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JP2017047127A - Octモーションコントラストデータ解析装置、octモーションコントラストデータ解析プログラム。 - Google Patents

Octモーションコントラストデータ解析装置、octモーションコントラストデータ解析プログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】 モーションコントラストデータの解析を好適に行うことができる。
【解決手段】 光干渉断層計によって取得された被検体のモーションコントラストデータを解析するためのOCTモーションコントラストデータ解析装置であって、前記モーションコントラストデータとは異なる画像データである第2の画像データ上に設定された解析チャートに基づいて、前記モーションコントラストデータに対する解析処理を行う解析処理手段を備えることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本開示は、光干渉断層計(OCT:Optical Coherence Tomography)によって取得されたモーションコントラストデータを解析するための装置に関する。
近年では、OCT技術を利用して、被検体のモーションコントラストデータを得る技術が注目されている(非特許文献1参照)。
Roberto Reif et al. "Quantifying Optical Microangiography Images Obtained from a Spectral Domain Optical Coherence Tomography System",International Journal of Biomedical Imaging, Vol.2012, Article ID 509783, p.11
しかしながら、モーションコントラストデータの画像化については、種々の改良がおこなわれているが、解析関係については、種々の面で改善の余地があり得る。
例えば、モーションコントラストデータを用いた解析と、OCTデータを用いた解析(例えば、眼底の層厚解析)とが独立しており、手間であった。また、各解析結果の対比が難しかった。複数のモーションコントラストデータの解析する場合も手間であった。
本開示は、従来技術の問題点の少なくとも一つを鑑み、モーションコントラストデータの解析を好適に行うことができるOCTモーションコントラストデータ解析装置、OCTモーションコントラストデータ解析プログラムを提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本開示は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 光干渉断層計によって取得された被検体のモーションコントラストデータを解析するためのOCTモーションコントラストデータ解析装置であって、前記モーションコントラストデータとは異なる画像データである第2の画像データ上に設定された解析チャートに基づいて、前記モーションコントラストデータに対する解析処理を行う解析処理手段を備えることを特徴とする。
(2) 光干渉断層計によって取得された被検体のモーションコントラストデータを解析するためのOCTモーションコントラストデータ解析装置において実行されるOCTモーションコントラストデータ解析プログラムであって、前記OCTモーションコントラストデータ解析装置のプロセッサによって実行されることで、前記モーションコントラストデータとは異なる画像データである第2の画像データ上に設定された解析チャートに基づいて、前記モーションコントラストデータに対する解析処理を行う解析処理ステップを、前記OCTモーションコントラストデータ解析装置に実行させることを特徴とする。
本実施例の概略を示すブロック図である。 OCTデバイスの光学系の一例を示す図である。 モーションコントラストの取得について説明するための図である。 表示画面の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。
以下、本実施形態について簡単に説明する。本実施形態のOCTモーションコントラストデータ解析装置は、例えば、光干渉断層計によって取得された被検体のモーションコントラストデータを解析する。OCTモーションコントラストデータ解析装置は、例えば、解析処理部(例えば、制御部70)を備える。解析処理部は、例えば、第2の画像データ上に設定された解析チャートに基づいて、モーションコントラストデータに対する解析処理を行う。ここで、第2の画像データは、例えば、モーションコントラストデータとは異なる画像データである。これによって、本解析装置は、モーションコントラストの解析をスムーズに行うことができる。
例えば、解析処理部は、解析チャートの位置情報に基づいてモーションコントラストデータに対する解析領域を設定してもよい。そして、解析処理部は、設定された解析領域に関してモーションコントラストに対する解析処理を行うようにしてもよい。このような解析処理は、例えば、解析領域における血管領域の抽出処理に適用されてもよい。
また、解析処理部は、解析チャートの位置情報に基づいてモーションコントラストデータに対する解析処理を行う際の基準位置を設定し、設定された基準位置を基準としてモーションコントラストに対する解析処理を行うようにしてもよい。この場合、設定された基準位置を基準として解析領域が設定されてもよい。解析処理部は、設定された解析領域に関してモーションコントラストに対する解析処理を行うようにしてもよい。このような処理は、例えば、解析領域における血管領域の抽出処理に適用されてもよい。また、設定された基準位置を基準としてモーションコントラストデータに対する解析処理が実行されてもよい。このような処理は、例えば、無血管領域の抽出処理を行う際の基準位置の設定に適用されてもよい。
また、解析チャートの範囲に基づいて、モーションコントラストデータでの解析領域が設定されてもよい。
なお、モーションコントラストデータは、例えば、二次元モーションコントラストデータ、エンフェイスモーションコントラストデータ、3次元モーションコントラストデータであってもよい。
なお、解析チャートは、設定されたセクションでの計測結果の基本統計量を示す解析チャートであってもよく、例えば、モーションコントラストデータの基礎となるOCTデータに対する解析結果に基づく計測結果の基本統計量であってもよい。
第2の画像データは、モーションコントラストデータと、被検体上の取得部位に関して少なくとも重複してもよい。例えば、第2の画像データは、被検体上の取得範囲に関して、モーションコントラストデータと同一であってもよい。第2の画像データは、例えば、被検体上の取得範囲に関して、モーションコントラストデータの取得範囲を含んでもよい。
なお、解析処理部は、例えば、解析チャートの変更に連動して、変更された解析チャートに基づく解析処理を行ってもよい。これによって、解析チャートの設定変更に応じたモーションコントラストの解析に対する変更をスムーズに行うことができる。
例えば、解析処理部は、解析チャートの表示位置の変更に連動して、モーションコントラストデータに対する解析領域の位置を変更してもよい。例えば、解析処理部は、解析チャートの範囲の変更に連動して、モーションコントラストデータに対する解析領域の範囲を変更してもよい。
また、例えば、解析処理部は、解析チャートの表示位置の変更に連動して、モーションコントラストデータに対する解析処理の基準位置を変更してもよい。
なお、解析処理部は、例えば、解析チャートの中心位置に基づいて、モーションコントラストデータに対する解析処理の中心位置又は基準位置を設定してもよい。
なお、解析処理部は、例えば、解析処理による解析結果に基づいて被検体の計測処理を行ってもよい。
なお、解析処理部は、解析チャートに基づいて脈管解析領域を設定してもよい。そして、解析処理部は、設定された脈管解析領域において脈管抽出処理を行ってもよい。
なお、解析処理部は、抽出された脈管に関する計測を行ってもよい。脈管に関する計測としては、脈管の面積・体積、脈管の密度、脈管の量、脈管総量、脈管蛇行度、脈管の規則性、脈管の対称性等であってもよい。
解析処理部は、例えば、モーションコントラストデータにおける無脈管抽出処理の基準位置を解析チャートの位置に基づいて設定してもよい。そして解析処理部は、設定された基準位置を基準として無脈管抽出処理を行ってもよい。
なお、本装置は、例えば、第1の指示受付部(例えば、制御部70)をさらに備えてもよい。第1の指示受付部は、例えば、第2の画像データ上での解析チャートの位置を設定するための検者からの指示を受け付ける。この場合、解析処理部は、第1の指示受付部によって設定された解析チャートの位置情報に基づいて、モーションコントラストデータに対する解析処理を行ってもよい。
なお、第2の画像データは、例えば、被検体の正面画像、被検体に関する解析マップ等の少なくともいずれかであってもよい。
なお、本装置は、例えば、第2の指示受付部(例えば、制御部70)をさらに備えてもよい。第2の指示受付部は、例えば、モーションコントラストデータ上での解析領域の位置又は解析処理の基準位置を設定するための検者からの指示を受け付ける。この場合、解析処理部は、例えば、第2の指示受付部によって設定された解析領域の位置情報又は基準位置の位置情報に基づいて、モーションコントラストデータに対する解析処理を行ってもよい。
なお、解析処理部は、第2の指示受付手段によって設定された解析領域の位置情報又は基準位置の位置情報に基づいて、解析チャートの位置を設定できてもよい。
なお、第2の画像データは、モーションコントラストデータの基礎となるOCTデータと関連付けられていてもよい。
なお、解析処理部は、解析処理として閾値処理による血管領域の抽出を行う場合、閾値を求めるために設定されるモーションコントラストデータ上の領域を、解析チャートの位置情報に基づいて設定してもよい。
なお、本装置は、第3の指示受付部を備えてもよい。第3の指示受付部は、例えば、モーションコントラストデータで解析領域を選択するための検者からの指示を受け付ける。この場合、解析処理部は、第3の指示受付部によって選択された解析領域に基づいて、第2の画像データ上での解析領域を設定してもよい。
なお、被検体は、被検眼眼底であってもよい。この場合、解析処理部は、例えば、モーションコントラストデータの被検体上での取得領域に応じて、解析処理を行うために設定される解析領域の位置、範囲、形状の少なくともいずれかをそれぞれ設定可能であってもよい。もちろん、解析領域の位置、範囲、形状等は、それぞれ予め設定可能であってもよいし、各データに対する解析結果に応じて範囲が変更されてもよい。
なお、取得領域は、被検体の表面方向(例えば、被検眼眼底の黄斑、乳頭など)であってもよいし、被検体の深さ方向(例えば、被検眼眼底の血管層毎など)であってもよい。
なお、取得領域が異なる複数のモーションコントラストデータが生成された場合、各データ毎に解析領域の範囲をそれぞれ設定可能であってもよい。複数のモーションコントラストデータとしては、例えば、各血管層に分離された複数の正面モーションコントラストデータであってもよく、正面モーションコントラストデータ毎に異なる解析領域を設定可能であってもよい。
なお、解析マップとしては、例えば、被検体に関する計測結果の二次元分布を示すマップであってもよい。この場合、例えば、例えば、計測値に応じて色分けされたカラーマップであってもよい。
なお、例えば、解析チャート504は、予め設定されたセクションでの被検体の計測結果の基本統計量を求めるための解析チャートであってもよく、セクション内での基本統計量が計測されてもよい。
<実施例>
以下、本実施例のOCTモーションコントラストデータ解析装置について図面を用いて説明する。図1に示すOCTモーションコントラストデータ解析装置(以下、OCT解析装置)1は、OCTデバイス10によって取得されたモーションコントラストデータを解析処理する。
OCT解析装置1は、例えば、制御部70を備える。制御部70は、例えば、一般的なCPU(Central Processing Unit)71、フラッシュROM72、RAM73、等で実現される。フラッシュROM72には、例えば、モーションコントラストデータを処理するための解析処理プログラム、OCTデバイス10の動作を制御してモーションコントラストデータを得るためのプログラム、初期値等が記憶される。RAM73は、例えば、各種情報を一時的に記憶する。
制御部70には、図1に示すように、例えば、記憶部(例えば、不揮発性メモリ)74、操作部76、および表示部75等が電気的に接続されている。記憶部74は、例えば、電源の供給が遮断されても記憶内容を保持できる非一過性の記憶媒体である。例えば、ハードディスクドライブ、フラッシュROM、着脱可能なUSBメモリ等を記憶部74として使用することができる。
操作部76には、検者による各種操作指示が入力される。操作部76は、入力された操作指示に応じた信号をCPU71に出力する。操作部76には、例えば、マウス、ジョイスティック、キーボード、タッチパネル等の少なくともいずれかのユーザーインターフェイスを用いればよい。
表示部75は、装置1の本体に搭載されたディスプレイであってもよいし、本体に接続されたディスプレイであってもよい。例えば、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)のディスプレイを用いてもよい。表示部75は、例えば、OCTデバイス10によって取得されたOCTデータ、モーションコントラストデータ等を表示する。
なお、本実施例のOCT解析装置1は、例えば、OCTデバイス10が接続されている。なお、OCT解析装置1は、例えば、OCTデバイス10と同一の筐体に収納された一体的な構成であってもよいし、別々の構成であってもよい。制御部70は、接続されたOCTデバイス10からモーションコントラストデータを取得してもよい。制御部70は、記憶媒体を介してOCTデバイス10によって取得されたモーションコントラストデータを取得してもよい。
<OCTデバイス>
以下、図2に基づいてOCTデバイス10の概略を説明する。例えば、OCTデバイス10は、被検眼Eに測定光を照射し、その反射光と測定光とによって取得されたOCT信号を取得する。OCTデバイス10は、例えば、OCT光学系100を主に備える。
<OCT光学系>
OCT光学系100は、被検眼Eに測定光を照射し、その反射光と参照光との干渉信号を検出する。OCT光学系100は、例えば、測定光源102と、カップラー(光分割器)104と、測定光学系106と、参照光学系110と、検出器120等を主に備える。なお、OCT光学系の詳しい構成については、例えば、特開2015−131107号を参考にされたい。
OCT光学系100は、いわゆる光断層干渉計(OCT:Optical coherence tomography)の光学系である。OCT光学系100は、測定光源102から出射された光をカップラー104によって測定光(試料光)と参照光に分割する。分割された測定光は測定光学系106へ、参照光は参照光学系110へそれぞれ導光される。測定光は測定光学系106を介して被検眼Eの眼底Efに導かれる。その後、被検眼Eによって反射された測定光と,参照光との合成による干渉光を検出器120に受光させる。
測定光学系106は、例えば、走査部(例えば、光スキャナ)108を備える。走査部108は、例えば、眼底上でXY方向(横断方向)に測定光を走査させるために設けられてもよい。例えば、CPU71は、設定された走査位置情報に基づいて走査部108の動作を制御し、検出器120によって検出された受光信号に基づいてOCT信号を取得する。参照光学系110は、眼底Efでの測定光の反射によって取得される反射光と合成される参照光を生成する。参照光学系110は、マイケルソンタイプであってもよいし、マッハツェンダタイプであっても良い。
検出器120は、測定光と参照光との干渉状態を検出する。フーリエドメインOCTの場合では、干渉光のスペクトル強度が検出器120によって検出され、スペクトル強度データに対するフーリエ変換によって所定範囲における深さプロファイル(Aスキャン信号)が取得される。
なお、OCTデバイス10として、例えば、Spectral-domain OCT(SD−OCT)、Swept-source OCT(SS−OCT)、Time-domain OCT(TD−OCT)等が用いられてもよい。
<正面撮影光学系>
正面撮影光学系200は、例えば、被検眼Eの眼底Efを正面方向(例えば、測定光の光軸方向)から撮影し、眼底Efの正面画像を得る。正面撮影光学系200は、例えば、走査型レーザ検眼鏡(SLO)の装置構成であってもよいし(例えば、特開2015−66242号公報参照)、いわゆる眼底カメラタイプの構成であってもよい(特開2011−10944参照)。なお、正面撮影光学系200としては、OCT光学系100が兼用してもよく、検出器120からの検出信号に基づいて正面画像が取得されてもよい。
<固視標投影部>
固視標投影部300は、眼Eの視線方向を誘導するための光学系を有する。投影部300は、眼Eに呈示する固視標を有し、眼Eを誘導できる。例えば、固視標投影部300は、可視光を発する可視光源を有し、固視標の呈示位置を二次元的に変更させる。これによって、視線方向が変更され、結果的にOCTデータの取得部位が変更される。
<モーションコントラストデータの取得>
本実施例のOCT解析装置1は、例えば、OCTデバイス10によって検出されたOCTデータを処理してモーションコントラストデータを取得してもよい。CPU71は、走査部108の駆動を制御し、眼底Ef上の領域A1において測定光を走査させる。なお、図3(a)において、z軸の方向は、測定光の光軸の方向とする。x軸の方向は、z軸に垂直であって被検者の左右方向とする。y軸の方向は、z軸に垂直であって被検者の上下方向とする。
例えば、CPU71は、領域A1において走査ラインSL1,SL2,・・・,SLnに沿ってx方向に測定光を走査させる。なお、測定光の光軸方向に交差する方向(例えば、x方向)に測定光を走査させることを「Bスキャン」と呼ぶ。そして、1回のBスキャンによって得られた二次元OCTデータを1フレームの二次元OCTデータとして説明する。CPU71は、例えば、xy方向に2次元的に測定光を走査させ、各走査位置においてz方向のAスキャン信号を得てもよい。
CPU71は、OCTデータに基づいてモーションコントラストデータを取得してもよい。モーションコントラストは、例えば、被検眼の血流、網膜組織の変化などを捉えた情報であってもよい。モーションコントラストデータを取得する場合、CPU71は、被検眼の同一位置に関して時間的に異なる少なくとも2つのOCTデータを取得する。例えば、各走査ラインにおいて、CPU71は、時間の異なる複数回のBスキャンを行い、時間の異なる複数のOCTデータをそれぞれ取得する。
例えば、図3(b)は、走査ラインSL1,SL2,・・・,SLnにおいて時間の異なる複数回のBスキャンを行った場合に取得されたOCT信号を示している。例えば、図3(b)は、走査ラインSL1を時間T11,T12,・・・,T1Nで走査し、走査ラインSL2を時間T21,T22,・・・,T2Nで走査し、走査ラインSLnを時間Tn1,Tn2,・・・,TnNで走査した場合を示している。例えば、CPU71は、各走査ラインにおいて、時間の異なる複数のOCTデータを取得し、そのOCTデータを記憶部74に記憶させる。
CPU71は、上記のように、同一位置に関して時間的に異なる複数のOCTデータを取得すると、OCTデータを処理してモーションコントラストデータを取得する。モーションコントラストを取得するためのOCTデータの演算方法としては、例えば、複素OCTデータの強度差を算出する方法、複素OCTデータの位相差を算出する方法、複素OCTデータのベクトル差分を算出する方法、複素OCT信号の位相差及びベクトル差分を掛け合わせる方法、信号の相関を用いる方法(コリレーションマッピング)などが挙げられる。なお、演算手法の一つとして、例えば、特開2015−131107号公報を参照されたい。
CPU71は、異なる走査ラインでのモーションコントラストデータを並べることによって、被検眼Eの3次元モーションコントラストデータを取得してもよい。なお、前述のように、モーションコントラストデータとしては、位相差に限らず、強度差、ベクトル差分等が取得されてもよい。
<モーションコントラストデータの解析処理>
上記のように取得されたモーションコントラストデータの解析処理の一例を、以下に説明する。
CPU71は、モーションコントラストデータに対する解析領域を設定し、設定された解析領域に関して解析処理を行うことによって少なくとも一つの解析結果を取得してもよい。この場合、CPU71は、モーションコントラストデータとは異なる画像データである第2の画像データ上の解析チャートの位置情報を基準として、モーションコントラストデータでの解析領域を設定してもよい。
以下、解析結果の一例として、モーションコントラストデータに対する解析処理によって被検眼の血管領域を抽出する場合について説明する。この場合、モーションコントラストデータに対する解析領域として血管解析領域が設定され、少なくとも血管解析領域において血管領域を抽出するための解析処理を行われる。
図4は、血管領域を抽出する際の解析画面の一例を示す図である。CPU71は、例えば、解析画面において、MC表示領域400、第2の画像表示領域500を表示部75の表示画面に表示するようにしてもよい。この場合、MC表示領域400、第2の画像表示領域500が同時に表示されてもよいし、別タイミングで表示されてもよい。
MC表示領域400は、モーションコントラストデータ(以下、MCデータ)402を表示するための領域であり、例えば、MCデータ402として、図4に示すように、正面MCデータ(エンフェイスMCデータともいう)が表示されてもよい。正面MCデータは、例えば、深さ方向の少なくとも一部の領域に関して3次元MCデータを取り出す(例えば、特願2015−121574号公報参照)ことによって取得されてもよい。例えば、MCデータにおける深さ方向での積算値又は最大値によって正面MCデータが生成されてもよい。もちろん、MCデータ402として、一次元MCデータ、二次元MCデータ、3次元MCデータが表示されてもよい。
CPU71は、MCデータ402上での血管解析領域を示す表示(例えば、グラフィック404)を、MCデータ402上に表示するようにしてもよい。血管解析領域を示す表示としては、図4のグラフィック404のように血管解析領域の外縁を示す枠表示であってもよいし、血管解析領域と非血管解析領域とが色分けされた表示であってもよい。
第2の画像表示領域500には、MCデータ402とは異なる画像データである第2の画像データ502を表示するための領域であり、例えば、正面画像、解析マップの少なくともいずれかが表示されてもよい。第2の画像データ502は、取得部位に関して、MCデータ402と少なくとも一部が重複する画像データが用いられる。例えば、MCデータ402が黄斑部位を中心とするデータの場合、黄斑に関する第2の画像データが表示され、MCデータ402が乳頭部位を中心とするデータの場合、乳頭に関する第2の画像データが表示されてもよい。
解析マップとしては、例えば、眼底に関する計測結果の二次元分布を示すマップであってもよい。この場合、例えば、例えば、計測値に応じて色分けされたカラーマップであってもよい。解析マップとしては、例えば、層厚を示す厚みマップ、被検眼の層厚と正常眼データベースに記憶された正常眼の層厚との比較結果を示す比較マップ、被検眼の層厚と正常眼データベースに記憶された正常眼の層厚とのずれを標準偏差にて示すデビエーションマップ、各検査日との厚みの差分を示す検査日比較厚み差分マップ、であってもよい。なお、層厚を求める場合、例えば、OCTデータに対する画像処理(例えば、セグメンテーション処理)によってOCTデータが層毎に分割処理され、層境界の間隔に基づいて各層の厚みが計測される。もちろん、層厚に限定されず、解析マップとしては、層厚に限定されず、例えば、眼底の曲率分布を示すマップであってよい。
正面画像は、例えば、正面撮影光学系200によって撮影された正面画像であってもよいし、OCT3次元データから生成される正面OCTデータ(エンフェイスOCTデータともいう)であってもよい。3次元OCTデータの場合、3次元モーションコントラストデータの基礎となる3次元OCTデータであってもよい。解析マップは、例えば、被検眼上の解析結果(例えば、眼底層の厚み、曲率など)を二次元的に表現するカラーマップであってもよい。図4では、第2の画像データ502として、正面画像に解析マップが重畳された画像が表示されている。
<解析チャート>
CPU71は、解析チャート504を、第2の画像データ502上に重畳して表示してもよい。この場合、第2の画像データ502は、3次元OCTデータに対する解析結果に基づく計測結果(例えば、解析マップの計測データ)と予め関連付けられてもよく(レジストレーション)、解析チャート504が設定された領域に対応する計測結果が出力される。この場合、第2の画像データ502が3次元OCTデータと関連付けされ、解析チャートが設定された領域に関して解析処理が実行されてもよく、解析結果に基づいて計測結果が出力されてもよい。この場合、3次元OCTデータは、MCデータの基礎となる3次元OCTデータであることが好ましい。なぜなら、MCデータと第2の画像データとの位置的な対応付け(レジストレーション)が容易かつ正確であるからである。
例えば、解析チャート504は、予め設定されたセクションでの計測結果の基本統計量を計測するための解析チャートであってもよく、セクション内での基本統計量が計測されてもよい。解析チャート504を形成するセクションは、一つの領域であってもよいし、複数のセクションであってもよい。複数のセクションの場合、分割されたセクション毎に基本統計量が計測されてもよい。基本統計量としては、代表値(平均値、中央値、最頻値、最大値、最小値、など)、散布度(分散、標準偏差、変動係数)などであってもよい。
例えば、解析チャート504は、眼底の層厚の二次元的な分布につき、領域毎の平均を求めるチャートであってもよい。また、解析チャート504には、所定領域での層厚を数値にて表示する数値表示領域が付されてもよい。数値表示の代わりに、セクション単位での、計測結果に応じた色分けが行われてもよい。層厚データは、各層の合計であってもよいし、ある層(例えば、視神経線維層)での厚みであってもよい。
解析チャート504は任意に選択可能であり、厚みマップが黄斑マップの場合、解析チャート504として、例えば、検者は、GCHART、S/Iチャート、ETDRSから選択可能である。なお、厚みマップが乳頭マップの場合、解析チャートとして、例えば、全体チャート、上下チャート(2分割)、TSNITチャート(4分割)、ClockHourチャート(12分割)から選択可能である。
CPU71は、操作部76からの操作信号を受け付け、第2の画像データ502上での解析チャート504の表示位置を変更してもよい。これによって、第2の画像データ502上での解析チャート504による解析領域が変更される。CPU71は、解析チャート504の表示位置の変更に連動して、変更後の解析領域における解析結果を求めてもよい。なお、解析チャートの一部が、第2の画像データ502をはみ出してもよい。
例えば、検者は、操作部76を用いて解析チャート504を移動させることによって、解析チャートの中心504cを、眼底の基準部位(例えば、中心窩中心(図4中のM参照)、視神経乳頭中心、異常部位)に設定してもよい。これによって、例えば、眼底の基準部位を中心として、解析チャート504による計測結果が得られる。例えば、基準部位を中心とするチャート内全体の平均層厚、基準部位の層厚、基準部位を中心とする所定エリア内での平均層厚(例えば、1、2、3mm)等が計測されてもよい。これによって、眼底上の基準部位を中心とする計測結果が得られるので、臨床的にも有用である。
<解析チャートと血管解析領域の連動>
例えば、CPU71は、解析チャート504の位置情報を用いて、MCデータ上での血管領域の抽出を行うようにしてもよい。より詳細には、CPU71は、解析チャート504の移動に連動して、MCデータ上での血管解析領域の位置を移動させるようにしてもよい。この場合、CPU71は、血管解析領域を示す表示(例えば、グラフィック404)を、MCデータ402上で移動させてもよい。つまり、解析チャート504による解析領域の移動に連動して、血管解析領域の位置が変化する。
血管解析領域の移動の結果、MCデータ上での血管解析領域が変更される。そこで、CPU71は、血管解析領域の変更に連動して、変更後の血管解析領域における解析結果を求めてもよい(血管解析の手法については後述する)。
解析チャートと血管解析領域を連動させる場合、CPU71は、第2の画像データ502での解析チャート504の中心504cと、MCデータ402での血管解析領域の中心404cとが、解析上の同一位置に配置されるように、血管解析領域を移動させてもよい。つまり、CPU71は、MCデータ402において、第2の画像データ502における解析チャート504の中心位置に対応する位置に解析領域の中心を設定してもよい。この場合、第2の画像データ502とMCデータ402との間で位置的に関連付け(レジストレーション)されていることが好ましい。
ここで、例えば、検者が、解析チャート504の中心504cを、眼底の基準部位(例えば、中心窩中心、視神経乳頭中心、異常部位)に設定した場合、血管解析領域の中心が、眼底の基準部位に自動的に設定される。これによって、MCデータ402上で改めて解析領域を変更しなくとも、解析の基準位置を、解析チャート504による解析とMCデータ402に対する解析との間で一致させることができる。
<血管解析領域の設定>
血管解析領域は、検者が任意に設定できてもよい。例えば、CPU71は、操作部76からの操作信号を受け付け、MCデータ上での血管解析領域の位置を変更してもよい。この場合、血管解析領域を示す表示の位置を変更してもよい。CPU71は、血管解析領域の変更に応じて、変更後の血管解析領域における解析結果を求めてよい。この場合、CPU71は、血管解析領域の移動に連動して、第2の画像データ502上での解析チャート504の位置を移動させるようにしてもよい。この結果、解析チャート504の位置調整の手間を省くことができる。
なお、複数のモーションコントラストデータの解析を行う場合、第1のモーションコントラストデータにおける血管解析領域の位置の変更に連動して、第2のモーションコントラストデータにおける血管解析領域の位置の設定に用いてもよい。例えば、眼底の深さ方向に関して異なる複数のモーションコントラストデータの解析において適用可能である。また、CPU71は、第1のモーションコントラストデータ上で設定された第1のデータ領域を利用して、第2のモーションコントラストデータの中で第1のデータ領域に位置的に対応する第2のデータ領域でのアーチファクトを除去してもよい(例えば、第2のデータ領域の各画素の輝度において第1のデータ領域の各輝度の輝度を差し引く)。
血管解析領域の範囲(サイズ)が検者によって設定できてもよい。血管解析領域の範囲は、眼底上でのMCデータ402の取得領域に応じて設定可能であってもよい。取得領域としては、眼底の表面方向に関して異なる取得領域に応じて設定可能であってもよい。例えば、黄斑部位、乳頭部位に関して、範囲がそれぞれ設定されてもよい。
取得領域に応じた設定としては、眼底の深さ方向に関して異なる取得領域に応じて設定可能であってもよい。例えば、異なる血管層に関して、範囲がそれぞれ設定されてもよい。もちろん、血管層に限定されず、異なる網膜層(又は脈絡膜層)に関して、範囲がそれぞれ設定されてもよい。これによって、眼底上での取得領域に応じた血管解析が可能となる。正面MCデータが血管層毎に複数生成される場合、各血管層の正面MCデータでそれぞれ血管解析領域の範囲が予め設定可能であってもよい。これによって、各血管層に応じた血管解析が可能となる。
図5は設定画面の例であり、黄斑マップは、黄斑を中心とするモーションコントラストデータ、乳頭マップは、乳頭を中心とするモーションコントラストデータを示しており、マップ単位で、範囲(例えば、直径)が設定される。なお、範囲を設定する場合、例えば、CPU71は、操作部76からの操作信号を受け付けることによってグラフィック404の範囲(サイズ)を変更してもよい。また、血管解析領域の範囲は、解析チャート504と同じ範囲であってもよい。また、解析チャート504の範囲に基づいて、血管解析領域の範囲が設定されてもよい。
なお、上記説明においては、血管解析領域の変更パラメータとして、血管解析領域の位置、範囲(サイズ)を設定可能としたが、これに限定されない。例えば、血管解析領域の形状を設定可能であってもよい(例えば、円、楕円、矩形等)。この場合、眼底上でのMCデータ402の取得領域に応じて、血管解析領域の形状が設定可能であってもよい。
血管解析領域は、複数のセクションに分割された領域であってもよく、各セクションにおいて血管解析が実行されてもよい。各セクションの配置位置又は範囲(サイズ)のいずれかが異なる複数の血管解析領域が選択可能であってもよい。
この場合、眼底上でのMCデータ402の取得領域に応じて、血管解析領域の分割パターンが設定可能であってもよい。例えば、Superficial Capillary Plexusは、全体チャート(セクション一つ)、Intermediate Capillary PlexusはS/Iチャート(上下2分割セクション)であってもよい。この場合、血管解析領域の各セクションの配置位置及び範囲は、解析チャート504の各セクションの配置位置及び範囲と同一となるように設定されてもよい。これによって、解析チャート504の各セクションの解析結果と、血管解析領域での各セクションの解析結果とを対応付けて評価できる。よって、眼底の血管解析結果と、眼底の形態解析結果(例えば、層厚)との関連性を、セクション単位で確認できる。
<血管抽出処理、血管計測>
CPU71は、前述のように設定された血管解析領域にてMCデータ402を解析することによって、設定された血管解析領域での計測結果を表示部75上に表示してもよい。このようにすれば、解析チャートでの計測とMCデータ402に対する計測とをスムーズに行うことができる。なお、解析結果は、例えば、MC表示領域400上に数値406として表示されてもよい。
例えば、CPU71は、MCデータ上の血管解析領域として設定された領域に関して画像処理による解析を行うことによって、血管領域と非血管領域との判別処理を行う。判別処理によって、血管領域が抽出される。この場合、判別処理によって、非血管領域が抽出されてもよい。
判別処理としては、例えば、閾値処理であってもよく、閾値を満たす画素を血管領域とし、閾値を満たさない画素を非血管領域として判別してもよい。閾値自体は、検者によって任意に設定できてもよいし、固定値として予め決定されていてもよい。また、閾値は、MCデータ402に対する画像解析処理を経て設定されてもよい。
例えば、CPU71は、判別処理の結果に基づいて血管領域に関する計測を行うようにしてもよい。CPU71は、判別処理によって抽出された血管領域に基づいて、血管領域を計測してもよい。計測結果としては、例えば、血管密度、血管面積であってもよい。血管領域の密度としては、例えば、血管解析領域全体における血管領域の比率を求めることによって、単位面積当たりの血管の面積(血管量)が求められる。計測結果としては、これに限定されず、例えば、血管総量、血管蛇行度、血管の規則性等であってもよい。なお、血管解析領域が、複数のセクションに分割された場合、CPU71は、各セクション間での計測結果の比率、差分を求めてもよい。これによって、例えば、血管の対称性等を求めることができる。
なお、血管計測に関し、眼軸長に応じてOCTの走査範囲が異なる場合があるので、CPU71は、被検眼の眼軸長値に応じて計測結果を補正してもよい。なお、CPU71は、判別処理の結果に基づいて、血管領域と非血管領域とを判別して表示してもよく、例えば、血管領域を色づけして表示してもよい。
例えば、CPU71は、血管解析領域の変更に応じて再解析を行い、血管抽出処理の結果を更新してもよい。この場合、CPU71は、血管抽出処理の結果を更新すると共に、更新された血管抽出の結果に基づいて、血管領域に関する計測結果を更新してもよい。
例えば、CPU71は、解析チャート504の変更に連動した血管解析領域の変更に応じて、血管領域に関する計測結果を更新してもよい。これによって、検者が、解析チャート504の中心504cを、眼底の基準部位(例えば、中心窩中心、視神経乳頭中心)に設定した場合、眼底の基準部位を中心とする血管計測をスムーズに行うことができる。
なお、血管領域と非血管領域との判別処理を自動的に行う場合、CPU71は、MCデータ402の輝度値から二値化処理(例えば、判別分析法)を適用することによって、血管・非血管領域を定めてもよい。解析チャート504が複数のセクションを有する場合、チャートの各セクションに対応する領域単位で閾値が設定されてもよいし、チャート全体に対応する領域全体で閾値が設定されてもよい。また、血管解析領域が複数のセクションに分割されている場合、各セクションに対応する領域単位で閾値が設定されてもよいし、血管解析領域全体で閾値が設定されてもよい。
この場合、CPU71は、解析チャート504の中心504cに対応する中心座標から所定領域(例えば、2.0mm)のみを二値化パラメータ(閾値)を算出する際の対象領域とし、算出されたパラメータを用いて、対象領域よりも周辺の領域に対する二値化処理を行うようにしてもよい
MCデータ402の周辺部は、不要な成分が含まれている場合が多い。例えば、眼軸長が長い眼等の場合、眼の湾曲が大きいので、画角が広い範囲で撮影した場合、基礎となるOCTデータ自体が欠ける。また、データの端部(例えば、撮影の終わりの方)で眼が動いて、基礎となるOCTデータが欠ける場合がある。そこで、解析チャート504の位置を利用することによって判別処理を精度よく実施できる。
<解析チャートを用いた中心窩無血管領域(FAZ)の検出>
次に、MCデータ402に対する解析処理によって被検眼のFAZを抽出する場合について説明する。この場合、MCデータに対して、無血管解析領域を抽出するための解析処理を行われる。
図6は、FAZを抽出する際の解析画面の一例を示す図である。なお、図4と同じ番号を付したものについては、特段の説明がない限り、同一の機能・構成を有するものとする。
例えば、CPU71は、解析チャート504の中心504cの位置情報を用いて、MCデータ上での中心窩無血管領域(以下、FAZ)の抽出処理を行うようにしてもよい。より詳細には、画像処理によってFAZを抽出する場合、CPU71は、シード点S(領域検出の開始)を基準として周辺の画素値を解析することによって、FAZに対応する領域を抽出してもよい。
FAZは、無血管領域であって輝度値が低いので、例えば、FAZの中心部に設定されたシード点Sを基準として中心部周辺での輝度と連結性を判定することによって、FAZが抽出される。なお、抽出処理の手法としては、例えば、グラフ理論ベースでの抽出処理の他、領域拡張法による抽出、Snake、Level Setのような動的輪郭モデルによる抽出がある。また、Kimらによる”Noninvasive Imaging of the Foveal Avascular Zone with High-Speed,Phase-Variance Optical Coherence Tomography” 2012年1月に記載された手法が用いられてもよい。
ここで、CPU71は、第2の画像データ502での解析チャート504の中心504cと、MCデータ402上での解析処理の基準位置(例えば、シード点S)とが、解析上の同一位置に配置されるように、無血管抽出処理の基準位置を設定してもよい。ここで、CPU71は、解析チャート504の中心504cの位置と、MCデータ402上での無血管抽出処理の基準位置(例えば、シード点S)を一致させる。つまり、CPU71は、MCデータ402において、第2の画像データ502における解析チャート504の中心位置に対応する位置に、解析処理の基準位置を設定してもよい。この場合、第2の画像データ502とMCデータ402との間で位置的に関連付け(レジストレーション)されていることが好ましい。
例えば、解析チャート504の中心504cが中心窩中心に設定された場合、解析処理の基準位置(例えば、シード点Sの位置)が中心窩中心に設定されるので、FAZをスムーズに検出することができる。仮に、解析処理の基準位置から外れた場合、血管領域を中心に画像処理が行われる可能性があり、FAZの抽出精度が低下する可能性がある。
もちろん、CPU71は、操作部76からの操作信号を受け付け、解析処理での基準位置を設定してもよく、設定された基準位置を基準としてFAZを画像処理によって検出してもよい。この場合、CPU71は、FAZ抽出時の解析処理の基準位置と、解析チャート504の中心504cとが、解析上の同一位置に配置されるように、解析チャート504の表示位置を変更してもよい。
なお、上記解析は、血管に限定されず、脈管解析領域として脈管解析(例えば、リンパ管)に適用可能である。
なお、上記説明においては、解析領域に限定して解析処理を行ったが、これに限定されず、CPU71は、設定された解析領域に関する解析処理を行うと共に、他の領域についても解析処理を行ってもよい。
なお、上記説明においては、正面MCデータを例として説明したが、MCデータであれば、本実施形態の適用は可能である。例えば、3次元OCTデータ上での解析チャートの位置情報に基づいて、3次元MCデータの解析領域が設定されてもよい。もちろん、MCデータとしては、例えば、一次元MCデータ、二次元MCデータであってもよい。
なお、上記説明においては、MCデータが表示部75に表示された上で、MCデータに対する血管の計測結果が出力されたが、これに限定されず、MCデータを表示せず、第2の画像データ502と共に、CPU71に行われた計測結果のみが表示されるようにしてもよい。これにより、画面上の表示を簡略化できる。
なお、上記説明においては、第2の画像データとして、被検体の正面画像、被検体に関する解析マップを用いたが、例えば、解析処理を行うモーションコントラストデータとは異なる第2のモーションコントラストデータであってもよい。これによって、複数のモーションコントラストデータの解析をスムーズに行うことができる。
また、眼底の表面方向に関して異なる複数の正面MCデータの合成によって、広範囲のMCデータが生成された場合、CPU71は、一つの正面MCデータよりも広い領域を解析領域して設定するようにしてもよい。これにより、広範囲における解析が可能となる。また、CPU71は、前述のように生成された広範囲のMCデータを形成する正面MCデータ毎の解析領域を設定するようにしてもよい。この場合、各正面MCデータにおいて複数の解析領域が設定されてもよい。
なお、上記説明においては、被検眼の眼底を例として説明したが、これに限定されず、被検眼の前眼部においても適用可能である。さらに、被検眼に限らず、OCTによって取得された他のモーションコントラストデータ(例えば、眼以外の他の組織におけるモーションコントラストデータ)に対しても適用可能である。
1 OCTモーションコントラストデータ解析装置
10 OCTデバイス
70 制御部
75 表示部
400 MC表示領域
402 MCデータ
500 第2の画像表示領域
502 第2の画像データ
504 解析チャート

Claims (16)

  1. 光干渉断層計によって取得された被検体のモーションコントラストデータを解析するためのOCTモーションコントラストデータ解析装置であって、
    前記モーションコントラストデータとは異なる画像データである第2の画像データ上に設定された解析チャートに基づいて、前記モーションコントラストデータに対する解析処理を行う解析処理手段を備えることを特徴とするOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  2. 前記解析処理手段は、前記解析チャートの変更に連動して、変更された解析チャートに基づく解析処理を行うことを特徴とする請求項1のOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  3. 前記解析処理手段は、前記解析チャートの中心位置に基づいて、前記モーションコントラストデータに対する解析処理の中心位置又は基準位置を設定することを特徴とする請求項1又は請求項2のOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  4. 前記解析処理手段は、前記解析処理による解析結果に基づいて前記被検体の計測処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  5. 前記解析処理手段は、前記解析チャートに基づいて脈管解析領域を設定し、設定された脈管解析領域において脈管抽出処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  6. 前記解析処理手段は、抽出された脈管に関する計測を行うことを特徴とする請求項1〜5のOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  7. 前記解析処理手段は、前記モーションコントラストデータにおける無脈管抽出処理の基準位置を前記解析チャートの位置に基づいて設定し、設定された基準位置を基準として無脈管抽出処理を行うことを特徴とする請求項1〜7のOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  8. 前記第2の画像データ上での前記解析チャートの位置を設定するための検者からの指示を受け付ける第1の指示受付手段と、
    前記解析処理手段は、前記第1の指示受付手段によって設定された前記解析チャートの位置情報に基づいて、前記モーションコントラストデータに対する解析処理を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれかのOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  9. 前記第2の画像データは、被検体の正面画像、被検体に関する解析マップの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかのOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  10. 前記モーションコントラストデータ上での解析領域の位置又は解析処理の基準位置を設定するための検者からの指示を受け付ける第2の指示受付手段と、
    前記解析処理手段は、前記第2の指示受付手段によって設定された解析領域の位置情報又は基準位置の位置情報に基づいて、前記モーションコントラストデータに対する解析処理を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれかのOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  11. 前記解析処理手段は、前記第2の指示受付手段によって設定された解析領域の位置情報又は基準位置の位置情報に基づいて、前記解析チャートの位置を設定可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかのOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  12. 前記第2の画像データは、前記モーションコントラストデータの基礎となるOCTデータと関連付けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかのOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  13. 前記解析処理手段は、前記解析処理として閾値処理による血管領域の抽出を行う場合、前記閾値を求めるために設定される前記モーションコントラストデータ上の領域を、前記解析チャートの位置情報に基づいて設定することを特徴とする請求項1〜12のいずれかのOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  14. 前記モーションコントラストデータで解析領域を設定するための検者からの指示を受け付ける第3の指示受付手段と、
    前記解析処理手段は、前記第3の指示受付手段によって設定された前記解析領域に基づいて、前記第2の画像データ上での解析領域を設定することを特徴とする請求項1〜13のいずれかのOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  15. 被検体は、被検眼眼底であって、
    前記解析処理手段は、前記モーションコントラストデータの被検体上での取得領域に応じて、前記解析処理を行うために設定される解析領域の位置、範囲、形状の少なくともいずれかをそれぞれ設定可能であることを特徴とする請求項1〜14のいずれかのOCTモーションコントラストデータ解析装置。
  16. 光干渉断層計によって取得された被検体のモーションコントラストデータを解析するためのOCTモーションコントラストデータ解析装置において実行されるOCTモーションコントラストデータ解析プログラムであって、前記OCTモーションコントラストデータ解析装置のプロセッサによって実行されることで、
    前記モーションコントラストデータとは異なる画像データである第2の画像データ上に設定された解析チャートに基づいて、前記モーションコントラストデータに対する解析処理を行う解析処理ステップを、
    前記OCTモーションコントラストデータ解析装置に実行させることを特徴とするOCTモーションコントラストデータ解析プログラム。
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