JP2017045604A - シールドコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】アウターシェル及びインナーシェルの電気的接続を行うとともに、インナーハウジング及びインナーシェルのアウターハウジングに対するがたつきを抑制することができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】シールドコネクタ1におけるアウターハウジング50は、インナーハウジング10の前方への移動を規制する前方移動規制部59を有する。インナーシェル40は、アウターハウジング50に固定される固定部43及びインナーハウジング10を前方に付勢する後部曲げ片44を有する。アウターシェル60は、インナーシェル40の後部曲げ片44に接触して後部曲げ片44を前方に向けて弾性変形させるインナーシェル接触部66を有する。
【選択図】図10
【解決手段】シールドコネクタ1におけるアウターハウジング50は、インナーハウジング10の前方への移動を規制する前方移動規制部59を有する。インナーシェル40は、アウターハウジング50に固定される固定部43及びインナーハウジング10を前方に付勢する後部曲げ片44を有する。アウターシェル60は、インナーシェル40の後部曲げ片44に接触して後部曲げ片44を前方に向けて弾性変形させるインナーシェル接触部66を有する。
【選択図】図10
Description
本発明は、コンタクトをシールドするインナーシェル及びアウターシェルを有するシールドコネクタに関する。
近年のシールドコネクタにおいては、ハウジングに保持されたコンタクトのシールド性能を高めるために、インナーシェルのみならず、アウターシェルを付加し、このアウターシェルによっても当該コンタクトをシールドするようにしたものが開発されている。
従来のこの種のシールドコネクタとして、例えば、特許文献1に示すものが知られている。
特許文献1に示すシールドコネクタは、電線の端末に取り付けられた相手側コネクタを介して電線と回路基板とを相互接続するものである。このシールドコネクタは、複数のコンタクトを保持するインナーハウジング、インナーハウジングの外周に取り付けられるインナーシェル、インナーシェルを収容するアウターハウジング、アウターハウジングに取り付けられるアウターシェルを備える。インナーシェル及びアウターシェルは、金属製であり、それぞれコンタクトをシールドする機能を有する。そして、アウターシェルには、それぞれ弾性を有する一対の挟持部が設けられている。これら挟持部は、互いの間にインナーシェルを弾性的に挟持し、これにより、アウターシェルをインナーシェルに電気的に接続し、コンタクトのシールド性能を高めるようにしている。
従来のこの種のシールドコネクタとして、例えば、特許文献1に示すものが知られている。
特許文献1に示すシールドコネクタは、電線の端末に取り付けられた相手側コネクタを介して電線と回路基板とを相互接続するものである。このシールドコネクタは、複数のコンタクトを保持するインナーハウジング、インナーハウジングの外周に取り付けられるインナーシェル、インナーシェルを収容するアウターハウジング、アウターハウジングに取り付けられるアウターシェルを備える。インナーシェル及びアウターシェルは、金属製であり、それぞれコンタクトをシールドする機能を有する。そして、アウターシェルには、それぞれ弾性を有する一対の挟持部が設けられている。これら挟持部は、互いの間にインナーシェルを弾性的に挟持し、これにより、アウターシェルをインナーシェルに電気的に接続し、コンタクトのシールド性能を高めるようにしている。
そして、インナーハウジング及びインナーシェルのアウターハウジングへの取付けに際しては、先ず、インナーハウジングを、インナーシェルの一方の開口部から他方の開口部に向かってインナーシェルの内部に挿入して組み付ける。次いで、インナーハウジングを組み付けたインナーシェルを、アウターハウジングの一方の開口部から他方の開口部に向かって挿入して組み付ける。このインナーシェルの組み付けに際しては、アウターハウジングに設けられた係止突起がインナーシェルに形成された切り欠き部に係止し、インナーシェルのアウターハウジングの他方開口部側への抜け止めがなされるのである。
しかしながら、この従来の特許文献1に示したシールドコネクタにあっては、以下の問題点があった。
即ち、アウターシェル及びインナーシェルの電気的接続はできるものの、インナーハウジング及びインナーシェルがアウターハウジングの両開口部側へがたつくおそれがある。つまり、アウターハウジングの係止突起がインナーシェルに形成された切り欠き部に係止し、インナーシェルのアウターハウジングの他方開口部側への抜け止めがなされるものの、インナーハウジング及びインナーシェルの両開口部側への移動を完全には規制できない。アウターシェルに設けられた一対の挟持部は、互いの間にインナーシェルを弾性的に挟持するのみであり、インナーハウジング及びインナーシェルの両開口部側への移動を規制する機能を有していない。
即ち、アウターシェル及びインナーシェルの電気的接続はできるものの、インナーハウジング及びインナーシェルがアウターハウジングの両開口部側へがたつくおそれがある。つまり、アウターハウジングの係止突起がインナーシェルに形成された切り欠き部に係止し、インナーシェルのアウターハウジングの他方開口部側への抜け止めがなされるものの、インナーハウジング及びインナーシェルの両開口部側への移動を完全には規制できない。アウターシェルに設けられた一対の挟持部は、互いの間にインナーシェルを弾性的に挟持するのみであり、インナーハウジング及びインナーシェルの両開口部側への移動を規制する機能を有していない。
このため、特に耐振動性が要求される自動車等に搭載される機器にこのシールドコネクタを使用する場合には、振動によりインナーハウジング及びインナーシェルがアウターハウジングに対してがたつくおそれがあり、この機器にこのシールドコネクタを適用することができなかった。
従って、本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、その目的は、アウターシェル及びインナーシェルの電気的接続を行うとともに、インナーハウジング及びインナーシェルのアウターハウジングに対するがたつきを抑制することができるシールドコネクタを提供することにある。
従って、本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、その目的は、アウターシェル及びインナーシェルの電気的接続を行うとともに、インナーハウジング及びインナーシェルのアウターハウジングに対するがたつきを抑制することができるシールドコネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るシールドコネクタは、回路基板上に実装されるシールドコネクタであって、前記回路基板に接続されるコンタクト及び該コンタクトを取り付けたインナーハウジングからなるインナー組立体と、該インナー組立体を覆うとともに前記回路基板に接続されるインナーシェルと、前記インナー組立体及び前記インナーシェルを収容するアウターハウジングと、該アウターハウジングを覆うように前記アウターハウジングに取り付けられるとともに前記回路基板に接続されるアウターシェルとを備え、前記アウターハウジングは、前記インナーハウジングの前方への移動を規制する前方移動規制部を有し、前記インナーシェルは、前記アウターハウジングに固定される固定部及び前記インナーハウジングを前方に付勢する後部曲げ片を有し、前記アウターシェルは、前記インナーシェルの前記後部曲げ片に接触して前記後部曲げ片を前方に向けて弾性変形させるインナーシェル接触部を有することを要旨とする。
本発明に係るシールドコネクタによれば、アウターハウジングは、インナーハウジングの前方への移動を規制する前方移動規制部を有し、インナーシェルは、インナーハウジングを前方に付勢する後部曲げ片を有する。このため、インナーハウジングはアウターハウジングの前方移動規制部にインナーシェルの後部曲げ片によって前方に付勢された状態で当接するので、インナーハウジングがアウターハウジングに対する前後方向のがたつきを抑制した状態でアウターハウジングに固定される。また、インナーシェルは、アウターハウジングに固定される固定部を有するので、インナーハウジングはアウターハウジングに対してがたつくことなく固定される。また、アウターシェルは、インナーシェルの後部曲げ片に接触して後部曲げ片を前方に向けて弾性変形させるインナーシェル接触部を有する。このため、アウターシェル及びインナーシェルの電気的接続を行うとともに、インナーハウジングのアウターハウジングに対する前後方向のがたつきをより抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るシールドコネクタ1に、ケーブルCに接続された相手側コネクタ70が嵌合した状態が示されている。シールドコネクタ1及び相手側コネクタ70は、例えば、高速信号(例えば、5Gbps程度の信号)を伝送するアプリケーション(カーナビゲーションシステムなど)に使用されるものである。
ここで、シールドコネクタ1は、図1に示すように、回路基板PCB上に実装される。そして、シールドコネクタ1は、図1乃至図4に示すように、矢印ABで示す前後方向、前後方向に直交する矢印CDで示す左右方向、及び前後方向及び左右方向に直交する矢印EFで示す上下方向に延びる略直方体形状に構成される。矢印Aは前方向、矢印Bは後方向、矢印Cは左方向、矢印Dは右方向、矢印Eは上方向、及び矢印Fは下方向を示し、以下、本明細書において方向はこれを基準として説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るシールドコネクタ1に、ケーブルCに接続された相手側コネクタ70が嵌合した状態が示されている。シールドコネクタ1及び相手側コネクタ70は、例えば、高速信号(例えば、5Gbps程度の信号)を伝送するアプリケーション(カーナビゲーションシステムなど)に使用されるものである。
ここで、シールドコネクタ1は、図1に示すように、回路基板PCB上に実装される。そして、シールドコネクタ1は、図1乃至図4に示すように、矢印ABで示す前後方向、前後方向に直交する矢印CDで示す左右方向、及び前後方向及び左右方向に直交する矢印EFで示す上下方向に延びる略直方体形状に構成される。矢印Aは前方向、矢印Bは後方向、矢印Cは左方向、矢印Dは右方向、矢印Eは上方向、及び矢印Fは下方向を示し、以下、本明細書において方向はこれを基準として説明する。
シールドコネクタ1は、図4に示すように、インナー組立体30、インナーシェル40、アウターハウジング50、及びアウターシェル60を備える。
インナー組立体30は、回路基板PCBに接続される複数(本実施形態にあっては4個)のコンタクト20と、これらコンタクト20を取り付けたインナーハウジング10とからなっている。インナー組立体30は、アウターハウジング50に収容される。
複数のコンタクト20は、図4に示すように、上下2列状に配置される。各コンタクト20は、図4及び図10に示すように、インナーハウジング10に固定された部分から前方に延びる接触アーム21を備えている。上下2列状のコンタクト20の接触アーム21の先端間で相手側コネクタ70に設けられた相手コンタクト(図示せず)を弾性的に挟持し、各コンタクト20と相手コンタクトとを電気的に接続する。また、各コンタクト20は、アウターハウジング50に固定された部分から後方に延びる基板接続部22を備えている。基板接続部22は、アウターハウジング50から一旦後方に延びてから垂直下方に折り曲げられ、更に後方に向けて折り曲げてなる。この基板接続部22は、回路基板PCB上の導電パッド(図示せず)に半田接続される。各コンタクト20は、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって形成され、インサートモールドによりインナーハウジング10に固定される。
インナー組立体30は、回路基板PCBに接続される複数(本実施形態にあっては4個)のコンタクト20と、これらコンタクト20を取り付けたインナーハウジング10とからなっている。インナー組立体30は、アウターハウジング50に収容される。
複数のコンタクト20は、図4に示すように、上下2列状に配置される。各コンタクト20は、図4及び図10に示すように、インナーハウジング10に固定された部分から前方に延びる接触アーム21を備えている。上下2列状のコンタクト20の接触アーム21の先端間で相手側コネクタ70に設けられた相手コンタクト(図示せず)を弾性的に挟持し、各コンタクト20と相手コンタクトとを電気的に接続する。また、各コンタクト20は、アウターハウジング50に固定された部分から後方に延びる基板接続部22を備えている。基板接続部22は、アウターハウジング50から一旦後方に延びてから垂直下方に折り曲げられ、更に後方に向けて折り曲げてなる。この基板接続部22は、回路基板PCB上の導電パッド(図示せず)に半田接続される。各コンタクト20は、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって形成され、インサートモールドによりインナーハウジング10に固定される。
また、インナーハウジング10は、図4及び図10に示すように、複数のコンタクト20を固定する略矩形形状のハウジング本体11を備えている。また、インナーハウジング10は、ハウジング本体11の左右両側部から後方に延びる一対の突起部12を備えている。更に、インナーハウジング10は、ハウジング本体11の左右両側部から下方に延びる一対の位置決め部13とを備えている。各位置決め部13の下端には、回路基板PCBに形成された位置決め孔(図示せず)に挿入される位置決めポスト13aが設けられている。インナーハウジング10は、絶縁性の合成樹脂を成形することによって形成される。
次に、インナーシェル40は、アウターハウジング50に収容されて、アウターハウジング50に収容されたインナー組立体30を覆う。そして、このインナーシェル40は、回路基板PCBの接地パターンPCB1(図15参照)に接続され、コンタクト20をシールドする。インナーシェル40は、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって一体に形成され、図4、図5及び図10に示すように、インナー組立体30を覆う四角筒状のインナーシェル本体41を備えている。インナーシェル本体41は、平面から見て略長方形状の頂板部41aと、頂板部41aの左右両側縁から立ち下がる左側板部41c及び右側板部41dとを備えている。また、インナーシェル本体41は、左側板部41c及び右側板部41dの下端でそれら左側板部41c及び右側板部41dを連結する底板部41bを備えている。また、インナーシェル40は、底板部41bの後縁から下方に折り曲げられた基板接続部42を備えている。基板接続部42は、回路基板PCBの接地パターンPCB1に接続される。さらに、インナーシェル40は、図4及び図11に示すように、左側板部41c及び右側板部41dのそれぞれの後縁から後方に延びる一対の固定部43を備えている。各固定部43は、上縁及び下縁のそれぞれに複数のバーブ43aを備え、アウターハウジング50に設けられた後述の圧入孔55a(図11参照)に圧入によって固定される。また、インナーシェル40は、図4、図10及び図11に示すように、頂板部41aの後縁から後方に延び、さらに下方に折り曲げてなる一対の後部曲げ片44を備えている。各後部曲げ片44は、アウターハウジング50に収容されたインナーハウジング10の各突起部12を前方に付勢する。
また、インナーシェル40の左側板部41c及び右側板部41dのそれぞれには、図4、図5及び図15に示すように、相手側コネクタ70の相手側シェル71に接触する相手側シェル接触部45が設けられている。各相手側シェル接触部45は、左側板部41cあるいは右側板部41dから前方を固定端として片持ち梁状に斜め後方かつ外方に延びている。
また、アウターハウジング50は、インナー組立体30及びインナーシェル40を収容するものであり、図4に示すように、略直方体形状の箱形に形成される。アウターハウジング50は、絶縁性の合成樹脂を成形することによって一体に形成される。アウターハウジング50は、平面から見て略長方形状の頂壁部51と、頂壁部51の左右両側縁から立ち下がる左側壁部52及び右側壁部53とを備えている。また、アウターハウジング50は、左側壁部52及び右側壁部53の下端でそれら左側壁部52及び右側壁部53を連結する底壁部54を備えている。さらに、アウターハウジング50は、頂壁部51、左側壁部52及び右側壁部53のそれぞれの後縁でそれら頂壁部51、左側壁部52及び右側壁部53を連結する後壁部55(図10参照)を備えている。
また、アウターハウジング50は、インナー組立体30及びインナーシェル40を収容するものであり、図4に示すように、略直方体形状の箱形に形成される。アウターハウジング50は、絶縁性の合成樹脂を成形することによって一体に形成される。アウターハウジング50は、平面から見て略長方形状の頂壁部51と、頂壁部51の左右両側縁から立ち下がる左側壁部52及び右側壁部53とを備えている。また、アウターハウジング50は、左側壁部52及び右側壁部53の下端でそれら左側壁部52及び右側壁部53を連結する底壁部54を備えている。さらに、アウターハウジング50は、頂壁部51、左側壁部52及び右側壁部53のそれぞれの後縁でそれら頂壁部51、左側壁部52及び右側壁部53を連結する後壁部55(図10参照)を備えている。
アウターハウジング50の前側は、図2及び図4に示すように開口し、アウターハウジング50の内部に相手側コネクタ70が嵌合するための相手側コネクタ嵌合用空間56が画定される。また、アウターハウジング50の後壁部55には、図10、図12及び図13に示すように、インナー組立体30を後方からアウターハウジング50内に収容するための開口57が形成される。また、アウターハウジング50の後壁部55には、図11に示すように、折り曲げられる前の後部曲げ片44を挿通する一対の貫通孔55bが形成されている。
そして、アウターハウジング50の後壁部55の開口57に対応する部分には、図10、図12及び図13に示すように、後壁部55から前方に突出して相手側コネクタ嵌合用空間56内に位置するコンタクト収容部58が設けられる。コンタクト収容部58の内部には、図2及び図10に示すように、コンタクト収容空間58aが形成される。コンタクト収容空間58aは、インナーハウジング10のハウジング本体11から前方に延びるコンタクト20の接触アーム21を収容する。そして、コンタクト収容部58の開口17に面する部分(図10において、コンタクト収容部58の上下壁の後端部分)が、インナーハウジング10の前方への移動を規制する前方移動規制部59を構成する。また、コンタクト収容部58の前側は開口してコンタクト収容空間58aに連通している。これにより、相手側コネクタの相手コンタクト(図示せず)が前方からコンタクト収容空間58aに入り込んで上下2列のコンタクト20の接触アーム21間に入り込み可能となる。
また、アウターハウジング50の後壁部55の開口57の左右外側には、図11及び図12に示すように、インナーシェル40の一対の固定部43が圧入固定される一対の圧入孔55aが設けられる。各圧入孔55aは、相手側コネクタ嵌合用空間56に開口している。また、アウターハウジング50の底壁部54の下面には、図3及び図9に示すように、複数(本実施形態にあっては2個)の位置決めポスト54aが下方に突出するように設けられる。
更に、アウターシェル60は、図1乃至図4に示すように、アウターハウジング50を上方から覆うようにアウターハウジング50に取り付けられる。そして、このアウターシェル60は、回路基板PCBの接地パターンPCB2(図15参照)に接続され、コンタクト20をシールドする。アウターシェル60は、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって一体に形成される。アウターシェル60は、図4乃至図8に示すように、平面から見て略長方形状の頂板部61と、頂板部61の左右両側縁から下方に折り曲げられた左側板部62及び右側板部63とを備えている。また、アウターシェル60は、図1、図8及び図10に示すように、頂板部61の後縁から下方に折り曲げられた後板部64を備えている。アウターシェル60の頂板部61はアウターハウジング50の頂壁部51の上方を覆い、左側板部62はアウターハウジング50の左側壁部52の左方を覆い、右側板部63はアウターハウジング50の右側壁部53の右方を覆う。また、アウターシェル60の後板部64は、アウターハウジング50の後壁部55の後方側を覆う。
更に、アウターシェル60は、図1乃至図4に示すように、アウターハウジング50を上方から覆うようにアウターハウジング50に取り付けられる。そして、このアウターシェル60は、回路基板PCBの接地パターンPCB2(図15参照)に接続され、コンタクト20をシールドする。アウターシェル60は、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって一体に形成される。アウターシェル60は、図4乃至図8に示すように、平面から見て略長方形状の頂板部61と、頂板部61の左右両側縁から下方に折り曲げられた左側板部62及び右側板部63とを備えている。また、アウターシェル60は、図1、図8及び図10に示すように、頂板部61の後縁から下方に折り曲げられた後板部64を備えている。アウターシェル60の頂板部61はアウターハウジング50の頂壁部51の上方を覆い、左側板部62はアウターハウジング50の左側壁部52の左方を覆い、右側板部63はアウターハウジング50の右側壁部53の右方を覆う。また、アウターシェル60の後板部64は、アウターハウジング50の後壁部55の後方側を覆う。
このアウターシェル60の左側板部62の下縁、右側板部63の下縁及び後板部64の下縁には、図3に示すように、それぞれ複数(本実施形態にあっては2個)の基板接続部65が下方に突出するように設けられる。各基板接続部65は、回路基板PCBの接地パターンPCB2に接続される。
また、アウターシェル60の後板部64には、図3及び図11に示すように、インナーシェル40の後部曲げ片44に接触して後部曲げ片44を前方に向けて弾性変形させる一対のインナーシェル接触部66が設けられている。これら一対のインナーシェル接触部66は、図3に示すように、後板部64の略中央部において後板部64を前方に打ち出し加工することにより形成される。
また、アウターシェル60の後板部64には、図3及び図11に示すように、インナーシェル40の後部曲げ片44に接触して後部曲げ片44を前方に向けて弾性変形させる一対のインナーシェル接触部66が設けられている。これら一対のインナーシェル接触部66は、図3に示すように、後板部64の略中央部において後板部64を前方に打ち出し加工することにより形成される。
次に、シールドコネクタ1の組立方法について説明する。
先ず、インナー組立体30を製造した後、基板接続部42及び一対の後部曲げ片44が真っ直ぐに延びた状態のインナーシェル40をアウターハウジング50に固定する。この際に、真っ直ぐに延びた基板接続部42及び一対の後部曲げ片44を先頭にしてアウターハウジング50の前方からインナーシェル40を相手側コネクタ嵌合用空間56に挿入する。そして、インナーシェル40の固定部43を、図11に示すように、アウターハウジング50の圧入孔55aに圧入固定する。これにより、インナーシェル40は、アウターハウジング50に対してがたつくことなく固定される。ここで、真っ直ぐに延びた基板接続部42はアウターハウジング50の開口57を挿通してアウターハウジング50の後方に突出する。また、真っ直ぐに延びた一対の後部曲げ片44は、アウターハウジング50の各貫通孔55bを挿通してアウターハウジング50の後方に突出する。
先ず、インナー組立体30を製造した後、基板接続部42及び一対の後部曲げ片44が真っ直ぐに延びた状態のインナーシェル40をアウターハウジング50に固定する。この際に、真っ直ぐに延びた基板接続部42及び一対の後部曲げ片44を先頭にしてアウターハウジング50の前方からインナーシェル40を相手側コネクタ嵌合用空間56に挿入する。そして、インナーシェル40の固定部43を、図11に示すように、アウターハウジング50の圧入孔55aに圧入固定する。これにより、インナーシェル40は、アウターハウジング50に対してがたつくことなく固定される。ここで、真っ直ぐに延びた基板接続部42はアウターハウジング50の開口57を挿通してアウターハウジング50の後方に突出する。また、真っ直ぐに延びた一対の後部曲げ片44は、アウターハウジング50の各貫通孔55bを挿通してアウターハウジング50の後方に突出する。
次いで、インナーシェル40の基板接続部42を下方に折り曲げ、図10に示すように、底板部41bと基板接続部42とのなす角度が略直角となるようにする。
その後、インナー組立体30をアウターハウジング50に収容する。この際に、コンタクト20の接触アーム21を先頭にしてアウターハウジング50の後方からアウターハウジング50の開口57を通す。そして、コンタクト20の接触アーム21をコンタクト収容空間58a内に位置させるとともに、インナーハウジング10のハウジング本体11を開口57に挿入する。ここで、ハウジング本体11の前方への進行は、ハウジング本体11がアウターハウジング50の前方移動規制部59に当接して規制される。また、ハウジング本体11の上下方向の移動は開口57によって規制される。
その後、インナー組立体30をアウターハウジング50に収容する。この際に、コンタクト20の接触アーム21を先頭にしてアウターハウジング50の後方からアウターハウジング50の開口57を通す。そして、コンタクト20の接触アーム21をコンタクト収容空間58a内に位置させるとともに、インナーハウジング10のハウジング本体11を開口57に挿入する。ここで、ハウジング本体11の前方への進行は、ハウジング本体11がアウターハウジング50の前方移動規制部59に当接して規制される。また、ハウジング本体11の上下方向の移動は開口57によって規制される。
次いで、インナーシェル40の一対の後部曲げ片44を下方に折り曲げ、各後部曲げ片44によって、アウターハウジング50に収容されたインナーハウジング10の各突起部12を前方に付勢する。これにより、ハウジング本体11はアウターハウジング50の前方移動規制部59にインナーシェル40の後部曲げ片44によって前方に付勢された状態で当接する。このため、インナーハウジング10は、アウターハウジング50に対する前後方向のがたつきを抑制した状態でアウターハウジング50に固定される。
その後、アウターシェル60を、アウターハウジング50を上方から覆うようにアウターハウジング50に取り付ける。この際に、アウターシェル60の各インナーシェル接触部66は、図10及び図11に示すように、インナーシェル40の各後部曲げ片44に接触して各後部曲げ片44を前方に向けて弾性変形させる。これにより、アウターシェル60及びインナーシェル40の電気的接続が達成される。また、アウターシェル60の各インナーシェル接触部66によってインナーシェル40の各後部曲げ片44が前方に付勢されるから、インナーハウジング10の前方への付勢力が増加される。これにより、インナーハウジング10のアウターハウジング50に対する前後方向のがたつきをより抑制することができる。従って、特に耐振動性が要求される自動車等に搭載される機器にこのシールドコネクタ1を好適に使用することができる。
その後、アウターシェル60を、アウターハウジング50を上方から覆うようにアウターハウジング50に取り付ける。この際に、アウターシェル60の各インナーシェル接触部66は、図10及び図11に示すように、インナーシェル40の各後部曲げ片44に接触して各後部曲げ片44を前方に向けて弾性変形させる。これにより、アウターシェル60及びインナーシェル40の電気的接続が達成される。また、アウターシェル60の各インナーシェル接触部66によってインナーシェル40の各後部曲げ片44が前方に付勢されるから、インナーハウジング10の前方への付勢力が増加される。これにより、インナーハウジング10のアウターハウジング50に対する前後方向のがたつきをより抑制することができる。従って、特に耐振動性が要求される自動車等に搭載される機器にこのシールドコネクタ1を好適に使用することができる。
以上の作業により、シールドコネクタ1は完成する。
そして、完成したシールドコネクタ1は、回路基板PCB上に実装される。この際に、アウターハウジング50に設けられた複数の位置決めポスト54a及びインナーハウジング10に設けられた複数の位置決めポスト13aを回路基板PCBに形成された位置決め孔(図示せず)に挿入して位置決めする。また、各コンタクト20の基板接続部22を回路基板PCB上の導電パッドに半田接続する。さらに、アウターシェル60に設けられた複数の基板接続部65及びインナーシェル40に設けられた基板接続部42を、図14乃至図16に示すように、回路基板PCBに設けられたスルーホールに挿入して接地パターンPCB1に半田接続する。
そして、完成したシールドコネクタ1は、回路基板PCB上に実装される。この際に、アウターハウジング50に設けられた複数の位置決めポスト54a及びインナーハウジング10に設けられた複数の位置決めポスト13aを回路基板PCBに形成された位置決め孔(図示せず)に挿入して位置決めする。また、各コンタクト20の基板接続部22を回路基板PCB上の導電パッドに半田接続する。さらに、アウターシェル60に設けられた複数の基板接続部65及びインナーシェル40に設けられた基板接続部42を、図14乃至図16に示すように、回路基板PCBに設けられたスルーホールに挿入して接地パターンPCB1に半田接続する。
次に、回路基板PCB上に実装されたシールドコネクタ1に対して、図1に示すように、ケーブルCに接続された相手側コネクタ70を嵌合させる。すると、相手側コネクタ70の相手コンタクトがシールドコネクタ1のコンタクト20の接触アーム21に接触し、回路基板PCBとケーブルCとが電気的に接続される。
また、シールドコネクタ1に相手側コネクタ70を嵌合させると、図15に示すように、相手側コネクタ70の相手側シェル71がインナーシェル40の各相手側シェル接触部45に接触する。これにより、図16に示すように、ケーブルC側のシールド部C1が相手側シェル71及びインナーシェル40を介して回路基板PCBに接地される。また、インナーシェル40の後部曲げ片44がアウターシェル60のインナーシェル接触部66に接触してインナーシェル40及びアウターシェル60は電気的に接続されている。このため、ケーブルC側のシールド部C1は、相手側シェル71、インナーシェル40及びアウターシェル60を介しても回路基板PCBに接地される。
また、シールドコネクタ1に相手側コネクタ70を嵌合させると、図15に示すように、相手側コネクタ70の相手側シェル71がインナーシェル40の各相手側シェル接触部45に接触する。これにより、図16に示すように、ケーブルC側のシールド部C1が相手側シェル71及びインナーシェル40を介して回路基板PCBに接地される。また、インナーシェル40の後部曲げ片44がアウターシェル60のインナーシェル接触部66に接触してインナーシェル40及びアウターシェル60は電気的に接続されている。このため、ケーブルC側のシールド部C1は、相手側シェル71、インナーシェル40及びアウターシェル60を介しても回路基板PCBに接地される。
このため、ケーブルC側から回路基板PCB上の接地パターンPCB1、PCB2に至るまでノイズを多経路で接地することができるとともに、ノイズの経路長を短くすることができる。これにより、シールド性を向上させることができる。
ここで、ノイズの接地経路について、図16を参照して説明する。ノイズは、実線の矢印で示すようにケーブルCのシールド部C1から相手側シェル71を経てインナーシェル40の相手側シェル接触部45に至る。そして、相手側シェル接触部45に至ったノイズは、破線の矢印で示すように、2通りの経路で回路基板PCBに接地される。つまり、インナーシェル40のインナーシェル本体41から基板接続部42を介して回路基板PCBに接地される経路と、インナーシェル本体41から後部曲げ片44、アウターシェル60のインナーシェル接触部66を介して基板接続部65から回路基板PCBに接地される経路とである。このように、アウターシェル60のインナーシェル接触部66をインナーシェル40の後部曲げ片44に接触させて電気的に接続させることで、ノイズの接地経路を多経路とすることができる。また、ノイズの経路長を短くすることができる。これにより、シールド性を向上させることができる。
ここで、ノイズの接地経路について、図16を参照して説明する。ノイズは、実線の矢印で示すようにケーブルCのシールド部C1から相手側シェル71を経てインナーシェル40の相手側シェル接触部45に至る。そして、相手側シェル接触部45に至ったノイズは、破線の矢印で示すように、2通りの経路で回路基板PCBに接地される。つまり、インナーシェル40のインナーシェル本体41から基板接続部42を介して回路基板PCBに接地される経路と、インナーシェル本体41から後部曲げ片44、アウターシェル60のインナーシェル接触部66を介して基板接続部65から回路基板PCBに接地される経路とである。このように、アウターシェル60のインナーシェル接触部66をインナーシェル40の後部曲げ片44に接触させて電気的に接続させることで、ノイズの接地経路を多経路とすることができる。また、ノイズの経路長を短くすることができる。これにより、シールド性を向上させることができる。
従って、アウターシェル60が、インナーシェル40の後部曲げ片44に接触して後部曲げ片44を前方に向けて弾性変形させるインナーシェル接触部66を有する。これにより、シールド性を向上できるともに、インナーハウジング10のアウターハウジング50に対する前後方向のがたつきをより抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、アウターハウジング50の前方移動規制部59は、インナーハウジング10の前方への移動を規制できる機能を有すればよく、図示した設置場所、設置個数、構造に限定されない。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、アウターハウジング50の前方移動規制部59は、インナーハウジング10の前方への移動を規制できる機能を有すればよく、図示した設置場所、設置個数、構造に限定されない。
また、インナーシェル40の後部曲げ片44は、インナーハウジング10のアウターハウジング50への収容時にインナーハウジング10を前方に付勢できる機能を有すればよく、図示した設置場所、設置個数、構造に限定されない。
更に、インナーシェル40の固定部43は、アウターハジング50に固定できればよく、圧入によって固定する場合に限らない。
また、アウターシェル60のインナーシェル接触部66は、インナーシェル40の後部曲げ片44に接触して後部曲げ片44を前方に向けて弾性変形させるものであればよく、図示した設置場所、設置個数、構造に限定されない。
更に、インナーシェル40の固定部43は、アウターハジング50に固定できればよく、圧入によって固定する場合に限らない。
また、アウターシェル60のインナーシェル接触部66は、インナーシェル40の後部曲げ片44に接触して後部曲げ片44を前方に向けて弾性変形させるものであればよく、図示した設置場所、設置個数、構造に限定されない。
また、インナーシェル40は、相手側コネクタ70の相手側シェル71に接触する相手側シェル接触部45を有している必要は必ずしもない。
また、インナー組立体30における各コンタクト20は、インサートモールドによってインナーハウジング10に固定される必要は必ずしもなく、圧入等の固定方法によりインナーハウジング10に固定してもよい。
また、インナー組立体30における各コンタクト20は、インサートモールドによってインナーハウジング10に固定される必要は必ずしもなく、圧入等の固定方法によりインナーハウジング10に固定してもよい。
1 シールドコネクタ
10 インナーハウジング
20 コンタクト
30 インナー組立体
40 インナーシェル
43 固定部
44 後部曲げ片
45 相手側シェル接触部
50 アウターハウジング
59 前方移動規制部
60 アウターシェル
66 インナーシェル接触部
PCB 回路基板
10 インナーハウジング
20 コンタクト
30 インナー組立体
40 インナーシェル
43 固定部
44 後部曲げ片
45 相手側シェル接触部
50 アウターハウジング
59 前方移動規制部
60 アウターシェル
66 インナーシェル接触部
PCB 回路基板
Claims (2)
- 回路基板上に実装されるシールドコネクタであって、
前記回路基板に接続されるコンタクト及び該コンタクトを取り付けたインナーハウジングからなるインナー組立体と、該インナー組立体を覆うとともに前記回路基板に接続されるインナーシェルと、前記インナー組立体及び前記インナーシェルを収容するアウターハウジングと、該アウターハウジングを覆うように前記アウターハウジングに取り付けられるとともに前記回路基板に接続されるアウターシェルとを備え、
前記アウターハウジングは、前記インナーハウジングの前方への移動を規制する前方移動規制部を有し、
前記インナーシェルは、前記アウターハウジングに固定される固定部及び前記インナーハウジングを前方に付勢する後部曲げ片を有し、
前記アウターシェルは、前記インナーシェルの前記後部曲げ片に接触して前記後部曲げ片を前方に向けて弾性変形させるインナーシェル接触部を有することを特徴とするシールドコネクタ。 - 前記インナーシェルは、相手側コネクタの相手側シェルに接触する相手側シェル接触部を有することを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
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