には、画像処理を行うための論理的な処理ブロックが形成される。但し、メモリ152にコンピュータプログラムが記録されていなくてもよい。この場合、CPU151は、ネットワークを介してダウンロードしたコンピュータプログラムを実行してもよい。
具体的には、図2に示すように、画像処理装置15は、CPU151の内部に形成される論理的な処理ブロックとして、「取得手段」の一具体例であるMRI画像取得部1511と、マーカ位置特定部1512と、分光画像取得部1513と、腫瘍特定部1514と、マーカ位置特定部1515と、対応付け処理部1516と、3次元モデル生成部1517と、3次元ビューワ処理部1518と、「生成手段」の一具体例である投影処理部1519とを備える。
MRI画像取得部1511は、MRI装置11が生成したMRI画像を取得する。
マーカ位置特定部1512は、MRI画像取得部1511が取得したMRI画像を解析することで、MRI画像内に含まれるマーカm1の位置(特に、MRI画像内の3次元位置を規定するMRI座標系での3次元位置)を特定する。
分光画像取得部1513は、ハイパースペクトルカメラ12が生成した分光画像を取得する。
腫瘍特定部1514は、分光画像取得部1513が取得した分光画像を解析することで、腫瘍の位置(特に、分光画像内の2次元位置を規定する分光座標系での2次元位置)を特定する。つまり、腫瘍特定部1514は、分光画像のうち腫瘍を表す画像部分である腫瘍画像部分を特定する。
マーカ位置特定部1515は、位置測定装置14の測定結果に基づいて、マーカm2の位置を特定する。加えて、マーカ位置特定部1515は、マーカm1を指し示すポインタ13に設置されたマーカm3の位置に基づいて、マーカm1の位置(特に、実空間座標系での3次元位置)を特定する。
対応付け処理部1516は、主として、以下に説明する3つの対応付け処理を行う。
具体的には、対応付け処理部1516は、第1の対応付け処理として、マーカ位置特定部1512が特定したMRI座標系でのマーカm1の位置と、マーカ位置特定部1515が特定した実空間座標系でのマーカm1の位置とを対応付ける処理を行う。
対応付け処理部1516は、第2の対応付け処理として、MRI画像と分光画像(特に、腫瘍画像部分)とを対応付ける処理を行う。より具体的には、対応付け処理部1516は、腫瘍画像部分に基づいて、MRI画像のうち腫瘍画像部分に対応する画像部分(つまり、腫瘍の外面に対応する画像部分)を特定する。尚、MRI画像のうちの腫瘍画像部分に対応する画像部分を特定する処理の具体例については、後に詳述するため、ここでの説明を省略する。
ここで、分光画像が2次元画像であるがゆえに、腫瘍画像部分もまた2次元画像である。従って、腫瘍画像部分は、腫瘍の外面(言い換えれば、外殻)を平面として2次元的に表す画像部分である。尚、腫瘍の外面とは、腫瘍のうち外部から視認可能な部分を意味する。従って、MRI画像のうち腫瘍画像部分に対応する画像部分もまた、腫瘍の外面を表す画像部分である。但し、MRI画像が3次元画像であるがゆえに、MRI画像のうち腫瘍画像部分に対応する画像部分は、腫瘍の外面を曲面として3次元的に(言い換えれば、立体的に)表す画像部分である。尚、以降の説明では、MRI画像のうち腫瘍画像部分に対応する画像部分を、“外面画像部分”と称する。外面画像部分は、患者の腫瘍の外面の少なくとも一部(典型的には、患者の腫瘍のうちハイパースペクトルカメラ12の撮影領域に含まれる腫瘍部分の外面)を表している。
対応付け処理部1516は、第3の対応付け処理として、外面画像部分に基づいて、MRI画像のうち腫瘍の内部に対応する画像部分(つまり、腫瘍の内部の構造を表す画像部分)を特定する処理を行う。尚、腫瘍の内部とは、腫瘍のうち外部から視認できない部分を意味する。尚、MRI画像のうち腫瘍の内部に対応する画像部分を特定する処理の具体例については、後に詳述するため、ここでの説明を省略する。
MRI画像のうち腫瘍の内部に対応する画像部分は、腫瘍の内部を3次元の構造体として3次元的に(言い換えれば、立体的に)表す画像部分である。尚、以降の説明では、MRI画像のうち腫瘍の内部に対応する画像部分を、“内部画像部分”と称する。
3次元モデル生成部1517は、対応付け処理部1516による処理結果(つまり、外面画像部分及び内部画像部分の特定結果)及びMRI画像取得部1511が取得したMRI画像に基づいて、腫瘍を他の部分と区別可能な態様で表す患者の3次元モデルを生成する。
3次元ビューワ処理部1518は、3次元モデル生成部1517が生成した3次元モデルを術者が所望の視点から観察した場合に観察される観察画像を生成する。
投影処理部1519は、プロジェクタ17が患者に投影する投影画像を生成する。尚、投影画像を生成する処理の具体例については、後に詳述するため、ここでの説明を省略する。更に、投影処理部1519は、生成した投影画像を投影するようにプロジェクタ17を制御する。
再び図1において、表示装置16は、3次元ビューワ処理部1518が生成した観察画像を表示する。その結果、術者は、患者の内部で腫瘍がどのように立体的に分布しているかを認識することができる。尚、表示装置16は、その他の任意の情報(例えば、手術の支援に関連する情報)を表示してもよい。
プロジェクタ17は、投影処理部1519の制御下で、投影処理部1519が生成した投影画像を患者に投影する。その結果、術者は、腫瘍がどのように分布しているかを、実際の患者の上で認識することができる。
プロジェクタ17には、少なくとも3つのマーカm7(図1に示す例では、3つのマーカm7)が設置されている。マーカm7は、位置測定装置14がプロジェクタ17の位置(特に、実空間座標系での3次元位置と方位)を測定するために用いられる。
(2)手術支援システム1の動作
続いて、図3を参照しながら、手術支援システム1の動作(主として、画像処理装置15の動作)について説明する。図3は、手術支援システム1の動作の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、MRI画像取得部1511は、MRI画像を取得する(ステップS11)。具体的には、まず、患者の手術部位の周辺にマーカm1が設置される。その後、患者は、MRI装置11が備えるベッドの上に寝転ぶ。その後、MRI装置11は、患者の断層画像(図4参照)を順次撮影していく。つまり、MRI装置11は、MRI画像を生成していく。その結果、MRI画像取得部1511は、MRI画像を取得する。
その後、患者は、MRI装置11が備えるベッドから手術台に搬送される。この場合、マーカm1が設置されている位置が変わらないように(つまり、マーカm1が設置されている位置が固定されたまま)、患者が搬送される。但し、MRI装置11が備えるベッドが手術台として用いられてもよい。尚、マーカm1が設置されている位置は、図3に示す一連の動作が行われている間は、変わらない(固定されている)。
マーカm1が設置されている位置が変わらないように、マーカm1は、MRI画像が取得される前に、患者の頭部の骨に直接打ち込まれてもよい。この場合、マーカm1は、ベッドに寝転んだ患者を開頭し、頭皮をめくり、現れた頭蓋骨に打ち込まれてもよい。
その後、マーカ位置特定部1512は、ステップS11で取得されたMRI画像を解析することで、MRI画像内に含まれるマーカm1の位置を特定する(ステップS12)。つまり、マーカ位置特定部1512は、MRI座標系での、マーカm1の3次元位置を特定する。例えば、マーカ位置特定部1512は、マッチング処理等を用いて、MRI画像の中からマーカm1に相当する画像部分を特定する。その後、マーカ位置特定部1512は、マーカm1に相当する画像部分の位置を特定する。
ステップS12の動作の前に若しくは続けて又は並行して、マーカ位置特定部1515は、位置測定装置14の測定結果に基づいて、マーカm1の位置を特定する(ステップS13)。つまり、マーカ位置特定部1515は、実空間座標系でのマーカm1の3次元位置を特定する。具体的には、術者は、ポインタ13を操作することで、マーカm1をポインタ13の先端で指し示す。マーカm1がポインタ13の先端で指し示されている状況下で、位置測定装置14は、マーカm3によって反射された測定光を検出する。マーカ位置特定部1515は、位置測定装置14の測定結果に基づいて、マーカm3の位置を特定することができる。マーカm3の位置が特定されると、ポインタ13の位置(但し、この場合の「位置」は、ポインタ13の方位も含む)もまた特定される。ここで、ポインタ13の先端がマーカm1を指し示している状況下では、ポインタ13の位置は、実質的には、マーカm1の位置に対応する。更に、ポインタ13の形状(少なくとも3つのマーカm3の位置と先端との位置関係)は、既知である。従って、マーカ位置特定部1515は、マーカm3の位置を特定する(つまり、ポインタ13の位置を特定する)ことで、実空間座標系でのマーカm1の位置を特定することができる。以上の動作が、全てのマーカm1を対象に行われる。
その後、対応付け処理部1516は、ステップS12で特定されたMRI座標系でのマーカm1の位置と、ステップS13で特定された実空間座標系でのマーカm1の位置とを対応付ける(ステップS14)。その結果、対応付け処理部1516は、MRI座標系内の位置を実空間座標系内の位置に又は実空間座標系内の位置をMRI座標系内の位置に変換するための変換行列を算出することができる。つまり、対応付け処理部1516は、MRI座標系内の任意の位置に対応する実空間座標系内の位置を特定することができる。同様に、対応付け処理部1516は、実空間座標系内の任意の位置に対応するMRI座標系内の位置を特定することができる。
具体的には、対応付け処理部1516は、MRI座標系での第1のマーカm1の位置(Xm1、Ym1、Zm1)と、実空間座標系での同一の第1のマーカm1の位置(Xa1、Ya1、Za1)とを対応付ける。この対応付けの結果、対応付け処理部1516は、(Xm1、Ym1、Zm1)=変換行列×(Xa1、Ya1、Za1)という方程式を生成する。対応付け処理部1516は、この動作を、全てのマーカm1を対象に行う。その結果、変換行列を導くために必要な数の方程式が生成されれば、変換行列が特定される。その結果、対応付け処理部1516は、MRI画像と実空間とを対応付けることができる。つまり、対応付け処理部1516は、MRI画像内の患者と実空間に位置する患者とを対応付けることができる。
その後、分光画像取得部1513は、分光画像を取得する(ステップS21)。具体的には、患者が手術台の上に位置する状態で、ハイパースペクトルカメラ12は、患者を撮影する。つまり、ハイパースペクトルカメラ12は、分光画像を生成していく。その結果、分光画像取得部1513は、分光画像を取得する。
その後、腫瘍特定部1514は、ステップS21で取得された分光画像を解析することで、腫瘍の位置を特定する(ステップS22)。つまり、腫瘍特定部1514は、図5に示すように、分光画像内の2次元的な位置を規定する分光座標系での、腫瘍の2次元位置を特定する。つまり、腫瘍特定部1514は、分光画像のうち腫瘍を表す画像部分である腫瘍画像部分を特定する(ステップS22)。尚、分光画像から腫瘍の位置(腫瘍画像部分)を特定する動作として、任意の動作が用いられてもよい。例えば、分光画像から腫瘍の位置を特定する動作として、公知の動作が用いられてもよい。
その後、画像処理装置15は、分光画像から特定された腫瘍画像部分とMRI画像とを対応付けることで、MRI画像のうち腫瘍の外面に対応する外面画像部分及びMRI画像のうち腫瘍の内部に対応する内部画像部分を特定する動作を行う(ステップS31からステップS34)。
具体的には、まず、マーカ位置特定部1515は、位置測定装置14の測定結果に基づいて、実空間座標系でのハイパースペクトルカメラ12の3次元位置を特定する(ステップS31)。具体的には、位置測定装置14は、ハイパースペクトルカメラ12に設置されているマーカm2によって反射された測定光を検出する。マーカ位置特定部1515は、位置測定装置14の測定結果に基づいて、マーカm2の位置を特定することができる。マーカm2の位置が特定されると、ハイパースペクトルカメラ12の位置(但し、この場合の位置は、ハイパースペクトルカメラ12の方位も含む)が特定される。尚、以下の説明では、説明の便宜上、ステップS31で特定されるハイパースペクトルカメラ12の位置は、数式1によって特定されるものとする。数式1中のrc11、rc12、rc13、rc21、rc22、rc23、rc31、rc32及びrc33からなる3行×3行の行列は、実空間座標系内でのハイパースペクトルカメラ12の回転量(つまり、ヨー方向の回転量(言い換えれば、傾き量、以下同じ)、ロール方向の回転量及びピッチ方向の回転量)を示す。数式1中のtcxは、実空間座標系の原点からのX軸に沿ったハイパースペクトルカメラ12の並進量を示す。数式1中のtcyは、実空間座標系の原点からのY軸に沿ったハイパースペクトルカメラ12の並進量を示す。数式1中のtczは、実空間座標系の原点からのZ軸に沿ったハイパースペクトルカメラ12の並進量を示す。
Figure 2017080159
その後、対応付け処理部1516は、MRI画像のうち腫瘍画像部分に対応する外面画像部分を特定する(ステップS32)。つまり、対応付け処理部151は、2次元画像である腫瘍画像部分に基づいて、3次元画像であるMRI画像のうち腫瘍の外面を曲面(或いは、凹凸面)として立体的に示す外面画像部分を特定する。ここで、対応付け処理部1516は、腫瘍画像部分(つまり、2次元画像)に基づいてMRI画像(つまり、3次元画像)のうち腫瘍画像部分に対応する外面画像部分を特定する動作として、任意の動作を用いてもよい。例えば、対応付け処理部1516は、腫瘍画像部分に基づいてMRI画像のうち腫瘍画像部分に対応する外面画像部分を特定する動作として、2次元画像に基づいて3次元画像のうち2次元画像に対応する画像部分を特定する公知の動作を用いてもよい。
以下、腫瘍画像部分に基づいてMRI画像のうち腫瘍画像部分に対応する外面画像部分を特定する動作の一例を説明する。
対応付け処理部1516は、ハイパースペクトルカメラ12の光学系(例えば、レンズ群)の状態を示す内部パラメータを特定する。内部パラメータの一例として、分光座標系を構成するX軸に対する光学系の焦点距離fcx(つまり、X軸に沿った被写体の撮影倍率に対応する焦点距離fcx)や、分光座標系を構成するY軸に対する光学系の焦点距離fcy(つまり、Y軸に沿った被写体の撮影倍率に対応する焦点距離fcy)があげられる。内部パラメータの他の一例として、光学系の光軸の中心に対するハイパースペクトルカメラ12の撮像素子の中心(つまり、分光画像の中心)のずれ量があげられる。このずれ量は、分光座標系を構成するX軸に沿ったずれ量ccx及び分光座標系を構成するY軸に沿ったずれ量ccyを含む。尚、対応付け処理部1516は、チェッカーパターンの撮影結果に基づくハイパースペクトルカメラ12のキャリブレーションの結果を用いて、内部パラメータを特定可能である。
対応付け処理部1516は、更に、ハイパースペクトルカメラ12の実空間座標系での設置状態を示す外部パラメータを特定する。本実施例では、外部パラメータは、数式1に示す実空間座標系でのハイパースペクトルカメラ12の位置であるものとする。
対応付け処理部1516は、内部パラメータ及び外部パラメータに基づいて、図6に示すように、ハイパースペクトルカメラ12の撮像素子を構成する各画素に至る光の経路を実空間座標系で特定することができる。更に、実空間座標系の位置をMRI座標系の位置に変換可能であるため、対応付け処理部1516は、各画素に至る光の経路をMRI座標系で特定することができる。その結果、対応付け処理部1516は、MRI画像が表す患者の外面のうち各画素に至る光の経路上に位置する部分を特定することができる。例えば、対応付け処理部1516は、MRI画像内において、各画素から患者に向かって光の経路に沿って進んでいった場合に最初に到達する患者の外面のMRI座標系での位置(X1(3)、Y1(3)、Z1(3))を特定することができる。
ここで、患者の外面のうち各画素に至る光の経路上に位置する部分は、患者の外面のうちハイパースペクトルカメラ12によって撮影される部分であることは、図6からも分かるとおりである。同様に、患者の外面のうち各画素に至る光の経路上に位置する部分は、MRI装置11によっても撮影される部分である。そうすると、MRI画像のうち各画素に至る光の経路上に位置する患者の外面に対応する画像部分は、分光画像に対応する。つまり、MRI画像のうち光の経路上に位置する画像部分は、分光画像に対応する。
そこで、対応付け処理部1516は、MRI画像のうち光の経路上に位置する画像部分(つまり、位置(X1(3)、Y1(3)、Z1(3))が特定されている画像部分)を、分光画像に対応付ける。具体的には、MRI座標系での位置(X1(3)、Y1(3)、Z1(3))は、実空間座標系での位置(X1(3)’、Y1(3)’、Z1(3)’)に変換可能であることは上述したとおりである。更に、光の出射先である各画素は、分光画像内の2次元位置を特定する分光座標系内の特定の座標と1対1で対応している。そうすると、対応付け処理部1516は、内部パラメータ及び外部パラメータに基づいて、実空間座標系での位置(X1(3)’、Y1(3)’、Z1(3)’)と分光座標系での位置(X1(2)、Y1(2))とを対応付けることができる。つまり、対応付け処理部1516は、MRI座標系での位置(X1(3)、Y1(3)、Z1(3))と分光座標系での位置(X1(2)、Y1(2))とを対応付けることができる。本実施例では、対応付け処理部1516は、数式2を用いて、MRI座標系での位置(X1(3)、Y1(3)、Z1(3))と分光座標系での位置(X1(2)、Y1(2))とを対応付ける。尚、s1は、所定の係数又は所定の変換行列を示す。
Figure 2017080159
その結果、対応付け処理部1516は、MRI画像(特に、各画素に至る光の経路上に位置する患者の外面に対応するMRI画像の画像部分)と分光画像とを対応付けることができる。つまり、対応付け処理部1516は、MRI画像を構成するある画像部分に対応する分光画像の画像部分を特定することができる。同様に、対応付け処理部1516は、分光画像を構成するある画像部分に対応するMRI画像の画像部分を特定することができる。そうすると、分光画像のうちの腫瘍画像部分の位置が既に特定されているため、MRI画像と分光画像とが対応付けられた時点で、対応付け処理部1516は、MRI画像のうち腫瘍画像部分に対応する外面画像部分を特定することができる。
このように、対応付け処理部1516は、分光画像に含まれるマーカm1の分光座標系での位置を特定することなく、MRI画像と分光画像とを対応付けることができる。分光画像に含まれるマーカm1の分光座標系での位置を特定しなくてもよい理由は、MRI画像と分光画像とを対応付けるために対応付け処理部1516が行う動作が、MRI画像のうち患者の外面に対応する画像部分が、同じく患者の外面を撮影することで生成される分光画像に対応していることを前提としているからである。言い換えれば、MRI画像と分光画像とを対応付けるために対応付け処理部1516が行う動作が、分光画像が患者の外面を平面として2次元的に表すと共に、MRI画像が同じ患者の同じ外面を曲面として3次元的に表すことを前提としているからである。つまり、対応付け処理部1516は、分光画像(更には、腫瘍画像部分)及び外面画像部分の夫々が同一の患者の同一の外面を表すことを利用して、患者の外面を平面として2次元的に表す腫瘍画像部分に基づいて、同じ患者の同じ外面を曲面として3次元的に表す外面画像部分を特定する。
その後、対応付け処理部1516は、ステップS32で特定した外面画像部分の特徴を特定する(ステップS33)。ステップS33で特定される「特徴」は、画像に特有の又は画像に関連した特徴である限りは、どのような特徴であってもよい。このような特徴の一例として、輝度や、色相や、彩度や、明度等があげられる。
ステップS33で特定された特徴は、腫瘍の外面を示す外面画像部分の特徴であるため、MRI画像のうち腫瘍に対応する画像部分の特徴であるとも推定される。このため、対応付け処理部1516は、MRI画像のうちステップS33で特定された特徴と同一の特徴を有する画像部分を、腫瘍の内部を表す内部画像部分として特定する(ステップS34)。その結果、図7に示すように、MRI画像上では、腫瘍の外面を表す外面画像部分のみならず、腫瘍の内部を表す内部画像部分が特定される。
その後、3次元モデル生成部1517は、腫瘍を他の部分と区別可能な態様で表す患者の3次元モデルを生成する(ステップS41)。つまり、3次元モデル生成部1517は、外面画像部分及び内部画像部分を他の画像部分と区別可能な態様で表す患者の3次元モデルを生成する(ステップS41)。例えば、3次元モデル生成部1517は、外面画像部分及び内部画像部分を他の画像部分と区別可能な態様でMRI画像が表すようにMRI画像を修正することで、3次元モデルを生成してもよい。例えば、3次元モデル生成部1517は、外面画像部分及び内部画像部分を他の画像部分と区別可能な態様で表すようにMRI画像を新たに生成することで、3次元モデルを生成してもよい。尚、他の部分と区別可能な態様での腫瘍の表示方法の一例として、例えば、腫瘍を強調して表示する表示方法があげられる。
その後、3次元ビューワ処理部1518は、ステップS41で生成された3次元モデルを術者が所望の視点から観察した場合に観察される観察画像を生成する(ステップS42)。3次元ビューワ処理部1518は、生成した観察画像を、表示装置16に出力する。
その後、表示装置16は、ステップS42で生成された観察画像を表示する(ステップS43)。その結果、術者は、観察画像を視認することで、患者の内部で腫瘍がどのように立体的に分布しているかを認識することができる。
その後、画像処理装置15は、ステップS41で生成された3次元モデルに基づいて、患者に投影するべき投影画像を生成すると共に、生成した投影画像を患者に投影する(ステップS61からステップS63)。
具体的には、まず、マーカ位置特定部1515は、位置測定装置14の測定結果に基づいて、実空間座標系でのプロジェクタ17の3次元位置を特定する(ステップS31)。具体的には、位置測定装置14は、プロジェクタ17に設置されているマーカm7によって反射された測定光を検出する。マーカ位置特定部1515は、位置測定装置14の測定結果に基づいて、マーカm7の位置を特定することができる。マーカm7の位置が特定されると、プロジェクタ17の位置(但し、この場合の位置は、プロジェクタ17の方位も含む)が特定される。尚、以下の説明では、説明の便宜上、ステップS61で特定されるプロジェクタ17の位置は、数式3によって特定されるものとする。数式1中のrp11、rp12、rp13、rp21、rp22、rp23、rp31、rp32及びrp33からなる3行×3行の行列は、実空間座標系内でのプロジェクタ17の回転量(つまり、ヨー方向の回転量(言い換えれば、傾き量、以下同じ)、ロール方向の回転量及びピッチ方向の回転量)を示す。数式3中のtpxは、実空間座標系の原点からのX軸に沿ったプロジェクタ17の並進量を示す。数式3中のtpyは、実空間座標系の原点からのY軸に沿ったプロジェクタ17の並進量を示す。数式3中のtpzは、実空間座標系の原点からのZ軸に沿ったプロジェクタ17の並進量を示す。
Figure 2017080159
その後、投影処理部1519は、ステップS41で生成された3次元モデルに基づいて、患者の投影領域に投影するべき投影画像を生成する(ステップS62)。投影画像は、3次元モデルのうち投影領域に位置する患者の部位に対応するモデル部分の外面を構成する画像部分である。例えば、投影領域が患者の右側頭部である場合には、投影画像は、3次元モデルのうち患者の右側頭部に対応するモデル部分の外面を構成する画像部分である。但し、投影画像は、プロジェクタ17が備える表示素子(例えば、液晶シャッタ素子等)に表示されるがゆえに、2次元画像である。従って、投影画像は、3次元モデルのうち投影領域に位置する患者の部位に対応するモデル部分の外面を構成する画像部分を2次元画像に変換することで生成される画像である。
投影処理部1519は、3次元モデルから2次元画像である投影画像を生成する動作として、任意の動作を用いてもよい。例えば、投影処理部1519は、3次元モデルから2次元画像である投影画像を生成する動作として、公知の動作を用いてもよい。
以下、3次元モデルから2次元画像である投影画像を生成する動作の一例を説明する。尚、以下に説明する3次元モデルから2次元画像である投影画像を生成する動作の一例の概念は、図6を参照しながら説明した腫瘍画像部分に基づいてMRI画像のうち腫瘍画像部分に対応する外面画像部分を特定する動作の一例の概念と同一である。
投影処理部1519は、プロジェクタ17の光学系(例えば、レンズ群)の状態を示す内部パラメータを特定する。内部パラメータの一例として、プロジェクタ17の投影面内における2次元位置を規定する投影座標系を構成するX軸に対する光学系の焦点距離fpx(つまり、X軸に沿った投影画像の投影倍率に対応する焦点距離fpx)や、投影座標系を構成するY軸に対する光学系の焦点距離fpy(つまり、Y軸に沿った投影画像の投影倍率に対応する焦点距離fpy)があげられる。内部パラメータの他の一例として、光学系の光軸の中心に対するプロジェクタ17の表示素子の中心(つまり、投影画像の中心)のずれ量があげられる。このずれ量は、投影座標系を構成するX軸に沿ったずれ量cpx及び投影座標系を構成するY軸に沿ったずれ量cpyを含む。尚、投影処理部1519は、チェッカーパターンの投影結果に基づくプロジェクタ17のキャリブレーションの結果を用いて、内部パラメータを特定可能である。
投影処理部1519は、更に、プロジェクタ1519の実空間座標系での設置状態を示す外部パラメータを特定する。本実施例では、外部パラメータは、数式3に示す実空間座標系でのプロジェクタ17の位置であるものとする。
投影処理部1519は、内部パラメータ及び外部パラメータに基づいて、図8に示すように、プロジェクタ17の表示素子を構成する各画素からの光の経路を実空間座標系で特定することができる。更に、実空間座標系の位置をMRI座標系の位置に変換可能であるため、投影処理部1519は、各画素からの光の経路をMRI座標系で特定することができる。更に、3次元モデルがMRI画像に基づいて生成されているため、投影処理部1519は、3次元モデルの各部分の位置を、MRI座標系で特定することができる。その結果、投影処理部1519は、3次元モデルが表す患者の外面のうち各画素からの光の経路上に位置する部分を特定することができる。例えば、投影処理部1519は、3次元モデル内において、各画素から患者に向かって光の経路に沿って進んでいった場合に最初に到達する患者の外面のMRI座標系での位置(X2(3)、Y2(3)、Z2(3))を特定することができる。
ここで、患者の外面のうち各画素からの光の経路上に位置する部分は、患者の外面のうちプロジェクタ17によって投影画像が投影される投影領域であることは、図8からも分かるとおりである。そうすると、3次元モデルのうち各画素からの光の経路上に位置する患者の外面に対応するモデル部分は、投影画像として投影されるべきモデル部分である。つまり、3次元モデルのうち光の経路上に位置するモデル部分は、投影画像として投影されるべきモデル部分である。
そこで、投影処理部1519は、3次元モデルのうち光の経路上に位置するモデル部分(つまり、位置(X2(3)、Y2(3)、Z2(3))が特定されているモデル部分)を、投影画像に変換する。具体的には、MRI座標系での位置(X(3D)、Y(3D)、Z(3D))は、実空間座標系での位置(X2(3)’、Y2(3)’、Z2(3)’)に変換可能であることは上述したとおりである。更に、光の出射元である画素は、投影座標系内の特定の座標と1対1で対応している。そうすると、投影処理部1519は、内部パラメータ及び外部パラメータに基づいて、実空間座標系での位置(X2(3)’、Y2(3)’、Z2(3)’)と投影座標系での位置(X2(2)、Y2(2))とを対応付けることができる。つまり、投影処理部1519は、MRI座標系での位置(X2(3)、Y2(3)、Z2(3))と投影座標系での位置(X2(2)、Y2(2))とを対応付けることができる。本実施例では、投影処理部1519は、数式4を用いて、MRI座標系での位置(X2(3)、Y2(3)、Z2(3))と投影座標系での位置(X2(2)、Y2(2))とを対応付ける。尚、s2は、所定の係数又は所定の変換行列を示す。
Figure 2017080159
その結果、投影処理部1519は、各画素からの光の経路上に位置する3次元モデルのモデル部分が、投影画像のいずれの画像部分を構成するかを特定することができる。つまり、3次元モデルのうちの第1のモデル部分のMRI座標系での位置(xa1、ya1、za1)が、投影座標系での位置(xa1’、ya1’)に対応付けられた場合には、投影処理部1519は、投影画像のうち位置(xa1’、ya1’)によって特定される第1の画像部分が当該第1のモデル部分から構成されると特定することができる。同様に、3次元モデルのうちの第2のモデル部分のMRI座標系での位置(xa2、ya2、za2)が、投影座標系での位置(xa2’、ya2’)に対応付けられた場合には、投影処理部1519は、投影画像のうち位置(xa2’、ya2’)によって特定される第2の画像部分が当該第2のモデル部分から構成されると特定することができる。以上の動作を、3次元モデルのうち光の経路上に位置するモデル部分に対して繰り返し行うことで、投影処理部1519は、投影画像を生成することができる。
尚、このように生成される投影画像は、3次元モデルから生成されているがゆえに、腫瘍を表す投影画像である。但し、投影画像は、腫瘍又は手術部位(つまり、患者の所定部位)に何らかの関連を有する任意の画像であってもよい。
その後、投影処理部1519は、生成した投影画像を投影するようにプロジェクタ17を制御する。その結果、プロジェクタ17は、ステップS62で生成された投影画像を、患者の外面に設定される投影領域に投影する(ステップS63)。ここで、上述したように、投影画像は、3次元モデルのうち投影領域に位置する患者の部位に対応するモデル部分の外面を構成する画像部分である。更に、上述したように、このような投影画像が、プロジェクタ17の表示素子を構成する各画素からの光の経路を考慮して生成される。従って、投影画像は、投影画像のうち患者のある部位に対応する画像部分が投影領域のうち当該ある部位(つまり、同一の部位)が存在する領域部分に投影されるように、生成される。つまり、投影画像は、投影画像のうち患者のある部位に対応する画像部分が投影される位置が、投影領域のうち当該ある部位(つまり、同一の部位)が存在する位置と合致するように、投影される。
その後、MRI画像取得部1511は、MRI画像を再度取得するタイミングが到来したか否かを判定する(ステップS51)。例えば、前回MRI画像が取得されてから一定時間が経過した場合には、MRI画像取得部1511は、MRI画像を再度取得するタイミングが到来したと判定してもよい。例えば、ユーザがMRI画像の再度の取得を要求している場合には、MRI画像取得部1511は、MRI画像を再度取得するタイミングが到来したと判定してもよい。
ステップS51の判定の結果、MRI画像を再度取得するタイミングが到来したと判定される場合には(ステップS51:Yes)、MRI画像取得部1511は、MRI画像を再度取得する(ステップS1)。その後、ステップS2以降の動作が再度行われる。このため、対応付け処理部1516は、再度取得されたMRI画像を用いて、腫瘍に対応する外面画像部分及び内部画像部分を再度特定する(つまり、新たに特定する)。更に、3次元モデル生成部1517は、新たに特定された外面画像部分及び内部画像部分を他の画像部分と区別可能な態様で表す患者の3次元モデルを再度生成する(つまり、新たに生成する)。投影処理部1591は、新たに生成された3次元モデルに基づいて、投影画像を再度生成する(つまり、新たに生成する)。
他方で、ステップS51の判定の結果、MRI画像を再度取得するタイミングが到来していないと判定される場合には(ステップS51:No)、3次元モデル生成部1517は、ステップS42で生成した3次元モデルに対して、付加的な画像に相当する付加モデルを付加する(ステップS52)。付加的な画像として、術者が扱う術具(例えば、メス等)の画像が上げられる。
術具の画像を付加的な画像として3次元モデルに付加するために、画像処理装置15は、以下に説明する動作を行う。まず、前提として、術具には、ハイパースペクトルカメラ12やポインタ13と同様に、マーカが設置される。位置測定装置14は、術具に設置されたマーカによって反射された測定光を検出する。マーカ位置検出部1515は、位置測定装置14の測定結果に基づいて、術具の実空間座標系での位置を特定する。対応付け処理部1516は、術具の実空間座標系での位置を、術具のMRI座標系での位置に変換する。術具のMRI座標系での位置は、3次元モデル中で術具に想到する付加モデルを配置するべき位置に相当する。従って、3次元モデル生成部1517は、患者の3次元モデルに対して、術具に相当する付加モデルを、患者の3次元モデルと術具に相当する付加モデルとの間の位置関係が実際の患者と実際の術具との位置関係と合致するように付加することができる。
その後、画像処理部15は、手術が終了したか否かを判定する(ステップS53)。ステップS53の判定の結果、手術が終了していないと判定される場合には(ステップS53:No)、ステップS51以降の動作が繰り返し行われる。他方で、ステップS53の判定の結果、手術が終了したと判定される場合には(ステップS53:Yes)、手術支援システム1は、図3に示す動作を終了する。
以上説明したように、本実施例の画像処理装置15は、腫瘍の外面を3次元的に表す外面画像部分のみならず、腫瘍の内部を立体的に表す内部画像部分をも特定することができる。つまり、本実施例の画像処理装置15は、2次元画像である分光画像から特定される腫瘍が、3次元画像であるMRI画像内で立体的にどのように分布するかを特定することができる。その結果、表示装置16は、腫瘍を他の部分と区別可能な態様で表す患者の3次元モデルを表示することができる。その結果、術者は、腫瘍を好適に認識することができる。
加えて、本実施例の画像処理装置15は、患者の手術中に、一定期間毎に又はユーザの指示に応じて、MRI画像を再度取得することができる。このため、画像処理装置15、新たに取得されたMRI画像に基づいて、投影画像を再度生成する(つまり、新たに生成する)ことができる。このため、手術が進むにつれて患者の手術部位の状態が変わっていったとしても、状態が変わる前の患者を表すMRI画像に基づいて生成された投影画像が、状態が変わった後の患者に投影され続けることはない。従って、患者に投影される投影画像と実際の手術部位とが異なる状況が不必要に継続されることがないがゆえに、術者に混乱を引き起こす可能性が小さくなる。
尚、上述した手術支援システム1の構成及び動作は、あくまで一例である。従って、手術支援システム1の構成及び動作の少なくとも一部が適宜変形されてもよい。以下、手術支援システム1の構成及び動作の少なくとも一部の変形例について説明する。
手術支援システム1は、MRI装置11に加えて又は代えて、患者を撮影することで、患者の外面及び内部の構造等を3次元的に表す画像を生成可能な任意の装置を備えていてもよい。このような任意の装置の一例として、CT(Computed Tomography)装置や、PET(Positron Emission Tomograph)装置があげられる。
手術の途中で手術部位の形状や腫瘍の形状等が変化する可能性がある。この場合には、画像処理装置15は、腫瘍の外面を表す外面画像部分及び腫瘍の内部を表す内部画像部分を特定した後に、分光画像(或いは、外面画像部分及び内部画像部分のうちの少なくとも一方)に対して非剛体レジストレーション処理を行ってもよい。その結果、画像処理装置15は、形状が変化した腫瘍を他の部分と区別可能な態様で表す3次元モデルを生成することができる。
内部画像部分は、外面画像部分をその一部として含んでいてもよい。なぜならば、内部画像部分の外殻が実質的には外面画像部分に対応するからである。このため、内部画像部分は、腫瘍の内部に加えて、腫瘍の外面を表していてもよい。
また、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取るこのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 手術支援システム
11 MRI装置
12 ハイパースペクトルカメラ
13 ポインタ
14 位置測定装置
15 画像処理装置
151 CPU
1511 MRI画像取得部
1512 マーカ位置特定部
1513 分光画像取得部
1514 腫瘍特定部
1515 マーカ位置特定部
1516 対応付け処理部
1517 3次元モデル生成部
1518 3次元ビューワ処理部
1519 投影処理部
152 メモリ
16 表示装置
17 プロジェクタ

Claims (9)

  1. 被検体の所定部位を表す3次元画像を取得する取得手段と、
    前記所定部位を含む前記被検体の投影領域に投影される投影画像であって且つ前記所定部位に関連する投影画像を、前記3次元画像に基づいて生成する生成手段と
    を備え、
    前記取得手段は、前記3次元画像を一旦取得した後に前記3次元画像を再取得し、
    前記生成手段は、再取得された前記3次元画像に基づいて前記投影画像を再生成する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記投影領域に前記投影画像が投影された場合に前記投影画像のうち前記所定部位に関連する画像部分の投影位置が前記投影領域内の前記所定部位の位置と合うように、前記投影画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記取得手段は、前記3次元画像を周期的に繰返し取得する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記取得手段は、ユーザの指示に応じて、前記3次元画像を再度取得する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記投影画像は、投影装置によって前記投影領域に投影され、
    前記投影装置は、前記投影画像を表示する表示素子を備えており、前記表示素子が表示した前記投影画像を投影し、
    前記生成手段は、(i)前記3次元画像に基づいて、前記所定部位に関連し且つ前記投影画像を生成する際に参照される他の3次元画像を生成し、(ii)前記他の3次元画像のうち、前記表示素子の各画素から出射する光の経路上に存在する前記被検体の外面に対応する画像部分を特定し、(iii)前記投影装置が備える光学系の状態を示す第1パラメータ及び前記投影装置の設置環境を示す第2パラメータに基づいて、前記画像部分を前記投影画像に変換することで、前記投影画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記所定部位は、前記被検体の患部及び前記被検体の腫瘍部位のうちの少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記3次元画像は、前記被検体の外面及び内部を立体的に表すMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像である
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 被検体の所定部位を表す3次元画像を取得し、
    前記所定部位を含む前記被検体の投影領域に投影される投影画像であって且つ前記所定部位に関連する投影画像を、前記3次元画像に基づいて生成し、
    前記3次元画像を一旦取得した後に前記3次元画像を再取得し、
    再取得された前記3次元画像に基づいて前記投影画像を再生成する
    画像処理方法。
  9. コンピュータに請求項8に記載の画像処理方法を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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