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JP2016114836A - フォーカス制御装置、光学機器およびフォーカス制御方法 - Google Patents

フォーカス制御装置、光学機器およびフォーカス制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】位相差AFとコントラストAFを併用する場合に、フリッカの影響を低減する。【解決手段】フォーカス制御装置125は、被写体の周期的な輝度変化を検出する輝度変化検出手段125と、デフォーカス量に基づいてフォーカス素子104の駆動を制御する位相差フォーカス制御およびコントラスト評価値を用いてフォーカス素子の駆動を制御するコントラストフォーカス制御を行う制御手段125とを有する。上記輝度変化が検出された場合は、コントラストフォーカス制御を行わずに位相差フォーカス制御を行う、または、撮像系の焦点状態、位相差焦点検出の信頼度およびデフォーカス量のうち少なくとも1つに関する所定の条件を満たすときにコントラストフォーカス制御を行い、該条件を満たさないときは位相差フォーカス制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置および交換レンズ等の光学機器におけるフォーカス制御に関し、特に撮像面位相差AFとコントラストAFを併用するフォーカス制御に関する。
撮像面位相差AFでは、光学系により形成された被写体像を撮像するための撮像素子上に、該光学系と撮像素子からなる撮像系の焦点状態に応じたずれ量を有する一対の被写体像を形成させる。そして、該一対の被写体像を撮像素子により光電変換することで得られた一対の像信号のずれ量(位相差)から撮像系のデフォーカス量を求め、該デフォーカス量から算出される駆動量だけフォーカス素子を移動させることで撮像系の合焦状態を得る。
一方、コントラストAFでは、被写体像を光電変換した撮像素子の出力から高周波成分を抽出して該被写体像のコントラスト状態を示すコントラスト評価値を取得する。そして、該コントラスト評価値が最大(ピーク)となる合焦位置にフォーカス素子を移動させることで合焦状態を得る。
特許文献1には、位相差AFにより得られた焦点検出結果に基づいてフォーカスレンズを合焦状態が得られる位置の近傍まで移動させ、さらにその後にコントラストAFを行うことで高速かつ高精度に合焦状態が得られる撮像装置が開示されている。また、特許文献1の撮像装置では、位相差AFで得られた焦点検出結果の信頼性が高い場合は、より合焦状態に近づくまでその焦点検出結果に基づいてフォーカスレンズを移動させてからコントラストAFを行う。これにより、さらに高速に合焦状態が得られるようにしている。
特開2010−256824号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されているように位相差AFを行った後にコントラストAFを行っても、被写体が蛍光灯により照明されている状況では該蛍光灯が発生するフリッカの影響により、合焦状態ではないのに誤って合焦状態と判定されるおそれがある。この結果、高速かつ高精度に合焦状態が得られない。
本発明は、位相差AFとコントラストAFを併用する場合に、フリッカの影響を低減して高速かつ高精度に合焦状態が得られるようにしたフォーカス制御装置および光学機器を提供する。
本発明の一側面としてのフォーカス制御装置は、光学系により形成された被写体像を撮像素子により光電変換する撮像系において移動可能なフォーカス素子の駆動を制御する。該フォーカス制御装置は、撮像素子の出力を用いて生成された一対の像信号の位相差から前記撮像系のデフォーカス量を算出する位相差焦点検出を行う第1の焦点検出手段と、フォーカス素子の駆動に伴い、撮像素子の出力を用いて被写体像のコントラストに対応するコントラスト評価値を生成する第2の焦点検出手段と、被写体の周期的な輝度変化を検出する輝度変化検出手段と、デフォーカス量に基づいてフォーカス素子の駆動を制御する位相差フォーカス制御およびコントラスト評価値を用いてフォーカス素子の駆動を制御するコントラストフォーカス制御を行う制御手段とを有する。そして、該制御手段は、上記輝度変化が検出された場合は、コントラストフォーカス制御を行わずに位相差フォーカス制御を行う、または、撮像系の焦点状態、位相差焦点検出の信頼度およびデフォーカス量のうち少なくとも1つに関する所定の条件を満たすときにコントラストフォーカス制御を行い、該条件を満たさないときは位相差フォーカス制御を行うことを特徴とする。
なお、上記フォーカス制御装置と、光学系および撮像素子のうち少なくとも一方とを有する光学機器も、本発明の他の一側面を構成する。
また、本発明の他の一側面としてのフォーカス制御方法は、光学系により形成された被写体像を撮像素子により光電変換する撮像系において移動可能なフォーカス素子の駆動を制御する方法である。該フォーカス制御方法は、撮像素子の出力を用いて生成された一対の像信号の位相差から撮像系のデフォーカス量を算出する位相差焦点検出を行うステップと、フォーカス素子の駆動に伴い、撮像素子の出力を用いて被写体像のコントラストに対応するコントラスト評価値を生成するステップと、被写体の周期的な輝度変化を検出するステップと、デフォーカス量に基づいてフォーカス素子の駆動を制御する位相差フォーカス制御およびコントラスト評価値を用いてフォーカス素子の駆動を制御するコントラストフォーカス制御を行う制御ステップとを有する。そして、該制御ステップにおいて、上記輝度変化が検出された場合は、コントラストフォーカス制御を行わずに位相差フォーカス制御を行う、または、撮像系の焦点状態、位相差焦点検出の信頼度およびデフォーカス量のうち少なくとも1つに関する所定の条件を満たすときにコントラストフォーカス制御を行い、該条件を満たさないときは位相差フォーカス制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としてのフォーカス制御プログラムは、光学機器のコンピュータに、光学系により形成された被写体像を撮像素子により光電変換する撮像系において移動可能なフォーカス素子の駆動を制御させるコンピュータプログラムである。該フォーカス制御プログラムは、コンピュータに、撮像素子の出力を用いて生成された一対の像信号の位相差から撮像系のデフォーカス量を算出する位相差焦点検出を行わせ、フォーカス素子の駆動に伴い、撮像素子の出力を用いて被写体像のコントラストに対応するコントラスト評価値を生成させ、被写体の周期的な輝度変化を検出させ、デフォーカス量に基づいてフォーカス素子の駆動を制御する位相差フォーカス制御およびコントラスト評価値を用いてフォーカス素子の駆動を制御するコントラストフォーカス制御を行う制御処理を行わせる。そして、上記輝度変化が検出された場合は、制御処理において、コンピュータに、コントラストフォーカス制御を行わずに位相差フォーカス制御を行わせる、または、撮像系の焦点状態、位相差焦点検出の信頼度およびデフォーカス量のうち少なくとも1つに関する所定の条件を満たすときにコントラストフォーカス制御を行わせ、該条件を満たさないときは位相差フォーカス制御を行わせることを特徴とする。
本発明によれば、被写体の周期的な輝度変化の影響によりコントラストフォーカス制御が正確に行われなくなることを回避することができるので、そのような輝度変化があっても高速かつ高精度に合焦状態を得ることができる。
本発明の実施例1におけるAF処理を説明するフローチャート。 実施例1の撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例1におけるフリッカ検出方法を説明する図。 コントラストAFを説明する図。 レンズ駆動量のステップ幅の設定について説明する図である。 本発明の実施例2におけるAF処理を説明するフローチャート。 実施例2における合焦度の算出処理を説明するフローチャート。 実施例2におけるフリッカ検出時のピーク判定閾値について説明する図。 実施例2における位相差焦点検出の信頼度閾値について説明する図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
実施例1では、撮像装置として、交換レンズの着脱が可能な一眼レフデジタルカメラについて説明する。図2には、本実施例の一眼レフデジタルカメラの構成を示している。該カメラは、交換レンズユニット100とカメラ本体(光学機器)120とを有する。交換レンズユニット100は、図中に点線で示されるマウントMを介して、カメラ本体120と着脱可能に接続される。
交換レンズユニット100は、被写体側から順に第1レンズ群101、絞り兼用シャッタ102、第2レンズ群103およびフォーカスレンズ群(以下、単にフォーカスレンズという)104を含む撮像光学系と、後述するレンズ制御系とを有する。撮像光学系は、不図示の被写体からの光に被写体像を形成させる。
第1レンズ群101は、撮像光学系の光軸方向OAに移動可能に保持されている。絞り兼用シャッタ102は、その開口径を変化させることで光量調節を行うとともに、静止画撮像時にはシャッタとして機能する。絞り兼用シャッタ102と第2レンズ群103は一体で光軸方向OAに移動し、移動する第1レンズ群101とともに変倍を行う。フォーカス素子としてのフォーカスレンズ104は、光軸方向OAに移動して焦点調節を行う。
レンズ制御系は、ズームアクチュエータ111、絞りシャッタアクチュエータ112、フォーカスアクチュエータ113、ズーム駆動回路114、絞りシャッタ駆動回路115、フォーカス駆動回路116、レンズMPU117およびレンズメモリ118を含む。ズームアクチュエータ111は、変倍に際して第1レンズ群101および第2レンズ群103を光軸方向OAに移動させる。ズームアクチュエータ111は、第1および第2レンズ群101,103の現在位置(ズーム位置)を検出する不図示のズーム位置検出部を有する。絞りシャッタアクチュエータ112は、絞り兼用シャッタ102を開閉動作させる。フォーカスアクチュエータ113は、フォーカスレンズ104を光軸方向OAに移動させる。フォーカスアクチュエータ113は、フォーカスレンズ104の現在位置(フォーカス位置)を検出する不図示のフォーカス位置検出部を有する。
ズーム駆動回路114は、ユーザのズーム操作に応じてズームアクチュエータ111を駆動する。シャッタ駆動回路115は、絞りシャッタアクチュエータ112を駆動する。フォーカス駆動回路116は、フォーカスアクチュエータ113を駆動する。
レンズMPU117は、マウントMに設けられた通信端子を通じて後述するカメラMPU125との通信が可能である。レンズMPU117は、カメラMPU125からの指令に応じて、ズーム駆動回路114、シャッタ駆動回路115およびフォーカス駆動回路116を制御する。また、レンズMPU117は、現在のズーム位置やフォーカス位置を検出してカメラMPU125に通知する。レンズメモリ118は、オートフォーカス(AF)に必要な光学情報を記憶しており、レンズMPU117はカメラMPU125からの要求に応じて該光学情報をカメラMPU125に送信する。
カメラ本体120は、光学ローパスフィルタ121、撮像素子122および後述するカメラ制御系を有する。光学ローパスフィルタ121は、撮像画像の偽色やモアレを軽減する。撮像素子122は、C−MOSセンサとその周辺回路で構成され、m画素(横方向)×n画素(縦方向)からなる複数の画素を有する。撮像素子122は、個々の画素から独立に出力が可能なように構成されている。
また、撮像素子122は、位相差検出方式による焦点検出演算を行うために用いられる位相差焦点検出用信号を出力する複数の画素を含む。位相差焦点検出用信号は、撮像光学系と撮像素子122からなる撮像系の焦点状態に応じてずれ量が変化する一対の光学像(被写体像)が光電変換されることで生成される信号である。この位相差焦点検出用信号を用いて、上記一対の光学像に対応する一対の像信号が生成される。
撮像素子122としては、複数の撮像用画素とは別に、撮像光学系の射出瞳のうち互いに異なる領域を通過した光束を光電変換する複数対の位相差焦点検出用画素を有するものを用いることができる。複数対(またはその一部)の位相差焦点検出用画素からの出力を用いて一対の像信号を生成することができる。また、撮像素子122として、全画素のそれぞれがマイクロレンズと一対の光電変換部を有し、マイクロレンズで分割された2つの光束により形成された一対の光学像を一対の光電変換部で光電変換することで一対の像信号を生成できるものを用いてもよい。この構成を有する撮像素子では、各画素の一対の光電変換部の出力を合成することで撮像用の画素信号を取り出すことができる。
カメラ制御系は、撮像素子駆動回路123、画像処理回路124、カメラMPU125、表示器126、操作スイッチ群127、メモリ128を有する。さらに、カメラ制御系は、撮像面位相差焦点検出部(第1の焦点検出手段)129およびコントラスト焦点検出部(第2の焦点検出手段)130を有する。
撮像素子駆動回路123は、撮像素子122に光電変換動作および画素信号読み出し動作を行わせるとともに、読み出した画素信号をA/D変換して画像処理回路124およびカメラMPU125に出力する。画像処理回路124は、デジタル画素信号に対してγ変換およびカラー補間等の画像処理を行って画像信号を生成し、さらに該画像信号に対して圧縮等の処理も行う。
カメラMPU125は、撮像素子駆動回路123、画像処理回路124、表示器126、操作SW127、メモリ128、撮像面位相差焦点検出部(以下、位相差焦点検出部という)129およびコントラスト焦点検出部130を制御する。また、カメラMPU125は、レンズMPU117に対して指令または要求を送信したり、レンズMPU117から交換レンズユニット100の光学情報を受信したりする。
カメラMPU125は、位相差焦点検出部129およびコントラスト焦点検出部130を制御しつつフォーカス制御処理としてのAF処理を行う。また、カメラMPU125は、位相差焦点検出部129を制御しつつ行う撮像面位相差AFにおいて、焦点検出位置の像高が高いときのケラレの影響により位相差焦点検出部129による検出結果の信頼度が低下するため、それを補正する処理も行う。さらに、カメラMPU125は、撮像素子駆動回路123および画像処理回路124を制御しつつ撮像処理を行う。カメラMPU125は、カメラ本体120の各種動作を制御するコンピュータプログラムを格納したROM125a、各種演算に用いられる変数を記憶するRAM125bおよび各種制御に用いられるパラメータを記憶するEEPROM125cが内蔵されている。
表示器126は、LCD等により構成され、撮像モードに関する情報、記録用撮像前に生成されたプレビュー画像、記録用撮像により生成された記録用画像および焦点検出時の合焦状態等を表示する。
操作スイッチ群127は、電源スイッチ、レリーズ(撮像トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮像モード選択スイッチ等を含む。メモリ128は、カメラ本体120に対して着脱可能なフラッシュメモリであり、記録用画像を記録する。
位相差焦点検出部129は、位相差方式による焦点検出(位相差焦点検出)を行う。具体的には、位相差焦点検出部129は、撮像素子122からの出力を用いて生成された一対の像信号に対して相関演算を行うことで該一対の像信号のずれ量である位相差を算出する。そして、該位相差から撮像系(本実施例では撮像光学系)の焦点状態に相当するデフォーカス量を算出する。該デフォーカス量から撮像系を合焦状態とするフォーカスレンズ104の駆動量(位相差合焦駆動量:以下、単に合焦駆動量ともいう)を求めることができる。なお、撮像系の合焦状態とは、デフォーカス量が零の状態だけでなく零に近い状態も含む。つまり、撮像系の焦点状態が合焦状態とみなせる所定の範囲(合焦範囲)内にあることをいう。
一方、コントラスト焦点検出部130は、TVAF方式とも称されるコントラスト検出方式による焦点検出(コントラスト焦点検出)を行う。具体的には、コントラスト焦点検出部130は、撮像素子122の出力を用いて画像処理回路124が生成した画像信号のうち高周波成分等を用いて該画像信号(つまりは被写体像)のコントラストに対応するコントラスト評価値(TVAF評価値)を生成する。このコントラスト評価値は、フォーカスレンズ104が所定駆動量(以下、AFピッチ量という)だけ駆動されるごとに生成される。コントラスト評価値が最大(ピーク)となるフォーカスレンズ104の位置が撮像系を合焦状態とする合焦位置(以下、コントラスト合焦位置という)である。詳しくは後述するが、AFピッチ量は、フォーカスレンズ104がコントラスト合焦位置から離れている状態では第1のピッチ量(第1の所定量)に設定される。そして、コントラスト合焦位置の近傍に位置すると、第1のピッチ量より小さい第2のピッチ量(第2の所定量)に変更される。
このように、本実施例のカメラ本体120は、撮像面位相差AF(位相差フォーカス制御)とコントラストAF(コントラストフォーカス制御)の双方を行うことが可能であり、これらを単独で用いたり組み合わせて用いたりして撮像系を合焦状態とする。
次に、図1を参照して、カメラMPU125が行うAF処理について説明する。図1は、AF処理の内容を示すフローチャートである。コンピュータであるカメラMPU125は、コンピュータプログラムであるフォーカス制御プログラムに従って本処理を実行する。また、カメラMPU125は、輝度変化検出手段および制御手段として機能する。図1において、「S」はステップの略である。
ステップ100においてAF処理を開始したカメラMPU125は、ステップ101において撮像素子122の露光を行う。これにより、撮像面位相差AFに用いる一対の像信号やコントラストAFに用いるコントラスト評価値を取得するための撮像素子122からの出力信号を得ることができる。
次に、ステップ102において、カメラMPU125は、コントラスト焦点検出部130にコントラスト焦点検出を行わせる。すなわち、レンズMPUを介してフォーカスレンズ104を駆動しながら(移動させながら)コントラスト焦点検出部130にコントラスト評価値を生成させる。
続いて、ステップ103において、カメラMPU125は、位相差焦点検出部129に位相差焦点検出を行わせる。すなわち、位相差焦点検出部129に一対の像信号を生成させ、該一対の像信号に対して相関演算を行わせることでこれらの位相差を算出させ、さらに該位相差からデフォーカス量(以下、検出デフォーカス量という)を算出させる。
次に、カメラMPU125は、ステップ104において、位相差焦点検出部129による位相差焦点検出の信頼度を算出する。言い換えれば、位相差焦点検出により得られたデフォーカス量の信頼度を算出する。信頼度は、位相差焦点検出に用いられた一対の像信号の一致度だけでなく、該一対の像信号のコントラストに基づいて求められる。一対の像信号のコントラストを考慮するのは、高いコントラストを有する被写体から得られる一対の像信号の方が低いコントラストを有する被写体から得られる一対の像信号よりも一致度を正確に計算でき、その結果、それらの位相差も精度良く算出できるためである。
具体的には、信頼度は、以下のように求められる。
まず、一対の像信号の一致度は、以下のように求められる。位相差焦点検出用画素から読み出された一対の像信号(a1〜an、b1〜bn:nはデータ数)に対して、式(1)に示す相関演算を行い、相関量Corr(l)を演算する。
式(1)において、lは像ずらし量を表し、像をずらした際のデータ数はn−lに限定される。また、像ずらし量lは整数であり、データ列のデータ間隔を単位とした相対的なシフト量である。一対のデータの相関が最も高い場合に、相関量Corr(l)が極小となる。さらに、相関量Corr(m)(極小となるシフト量m)とmに近いシフト量において算出された相関量とを用いて、3点内挿の手法により連続的な相関量に対する極小値Corr(d)を与えるシフト量dを求める。一対の像信号の一致度FLVLは式(1)で算出した相関量Corr(l)に対して、相関性の最も高いときの値Corr(d)とする。
デフォーカス量が大きいとき、A像およびB像の非対称性が大きくなるため、FLVLが大きく、信頼度が悪化する。一般的にデフォーカス量に対するFLVLはレンズの位置が合焦位置に近いほど低く演算され、信頼度が高い傾向となる。
次に、一対の像信号のコントラストPBは以下にように求められる。amaxをa1〜anの最大値とし、aminをa1〜anの最小値とし、bmaxをb1〜bnの最大値、とし、bminをb1〜bnの最小値とする。この場合、
PBa=amax−amin (2)
PBb=bmax−bmin (3)
となる。一対の像信号のコントラストPBは式(2)および式(3)で算出されたPBaとPBbの小さい方の値とする。
信頼度は一対の像信号の一致度FLVLと一対の像信号のコントラストPBを正規化することによって算出し、FLVLおよびPBが高いほど信頼度も高くなる。
次に、ステップ105において、カメラMPU125は、フリッカの有無を判定する。ここにいうフリッカとは、被写体を照らす蛍光灯等の光源の輝度が周期的に変化することによる被写体の周期的な輝度変化である。フリッカ判定の方法について、蛍光灯下の被写体を撮像することにより得られた画像信号の輝度の時間変化を示す図3を用いて説明する。図3には、蛍光灯を点灯させる電源の周波数が50Hzであり、蛍光灯のフリッカの発生周波数が100Hz(フリッカ周期=約10ms)である場合の周期的な輝度変化をフリッカ波形として示している。カメラMPU125は、フリッカ判定のための輝度を、画像処理回路124により生成された撮影画面全体の画像信号のうち、コントラストAFにおける焦点検出対象領域であるコントラスト評価範囲(およびその近傍)の部分画像信号を用いて測定する。図3のフリッカ波形上に示したハッチングされた丸は、画像信号のフレームレートに対応した撮像素子122の動作周期が60fps(露光周期=約16.7ms)である場合の輝度の測定点を示している。
カメラMPU125は、フリッカの判定を、例えば以下のように行う。まず、カメラMPU125は、撮像素子122の露光周期より十分長い時間をフリッカ測定範囲として設定し、露光周期ごとに上述した部分画像信号における輝度(以下、測定輝度という)を測定する。そして、カメラMPU125は、フリッカ測定範囲における測定輝度の最小値T11と最大値T12を検出し、これら最小値T11と最大値T12の差分が所定のフリッカ判定閾値(所定輝度差)より大きければフリッカが有ると判定する。フリッカ判定の精度を高めるために、複数のフリッカ測定範囲にてフリッカ判定を繰り返し行い、フリッカ有りの判定が所定回数以上なされた場合に最終的にフリッカ有りと判定するようにしてもよい。
なお、ステップ105でのフリッカ判定の処理は、後述するステップ115からステップ101に戻ることで開始される次回以降のルーチンで毎回行うのではなく、所定の複数回のルーチンごと(つまりは所定周期ごと)に行う。1つの所定周期内では、その周期の最初のルーチンで行われたフリッカ判定の結果を保持する。
また、ステップ101〜105の処理は、必ずしもAF処理の開始後に行う必要はなく、AF処理の開始前に行ってもよい。また、フリッカの有無を判定(検出)する方法は、図3に示した方法以外の方法、例えば、画像信号を用いずに直接被写体から反射光を受光する受光素子の出力を用いる方法であってもよい。
ステップ106において、カメラMPU125は、ステップ104で算出した位相差焦点検出の信頼度が合焦可能閾値(第1の信頼度)より高いか否かを判定する。合焦可能閾値は、これよりも高い信頼度であれば、位相差焦点検出により得られたデフォーカス量に基づいて算出された合焦駆動量だけフォーカスレンズ104を駆動すれば少なくとも前述した合焦範囲内の焦点状態が得られる信頼度である。信頼度が合焦可能閾値より高い場合はステップ107に進む。
ステップ107において、カメラMPU125は、ステップ103で算出したデフォーカス量に対応したフォーカスレンズ104の駆動量(位相差合焦駆動量)を算出する。そして、ステップ108において、カメラMPU125は、算出した位相差合焦駆動量だけフォーカスレンズ104を駆動する。
この後、カメラMPU125は、ステップ109にて、撮像素子122の露光を行い、再度、一対の像信号の位相差を求め、該位相差から検出デフォーカス量を求める。そして、本ステップにて、該検出デフォーカス量が合焦範囲内に収まっているか否か、つまりは合焦状態が得られたか否かを判定する。合焦状態が得られた場合は、カメラMPU125は、AF処理を終了する。合焦状態が得られていない場合には、カメラMPU125は、ステップ107に戻る。
なお、ここではステップ108でフォーカスレンズ104を駆動した後にステップ109で合焦状態が得られたかを確認する場合について説明したが、必ずしもこの確認を行う必要はない。例えば、ステップ107で算出された合焦駆動量が所定値より小さい場合には、検出デフォーカス量や合焦駆動量の誤差が小さいとみなして合焦状態の確認を省くことができる。
一方、ステップ106にて位相差焦点検出の信頼度が合焦可能閾値より低いと判定したカメラMPU125は、ステップ110において、ステップ105でフリッカ有りと判定されたか否かを判定する。
フリッカ有りと判定されなかった(フリッカ無しと判定された)場合には、カメラMPU125は、ステップ111に進み、コントラスト評価値のピークが検出されたか否かを判定する。図4(a)は、フリッカが発生していない場合のコントラストAFにおけるフォーカスレンズ104の位置(横軸)とコントラスト評価値(縦軸)との関係とを示す。フォーカスレンズ104がコントラストAF開始位置T1からAFピッチ量だけ駆動されるごとにコントラスト評価値が取得される。ハッチングした丸は、コントラスト評価値のピークが検出されるまでにコントラスト評価値が取得されるフォーカスレンズ104の位置(以下、コントラスト評価値取得位置という)を示す。カメラMPU125は、図4(a)に示すように、フォーカスレンズ104の駆動に伴うコントラスト評価値の変化が増加から減少に切り替わり、所定減少量であるピーク判定閾値以上の減少が生じたか否かを判定する。
ステップ111でピークが検出された場合は、カメラMPU125は、ステップ112において、フォーカスレンズ104をピークが検出されたコントラスト合焦位置に駆動するためのフォーカスレンズ104の駆動量を算出する。そして、カメラMPU125は、ステップ113にてレンズMPU117を通じてフォーカスレンズ104をコントラスト合焦位置に駆動する制御を行い、コントラストAF、さらにはAF処理を終了する。
一方、ステップ111でピークが検出されない場合は、カメラMPU125は、ステップ114に進み、後述する駆動量算出方法によりフォーカスレンズ104の駆動量を算出する。そして、カメラMPU125は、ステップ115にてレンズMPU117を通じてフォーカスレンズ104をステップ114で算出された駆動量だけ駆動する制御を行い、その後、ステップ101に戻る。
ステップ110でフリッカ有りと判定された場合は、カメラMPU125は、コントラスト評価値のピークが検出されたか否かの判定(ステップ111)を行うことなく、ステップ114にて後述する駆動量算出方法でフォーカスレンズ104の駆動量を算出する。そして、カメラMPU125は、ステップ115にてレンズMPU117を通じてフォーカスレンズ104をステップ114で算出された駆動量だけ駆動する制御を行い、その後、ステップ101に戻る。
ここで、フリッカ有りと判定された場合にコントラスト評価値のピークが検出されたか否かの判定を行わない理由について説明する。図4(b)には、フリッカが発生している場合のコントラストAFにおけるフォーカスレンズ104の位置(横軸)とコントラスト評価値(縦軸)との関係とを示す。フォーカスレンズ104がコントラストAF開始位置T1からAFピッチ量だけ駆動されるごとにコントラスト評価値が取得される。ハッチングした丸は、図4(a)にも示したコントラスト評価値取得位置を示す。
一般に、コントラスト評価値は、被写体の明暗差であるコントラストが高いほど大きくなる。また、被写体は高輝度であるほどコントラストが高く、コントラスト評価値も大きくなる。このため、被写体のコントラストや輝度に応じてフォーカスレンズ104の駆動量(ピッチ量)に対するコントラスト評価値の変化量が異なる。
フリッカが発生している場合は画像信号の輝度が周期的に変化するため、フォーカスレンズ104の駆動に伴って得られるコントラスト評価値には、撮像系の焦点状態に対応する本来の評価値成分の変化だけでなく、フリッカによる周期的変化成分も含まれる。このような場合、図4(b)に示すように、真のコントラスト合焦位置T4よりも手前の位置T6において、増加から減少に転じたコントラスト評価値の減少量がピーク判定閾値以上となり、ピークが検出されたと誤判定される。この結果、コントラスト合焦位置として、真のコントラスト合焦位置T4とは異なる偽のコントラスト合焦位置T5が検出される。つまり、フォーカスレンズ104が偽のコントラスト合焦位置T5に駆動されても、撮像系の合焦状態は得られない。
本実施例では、このような偽のコントラスト合焦位置の検出に基づくコントラストAFを回避するために、フリッカが発生している状態ではコントラスト評価値のピーク検出を行わない。つまり、コントラストAFを行わずに、ステップ103での位相差焦点検出により得られた検出デフォーカス量に基づく撮像面位相差AFを行う。撮像面位相差AFでは撮像素子122の1回の露光によって検出デフォーカス量を求めるため、フリッカの影響を受けにくいためである。
次に、ステップ114でのフォーカスレンズ104の駆動量算出(設定)方法について説明する。フリッカが発生している状態ではコントラストAFによるフォーカスレンズ104の駆動は行わないが、本ステップでは前述したフォーカスレンズ104の駆動量としての第1のピッチ量または第2のピッチ量を設定する。
図5には、第1および第2のピッチ量とコントラスト評価値との関係を示している。横軸はフォーカスレンズ104の位置を示し、縦軸はコントラスト評価値を示している。図5において、白丸を結んだグラフは、被写体が高コントラストで高輝度である場合のフォーカスレンズ104の駆動量に対するコントラスト評価値の変化の例を示している。黒丸を結んだグラフは、被写体が低コントラストで低輝度である場合のフォーカスレンズ104の駆動量に対するコントラスト評価値の変化の例を示している。白丸および黒丸は、コントラスト評価値を取得するフォーカスレンズ104の位置を示している。
被写体が高コントラストで高輝度である場合はフォーカスレンズ104の駆動量に対するコントラスト評価値の変化が大きいため、フォーカスレンズ104のAFピッチ量は第1のピッチ量R1より小さい第2のピッチ量R2に設定する。例えば、R2=1/2×R1とする。これにより、高精度にコントラスト評価値がピークとなる位置を検出することができる。
一方、被写体が低コントラストで低輝度である場合は、フォーカスレンズ104の駆動量に対するコントラスト評価値の変化が小さい。このため、フォーカスレンズ104のAFピッチ量を狭い第2のピッチ量R2に設定すると、コントラスト評価値の明確な変化を検出することができない。一般に、コントラスト評価値は、被写体のコントラストに対応するコントラスト成分に加えて、信号のノイズや被写体の状況の変化によるノイズを含んでいる。このため、コントラスト評価値自体が低かったりフォーカスレンズ104の駆動ごとのコントラスト評価値の変化が小さかったりすると、上記ノイズの影響によってコントラスト評価値に被写体のコントラストに対応しない変化が生じるおそれがある。この結果、真のコントラスト合焦位置とは異なる方向にフォーカスレンズ104が駆動されてしまうおそれがある。したがって、被写体が低コントラストで低輝度である場合は、フォーカスレンズ104のAFピッチ量を第1のピッチ量R1として、正しいコントラスト評価値の変化を検出し易くする。
また、本実施例では、カメラMPU125は、被写体が高コントラスト(かつ高輝度)であるか否かの判定を、前述したフリッカ判定のために測定される輝度と同様に、コントラスト評価範囲(およびその近傍)の部分画像信号を用いて行う。具体的には、部分画像信号を取得した部分画像範囲における隣接画素の出力差の和を被写体のコントラストとして計算する。そして、該被写体のコントラストが所定の閾値以上か否かによって被写体が高コントラストか否かを判定し、それぞれAFピッチ量を第2のピッチ量および第1のピッチ量に設定する。
より簡単には、コントラスト評価範囲(およびその近傍)の部分画像信号の最大信号値が所定の閾値以上か否かによって被写体が高コントラストか否かを判定してもよい。さらに、事前にフォーカスレンズ104の位置が異なる複数回の撮像により複数の画像信号(撮像画像)が得られている場合は、それぞれの画像信号での隣接画素の出力差の2乗和が所定の閾値以上か否かによって被写体が高コントラストか否かを判定してもよい。
このようにして、ステップ114では、カメラMPU125は、フォーカスレンズ104の駆動量を第1のピッチ量または第2のピッチ量に設定する。
本実施例によれば、フリッカが発生している状態においてはコントラストAFを行わず、撮像面位相差AFのみを行うことにより、コントラストAFによる合焦状態(コントラス比評価値のピーク)の誤検出を防ぐことができる。これにより、フリッカの影響を低減して高速かつ高精度に合焦状態を得ることができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例1ではフリッカが発生している場合はコントラストAFを行わないこととした。これに対して、本実施例ではフリッカが発生している場合でも所定の条件(後述する合焦近傍状態であること、位相差焦点検出の信頼度が低いこと又は検出デフォーカス量が小さいこと)を満たすときはコントラストAFを行う。
本実施例におけるカメラ本体および交換レンズユニットの構成は実施例1と同じであり、実施例1と共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。カメラMPU125が行うAF処理について説明する。図6は、AF処理の内容を示すフローチャートである。コンピュータであるカメラMPU125は、コンピュータプログラムであるフォーカス制御プログラムに従って本処理を実行する。また、カメラMPU125は、フリッカ検出手段、信頼度取得手段および制御手段として機能する。図6において、「S」はステップの略である。
ステップ201〜210までの処理は、実施例1(図1)におけるステップ101〜110の処理と同じであるため、その説明を省略する。
カメラMPU125は、カメラステップ210において、ステップ205でフリッカ有りと判定されたか否かを判定する。フリッカ有りと判定されなかった(フリッカ無しと判定された)場合には、カメラMPU125は、ステップ211に進み、実施例1のステップ111と同様に、コントラスト評価値のピークが検出されたか否かを判定する。
一方、ステップ210においてフリッカ有りと判定された場合は、カメラMPU125は、ステップ214に進み、コントラスト評価値を用いて、現在の焦点状態が合焦状態の近傍の状態(以下、合焦近傍状態という)か否かを判定する。カメラMPU125は、合焦近傍状態か否かの判定を、図7のフローチャートに示す処理により算出される合焦度(以下、PLという)を用いて行う。
図7において、ステップS501では、カメラMPU125は、コントラスト評価領域内の部分画像信号における輝度の最大値と最小値の差分(以下、MMPという)を取得する。このMMPを用いることで、合焦状態でなくてもコントラスト評価範囲内の被写体のコントラストをある程度推定することができる。
ステップS502では、カメラMPU125は、コントラスト評価値(以下、EVAともいう)を取得する。EVAは合焦状態に近づくほど大きくなる。そして、ステップ503では、カメラMPU125は、MMPとEVAとを用いて、以下の式によりPLを算出する。
PL(%)=(EVA/MMP)×100
PLは、被写体のコントラストに対する現在のコントラスト評価値の比率(%)を示す。このため、PLの大きさによって被写体像のぼけの度合い、言い換えれば被写体に対する撮像系の合焦度を求めることができる。そして、カメラMPU125は、合焦度が所定の閾値以上である場合に合焦近傍状態と判定する。
これとは異なる方法として、所定時間内におけるフォーカスレンズ104の所定の駆動量(AFピッチ量)に対するコントラスト評価値の増加量を評価値増加率(変化率)として算出し、該評価値増加率が所定の閾値以上である場合に合焦近傍状態と判定してもよい。
ステップ214で合焦近傍状態と判定したカメラMPU125は、ステップ211に進み、コントラスト評価値のピークが検出されたか否かを判定する。一般に、合焦状態に近くなるにつれてコントラスト評価値の変化が大きくなるため、フリッカによる輝度変化の影響でコントラスト評価値に変動があってもピークの誤検出が生じ難くなる。このため、本実施例では、合焦近傍状態と判定された場合はピークの検出を行うこととにしている。ステップ211においてピークが検出された場合は、カメラMPU125は、ステップ212およびステップ213に進む。ステップ212およびステップ213の処理は、実施例1のステップ112およびステップ113の処理と同じであるので、その説明は省略する。
一方、ステップ214で合焦近傍状態ではないと判定したカメラMPU125は、ステップ215に進む。ステップ215では、カメラMPU125は、ステップ204で得られた位相差焦点検出の信頼度が所定信頼度としてのデフォーカス使用可能閾値(第2の信頼度)より高いかどうか否かを判定する。デフォーカス使用可能閾値は、これよりも信頼度が高ければ、最終的な合焦状態はコントラストAFによって得ることを前提として、位相差焦点検出による検出デフォーカス量を補助的に使用することを許容できる信頼度である。このデフォーカス使用可能閾値は、実施例1のステップ106で説明した合焦可能閾値(本実施例ではステップ206で用いる)よりも低い信頼度である。
ステップ215で信頼度がデフォーカス使用可能閾値より低いと場合は、カメラMPU125は、ステップ211に進み、コントラスト評価値のピークが検出されたか否かを判定する。これは、位相差焦点検出の信頼度が低い場合は合焦状態の近くかどうかを判定できないので、コントラスト評価値のピーク検出を行い、合焦不能となることを可能な限り回避するためである。
ステップ215で信頼度がデフォーカス使用可能閾値より高い場合は、カメラMPU125は、ステップ216に進み、ステップ203で得られた検出デフォーカス量が所定デフォーカス量以上(又は所定デフォーカス量より大きい)か否かを判定する。検出デフォーカス量が所定デフォーカス量より小さい場合は、カメラMPU125は、ステップ211に進み、コントラスト評価値のピークが検出されたか否かを判定する。これは、検出デフォーカス量が小さい状態は合焦状態に近いと判定できるため、ピーク検出を行っても問題がないためである。
ステップ216で検出デフォーカス量が所定デフォーカス量以上である場合は、カメラMPU125は、ステップ211でコントラスト評価値のピークが検出されたか否かの判断は行うことなく、ステップ217に進む。
ステップ217では、カメラMPU125は、ステップ203で得られた検出デフォーカス量に対応したフォーカスレンズ104の位相差合焦駆動量を算出する。そして、カメラMPU125は、該位相差合焦駆動量よりも所定駆動量少ない駆動量を算出する。この所定駆動量は、次回以降のルーチンで行われることになるコントラスト焦点検出においてフォーカスレンズ104を駆動しながらコントラスト評価値のピークまで取得するのに十分手前にフォーカスレンズ104が位置するように設定される。カメラMPU125は、所定駆動量を、デフォーカス量が大きいほど大きくなるように変更してもよい。
そして、次のステップ218において、カメラMPU125は、ステップ217で算出した駆動量だけフォーカスレンズ104を駆動するよう制御する。この後、カメラMPU125は、ステップ101に戻る。
なお、本実施例において、フリッカが発生している状態でも所定の条件を満たすことでコントラスト評価値のピーク検出(ステップ211)を行うようにしたが、この際、ピーク判定閾値を、フリッカが発生していない場合よりも大きくすることが望ましい。これにより、フリッカの影響でコントラスト評価値の変動があっても、誤ったピーク検出を回避することが可能である。このことについて図8を用いて説明する。
図8には、フリッカが発生している場合のコントラストAFにおけるフォーカスレンズ104の位置(横軸)とコントラスト評価値(縦軸)との関係とを示しており、図4(b)に比べてピーク判定閾値を大きくしている。フォーカスレンズ104がコントラストAF開始位置T1からAFピッチ量だけ駆動されるごとにコントラスト評価値が取得される。ハッチングした丸はコントラスト評価値取得位置を示す。
図8でも、図4(b)と同様に、真のコントラスト合焦位置T4よりも手前の位置T6で、それまで増加していたコントラスト評価値が減少に転じているが、その減少量はピーク判定閾値より小さい。このため、フォーカスレンズ104の駆動が継続され、真のコントラスト合焦位置T4を越えた位置T7にてピーク判定閾値以上のコントラスト評価値の減少が生じるため、該コントラスト評価値のピークが検出される。これにより、フリッカの影響による誤ったピーク検出を回避することができる。
また、フリッカが発生している場合に、位相差焦点検出の信頼度に関する閾値をフリッカが発生していない場合とは変更してもよい。このことについて、図9を用いて説明する。図9(a)には、フリッカが発生していない場合における位相差焦点検出の信頼度に関する閾値である合焦可能閾値およびデフォーカス使用可能閾値を示している。図9(b)には、フリッカが発生している場合における合焦可能閾値およびデフォーカス使用可能閾値を示している。フリッカが発生している場合はコントラストAFによって正しい合焦状態が得られない可能性が高い。このため、図9(b)に示すように合焦可能閾値およびデフォーカス使用可能閾値をそれぞれ、図9(a)に示すフリッカが発生していない場合よりも低く設定することで、撮像面位相差AFが行われ易くすることができる。
本実施例によれば、フリッカが発生している場合においてそのときの焦点状態、位相差焦点検出の信頼度およびデフォーカス量に関する所定の条件を満たすときに限りコントラストAFを行い、それ以外の場合は撮像面位相差AFを行う。合焦近傍状態ではないときにコントラストAFを行わないことで、フリッカの影響による合焦状態(コントラスト評価値のピーク)の誤検出を防止することができる。また、位相差焦点検出の信頼度がデフォーカス使用可能閾値より低い場合はコントラストAFを行うことで、合焦不能となるのを回避することができる。さらに、デフォーカス量が所定デフォーカス量より小さい場合はコントラストAFを許容することで、高速で合焦状態を得ることができる。以上により、精度と速度を両立したAF処理を行うことができる。
なお、上記実施例では、被写体を照らす光源のフリッカを原因とした被写体の周期的な輝度変化を検出する場合について説明したが、それ以外の原因で被写体に周期的な輝度変化が生じている場合に上記実施例で説明したAF処理を適用してもよい。
また、上記実施例では、フォーカス素子としてのフォーカスレンズ104を光軸方向に駆動して焦点調節を行う場合について説明したが、撮像素子122をフォーカス素子として光軸方向に駆動する(移動させる)ことで焦点調節を行ってもよい。
また、上記実施例では、レンズ交換タイプのカメラ本体(撮像素子を有する光学機器)120に設けられたカメラMPU125が位相差およびコントラストAFを行う場合について説明した。しかし、光学系を有する光学機器としての交換レンズユニット100に、位相差およびコントラストAFを行うための第1および第2の焦点検出手段、輝度変化検出手段、信頼度取得手段および制御手段を設けてもよい。また、レンズ一体型のカメラ(光学系および撮像素子を有する光学機器)に、第1および第2の焦点検出手段、輝度変化検出手段、信頼度取得手段および制御手段を設けてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 撮像光学系
122 撮像素子
125 カメラMPU
129 撮像面位相差焦点検出部
130 コントラスト焦点検出部

Claims (11)

  1. 光学系により形成された被写体像を撮像素子により光電変換する撮像系において移動可能なフォーカス素子の駆動を制御するフォーカス制御装置であって、
    前記撮像素子の出力を用いて生成された一対の像信号の位相差から前記撮像系のデフォーカス量を算出する位相差焦点検出を行う第1の焦点検出手段と、
    前記フォーカス素子の駆動に伴い、前記撮像素子の出力を用いて前記被写体像のコントラストに対応するコントラスト評価値を生成する第2の焦点検出手段と、
    被写体の周期的な輝度変化を検出する輝度変化検出手段と、
    前記デフォーカス量に基づいて前記フォーカス素子の駆動を制御する位相差フォーカス制御および前記コントラスト評価値を用いて前記フォーカス素子の駆動を制御するコントラストフォーカス制御を行う制御手段とを有し、
    該制御手段は、前記輝度変化が検出された場合は、
    前記コントラストフォーカス制御を行わずに前記位相差フォーカス制御を行う、または、
    前記撮像系の焦点状態、前記位相差焦点検出の信頼度および前記デフォーカス量のうち少なくとも1つに関する所定の条件を満たすときに前記コントラストフォーカス制御を行い、該条件を満たさないときは前記位相差フォーカス制御を行うことを特徴とするフォーカス制御装置。
  2. 前記所定の条件は、前記撮像系の焦点状態が所定の合焦近傍状態にあることであることを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記撮像系が前記合焦近傍状態にあるか否かを、前記撮像素子の出力から生成された画像信号の最大値と最小値の差分と前記コントラスト評価値との比率または前記フォーカス素子の駆動に伴う前記コントラスト評価値の変化率を用いて判定することを特徴とする請求項2に記載のフォーカス制御装置。
  4. 前記所定の条件は、前記信頼度が所定信頼度より低いことであることを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記輝度変化が検出された場合に前記所定信頼度を前記輝度変化が検出されていない場合よりも低くすることを特徴とする請求項4に記載のフォーカス制御装置。
  6. 前記所定の条件は、前記デフォーカス量が所定デフォーカス量より大きいことであることを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記フォーカス素子の駆動に伴う前記コントラスト評価値の変化が増加から減少に転じ、該減少の量が所定減少量より大きいことによって前記コントラスト評価値のピークを検出し、
    前記所定の条件を満たすときに行う前記コントラストフォーカス制御において、前記輝度変化が検出された場合に前記所定減少量を前記輝度変化が検出されていない場合よりも大きくすることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のフォーカス制御装置。
  8. 前記輝度変化検出手段は、前記撮像素子からの出力を用いて生成された画像信号から前記輝度変化を検出することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のフォーカス制御装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のフォーカス制御装置と、
    前記光学系および前記撮像素子のうち少なくとも一方とを有することを特徴とする光学機器。
  10. 光学系により形成された被写体像を撮像素子により光電変換する撮像系において移動可能なフォーカス素子の駆動を制御するフォーカス制御方法であって、
    前記撮像素子の出力を用いて生成された一対の像信号の位相差から前記撮像系のデフォーカス量を算出する位相差焦点検出を行うステップと、
    前記フォーカス素子の駆動に伴い、前記撮像素子の出力を用いて前記被写体像のコントラストに対応するコントラスト評価値を生成するステップと、
    被写体の周期的な輝度変化を検出するステップと、
    前記デフォーカス量に基づいて前記フォーカス素子の駆動を制御する位相差フォーカス制御および前記コントラスト評価値を用いて前記フォーカス素子の駆動を制御するコントラストフォーカス制御を行う制御ステップとを有し、
    該制御ステップにおいて、前記輝度変化が検出された場合は、
    前記コントラストフォーカス制御を行わずに前記位相差フォーカス制御を行う、または、
    前記撮像系の焦点状態、前記位相差焦点検出の信頼度および前記デフォーカス量のうち少なくとも1つに関する所定の条件を満たすときに前記コントラストフォーカス制御を行い、該条件を満たさないときは前記位相差フォーカス制御を行うことを特徴とするフォーカス制御方法。
  11. 光学機器のコンピュータに、光学系により形成された被写体像を撮像素子により光電変換する撮像系において移動可能なフォーカス素子の駆動を制御させるコンピュータプログラムとしてのフォーカス制御プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記撮像素子の出力を用いて生成された一対の像信号の位相差から前記撮像系のデフォーカス量を算出する位相差焦点検出を行わせ、
    前記フォーカス素子の駆動に伴い、前記撮像素子の出力を用いて前記被写体像のコントラストに対応するコントラスト評価値を生成させ、
    被写体の周期的な輝度変化を検出させ、
    前記デフォーカス量に基づいて前記フォーカス素子の駆動を制御する位相差フォーカス制御および前記コントラスト評価値を用いて前記フォーカス素子の駆動を制御するコントラストフォーカス制御を行う制御処理を行わせ、
    前記輝度変化が検出された場合は、前記制御処理において、前記コンピュータに、
    前記コントラストフォーカス制御を行わずに前記位相差フォーカス制御を行わせる、または、
    前記撮像系の焦点状態、前記位相差焦点検出の信頼度および前記デフォーカス量のうち少なくとも1つに関する所定の条件を満たすときに前記コントラストフォーカス制御を行わせ、該条件を満たさないときは前記位相差フォーカス制御を行わせることを特徴とするフォーカス制御プログラム。
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