JP2016534331A - 回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための方法及び装置に関する。本方法は、第1期間中に、物体(12)に取り付けられた加速度センサ(10)の第1加速度推移を測定するステップ(S01)と、第1期間中における第1加速度推移と、加速度センサ(10)と回転軸線(D)との間の予め定められた間隔(d)とに基づいて、物体(12)が第1期間中に回転軸線(D)を中心として回転した回転角度(α)を計算するステップ(S05)とを有する。本装置は、物体(12)に取り付け可能な加速度センサ(10)と、コンピュータ装置とを備え、コンピュータ装置は、加速度センサ(10)によって所定の期間中に測定された加速度推移と、加速度センサ(10)と回転軸線(D)との間の予め定められた間隔(d)とに基づいて、回転角度(α)を検出するように構成されている。
Description
本発明は、回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための方法及び装置に関する。
物体の回転角度の検出は、多くの場合、物体の角速度を測定して積分することによって実施される。回転角度は、例えば開放角度とすることができ、即ち、物体が“閉じられている”とみなされる所定の角度値の予め定められた物体位置に対する回転角度とすることができる。この回転角度は、例えば窓又は扉の開放角度とすることができる。
このような用途は、例えばインテリジェントハウスの分野において、即ち、ユーザによって自宅内の全ての関連領域及び関連物体を監視及び/又は制御することができるいわゆる“スマートホーム”の分野において注目されている。
角速度の測定は、基本的に角速度センサ(ジャイロスコープ)を用いて実施される。回転角度を精確に検出するためには、基本的に角速度を恒常的に測定する必要があり、角速度測定の安定性に対する高度な要求が課されている。特に角速度センサの系統的な測定誤差に対する安定性と、スタンバイモードからの起動後のデッドタイムをできるだけ短縮することとに関して高度な要求が課されている。
米国特許第7349567号明細書には、物体の回転角度を検出するための方法が記載されている。同文献では、所定の姿勢における物体のサンプルイメージが提供される。このサンプルイメージから出発して、物体の取り得る多数の角度姿勢に対する射影合計が検出される。検出すべき角度姿勢における物体のイメージに対しても射影合計が計算される。
物体に対して、当該物体のイメージのための射影合計と最もよく匹敵する射影合計を有する角度姿勢が検出される。
本発明は、請求項1に記載の特徴を有する方法と、請求項9に記載の特徴を有する装置とを開示する。
従って、回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための方法であって、第1期間中に、前記物体に取り付けられた加速度センサの加速度の第1加速度推移を測定するステップと、前記第1期間中における前記第1加速度推移と、前記加速度センサと前記回転軸線との間の予め定められた間隔とに基づいて、前記物体が前記第1期間中に前記回転軸線を中心として回転した回転角度を計算するステップと、を有することを特徴とする方法が提案される。
さらには、回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための装置であって、前記装置は、前記物体に取り付け可能な加速度センサと、コンピュータ装置とを備え、前記コンピュータ装置は、前記加速度センサによって所定の期間中に測定された加速度推移と、前記加速度センサと前記回転軸線との間の予め定められた間隔とに基づいて、回転角度を検出するように構成されている、ことを特徴とする装置が提案される。
本発明の利点
本発明の基礎となる認識は、一般的に物体の回転角度を検出するため使用される角速度センサは電流消費量が比較的多く、コスト要因となっているという事実に基づく。
本発明の基礎となる認識は、一般的に物体の回転角度を検出するため使用される角速度センサは電流消費量が比較的多く、コスト要因となっているという事実に基づく。
そこで本発明の基礎となる着想は、上記の認識を考慮して、回転角度を検出するための方法及び装置を改良し、特に省電流となるような、及び/又は、特に少ないコンポーネントで実施できるような方法及び装置を提供することにある。特に角速度センサの使用が回避される。電流消費量を低減することによって寿命を延長させることができ、これによって装置のユーザビリティを拡大させることができる。さらには、電流消費量を低減することによって装置を一層小さくすることが可能となる。なぜなら、装置のエネルギ蓄積器を小さくすることができ、及び/又は、交換の頻度を極めて低くすることができるからである。
角速度センサを完全に又は大幅に省略するために必要とされる計算は、インテリジェントハウスには一般的に既存の、例えば“スマートホームコントローラ(Smart Home Controller)”の形態のコンピュータ装置によって実施することができる。
有利な実施形態及び発展形態は、各従属請求項及び図面を参照した説明から明らかとなる。
好ましい発展形態によれば、本発明に係る方法は、測定された前記第1加速度推移に基づいて、前記加速度センサの旋回速度の第1旋回速度推移を計算するステップと、前記第1旋回速度推移と、前記加速度センサと前記回転軸線との前記予め定められた間隔とに基づいて、前記回転軸線を中心とした角速度の第1角速度推移を計算するステップとを含む。前記回転角度を計算する前記ステップは、計算された前記第1角速度推移に基づいている。第1旋回速度推移は、特に回転軸線Dに対する接線方向における速度を含む。従って、この速度は、回転軸線Dに対する軸方向における速度と、半径方向における速度とに対して垂直である。
さらなる好ましい発展形態によれば、前記方法は、前記加速度センサのオフセットを検出するステップと、前記加速度センサの、検出された前記オフセットを補償するステップとを含む。これによって、本発明の基礎となる測定をより精確にすることができる。
さらなる好ましい発展形態によれば、第2期間中に、前記加速度センサの第2加速度推移を測定するステップと、前記物体に取り付けられた角速度センサによって、前記第2期間中における第2角速度推移を測定するステップと、測定された前記第2加速度に基づいて、前記加速度センサの第2旋回速度推移を計算するステップと、計算された前記第2旋回速度推移と、測定された前記第2角速度推移とに基づいて、前記加速度センサと前記回転軸線との前記間隔を計算するステップと、を使用することによって、前記加速度センサと前記回転軸線との前記間隔が検出される。これにより、加速度センサと回転軸線との間隔を手動で測定して(例えばコンピュータ装置に)プログラミングする必要がなくなり、加速度センサと回転軸線との間隔を自動的に計算することが可能となる。この計算は、定期的に又は連続的にも実施することができ、これにより、物体における加速度センサの位置がずれても計算エラーが生じることはなくなる。
さらなる好ましい発展形態によれば、前記方法は、前記物体に取り付けられた角速度センサによって、前記回転軸線を中心とした前記物体の第3角速度推移を測定するステップと、測定された前記第3角速度推移に基づいて、計算された前記第1角速度推移を補正するステップとを含む。これによって、本方法をさらに精確にすることができる。
さらなる好ましい発展形態によれば、前記第3角速度推移を測定する前記ステップは、前記第1角速度推移を測定する前記ステップよりも稀な頻度で実施される。即ち、単位時間当たりの測定回数が少ない。前記第3角速度推移を測定するための前記角速度センサは、その都度省電流のスタンバイモードから起動させることができ、前記第3角速度推移の測定後には、その都度再び前記スタンバイモードに移行させることができる。これにより、角速度センサを使用すべき場合であっても、本発明に係る方法のための電流消費量を特に少なくすることが可能となる。スタンバイモードに代えて、測定前及び測定後にその都度角速度センサを完全にスイッチオフすることも可能である。
さらなる好ましい発展形態によれば、前記物体は扉であり、前記回転軸線は、前記扉の蝶番を通って延在している。或いは、前記物体は窓であり、前記回転軸線は、前記窓の蝶番を通って延在している。物体は、回転軸線を中心として回転可能な他の任意の物体であってもよく、例えば天窓、ペット用ドア、太陽電池アレイ等であってもよい。
さらなる好ましい発展形態によれば、計算された前記回転角度と、予め定められた回転角度閾値とに基づいて、前記扉又は前記窓が開放されているか又は閉鎖されているかが判定される。前記判定の結果に応じて、「開放」/「閉鎖」の信号が生成される。回転角度閾値は、例えば扉又は窓が閉鎖されている状態である回転角度α0、例えば0°とすることができる。しかしながら、回転角度閾値が例えば0°と30°との間、特に0°と15°との間、例えば10°である、比較的高い許容閾値を設定することも可能である。検出された回転角度が回転角度閾値よりも大きい場合には、この物体は「閉鎖」ではなく「開放」に分類される。この信号は、物体の識別情報を含むことができ、例えば、ユーザに送信されることができ、又は、警報信号を作動することができる。
好ましい発展形態によれば、本発明に係る装置は、制御装置と角速度センサとを含む。前記角速度センサは、前記回転軸線を中心とした前記物体の角速度推移を測定するように構成されている。前記角速度センサは、前記制御装置によって省電流のスタンバイモードに移行可能であり、前記スタンバイモードから再び起動可能である。
本発明を、以下、概略図に示された複数の実施例に基づいてより詳細に説明する。
全ての図面において、同一又は同一の機能を有する要素及び装置には、別段の指示がない限り同一の参照符号が付されている。
実施例の説明
図1は、本発明の第1実施形態に係る、回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための装置が取り付けられた物体の概略正面図を示す。
図1は、本発明の第1実施形態に係る、回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための装置が取り付けられた物体の概略正面図を示す。
縮尺通りではない図1によれば、回転軸線Dを中心とした回転角度を検出すべき物体12は、扉である。回転角度を検出するための本発明に係る装置1は、物体12に取り付けられている。装置1の加速度センサ10は、物体12の回転軸線Dから半径方向の間隔dをおいて配置されている
図1には、説明を容易にするために、加速度センサ10を原点とした座標系が示されている。座標系のz軸は、扉の2つの蝶番5を通って延在する回転軸線Dに対して平行に延在している。座標系のy軸は、回転軸線Dの半径方向に位置しており、回転軸線Dからの距離が離れる方向を指している。座標系のy軸は、右手の法則に従ってz軸とy軸とに対して垂直であり、図平面から扉12を開放可能な方向を指している。この間隔dは、できるだけ大きくすることが有利である。加速度センサは、加速度、特にx軸に沿った線形加速度を測定するように構成されている。
図2は、第1実施形態に係る装置のxy平面における概略横断面図を示す。
図2には、扉12の開放角度として、即ち、静止位置Lからの扉12の変位角度として、回転角度αが記されている。静止位置Lは、扉12が“閉鎖されている”状態に対応している。
図3は、第1実施形態に係る装置のxz平面における概略縦断面図を示す。
図1及び図2に関連して図3からは、第1実施形態に係る加速度センサ10が、扁平な直方体の形態のケーシング内に配置されていることが見て取れる。
図4は、第1実施形態に係る装置1の概略ブロック図を示す。
装置1は、加速度センサ10を制御可能な制御装置16を有する。制御装置16は、例えばマイクロコントローラとすることができる。制御装置16は、加速度センサ10を省電流のスタンバイモードに移行させるように、又はスタンバイモードから起動させるように構成することができる。
装置1はさらに、装置1に電気エネルギを供給するエネルギ蓄積器20を有する。エネルギ蓄積器20は、例えば再充電式バッテリとすることができる。再充電は、例えば装置に形成された差込ソケットによって誘導的又は導電的に実施することができる。しかしながら、このバッテリを非再充電式バッテリとすることもできる。
制御装置16は、通信装置18に接続されている。通信装置18は、コンピュータ装置(図示せず)にデータ、特に測定信号を少なくとも送信することができる。コンピュータ装置は、インテリジェントハウスの一部とすることができ、例えばスマートホームコントローラ(Smart Home Controller)とすることができる。コンピュータ装置は、例えばインターネットを介してデータを呼び出し可能なサーバとすることもできる。コンピュータ装置は、所定の期間中に加速度センサ10によって測定された加速度推移と、予め定められた間隔dとに基づいて、回転角度α(図2参照)を検出することができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る、回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための装置1’の概略ブロック図を示す。
第2実施形態に係る装置1’は、第1実施形態の変形例であり、第1実施形態と比較してさらに、回転軸線Dから間隔d’を置いて配置された角速度センサ14を有する。以下に説明するような所定の計算を簡単にするために、間隔d’が間隔dと同一であると有利である。角速度センサ14は、特に回転軸線Dを中心とした装置1’の角速度を測定する。角速度センサ14も、制御装置16によって制御可能であり、省電流のスタンバイモードに移行可能であり、スタンバイモードから起動可能である。
第1実施形態又は第2実施形態に係る装置1;1’の機能方法について、図6乃至図9に関連して以下により詳細に説明する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る方法を説明するための概略フローチャートを示す。
第1ステップS01では、第1期間中に、物体12に取り付けられた加速度センサ10の第1加速度推移が測定される。
第1期間は、加速度センサ12のスタンバイモードからの起動と共に開始することができる。このスタンバイモードからの起動は、例えば制御装置16による制御に基づいて、及び/又は、移動が測定されたことに基づいて実施される。スタンバイモードによって、加速度センサ10は、エネルギ即ち電流を節約することができる。加速度センサの起動時間、即ち、スタンバイモードから起動させるための信号と、測定を開始できる時点との間のデッドタイムを特に短縮することが有利である。
任意選択の方法ステップS02では、加速度センサ10のオフセット、即ち、系統的な不正確さ又は系統的な測定誤差を補償することができる。このために以下に図7に関連して説明するように、例えば複数の方法ステップS20において、加速度センサ10のオフセット、特にx方向におけるオフセットを算出することができる。加速度センサ10が、この検出されたオフセットを以後の測定においてこれ以上有さないようにするために、補償ステップS02は、加速度センサ10の再較正を含むことができる。測定された第1加速度推移に関連して、検出されたオフセットを補償することS02は、特に、時点tでのx方向における実際の加速度ax(t)として、測定された未処理の第1加速度ax,rawを使用せずに、以下の値:
ax(t)=ax,raw(t)−ax,offset
を使用するということを意味している。
ax(t)=ax,raw(t)−ax,offset
を使用するということを意味している。
方法ステップS03では、測定された第1加速度推移に基づいて、加速度センサ10の第1旋回速度推移vxが計算される。この計算は、特に以下の式に即して実施することができ、但し、T0は、第1期間の開始時点であり、T1は、第1期間中の或る時点である:
vx(T1)は、回転軸線Dに関連した、所定の時点でのx方向における加速度センサ10の旋回速度(tangential velosity)である。v0は、一定の初期旋回速度であり、この初期旋回速度は、例えば第1期間が物体12の静止状態からの移動と共に開始する場合には0とすることができる。
計算された旋回速度vx(T1)は、加速度センサ10の回転軸線Dを中心とした第1角速度に比例する。この場合の比例定数は、加速度センサ10と回転軸線Dとの間隔dである。
方法ステップS04では、第1旋回速度推移と、加速度センサ10と回転軸線Dとの間の予め定められた間隔dとに基づいて、回転軸線Dを中心とした第1角速度推移が計算される。この間隔dは、任意に選択することができ、以下に図8に関連して説明するように方法ステップS40で検出することができる。これに代えて、この間隔dを手動で測定して、第1角速度推移を計算するステップS04を実行するコンピュータ装置にこの間隔dをプログラミングすることも可能である。第1角速度推移の計算は、以下の式を用いて実施することができる:
つまり、測定された第1加速度axが積分される。但し、ωD(T1)は、時点T1での回転軸線Dを中心とした角速度である。
方法ステップS05では、計算された第1角速度推移に基づいて、物体12が第1期間中に回転軸線Dを中心として回転した回転角度αが計算される。これに関して、以下の式を使用することができる:
即ち、計算された第1角速度が積分される。但し、Tendは、第1期間が終了する時点であり、α0は、物体12が静止位置Lに対して有していた一定の初期回転角度である。初期回転角度α0は、例えば、本発明に係る方法の前回の使用履歴から把握することができ、及び/又は、コンピュータ装置に保存しておくことができる。
図7は、本発明の第4実施形態に係る、センサ10,14のオフセットを算出するための方法要素を説明するための概略フローチャートを示す。
図7によれば、一連の複数の方法ステップS20において、少なくとも1つのセンサオフセットが算出される。ここでは、加速度センサ10のオフセットとすることができるが、装置1’の角速度センサ14のオフセットとすることも可能である。
方法ステップS21では、センサ10,14の測定データが受信される。即ち、加速度センサ10によって加速度又は加速度推移が測定され、及び/又は、角速度センサ14によって回転速度が測定される。
方法ステップS22では、例えばセンサ10,14に接続されたマイクロコントローラによって、受信したデータが分析される。
方法ステップS23では、この分析S22に基づいて、例えばマイクロコントローラによって、移動が確認されたかどうかがチェックされる。移動が確認された場合には、センサオフセットを検出するための本方法は、方法ステップS21に戻る。しかしながら、移動が確認されなかった場合には、測定されたセンサデータ、即ち、加速度及び/又は回転速度又は角速度が平均される。
方法ステップS25では、オフセット推定を所望の正確さで提供できるようにするために、予め定められた設定値に基づいて充分なデータ点即ち測定結果が存在するかどうかがチェックされる。該当しない場合には、このシステムは方法ステップS21に戻る。しかしながら、充分なデータ点が存在する場合には、方法ステップS26においてセンサオフセットが推定される。この推定S26は、各センサデータの計算S24された平均値の時間的な推移の外挿に基づいて実施することができる。推定S26された1つ又は複数のセンサオフセットは、方法ステップS02において補償することができる。
加速度センサ10及び/又は角速度センサ14のオフセットを検出するステップS20は、例えば本発明に係る装置の使用開始時に一回だけ実施することができ、又は、定期的若しくは連続的に実施することができる。例えば、図6に関連して説明された方法が定期的に実施される固定的な期間を設定することができ、これによって、検出されたオフセットを補償するステップS02を定期的に実施することができ、これによって本発明に係る方法がより精確になる。
図8は、本発明のさらなる実施形態に係る、加速度センサ10と回転軸線Dとの間隔dを検出するための方法ステップを説明するための概略フローチャートを示す。
図6に関連して説明した実施形態によれば、加速度センサ10と回転軸線Dとの間隔dは、手動で測定されて供給される。第3実施形態の変形例であるさらなる実施形態によれば、この間隔dを、図8に基づいて以下に説明するように複数の方法ステップS40において自動的に検出することも可能である。
ステップS41では、加速度センサ10によって、x方向における加速度センサ10の加速度axの加速度推移が測定され、角速度センサ14によって、回転軸線Dを中心とした回転の角速度ωD measureの角速度推移が測定される。
任意選択のステップS42では、例えば方法ステップS20に関連して上に説明したように、予め検出されたセンサ10,14のオフセットを補償することができる。
方法ステップS43では、例えばステップS03に関連して説明したように、旋回速度vx、即ち、加速度センサ10のx方向における速度の旋回速度推移が、例えばコンピュータ装置を用いた速度axの積分によって計算される。測定された角速度推移ωD measureと、計算された旋回速度推移vxとに基づいて、間隔dを検出することができ、例えば物体12の通常の使用中にカルマンフィルタが適用される。間隔dは、例えば以下の式によって簡単に算出することができる:
d=vx(t)/ωD(t)
但し、tは任意の時点である。間隔dの検出は、複数の時点tにおいてカルマンフィルタを用いて再帰的に実施することができ、この場合には、間隔dの計算値は、方法が進行するにつれてさらに実際値に近似することとなる。
d=vx(t)/ωD(t)
但し、tは任意の時点である。間隔dの検出は、複数の時点tにおいてカルマンフィルタを用いて再帰的に実施することができ、この場合には、間隔dの計算値は、方法が進行するにつれてさらに実際値に近似することとなる。
方法ステップS40は、較正時に、及び/又は、物体12への本発明に係る装置の取り付け時に実施することができる。しかしながら、方法ステップS40を、定期的に、又は連続的に、又は、ユーザの要求に応じて、(再度)実施するようにすることもできる。
択一的に又は付加的に(例えば妥当性の向上のために)、加速度センサ10によって、回転軸線Dに対する半径方向であるy方向における加速度も測定することにより、加速度センサ10と回転軸線Dとの間隔dを検出することも可能である。角速度推移ωD及び/又はωD measureの把握に基づいて、加速度センサ10が受ける求心力から間隔dを算出することができる。
図9は、本発明の第5実施形態に係る方法を説明するための概略フローチャートを示す。
第5実施形態は、第3実施形態の変形例であり、物体12に設けられる角速度センサ14が付加的に使用される点において第3実施形態とは異なっている。
ステップS11では、角速度センサ14によって角速度推移ωD measureが測定される。
任意選択のステップS12では、角速度センサ14のオフセットが除去される。これは例えば、これから処理すべき角速度推移の角速度ωD measureを、測定された各速度から、予め検出された角速度センサオフセットが減算された値とすることによって実施される。
ステップS11及びS12の実施頻度は、有利には、第5実施形態に係る方法の残余のステップの実施頻度よりも低い。例えば、残余のステップは100Hzの頻度で実施されうる一方で、ステップS11及びS12は、1Hzの頻度で即ち100分の1の頻度でしか実施されない。有利には、角速度センサは、制御装置16によって制御され、測定S11のためだけに作動され、又は省電流のスタンバイモードから起動され、測定S11後には即座に再びスタンバイモードに移行される。これによって、本方法のための電流消費量を格段に低減することができる。
第3実施形態によれば、第1旋回速度推移に基づいて、回転軸線Dを中心とした第1角速度推移を計算するステップS04の後に、ステップS13において第1角速度推移の補正を実施することができる。角速度推移を補正するステップS13では、計算された第1角速度推移の角速度ωDが、測定された(好ましくはオフセット補正後の)角速度ωD measureと比較される。これらの値が予め定められた許容範囲よりも互いに相違している場合には、回転角度を計算するステップS05において、計算された第1角速度推移ωDの代わりに、測定された角速度推移ωD measureを使用することができる。
これに代えて、第1角速度推移を補正するステップS13において、計算された第1角速度推移の角速度ωDと、測定された(好ましくはオフセット補正後の)角速度推移の角速度ωD measureとの間で平均値を形成して、この平均値をこれからのステップで使用することも可能である。
測定された角速度ωD measureはさらに、加速度センサ10の較正を改善するために使用される。例えば、加速度センサ10の初期速度v0を、測定された第1角速度推移ωD measureと、加速度センサ10と回転軸線Dとの間の予め定められた間隔dとから計算することができる。これによって、加速度センサ10の第1旋回速度推移を計算するステップS03をさらに精確にすることができる。
計算された角速度推移と測定された角速度推移とのさらなる相違を、加速度センサ10を定期的に較正するために、即ち、さらなるオフセットを除去するためにさらに使用することができる。
本発明を好ましい実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施例には限定されておらず、種々異なるように変更することができる。特に本発明は、本発明の本質から逸脱することなく様々な方法で変更又は修正することができる。
例えばコンピュータ装置を、装置1;1’の一部として設けることもできる。装置1;1’とコンピュータ装置との間の接続は、有線接続を介して実施することも、又は、例えばWLAN,WiFi,Bluetooth、ZigBee,赤外線インターフェース等の無線インターフェースを介して実施することも可能である。
方法ステップS20によって加速度センサ10の間隔が自動的に検出された後、加速度センサ10の位置付け不良(例えば回転軸線Dとの間隔が短すぎること)を表示することができる。この表示は、例えばコンピュータ装置のディスプレイにて実施することができる。しかしながら、装置1;1’によって、加速度センサの最適な位置付けを容易にするビープ音、又は、少なくとも位置付け不良を示すビープ音を、音声発生装置を用いて発生させることも可能である。
図1には、説明を容易にするために、加速度センサ10を原点とした座標系が示されている。座標系のz軸は、扉の2つの蝶番5を通って延在する回転軸線Dに対して平行に延在している。座標系のy軸は、回転軸線Dの半径方向に位置しており、回転軸線Dからの距離が離れる方向を指している。座標系のx軸は、右手の法則に従ってz軸とy軸とに対して垂直であり、図平面から扉12を開放可能な方向を指している。この間隔dは、できるだけ大きくすることが有利である。加速度センサは、加速度、特にx軸に沿った線形加速度を測定するように構成されている。
方法ステップS40によって加速度センサ10の間隔が自動的に検出された後、加速度センサ10の位置付け不良(例えば回転軸線Dとの間隔が短すぎること)を表示することができる。この表示は、例えばコンピュータ装置のディスプレイにて実施することができる。しかしながら、装置1;1’によって、加速度センサの最適な位置付けを容易にするビープ音、又は、少なくとも位置付け不良を示すビープ音を、音声発生装置を用いて発生させることも可能である。
Claims (10)
- 回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための方法であって、
・第1期間中に、前記物体(12)に取り付けられた加速度センサ(10)の第1加速度推移を測定するステップ(S01)と、
・前記第1期間中における前記第1加速度推移と、前記加速度センサ(10)と前記回転軸線(D)との間の予め定められた間隔(d)とに基づいて、前記物体(12)が前記第1期間中に前記回転軸線(D)を中心として回転した回転角度(α)を計算するステップ(S05)と、
を有する、ことを特徴とする方法。 - 前記方法はさらに、
・測定された前記第1加速度推移に基づいて、前記加速度センサ(10)の第1旋回速度推移を計算するステップ(S03)と、
・前記第1旋回速度推移と、前記加速度センサ(10)と前記回転軸線(D)との前記予め定められた間隔(d)とに基づいて、前記回転軸線(D)を中心とした第1角速度推移を計算するステップ(S04)と、
を有し、
前記回転角度(α)を計算する前記ステップ(S05)は、計算された前記第1角速度推移に基づいている、
請求項1に記載の方法。 - 前記方法はさらに、
・前記加速度センサ(10)のオフセットを検出するステップ(S20)と、
・前記加速度センサ(10)の、検出された前記オフセットを補償するステップ(S02)と、
を有する、請求項1又は2に記載の方法。 - ・第2期間中に、前記加速度センサ(10)の第2加速度推移を測定するステップ(S41)と、
・前記物体(12)に取り付けられた角速度センサ(14)によって、前記第2期間中における第2角速度推移を測定するステップ(S41)と、
・測定された前記第2加速度に基づいて、前記加速度センサ(10)の第2旋回速度推移を計算するステップと、
・計算された前記第2旋回速度推移と、測定された前記第2角速度推移とに基づいて、前記加速度センサ(10)と前記回転軸線(D)との前記間隔(d)を計算するステップ(S43)と、
を使用することによって、前記加速度センサと前記回転軸線との前記間隔を検出する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。 - 前記方法はさらに、
・前記物体(12)に取り付けられた角速度センサ(14)によって、前記回転軸線(D)を中心とした前記物体(12)の第3角速度推移を測定するステップ(S11)と、
・測定された前記第3角速度推移に基づいて、計算(S04)された前記第1角速度推移を補正するステップ(S13)と
を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第3角速度推移を測定する前記ステップ(S11)を、前記第1角速度推移を測定する前記ステップ(S01)よりも稀な頻度で実施し、
前記第3角速度推移を測定(S11)するための前記角速度センサ(14)は、その都度省電流のスタンバイモードから起動され、前記第3角速度推移の測定(S11)後には、その都度再び前記スタンバイモードに移行される、
請求項5に記載の方法。 - 前記物体(12)は扉であり、前記回転軸線は、前記扉の蝶番(5)を通って延在している、
又は、
前記物体(12)は窓であり、前記回転軸線は、前記窓の蝶番を通って延在している、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。 - さらに、計算された前記回転角度(α)と、予め定められた回転角度閾値とに基づいて、前記扉又は前記窓が開放されているか又は閉鎖されているかを判定し、
前記判定の結果に応じて、「開放」/「閉鎖」の信号を生成する、
請求項7に記載の方法。 - 回転軸線を中心とした物体の回転角度を検出するための装置であって、
前記装置は、前記物体(12)に取り付け可能な加速度センサ(10)と、コンピュータ装置とを備え、
前記コンピュータ装置は、前記加速度センサ(10)によって所定の期間中に測定された加速度推移と、前記加速度センサ(10)と前記回転軸線(D)との間の予め定められた間隔(d)とに基づいて、回転角度(α)を検出するように構成されている、
ことを特徴とする装置。 - 前記装置は、制御装置(16)と角速度センサ(14)とを有し、
前記角速度センサ(14)は、前記回転軸線(D)を中心とした前記物体(12)の角速度推移を測定するように構成されており、
前記角速度センサ(14)は、前記制御装置(16)によって省電流のスタンバイモードに移行可能であり、前記スタンバイモードから再び起動可能である、
請求項9に記載の装置。
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