JP2016534124A5

JP2016534124A5 -

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Publication number: JP2016534124A5
Application number: JP2016537878A
Authority: JP
Filing date: 2014-08-29
Publication date: 2017-10-12

Description

Ｒ_１は、Ｈ、ハロゲン、―ＯＨ、−Ｏ−Ｃ_１−３アルコキシ、−ＯＣ（Ｏ）Ｒ_３であり；Ｒ_３は、Ｃ_１−Ｃ_３アルキルまたはアリール−ＯＣＨ_２−Ｃ（Ｏ）ＯＲ_４であり；Ｒ_４はＨまたはＣ_１−Ｃ_３アルキル、―ＮＨＲ_５であり；Ｒ_５は、Ｈ、Ｃ_１−Ｃ_４アルキル、アルキルシクロプロパン、ベンジル、―ＮＨＣ（Ｏ）Ｃ_１−Ｃ_３アミド、―ＮＨＣ（Ｏ）Ｏ−Ｒ_６カルバマートであり；Ｒ_６はｔｅｒｔ−ブチルまたはベンジル、−ＮＨＳＯ_２−Ｒ_７スルホンアミドであり、およびＲ_７はアルキルまたはアリールである。Ｒ_２置換分はアルキルまたはＲ_８ＯＣ（Ｏ）であり得、Ｒ_８はＣ_３−Ｃ_５アルキルまたはアリールである。

Ｒ_１置換基は、Ｈ、ハロゲン、―ＯＨ、−Ｏ−Ｃ_１−３アルコキシ、−ＯＣ（Ｏ）Ｒ_３であり；Ｒ_３は、Ｃ_１−Ｃ_３アルキルまたはアリール−ＯＣＨ_２−Ｃ（Ｏ）ＯＲ_４であり；Ｒ_４はＨまたはＣ_１−Ｃ_３アルキル、―ＮＨＲ_５であり；Ｒ_５は、Ｈ、Ｃ_１−Ｃ_４アルキル、アルキルシクロプロパン、ベンジル、―ＮＨＣ（Ｏ）Ｃ_１−Ｃ_３アミド、―ＮＨＣ（Ｏ）Ｏ−Ｒ_６カルバマートであり；Ｒ_６はｔｅｒｔ−ブチルまたはベンジル、−ＮＨＳＯ_２−Ｒ_７スルホンアミドであり、およびＲ_７はアルキルまたはアリールである。Ｒ_２置換基はアルキルまたはＲ_８ＯＣ（Ｏ）であり得、Ｒ_８はＣ_３−Ｃ_５アルキルまたはアリールである。

式中、Ｒ_１は、Ｈ、ハロゲン、―ＯＨ、―ＯＣ_１−３アルコキシ、−ＯＣ（Ｏ）Ｒ_３であり；Ｒ_３は、Ｃ_１−Ｃ_３アルキルまたはアリール−ＯＣＨ_２−Ｃ（Ｏ）ＯＲ_４であり；Ｒ_４はＨまたはＣ_１−Ｃ_３アルキル、―ＮＨＲ_５であり；Ｒ_５は、Ｈ、Ｃ_１−Ｃ_４アルキル、アルキルシクロプロパン、ベンジル、―ＮＨＣ（Ｏ）Ｃ_１−Ｃ_３アミド、―ＮＨＣ（Ｏ）Ｏ−Ｒ_６カルバマートであり；Ｒ_６はｔｅｒｔ−ブチルまたはフルオレニルメチルまたはベンジル、−ＮＨ−ＳＯ_２−Ｒ_７スルホンアミドであり；Ｒ_７はアルキルまたはアリールであり、ＲはアルキルまたはＲ_８ＯＣ（Ｏ）−であり、Ｒ_８はＣ_３−Ｃ_５アルキルまたはアリールである。特に、ハロゲンは臭素であってもよい。

式中、Ｒ_１は、Ｈ、ハロゲン、―ＯＨ、―ＯＣ_１−３アルコキシ、−ＯＣ（Ｏ）Ｒ_３であり；Ｒ_３は、Ｃ_１−Ｃ_３アルキルまたはアリール−ＯＣＨ_２−Ｃ（Ｏ）ＯＲ_４であり；Ｒ_４はＨまたはＣ_１−Ｃ_３アルキル、―ＮＨＲ_５であり；Ｒ_５は、Ｈ、Ｃ_１−Ｃ_４アルキル、アルキルシクロプロパン、ベンジル、―ＮＨＣ（Ｏ）Ｃ_１−Ｃ_３アミド、―ＮＨＣ（Ｏ）Ｏ−Ｒ_６カルバマートであり；Ｒ_６はｔｅｒｔ−ブチルまたはフルオレニルメチルまたはベンジル、−ＮＨ−ＳＯ_２−Ｒ_７スルホンアミドであり；Ｒ_７はアルキルまたはアリールであり、ＲはアルキルまたはＲ_８ＯＣ（Ｏ）−であり、Ｒ_８はＣ_３−Ｃ_５アルキルまたはアリールである特に、ハロゲンは臭素であってもよい。

Claims

化学構造：Ａ−Ｂ−Ｃを有する化合物であって、
式中、Ａはピリジンまたは置換ピリジン、ピペリジンまたは置換ピペリジン、ピロリジンまたは置換ピロリジン、チアゾールまたは置換チアゾール、フェニル環または置換フェニル環であり、
Ｂはチアゾールまたは置換チアゾール、ピペラジンまたは置換ピペラジン、フェニル環または置換フェニル環であり、および
Ｃはフェニル環または置換フェニル環、ピリジンまたは置換ピリジン、チアゾールまたは置換チアゾールである
ことを特徴とする化合物。
前記化学構造は、
であり、
式中、Ｒ_１は、Ｈ、ハロゲン、−ＯＨ、−ＯＣ_１−３アルコキシ、−ＯＣ（Ｏ）Ｒ_３であり；
Ｒ_３は、Ｃ_１−Ｃ_３アルキル、アリール、または−ＯＣＨ_２−Ｃ（Ｏ）ＯＲ_４であり；
Ｒ_４はＨ、Ｃ_１−Ｃ_３アルキル、または−ＮＨＲ_５であり；
Ｒ_５は、Ｈ、Ｃ_１−Ｃ_４アルキル、アルキルシクロプロパン、ベンジル、−ＮＨＣ（Ｏ）Ｃ_１−Ｃ_３アミド、−ＮＨＣ（Ｏ）Ｏ−Ｒ_６カルバマートであり；
Ｒ_６はｔｅｒｔ−ブチル、フルオレニルメチルまたは、−ＮＨ−ＳＯ_２−Ｒ_７スルホンアミドであり；
Ｒ_７はアルキルまたはアリールであり、
Ｒ_２はアルキルまたはＲ_８ＯＣ（Ｏ）−であり、および
Ｒ_８はＣ_３−Ｃ_５アルキルまたはアリールである
ことを特徴とする、請求項１に記載の化合物。
前記ハロゲンは臭素であることを特徴とする請求項２に記載の化合物。
前記化学構造は、
であり、
式中、Ｒ_１は、Ｈ、ハロゲン、−ＯＨ、−Ｏ−Ｃ_１−３アルコキシ、または−ＯＣ（Ｏ）Ｒ_３であり；
Ｒ_３は、Ｃ_１−Ｃ_３アルキル、アリール、または−ＯＣＨ_２−Ｃ（Ｏ）ＯＲ_４であり；
Ｒ_４はＨ、Ｃ_１−Ｃ_３アルキル、または−ＮＨＲ_５であり；
Ｒ_５は、Ｈ、Ｃ_１−Ｃ_４アルキル、アルキルシクロプロパン、ベンジル、−ＮＨＣ（Ｏ）Ｃ_１−Ｃ_３アミド、−ＮＨＣ（Ｏ）Ｏ−Ｒ_６カルバマートであり；
Ｒ_６はｔｅｒｔ−ブチル、フルオレニルメチル、または、−ＮＨ−ＳＯ_２−Ｒ_７スルホンアミドであり；
Ｒ_７はアルキルまたはアリールであり、
Ｒ_２はアルキルまたはＲ_８ＯＣ（Ｏ）−であり、および
Ｒ_８はＣ_３−Ｃ_５アルキルまたはアリールである
ことを特徴とする、請求項１に記載の化合物。
前記ハロゲンは臭素であることを特徴とする請求項４に記載の化合物。
前記化学構造は、
であり、
式中、Ｒ_９は、Ｈ、ハロゲン、−ＯＨ、−Ｏ−Ｃ_１−Ｃ_３アルコキシ、または−ＯＣ（Ｏ）Ｒ_１１であり；
Ｒ_１１は、Ｃ_１−Ｃ_３アルキル、アリール、または−ＯＣＨ_２−Ｃ（Ｏ）ＯＲ_１２であり；
Ｒ_１２はＨ、Ｃ_１−Ｃ_３アルキル、または−ＮＨＲ_１３であり；
Ｒ_１３は、Ｈ、Ｃ_１−Ｃ_４アルキル、アルキルシクロプロパン、ベンジル、−ＮＨＣ（Ｏ）Ｃ_１−３アミド−ＮＨＣ（Ｏ）Ｏ−Ｒ_１４カルバマートであり；
Ｒ_１４はｔｅｒｔ−ブチル、フルオレニルメチル、または−ＮＨ−ＳＯ_２−Ｒ_１５スルホンアミドであり；
Ｒ_１５はアルキル、アリール、または−ＳＯ_２−ＮＨ−Ｒ_１６スルホンアミドであり、
Ｒ_１６はアルキルまたはアリールであり、
Ｒ_１０は窒素またはメチレンであり、
ｎは０または１であり、ｎが１である場合、Ｚは−Ｃ＝Ｏであり、および
Ａは次の構造であり、
式中Ｒ_１７はＨまたはＣ_１−Ｃ_３アルキルである
ことを特徴とする、請求項１に記載の化合物。
前記化学構造は、
であることを特徴とする、請求項１に記載の化合物。
前記化学構造は、
であることを特徴とする、請求項１記載の化合物。
動物における代謝障害を処置するための製剤の製造における、治療上有効な量の、少なくとも１つの請求項１の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩またはそれらの立体異性体またはそれらの組合せの使用。
処置は前記動物に第２の治療を提供することをさらに含む、請求項９に記載の使用。
第２の治療は、食事療法、理学療法、行動療法、手術、薬物療法、またはそれらの組み合わせを含むことを特徴とする請求項１０に記載の使用。
第２の治療は、ライフスタイルの変更、抗高血糖薬、インシュリン、グルカゴン様ペプチド（ＧＬＰ）、ジペプチジルペプチダーゼ−４阻害剤、チアゾリジンジオン、脂質低下化合物、またはそれらの二つ以上の組み合わせであることを特徴とする、請求項１１に記載の使用。
前記代謝障害は、細胞の過剰増殖に関連する疾患、体重関連疾患、高脂血症、糖尿病またはその合併症、脂肪肝、高血圧症または心疾患であることを特徴とする、請求項９に記載の使用。
前記代謝障害は、肥満、高血圧症、動脈硬化症、喘息、高脂血症、高インスリン血症、非アルコール性の脂肪肝およびインシュリン抵抗性に引き起こされる２型糖尿病であることを特徴とする、請求項１３に記載の使用。
前記細胞の過剰増殖に関連する疾患は、癌であることを特徴とする、請求項１３に記載の使用。
癌は、乳癌、気道の癌、脳の癌、生殖器の癌、前立腺癌、消化管の癌、尿路癌、目の癌、肝臓癌、皮膚癌、頭部および頚部の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、リンパ腫、肉腫、黒色腫、固形腫瘍、白血病、または固形腫瘍の遠隔転移であることを特徴とする、請求項１５に記載の使用。
前記代謝障害は体重関連疾患であり、前記治療上有効な量の化合物は脱共役タンパク質１、脱共役タンパク質２または脱共役タンパク質３の発現を増加させることを特徴とする、請求項１３に記載の使用。
前記代謝障害は体重関連疾患であり、前記治療上有効な量の化合物は、動物における体重減少中に除脂肪体重を減少させずに熱産性を増加させることを特徴とする、請求項１３に記載の使用。
患者における細胞の過剰増殖性の疾患を処置するための製剤の製造における、治療上有効な量の、少なくとも１つの請求項１の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩またはそれらの立体異性体またはそれらの組合せの使用。
細胞の過剰増殖性の疾患は、乳癌、気道の癌、脳の癌、生殖器の癌、前立腺癌、消化管の癌、尿路癌、目の癌、肝臓癌、皮膚癌、頭部および頚部の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、リンパ腫、肉腫、黒色腫、固形腫瘍、白血病、または固形腫瘍の遠隔転移であることを特徴とする、請求項１９に記載の使用。
動物における体重を減少させるための製剤の製造における、薬学的に許容可能な量の溶媒中の、治療上有効な量の１以上の請求項１の化合物の使用。
前記動物は、肥満、高血圧症、動脈硬化症、喘息、高脂血症、高インスリン血症、非アルコール性の脂肪肝、またはインシュリン抵抗性に引き起こされる２型糖尿病、またはそれら組み合わせであることを特徴とする、請求項２１に記載の使用。
請求項１の化合物と、食品、動物飼料材料または薬とを含む製剤。
動物における体重減少中に除脂肪体重を減少させずに熱産性を増加させるための製剤の製造における治療上有効な量の請求項２３の製剤の使用。
請求項１の化合物と薬学的に許容可能な賦形剤とを含む医薬組成物。
患者における癌を処置するための製剤の製造における治療上有効な量の１以上の請求項２５の医薬組成物の使用。
請求項１の化合物と、化合物を収容する容器とを含むキット。
化合物であって：
ｔｅｒｔ−ブチル２−（４−（４−ブロモフェニル）チアゾール−２−イル）ピロリジン−１−カルボキシラート、
ベンジル−２−（４−（４−ブロモフェニル）チアゾール−２−イル）ピロリジン−１−カルボキシラート、
４−（４−ブロモフェニル）−２−（ピロリジン−２−イル）チアゾール、
４−（４−ブロモフェニル）−２−（１−プロピルピロリジン−２−イル）チアゾール、
ｔｅｒｔ−ブチル３−（４−（４−ブロモフェニル）チアゾール−２−イル）ピペリジン−１−カルボキシラート、
ベンジル−３−（４−（４−ブロモフェニル）チアゾール−２−イル）ピペリジン−１−カルボキシラート
３−（４−（４−ブロモフェニル）チアゾール−２−イル）−１−プロピルピペリジン、
ベンジル４−（４−（４−ブロモフェニルチアゾール−２−イル）ピペリジン−１−カルボキシラート、
ベンジル−（Ｒ）−２−（４−（４−（メチルスルホンアミド）フェニル）チアゾール−２−イル）ピロリジン−１−カルボキシラート、
ベンジル３−（４−（４−（メチルスルホンアミド）フェニル）チアゾール−２−イル）ピペリジン−１−カルボキシラート、
ベンジル４−（４−（４−（メチルスルホンアミド）フェニル）チアゾール−２−イル）ピペリジン−１−カルボキシラート、
４−（３−（ピリジン−２−イル）−［１，２，４］トリアゾロ［４，３−ｂ］ピリダジン（ピリダジン）−６−イル）−Ｎ−トシルベンゼンアミン、
（４−（５−クロロ−２−メチルフェニルピペラジン−１−イル）（４−トシルアミノ）フェニルメタノン、
４−（４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イル）メチル）ピペラジン−１−イル）−Ｎ−トシルベンゼンアミン、
３−クロロ−４−メチル−Ｎ−（６−（４−（３−（トリフルオロメチルベンジル）ピペラジン−１−イル）ピリジン−３−イル）ベンゼンスルホンアミド、
４−クロロ−Ｎ−（４−（４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イル）メチル）ピペラジン−１−イル）フェニル）ベンゼンスルホンアミド、
（Ｚ）−４−（３−シアノ−３−（４−（２，４−ジメチルフェニル）チアゾール−２−イル）アリル）−Ｎ−（チアゾール−２−イル）ベンゼンスルホンアミド
である化合物。
動物における体重減少中に除脂肪体重を減少させずに熱産性を増加させるための製剤の製造における、薬学的に許容可能な溶媒中の、治療上有効な量の以下の構造を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩または立体異性体またはそれらの組み合わせの使用であって、前記化合物は、
式中、Ｒ_１はＨ、Ｅｔ、ＯＭｅまたはｎ−プロピルであり；
ＹはＣＨまたは
であり；
Ｒ_２はＯＨ、ＯＭｅまたはＮＨｉ−Ｐｒであり；
Ｒ_３はＨ、ＦまたはＣｌであり；および
Ｒ_４は、Ｈ、Ｍｅ、Ｃｌ、Ｂｒ、Ｆ、ＯＨ、ＯＢｚ、ＯＣＨ_２ＣＯＯＭｅ、ＯＣＨ_２ＣＯＯＨ、ＮＨ２、ＮＨｉ−Ｐｒ、ＮＨＣＯＭｅ、ＮＨＳＯ_２Ｍｅ、ＮＨＢｎ、
である、使用。
動物は、肥満、高血圧症、動脈硬化症、喘息、高脂血症、高インスリン血症、非アルコール性の脂肪肝、またはインシュリン抵抗性に引き起こされる２型糖尿病の、体重関連疾患を有することを特徴とする、請求項２９に記載の使用。
ライフスタイルの変更、抗高血糖薬、インシュリン、グルカゴン様ペプチド（ＧＬＰ）、ジペプチジルペプチダーゼ−４阻害剤、チアゾリジンジオン、脂質低下化合物、またはそれらの二つ以上の組み合わせを包含する第２の治療を動物に提供する工程を、更に含むことを特徴とする請求項３０に記載の使用。
化合物が、食品、動物飼料材料または薬として製剤されることを特徴とする、請求項２９に記載の使用。
化合物が、脱共役タンパク質１、脱共役タンパク質２および脱共役タンパク質３の発現を増加させることを特徴とする、請求項３２に記載の使用。